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2011.11.24 [木] 夕日をあびて

だいぶ冷え込んできました。今晩は5℃の予報。
明日は山がもっと色づくかしら。

夕日をあびる大文字山はこんなです!

11/11/25 おひで
すご〜い!こんな景色を日々見れるなんて!
大文字山、なんだかおにぎりっぽくて、かわいいですね。
今年は東京も鎌倉も紅葉はいまひとつ。
色づいたお山の写真も楽しみしにてます〜!
11/11/29 くにえ
すっげぇええええええ♪

2011.11.22 [火] ばすけさんに続いて

写真てすと。

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11/11/23 ぬほりん
うん。玉堂だ。掛け軸にしたいくらい。
11/11/24 ykk
あすこからこれが見えるの?すごい!
11/11/25 フー
そうなのですよ(涙)。それで写真下中央にある建物が法然院で、一昨年のいまごろこちらで皆で食事をさせていただきましたよね。

2011.11.10 [木] さらに色づく

柚子、あとひといき。
大文字山の木々も黄色くなりつつあります。特に法然院のあたり。こんもりとした黄色くなった木は、何の木だろう。

▽最近の3件 [全4件を表示]
11/11/15 フー
自分で種から育てたら愛情もひとしお。はじめての実が楽しみだねえ。今何歳ですか?
ぼたん
ただ今一歳と6ヶ月、実がなるまで2〜3年かな?
フー
おおそれはまだちぃちゃい! このあいだおいしそうなレモンをいただいたのだ。レモンの種埋めてみようかなあ。なにかこつなどあったらご伝授くださーい。

2011.11.6 [日] 続/茶杓

昨日はひさしぶりに大阪へ。湯木美術館、藤田美術館をはしごして、よいものをたくさん拝見。いちばん好きだと思ったのは、唐物の茶入「野中」。ちいさなかぼちゃのような形が愛らしく、手のひらにすっぽりおさまったら、さぞかしよいだろう。ちょっといかつい男性の手に似合いそうだ。

湯木美術館の茶会にでてきた茶杓は端正だった。藤田美術館では村田珠光の茶匙、遠州作の茶杓を目にして、その勢いのままに昨夜は茶杓づくり。まずは「雲紋竹」で一本。どんなかたちがよいのかわからなくなって、途中だったのを完成させ、その他修正をいくつか。朝は朝で「浸み竹」を一本。
茶杓づくりは、二日教えていただいて(一回目二回目)、その後は課題をすすめているところ。次はちょっと面白いのをつくってみよう。むふふ。

--
『茶杓百選』という本を探している。絶版だけど、もしかして淡交社の本社(の1階の書店)にあったりするかしら。

2011.11.2 [水] 9:53 pm

ためしてガッテンの食べ物関係はいつも興味深く観ているのだが、今日はまた面白かった。人参の皮はすでにむけているとは。里芋の水車が心からうらやましい(湯むきでホントにうす皮って残るのだろうか?)。

それとなにげに登場した「さとうコロッケ店」がむちゃ気になる。荻窪の方がうらやましい!
京都には肉の長崎屋があるけれども。・・・コロッケが恋しい夜。

2011.10.31 [月] 柚子の色づく頃

明日から11月。
…とは思えないような陽気なのだけど、ちゃんと柚子は色づきつつある。この家に引っ越してきて、柚子と金柑の木をみつけたときはとてもうれしかった。色づいていくのをみているのもまた楽しい。炉開きも、もうすぐ。

--
日本橋 よし町のすていな手ぬぐい、お裾分けいただきました。お店にもぜひ行ってみたい。小倉充子さんの作品、すてきですね。「小倉充子さんと、江戸のきもの。」のページをじっくり拝読。

2011.10.28 [金] あこがれの孤篷庵

門の外から指をくわえて様子をうかがうばかりだった孤篷庵にようやく足をふみいれることができた。

とてもよかった。すごく好きな空間。なぜ、どうよいと思ったのかまとまらぬのだが、かんがえてみよう。とりいそぎ、公開は10/31まで。うーむ、もういちど訪ねたい。

2011.10.16 [日] 箱根 その2

翌朝は向いの菊華荘で朝ごはん。ふたたび館内を探検。のんびりお庭を散歩。

これはすてきと思ったのは、庭へ出るドアのところに白のシンプルなパラソルがいくつも置かれていたこと。気が利く〜。太陽さんさんだったからありがたい。

植物がいっぱいの温室は“富士屋ホテル園芸部“が管理しているようで、きれいな茶花なども売られてました。この温室、温泉熱を利用しているという。いいねえ。園芸部、就職したい。

本館の窓辺で写真を撮ってもらったのだが、ちょっと女性誌的な雰囲気ではなかろうか!?

2011.10.15 [土] 箱根 その1

家族行事で箱根に一泊。箱根にはきっと何度も来たことがあるはずなのに、いつも横浜から車で連れてきてもらうだけだったせいか、ほとんど覚えていない。ので初めてくらいの気分(笑)

富士屋ホテルが開業したのは明治11年。創業者の山口仙之助は岩倉使節団と同じ明治4年に渡米し、帰国時には全財産をつぎ込んで牛を買い日本に連れて帰ったそうな。牧畜をこころみるも、まだまだ日本では早すぎて、商売にならず。だけどその牛を東京農大(このときは名前はちがう)の先生に研究材料として買ってもらうことができ、それが今の価値にして5千万円くらいだったとか。そのお金を元手にさらに商学を勉強して、箱根の老舗旅館“藤野旅館“を買収、外国人向けのホテルを開業したという。外国人向けだから藤ではなく、やっぱり富士!
・・・そんなことを館内ツアーで教えてもらいました。

建築はさすがに外国人むけで、ステキと悪趣味との境目ぎりぎりセーフかアウトか、あやしいところ。でも面白い。メインのダイニングはさすがにすばらしくて、夜は“晩餐会”のムード。

廊下に飾られていた歴代のゲストの写真から、美智子さまのコート姿に眼が釘づけに。フード付き、細身、膝丈。コートフェチとしてもたまらない。もちろん美智子さまのようにとはいかないけど、クラシックホテルにはこういう人たちがいてほしいなあ。すくなくともジーンズにTシャツ姿でロビーをうろうろ、そのうえロビーでペットボトルのお茶を飲むのはほんとうにやめようよ。TPOは大事。

2011.10.13 [木] 大文字山に登る

父の下宿先を探したりしつつ(家は建て変わっていたし、世代も変わっていたけど、同じお家の方が住まわれていた。いつもみていた桜の木がその昔からそこにあったことも初めてきいた)、法然院へ向かう。そしてそこから一気に大文字山に直登。大文字山へは銀閣寺の北側がメインルートになっているのだけど、じつはたくさん道があるみたいだ。

登り始めてから30分で大文字の火床に到着。あいにく空は霞がかかって、小雨も降り始めた。でもこの霞がいい。霞のかかった山が幾重に重なる様子は、洛中洛外図や鳥瞰図のよう。

帰り道は、大文字山のピークまでゆき、南の尾根を歩いて、若王子におりた。おやつを忘れたのが不覚。飲み物もちょっと足りなかった。おなかぺこぺこの我々、銀閣寺の「ますたに」で〆。父はさっぱりと横浜へ帰っていきました。

また登りにいこう。こんどはどこから登ろうかな。ルートはこのサイトに詳しい。

2011.10.12 [水] 十六夜

今日は横浜から父が月見にやってきた。いつもどおりの軽装で、荷物はちいさなリュックに半分くらい。伏見のあたり、それから数十年ぶりに山科の勧修寺あたりを歩き、周囲の変わりように驚いたという。それはもう鄙びたところで、畑や田んぼのなかにぽつんとお寺があったそうな。今ではすっかり住宅地。
父は東京オリンピックの年に大阪へ転勤となり、大文字山のふもとに住んで、毎日大阪へ通っていた。鹿ヶ谷法然院町という住所のこと、市電のことや浄土寺のベーカリーヤマダの話はよくきいていたけども、谷をはさんだ向かいに銅板葺きの家がずらっと立ち並んでいたのを覚えているという話ははじめてきいた。そうかやっぱりそうだったんだな。変わった場所は多い。でも変わってない場所もある。その記憶がうれしい。

ふたたび、うつくしい十六夜。もうあれからひと巡りしたのだな。夏の終わりの日々を思う。一心に茶杓を削った日も、帰り道にきれいなお月さまを観たよね。

昨夜は月見の茶会。ピアノとヴァイオリンでアイルランド民謡“The Last Rose of Summer”の演奏を聴きました。前から好きだった曲の名前がわかり、うれしくなって何度も聴いている。たとえばこの五嶋みどりさんの演奏。超絶技巧で、イメージとはちょっと違うのだけど、すばらしい。だけどやっぱり一番しっくりするのはティン・ホイッスルかしら。

2011.9.14 [水] 単衣

最高気温35.2℃。さすがにエアコンなしで単衣を着る(着付ける)のはしんどかった。でもまあなんとか…。
バスに乗って好日居へゆくと、金継会の友たちが作業中。毎度のうるしかぶれに私はリタイアしてしまったけれど、今もみんなもりもり繕っているのだな。“うつわ好きの金継会”最近は6つのクラスがあって、大盛況。

