KIMONO真楽
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スミレの空間 東京に暮す - 1928〜1936 本・雑誌 イギリスの外交官夫人が日本での日々を通じて感じたことを綴っています．妙に懐かしい，でも新鮮さも感じさせる日本と日本人についての描写．勤勉で思いやりがあって，なによりもジョークを楽しむ人々．とくに女性に対する著者の温かいまなざしが印象的．日本人は親切だけど，それを支えているのが女性の心遣いだとしっかり見抜います．藍白のゆかたの粋さ，カラフルな日傘，優雅な扇子や団扇．日傘や団扇のことなど，きもの関連の記述もそこここにあって，西洋から見たきものの素晴らしさが書かれています．． 読み進めていくうちに彼女の目線により添っている自分を発見．西洋から見た日本と，平成から見た昭和初期がシンクロし，当時の日常生活が彼女の女性ならではの細やかなタッチで迫ってきます． スケッチ風のイラストも味わい深いものがあります． http://www.amazon.co.jp/... 【トウキョウニクラス - 1928〜1936】 amazonで検索 楽天で検索 Googleで検索 2008/12/26更新 2008/12/24 登録 1570クリック/ 3回更新 08/12/25 えりりん　 著者は、昭和初期の東京に暮らしていらっしゃったのですね？当時の日本人が持っていた細やかな心遣い、現代の日本人がなくした「日本人らしさ」かもしれませんね。 スミレ　 えりりんさん，大事な副題を入れるのを忘れていました． 時代は昭和3年から11年までで，いまはなくなってしまった日本人らしさが描かれています．

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