実行委員 飯塚(e.z)の日記 実行委員 飯塚(e.z)の空間へ
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2006.5.16 [火] ただいま編集中

今年の芸術祭ではオープンハウスを中心に、その様子をビデオ撮りしてみた。カメラはぬほりんに回してもらった(ぬほりん、協力をありがとう!)。芸術祭の記録として、またそれぞれのオープンハウスの様子をウェッブで動画配信してみようという、今年初めての試みなのである。



と言っても、100近くの催しすべてをまわることは、すでに不可能。なので、今回は葉山内を中心にせざるを得なかったが....。



また、撮影の趣旨としては、企画参加者の作品紹介というよりは、主催者のパーソナリティーや会場(自宅)のムードというか、そっちを重視した。

そもそもビデオは、絵画や写真などの作品をジックリ見せるというような趣旨には不向きなメディアってこともありますからね。



ただいま、それぞれ2分前後に編集するため、鋭意奮闘中でありんす。2分程度なら、見る方も気楽に見られますよね。すでに数本の編集が終わっているので、順にアップしてゆきます。準備ができたらアナウンスしますので、お楽しみに.....。


2006.4.27 [木] 一昨日

今日はさえない天気だす....。

一昨日、芸術祭のパンフを持って葉山中学校へ。役場前をさしかかると、風船アートのKさんがいる。聞けば、ここ2〜3日の雨や風でテグスが絡まってしまったので直しに来たとか。葉中の帰りに、また寄りますからと言ってあの急坂に向かう。運動不足になりがちな我が身には、またとない鍛えのチャンス(?)。ハァハァと息を切らせながらも、あえてアップテンポで登るのであった。

校長先生と美術の先生に面会してちょっとお話し。校長先生、今年福祉文化会館で行なわれる映画「草の乱」の主催者は葉中の卒業生ですね、などとすっかりパンフレットを読み込んでいるあたり、なかなかやるな。

帰りがけにもう一度役場前へ。Kさん、まだ作業中。何か手伝うことありますか、と問うと、それじゃ風船ここまで運んでもらって良いですか、はいはい良いですよ、ってことでシバシのお手伝い。そう言えば...、とKさん。ここで作業してると何をやってるのかと問う人が結構いる、パンフレットがあると説明に便利なんだけど....。あっ、そりゃ良いね、ンじゃいま持ってくるよ。ってことで、一度帰宅。

多めに持ってきたので役場にも補充しようと中へ入る。受付の人に言ったら、あと1部きりなのでちょうど良かった、観光協会からも問合せが来たりしてたんです、とのこと。ナイスなタイミングだったじゃないか。

残りのパンフを持って一色小学校へ向かうことに。今春、教育委員会から一色小の校長先生として赴任したIさんを訪ねるのである。校長室のドアを開けると、いたいた。あっ、パンフレット持って来てくれたんですか、そりゃどうも。ハーブティーをいただきながら、しばしの世間話。ウフフ、なんだか現場へ戻れて嬉しそうなIさんである。

写真は役場前で作業中のK川さん。ボクの携帯のカメラ、とっても画質悪し。でも、風景がボンヤリしてるとこが、なんだか夢の中みたい。これはこれで良いことにしょっと....。

2005.5.17 [火] 子供のいる風景

数年前になるが、同業の友人達が東京から芸術祭めぐりに来たことがある。オープンハウス会場をいくつか見て廻ったり、森山神社でダラーッと過ごしたり(この時の葉山体験は、彼らに気に入ってもらえたらしく、今年も何人かが訪れた)。その時、数人のうちの1人が、ぽつりとこんなことを言った。

「芸術祭って、どこに行っても子供がいるね」。

彼にしてみれば、都内で行われるイベント・行事の様子や風景を見慣れているからなのだろう。確かに都内で行われるコンサートやイベントの会場で、子供が走りまわっている風景は、あまり見られないかも知れない。しかし、彼のもらした「どこに行っても子供がいるね」は、ボクにはとても新鮮に聞こえた言葉だった。

ここで生活している者にとっては、地元の行事に子供の姿があるのはアッタリマエなのだが、空気のように当たり前すぎて、あえて意識することがない。「どこに行っても子供がいるね」のひと言は、見慣れた芸術祭の風景をもう一度、対象化させてくれたのである。芸術祭の風景には、いつも子供の姿があるんだよと。

今年の森山神社にもたくさんの子供たちが来てくれて、彼らにとっては普段なじみのない神社という場所がすっかり子供たちの遊び場となり、元気に走り回る姿が見られた。ボクは「どこに行っても子供がいるね」の言葉をもう一度思いだし、その風景を新鮮に感じながら眺めていました。

さて、今年の森山神社では、その子供たちが思いもかけぬ姿を見せてくれもしました。走り回っていたはずの子供たちが、ステージ上に繰り広げられたバリ舞踊に興味を示し、文字通りカブリツキの態で見入っていたことです。この風景は、ボクにとっては予想外でしたし、可愛らしい&けっこう笑えるシーンだったので、思わずデジカメを借りてシャッターを切りました。

企画参加の「まかべひろこ」さんも同様のことを感じたのか、日記の方で報告されていますので、あわせてこちらの写真もご覧ください。
http://www.kanshin.jp/...