夏の着物は(もう秋だけど)涼しそうと言ってもらえると、着てよかったなあと救われる思いがする。冷たい菊花茶をシャンパングラスでいただき、ほっと一息。

それから西の禅宗のお寺へ向かい、“精進料理とワインの会”に参加。精進してるのかしてないのかどっちなんだー!と思いながら行ってみると、今日はお精進ではなく、エビとかウニとかプロシュートとかの前菜が待っていて、うれしい。お精進とワインはやっぱりそんなに合わないらしいから(笑)。和尚さまもぱくぱく召し上がっている。週休ならぬ宗教二日制とか。

着ていった着物は、まだ夏な感じ。半襟も帯も絽。昼はよかったけど、夜になり虫の声をきいていると、ちょっと気分と着物がそぐわない。まあ昼下がりから出掛けてしまったのだから、しかたないか。

▽最近の3件 [全4件を表示]
11/9/16 えりりん
私も9月の着物って難しいと思います。上中下旬で激しく違うし、体感と気分のすり合わせもなかなか難儀。着物って自己満足でいいと思うんだけど、自己満足に至り難いのが、9月の着物。だから、着てるだけで、スバラシーわぁ!
フー
来週は20℃台になりそうですね。お天気もよくなりますように。おしゃれの先取りはすてきだけど、暑苦しいのもナンセンス。身体の感覚にも正直にいきたいものです〜。
ykk
来週は台風の影響も出そうですねえ
雨模様も考えつつ 暑さと涼しさも対応しなければと。。。
28〜29℃というところですか?。
襦袢は夏でいきます。

2011.9.13 [火] 十六夜

この三晩は月をみつづけてる。十四夜はまだだいぶ明るいうちに、十五夜は薄暮のころに、十六夜はほとんど暮れたところで月が出た。

長いこと放置していたfoohome.comを改装しました。中身はそう変わったところもない(どころか過去のものはかなり片付けてしまった)のですが、ひっそり書きつづけてきた「茶の湯ノート」へのリンクをもうけたところが、ニュー。

2011.9.12 [月] 茶杓をつくる

茶杓づくりを習いはじめました。銘竹店の奥の奥で、ありとあらゆる竹に囲まれながら、まずは荒削り、そして荒曲げ。用意してくださったさまざまな竹を、一本ずつ曲げていく。先生はスプーン曲げのように柔らかな手つきでやさしく曲げてしまうけど、そうはいかない。うち何本かはぽきっと折れてしまったり、裂け目が深すぎたり、というふうになってしまった。

しかしこれはおもしろいぞ。みんなはまらはるんですわ、と先生はいうけれど、さて私はどうかしら。そこそこ使える分がつくれたらもう十分と、性格的に満足してしまう気がする。ただ、なにも贅沢なものを使うのでなく、素材が竹というのがいいのだよね。できがよくなければ、ぽいっと土に還してしまえばよいのだから。その銘竹店では、竹の切れ端で五右衛門風呂をわかしているという。現在の話ですよ。京都の町のまんなかで!

とりあえず小刀は買わなくちゃ。そう思っていたら、じつはあった。母のお下がりの竹セット。ごそごそ取り出すと、竹鋸と鉈と小刀、おまけに替え刃までついていた。あとはアルコールランプだけ。それも蝋燭で代用できるし、ああそれと何か木の台。
さらには家の改修の残りで、大工さんが忘れていった胡麻竹を発見。さっそく切って割って、ただいま水に浸けているところ。完璧じゃん! せいぜい手すさびにせよ、と言われている気がする。

11/9/13 おひで
おー!すごい、フーさん!
タムタムも最近茶杓作りを始めましたが、全くの独学で人の言う事全然聞聞いてくれません。
フー
をー!そうですか。独学でやってみるというのも、面白いですよね。こんど見せてほしーい。

2011.9.10 [土] 勝手かぼちゃ

庭の小畑を開墾してから、これまで借りていた少し離れた松ヶ崎の畑がすっかりお留守になってしまい、とくに夏などはあっという間に草ぼうぼうになるので、草の生命力にはおどろいている。というかお隣さんに迷惑をおかけしております。ごめんなさい…。

それでも、さすが土ができているのか、放置プレイでも生育がよく、茄子やトマトは新しい畑よりずっとちゃんとできている。草ぼうぼうのおかげもあるかしら(雑草があるほうが生態系ができて害虫の被害がすくなくなるという考え方もある)。

今年の夏は、勝手にかぼちゃとゴーヤが芽を出した。たぶんいつかの生ごみ堆肥から。これ幸いとほっておいたら、これがもうすごいことに。特にかぼちゃは生命力つよすぎて、ちょっと油断すると境界を越えて、テリトリーを広げていく。そしてかぼちゃもごろごろできた。これまで収穫したのは3つ。F1品種の子どもは奇形になりやすいというし、どうかなと思っていたのだが、まったく問題なく、とてもおいしい。貯蔵すると甘みが増すといわれている。収穫後わりとすぐに食べたら、やっぱりフレッシュな味わい。ああこれは胡瓜や西瓜の仲間なんだな、というお味。畑にはまだまだあって、合計10個くらい収穫できるかも。

のりんさんちのかぼちゃはその後雄花咲きました?

2011.9.8 [木] ラオスの織物

ラオスの織物を観に、最終日にすべりこみ。片付け開始の15時に到着してしまい、にべもなく「もうおわりです」といちどは入場を断られる。さすがお役人…。涙目。だけどもう一人のお役人さまが「せっかく来てくれたのだから、ざっと観ていってください」と招き入れてくれた。よかった。感謝!

そんなことはさておき、とてもよかった。詳しくはKWにしたとおりで、魅力的な布たちが沢山でした。ロータスポンドの鈴木さんにもお目にかかれたし。きけば最終日ゆえ買うこともできるというではないか。なんと、それは想定外。

そして衝動買い。こういうの、ひさしぶり。一瞬で決めた一本は有職織物のようにもみえる、薄物の帯地。もみじの葉とラオスの国花・チャンパーを織り込んだ、“間”のある帯地もすてきだった。着物として、帯として、すごく進化しているんだなあと実感。またラオスの女性たちがみんな笑顔がすてきなの。ぜったいいい人たちなんだろうなあと確信する。ラオス、いきたいぞ。

さてこの帯、いかに仕立てよう。芯の色でがらっと変わる。二部式にすることで袋帯にすることはできないかしら。まずは帯屋さんに相談だ。

2011.9.7 [水] ふたたび開墾

雨の後は土がやわらかいので、開墾するなら今がチャンス。丸一日がんばって、あらたに二坪、畑になりました。四角竹の根っこ、南天の根っこやらをひっこぬいた。粘土質の部分も掘り起こし、堆肥の山をくずして、すきこんだ。
夜は箸を持つ手がぷるぷる震えて、あがらない。畑に関しての集中力はわれながらびっくりする。なんなのかなー。前世は屯田兵かもしれないと思う。

2011.9.6 [火] 瓜

ああまた日記がだいぶあいてしまった。
早くも九月。一ヶ月の夏休みがおわりお茶の稽古も再開。空気は爽やかでサラサラ。単衣の着物がまったくストレスなく着られてうれしい。
お茶の稽古にいかんと着物に着替えたら、前夜から泊まりにきていた友人(♀)が、白い瓜の浅漬けのよう、ちょんと赤い唐辛子が添えられてて…とのおもしろい比喩。さらにはどれどれよい匂いがするのかな…くんくん、と匂がれてしまった。そして白檀などの匂いがしてほしい、とのリクエストをうける。はーい(笑)。

夜は月夜。週末は満月が観られるかしら。

2011.8.17 [水] 一夜明けて

昨晩の送り火。とくべつな気持ちで火を眺めました。

法然院や真如堂から鐘の音がきこえはじめ、20時になったことがわかる。例年なら20時ぴったりに一斉に火がつくのに、なかなかはじまらない。どうしたんだろう、どうしたんだろうねと言いながらしばらく待つ。すると2〜3分おくれて(体感で)ようやく点火された。燃え上がり、消えるまでずっとみていた。30人ちかい家族友人たちと、皆で静かに。そのなかには福島から京都へ避難してきた人も。

今朝の新聞で20時から黙祷の時間があったことを知る。新聞ではさらっと書かれているけども、この「間」に保存会のひとたちの強い思いを感じました(20時きっかりに、一気に大の字が浮かび上がるよう点火することに、彼らの美学があると思う)。二転三転いろいろあって、そもそも判断を誤っていたと思うし、京都市の対応にもひどくもどかしかった。だけど保存会のひとたちは陸前高田のひとたちと心を通わせながら、昨晩の送り火につなげたんだろうなあと思っている。想像するに、当事者間では、しっかりとした絆ができているのではないだろうか。たぶん、きっと。

2011.8.4 [木] 渓谷へ

二度目の無鄰菴は別のところへ行ったみたいだった。ひろびろとした芝生のあたりを通って、木々が生い茂る遠くのほう、奥のほうへゆくと、そこはうつくしい日本の渓谷。なんともいえないほっとする感じがしたのは、そうだ上高地の小梨平の感じと似ているんだ。

