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2011.5.28 [土] 入梅

もう梅雨なんて。これって夏野菜的にはどうなんだろう。もうすこし爽やかな風を感じ、育ってから、雨の恵みを受けたかったのではなかろうか。まっお天道様のことだからそんなことを言ってもしかたないか。

写真は心配げに畑をみつめる我が家のスノーウィー。
開墾はそこそこ進み、ひとまず4畝。備中鍬の柄を折ってしまって、現在修理中にて足踏み状態です。そして開墾専用の「トンビ鍬」が届くのを楽しみに待っているところ。古畳がたくさんあるから、敷き藁をこれでもかというほど敷き詰めてます。

敷き藁にはいろんな意味があって、雨の日は泥はねから苗に病気が伝染るのを防ぐため、日照りの時は土が乾きすぎるのを防ぐため、それと藁を敷くことで虫たちの居心地がよくなり畑の生態系がすこし複雑になって抵抗力が上がる、最後は分解されてよりふんわりした土になる、などいいことばっかり(たぶん)。あと畝間を歩くとき靴に土や泥が付かないのもナイス。

この家で何十年も働いた古畳。土に還すことができてよかった。

2011.5.18 [水] 改修/畳 その1

い草の香りがここちよい。青々とした畳表がすがすがしい。ようやく玄関と客間に畳が入りました。

玄関の畳はだいぶ古かった。畳表は「中継ぎ」という手法で作られていて、今ではほぼ作られることのない珍しいものだという。2005年に竣工した京都迎賓館の大広間の畳にはあえてこの中継ぎ表の畳が用いられている。準備はい草の栽培からはじまったそうだ

『京都迎賓館 ものづくりものがたり』を熟読した私は、この仕事に携わった人たちに尊敬とアコガレの念を抱いておりました。
そしたら今回工務店さんの呼んでくれた畳屋さんがまさにその大広間の畳を納めた方(以下「匠」と呼びます)なのだとあとから教えてもらい、ちょっと感動。チーム・ミヤタ、すごいじゃん!

家の畳の多くは「スタイロ畳」と呼ばれるいわば発砲スチロールを畳表で包んだ最近の畳に替わっていて、私はどうもこの感触になじめないのだけども、まだまだ使えるとのこと。今回はほぼ「表替え」のみお願いしました。
ただ玄関は床から新調することにしたので、床について相談していたときのこと。
「最近は藁床はダニの温床になるからと敬遠されることもあるけれど、本当はそんなことはないんですよ。確かに時に発生することはあるけど…。スタイロ畳はいわば断熱材。湿気が床上に上がってこないのは事実。でもそれは逆に床下に湿気が溜まることになり、部屋は快適だしダニの心配はなくても、建物の土台がやられてしまうことにつながりかねない」と匠。なるほど、なるほど。深く納得するとともに、匠が畳より家を主に考えていることに感動しました。畳屋さんだけど畳のみを見ていない。当たり前といえば当たり前。でも、今の世の中、自分の仕事さえうまくいって、自分にクレームが来ないことを優先させることのほうが多いのではないかしら。(畳の話、つづく)

2011.5.14 [土] 着物タテヨコ会/お伊勢ツアーその3

神宮を後にし、待ちに待ったお昼ごはん。おかげ横町の「すし久」にて手こね寿司。ビールもね。あーおいしー。ぷはー。

旅の土産を買い、少しぶらぶらしてから再びバス。今度は伊勢木綿の臼井さんのところへ(伊勢木綿についてKWにしたのはだいぶ前。伺うのは今日がはじめて)。

ずらっと並ぶトヨタ織機。ああ、こういうのホントにトヨタ産業技術記念館にもたくさん置いてあったなあ。しかしここでは現役。ポップでかわいい配色の糸がたくさん機にかかってる。

せっかく工場を案内してもらうのだから、誰か買う人がいるといいね。事前にそんな話をしていたけども、杞憂も杞憂、みんなばんばんお買い上げ。私は目論みどおり、手ぬぐいの白生地一反仕入れてきました。ふわふわの伊勢木綿手ぬぐいが大好きだから。何にしようかな。むふふ。

めいっぱい楽しい一日でした。臼井さん、ありがとうございました。幹事サマ、おつかれさまでした!

