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2005.12.17 [土] 西陣の本2冊

読書記録。
『西陣手織り一代 ——西田小雪聞書き』青木健作著/地平社・現代かたりべ双書/1983.6
『京都西陣、愛すればこそ』田中峰子著/悠飛社/2000.8

::

明日は本当に寒くなりそうだ。最高4℃・最低−4℃。ふえ〜...。
雪道情報はユキイロドットコム

2005.12.16 [金] 中之島生活2

今日のお昼は椅子のないカレー屋さん(つまり立ち食い)へ。トマトとヨーグルトだけで煮込んだインドのチキンカレーです。さささっとご飯を食べて、ワインショップ「タカムラ」へと急ぐ。会社から10分強。
しょうさんの日記から気になっていたシャトー・ド・サンコム バケット・プレス。それに サンダルフォード2003 カベルネ・ソービニヨンを手に、ほくほく帰路につく。

2005.12.15 [木] 中之島生活

お昼ごはんは美しい大正建築のダイビルへ。
CABO d'EL PONIENTE(カボ・デルポニエンテ)の今日のメニューは、サラダ・ベシャメルソースがおいしいマカロニグラタン、もちもちカリカリのバゲット、チーズケーキとアイスクリームのミニデザートに、カフェマキアート。とてもよかったです。

入れなかったけど「大大阪」もとてもいい雰囲気。
この喫茶室はArts&Craftsというリノベーションに力を入れている建築事務所が運営しているよう。

2005.12.10 [土] 顔見世

さむい日。
西陣の不動産屋さんに行き町家で話し込んでいたら身体はすっかり冷え込んでしまい(不動産屋さんのほうは身半纏を着ていてあったかそうでした)、岡崎のうどん屋さんでほっこり卵とじうどん。ああうどんは関西なり。一気にあったまる。

そんなことをしていたら突然顔見世興行の夜の部を観ることができるという幸運に与る。感謝。

坂田藤十郎はんのお姫様。
尾上菊之助くんのお姫様。
一日に両方観るというのは面白い体験。

双方とも素晴らしく、菊之助の気品溢れるお姫様には始終うっとり。藤十郎はんは幕があいたときの印象こそは「姫、でか!」なのでありますが、次第にそんな印象はどこへやら。最後に花道を帰っていくときの初々しい姫の表情に感動をおぼえました。

華やかな顔見世興行。一気に気持ちは歳末らしくなり。

2005.12.9 [金] 松竹

チケットWeb松竹なるものがはじまっていたことを知る。
空席照会ができる。便利なり!
http://www1.ticket-web-shochiku.com/...

2005.12.5 [月] ノルウェーから来たツリー

12/1に点灯した大阪市庁舎前のザ・ワールド・リンキングツリー。
今年もサンタさんの故郷、ノルウェーからやってきました

こないだ何かで検索していたら、こちらのコラムに流れ着き。
http://www.taizou.jp/...
こんなお店(ギャラリー)が銀座にあるのですね。

2005.12.4 [日] お煎茶の会

はじめてお煎茶の会。

ひさしぶり着物。
でも雨(涙)。
はやく雨コート問題を解決しないとねえ(単にもっていないという話です)。

お茶会では町家のいろんな場所に秘密というか工夫が隠されていて、イースターエッグを探すような楽しみがありました。
おこわが美味しかったなぁ。

町家への引越しが近々実行されるかもしれない今日この頃。筋屋町町家の観察も興味深かった。やはり玄関の土間はいい。そんなお家が見つかるといいのに。

2005.12.3 [土] 織寶苑

龍村つながり。
南禅寺界隈にある龍村美術織物所有の織寶苑へ。
普段は非公開だけど、ここ数年は春と秋に公開されており、私ははじめて。
『樋口可南子のきものまわり』の撮影場所にもなっています。

紅葉の盛りは過ぎていたけど、灯台躑躅(どうだんつつじ)がよい色づきでした。まさに借景の庭園。色とりどりの東山がすぐそこにこんもり。別世界みたいだ。
疎水の水がふんだんに庭園内にひきこまれていて、池は澄んだ水。