またここに来よう。見方が変わるのは、おもしろいな。

2011.8.2 [火] クマゼミ

今朝も蝉の大合唱。
このあいだおもしろいことがありました。二階の窓の手すりに一匹の蝉が止まっていて、それは珍しいことではないけれど、蝉は鳴くでもなく、じっとしている。

網戸ごしに間近で観察。蝉って目がくりくりして意外にかわいいな。腰のあたりが動いてる。それと手すりの木にひっかけたような跡がたくさんついている。むむ、これは!?
調べてみると、それはまさにクマゼミの産卵なのだった。蝉は枯れ枝(生きている樹ではなく)に卵を産みつけるのだそうな。おなかの下のあたりから「産卵管」なるものがにょきっと出て、枯れ木に穴をあける。鋭利な錐みたいなものなのかしら。そして卵をうみつけているらしい。すごいな〜。手すり的にはちょっとしたダメージだけども。

クマゼミの母、じっくり時間をかけて産卵を終え、びゅっと飛んでどこかへいきました。

2011.8.1 [月] ぶきみな気配

八朔。今日はなぜだか肩や背中がじわりと痛くて、なにやらだるい。まさかぶらぶら病?そういえば膝にはぶつけた覚えのない小さな青あざ。よからぬことが頭をよぎる(ちなみにどちらも低線量被曝の症状のひとつ)。まず単に寝違えたとかそんなところだと思うけども…。

5月の末はこんなだった畑はもりもり成長していて、ぴちぴちの野菜を毎日収穫し、食べている。おいしい。日々成長する様子を観察するのも楽しい。トマトはこんなふうに軸に近いところから順番に赤くなるわけさ。
日々の糧を得られるのはすごくうれしいこと。なのに気がかりなことがある。目には見えない、匂いもないけど、この野菜にも○△ベクレルの放射性物質が含まれているのかもしれない(550km離れてたって、たぶん「かも」じゃない)。よかれと敷いた藁にも濃縮され蓄積しているのかもしれない。藁はいずれ土に戻るようにと思っているわけだけど、そしたら放射性物質は土に移るだけなんだよね。生ゴミみたいに分解されない。水で流したって、水に溶けてなくなるわけでなく、移るだけ。じゃあ燃やそう。いや燃やしたってなくならない…。そんな物質、手に負えない。小さな国土にこんなにたくさんの原発がある。住めるところがなくなっちゃうよ。

なにを京都でそんな、と思うよね。でも、ひたひたと忍びよる放射性物質を意識しはじめてます。覚悟しないといけない。と同時に、原発と隣り合わせの状況を変えなくては。

2011.7.20 [水] すでに台風一過

月のきれいな夜。BGMはThe Melody At Nightと時々風鈴。
ああでもまだマーゴンは日本列島のちかくにあるのでした。へんなの進路のついでに、北上せずいっそ南に戻ってくれたらいいのに。

写真は一昨日。なでしこ優勝の朝の空。

2011.7.15 [金] 宵々山

お昼はお茶漬け定食、のち帯やきものの展示会を見学。暑すぎてどうしよう…ひるみながらも、その後は炎天下の鉾町へ。

まず仕立てのお店・藤工房さん、浄妙山。山鉾巡行中は水を飲んではいけないとされていること(給水ポイントではよいそうだが)、でもそれはほんとに倒れますよね今年は特に、など世間話をしつつ、鬱金染めの衣装包み(端をかがってない風呂敷のようなもの)を買う。ほんとの鬱金染めなのに2枚で1000円なんてすごくうれしい。祇園祭スペシャルありがたや。何セットか買ってストックしておくべきだったかな。ちょっとした贈りものに重宝しそうだった。

つぎは風呂敷の宮井さん、鯉山。二階で「風呂敷&自転車 ごきげんショッピング」をエンドレスで上映中なのである。ちゃんと自転車も一緒に展示されておりました。
ちょうど風呂敷博士/久保村さんのレクチャーが始まるところ。参加させてもらいました。かねてから気になっていたことを質問。昔の旅人が腰(帯)の上に物を入れた風呂敷のようなものを巻いているがどんなふうに結んでいるのか、単にくるくる巻くだけだと物が落ちそうで心配で、と尋ねると、真ん中を真田紐なんかで留めていたと思う、とのこと。そっかあ、なるほど。帯枕のガーゼもそんな感じ。同じように大きな荷物を包んで背中に背負う際も真ん中を紐で留めるのだという。あまりそういうシチュエーションはないと思うけども、腰に巻くほうは先日の伊勢参りでコスプレ的にやってみたのでした。これで一気に旅人気分になるから不思議。「シンプルバッグ」「すいか包み」は比較的新しい風呂敷の結び方だときいた。確かにこれは和服より洋服に合った使い方なんだな。
それと品質表示のタグを風呂敷の角につけないでほしい、一番みえてほしくないところなのだから、と力説。縫製の手間的には角がつけやすいのですって。だけど結び目にぴょこっとタグがみえるのはかっこわるいよね。はさみで切ってしまってもいいけど、微妙に残ったりする。

その次はお向かいの長襦袢や裏ものを作る浅見さん、同じく鯉山。試験的に染めたという「海松の丸」の長襦袢がすごくすてき。こういう路線でがんがんいってほしいなあ。

最後に池坊短期大学、鶏鉾。短大生たちのお茶会でいっぷく、先生に挨拶。

ほうぼうで油を売っていたら、あっという間に夕方になり、熱気高まる鉾町を後に、すこし上へあがりビールをよばれて、友人に挨拶し、日暮れ前に帰路。晩ご飯は超おいしいビーフメンチカツ&ふつうのビーフカレー。

2011.7.12 [火] 鎌倉

翌朝も快晴。兄の家をあとにして、母と鎌倉をお散歩。

念願のKURAKURA storehouseを訪ねたかったのだけど、ざんねんむねん。次回こそは葉山&秋谷へ!

2011.7.11 [月] ひさしぶりの海

兄に呼び出され鎌倉。パソコン環境を刷新せよとの指令。DellのノートパソコンからMacBookProに、プリンターはブラザーの複合機に。"2つの無線"がステキなMyMio。無線の設定に手間取り残業。結局お泊まりとなってしまった。

だけどそのおかげでとてもきれいな月と海をみた。月の光はこんなふうに海に映るんだなあ。

過酷な自然環境にありながら雨戸をつけなかったこと、雨樋すらつけなかったこと(そう、雨樋はうつくしくない)、サッシはあえて木、などなど家に関して共通点が多いことにびっくりした晩。兄がどんどん父に似てきていることにもおどろく。昔はぜんぜん似てなかったのに、不思議なものです。

2011.7.7 [木] 七夕

昨年の七夕もやはりしとしと雨が降っていたような気がする。そしてワールドカップ決勝の日でもあったのだ。昨年は笹を用意して梶の葉に願いごとをつるした。今日も同じシチュエーションだったのに、しそびれてしまいました。

家にどうやら大きめの蜘蛛が住みついたようで、毎晩姿をあらわす。蜘蛛は害虫(人間にとって)を捕獲してくれるというではないか。がんばってくれ。姿をみるたびにエールをおくる。動きがすばやくてかっこいい。スパイダーマン! 蜘蛛だけでなく、ヤモリ(家守)もいます。彼(あるいは彼女)にもがんばってほしい。

▽最近の3件 [全5件を表示]
11/7/8 フー
うぎゃっ。ぬほりん!その虫の名は口にしたくなく、目にしたくなく、わたくしの辞書にも日記にもあってほしくない存在。ちうわけでコメント誠にたいへん勝手ながら削除させていただきました(すみません・笑)。で、ぬほりんのコメントは以下のとおりでした。「アシダカグモは○△やハエ、大きいのになるとネズミまで捕食してくれまっせ。ヤモリは主に蚊とかかなあ。木造一軒家には必須アイドルですね。」
しかしネズミを補食ってまじですか。
ぬほりん
お、これは失礼しました。しょちゃんの◯△と同じような禁句でしたか!w
11/7/9 フー
です!害虫には寛容でないワタシ...

2011.6.16 [木] すてきにハンドメイド

NHK教育「すてきにハンドメイド」で手ぬぐいの型染めをやってた。最後ちょびっとしか観れなかったので再放送を忘れないようにしよう。なにやら糊を置いていたぞ。で、どんなふうに? なかなか本格派な予感。講師はkata kataという染色ユニット。
http://www.nhk.or.jp/...

--
週末は吉田山大茶会、複数の来客、芝張り。がんばらねば。本当なら徳永さんの椅子をもういちど眺めにいきたかったのだけどなあ。それにしてもすばらしい椅子でした。あああの大徳寺の樹齢800年の欅で作った椅子の美しさといったら。なめらかな曲線はすべて鉋だけで削っているという。ペーパーを使わないから木地がきれいなままで呼吸しやすいという。すべすべで、透明感があり、気品のある艶。個展、6/19(日)まで

2011.6.10 [金] 9:46 pm

明日は雨予報。でもデモにゆく。
各地で数えきれぬほど計画されてます。

6.11 脱原発100万人アクション
http://nonukes.jp/...

