出店者ご紹介3 海辺の本市
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引き続き、出店者のご紹介です。

「書物屋さかほがひ」。

なんともそそられる屋号の店主さんのおすすめ本5冊はーー


まずは
『NEW YORK EARL CARROLL THEATRE』1925年
『SHUBERT THATRE WINTER GARDEN』1925年(写真)

いずれもニューヨークの劇場のカタログです。
アール・キャロル・シアターは1922年の設立からわずか十数年で幕を閉じた伝説の劇場。いっぽうのシューベルトシアターは1913年の創業。今なお健在。趣ある建物は、ブロードウェイ好きにはおなじみですね。


『SEEING SAN FRANCISCO IN PARLOR CARS』1925年
『NEW ORLEANS YELLOW CAB TOUR』1925年

以上2冊は旅行カタログ。特別客車で観光したツアーのようです。


『SEATING LIST PRINCE AND PRINCESS ASAKA』1925年

東京都庭園美術館でもおなじみ、朝香宮の晩餐会テーブルリストです。年代的にこの晩餐会が開かれたのは別の場所のようですが。。。


これらの本、いずれも1925年のものというのが面白いですね。

1925年というと、たとえば映画なら「戦艦ポチョムキン」やチャプリンの「黄金狂時代」がつくられた年。文学なら、有名どころではフィッツジェラルドの『グレート・ギャッビー』。また日本では江戸川乱歩が『人間椅子』を書いています。
調べてみるとナチ再建やムッソリーニの独裁宣言などもこの年。

”古きよき時代”ながら、何やら怪しい雲行きも感じられる。
どこか頽廃的な空気も流れる年代だったのでしょうか。
そういえば、「書物屋さかほがひ」という屋号からもそんな雰囲気が漂ってきますよね。
コメント
15/4/30 海辺の本市宣伝担当
趣のある店名ですね〜。
「さかほがひ」 は「酒祝ひ」酒宴をして祝うことという意味らしく、上田敏の詩集のタイトルでもあるそうです。うーむなかなか・・・。一筋縄ではいかないようなラインナップに古本マニアの血が騒ぎます(笑)絶対売れない本コーナーへの出品を是非!どんな本を出されるのか、興味深々です!でも、この店名、打上メインの当古本市にはぴったりじゃん!
海辺の本市
上田敏ですか〜。。
どっちかというと吉井勇を思い出しましたー。酒と情事に溺れた歌集。。。
あー、もうこれ以上はやめましょう!
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