苔の上に落ちる紅葉と松葉の重なり。紅葉の葉の黄色から赤へのグラデーション。
友禅のモチーフをそこかしこに見つけた。

2005.12.2 [金] 北のほうへ

今日はお休み。
水曜から京都に遊びにきている両親とようやく会えました。

ちょっと寒空。
鷹ヶ峰の光悦寺、正伝寺、鳥居本の化野念仏寺などを巡る。
化野念仏寺の紅葉のあかさといったら、本当に凄かった。
ぞくぞくするような透き通った紅。この秋一番のもみじでした。

京都を囲む山々はどこをみても錦繍。

夜はおうちでお鍋です。

2005.12.1 [木] 思案中

白生地メーカー・伊と幸さんの長襦袢を検討中。
送っていただいた菊唐草の地紋はとってもうつくしい。
好きなんだなぁ。こういうの。

縮緬朱子というもので、肌にもしっとり馴染みそう。
こういうはんなりとした地紋にはどんな色を重ねるとよいのでしょうか。はんなりの王道にはしたくないから思案のしどころ。

先日伊と幸さんを訪ねて、白生地にまつわるいろんなお話をおききしました。
伊と幸の松岡姫という生地は、庄内藩のお侍さんたちが廃藩置県の後、刀から鍬に道具を持ちかえて庄内の松ケ岡地区を大変苦労をしながら開拓したことにはじまること、いま月山山麓の蚕のみを使用し、松ケ岡で糸を作り(製糸会社はもう2社しか残っていないとききました)、丹波で織っていること・・・などなど。

織物の世界の糸づくり、染料、染め、括り、織り、砧打ち、など、さまざまな工程のことを見聞きすることは少なくないけど、染物の世界の白生地がどんなふうに作られているのか、どんなものがあるのか、あまり知る機会がなかったかもしれない。
今後も、注目。

2005.11.30 [水] 龍村

先日、龍村美術織物を訪ねました。
帯との縁があってから、龍村のことがとても気になっており。
本社の2階がギャラリーになっているのです。
そんなに多くのものが展示されているわけではなかったけど、人の感じがとてもよかった。名物裂を使った小物がいろいろありました。小裂もたくさん。
印象的なのは、本社の奥にある鋸屋根の工場(工房と呼ぶべきか)。龍村の帯のイメージからは想像しにくい昔ながらの鋸屋根。建物は煉瓦作りの壁を白く塗っているのだけどところどころ煉瓦が表に出ていて。
中からは手織りの機の音がきこえてきました。

同じ日、ずっと気になっていた御池通りの衣司武美さんへもお邪魔する。さくらこさんが日記に書いてらしたとおり「染」でもなく「織」でもなく、シンプルなのにとっても凝っている、オリジナルなものばかり。
奥様(でしょうか)はすうっとしたとてもきれいな方でした。もちろん、着物です。

2005.11.27 [日] 紅葉真盛り

おそらくもっとも多くの方が京都を訪れる週末。
紅葉スポットに行きたい気持ちもしつつ、
でも人がおおいし、鴨川をお散歩。
鴨川はやっぱりいつもどおり。

今日のテーマソングはこちら。

秋の夕日に 照る山紅葉
濃いも薄いも 数ある中に
松をいろどる 楓や蔦は
山のふもとの 裾模様

渓の流に 散り浮く紅葉
波にゆられて 離れて寄って
赤や黄色の 色様々に
水の上にも 織る錦

図書館へ『木綿以前のこと』と、最近気になりだした家にまつわる本を探しにいく。
『木綿以前のこと』は全集のなかには入っているんだけど文庫本はなく、重いのがとりあえず今日はイヤだったので代わりに『新・木綿以前のこと』を。