それとギャラリーYDSにもゆく。
徳永順男さんの作る椅子をみに。

2011.6.9 [木] 改修/畳 その3

表替のついでに、炉を切ることにした。といっても炉壇はまだなので、ただしくは切っていないのだけど、畳だけは準備完了。炉縁も釜もなにひとつないのだから、実際つかうことができるのは一体いつのことになるのやら。それでも畳が切ってあるだけでうれしく、むふふな感じであります。

京間の畳の短い辺は「縁内64目」が基本だという。その64目がきっかり縁から出ているものを「丸目畳」と呼ぶそうな。だけど畳の大きさは、一枚一枚、その部屋に合わせて微調整するから、微妙に違う。にもかかわらず、きっかり64目に揃えるなど、むちゃくちゃ大変ではないか。しかも炉畳は炉を切る場所もきっちり丸目になっていたりする。

私たちの家の畳表はもちろんそんなものではないのですが、数寄屋畳とはそういうところまで追求していることを知った(その他にもいろいろあるだろう)。そこまでしなくても!とも思うし、そこまでしてしまうことが尊いとも思う。日本人、おそるべしだ。180亀甲とかやってしまう人たちだもの。
……と着物にからめて畳の話とりあえずおわり。振り返り改修日記はつづきます。

11/6/11 おひで
東京ではなかなかちゃんとした仕事をする畳職人さんを見つけるのは大変ですが、さすが京都!
ところで、畳縁は近江麻にしたのかな?
11/6/17 フー
いやー。どうなんだろう。たぶんちがうと思います。。。おそらくは綿かと。

2011.6.9 [木] 改修/畳 その2

畳の話、つづき。匠のナイスな提案について。

玄関の間には二畳の畳が縦に敷かれている。2枚の畳はもちろん同じ大きさで、畳の継ぎ目は部屋の真ん中=芯を通っている。
いっぽう玄関からみて正面には柱があって、柱から左は和室への襖、右は廊下への襖があるのだけど、その柱は部屋の芯を通っていない。だから柱と畳の継ぎ目がずれてしまっていた。「なんかここ、ずれているのだなあ」とぼんやりと感じていた。

そこで匠は、畳を柱の芯に合わせてはどうか、という。左の畳を小さく、右の畳を大きくつくる。2枚の畳の大きさがちがうことになるし、玄関すぐの障子とは芯が通らなくなる。けど障子が閉まっていれば畳と芯がずれていても気にならないし、開いてたらほとんどわからない。正面の柱に芯が通すほうがよいのでは、との提案なのだった。そんなこと考えもしなかった。なるほど!

して、結果はとてもよかった。柱と芯が通ることで、空間が「ぴしっ」とした。何かおさまりのよくなかったところが、ぴったりとおさまった感じ。本来こうおさまるべきだったんだ、と思える。畳の大きさは5センチちかく違うはずなのに、そちらはまったく気にならない。さすがです。こういうところまで、眼を配れるんだなあ。

部屋の寸法取りだって、本当に細かかった。畳を二階にあげるときの慎重さにも驚いた。若き弟子たちが運ぶのだけど、なにがあっても壁に触れないように細心の注意を払っているのがわかる。大丈夫、この家の壁はちょっとくらい当たったって無問題。…そう心のなかで思いつつも、今日庵の壁にぶつけたら大変だもんね。つねに、細心の注意なんだな。(畳の話、もうすこしつづく)

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11/6/10 フー
ほんとですねー。『京の大工棟梁と七人の職人衆』という本に畳屋さんがでてくるのですが、そこで畳屋さんが話していたエピソード。とても厳しいお施主さんがいて、畳を納められたあと、その畳職人の前で、畳の継ぎ目に名刺を差し込もうとされたそうです。入らなければ合格、入れば不合格。なんとか入らなかったようで胸をなでおろしたというお話でした。で、わたしもやってみました。もちろんかえられたあとですよ(笑)。ぜんぜん入らなかったです。おみごと!
えりりん
畳、面白いです。西と東では基本的な大きさも違うけれど、京都は畳を敷いた後に敷居をはめて大工が微調整するのに対し、関東は建物に合わせて畳を作って最後に畳を敷く。だから、一枚ずつ微妙に大きさが違うから、部屋のどこに敷く畳か決まってて、裏に「八北西ト」などの記号が書いてあるの。家のは書いてあった。京都は書いてないのかな?とにかく、西も東も、隙間なくぴっちりきっちり仕上げるのが職人の腕なのですね。
フー
畳のあとに敷居、というのは初耳。おもしろいなあ。でも今回の家では確認してないけど、前の家の畳には暗号のような記号が書いてありました。こんどきいてみよう。んでとにかく隙間なくぴっちりきっちり。すごいですね。

2011.6.4 [土] 続続・剪定

朝「かどばき」していると、お隣の方がお花をくださった。ピンクの京鹿の子とシマアシ。ちょうどシマアシを植えたいなと思っていたところ。そんなことを話したら、根っ子つきで分けてくれた。うれしい。少しずつ茶花を植えていきたいな。

で、今日は庭師山下くんと三度目の剪定。
彼のミッションは、大きな木(桜・紅葉)の剪定、広がってしまっている生垣のかたちを整えること。アシスタントの私は薪になる予定の木を移動させたり、草刈りしたり、剪定くずの掃除など。生垣の剪定も少々。すっきりさっぱり、風通しがよくなりました。弱っている桜も元気になりますように。

開墾して掘りおこされた根っこが山になっている。ちょっともののけ姫の「たたり神」みたいで、赤い眼をつけたくなる。けどそんなことしたらホントに怖いかな(笑)。

2011.6.1 [水] “買いもの七緒”

新しい“七緒別冊 買いもの七緒”が発売(10日ほど前ですが)。
通販連動本とはいえ、読み応えは十分。妥協せぬ品揃え。なによりたくさんの「あったらいいな」を形にしてしまっているのがすてき。
わたしも「白で、無地の、上質な文庫紙を3サイズお揃いで」というかねてから持っていた小さな野望を米田進栄堂さんにかなえてもらいました。3サイズとは、長着用、袋帯用、名古屋帯用の3種類。長着用、袋帯用には丁寧な感じのする薄紙入り、名古屋帯は使い勝手を優先させて薄紙なし。どれも窓付き。すっきり美しく、風合いもばっちり。この文庫紙は、かなりよいです!

個人的に気になるのは、益子の作家さんの陶器の帯留。あと細手の冠組。冠組のほうはすべて鳥の子色で、房に色がついている。こういった配色はたしかになくて、でもこういうのがほしかった。どちらもお値段がかわいらしいのがうれしい。
無地の手織り八寸もすごくいい。伊勢木綿に合う帯がなく困っていたのだけど、この「黒橡(くろつるばみ)」の帯があれば活きそうだなあ。青土さんの麻の帯やら、キイさんの日傘やら、いいよねえ。……などなど、ぜひ紙面をご覧アレ!

撮影は引っ越しの半月後、三月の終わりにありました。写真を撮ってもらっている間、二階の窓の向こうでは外壁の板を補修してくれている大工しーちゃんの影。写真にもたくさんおさまっていたに違いない。
それとちょうどこの日をもってさすらいの大工・コセキさんが別の現場へと去ってしまうことになっていたので、取材の途中に皆で三時のコーヒーを飲んだりした。で、夕方。帰る前に握手しようと思っていのに知らぬ間にいなくなっていた。そういうの、はずかしいんで、だって。お別れも言わずに行ってしまうなんて、でも彼らしい。ツァイツェン!コセキさん。

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11/6/3 フー
ありがとうございますー。KURAさんの帯留!わが母が買わせていただいたそうで、見せてもらうのをたのしみにしているところです。
11/6/11 陶子
私も拝見。買い物七緒を購入するのは2冊目。
前回も唸ったけれど今回も唸った!
本当に、いいとこついてる(笑)写真も素晴らしいし、欲しい気持ちが刺激されます。
手始めに…青土さんの麻帯をポチッとな。
注文は来年4月までと長いので、これからもお世話になりそうデス…
11/6/17 フー
おおお麻帯をすでにぽちっとな!うんうん。

2011.5.28 [土] 入梅

もう梅雨なんて。これって夏野菜的にはどうなんだろう。もうすこし爽やかな風を感じ、育ってから、雨の恵みを受けたかったのではなかろうか。まっお天道様のことだからそんなことを言ってもしかたないか。

写真は心配げに畑をみつめる我が家のスノーウィー。
開墾はそこそこ進み、ひとまず4畝。備中鍬の柄を折ってしまって、現在修理中にて足踏み状態です。そして開墾専用の「トンビ鍬」が届くのを楽しみに待っているところ。古畳がたくさんあるから、敷き藁をこれでもかというほど敷き詰めてます。

敷き藁にはいろんな意味があって、雨の日は泥はねから苗に病気が伝染るのを防ぐため、日照りの時は土が乾きすぎるのを防ぐため、それと藁を敷くことで虫たちの居心地がよくなり畑の生態系がすこし複雑になって抵抗力が上がる、最後は分解されてよりふんわりした土になる、などいいことばっかり(たぶん)。あと畝間を歩くとき靴に土や泥が付かないのもナイス。

この家で何十年も働いた古畳。土に還すことができてよかった。

2011.5.18 [水] 改修/畳 その1

い草の香りがここちよい。青々とした畳表がすがすがしい。ようやく玄関と客間に畳が入りました。

玄関の畳はだいぶ古かった。畳表は「中継ぎ」という手法で作られていて、今ではほぼ作られることのない珍しいものだという。2005年に竣工した京都迎賓館の大広間の畳にはあえてこの中継ぎ表の畳が用いられている。準備はい草の栽培からはじまったそうだ

『京都迎賓館 ものづくりものがたり』を熟読した私は、この仕事に携わった人たちに尊敬とアコガレの念を抱いておりました。
そしたら今回工務店さんの呼んでくれた畳屋さんがまさにその大広間の畳を納めた方(以下「匠」と呼びます)なのだとあとから教えてもらい、ちょっと感動。チーム・ミヤタ、すごいじゃん!

