須田国太郎展ー没後50年に顧みる 葉山芸術祭実行委員会
【すだくにたろうてん】 実行委員会主催イベント 実行委員会主催イベント
光と影の生命

洋画家須田国太郎(1891-1961)が生まれて120年、亡くなって50年が経ちました。今まで須田国太郎の芸術は、高い評価を得てきましたが、東日本大震災や、原発問題に端を発した不安定な政治的情勢や、経済的な行き詰まりのなかにあって、自然や人間の本質を真摯に追求した須田国太郎の絵画は、ますます多くの人々の心にしみわたり、ときに安らぎを与え、いよいよその芸術的な価値が増していくように 思われます。

須田国太郎は、京都大学で美学・美術史を学び、並行して関西美術院でデッサンを学びました。その後、スペインに留学し、ヴェネツィア派の色彩理論や、バロック絵画の明暗法を研究しています。同時にまた、ヨーロッパ各地を訪ね歩き、西洋絵画の底に流れるレアリスムの表現の探究に努め、さらに、最新の芸術思潮を吸収することにも積極的でした。
帰国後は、西洋絵画を基礎にしながら、日本独自の油彩画を生み出そうと努力を重ね、その成果は独立美術協会展を中心に発表されていきました。そこには、ひとりの画家の創作活動に対する厳しい態度が認められ、ひるむことのない孤高の軌跡を見 出すことができるでしょう。困難な時期にあって、須田国太郎の強靭な精神にあふれたその芸術に接することで、新たなる生きる力を得ることを願っております。

このたびの展覧会は、神奈川、茨城、石川、鳥取、京都、島根と巡回する回顧展となります。1932年に東京銀座の資生堂画廊で開催された第一回個展出品作や独立美術協会展出品作などを中心に、須田国太郎の風景や草花、鳥や動物などを描いた主要作品約130点で構成して、独特の深遠な境地に到達した須田国太郎の世界を回顧しようとするものです。

特別協力:京都国立近代美術館
開館時間:午前9時30分-午後5時(入館は午後4時30分まで) 休館日・4月30日
観覧料:一般 1,000円(団体 900円)/ 20歳未満・学生 850円(団体 750円)/ 65歳以上 500円*中学生以下、障害者手帳をお持ちの方は無料。5月6日は、18歳未満のお子様連れのご家族は優待料金(65歳以上の方を除く)でご観覧いただけます。
5月18日(金)の「国際博物館の日」は、神奈川県立近代美術館で開催中の3つの展覧会を無料でご観覧いただけます。

*画像は須田国太郎《犬》1950年 東京国立近代美術館
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