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2010.3.30 [火] 断食と茶カブキ

先週末からウイルス性胃腸炎らしきもの(もしかしてノロだったりして)を発症。ひどい目に遭いました(涙)。こんなに食べられない/食欲がないのは人生初だったかも…。3.5kg減は不幸中の幸い。キープしたいものです!

病み上がりの茶の湯稽古は七事式/茶カブキ。少なめとはいえ濃茶5服。そんなことして大丈夫だろうかと不安だったけど、断食明けみたいなものだから、きっと味覚嗅覚敏感なはず。参加させてもらいました。
しかし外した。難しいなあ。ポイントは一服目つまり唯一お菓子の後の一服の、茶の味をちゃんと味わうところにある。というのが今日の教訓なのでした。次は分かるかな。

写真はイメージです。この間きれいな三日月になって嬉しくて撮った一枚。

2010.3.21 [日] お彼岸は

三宝さん(布袋さん)が見守るお台所で恒例のよもぎ団子づくりに参加させてもらう。このおうちでは春のお彼岸にこしらえるのは、ぼた餅ではなくよもぎ団子なのでした。

よもぎ摘んで(犬の散歩コースではないところから)、藁灰と一緒に湯がいてあく抜き。丁寧に丁寧に包丁でたたいて繊維を切る。餡を炊く。そこまですでに準備してくれていた。
この日は上新粉をお湯と合わせて、蒸して、そして搗く。よもぎをどっさり(お餅とかなり1:1に近い量)入れてまた搗く。すっかりなじみきるまで、えいえいえい。
お団子のもとができたら、小さく丸めて、木型でぺちゃっと平らにする。真ん中に餡をおいて、ぱたんと畳むとできあがり。砂糖をまぜたきなこをまぶして仏さまへ。昔は向こう三軒両隣、髪結いさんやらに配ったものだけど、最近はなくなってしまった、とお母さん。鉾町の立派な町家だけど、お隣はマンション。高層マンション(といっても京都的な高層で、9階建て)のみんなに配ることはできないよね。でも縁あって集まった皆でいただけるってすてきだ。いただきまーす!

ところでこんなカタチのお団子ははじめて。でもそうだ、中村軒の麦代餅に似ている。よもぎの他にも、白いお団子そのまま(ぴりっと塩をきかせて)、ニッキ味も作って、お味は3種類。おいしーい。よもぎのパワーものすごい。いい香り。ああ。ああ。春の味。

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午前中は黄砂がひどかった。ほうれん草も黄砂をかぶってしまった。ぐう...。
この写真におどろく。発生元の国民はこんな対策。
http://headlines.yahoo.co.jp/...

2010.3.20 [土] 桜の舞

お昼過ぎから青空が広がって、キラキラしたとてもきれいな午後。遅咲きの半木の道にも気の早い枝垂桜が一本。少しばかりほころんでいました。春だなあ。いいなあ。マチの方向へ自転車を走らせる。

いくつか用事をすませて、夕方ごろ八坂神社。日本舞踊・春乃流門下の方々による奉納舞踊があるときき、楽しみにしていました。
曲は祇園小唄、御所車、梅、助六桜、桜狩、桜絵巻という桜尽くし。日本舞踊ってたおやかだ。仕舞とはぜんぜん違う世界。暮れていく時間帯にこの踊りは、なんだかやばい。うっとりとする。

帰りは花灯路の一角を通った。長楽館にはホットワインの屋台。いいねえ...。お昼の陽気に気が緩んで、やっぱり薄着できてしまった。ホットワインを横目にみつつ、帰路を急ぐ。夜は寒い。油断大敵。

2010.3.18 [木] 一足立ち

最近お茶の稽古では、スムーズな「一足立ち」をひとつこころがけている。問題はやはり点前のあと。点前座では建水を下げるとき、茶碗を下げるとき、水指or水次やかんを下げるとき——の計3回。何食わぬ感じで普通にすっと立ち上がりたい。うまくいくと、ときにおば様方が「さすが若い人は」などと小声で褒めてくれる。

先日は全てすっとクリーンに決まった。よしっ。3回目は心のなかで小さくガッツポーズ。そしたら「百発百中を目指してきた・・・決まりました!」なんて刈屋アナウンサーの実況が頭に浮かんでしまい、噴出しそうに。トリプルアクセルを連想するとは、厚かましくてびっくりする(笑)。

写真はその日の帯まわり。わかりやすい春カラー。鴨川沿いの川端通り、荒神橋あたりは芽吹いた柳と早咲きの桜で早くもこの色合わせでした。

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NHK刈屋さん、バンクーバーでの実況について、ここにコメントが。
http://vancouver2010.nikkansports.com/...