2011.5.14 [土] 着物タテヨコ会/お伊勢ツアーその2

今回のツアーの主目的は伊勢神宮の「神御衣祭」(かんみそさい)。旅のしおりの作成係に挙手した関係で、事前にいろいろ調べたのだけども、これがすごく興味深いのです。

神御衣祭は伊勢に天照大神が鎮座して以来、二千年間途絶えることなく続けられているという。春と秋、天照大神の御衣として、絹と麻の反物を奉納する。絹を36疋、麻を120疋、とてもたくさん。神様が好きに衣に仕立てられるよう針や糸も添えて。

その布は伊勢のお隣、松坂市で古式に則り特別に織られている。絹織物「和妙」は神服織機殿神社にて、麻織物「荒妙」は神麻続機殿神社にて織られている。このふたつの神社はこの布を織るがためのみに存在しているようなもの(驚きだ)。そして絹のほうは女性が、麻のほうは男性が織るのですって。

織り上がった布は、今日天照大神に奉納されました。神職により清められ、おごそかに、古式ゆかしく…。どんな衣になるのかしら。

伊勢神宮はうつくしかった。まず手水の柄杓からして「おおお」と思い、神職の装束の色(もちろん白だけどその色)や風合いが遠目にもなにか違う。外壁や屋根材に白木を使うとこうなるのかと妙に納得したり。当然朽ちて、そのころ式年遷宮があるのだな。それと美しい照葉樹林をひさしぶりにみた気がした。美し国かー。

▽最近の3件 [全5件を表示]
11/5/29 えりりん
うつくしい。よい時間を過ごしましたね。私も伝承されてきた神事に惹かれてます。神御衣祭、_φ(・_・ メモメモ。
フー
神御衣祭は当日だけではなく、奉職始めの神事など関連の神事も多くあるそうです。そちらにも興味津々。機殿神社は深い木立に囲まれた静寂なる社だそうですよ〜。
えりりん
うわぉ〜、興味深々のツボ。_φ(・_・ メモメモっつか、Evernoteった。2000年前の日本で人々はどんな暮らしをしていたんだろうなぁ。。。

2011.5.14 [土] 着物タテヨコ会/お伊勢ツアーその1

“着物好きのお伊勢参り”と銘うったイベントだけど、朝から晩までだし、バスだし、砂利道だし。洋服で行くつもりだった。でも朝起きたらムクムクと着物が着たくなる。朝食を食べつつ「伊勢参り」「江戸時代」などと画像検索してみたりして。江戸時代の農民の一生に一度のお伊勢さん、そんな気分でいきたいなー。

いそいで荷解き待ちの段ボールを開け、久留米絣と半幅帯を出す。そうだ足袋は持っている唯一の柄足袋! だいぶ前にプレゼントしてもらった三条堺町の分銅屋の足袋。でも一度も履いたことがなかった。ついに柄足袋デビュー。そしたら履物は雪駄だね。風呂敷に荷物をくるんで、旅人のように腰(帯の上)に巻いたら、ちょっとコスプレちっく。まいっか、バスだし。

ぜんぜんらくちんだったし、歩きにくいと思っていた畳表の雪駄は意外に砂利道と好相性。風呂敷は結び方を変えたらお土産の赤福も伊勢木綿も楽々入ってばっちりだ。ただ見てくれは江戸時代・農民というより、戦中・疎開になってしまっていたような(涙)。う〜ん。

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この足袋を手にすると「相馬野馬追」(そうまのまおい)を連想する。2005年に訪れた相馬。馬追は彼らの誇り。今年は開催できるだろうか。たとえ小規模であったとしても。公式サイトによれば検討中だという。