家の畳の多くは「スタイロ畳」と呼ばれるいわば発砲スチロールを畳表で包んだ最近の畳に替わっていて、私はどうもこの感触になじめないのだけども、まだまだ使えるとのこと。今回はほぼ「表替え」のみお願いしました。
ただ玄関は床から新調することにしたので、床について相談していたときのこと。
「最近は藁床はダニの温床になるからと敬遠されることもあるけれど、本当はそんなことはないんですよ。確かに時に発生することはあるけど…。スタイロ畳はいわば断熱材。湿気が床上に上がってこないのは事実。でもそれは逆に床下に湿気が溜まることになり、部屋は快適だしダニの心配はなくても、建物の土台がやられてしまうことにつながりかねない」と匠。なるほど、なるほど。深く納得するとともに、匠が畳より家を主に考えていることに感動しました。畳屋さんだけど畳のみを見ていない。当たり前といえば当たり前。でも、今の世の中、自分の仕事さえうまくいって、自分にクレームが来ないことを優先させることのほうが多いのではないかしら。(畳の話、つづく)

2011.5.14 [土] 着物タテヨコ会/お伊勢ツアーその3

神宮を後にし、待ちに待ったお昼ごはん。おかげ横町の「すし久」にて手こね寿司。ビールもね。あーおいしー。ぷはー。

旅の土産を買い、少しぶらぶらしてから再びバス。今度は伊勢木綿の臼井さんのところへ(伊勢木綿についてKWにしたのはだいぶ前。伺うのは今日がはじめて)。

ずらっと並ぶトヨタ織機。ああ、こういうのホントにトヨタ産業技術記念館にもたくさん置いてあったなあ。しかしここでは現役。ポップでかわいい配色の糸がたくさん機にかかってる。

せっかく工場を案内してもらうのだから、誰か買う人がいるといいね。事前にそんな話をしていたけども、杞憂も杞憂、みんなばんばんお買い上げ。私は目論みどおり、手ぬぐいの白生地一反仕入れてきました。ふわふわの伊勢木綿手ぬぐいが大好きだから。何にしようかな。むふふ。

めいっぱい楽しい一日でした。臼井さん、ありがとうございました。幹事サマ、おつかれさまでした!

2011.5.14 [土] 着物タテヨコ会/お伊勢ツアーその2

今回のツアーの主目的は伊勢神宮の「神御衣祭」(かんみそさい)。旅のしおりの作成係に挙手した関係で、事前にいろいろ調べたのだけども、これがすごく興味深いのです。

神御衣祭は伊勢に天照大神が鎮座して以来、二千年間途絶えることなく続けられているという。春と秋、天照大神の御衣として、絹と麻の反物を奉納する。絹を36疋、麻を120疋、とてもたくさん。神様が好きに衣に仕立てられるよう針や糸も添えて。

その布は伊勢のお隣、松坂市で古式に則り特別に織られている。絹織物「和妙」は神服織機殿神社にて、麻織物「荒妙」は神麻続機殿神社にて織られている。このふたつの神社はこの布を織るがためのみに存在しているようなもの(驚きだ)。そして絹のほうは女性が、麻のほうは男性が織るのですって。

織り上がった布は、今日天照大神に奉納されました。神職により清められ、おごそかに、古式ゆかしく…。どんな衣になるのかしら。

伊勢神宮はうつくしかった。まず手水の柄杓からして「おおお」と思い、神職の装束の色(もちろん白だけどその色)や風合いが遠目にもなにか違う。外壁や屋根材に白木を使うとこうなるのかと妙に納得したり。当然朽ちて、そのころ式年遷宮があるのだな。それと美しい照葉樹林をひさしぶりにみた気がした。美し国かー。

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11/5/29 えりりん
うつくしい。よい時間を過ごしましたね。私も伝承されてきた神事に惹かれてます。神御衣祭、_φ(・_・ メモメモ。
フー
神御衣祭は当日だけではなく、奉職始めの神事など関連の神事も多くあるそうです。そちらにも興味津々。機殿神社は深い木立に囲まれた静寂なる社だそうですよ〜。
えりりん
うわぉ〜、興味深々のツボ。_φ(・_・ メモメモっつか、Evernoteった。2000年前の日本で人々はどんな暮らしをしていたんだろうなぁ。。。

2011.5.14 [土] 着物タテヨコ会/お伊勢ツアーその1

“着物好きのお伊勢参り”と銘うったイベントだけど、朝から晩までだし、バスだし、砂利道だし。洋服で行くつもりだった。でも朝起きたらムクムクと着物が着たくなる。朝食を食べつつ「伊勢参り」「江戸時代」などと画像検索してみたりして。江戸時代の農民の一生に一度のお伊勢さん、そんな気分でいきたいなー。

いそいで荷解き待ちの段ボールを開け、久留米絣と半幅帯を出す。そうだ足袋は持っている唯一の柄足袋! だいぶ前にプレゼントしてもらった三条堺町の分銅屋の足袋。でも一度も履いたことがなかった。ついに柄足袋デビュー。そしたら履物は雪駄だね。風呂敷に荷物をくるんで、旅人のように腰(帯の上)に巻いたら、ちょっとコスプレちっく。まいっか、バスだし。

ぜんぜんらくちんだったし、歩きにくいと思っていた畳表の雪駄は意外に砂利道と好相性。風呂敷は結び方を変えたらお土産の赤福も伊勢木綿も楽々入ってばっちりだ。ただ見てくれは江戸時代・農民というより、戦中・疎開になってしまっていたような(涙)。う〜ん。

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この足袋を手にすると「相馬野馬追」(そうまのまおい)を連想する。2005年に訪れた相馬。馬追は彼らの誇り。今年は開催できるだろうか。たとえ小規模であったとしても。公式サイトによれば検討中だという。

2011.5.12 [木] 九十八夜

夏もちーかづくはーちじゅうはちや。
それから10日。雨が小降りになったすきに新茶を摘んで製茶をしてみました。

前の家にも茶の木があり試してみたことがあった。でもそのときは蒸し器とフライパンでやってみたもののちっとも美味しくできず。
先日茶園をされている方から「電子レンジでやるといい、もしくは鍋(油がしみこんでいるフライパンは×)」と教えてもらい、ならばと電子レンジを使ってみると、さくっと上手にできました。

家のまわりの茶の生垣から一芯二葉くらいの感じで収穫。作り方はこちらを参考に。茶葉を揉むときにとってもよい香りがしてきてうっとり。やっぱりお茶の葉っぱは特別なものなんだなあと実感。できたてをとりあえず試飲してから、二カ所に届けてそれぞれ一緒に淹れて飲んでみる。淡くてちょっととろっとしておいしい。ちょっと「揉み」が足りなかったか。ちかいうちにもういちどやってみよう。

2011.5.6 [金] 「着物タテヨコ会」はじまる

京友禅の工房・高橋徳のホープ(いやすでに屋台骨か)高橋周也さんは、友禅職人にしてなぜか今年から美大で「三纈」を教えている。ご存知のとおり三纈は蝋纈(ろうけち)、夾纈(きょうけち)、纐纈(こうけち)のことで、友禅からさかのぼること千年ちかく前の染色技法。

そんな周也さんの思いつきで先日手ぬぐいを絞り染めしてみようという日がありました。教材づくり&予行練習というところかしら。いずれにしても願ってもない機会。ありがたい。

18時半スタートゆえ、あまり考えるヒマはなく(しかも遅刻したし)、まずは「ホッチキス絞り」をやってみる。布を縦にたたんでパチパチとランダムにホッチキスで留めていく。お次は超テキトーな「板締め」。どんなふうになるんだろう。最後まだちょっと時間があったので脱脂綿で「蛍絞り」をしてみた。
そしてスレン染料に浸け染め、ブルーに染める。酢酸で中和しつつ水洗いしたら、いちおう完成。絞りをほどく瞬間が見せ場。ちゃんとできてる!テキトーな板締め意外にかっこいい。蛍絞りかわいい。ホッチキスもわるくない。

板締めの手ぬぐいは周也さんにプレゼントしたので、手元にあるのは蛍絞りとホッチキス絞り。どちらもかなりのお気に入りです。こりゃあ楽しい。いっぱいたくさん染めたくなってきました。

で、その周也さんが言い出しっぺで、着物を作る人と着る人をつなぐ場「着物タテヨコ会」なるものがはじまりました。今回の絞り染め手ぬぐいをはじめ、すでに楽しい企画が催されているけれど、目玉としては5/14に観光バス一台貸し切ってお伊勢さんに行きます。
神様の衣替えの神事・神御衣祭(かんみそさい)に合わせたお伊勢まいり&伊勢木綿の臼井織布のツアー。京都発、昼食代込みで5500円というお得っぷりも見逃せません。まだ多少席があるようなので、我こそはという方はこちらをチェック&エントリーを!