2005.11.25 [金] まねき

南座・まねき上げの朝。
いつもは三条から乗るけど、四条へ行ってみました。
作業中なんだろうなぁと思っていったのに、
すっかり完成状態になっていてびっくり!
朝の8時20分くらいですよ。
うーん、一体何時から作業を始めるのでしょうか...。

坂田藤十郎はんの名前を探すものの見当たらず。
ふむふむ。今日はご本人がここにいらっしゃるというし
そのときの儀式のために保留にしているのでしょう。
場所は上段の一番右だね。

報道陣もいっぱい。
一緒に待ちたい野次馬な気持もありつつ、いつもの特急で逢坂へ。

2005.11.23 [水] 勤労感謝の日

山を越え越え、美山へ。

たぶん多くの人が同じように感じると思うのだけど、
ここに来ると「まんが日本昔ばなし」の唄を口づさんでしまう。
今、毎週水曜日18:55から再放送をしているそうです。
スゴ録に登録しなくっちゃ。

おいしくのんびりとした鶏すきをいただいて、
その後なぜか「収穫祭」という市をしていた集落でお善哉をよばれて、茅葺きの里へ。

ちいさな藍美術館−新道弘之コレクション−にも行けてよかった。
藍甕はいくつあったかな。12個あったかな。4つ並べた真ん中に豆炭を入れて冬は暖めるのだそうな。藍に魅せられた新道さんはいろんなことを模索するけど、やっぱり江戸時代のやり方い勝るものはない、そういうところに戻ってしまうとおっしゃっていました。阿波のふすまと、群馬だったっけ(記憶があやふや)の若い人のふすまを使っているとのこと。もちろん天然発酵。
試作中という藍染の浴衣をみせてもらいました。素敵だった。完成が待ち遠しい。

京都(市内)に戻って東京から遊びに来た千葉マリーンズファン夫婦と晩ごはん。
なぜかメニューはすき焼きになる。
一日で鶏すきとすき焼きを食べるというのは、たぶん人生において今日だけだと思う...。
バチあたりそう。

勤労感謝の日だから、いいかな?

2005.11.22 [火] 朝散歩

ぼやぼやしているうちに、紅葉はどんどん進んでいる様子。
少しあせって朝散歩。

南禅寺、哲学の道、安楽寺、法然院。
色づきはじめた東山の紅葉です。

2005.11.20 [日] 秋ハイキング

近鉄特急に1時間乗って、
奈良県と三重県の県境にある「曽爾高原」へ。
ここはススキの一面の野原、斜面が有名なところ。
Google画像検索

快晴の空のもと、約1000メートルの山を歩いて、稜線でボージョレーを飲んつつ、バゲットと設楽彦吉カレー。
ああなんて美味しいのだろう。

ススキのほわほわに囲まれて、
よき秋の一日でした。

わかったこと。ススキは逆光に限る。

2005.11.19 [土] 京都うろうろ

今日は混雑する東山界隈を自転車で通過しつつ、街をうろうろ。
東京ラーメンに行ったり、ル・プチメックに行ってバタールが買えなかったり(売り切れ・涙)。
写真上は京大の11月祭のタテカン。
今年のテーマは「せっかくだから」らしい。
いつも非常にいい加減な投票により決まるのだとか。

はじめて三浦清商店さんで帯揚の染をお願いしました。
紺とワイン色を重めの縮緬で。
色見本をみていて紺という色はなかなかむずかしいなと思った。
やはり自分で生地の見本をいっぱいもっていたら一番よさそう。
10日くらいでできるとのこと。楽しみ。
生紬の白い帯地にも惹かれた。反巾にしたらどうだろうか。

唐長インテリアサロンにも寄る。
唐紙がつくりだすすてきな空間。
こんな襖のおうちに住みたいなぁ。お洒落だ。

2005.11.16 [水] ノヴェッロ

月がうつくしかった日。
今年のノヴェッロを飲みました。

拓ちゃんと銘柄がお揃い!

