葉山芸術祭:出店者ご紹介５

出店者ご紹介５

海辺の本市

参加企画の付随情報

あと10日…。どんどん出店者を紹介していきましょう！

５店目は「海小屋」。こちらも海辺の本市常連のお店です。

店主は鎌倉歴史ガイドもされている方で、歴史関係をはじめ、蔵書はかなり膨大な様子。。。
現在、本の山をくずしている途中だそう。今回はなるべく”身近な本”を持っていきたいとのことです。

そんなわけでおすすめ本の紹介をお願いしたところ「とりあえず自分の著作を」と、送ってくれました。
そう、店主は、鎌倉や湘南に関する本を出している作家でもあるのです。

３冊ご紹介しましょう。

１.『高浜虚子と鎌倉』
明治43年以来、亡くなるまでの約50年を鎌倉由比ガ浜で暮らした高浜虚子の俳句とゆかりの地を紹介した文学＆ガイド本。
葉山から、ちょっと鎌倉に立ち寄ってみるか…となりそうな、鎌倉の魅力がたっぷり詰まった一冊です。

２.『海辺の憩い』

３.『鎌倉別荘物語』（写真）
以上２冊は別荘地として発展した鎌倉や湘南の各地域について、その歴史から所有者、建物の概要に至るまで丹念な調査をして生まれた労作。読み物としても楽しめますが、研究書としても貴重なものといえるでしょう。

…とはいえ、惜しいことに『鎌倉別荘物語』はほぼ完売状態。今回はなんと「売れない本コーナー」に、手元に残っている稀少な２冊を提供してくるとのことです。

この機会にぜひ手に取って、そして直接、著者（店主）にも話かけてみてください。本には載っていない鎌倉や葉山、湘南のエピソードも聞けるかも？