2011.5.4 [水] 連休

連休中は母が横浜からヘルプにきてくれて、掃除の日々。
建具を洗ったり、雨戸を洗ったり、障子を貼ったり。がんばったー。とはいえまだまだ終わらないけど、一年計画なのだ。焦らないぞ焦らないぞ。

ある日は“ガラスの帯留”の作者、Studio.Uenoの個展へ。“新緑の茂庵へどうぞお越しください”のコピー通り、まさにいちばんきれいなとき。茶室の窓からみえる緑とガラスは絶妙のコンビネーションでした。それから床の間に活けられた花梨とガラスをつかった照明もすてき。花梨ってこんなにかわいい花だったんだなあ。うん、その名の彼女を思わせる。

2011.4.29 [金] 桐の花

ひさしぶりにすっきり晴れ。午前中は客間の掃除。欄間や障子にハタキをかけたら経年のわたぼこりがふわふわと舞ってげほげほ。うー。
お昼はおにぎりを作って庭で食べてみる。庭に出たついでにちょっと耕してみたらうっかり没頭してしまい、そのまま夕暮れまで必死に開墾してしまった。祇園へいこうと思っていたのに(涙)。しかし竹の根っこがすごい。こんちきしょう。わかっていたけどやっぱり大変。明日は筋肉痛まちがいなし。今日で1.5坪くらい耕せたかしら。とりいそぎ夏野菜の苗を植える場所を確保せねば。

昨日大徳寺で桐の花をみました。ちょうど葉が開き、蕾がふくらみつつあった。いわゆる五三桐や五七桐はかなり意匠化されたもので、本来の姿は「踊り桐」なのだと知った。踊り桐はかわいくて楽しげで好き。

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後日談:じつはこの木、桐ではなく、「白雲木」(はくうんぼく)というものでした…。まさに桐というかんじだったんだけどなあ。鶯よりメジロのほうが「鶯っぽい」のと同じくらいびっくり。というのは負け惜しみ(笑)

2011.4.20 [水] 穀雨

今朝はやわらかな春雨。屋根屋(板金屋)さんはお休み。雨が降って風が吹いて桜の木はすっかり葉桜に。そして青楓がまぶしい。

二十四節気「穀雨」は種まきの合図だと朝のラジオがおしえてくれた。大工さんたちに踏みしめられすっかり固くなった庭の土。そろそろ耕さなくちゃ。

2011.4.19 [火] 蔦の葉

蔦が描かれた小紋をもっている。これぞお稽古着という雰囲気だから、お茶の稽古でよく着ている。地色は沈んでいるようで意外と地味ではないグリーン。淡い印象ゆえ春にも着たい感じなのだが、蔦の葉が紅葉しているのよね。うーむむむ。まいっか。やっぱり春も着ていた。
稽古場のおばさまがたから「まあ春らしい。枝垂桜?」なんて言われたりして。「ハイ。そうでーす。いえうそです。。。」そんなやりとりもありました。

ところがこの春はじめて気づいた。蔦の新緑は赤いのだ。ちいさなうちは赤茶色、開ききると若緑色になる。なんとなんと、そうなのか。それを知ると、この小紋はむしろ春の蔦を描いたのかもしれないと思えてきた。いつもの小紋の新たな一面を知った気分です。そして胸を張って春に着よう。

2011.4.13 [水] 水道のこと排水のこと

朝から屋根屋さん、大工さん、昼からは水道/設備屋さんがやってきた。工事のほうは期せずして一段落してしまい、ここしばらく静かだった。だからわさわさしていることが嬉しかったりする。こんなに賑やかな日はもうないかもしれないなあ。

水道/設備屋さんは残っていた最後の作業をしてくれた。
床下や壁のなか、あるいは地下に埋め込まれている水道管や排水管。蛇口をひねれば水が出るのは当たり前、流した水がどうやって下水に流れていくのかなんて、これまで意識したことがなかった。

だけど今回の改修でいろいろ実感した。それはもちろん誰かが作ってくれている。今回わたしたちはキッチンとトイレの場所を変えた。ならば水道管と排水管をそっちに延ばさないといけない。もっともよいルートを探して、ちょうどよい勾配をつけて、レゴの部品をひとつずつ足していくみたいに、延ばしていく。この作業がみていてなかなか面白い。
でも工事が終わったらそれらは目につかないところに隠れてしまう。隠してしまう。だからやっぱり空気みたいに当たり前になるのだけど、寒い寒い雪の日に排水のルートをつくってくれたタムラさんのことを私はたぶん忘れない。

桜は満開で、ぽかぽか陽気。斜め上の家の大きな桜の木からは桜小雪。3時のおやつは花見団子、水出し緑茶のあとには薄茶を一服。甘いものを食べないタムラさんも気が向いたのか無理してくれたのか、食べてくれた。抹茶は苦いって。ふーんそっかやっぱり苦いですか、などと話す朗らかな午後。

2011.4.10 [日] 茶会

茶会当日は快晴、桜は今まさに満開になろうとしている。今日は友人のお祝いの日でもある。いい一日になりそう、そう思いながら早朝に家を出た。

煎茶は文人趣味。着物は紬にする。薄紫の無地紬に白の浦野帯、こっくりしたピンクの帯揚にごく薄いグレーの帯締。無地無地で仲居さんかなあ。でもそんなようなものだし、ちょうどいいかもしれない(もっとも薄茶席では亭主代理をつとめるのだが)。

茶会は広間(八畳)の茶室で煎茶→書院で点心→回遊式の庭をバックに揚琴の演奏→小間で薄茶という流れ。裏方はやはりそれなりにバタバタでほとんどゆとりはなかったけれど、ときに聴こえてくる揚琴の音に何度かはっとした。お客さまたち、たのしんでいただけただろうか。

個人的には九回の席ののちに、演奏をしてくださった友枝良平さんを茶室に招き一服さしあげたときの時間が印象深い。三畳の小間に一対一、労いをこめて。ゆっくりお話をしながら。
それから水屋で点てた玉露の味見をさせてもらうのがひそかな楽しみだった。そうそれと京華堂利保「濤々」の美味しさには参った。存在は知っていたけど、麩焼き煎餅&大徳寺納豆=きっと地味で玄人受けするタイプのお菓子、と勝手に分類していた。しかしそれは地味ながらに華やかさがあった。滋味だった。そしておどろくほどの香ばしさだった。これは銘菓。すごいです。

写真はカメラマン久田氏による。この茶室は流れる水の上に建っており、舟に見立て、真ん中に中板があり、床のほうが舳先のようになっている。御座舟の上での一服。銀瓶をつかい点前は簡略化。いろいろ試行錯誤し、たいへん勉強になりました。

2011.4.7 [木] はじめての小間

いつになったら開くのかなあと心待ちにしていた庭の桜がぽろぽろと咲き始めた。すこし遅咲き、小振りで花の数も少なめ。はかなげで、きれい。

さて週末は煎茶の茶会。煤竹の真の茶筅は用意したし(高かった・涙)、茶巾もOK。お茶は前日に。あとは稽古だ。三畳中板の小間ゆえ、いつもとだいぶ勝手がちがう。ここで省略版の薄茶点前×3席を3セット。大丈夫かなあ。このページを参考にシミュレーション...。

しかし「これぞ数寄屋」というすばらしい茶室ゆえ、そこに居られることがすごくうれしい。がんばります。

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“風呂敷で自転車カゴ”、京都新聞に掲載!

2011.4.6 [水] 屋根

先週末から大屋根の葺き替えがスタート。
まずは大工さんが古い屋根材を撤去して下地(野地板)を張る。

いまどきは合板をつかうことが多いようだが、ここは工務店社長のこだわりで無垢の国産材。たぶん彼は合板をしんじていない。日本の林業をなんとかするなら、変な補助金はやめて、たとえば野地板をすべて国産の無垢材を使うようにしたらええんや、という。ううむ、なるほど。
いずれにせよ板がこんなふうにたくさん並んでいる感じは壮観。改修とて、国産材ガンガンつかってくれてます。

それにしても足場もつけずに、大工さんたちはするすると大屋根に上がって、ふつうに作業をしている。大屋根からの眺めをみてみたく、私もあがってみたのだが、行きはよいよい 帰りは…で、おっかなくて戻れなくなっちゃった。内心半泣き。命綱をつけてもらってなんとか梯子まで辿り着いたとさ。

2011.4.4 [月] 風呂敷カゴ

新しい(くて古い)家に引っ越して3週間あまり。しかしまだまだ工事は続行中。引っ越した翌日ガスが使えるようになり、数日後にお湯が出るようになり、1週間後にお風呂ができ、レンジフードができてキッチンが使えるようになって、それからドアがついたり窓が設置されたりと、当たり前のようなことにひとつひとつ感激しながら、やっぱり風邪をひいたりしつつ、けれどやるべきことは山のようにあって、どこから手をつければよいのやら、とりあえず急を要することから。・・・そんな感じで毎日びゅんびゅん過ぎていきます(今では日常生活はまったく問題無し。荷解きはまだ終わっていないけど)。

とにかく焦るのはやめよう。今年いっぱいかけるつもりで、すこしずつやっていこう。そうだそうだ。

さかのぼり日記もたくさん書きたいが、まずは「むす美ふろしき公募展」のこと。これはすばらしいアイディアではないかと自画自賛している“風呂敷で自転車カゴ”を普及すべく、PRビデオを作成し応募。めでたく「千田堅吉賞」をいただきました。土曜日は授賞式です。
昨年の春、結び方を教えてくれたちといちさん
、ありがとー。

ビデオはこちら。みてみてね。
「自転車&風呂敷 ごきげんショッピング」@YouTube
(ちなみにこの日は大学生がたくさん遊びにくるのに合わせて、唐揚げ用鶏肉を1kg、おでんの材料、お好み焼きの材料などを買い出ししたのだった)

▽最近の3件 [全10件を表示]
11/4/5 あっこ
KHS初めて知りました。ふむふむ、良さげですね。
11/4/7 ちといち
ビデオ可愛い〜。すばらしい〜。それでは土曜日お会いしましょう。
フー
わーい。お会いできるのを楽しみにしてます!