2010.3.18 [木] 高橋徳@伊と忠GINZA

今日から伊と忠GINZAにてたかはしとくyds展。会期中は小物の販売友禅教室も。関東のみなさま、おみのがしなく。28日までです。

高橋徳謹製の小物たちは、こんなに小さいものなのに、すべて本当の手描き友禅で作られてます。ひとつひとつ下絵を描いて、糸目を描いて、色を挿して。刺繍や金があしらわれたものもある。スゴイと思う。
きものはなかなか誂えることができないので(涙)、とりあえず小物で幸せな気持ちになってます。菊や萩などをあしらった古典の名刺入れはとってもお気に入り。

2010.3.14 [日] お菓子/花衣

今日のお菓子は川端道喜「花衣」。
あああこれは。とてもきれいだ。あでやかだ。見入ってしまう。

花といえば桜のこと。花衣とはすなわち桜襲(さくらがさね)のこと。かたちは女性の装束というより男性の装束、狩衣を思わせた。

襲の色目について調べてみる。『日本の色辞典』(吉岡幸雄著)によれば、桜襲とは表が白(白生絹)、裏が赤花(紅花)。しかし諸説あるようだ。いや、諸説というより、みなが共有するルールがあったうえで、個人の好みによりいろいろだったということ。

下の写真は『きものサロン'10春夏号』の付録「日本の色大全」から。うつくしいです。

2010.3.13 [土] 小旅行

前から行きたいなあと思っていた堺へ。
しかし京都からは遠いけれど、難波から10分とは意外な事実(私には)。同行の友は仕事でちょいちょい来ているというし。けれど手には『大阪自転車ホリデー』(ワークルーム著)。やっぱり小旅行気分なのだ。

堺への行き方はいくつかあって、できることなら路面電車「阪堺電気軌道」に乗りたいと思った。しかし自転車の町・堺の堺製自転車を借りたかったから、難波経由でJRの堺駅へ向かうことに。難波では豆のお店、NutsDomに寄る。ピーナッツバターを挽いてもらいました。わーい。御堂筋の北御堂の近くが本店だそうですよ。道中天下茶屋のことをてんがちゃ、と略すと教えてもらってちょっとうれしい。てんがちゃ。

JR堺駅前はありえない色のハリボテのような建物が並んでいた。うーむ。どうよ。自転車は堺製のものが何種類もあって、なんだこりゃ、というカタチのLOUIS GARNEAU LGS-SK1というのを借りてみました。コンピュータが変速機を自動制御してくれるというのだが、どうもうまく制御されている気がしない。カタチといい、ちょっと作ってみたんだけど、やっぱりだめでした試作機という感じ。貴重な機会でした(笑)。

まずは高名な“銀シャリ屋 ゲコ亭”でお昼ごはん。粘り気の強いコシヒカリ。うむうむ。ごはんおいしい。お漬物も印象的。食後に厨房をのぞいていたら、米炊いて40余年の亀仙人似の店主に手招きされて、しばしおしゃべり。店の表には「コシヒカリ」「ササニシキ」と書いてあるのだけど、今はコシヒカリ100%。ササニシキは背が高くて倒れやすいから栽培しにくいのだそうだと。最近ササニシキを食べていることを話すと「宮城か」と訊かれた。そのとおりです。象印がゲコ亭へ研究しに来ていて、もうすぐ新しい釜を出すらしいとか、先日NHKが取材にきて、米が炊けるメカニズムを詳細に調べていったとか。などなど。
「息子にも極秘「コメ炊きの技」伝授 人気の定食店主人が後継者探し」なる記事をみつけた(産経新聞/Googleのキャッシュよりその1その2)。なにゆえ息子に教えないのか……。亀仙人よ。

