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かつみっつ1224の空間
カンボジア絹絣の世界—アンコールの森によみがえる村 本・雑誌 本・雑誌



20年にも及ぶ内戦で 途絶える寸前の、カンボジア伝統の絹絣織物。それを復活させようとした、日本人男性(京友禅染め職人)の本人の実録記。

伝統産業を支えるのは、材料や人だけでなく、社会環境や 地域の自然環境そのものも 大切であるということ。を知りました。
20年と言えば、約1世代。口伝の技術は、1世代分の引継ぎが欠けただけで、消滅寸前になってしまうものなのですね。

絹と言えば、蚕蛾の繭と 餌の桑の葉。蚕と桑の木は、切っても切れない繋がりがあります。
それらのDNAを調べると、原産地が探し出せます。その原産地が絹織物発祥の地、と言えます。それが、カンボジアでした。
そのカンボジアで、絹織物の伝統が途絶える寸前なのは、とても悲しいこと。それを、昔に優れた技術で作られた絹絣の布を見本に、復元 再興されています。その中心人物が日本人であったことが、何だか誇らしかったです。

カンボジアは内戦が終わったとは言え、地域によってはまだまだ治安が悪いようです。それでも、いつか私も現地で絹絣の実物をこの目で見てみたいと思いました。


【カンボジアキヌガスリノセカイ - アンコールノモリニヨミガエルムラ】

¥1,019
森本 喜久男
日本放送出版協会
2008-01

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2009/1/11 登録
1932クリック
感想
09/10/3 睦月  カナダのバンクーバーに"MAIWA"というインド染織物と家具のお店があります。オーナーは昔日本にも染織の勉強に行かれたことがあるそうで、店にはインドで作られたありとあらゆるMAIWAオリジナル製品があります。染織の本、染料、道具も揃っており、日本の絞りの道具なども置いてあります。
そこで行われる今年の(2009年)テキスタイルシンポジウムにこの森本喜久男さんが来られて、レクチャーとワークショップをされるそうです。ワークショップは平日2日間なので残念ながら参加できませんが、(しかも調べてみたら一杯でした)レクチャーは聴きに行く予定で、楽しみにしています。
09/10/5 かつみっつ1224  睦月さん> 森本喜久男自身の講演会なのですね。楽しんできてください。
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