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2009.11.30 [月] またもや御所

近くを通るとつい寄ってしまう。御所の森のなか。今日はおじちゃんカメラマンが熱心に写真を撮っていました。テーブル付きのベンチには本やノートを広げて熱心に勉強(?)している人も。うーん。最高の書斎だわ。

2009.11.29 [日] ツリーハウス!

何度目かの静原。静原は市原と大原を結ぶ道の真ん中あたりにあり、とても静かな、都にちかい里。石垣がきれいな集落。山間だけど、開放感がある(だから“原”なんだろうな)。
静原には小さな商店とJAくらいしかないと思うのだけど、カフェミレットという時々営業するカフェがあるときいていた。とても素敵なところだという。そしてそのカフェミレットの依頼で友人がツリーハウスを設計&施工したときき、見学にでかけました。

バスで揺られること40分あまり(バスは2時間に1本しかない)。終点から少し歩くと、ツリーハウスがみえてきた。カフェミレットから小川に沿って少し歩くと、ツリーハウスがのっかった大きな欅の木があった。
ホンモノの梯子はまだかかっていなかったから、とりあえずの梯子をつたってツリーハウスに上がってみる。踊り場みたいな場所があり、その上にももうひとつテラスみたいなのがありベンチもあり、その先にちいさな部屋があり、さらに屋上にも登れちゃう。さらにさらにそこから木に登ることもできる。楽しー!うわー!

いろんなところに遊びごころが潜んでいて、やたらめったら楽しい。そしてものすごく木と一体感のあるツリーハウスなのだ。『ツリーハウスで遊ぶ』なる本をぱらぱらとめくると、世界中にいろんなツリーハウスが作られていることを知る。そしてこのツリーハウスの良さをかみしめる。ツリーハウスを支える柱なんてない。ワイヤーなどの力を一部借りつつ、絶妙なバランスで木にのっかっているのだ。普通の部屋みたいに快適過ぎないのがいい。まるで木に登っている感覚。それが楽しい。

設計にあたっては、マニュアルなんてないし、まずこの木ありきなのだから、工夫の連続なんだろうなと想像。木は成長するから、それを見越して遊びをもうけて作ってある——などなど、とにかく哲ちゃんはいい仕事をしたなあと尊敬の念なのでした。
我こそはツリーハウスを作りたいという方、一級建築士・石束哲平さんにぜひオーダーを!

見学のあとはカフェミレットでお昼ごはん。オーガニック&ベジタリアン料理のことをヴィーガン料理ともいうのですね。私はけっこう肉食かつ乳製品大好きなので(いや野菜だって大好きだけど)ベジタリアン料理には特に親近感をもっていない。けれど、ものすごく美味しかった。驚くほどに。同じく肉食な感じの男性が食後に「なんなんや!この満足感は。…不思議や」と呟いていたけれど、まったく同感。なんともいえず、すごく美味しかった。

当日の様子はこちらにも。ツリーハウスはカフェ営業日に訪ねたら(ごはんは要予約)、いつでも見学させてもらえるようです。

2009.11.28 [土] 盛りだくさんの一日

父は早々に横浜へ帰り、翌日は母とふたり。
まずは大徳寺の月釜へ。瑞峯院は鎌倉からいらした素敵な方が席主でした。白のふわふわが乗ったきんとんの銘は「青女」。青女とは霜や雪を降らすという女神。転じて霜の別称なのだという。干菓子は照葉と松葉、すべて末富製。贅沢! いやそれはお菓子のことだけではなく。

それから、以前から行ってみたいと思っていた高麗美術館。展示は「朝鮮の住まいと調度——木工家具にみる美意識」。官吏の部屋はストイック。女性の部屋はやわらかい。夫婦の部屋の調度品は鴛鴦をかたどったものがたくさん。魚の錠前はユーモラス。目を見開いている魚が財産を守ってくれるのだって。庭に置かれた苔むした石像も印象的だ。すごく楽しい展示です。12月23日まで。ここには度々来ようと思いました。学芸員のかたがたも特筆すべきほどに感じがよかった。

