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2006.12.31 [日] 大晦日

日記は年をまたがってはいけないような気がして、年賀状の宛名書きもせずに(え?)、紅白をききつつ日記中です(26日・勘三郎襲名千秋楽のもみてね)。

今日も一生懸命お掃除やらお餅や白い布巾を買いに行ったりとか。がんばりました。ウェルカム歳神様です。
けれどお掃除に重点をおきすぎて、料理や年賀状が...。

振り返ると2006年はとても濃い一年でした。
いい出会いをたくさん貰いました。
ちょっと遊びで作ってみましたと門松を昨晩届けてくれた庭師Yくんもそんなうちの一人。
(遊びだなんていうレベルではありません。ブラヴォー!)

来年もよい年になりますように。
みなさま、よいお年を!

2006.12.30 [土] 大掃除&お正月の準備

リリコさんの日記「歳神様は、綺麗好きなので、汚いとさっさと帰っちゃうんですよ」にびくっ。それはいかん!と昨夕より大掃除。突如捗ってまず台所はばっちり。感謝。あと窓拭きしなくちゃ。その前に買い物...。根引きの松は今日つけること。

--
松はちょっと試行錯誤してなんとかうまくいきました根びきの松は雄雌株が一対になっているとか。よくわからないけど、そうなのかな。松は出町商店街のお花屋さんで400円。水引は文房具店で1セット21円×2。半紙をくるりと巻いて、水引。白が左、赤が右。結び方は分からず、帯締めを同じように結んでみました...。その後の観察によると、結構お家によってまちまち。

2006.12.29 [金] 雪です

起きたらうっすらと雪化粧。
昼過ぎには青空もみえてきて、うっかり自転車ででかけそうになったけど、またわりと強く降ってきました。ああ危なかった。

寝坊したせいですっかり出遅れ、餅つきの会に参加しそこねました。
でも何もできていないから。おうちで大人しく年賀状づくり。しかしなぜこんなに捗らないのか...。

2006.12.26 [火] 千秋楽 of 千秋楽

ああどこから書こうか。顔見世の千秋楽について。
2年近くにわたる勘三郎襲名披露。
その2年の千秋楽でもある今日は奇跡だったのかもしれない。
役者さんたちの想いがいっぱいで溢れそう。観客もまたしかり。

心のこもった口上。感極まって泣く役者さんたちが何人か。勘太郎くんなどは毛氈が濡れていました。(3階席よりオペラグラスでのぞいていたからよく分かるのだ・笑)
たくさんのアドリブ。藤十郎さんのいかにも上方という演目にも、町の人という設定で勘三郎が飛び入り参加。笑いがたっぷりのやりとり。

5時間半以上が経ちすべての演目が終わり、ああよかったー。みんながそう思い、そして拍手が止まらない。カーテンコールになるも、最後の演目は勘三郎不在だったから主役不在。それでもやっぱり拍手は止まらなくて、しばらく時間が経ったのちに、三階のドアから勘三郎がひょっこり登場しました。もう普段の着物に着替えて、お化粧ももちろん落とした状態で。

そして会場全体が総立ちのなか、勘三郎さんも舞台へすすみ挨拶があった。本人もとても驚いて戸惑っている様子。西側桟敷席にずらりと20人以上も並ぶ舞妓ちゃんたち(ほんとに華やかだった!)も総立ち。

最後は中村雁雀さんの音頭で、会場全体が関東三本締と相成りました。
こんなことが起こるなんて。
2006年のおわりに、本当にいいものをみせてもらえたと幸せな夜を噛みしめました。

翌日の新聞の見出しは「舞妓も総立ち」に違いあるまいと思っていたのに、そんなこと京都新聞すら記事なっておらず。こんな奇跡があったのに! でもここですこし書かれています。歌舞伎発祥の地、四条河原で打ち上げ、というのもなんて素敵なんだろう。

勘三郎さんからの挨拶は「これまで2年間見届けてくれた方々みんなに感謝したい」というものでした。このメッセージ、見届けていたみなさまに伝えなくてはと、ここに記します。

2006.12.19 [火] ちょっとお知らせ

ブッククラブゆきのうえという本についてのウェブサイトがあります。インターネット上にあるオアシスみたいな空間。ここを主宰する井上有紀さんが書き、まとめているメールマガジンが二つ(配信元はパルコ)あって、ここで『京都きもの生活』のことを特集してもらいました。今日の夕方に配信されるようです。よかったらみてみてください(登録しないと届かないですが)。

