葉山コンパウンド・ハウジング 葉山芸術祭実行委員会
【こんぱうんど】 実行委員会より 実行委員会より


●パネル展示 11:00〜16:00
●説明会 13:00〜14:00

開発と景観変化
開発企業と地域住民の想い
「是か非か」論を超えるために

従来、一定の規模を持った宅地開発(マンション含む)では、近隣住民のコンセンサスを得られない場合が多々あることから、開発業者と住 民は対立的な関係の中で問題を処理してきまし た。ごく簡単に言えば、「是か非か」のみで語られてきたのが、「景観保護・自然保護」と「開発」の関係でした。ここにご紹介する「葉山コンパ ウンド・ハウジング」プロジェクトは、そのよ うな従来からの対立構造を乗り越え、土地所有 者と住民がプロジェクトの企画・設計を任され た建築事務所を通してともに知恵と力を出し合 うことで、互いのコンセンサスとパートナーシッ プを損なうことなく完成に至った希有な開発例と言えます。 開発企業が「命題」にせざるを得ない「商品としての住宅価値」と「経済効率」は、時とし て地域環境と景観を大きく変えるものとなります。緑地を犠牲にすることの多い宅地細分化一辺倒の開発は、その代表例でしょう。地域住民 の目には、それが環境破壊・自然破壊に映るこ とから「企業エゴ」の所業としてやり場のない感情を抱きます。そして企業側は、開発反対の 声を上げる住民を正当な経済活動を阻む「住民 エゴ」として見ることになります。こうして「企 業」対「地域住民」の対立構造が作り上げられてきました。「旧音羽楼跡地」売却当初、実は開発事業者と住民との関係は、やはりこうした対立の構図の 中にあったのです。では、なぜ「葉山コンパウ ンド・ハウジング」プロジェクトが、ありがちな対立構造を回避できたのか。開発者(土地所有者・建築事務所)と地域住民の双方が納得を勝ち得ながら完成までにいたったのはなぜなのか。

 ご紹介するのは、土地所有者とと地域住民が手を取り合いながら計画を組み上げた協働の記録です。明日の葉山の「景観を守る」こと「宅地開発」の関係を考える、良きケーススタディーとなることを祈っています。ぜひ現地 へ赴き、パネル展示によるその「記録」をご高覧ください。


企画; (有)コミュニティー・ハウジング
協力:葉山環境デザイン集団、葉山芸術祭実行委員会、森山神社氏子会
工事記録:ポトマック株式会社

設計
意匠:(有)コミュニティー・ハウジング
構造:(株)増田建築構造事務所
設備・電気:(株)K&K クリエイツ建築研究所
ランドスケープ:(株)ソシオトープ

施工
開発・建築・ランドスケープ:(株)技覚
設備:(株)藤森工業
電気:(株)ウラデン
道路:(株)門倉組
測量・町道寄付登記申請:(有)ポラリス
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