2011.5.12 [木] 九十八夜

夏もちーかづくはーちじゅうはちや。
それから10日。雨が小降りになったすきに新茶を摘んで製茶をしてみました。

前の家にも茶の木があり試してみたことがあった。でもそのときは蒸し器とフライパンでやってみたもののちっとも美味しくできず。
先日茶園をされている方から「電子レンジでやるといい、もしくは鍋(油がしみこんでいるフライパンは×)」と教えてもらい、ならばと電子レンジを使ってみると、さくっと上手にできました。

家のまわりの茶の生垣から一芯二葉くらいの感じで収穫。作り方はこちらを参考に。茶葉を揉むときにとってもよい香りがしてきてうっとり。やっぱりお茶の葉っぱは特別なものなんだなあと実感。できたてをとりあえず試飲してから、二カ所に届けてそれぞれ一緒に淹れて飲んでみる。淡くてちょっととろっとしておいしい。ちょっと「揉み」が足りなかったか。ちかいうちにもういちどやってみよう。

2011.5.6 [金] 「着物タテヨコ会」はじまる

京友禅の工房・高橋徳のホープ(いやすでに屋台骨か)高橋周也さんは、友禅職人にしてなぜか今年から美大で「三纈」を教えている。ご存知のとおり三纈は蝋纈(ろうけち)、夾纈(きょうけち)、纐纈(こうけち)のことで、友禅からさかのぼること千年ちかく前の染色技法。

そんな周也さんの思いつきで先日手ぬぐいを絞り染めしてみようという日がありました。教材づくり&予行練習というところかしら。いずれにしても願ってもない機会。ありがたい。

18時半スタートゆえ、あまり考えるヒマはなく(しかも遅刻したし)、まずは「ホッチキス絞り」をやってみる。布を縦にたたんでパチパチとランダムにホッチキスで留めていく。お次は超テキトーな「板締め」。どんなふうになるんだろう。最後まだちょっと時間があったので脱脂綿で「蛍絞り」をしてみた。
そしてスレン染料に浸け染め、ブルーに染める。酢酸で中和しつつ水洗いしたら、いちおう完成。絞りをほどく瞬間が見せ場。ちゃんとできてる!テキトーな板締め意外にかっこいい。蛍絞りかわいい。ホッチキスもわるくない。

板締めの手ぬぐいは周也さんにプレゼントしたので、手元にあるのは蛍絞りとホッチキス絞り。どちらもかなりのお気に入りです。こりゃあ楽しい。いっぱいたくさん染めたくなってきました。

で、その周也さんが言い出しっぺで、着物を作る人と着る人をつなぐ場「着物タテヨコ会」なるものがはじまりました。今回の絞り染め手ぬぐいをはじめ、すでに楽しい企画が催されているけれど、目玉としては5/14に観光バス一台貸し切ってお伊勢さんに行きます。
神様の衣替えの神事・神御衣祭(かんみそさい)に合わせたお伊勢まいり&伊勢木綿の臼井織布のツアー。京都発、昼食代込みで5500円というお得っぷりも見逃せません。まだ多少席があるようなので、我こそはという方はこちらをチェック&エントリーを!

2011.5.4 [水] 連休

連休中は母が横浜からヘルプにきてくれて、掃除の日々。
建具を洗ったり、雨戸を洗ったり、障子を貼ったり。がんばったー。とはいえまだまだ終わらないけど、一年計画なのだ。焦らないぞ焦らないぞ。

ある日は“ガラスの帯留”の作者、Studio.Uenoの個展へ。“新緑の茂庵へどうぞお越しください”のコピー通り、まさにいちばんきれいなとき。茶室の窓からみえる緑とガラスは絶妙のコンビネーションでした。それから床の間に活けられた花梨とガラスをつかった照明もすてき。花梨ってこんなにかわいい花だったんだなあ。うん、その名の彼女を思わせる。

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