その流れで昼食は李朝喫茶李青にて。オーナーは東京の茶房李白に憧れていて、東京が白(白磁)なら青(青磁)にさせてほしいと、李青と店名にしたという。ところで李白は神田から世田谷に移転したのですね。何度か天ぷら いもやとセットで訪ねていたのだった。あーあのごま油の香ばしい、さくさくの天ぷらが食べたい。清々しい白木のカウンターで。ステンレスの皿、そして600円(だった)。京都ではめぐり合えない味。さとなおは“「学生さん、たんとお食べ」という絶滅寸前の精神に溢れた名店”と評しているがまさにその通り。その精神は京都のほうがまだ残っているかもしれないけどな。

御所を散歩して、伯母のリクエストで麩嘉本店へゆき、錦で出巻玉子を買う。最後は高島屋で漆の瀬戸國勝展。大きな栗盆とミニミニ片口がとてもほしい(今回はみてるだけ)。そんなところで、伯母宅へ移動する母を見送る。

写真は昨日の修学院と真如堂。あまりに綺麗だったから。

2009.11.27 [金] 秋の修学院離宮

秋まっさかりの修学院離宮をずっと訪れたくて、今年それが叶いました。朝から穏やかないいお天気。朝いち、9時からの参観。紅葉も松も苔も朝露にしっとりと濡れて、キラキラと光っている。紅葉はきっと例年に比べればぼんやりとした色づきなのだろうけども、それでも本当に綺麗。山々もすっかり錦秋だ。

写真は上離宮と大刈り込み。そして下離宮の門の透かし。

2009.11.26 [木] 紅葉見頃

紅葉がきれいです。急に進んできたみたい。しかもここ数日あたかくてお散歩には最高。今晩から両親が遊びにきています。いい時にきてくれた。

写真は御所の森のなか。ひときわきれいに色づいた木が一本ありました。別のところで写真を撮っていたら、犬の散歩中のおじさんがこの奥がきれいだよと教えてくれました。

明朝は修学院離宮です。

2009.11.19 [木] 賀茂川右岸にて

今日の賀茂川。ちょっと陽が陰ると寒いさむい。ふー。北山初冠雪も近いかも知れないな。

そうこの時は久しぶりにiPodを持って出掛けていて、ショパンピアノ協奏曲第1番を聴いていたのだった。素晴らしい。ミルヒーと一緒にこれをのだめが弾ききったかと思うと涙が出そうだ...。いや実際は弾いてないけどさ(その物語はフィクションです)。
聴いているのはルービンシュタインによる演奏。のだめラバーのバールの店主が貸してくれました。彼がいうとおりアルゲリッチ盤より断然ルービンシュタイン。

2009.11.18 [水] 韓国茶道

ちかぢか高麗美術館へ行かんと思い開館時間など調べていたら、12/6に「韓国茶道実演—お点前と伝統茶で一服」というプログラムを発見。韓国茶道は初耳でした。すでに定員に達しているけど、いつでもここで経験できるようだ。月釜のようなものもある。わー。へー。

写真は話題の好日居。月いちの金継ぎ会、今日のおやつはアップルケーキでした。超美味なこのケーキ、店主のお母さま製。紅茶も美味しい。寒い日のあったかいものの幸せ。
さて明日はまた漆かぶれが来るのかなあ...。

2009.11.16 [月] 晩餐メモ

ドイツより来客あり。うちふたり(ひとりは生まれて半年の赤ちゃん)は初来日。
コンセプトに少し悩んで、結局、普通の家ごはんということにした。
・畑のサラダ たまねぎドレッシング
・ドライサーモン(白ワインの肴に)
・ちりめんじゃこと大根おろし
・畑菜とてんぷら(練りもの)の炊いたん
・肉じゃが
のどぐろの干物(タイムリーに届いたいただきもの。とても美味)
・九条ねぎとわかめの味噌汁
・白菜の浅漬け
なかなか好評。とくに肉じゃが。汁まで飲み干してくれました(笑)。
納豆を買っておいたのに出し忘れ。悔やまれる。

