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演目別にみる能装束 本・雑誌 本・雑誌

全題は「一歩進めて能鑑賞 演目別にみる能装束」。

装束のそれぞれの名前、演目ごとの基本の出立(装い)、種類や柄や生地におけるシンボリズムなどが、鮮やかな写真と一緒に説明されています。正田氏が装束についての解説をし、そこに観世氏が演者からのひとことを加えるという構成。

たとえば源氏は「勝修羅」なので袷・金襴の法被、平家は「負修羅」で絽や紗など透ける素材、紫に三重襷は若々しい美男、鱗模様は鬼女の象徴、鵺は霊力をもつ強敵なので縷水衣(よれみずごろも)より一段上のしけ水衣、武蔵坊弁慶のかぶり物である兜斤(ときん)には人間の煩悩による十二の因縁を表す十二枚の襞、などなど。

それぞれの小書の場合の説明もありますし、おもしろいのが装束つけのページ。こうしてあの舞っても動かない(?)着姿ができあがるのかと妙になっとく。最後には、さらなる十二曲の「五流出立一覧」も載っています。

帯にある、こんな本がほしかった!に同感です。


【エンモクベツニミルノウショウゾク】

観世喜正・正田夏子著、青木信二撮影
淡交社
2004

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3200円+税

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2009/12/2更新
2009/12/2 登録
2533クリック/ 1回更新
感想
09/12/2 しょう  わっ、これはいいですね。まことに「こんな本がほしかった!」です。その上とっても真楽的(笑)
しょう  この展示会のオープニングイベントで「装束つけ」の実演をお能が始まる前に、拝見しました。なるほどここをこんな風に!ととても面白かったです。これは非常に貴重な体験でした。
駅長  あっ、なつかしい。
この本、発売当時に飛びついて買いました。
知りたいことがこと細かく写真とともに書かれているので、
大好きな本です。
りりぃ   わ、この本いいですね
高いけど貯金して買おう!
09/12/3 gloves  字でみていても、または衣紋掛にかかっているのをみても、今一つ頭にはいってこなかったのは、能楽師がつけた時の様子とリンクしてなかったからだと思うのです。それがこれだと一目瞭然!あーこの時のこれがあれで、こうよぶのねと理解できます。気まぐれにぱらっと開いても、「曽我十郎の腰帯は千鳥の紋、五郎は蝶の紋」といったミニ知識が得られるのも楽しいです笑。
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