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2007.5.31 [木] 東海ツアーへ

さて明日から六月。
明日から浜松、名古屋、そして有松。木曽の奈良井宿まで足を延ばそうと思っていたけれど、今回は断念。友人の住んでいる奈良井。ずっと木曽漆器祭りの時に訪ねたいと思っていたのです。

有松の絞り祭りはどんなだろう。楽しみだけど、ちょっとこわい感じもする。海外製の“有松鳴海絞り”B反ワゴンセール、なんてものは、はっきり言って見たくない。けれど現実は海外製が今のほとんどなのだ。そしてそれを「やす!かわい!」と買ってしまうんじゃなかろうかと不安に思ったりも...。なーんてね。
今年は七緒の表紙も、板締めの正真正銘有松製の有松鳴海絞りだったし、有松製の動きが盛り上がっているといいなあ。
写真は手蜘蛛絞りカリスマ・本間さん、昨年10月に訪ねたときのもの。

2007.5.27 [日] サイクリング

すこし前に「自転車部」が発足。
活動一回目は奈良の平城京までクルマでゆき、平城京から奈良サイクリングロードを走って法隆寺を往復。
活動二回目は下鴨を出発して、広沢の池、嵯峨野、嵐山を経由して桂まで。戸隠蕎麦・遊時でお昼ごはん(鴨なん冷やし蕎麦!)、桂離宮畔・中村軒でいちご氷。ここで折り返し、街なか、鴨川/賀茂川を通ってゴール。
ゴール直後にコケて右手を負傷...。うう...。湿潤治療をしてくれる病院へ行って手当てしてもらいました。不注意厳禁。

写真は広沢の池の脇に咲く立葵。
それから、印空寺でみつけた言葉、
“昨日を悔いず、明日を恐れず、今日を楽しく充實した日にしよう”

2007.5.26 [土] いろいろ

昨日と打って変わって最高にいい天気。写真上は今日のお気に入り一枚。鴨川右岸をひとり走るこども。けっこうガンガン走ってた。シロツメクサもめいっぱい咲いてます。

近ごろ綺麗だなあと思う花はハコネウツギ。鴨川沿いにも咲いていました。はじめは白くて、だんだん紅色へと変化していくのだとか。植えたいなあ。

写真下は今日買ったSOU・SOU×有松鳴海絞の手ぬぐい。
浴衣を作ってくれた山口さんの手ぬぐいです(青のほう)。ここにも書きましたが、従来の絞り(白い水玉部分)に加えて、鹿の子絞りの下絵の青花を、ゆるい防染剤として使って(それがうすい水玉部分)、こんなものが出来上がる。とても独創的なのです。
白いほうは今日使っていた手ぬぐい。これは有松の板締め、雪花絞り。

2007.5.25 [金] 緑いっぱいのアトリエ

ずっと雨の日。バスに乗って「京都で、きもの」の取材で知り合った、若い型染作家・関美穂子さんの先生のアトリエを訪ねる。

雨なのに明るい。ゆるい坂道を登って玄関にさしかかったところで足元に蛙。中へいざなうみたいに、ぴょんぴょん前へ跳ねていった。玄関脇には黄色のばらと紅の野ばら。おとぎ話の舞台のような洋館です。緑がいっぱいの庭先で水元(水洗い)。屋根つきのポーチにそのまま干す。鶯はすぐ側でほーほけきょ。ああなんていうすばらしい環境なのでしょう。

この日はちょっとアクシデントがあって先生とはお会いできず。再訪を約束。

関さんは今月の「天然生活」倉敷意匠の記事のなかでも特集されています。

2007.5.24 [木] いずれ菖蒲か杜若

大田ノ沢の杜若は平安の世から千年以上ずっと愛でられてきたのだとか。いやでも和歌として記録が残っていないだけで、それよりも前からきっと人々は愛でてきたんだよね。
決して遠くないところに住んでいるのに、ここに来たとき花はもう終わりかけ。だけどそれでも葉の明るい緑としゅっとした姿、何色と表現したらいいのか杜若の花の色は、本当に高貴で美しかったです。そうそう四月から五月にかけて唐衣あるいはそのまま杜若の銘の主菓子を三度、いただきました。

