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2008.10.29 [水] ある日の収穫

かぶ4つ、まだ小さめの2期目らでぃっしゅ2つ、いくつかの種類のレタスのベビーリーフ。
夕ごはんはかぶとベーコンの牛乳スープ、生野菜等々。

2008.10.26 [日] 腹式呼吸の夜

母と姉が遊びに来てにぎやかな数日。
ある夜は松栄堂さんの源氏物語千年紀にちなむ「源氏の香り 薫物の世界」という会に参加させてもらいました。

会場は東山の青蓮院。境内には香りにまつわる展示がいくつか。小御所ではこの千年紀に際して平安期の文献に残されたレシピを元に忠実に再現したという薫物(=練香)が薫きしめられています。今では国際商取引の禁止されている麝香muskも特別にストックから使っているとのこと。重厚な香り。いい香り。雨のあとだったから湿気があり、こんな日は特によく香るのだそうな。もうこの場所から離れたくない。

メインのイベントは宸殿で源氏物語の語りと笛の演奏。お付き女房が年若い紫の上について光源氏について語り聞かせる、という趣向。小袿姿で現れるのだから、もうなんだかタイムスリップです。女房の話に耳を傾けている間に薫かれていたのは「梅か枝」。よい香り。でも特別に再現された薫物には負けてしまう。

姉の買物について歩いて練香に開眼したのは一年ちかく前でした。今でも時おり和室で薫いているけれど、今日にわかに欲しくなってしまったはこれ(笑)。ああ、焚きしめたいものだ。

そうそう。香りを思い切り味わっていると、自ずと腹式呼吸になりお腹が空くのだそうな。姉曰く、香道の稽古前には何か食べてから行くようにしているしているのに何故かお腹がすく、それを先生に訴えてみたら腹式呼吸になるからお腹が減るのだと教えられたとか。その晩の私たちも遅いボリュームあるお昼ご飯のあとだったから大丈夫だと思っていたのに、語りがはじまるころにはお腹がグー。不意打ちなのでした。

2008.10.19 [日] 水明会おまけ

だらりも染帯。
ああ可愛い...。

2008.10.19 [日] 水明会

眼福なひととき。
ふいに先斗町の踊りの会“水明会”の券をいただいて、先斗町の歌舞練場へゆきました。秋に開催される「温習会」の存在は、張られたポスターやニュースなどで毎年見かけていました。春と同じように五花街それぞれであって、でも春よりも秋の温習会のほうが芸舞妓さんたちの気合いが高いときく。

で、実際観にゆくのははじめて。歌舞練場に近づくにつれて、あたりは芸舞妓さんたちでいっぱい。先斗町以外の花街の方々なのだろうか。4日間のうちの最終日だったせいかしら。とにかくいっぱいなのでした。お師匠さん風の初老の男性とか、旦那さんふうの方々とか、江戸からきているらしき芸者さんとか。玄人の色っぽい世界。どきまぎ。

踊りはとてもよくて、日本舞踊を習いたい気持ちがふつふつと湧き上がってくる(いや実行はしないと思う)。
でもなにより、会場全体に充満するあの色っぽい雰囲気にくらくらとしてしまった。こういう方たちのことを「きれいどころ」というのだ。

着物にも目移り。はんなりカラー勢ぞろい。幅広い年齢層の芸舞妓さんたちが来ていたから、それぞれの年齢に応じた色の変化というのをみることができて、とても楽しかったです。これまでこんなにたくさんの芸舞妓さんたちと同じ場所に居合わせたことはなかったから。染帯率の高さにも驚きました。織の帯はかなりマイノリティなのです。ほら写真の後姿はすべて染帯。

2008.10.18 [土] 秋晴れつづき

今日もいい天気。
森田流着付け教室の4回目です。
抹茶ミルク色の色無地を着ていきました。課題は柔らかものの、特に襟元。こつがいくつも。要復習。しばらく紬を着るのをやめてみよう。そして今しばらくは紐はきつめにやってみよう。

家に戻ったら「京見峠」が素晴らしかった話をききました。鷹峯から北山杉の山のなかをずうっと走り、ぐるっとまわって周山街道から戻ってくるコース。いいなー。こんなにいいお天気だったものね。

もう一ヶ月も前になるけれど、しまなみ海道へ初めての自転車ツーリングに行ってきました。尾道まで新幹線でゆき、橋でつながった瀬戸内の島々を渡り、四国・今治に到着。そしてまた戻ってくるコース。青い海にかかる橋を渡る気持ちよさといったら。

最後は尾道ではなく船を乗り継いで、鞆の浦へ。
そして福山から新幹線で戻りました。2泊3日です。
鞆の浦は「崖の下のポニョ」のモデルになった町。よいところでした。すごく。
なのにとんでもない橋の計画が進んでいるのです。