畑菜は畑の大家さんからもらった。京野菜のひとつのよう。間引きながら食べて、春には菜の花が咲き、菜の花漬けにするのだって。小松菜を全てにおいて柔らかーくした感じ。おいしくて、栄養価も高いという。菜の花(ナバナ)は在来種と洋種とがある。流通している菜の花はほぼ洋種。ここに詳しい。よおし来年は植えてみよう。
写真は成長中のブロッコリー。

2009.11.15 [日] 銀閣寺かいわい

お昼ごはんはラーメンだ。ということになり百万遍の華祥へゆく。しかし手作り市&週末なのだった。華祥へ続く階段は下まで行列が。こんなのはじめてみた。うーんと考えて銀閣寺のますたにへ。行列はあるけれど、許容範囲。そしてお腹いっぱい。ゆえにベンチで一休み。
桜の葉っぱがとてもきれいです。

2009.11.13 [金] 秋深まる

寒波がやってきて、日に日に秋色が濃くなっていく。近所の疎水沿いにはひときわ鮮やかに色づいた木が一本。桜ではないし柿でもないし。何の木だか確信がもてない。

こっくりした色、ほっこりする素材が恋しい。最近気に入っている取り合わせは縮緬づくし。きものは江戸小紋・角通し、白生地は伊と幸さんの松岡姫。鬼しぼ縮緬の羽織を合わせて、先日の長浜きもの大學にも着ていきました。炉開きの日にも。

2009.11.12 [木] お引越し

喫茶六花がこれまでの場所からすぐ近所にお引越しします。新しい場所は信三郎帆布の斜めむかい。ちょうど前は材木店。

新しい店なのに、昔からあったような佇まい、枯れた感じが六花らしさ。新しいお店は白くて真新しいけど、月日がまた六花らしさになっていくのかな。設計はエキスポ。11/14オープンです。

2009.11.11 [水] シープミルクの会

先日羊のミルクをいただく機会がありました。
山羊のミルクは経験がある。学生の時屋久島のおうちで何か特別な日を迎えるに当たり山羊をつぶしたからと山羊料理を食べさせてもらった。山羊ミルクのスープには頭蓋骨が……。全員で黙祷していただきました。なかなか変わり者の家主だったと思う。
Macプログラマのやぎさんは山羊のミルクで育ったのでしたよね。そう山羊はそれなりに一般的だ。チーズもたくさんあるし。

しかし羊のミルクは珍しい。きけば北海道の美深町というところに松山農場という羊牧場があるのだという。美深町・・・というのはちょうど旭川と稚内の中間地点くらい。きれいな地名。しかしものすごく寒そうです。

京都の岡崎に「好日居」というお茶を飲むことのできる場所があります。落ち着く空間で、どのお茶もとても美味しい。日本家屋にくっついたひとつの洋室は時々ギャラリー。「ひつじから布へ」という羊毛の織物の個展があり(このタイトルにはかなりぐっとくる)、それにあわせて「羊茶会」という会を催されていました。今回いただいたのはそのおすそ分け。

羊のお乳は山羊のお乳と似ている気がする。6%と脂肪分が高くとろりとしている。ちょっとしょっぱい。夏に中洞牧場で飲んだおばあちゃん牛たちの牛乳はちょっとしょっぱかった。羊さんたちもそれなりの年齢なのかしら。紅茶に加えてみたら、これは遊牧民のチャイだと思った。牛乳のようにさらりとしていなくて、ああ生き物の乳だという味。はー。じわりと腹にしみる。この日は山形のいろいろな蜂蜜の試食も。感謝。