上賀茂神社を通過して、やきもちへ寄ろうと思ったのに定休日であえなく通過。賀茂川左岸を走る。中洲のあちこちに黄菖蒲をみつけた。賀茂川/鴨川に黄菖蒲をみたのははじめて。風にのって菖蒲のすうっとした香りが伝わってくる。ごくごくうっすらと。観察しながら南下すると、北大路〜出雲路橋あたりまでで、その先には自生していないようでした。

あやめと杜若と花菖蒲(はなしょうぶ)の違いはちっともわかっていなかったのですが、その後戻ってからいくつかのサイトを読んでおおむね理解。
黄菖蒲は外来種なんだ。あやめと杜若と花菖蒲、黄菖蒲これらは全てアヤメ科で、葉菖蒲はサトイモ科。ならばあの香りは思い込みだったのかな...。

自転車に乗りながらモヤモヤぼんやり考えていたこと、かいつまんで以下。
杜若うつくしいなあ、菖蒲もいい、あれはどうやったって描きたくなるよなあ。そうそう葵の葉っぱも本当に可愛くて、あれは神社もマークにしたがるはずだ、友禅のモチーフにもなるはずだ、うんうん。だけど葉脈はとってもきれいだけど、友禅に描かれるときも、家紋もだいぶデフォルメ(というかなんというか)されてるよねえ。葵といったら橘もかわいい、ほんとかわいい。・・・あれっ橘ってホンモノを見たことがないじゃないか。えーどんな花だったっけ。そんなときにイメージ検索なんだよなあ。それってどうなんだろ。一歩も動かずにイメージ検索ってまずいんじゃないか。だってこういうのはちゃんと知りたい。やめようイメージ検索。この場合は...。

2007.5.19 [土] 煎茶と美しいチマチョゴリ

宇治・黄檗の萬福寺で行われた「全国煎茶道大会」に参加。全国の煎茶の流派が集まってお茶会を開く毎年恒例の行事です。
黄檗山萬福寺は中国風の寺院。広い境内のあちこちに、各流派が茶席をもうけていました。この日は17のお茶席があって、まずはショーケースに並んだお菓子をみて、どれがいいかなーとめぼしをつける(笑)。そして境内を歩き、席の様子、しつらいなどを窺って、3つの席を選びました。とても楽しい。
お茶席はそれぞれに個性があってとても興味ぶかく、2席目できいたお話「煎茶は茶道具のために道具を作るのではなく、あるものを工夫して使い、それを楽しむ」というのが基本的な精神、ということを知った。

境内ではたくさんのチマチョゴリに身を包んだ女性たちと出会った。
これがー!とっても綺麗だったのです。これまで観たことのあるチマチョゴリは極彩色ばかりで、魅かれることはあまりなかったのですが(あっ白紺の制服はとても可愛いです)、前に何か雑誌での紀行文の写真で美しい色のチマチョゴリを観たことが一度だけあった。
この日に出会った女性たちのチマチョゴリはまさにそのときに観た色。やさしい、きれいな色。それから色合わせがもうとても綺麗。チョゴリ(=上衣)とチマ(=スカート部分)の色、それにリボン(コルンというらしい)と袖口が、帯揚げのように、効き色なのでした。
そして素材。麻かとも思ったけれど、尋ねてみたらシルクとのこと。張りがあって、きものでいう絹芭蕉とか夏塩沢みたいな風合い。いや、糸に拠りはそれほどかかっていなさそうではあったので、セリシンの張りなのでしょうか...。とにかくこれが本物のチマチョゴリなんだなと勝手に理解。綺麗なものを観せて貰えて本当に嬉しかったです。