2008.10.16 [木] 備品をいろいろ

室町界隈でちょこちょこと備品探し&お買い物。
双葉文庫店と米田進栄堂で「1尺3寸」の帯用文庫紙、ニコニコ絹縫糸で絹糸など。

帯用文庫紙はやはり一番種類が多いのは1尺7寸で、1尺5寸と1尺3寸が少しずつ、という感じ。残念ながら真っ白の「御誂」文字なしのものはなかったのだけど、お坊さんの袈裟用コーナーに一番シンプルなものを見つけ、これにしました。でもよく見てみると「御誂」の文字が左に寄っているのは何ためか。1枚105円。なかなか上等な耳付きの和紙なのに良心価格です。
ここでも「1尺3寸の畳紙は」と訊いたら「文庫紙のことでっしゃろか」と確認をされました。まぎらわしいのでこれからは「文庫紙」と呼ぶことにします(京都では着物を包む紙のことを文庫紙と、着物を着るときに敷く紙のことを畳紙と呼ぶ)。

ああそれから。
四条通ではオープンしたばかりのお茶のお店の前を通りかかりました。もとは小さく目立たない店構えだったのに伊右衛門効果かビルへ建て替え。モノクロの“モダンデザイン”ビルは地下一階から六階までお茶づくし。お茶を使ったフランス料理を味わえる階もあるそうな。
されどすべての階に京の○○と名が付くのはいかがなものか。そして茶の名が(銘とは言えまい)「平安京」だったり「金閣」「銀閣」だったりするのはいかがなものか。眩暈がした。

2008.10.14 [火] 月見の茶会

朝からしっかりと雨。ずうっといいお天気続きだったのに、なぜこの日に限ってと恨めしい気持ち。

それでも二回の茶席ののち、お堂で美しい音楽を聴き、ご飯とお酒をおしゃべりを楽しんでいるうちに、雲の間からお月様。
帰り道はひたすらうっとり。暗がりを味わい、月を仰ぎ明りを浴びました。茶席の軸は「秋月揚明輝」。

2008.10.13 [月] 着付けを習う、収納まわり

「森田流」の着付けを習いはじめました。
着れるには着られても、やっぱりきちんと綺麗に着たい。紬ならばなんとかなっても、にわかに柔らかものを着てみると途端にダメなのです。教えてもらっている2人の先生のように、きれいに、でもゆったりと着られるようになりたい!

森田先生の教えに近づくべく、紐や帯枕などは「乱れ盆」(自作)にきちんと用意するのであります。着付けの途中に、ありゃ帯板が出ていない、なんてうろちょろせずに済むように...。

そんなことで近頃は着物づいているから、あれこれ気づくことがある。例えば帯。帯の畳紙はいろんなサイズがあるけれど、1尺3寸弱の畳紙に帯を収めれば、箪笥にもぴったり収まることを知る。袋帯はこの畳紙にはちょっときついけれど、名古屋帯なら大丈夫。このサイズの畳紙なら、きっちり2本横に並ぶのだ。これからはできるだけ1尺3寸の畳紙に仕舞っていこうと思う。

桐箪笥、葛篭、そして僭越ながら乱れ盆も、「きものサロン」の取材を受けて、次号冬号に誌面デビューすることになりました。四谷の箪笥の松本さんで作ってもらった桐箪笥。心からリスペクトしていて、本当に気に入って使っているから、この取材は今までで一番嬉しかったです。オーダーが殺到して困る、職人を増やさねば、となるくらいに影響力があるといいな(笑)。そしてこれからもずっとすばらしい仕事をしてほしい。

2008.10.12 [日] 秋の夜長に

連休中日の夜は、裄直しをしてみました。
和裁のことは何一つわからないですが、とにかくちょっとずつ解いてみて、もとあったとおりに直せばよいのだからとチャレンジ。

まずは胴裏の部分を10センチくらい解く。そこから表地をひっぱりあげ、縫い目をじっくり観察。ふむふむ、これが「キセ」というものか。身八ツ口の付け根の部分はとても元に戻せないと判断。そこはいじらずに、袖付けの部分だけを半分くらい解き、アイロンをかけ筋を消し、縫う。そしてまた半分を解き、アイロンをかけ筋を消し、縫う。胴裏も同じように解いて縫う。最後に胴裏を閉じるときはちょいとやりにくかったけれど、表地のほうは意外とカンタン!

