東北関東大震災のためのアート活動 葉山芸術祭実行委員会
【だいしんさい】 実行委員会より 実行委員会より
 皆様は震災に対し、今回も様々な義援活動に参加されている事と思います。私たちらしい活動として、葉山芸術祭では野外展示で、全国的には“おやこの日”で親しまれている写真家、ブルース・オズボーンさんの娘さん・二人が始めた活動をご紹介します。

 ニューヨーク在住のミカ・オズボーンとユラ・オズボーンが、東北関東大震災の被災者への基金集めの為に、アーティストに呼びかけてチャリティーアートショーを企画しました。テーマはlove, hope and happinessです。

日時:4月8日〜10日
場所:River's Gallery ( http://inrivers.tumblr.com/ )
宛先:Yura Osborn & Orla Campbell  143 Division Street, Apt 1 New York, NY 10002
問い合わせ:sendlovejapan@gmail.com (日本語可)
※作品は4月4日必着。全ての作品は$20.00で販売します。
※作品のサイズは5×8インチ。重さは31bs.以下。壁に展示出来るもの。
※出展は一人5点以下。
※募金先は検討中ですが近日決定してサイトにアップします。
※本人の名前とアドレスを忘れずに明記してください。
詳細はこちら→ http://www.facebook.com/...


 さて話は変わります。

 現在の葉山芸術祭の原型は第3回でした。現実行委員たちが主催、今ではおなじみの作家達が参加し始めた年です。95年、阪神大震災の年です。「ボランティア」、「つながり」、「コミュニティ」が切実な言葉として受け止められる中、私たちは葉山芸術祭の初めての制作に携わり、ワープロ(当時まだ!)の前にへばりついていました。ですから当然、葉山芸術祭にはそうした言葉が、主旨やシステムに組み込まれています。
 今年から来年と葉山芸術祭は大きく変化することになる。実行委員達は、そう考えて準備を続けていました。その時にさらに大きな震災が私たちを襲うとは。主催者の想いに過ぎません。大災害と祭を関連づけすぎるのは適切ではないかもしれませんけれど。

 県立近代美術館・葉山との公開ミーティングで、「(違いを)溶かす」という言葉が「つながり」と共に提示され、以降その言葉を頼りに、大きく立場の違う美術館との協働作業を進めています。
 公務員と民間人、葉山、逗子あるいは横須賀、生活芸術とファインアート。互いに大きな違いがあります。しかし大変化の時には、その違いを「溶かして」取り組むことにより、次の時代が開けてゆくものです。祭にたとえると同じ御輿をかつぐということです。葉山芸術祭および各地のアートイベントにとって、御輿は、私たちの文化(それ自体)です。

 次第に復興が始まり、日本では次の時代が立ち上がってゆくでしょう。今年の葉山芸術祭では違いを乗り越える試み(萌芽)が散見されますが、その芽が育ち、ささやかですが日本のお役に立つ日がくればと願っています。

 震災に対応して参加企画を再検討されている方もおられると思います。芸術祭主催者である我々も同様です。芸術祭でのキーワードの使い方としては異例な情報とメッセージですが、異例な事態なのでお許し下さい。(実行委員・朝山)
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