2007.5.18 [金] 「京都で、きもの Vol4」

「京都で、きもの Vol.4」が今日発売。
とりあえず本屋さんで購入(笑)。←まだ届かないのです

撮影をしたのは一月だったのに、そうは思えないあったかい光。写真を撮ってくれたのは平野愛さん。京都チームのみんなから貰った赤いお盆も一緒に写ってます。ふふ。

今回、4つの記事を書かせてもらいました。
「京のオリジナルゆかた 紫織庵」
「京のオリジナルゆかた SOU・SOU」
「型染作家 関美穂子さんの作るゆかた」
「ゆかたのお手入れ・お洗濯」
写真下はSOU・SOUの伊勢木綿ゆかた撮影中の様子。

表紙はピンクの浴衣の井川遥さん(かわいい)。
SOU・SOU×有松鳴海絞のゆかたも何枚か登場してます。
ぜひ手にとってみてくださいね。

2007.5.15 [火] 平安の色

葵祭。よく晴れて、爽やかな一日。
一行が北大路通りへたどり着いたころには、頭や腰につけた葵の葉はすっかりしなしな、みなさま顔や手が日灼けしていました。

今年は賀茂街道ぞい(北大路〜北山間)で見物。この界隈は人も少なく、緑のトンネルが美しく、とてもよかったです。緑がいちばん綺麗なこの季節に、あの雅やかな平安の色。本当にきれい。

葵祭はきもの好きには非常に興味ぶかい。今年じっくり観てしみじみ思う。立涌と波の文様がとてもいいなとか、馬に乗るときはこんなもんぺみたいなものを穿くのだわとか、むむこの手綱は錣絞り(しころしぼり・有松の絞りは尾張藩主や将軍に絞りの手綱を献上し好評を得たところから一躍有名となっていったそうです)からきてる模様に違いないとか、小さな発見がたっくさんです。

美しい色をたくさんみたあとに、室町の呉服店へ行く。衣桁には現代の上品な夏の訪問着(花筏)と雅やかな扇の袋帯。再びほうと溜息。
飛び絞り・絽東雲の帯揚を購入。絞り柄は夏用でいて、紅のもみじ。

2007.5.12 [土] 御所の休日

緑まぶしい土曜日。にゃんこ氏お勧めの御所のうどん&かやくご飯をお昼ごはんにして(なかなかよかった!)、その南のコーヒーハウスで抹茶ミルク、最後はもっと南の拾翠亭でくつろぎました。

拾翠亭は、五摂家の一つであった九条家の江戸後期に作られたという茶室。ここを一日借りて何かしようではないか、と計画中。いや、これから計画。秋に、ぜひ。

しかし御所、興味ぶかい。毎月恒例のきのこ会とか...。苔会があればいいのに。

2007.5.11 [金] 新茶づくり

八十八夜から10日ほど過ぎて、表庭の茶を摘み、蒸して、揉んでみました。木を眺めている時はけっこういっぱいあるように感じていたのに、出来上がったお茶はたった一煎分。なんて貴重!
できばえは…、一応お茶という感じでしょうか(笑)。茶づくり名人への道ははるか遠く険しいけども、とても楽しかった。宇治では茶摘や製茶を教えてくれる会があったよう。来年は参加したいなあ。

2007.5.9 [水] 初夏というより夏

葵祭がもうすぐ。糺の森は流鏑馬神事が執り行われた後。馬場には馬たちが駆け抜けた蹄の跡が残っていました。幅10メートルほどだろうか、街なかにある大きな緑のトンネルと土の道。この道はとても貴重に思う(はい、だからこそ世界文化遺産)。
ここがこういう形で今も存在しているのは、この神事があるからこそ。今日もまた緑の青さをしみじみと眺めた。

キイさんのところ(京都高島屋)と京都国立博物館へ行こうと思っていたのに、今出川を下がったあたりで暑さにめげてしまいました。昼すぎは31℃強まであがったよう...。

そして数日前にオープンしたオオヤコーヒのカフェに寄る。マンデリン深焼をオーダー。おいしい。ポットで入れてくれるのが嬉しい。またひとつ好きな場所ができた。

カフェ工船(オオヤコーヒ)
京都市上京区梶井町448-57
清和テナントハウス2F
(河原町通今出川通下ル東側)
月火定休・12〜20時

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