メールマガジンの名前は「BOOKS Door to Door」と「オリーヴの樹」。パルコシティトップページの右側(オレンジの部分)に記載があります。

2006.12.18 [月] 自転車生活の一日

今朝、この冬初めて京都を取り囲む山々が白く雪がついていました。これからもっともっと寒くなっていくんだ。

今日は自転車生活。
かりおんに寄って納品書兼領収書を渡す。
京大ルネ(生協のこと)で本棚を観察。南に下がって京都伝統産業ふれあい館。図書室で調べもの。期限の過ぎた本を返してまた借りる。今日借りたのは『型染』『京都迎賓館ものづくりものがたり』『日本庭園を愉しむ』の三冊。『京都きもの生活』はお送りした見本誌(取材をさせてもらったので)が寄贈本として本棚に納まっていました。ふふ。

六花で遅い昼ごはん。十分屋で名刺を増刷依頼。博物館に保管されてそうな昔のハイデルベルグの印刷機をごく普通に、飄々と使っているひどく渋い活版印刷屋さんです。ホームページがあることに今おどろき。ハイデルベルグとかそんなことを微塵も出していないところが京都的。薀蓄はいくらでもあるはずなのに、言わない。その名の通り名刺は10分で作ってくれます。ただし最近はメールアドレスやらURLやらが増えて、そんなものを沢山入れてると10分ちょっと超えてしまうのだとか。

二条通を西に向かい、途中の自転車屋さんに寄ってサドルについて相談。いつか転んだときにキズがつき、そこから破れてきてしまった。やっぱりこのへんが薄い合皮サドルのダメなとこ。純正はどうやら入手困難のようだし、本皮の何か別のもの...。本皮サドルと本皮グリップへ交換してほっこり系ビアンキに模様替えしようかなあと思案。どうだろうか。その自転車屋さんの名前は「フーバイシクル」(つづりはfooではなくてwhoo)。自転車をとても愛しているに違いない、いい感じのお兄さん。まだ新しいお店。がんばってほしいお店。

それから懸案の「花釘」を探して室金物へ。ちょっとこの話は長くなりそうなので後回し。二条堺町上ルの辻和金網で「あくすくい」を物色し結局豆腐すくいを買う。

しーんと静まり返る御所を通り、家路につく。なんだか御所の砂利が分厚くなったように感じたのは気のせいだろうか。あまりに走りにくくて途中歩きました。でもそれがかえってよかった。本当に静かで。

2006.12.17 [日] ふたたび琵琶湖

思い立ってドライブ。
大原、朽木村を通って琵琶湖へ、そして山中越えで北白川に戻る、5時間くらいのコース。

朽木村では鹿と猪のボロネーゼをいただきました。猟師さんから一頭を買い、店のデッキで捌くのだという。パライソという店名は命を貰っている動物たちの往生を願ってなのだろうかとは相方の推察。ああ、そうかもしれない。

小さな集落をいくつか通り過ぎて、琵琶湖へ出たときの風景がとても美しかった。すーはーすーはー。深呼吸。

2006.12.10 [日] 琵琶湖のおみやげ

琵琶湖のおみやげは三角形のきれいな石。
遊びで関守石を作ってみました。

「ここから先は行かないでね」
愛らしいこのしるしがとても好きです。

ただし誰かが歩くような庭ではなく。
用はなしていないのだけど。

2006.12.7 [木] 琵琶湖一周その2

翌朝は霜が降り、屋根からはぽたぽたと雫が落ちてくる。
近くのお寺、鶏足寺を散歩。数日前にクマが出たから気をつけるようにと言われ、唄を歌ったり声を張り上げたりしながら。農道を歩いて、茶畑を抜けると参道に出た。

参道の両脇には200本もあるという紅葉の古木。幹は太くて力強くて、苔むしていました。葉っぱはすっかりなくなっていたけれど、参道は落ち葉の絨毯。きれいだったねと話ながら道を戻ると、農耕機の手入れをしていた農家のおじいさんが今年の最盛期の写真を見せてくれました。その綺麗さといったら、もう。驚き。今年は特に綺麗に色づいた年だったそうです。