お腹が満腹になったところで、自転車を走らせる。目指すは仁徳天皇陵の方向、「主水書房」。華道家片桐さん主宰のギャラリー。メインの床にはあふれんばかりのミモザの花が大胆に活けられていました。お見事。とっさに連想したのは、秘密の花園の枝垂桜。青い壁の小さな部屋でチャイをいただいて、ゆっくり過ごす。いい空間で、ずっと座っていたい気持ちになりました。

とはいえ自転車は16時半に返さないといけない。仁徳天皇陵をぐるっと1周。小学校のときに習った仁徳天皇陵と初対面。大きな森でした。お堀は何重にもなっていました。それから千利休屋敷跡などを経由しつつ、堺駅へ。
これで堺小旅行はおしまい。刃物、くるみ餅は次の機会に。こんぶ土居、バールウーノに寄って帰路。大阪な一日でした。

2010.3.11 [木] 早咲きの桜

早咲きの桜はいく種類もあるようだけど、この桜はなんというのかな。河津桜でもなくおかめ桜でもなく。畑のあぜ川のほとりに立つ小さな桜の木。早くも満開です。淡い色がとってもかわいい。

柳も芽ぶいてきたー。
「春来草自生」はるきたらばくさおのずからしょうず
ある日のお軸。

2010.3.9 [火] 米がうまい

先月懸案の精米機を導入。なぜかというと、えりりんが遊びに来てくれたとき一緒に食べた宮城県栗原産のササニシキがものすごくおいしく、さらに精米したてと日にちが経ってからとではこれほどに味が違うものかと再認識。結果栗原のお米農家さんから半俵(30kg)玄米で送ってもらい、日々精米することにしたのです。ですよ〜!

なものだから、お米がすんごくおいしい日々です。
精米機はサタケ製マジックミル(同じものが通販生活にもでている)を選びました。栗原の農家さんにこれを買いますと伝えたら、ベストチョイスですと太鼓判を得ました。大きさはミキサーをひとまわり大きくしたくらい。おすすめです。

今日の昼食は、塩むすび2ヶ、大根と三つ葉のお味噌汁、ほうれん草のおひたし。
炊き立てご飯の塩むすび以上においしいものってあるだろうか。

野菜は畑から、調味料は母の味噌と自家製ポン酢といただきもののお塩。清く正しい。『暮らしの手帖』に投稿したいくらいの気分です(笑)。

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『ぼくは猟師になった』私も読みました。彼の獲物はスガマチ食堂で供されてます。

2010.3.5 [金] 図書館

私も図書館が大好き。
雰囲気は府立図書館がいい。しかし蔵書数でいえば意外なことに市立図書館なのだった。だいたい区にひとつある町の図書館。ひとつひとつは小規模だけど、そのネットワークにあるものはとても簡単に借りられる。オンラインで蔵書検索して予約ボタンを押せば近所の図書館に届く。届くとメールがやってくる。たいがいの本は揃っているし、10冊まで借りられるというのもいい。

だけど図書館マナーというのはどうも悪くなっているようで、「ページを破らないように」などというポスターが張られていることに驚く。そんなことを言わなくちゃいけないなんて、ため息ものだ。

先日借りた本には、あるページにとてもきれいな鳳凰の襖絵が載っていた。ところがその鳳凰がくっきりエンボス加工されたようになっている。ぬぬぬ!? 表紙ならともかく、本のなかの1ページにエンボス加工!? そんなわけない。

どうやら誰かがこの鳳凰の姿を気に入って、上に白い紙でも置いて、描き写したようだった。ボールペンはやめようよ、そもそもコピーすればよかったのに、などつっこみどころはあるけれど、この人の跡はちょっと好ましく思えた。写した絵は何に活かされるのかな。もしや友禅の意匠の元になったりして。
そういえば、昔の図書館は本の最後にカードが入っていて、日付のハンコが押されており、その本の借りられた履歴を知ることができた。この本、10年前に一回借りられたきりだ。そんなことが分かってちょっとわくわくしたなあ。

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