ここは、ついさっきまで道と空き地だった。バリではスコールの後、よくこんな風景に出くわす。「ごめんごめん、出先で雨に降られちゃって…。」とは、言い訳の基本形だが、電話やFAXが無かった頃のウブドでは、じゅうぶんこれで成立した。雨は、すっぽかしたい約束やさぼりたい仕事の救世主だった。私は、のんびりと雨宿りするバリの時間が大好きだ。
 ところが、日本に帰ってくると、学生までが携帯電話やポケベルを持ち歩いてる。どんどん言い訳がしにくくなるのに…。
 ウブドもだんだん便利になって少しづつ言い訳が出来なくなってきた。 果たして文明の力は、本当に私達を豊かにしているのか…。
Contents of vol.14
●Kabar Baru Berita Lama
 トランプ詐欺/UBUDで被害者!
●バリの舞踏
 Nandir
●Lancong Lancong Bali/1
 ランチョン ランチョンバリ/1
●Belajar Tari & Gamelan -11-
 バリと私の赤い糸
●Enak・Enak・Ubud / 9
 全公開!ラワールのすべて
●Culture Shock
 オダラン初体験
●UBUDよろず百科
 野焼き
●Bagaimana Caranya?【5】
 民族芸能カセットの選び方
●BUKU-BUKU 紹介
 バリ島楽園紀行
●Dari Jepang
 バダからの便り
●Toko BEST店
 Puspita
●Warung 味な店
 Tutmak
●Pondok Manis 私の常宿
 ホワイト・ハウス
●Pesan & Kesan
 旅人一声
●Berita Terbaru
 その他のニュース
 うぶッな人々
 スタジオ一覧
●Pengumumaan
 伝言板
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