葉山芸術祭:天空洞の日記

天空洞の日記

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2005年 5月

2005.5.8 [日]　ちょっとまじめな補足

自分のカラダの状態を知ろう！と、
チャート形式でみていきましたが、もちろんあれはひとつの目安で、
実際には何が足りなくて、何が多すぎて、それがどの臓腑に影響しているのか、
などと複雑に絡み合っています。

私たちも、問診のひとつであるあのチャートのようなものだけでなく、
脈の強弱、深さ、部位、舌の色、大きさ、お腹の状態、
他にも声色、顔色、髪質、臭い、皮膚、歩きかた、などなど。
すべてを統合して診ていきます。

中医学では、これを「四診合参」といって、
それぞれ「望診」「聞診」「問診」「切診」にわけられて、
複合的に総合的にカラダをとらえていきます。
そして、そのカラダがどうなってるのか、
どうしてなのか、どうすればいいのか、と決めていくのです。

なので。
気のめぐりが悪いひとつにしても、
気が足りなくてめぐりが悪いのか、気が多すぎてめぐりが悪いのか。
それによって「どうするのか」の部分（治療）はだいぶ変わってくるわけです。

食養生の範囲では、どれにもあてはまるようだったら
そのなかの「食べたいもの食べとこう！」で充分おっけいです。

それでも不安があったらいつでもご連絡ください。

2005.5.4 [水]　

なんとか産まれずに迎えることができた２回目のワーク。
今回は男性３名、女性５名の参加となりました。

何度か治療にもお越しいただいている方にもご参加いただき、
ご自身は実際の鍼の治療をうけて「治癒力」を実感しながらも、
中医学の全体像を改めて知っていただくことで、
さらにご家族のケアにも取り入れていただけると楽しいかな、
と考えてみました。

トニヨガも、ヨガ入門編としてお役にたてて光栄です。
ちょっとしたヨガも、瞑想も、自分を見つめる時間が
少しでも持てるようになることがセルフケアにつながると
思います。
そして、自分に合った食事を、おいしく楽しく食べれたら
自分も楽しい！家族も楽しい！自然にも優しい！
芸術祭巡りが楽しい！
葉山の夏がもっともっと楽しい！
と思えるようにこれからもお手伝いをしていきたいと思います。

また、せっかくご連絡いただきましたのに、
定員となりご参加いただけなかった皆様にはたいへん
申し訳ございませんでした。
芸術祭はもちろん、なんらかのかたちで同じような場を
もうけてみたいと野望!?も抱いております。（笑

メールなどでもご質問等、お受けいたしますので
どうぞお気楽に？お気軽にご連絡ください。

最後になりましたが、ご参加の皆様はもちろん
芸術祭実行委員の皆様、本当にありがとうございました。

不慣れなワークでお恥ずかしい限りでしたが、皆さんと
気持ちのよい時間が持てて楽しかったです。

2005.5.1 [日]　

食養生についてお話をさせていただく者が、
なんといっても臨月なため、
今回の芸術祭に関しては「ぜひご参加ください！」なんて
お願いも宣伝もロクにしないまま迎えたワークの初日でしたが、
５名の女性の方にご参加いただきました。

食事に関わるお仕事の方にもご参加いただき、
少人数でのディスカッションしながらのワークとなり、
私たちも勉強になるような楽しい講座になりました。

中医学理論は哲学の要素が強いので、勉強しようとしても
なかなか理解しにくいものだったりしますが、
自分のカラダを把握して、食事から考えていくと、
意外にもプラス思考な理論なので、その楽しさを知って
いただければ生活に取り入れやすいものだと思います。

トニヨガもまだまだ駆け出しですが、お世辞にも継続を！なんて
おっしゃっていただき、緊張感を残しながらも
ちょっとばかりキモチヨクなってます。