初心者としては、思い切りよく解くのは厳禁。とにかくよく観察して、すこしずつやってみれば、ぜんぜんできるじゃん!ということが分かりました。なんか嬉しい。

写真下は名古屋から届いた、上布のお恵み。
今晩はこの繕いまで到達せず。次の夜長にがんばろう。

2008.10.10 [金] 福井サイクリング

福井の三方五湖というところでサイクリング。ご近所のご機嫌なおじさんのクルマに3台の自転車を載せて、日本海へ向かって鯖街道を下る。

三方五湖はその名のとおり5つの小さな湖のある地域のことで、それらは日本海スレスレのところにある。5つの湖は自然に、あるいは運河でつながっていて、ほとんど海水の湖もあれば、淡水の湖もある。それぞれ水が違うから景色も異なる。海水の湖は釣りがとっても盛んでまわりも賑やか。淡水の湖はとっても静か、そして意外にも周りは梅の産地なのでした。

湖のほとりに並ぶ自転車は、リカンベント、アルミ製ロード、クロモリ折り畳み、の3台。リカンベントとロードは乗り手と共に「キョースマ!」に出演しています。キョースマのこの号はとっても面白い! 自転車好きはぜひお手にとってください。

2008.10.1 [水] 色のこと その2

あるエッセイを書く方から着物について訊ねられました。地味と言われませんか、若いのだからもっと赤いものをと言われませんか、と。その方自身は好意的に思ってくれたうえでの質問でした。

すっきりしていて(柄があってもなくても)、でもどこかほっこりと柔らかく(風合い)、きれいな色が好き。
好みについて、特に色の好みについてすこし考えて書いたメール。そのまま載せてみます。

--
えっと、私はじつはけっこう赤好きなのですよ(笑)。
ただ着物を好きになったころは、いわゆる洋服感覚で、
シンプルなもの、紬、麻にばかり目が向いてました。
(中略)
で、そんな好みのころにわりと着物を揃えてしまったから、
その後「可愛いもの、きれいな色、やわらかいものが着たい」
と思うようになったものの、まだあまり買い足すこともできず今がある感じです。

だから「もっと赤いものを」といわれると
前は「いやそんなことは」と思っていたけど、
今では「ほんとよねえ」と頷いてしまってます。
とはいえ、たぶん真っ赤とかは着ないのですけど、
きれいな色が好きですよー。それに、ちょっと赤いものを挿すのも大好きです。
たとえばこんな感じ(2008/4/26の日記2007/10/6の日記)。

先日お会いしたときは確か白と茶の格子(というよりギンガムチェック)の小千谷に
無地の帯、帯締めは何をしていたか忘れてしまったけど、白だったかなあ。
それにうすいピンクの帯揚げをしていたと思います。
このピンクが、今の気分です。地味なりの抵抗というか。
そんなことで、脱・地味を図っているつもりなのです。

ただシンプルなものが好きなのは最初も今も変わらないです。
ごてっとした感じではなくて、すっきりしていたいです。
それに濁った色は好きでなくて、透明感のある色が好きです。
なんというか、「地味とされる色」でも「きれいな色」ってありますよね。
たとえばグレーは地味とされているけど、何とも華やかなグレーってあると思います。
あるいはピンクは若い色とされていて、私にとってピンクは着たい色だけど、
わかりやすすぎるピンクは好きではなくて、
もちょっと微妙なトーンのピンクに惹かれます。
好みについてはこんな感じでしょうか。
--

写真はその夏の日に着ていたもの。
もうひとつは昨日着たもの。茶の無地紬は手ごわい相手なのだけど、ほっこりざっくりした紅型の帯とは相性がよいみたいだった。ぼたんさんから譲ってもらった帯締めも活躍です。

2008.10.1 [水] 色のこと

台風は低気圧になったのかしら。朝方には雨があがってきれいな青空に。高野川沿いを自転車で走ったら、ピンクのコスモスがいっぱい咲いていました。

ピンクの帯揚げを三浦清さんのところで一枚染めてもらおうと思っています。さて色をどうしようか、いかに色を伝えるかを思案中。見本帳はみればみるほど迷うし、「これだ」という色となかなか出会えないのです。さりとて呉服店のように色見本が手元にあるわけでもなく。本来なら布がいちばんよいけれど、紙でも和紙のようなマットな風合いならばうまく伝えられるかもしれない。ピンクのバリエーションを和紙にプリントアウトしてみようかと考えたり。

それで日本の伝統色がまとめられているサイトをいくつか探すと、みんなもうてんでばらばらだということが分かった。例えば「一斤染め」。一反の布に一斤の紅花を使い出た色というのがいわれときいているけれど、その一斤染め、サイトによってこんなにも違う。違いすぎる...。

私のモニターでみる限りでは、上から二番目からちょっと黄味をひいたくらいが今染めたいと思っている色。紙に落とせば色は間違いなく変わるから、いろんな色を試しにプリントしてみよう。

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