浅井能楽資料館で能衣装のことをいろいろ教えてもらった。ああ。ここのことはKWにしよう。空引機があったのだ。この界隈、浅井の里は聖徳太子の時代に織物の技術が伝わり、また上質な絹糸の産地で、江戸時代には将軍・大名家の衣服や能装束に使われていたのだとか。

それから余呉湖のほとりでうどんを一杯。
湖北をぐるっとまわって、海津の旧街道の町並みを歩く。時雨模様のなか古道具のすてきなお店を見つけました。中へ入るとカフェも兼ねていて、ストーブの近くでコーヒーも一杯。

2006.12.6 [水] 琵琶湖一周その1

両親のミニ旅行にくっついて、琵琶湖へ。
湖東三山にゆくときいて、ふむふむ今回は山登りなのねとおおきな勘違い。

写真は湖東三山のひとつ、百済寺。飛鳥時代に聖徳太子が百済人のために創建したのが始まりという、たいへんな古寺です。
どこも階段をたくさんたくさん登った。数え切れない人たちが歩いて、雨風にさらされて、階段のどの石も丸くなっている。

琵琶湖の夕焼けがことのほか美しかった。
こんなに優しい色の夕焼けは目にしたことがなかった。

晩からは湖北の宿。ウィークデイのこんな山奥。ほかに誰か泊まる人など居るのかしらと思ったら、もう一組だけお客さま。9時過ぎには就寝。

2006.12.4 [月] 書店めぐり

さすがにそろそろ並んでいるのではと本屋さんへ。
ジュンク堂(四条富小路)、大垣書店(烏丸三条)にて発見。
そしてジュンク堂のきもの本コーナーでは、
なんと『ものものがたり』のお隣にいるではありませんか!

ここで一句。
きもの棚 樋口可南子と ツートップ
・・・なんちて(笑)。

在庫あり:アマゾン/bk1/ブックサービス/ジュンク堂

--
『京都きもの生活』を手にとっていただいた方々、
本当に本当にありがとう!

2006.12.2 [土] 本のお祝いをしてもらった日

雪見障子からのぞく美しい光景をふたつ。

真如堂の茶屋でお抹茶をいただきながら、ゆらぎ硝子の先の紅葉がきれいねとみんなで眺めた。そのとき「あれ?なんだったっけ」と何かを思ったのだけど、小さい疑問はすぐにおしゃべりのなかに埋没。あとになって写真を整理していて、その「あれ?」がわかった。
今日こういうきれいな光景をみるのが二度目だったんだ。

しょうさんからの質問“何がいちばん大変だった?”について。
やっぱり大変だったのは原稿書き。

今回、本のなかで紹介をした140(カフェを除くと)の着物もしくは着物と関係のあるお店や仕事。その人たちが一生をかけてやっていること、あるいは何代も、あるいは何百年もかけてやってきたことを、たとえA5サイズの1/3ページのスペースだとしても、本質を探して、纏め、伝えようとすることは、予想以上にパワーの要ることでした。そしてとても貴重なことでした。

「京都きものMAP」で勝手に書いていたこととも、真楽でKWにすることとも違った。
当たり前と呆れられるかもしれないけど、印刷物ゆえ修正や変更はきかないし、正面玄関から取材にゆくから印刷前・印刷後にお店の人たちも必ず目にする。本という形になるからこそ生じる緊張感は思っていたよりも大きかった。

そんなことで、原稿書きにもっとも苦心しました。
苦心したとはいえ、どれだけ達成できたか定かでなく。あまりじっくり読まないでください(笑)。

夜は木綿な会。
友人となった木綿の着物を織る作り手と一緒に。
作ることとは?
職人とは?
アーティストとは?
色んな話が飛び交って、楽しくも刺激的な一夜。
名言は「自己満足がしたいなら、月へ行け!」「エールの交換」「今さらって言わないで」など。

2006.12.1 [金] 秋のたより

上高野、大原へゆく途中にある蓮華寺。
大きな大きな銀杏の足元は完全にまっ黄色。
でも紅葉のほうは今年はよくなかったよう。
昨年も来たという女子二人が美しかった昨年と比べてとても驚いていました。
女子「今年はいつがピークだったんですか?」
お坊さん「今年は秋が来なかった感じやねえ」
とのやりとり(盗み聞きです)。

来年また行ってみよう。
苔もまたかなり美しかった。

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