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吉田美保子展 中世の秋 イベント・場所 イベント・場所

染織作家吉田美保子さんは20代始めの頃、二年に渡りヨーロッパを放浪したそうだ。そして、プラハに感動したという。その感動はその地を離れてもなお20年以上吉田さんを刺激し続けた。そしてもとじさんでの二回目となる作品展のテーマは「中世の秋」フォーカスするのは、モルダウ流れるプラハとその郊外。20代の始めに、吉田さんの体に染み込んだかの地の「テロワール」が、時を経て織物となって再構築される。吉田さんが表現する「テロワール」はどんな匂いがして、どんな色彩をまとっているのだろうか。春分の日の第一回作品展の初日から18ヶ月。昼と夜の時間がぴたりとかさなる日を皮切りに、また第二回が始まる。巡り合わせの妙。吉田さんの「中世の秋」見逃せない。

なお、今回は竹工芸作家の吉田佳道さん、高級婦人帽子作家の善林英恵さんとのコラボレーションあり。お二人が吉田さんの布を使って竹かごを製作(竹かご制作:吉田佳道さん デザイン縫製:善林英恵さん)。こちらも興味津々。たいへん楽しみです!

*タイトルの「中世の秋」は、オランダの歴史家ホイジンガの著作タイトルから拝借したそうだ。ホイジンガは北ヨーロッパ、フランドル地方に注目しているが、吉田さんはぐっと東に目を移しプラハに終点を合わせたとのこと。

【吉田美保子展 中世の秋】
●期間:2010年9月23日 秋分の日(木)〜26日(日)
●会場:銀座もとじ「和織」


【ギャラリートーク】
■日 時 : 2010年9月25日(土) 10:00〜11:00
■会場:銀座もとじ 和織
■会 費 : 無料 予約制・定員40名様
■お申し込み: 銀座もとじ 和織 03-3538-7878



2010/09/18追記:
すでに幾つか納品され、ディスプレイされているものもありました。
会期中に伺えないため一足お先に拝見。以下個人的な感想です。

「スモーキーだけれど濁らずにきれいな色」と「コンポジションの妙」 そして作品が静かに語るストーリー。 私が思う吉田さんの魅力。

今回拝見した中で一つ連れ帰れるとしたら(笑) 帯の「ハーベストフェスティバル」楽しさとかわいらしさが たまらない。「アンティークゴールド」は(名古屋だけれど) お茶席に締めても良さそうな品の良さ。 「ちょっとグレーな空」のスモーキーな青はツボ。
冬空の下で締めたら透明感のある素敵な着物姿になりそうです。
「初恋」は、かわいらしい。

着尺では「モルダウミスト」。微妙に入っている色の加減も良くて、川面からふわぁっと舞い上がるミストを纏う風情。その他に靴音が聞こえてきそうな石畳シリーズなど。

返す返すも期間中に伺えないのが残念です!

http://www.motoji.co.jp/...

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2010/9/18更新
2010/9/2 登録
3421クリック/ 7回更新
感想 ▽最近の8件 [全12件を表示]
10/9/17 rika  私もこの展示&ギャラリートーク期間中,どうしても行かれそうにないです
残念
しょう  あっこちゃん、私の分もしっかり見てきてください!
rikaさん、同じく残念組ですか。
で、期間中に伺えない私は、すでに幾つか納品されているとお聞きして本日もとじさんで見せていただきました。詳しくは日記に書きますが、どれもとてもすてき!吉田さんの、ちょっとスモーキーだけれど濁らずにきれいな色、見事に表現されています。行ったことはないけれど、プラハの秋の空はこんな色なんだ、モルダウの流れは、石畳は、と、イメージが膨らみました。皆さま、ぜひお運びください。
10/9/24 びわ  初日に拝見してきました。どれも詩情あふれる着尺に帯。バッグになった布色々は見本帳のような楽しさ贅沢さ。
モルダウミストを掛けていただき至福のひと時。遠目に気がつかない色のハーモニーは霧間に浮かぶ風景なのですね。お蚕さんの白と霧の白に包まれて感動です。
吉田さんと糸の語り合いはますます深化していました。
500円玉貯金のコツをどなたかに伝授ねがわなくちゃ!
しょう  びわさん、ご感想、クロアチアの地で嬉しく拝読。「あのバッグ」が私も気になったのですが… 五百円貯金頑張りましょう!(笑)
10/9/25 辛夷(こぶし)  本日、伺ってまいりました。私もツボだった「ちょっとグレーな空」はお嫁入り先決定済み。「モルダウミスト」もお嫁入り。
私は未完の「モルダウ・バッハ」が超ストライクゾーン…お袖だけを拝見した瞬間に、雷に打たれたようになった。柔らかく温かな白になんともいえない緑。う〜う〜。500円玉貯金では何年もかかりすぎで我慢できない、でもせざるをえない(笑)。
進化し続ける織姫は、疲れきっておられました。束の間でもゆっくり休んで欲しいです。

吉田さんはなんとも柔らかい色を普通は考えにくい組み合わせで大人の優しさに仕上げ、しかし人としてのはにかみが少し入った感覚に仕上げるのが本当に上手だと思う。
技術があるからこその感性表現だと思うけど、本当に人としての可愛らしさがあまつところなく表現された作品群です。
10/9/26 しょう  そうですか!お嫁入り!!さみしいけれど嬉しい(笑)どんな方がお召しになるのかな。拝見出来なかったお作品も、イメージがふくらみます。
惠漣  本日拝見して来ました。昨日のギャラリートークに申し込んでいたんですが、当日具合が悪くなりあえなく断念..。初めて目にした吉田さんの織りは、芸術作品のように語りかけて来て、本当に素敵で。ご本人にお会いして感激のあまり泣いてしまいました。いつになるか分かりませんが、きっと織って頂こうと決意を新たにした次第です。
でもそれに水を差すようなもとじさんのスタッフ...。取り囲まれてセールストーク、呉服屋さんっていまだにあんな風なんですね。とてもがっかりしました。
10/9/27 あっこ  行ってきましたー。着尺はお嫁入りで拝見できなかったようです、残念。
私もアンティークゴールドよかったなぁ〜。
どれもスッキリしたヨーロッパの味わいがよかったです。
織姫、栄養補充して、ゆっくりしていただきたいものです。ほんとに自分からつむぎ出しているようですね。
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