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2012.7.9 [月] 紅

ひさしぶりの快晴。待ってたよー。家にこもった湿気も、仕上がったばかりの左官も、今日ですっかり乾いてくれそう。

さて今日は朝から伏見へ。縁あって紅花摘みのお手伝いにでかけてまいりました。旧巨椋池の畑には紅花が2畝栽培されていて、ちょうどよく開いた紅花を端っこから摘んでいく。菊のような香りがたつ(紅花はキク科なのだって)。摘むのは花びらだけ。ゴム手袋をしているから手は大丈夫なんだけど、枝や葉が脚にあたると、服越しなのにちくっと痛い。

4人で小一時間摘んだら、このくらいの量になりました。筵に広げて乾燥させると、みるみる水分が飛んで、色が濃くなっていく。量もだいぶん減っちゃった。今日の収穫は染料的にはほんの僅か。花が終わるまで何度か摘んでも、2畝の紅花では和紙1枚すら染められないという。

染司よしおかでは、紅花染めはおもに冬にしているときいた。
工房で見せてもらった紅の和紙は、深い深い紅色。この花びらからこれほどに濃い紅の色を取り出すことができるのですか?にわかに信じられないくらいの気持ち。染めの行程はこちらに詳しい。あらゆる色が氾濫する現代では想像しにくいけど、材料や行程を知ると、紅色の貴重さを思い知る。口紅も上質なものは同じ重量の金と同じくらい高価だったとか。

染められた和紙は東大寺に納められ、椿の造り花に「花拵え」される。今日摘んだ紅花も来年の椿の花の一部になるのかな。お堂に飾られた様子はどんなだろう。観に行けたらいいな。

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