葉山芸術祭:自然と人のつながり・余地

自然と人のつながり・余地

葉山芸術祭実行委員会

【よち】

芸術祭主催イベント

第16回葉山芸術祭主催企画・町とアートの可能性
「自然と人のつながり・余地」
■4月26日（土）〜５月11日（日）
＊各企画によって会期は異なります。
■会場：葉山町堀内・LAH LANDの外壁／葉山町一色・主馬寮跡地・音羽楼跡地・旧中西進別荘／横須賀市秋谷5330（住宅）　

■主催：葉山芸術祭実行委員会／企画・制作：平井壮輔（グラフィックデザイン）、朝山正和（葉山芸術祭実行委員・建築家）／協力：葉山町内外の展示会場提供のみなさま

　『余地』は身近な「あき地」のことであり、『余地』は私たちの気持ちの「余裕」を保証しています。

　住宅群、マンションで埋まってきた地域ですが、それでも町内の「あき地」や、こみちのわきの小さな草地には、里山、浜辺と同質の、野生の多様な自然が入りこんでいます。家の中にいても「あき地」にくる野鳥の声に励まされたりします。

　「あき地」に限らず、里山と畑、地区ごとの浜と漁場、こみち、古い住宅とペンキ塗の壁。前の時代の名残。そうした地域が保持する『余地』をこの主催企画や葉山芸術祭を巡る散策を通じて、みなさんに再発見していただきたいのです。
　そして現在、『余地』が厳しい変化にあっていることを確認ください。『余地』のない環境からは創造的な文化は育ちません。『余地』は、文化や産業の保護・育成のためにも重要なことなのでは？　と思えてなりません。

　地域に住い、かつ自然との関わりが作品の重要なファクターである参加作家たちの表現を通して、町とアートの可能性を探る場作り・メディアの試み・探求、それらを通じたコミュニティの再創造を葉山芸術祭は提案しています。

■企画内容：参加作家による作品展、野外展示、ワークショップ＊詳細はそれぞれのデータをご覧ください。　
「葉山芸術祭」ポスター
＊葉山町内外に掲示。　4.19森山神社・雑木囃子・LIVEを始め、随時各所で販売。

■主催企画参加作家：飯田三代（イイダミヨ）、シキヤヒデモリ、佐藤正治（さとうしょうじ）、仁礼博（ニレイ・ヒロシ）Bruce Osborn（ブルース・オズボーン）、宮司信吾（みやじしんご）、矢谷左知子（やたにさちこ）＊五十音順