2005.4.14 [木] 芸術祭ツアー

オープニングパーティーも終わったところで、ただいま葉山内の中学校2校と今年の芸術祭ツアーの日程を調整中。先生方や生徒達と一緒に芸術祭巡りをして、様々な作り手達と作品を紹介したり、実際にワークショップを体験しながら、1日を楽しんでもらおうという内容だ。

これは、教育フォーラム「学びの選択肢」と題して芸術祭が続けてきたフォーラムがあり、ツアーはその延長線上にあるものだ。今年で2回目になる。フォーラム自体は、学びの場を公教育だけでなく、広い視点でながめながら、その現状と今後の可能性を知ろうと、そんな主旨で始まったものだった。

ところが、その経過の中で学校には、芸術祭と一緒に何かを取り組める余地や可能性があることが分かった。そして学校は良くも悪くも、何よりもっとも身近な学びの場であることは、疑う余地のないことだった。結局、教育フォーラムのここ数年は、葉山内の2中学校と芸術祭、すなわち学校と地域とが、具合的にどういう協力関係を築けるのか、といった方向へテーマがどんどんスライドして行った。

一方で学校は、地域の人材を先生役とする、今まで経験のない新しい枠組みの課程を実践する必要があった。総合学習である。まさに「学校と地域との協力関係」を築いて行かねばならぬ、その必然性が生まれていた。ところが、学校側の目線で見た時に、自分たちが行ないたい学習を手助けしてくれる地域の人材が実際にいるのか、いるにしても一体どこにいるのか、皆目見当もつかない。

加えて、幸運にも高い専門性を持った地域人材がせっかく見つかっても、その能力を学校が考えている学習形態にどのように反映させれば良いのか、その具体的な方法が分からない。つまり、「学校と地域とが協力関係」を築いて行われる総合学習とは、どのような顔と姿をしているのか、その具体的な「絵」が描像できないのである。これは、考えてみればアタリマエのことで、学校や先生方に従来から求められてきた能力(分かりやすく教える、子供への細やかな対応)とは全く異なった、言わばディレクターのような能力が要求されるのだ。

全国的に見ても、この総合学習を理想的に進めている学校は少ないと思った方が良い。文部科学省が、いまになって総合学習の見直しを言っているのは、実際に成果が出なかったからだ(こういう取り組みはトライ&エラーを経験して、ある程度の時間をかけなければ練れたものは生まれない。スグに成果が出るはずもないのだが.....)。

まだ短い取り組みの時間の中で、すでに出てきている意見として、全国的にも非常に多いのが、
●学校と地域の間に立つコーディネーター役が必要
というものである。

コーディネーターと呼んでも、プロデューサー的役割と呼んでも良いだろう。生徒が主役で先生が脇役を固める、んで地域人材は演出家、そんな風に考えても良いかも知れない。プロデューサーは、それらの3者が伸び伸びと舞台で踊れるように、「入口」と「出口」を整える、そんな役割だろうか。

今回の芸術祭ツアーは、上で言うところの「入口」に相当すると思っている。こういう入り口が、いつも整えられていることが大事だと思う。学校がたてた学習プランに、ばっちりフィットする地域人材(演出家)はどなただろう、とマッチングを考えたり、あって調整をはかったりするのも「入口」の仕事だろう。

地域と一緒に取組んだ総合学習の成果は、もう一度地域に返さなければいけないはずだ。発表や展示などのことだが、ここらが「出口」に相当する仕事になるだろう。因に、今年に入ってすぐに校内で発表のあった南郷中の総合学習(FGC)だが、葉山の文化活動グループのもとに子供らが出向き、それぞれに調べ学習が行われた。かくいうワタシも、ダイオキシンをテーマにした8人の子供らの応援をヌージックとして行なった。

この時の子供らの取材風景は録音され、学習の成果については間もなくヌージックにて、オンネットされる予定だ。こういったことも「出口」に相当することの1つかも知れない。

それにしても、やっぱり葉山はスゴイ、ってつくづく思う。南郷中の総合学習が良い例だが、子供らが持ったテーマにマッチするグループや人材がまずいるってことね。しかも、どのグループ・人材にしても、ことごとく学校の依頼にこたえて、積極的に子供らを受け入れる。やりたくてもできない、そういう地域の方が多いと思うね。

2005.4.7 [木] 昨晩の実行委員会

昨晩の実行委員会では、明後日に迫ったオープニングパーティーの打合せ。おおむね去年のスタイルだが、参加者同士で会話の花をゆっくりと咲かせちくりぃ〜、ってことでスピーチなどの時間をあまりとらない方向。

ウェッブやメールなどでお知らせしているとは言え、会う人ごとに9日であることをアナウンス。ほとんどの人が、行きますよ、と言ってくれた。4時には来て役場前の桜で花見をし、それからパーティーへ、なんていう人もいた。しかも、パーティー後、今度は夜桜しながら酒を飲むんじゃいと。ホントにやるのかな。やっていたら、参加だな、こりゃ。

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