2011.3.14 [月] 新しい朝

おはよう大文字山。昨日無事に移動完了しました。

私たちの家のある吉田山もふくめ、京都の東山は断層の活動により隆起してできた新しい山だという。つまり真下に大きな断層がはしっている。今は笑っているようにみえる大文字山も、ひとたび動けば、私たちの生活はひとたまりもない。生命すら。「国土全体が一つのつり橋の上にかかっているようなもの」とのたとえを天声人語で読んだ。しかし津波。言葉をうしないます。せめて一人でも多くの命が助かりますように。そしてできることをさがそう。

2011.3.10 [木] むうううう

さらに大詰め。
今日は一日埋木した箇所や新たに入った材と古い材とのバランスをとるためにベンガラ&菜種油で「古色つけ」。左官屋さんの仕事の邪魔にならぬよう気をつけながら。
どうも左官屋さんというのは、職人然としたひとがおおいようにおもう。たまたまかなあ。想像していたより漆喰はとてもクリーミィで、そのコテさばきにほれぼれ。きれいですねーー、話しかけてみたところ、反応は「じろり・・・しーん」なのだった。ここここわい。

明々後日引っ越しです。いろいろ混乱中にて、、、伝言やメールのお返事、しばしお待ちくださいませ。

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通崎睦美さんの新しい本『天使突抜 367』を先日ちょっぴり立ち読み。たぶんとてもいい本。

2011.3.7 [月] むむむ

いよいよ大詰め。書きたいことは多々あれど、、、
明日は茶の湯稽古にかならずいくぞ(先週つかれてさぼってしまったのでここに宣言)。着物を着ていけるかどうかは微妙。いややっぱり着物でなくちゃ。

2011.2.27 [日] 大工仕事ラブ(はーと)

予定では今日お引っ越しするはずだったのだが、とてもそんな状態ではなく、半月延期に。いやはやどうなることやら。

進捗にはハラハラしっぱなしだけど、大工さんの木工事には惚れ惚れ。繊細な木工事は宮大工の修行をしていたという同年代の大工・コセキさんがもっぱらの担当で、彼の仕事はとてもきれい。撤去した元廊下の木材を使い作ってくれた式台は新旧の木材がすてきな調和をみせている。柱を補強するにも、ボルトなんかは使わずに、仕口(というのだろうか)で繋ぎ、あえて別の木材で埋め木をしてくれていた。こういう大工の洒落っ気がとてもうれしい。彼は誇り高く、熱い大工だ。それでいてこんなんやってみたんすけど...と微妙に照れた感じで話すのがまたよいのです。ブラボー!コセキさん。

大工さんたちががんばってくれている横で私はキッチンの掃除など。キッチンは予算の都合上古いのを掃除して使うことにした。前住人を1時間は説教したいと思う悲惨な状態(涙)。でも中途半端なシステムキッチンを入れるのもなんだし、木工事のほうがずっと大事。がんばるのだ。掃除に使ったのは灯油と重曹&クエン酸のみ。あっ洗剤付きのスチールたわしもちょっと使ったか。重曹のお掃除はあまり信じていなかったのだけど、その実力を知った。いちにちキッチンと向き合い、よし、使おう。…と思えた。

2011.2.14 [月] バレンタインデー

昼から雪。大工さんたちにチョコレイトを届けるつもりだったけど、くじけそうになる。・・・いやいや、なにをいうておる。こんなに寒い日にがんばってくれているのだもの、こんな日だからこそ、せめて感謝の気持ちを伝えにいかねばっ。

3時のおやつタイムにホットココアとチョコレイトのエクレアとチョコ柿ピーをお届けし、灯油も買って運んでアラジンストーブをつけた。そんなことをしているうちにどんどん雪が積もって、真っ白の銀世界。きれー。

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チョコ柿ピーは小倉山荘のものです〜。

2011.2.13 [日] 新年会

こまかな確認事項などがたくさんあって、なにかとばたばた。たとえばTOTOのショールームへ行ったりとか。日影茶屋でのたのしい時間を想像しながら、京都でうろちょろしております。

巣づくりがんばりまーす!

2011.2.9 [水] 地味にジャッキアップ

改修現場へゆくと、ジャッキアップがはじまっていた。

柱が少し沈んで、歪んでいる部分に、まず仮の柱を何本か仕込み、ジャッキアップ。仮の柱が家を支えている間に、本当の柱を一部切り、ほぞを切った柱を入れる=“根継”。
ジャッキアップというと大掛かりな作業を想像していたけれど、安藤美姫似の大工“しーちゃん”が一人で地味に進めていた。へえー。こういうもんなのかあ...。

家の中に入ると、明らかに斜めに沈んでいた部分が、ほとんど水平になっている。伝統工法の家って、柔らかいのだ。

2011.2.4 [金] 涙...

先日放送された探偵ナイトスクープ「レイテ島からの葉書」を遅れて観ました。
結婚後五ヶ月で出征し、自分が生まれる前に遠いレイテ島で戦死した父親は、自分が母親のおなかに宿っていたことを知っていただろうか。知っていたと思いたい。そんなレポートです。ううう。
http://video.fc2.com/...

写真はぜんぜん関係なくて、庭にあそびにくるショウビタキの「たろう」。日に日に距離を縮めてきて、最近は1mくらいのところまで近寄ってくる。けど近寄ってきたことにこちらが気づいて視線をやると、2mくらいのところまでさっと遠ざかる。愛いやつよ。たろう。

2011.2.3 [木] 赤鬼!

お札やら、餅花をおさめに吉田神社。
吉田神社の節分祭はおもしろい屋台がおおいなー。鮎だけの店、晦日蕎麦を出す店、湯豆腐屋、なかなかおいしいタイヤキ屋さん、エトセトラ。
屋台物色中に鬼さんたちに出くわした。子どもにはどついていたけど、大人からは握手を求められ機嫌良く握手してくれていたりして。顔に似合わずフレンドリーです。

2011.1.31 [月] 改修工事:着工

しばしの間、この土地を拝借します。朝、土地の神様にご挨拶。無事工事がすすむことも願って。

そうこうしているうちに、劇的ビフォーアフターぶりの解体がはじまりました。お風呂やトイレなど、まずは基礎から作り直すところを撤去。ノリのよいワカモノ大工お二人がうぉっほー!などと言いながらがんがん解体していく。とてもしっかり作られているようで、ちょっと苦労しているようだった。「ええ仕事したはる!」と大工さん。この柱がこう通っていて、この梁がどうのこうの・・・私にはちんぷんかんぷんの話題だけど、こういう話をしているときの大工さんはすごく楽しそう。新旧の大工さんが対話しているようです。

そしてあっという間に瓦礫の山。いっぱい出るもんだなあ。。。

2011.1.30 [日] いよいよ明日

屋根は葺き替えないといけないし、水回りはだいぶ古いし、畳や建具も張り替えないと。左官もちゃんとしたいし、木の建具は隙間風がぴゅーぴゅー。何を優先させ、何をあきらめるのか、見積書とにらめっこしながら考える日々を経て、いよいよ明日改修工事が着工です。うー。長かった。わがままに付き合ってくれている建築家の友人&工務店さんに感謝しつつ、改修工事を見守りたいと思います。いや、私も参加するのだ。一部。

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窓は重要。私は今こんな本を読んでます。

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すっかり忘れていた洗濯物をさっき(21時ごろ)取込んだ。すると靴下がしゃりしゃりしてる...。凍った洗濯物ははじめて。今日から明日にかけて予想最低気温は−4℃です。ぴー。

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フー式決定版☆寸法表を公開しました。ぜひ使ってみてください!

2011.1.29 [土] 続・剪定

二度目の剪定。朝から陽が暮れるまで、めいっぱいがんばりました。よく働いたー。もう一日、三人でがんばればなんとかなるかな。
今日は撮りそこねたので写真は12月のもの。

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ふむふむ、えりりんはPhotoshop。sumopaint、ためしてみます!
しかしそうなんだよね、なんでもtoo much。私がWindowsで愛用している画像編集ソフトも2004年のもの。その後のバージョンからえらく重くなって、このVersion7が最強だったと未だ愛用者が多いようだ。
指の脱臼は整形外科の先生がきゅっとひっぱってすっと戻すと、元通りになりました。とはいえ傷ついているようでしばらく痛かったけど(今もちょっと違和感あるけれど)、大丈夫です!

