ウバユリ・宇梶静江のお話とアイヌ刺繍ワークショップ mico
【うばゆり・うかじしずえのおはなしとあいぬししゅうのわーくしょっぷ】 参加企画の付随情報 参加企画の付随情報
●アイヌと植物のお話+アイヌ刺繍ワークショップ

お話/宇梶静江 刺繍指導/浦川真喜子


【ウバユリ】

蝉が鳴き始める七月ごろは、アイヌにとって大切な保存食になるウバユリ(トゥレップ)が育つ頃で、みんなで山に採りに行きました。ウバユリの花が咲いてしまうと、根がやせ細ってしまうので、花が咲く前に採りにに行くのです。
 子どもたちが生えているウバユリを全部根こそぎ採ろうとすると、「そんなことをすると、来年はトゥレップが逃げてしまうよ。」と教えられる。だから、かならず来年の分は残しておきました。
ーーーーセミ神さまのお告げ/福音館書店より抜粋


【宇梶静江プロフィール】


1933年北海道浦河郡生まれ
20代で上京、働きながら苦学、その後2児の母となる。次々と上京して来る同胞の面倒を見ながら、1972年、朝日新聞投書欄に「ウタリ(同胞)よ。手をつなごう」と呼びかける。同様にアイヌであることを伏せて暮らす同胞の反感も呼び、苦悩の日々の始まりでもあった。
小さいころから絵が好きで、大人になってからは作詞や演劇に没頭、しかし本当に絵の制作に時間がさけるようになったのは60歳すぎてから。アイヌの刺繍を生かした古布絵を生み出してからはアイヌであることの喜びを深く実感して、心が開放されていった。ただの一度も自ら戦争をしかけたことのない民族としての誇り、自然を崇めるアイヌの豊かな文化を、若いアイヌ世代に伝えたいと、一針一針、願いを込めて制作を続けている。


絵本にアイヌ神謡集(カムイユカラ)からの再話による「シマフクロウとサケ」、「セミ神さまのお告げ」、「トーキナ・ト/ふくろうかみのいもうとのはなし」ー福音館書店刊
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