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おお真楽には好日居好きが何人も。まさに類友ですね。

2009.11.10 [火] 畑

畑の恵みでごはんが組み立てられるようになってきた。ちょっとずついろんな野菜を収穫した畑のサラダも少し前からスタート。今晩は大葉春菊と九条ねぎですき焼き。水菜やわけぎもできているし、かぶや大根も。じゃがいもはこの間収穫して、そこにはイチゴの苗を植えて、間にほうれん草の種まきをした。この本の影響で不耕起でやってみた。夏の終わりからはじめた土ふかふか大作戦の成果か、みみずがいっぱい戻ってきてくれて嬉しい。愛いやつらよ。

昨年豊作で味をしめた豆類は、スナックえんどう・えんどう豆・絹さや・そら豆4種類を蒔きました。名古屋でも豆がいっぱいできるといいなあ。採りたての豆類はおいしさが格別で、作りがいのある野菜だと思うのです。

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土ふかふか大作戦とは、1.まずは草などをちゃんと土に戻すこと。2.友人父(農家)からもらってきた堆肥。3.自作ボカシ肥(米ぬか&油粕&EM菌)。4.最近は『「生ゴミ堆肥」ですてきに土づくり』(かなりおすすめな本)という本の教えのとおり生ゴミを堆肥化。土のう袋と米ぬかで作るという、何の道具もいらないとてもシンプルなやり方(ベランダでもできますぞ)。それでいてちゃんと発酵してばんばんかもされている(マンガ『もやしもん』語)。においも気になりません。5.そろそろ落ち葉堆肥を仕込もう。以上。でも不耕起でうまくするとそんなに努力しなくてもいいのかもしれない...。などなど試行錯誤。

2009.11.8 [日] サイクリング

退院したての友人とサイクリング。鴨川沿いをくだり、木津川沿いをのぼり、流れ橋まで。
流れ橋は、橋桁を固定していないから増水した際には流れてしまうことを想定している。でも橋脚は流れない。だから復旧に対してコストがかからない——とはきいていたけれど、この間の台風で壊れてしまった流れ橋は、なかなか無残で復旧が大変そうにみえた。でもそうでもないのかな。だいたい5年に1度は流されているようだった。

写真は帰り道の伏見の酒蔵。今日はたぶん60キロくらい走りました。

2009.11.7 [土] 長浜きもの大學

今年も長浜きもの大學に参加させてもらいました。
内容は昨年同様「白生地工場ツアー」。同じく長浜のビロード工房に変えるプランもあったけれど、はやり浜ちりめんは外せない、ということで同じ内容に。

参加してくれたあーりーさんが日記に書いてくれました

2009.11.6 [金] 記念日ランチ

お昼ごはんは京大時計台のレストラン・ラトゥールで。あれからもう5年です。暖かくて、半袖でも大丈夫かも。ちょうど学会があったようで、大変なにぎわい。歩いて神社までお参りしてきました。

2009.11.4 [水] 一衣舎京都展/終了

一衣舎京都展が終了しました。明けて翌日は、終わったーという脱力感、やりとげた充実感をもって東京に戻るお三方とお昼ごはん。そしてお見送り。
私の一衣舎な一週間は、たくさんの方たちとお会いして、お話し、とても楽しい日々でした。一衣舎さんのところに集まってくる方たちは圧倒的にオモシロイ。連日の正座で足の甲はだいぶダメージを受けていたけども、終わってしまうことがとてもさびしかったです。

きもの着ることを純粋に楽しんでいる人と、正直で努力家な織り手さんを、木村さんは本当にいい形で繋げてくれている。もっと活躍できるようにと織り手さんを一衣舎にとどめることなく他へ繋げる手助けも惜しまない。もちろんお商売ではあるのだけど、根本的なところで己のための仕事ではないのです。今回それをひしひしと感じました。だからこそ会場に特別な空気が流れているのだと思う。いい会でした。
一衣舎の風は室町にどんなふうに吹いたのだろう。さやさや、ざわざわ、びゅーびゅー。なにしろ一回目。この先、きっと風はより強く、それでいてしなやかに吹いていくはず。

写真はある日の茶室。木村ご夫妻が揃ってゆっくりできた唯一のひとときでした。

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