2011.1.27 [木] コンピュータの話

昨年末は不運なことがつづいた。
家の階段ですっころんだ、電柱にひっかけてコートを破った、階段でこけて指を脱臼、一眼レフ(のディスプレイ)を壊した、極めつけは大晦日にiMac(のハードディスク)が壊れた...。

そして現在リカバリ中。iMacは修理中だが、それはさておきMacBookAirを導入した。これがもうすんごくよい。超はやい。OSが10秒でたちあがるし、すべてさくさく動いてくれる。モニターも極細かくて明るい。
私は基本Windowsユーザーなのですが/だったのですが、ただいまMacユーザーへとスイッチの途上にあります。ただParallelsというMacのなかでWindowsが動くソフトが感動的によくできているので、完全にスイッチしなくても、永遠にパラレルでもいいのかもしれない、という気が若干しなくもない。

ところでMacのみなさまは画像編集ソフトに何をつかっているのかな。
今は、急ぎの作業時は身体と一体感のあるWindowsのPaintShopPro(のバージョン7)、ちょっとした用事ならMacのPixelmatorをぼちぼち使いはじめてます。これは軽いしわるくないのだが、Photoshopに似ているところがちょっと気に入らない。もっとシンプルに動いたらよいのに、もっとショートカットでがんがん動いてほしい、と思うことがしばしばで、わりとストレス。
Photoshopはtoo much、iPhotoはtoo less。どちらも入っているけどこのふたつ以外で、おすすめがあったらおしえてください!

写真はMacBookAir。陽が透けて、液晶の後ろのりんごマークが浮かび上がるのです。

2011.1.26 [水] おいしいものメモ

・長文屋の山椒
紀州石臼挽スペシャル、ほんとうに香りがすばらしいです。そして色も美しい。生の山椒のようなパワーがある。先日は鶏のつくねに入れてみたところ、すごく美味。いつも鶏と合わせているけども、今度は肩ロースと合わせてみたい。

こけし屋のレーズンパイ
東京土産のお裾分け、好日居へ、そして関美穂子さんまで届きました!

・北海道のカタラーナ
年末にいただいたカタラーナ、たいへん幸せでした。たぶん近いうちにお取り寄せしそう。何か口実をみつけなくっちゃ(なくてもいいんだけど、なんとなく)。

2011.1.26 [水] ようやく、出帛紗

う〜。今日はまたすごく寒かった。すぐ近くに薪ストーブをつかっている新築の家があって、その横を通るときはほんわり薪が燃える香りがしてほっこりする。でもそれをよい香りと感じるかどうかは人それぞれ。住宅地ではちょっと気を遣いますね。いやしかしすでに火を知らぬ子どもが育っているのかあああ。

さて先日はじめてお茶の出帛紗を買いました(おそっ)。徳斎さんで出帛紗ぜんぶ、古帛紗ぜんぶみせてもらって(気に入ったものがあれば出帛紗に仕立ててくれるという)、選んだのは玉虫色の「一重蔓牡丹唐草」。風合いが柔らかい。家に戻って封を開けると織の組織は「朱珍」であると書かれてました。
錦はピンとこず、緞子は渋すぎ、金襴は違和感があり、紹巴は淡い色が多く一番好きな柄が多かったのだが普段には使えないし、ということでこれがいいなと思ったのが朱珍だった。朱珍の帛紗はすこし珍しいかも。

徳斎さんは店構えがかっこいいので(朱の帛紗がめじるし)もじもじして入ったことがなかった。先日はじめてのれんをくぐると、お店の方はとっても感じがよくて、ほっとした。畳の間にそっと置かれた松本民芸家具の小さなテーブルや椅子が可愛らしい。それに包み紙や箱もすばらしい。包み紙はとても質のよい和紙、箱はきら刷り(たぶん)がされている。さすがだー。

一月はお茶のお稽古はお休み。来週からスタート。

2011.1.24 [月] 春の兆し、ちょこっと

「くらしのこよみ for iPad」というアプリがとてもいい。
七十二候に沿って、つまりだいたい五日おきに更新されるのだけど、暦のこと、旬の野菜や魚のことなどを教えてくれる。それがとてもうつくしいビジュアルとともに。今なら二十四節気の「大寒」、第七十候「款冬華(ふきのはなさく)」。そうかもう蕗が出てくるのか!

昨年移植したばかりの庭はその気配はまだなかったけれど、畑の蕗エリアを探すと、ぽちぽちと顔をだしてました。ただし今出ているのは古株の真ん中からで、新たな株ではない。これは収穫しちゃって大丈夫なのかな。ちょっと躊躇。もう少し待ってみよう。

春の兆しがちょっとずつ。道明さんから届く色見本も春爛漫といった風情です。

2011.1.22 [土] 薪ストーブの一日

ほうぼうから薪ストーブのすばらしさを語られて、ぬぬぬという感じになっている。すぐに導入はできないけど(予算の都合上)、いずれ設置するときのために準備だけでもしておきたいかも...。

そんなことで今日は友人のプリウスを借りて薪ストーブ調査の一日。
まず薪ストーブの専門店「京阪エンジニアリング」にむかう。図面を見てもらいながら相談すると、さすがは専門家。よくわからなかったこと、疑問に思っていたことがするすると解けていくのだった。薪ストーブは間違った設置をすると煙突が“煙道火災”を起こし、ときに大変なことになってしまう。じっさい煙道火災で家が全焼、なんてことが年に数件起きているというのだ。
薪ストーブをどこに設置するのか、どのように煙突を立ち上げるかは大変重要なのである。また置き場所・家の構造・屋根の形状によってベストな方法は変わってくる。図面とにらめっこしながらあれこれ話し、具体的には後日家&屋根をみてもらうことと相成りました。
その後は薪ストーブのよさついてどっぷりと話をきく。そして文字通り味わった。土曜日は薪ストーブでパンやらおやつやらを焼いてくれる日だそうで、コーヒーとともに次々といただいてしまった。う〜ん、おいしい。楽しい。社長おもろい!

それから嵐山を経由し、愛宕山の麓、清滝にある「ギャラリーTerra」へ。ここは昨年まで寺町二条にあった竹紙専門店&ギャラリーの移転先。ひろひろさんこと高橋裕博氏の個展中なのだ。そして薪ストーブ&おくどさんを見せてもらうことがもうひとつの目的。

玄関の戸を開けるとにこにこ笑うひろひろさんと土間に置かれた薪ストーブが迎えてくれた。ゆらゆらとゆれる赤い炎、ほわ〜んと暖かい空気。ギャラリーの真ん中には龍神さんを描いた大作がどーん。かっこいい。
薪ストーブの詳細はここに詳しく書かれているから省くとして、とにかく「やっぱりいいなあ」と思いを新たにした。そう、こちらではなんとピザを焼いてもらってしまった。これが予想をはるかに超えてすごく美味。石釜ピザにも負けぬ味。薪ストーブがあれば、オーブンいらないじゃん。パンも焼けるし、グラタンだって焼けるぞう。ただし冬限定だけども。

オーナー・小林亜里さんが新年の「テラ通信」にこんなことを綴っていた。
「清滝は水の流れるところ、火伏の神愛宕山のお膝元です。(中略)町家もおくどさんも薪ストーブも、人々が長い時間をかけてつくりあげてきた知恵が生かされています。そしてその知恵の秘訣は、火や水など厄介なものを封印することなく、親しくつきあうことでよいつきあい方を心得ていくという、必然に負うところが大きいのでしょう。これから家も道具も使いつづけることで生かし続けていきたいと思ってます。」

そうなんだ。危ないからやらない、そうやって私たちは多くのことを封印している。でもそれは何か違うよね。
(そうだ、このままIHの普及がすすんだら、近未来のひとびとは火というものを見ることがなくなってしまうかもしれない。いや今でさえIHの家で育ったら、そうなるかもしれないな。ぼく、火ってみたことないの。そんな子供がすでにいるのかも)

ギャラリーTerraの寺町二条の家のこと、そして新たなスタートについてここに書かれています。小林亜里さんのこころ暖まるすてきな文章。おすすめ。

2011.1.19 [水] 中冬の名月

友から「月がすごい、比叡山」とメール。たしかにすごい。まんまるだ。おっきいぞ。

中秋の名月は暮れていくタイミングと月が昇るタイミングが絶妙なのだと何年か前におしえてもらった。もしかしたら中秋の名月と今ごろと、そのタイミングは同じくらいかも。いやちょっとまだ暮れるのが早いかも。
毎日すごく寒いけど、冬の月見もいいな。

遅すぎますが、あけましておめでとうございます!

2011.1.15 [土] 自転車バージョンアップ

“シモガモ号”と呼んでいる自転車に最近カゴをつけてもらった。この自転車は近所のちょっとした買い物とか畑にいくときに使っている。かなりボロボロなんだけど、カゴをつけたことでだいぶバージョンアップ。とてもよい。

今日は三軒分の野菜を収穫。自転車カゴと畑カゴ両方満載にして家にもどり、小分けにして配達した。ネギ・水菜・菊菜・大根・セロリ・サラダミックスなど。気分は産直農家。むふ。

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