2005.11.12 [土] いろいろ

今日は京都きものMAPに加えるかどうかと思っているいくつかのお店を何軒か訪ねた。

ひとつ残念に思ったのは、新しくできた和装小物を安く売るお店で、お店の方が正絹の帯揚げをスカーフにしようかと考えているお客さんに、安いのだから何回か使ってほかしてもらってもええと思いますよ、お洗濯して生地がおかしくなっても仕方ないなくらいの気持ちで買われたらどうですかと薦めていたこと。
どんなに安く仕入れていたってお蚕さんが吐いてくれた糸から作った布。こんなふうに物を売ってあなたは楽しいのですかと真面顔で訊きたかった。だめだよ。そんなの。

室町界隈をうろうろ。
油小路四条上ルの野口家住宅(花洛庵)の前を通った。美しい町家の表構え。こちらは染めの「野口」の社屋。立派だなあ美しい家だなあと眺めていたら子供が出てきて、次に外へ出てこようとしている弟にいたずらして引き戸をしめて遊んでる。そしたらもっと強い力でお父さんが開けてしまっていた。ふふふ。
この大きな町家に、今も住んでいるんだなあ。向いには新しく作られた社屋があり、それも和の建築だった。明らかな意思みたいなものを感じました。
野口の染の着物は、雑誌で見ただけだけど、とても好き。

京都デザインハウス(このオヤヂ4人の写真はどうかと思う)ではシンプルですてきなぽち袋をみつけた。まつのすけで今年初のアップルパイをいただいた。おいしい。幸。

夜はだいぶ冷えてきました。今年いちばん寒いかも。
あつ〜い焙じ茶でもいれよっと。
そうそう「すや」の栗納豆があるんだった。むふふ。

2005.11.10 [木] 結髪

数名の方が祇園の結髪に気になっているようす(笑)。
だいぶ恥ずかしいかんじなのですがアップしてみます...。
2枚目は祇園祇園しており、かなり恥ずかしい。
マネキンのようだ。ていうかコスプレ入ってる?

美容室では。
まず着物をチェック。紬ね。うんとても優しい色。ふむふむ。
どんな感じに仕上げたいかお話。
高くするときつい感じになりそうだからふんわり優しい感じにしましょう。とのこと。
イメージは若奥様風(笑)。でもあんまり落ち着きすぎないように。
↑私が言ったんじゃなくて髪結さんがそう言ったのですってば

髪は最初にホットカーラーで全体にぼわんとちょっとした癖をつけて、
その後、耳のあたりからおでこにかけて逆毛をうんと立てる。
して、髪全体を6つのブロックに分けつつ、
まずおでこまわりを整えながら頭の後ろに固定。
次に両耳のまわりを整えて頭の後ろに固定。
そして襟足の部分をひとつもちあげて固定。毛の流れをうつくしく整える。
もうひとつのブロックをもちあげて固定。毛の流れをうつくしく整える。
このあたりだいぶ日本髪の応用っぽい感じ。
最後に全体のバランスをみて整えて、気になる部分をピンで押さえたりしつつ
頭全体をスプレーして見事に固定。
髪飾りがなかったので、着物にぴったりの造花を選んで左耳の後ろにつけてくださいました。
所要時間は20分くらいだったかな。
おねだんは髪が3000円、造花が3000円です。
ぱぱぱっとこの仕上がり。完全にプロの仕事でほれぼれしました。

2005.11.6 [日] 雨の日

いちにち雨が降ったり止んだり。
午前中に吉田山界隈へ。宗忠神社、それに鐘とお経の鳴りつづける真如堂へ。
もみじの葉はほんのり、ところどころ紅くなりつつありました。でもまだまだです。

午後は久留米絣の水通しをしてみる。
計ってみたら12メートルと15センチほど。
どのくらい縮むのかなぁ。楽しみだ。
七緒Vol4の一衣舎さんの記事によると、縮んで縮んで、そのあと少し伸びるポイントがあるのだという。そこで水通しを止めると安定すると。
うーむ。そのポイントを見極めめられるかはわからないけど、とりあえず2〜3回やってみるつもり。しかし長いなー。反物って。

そんな平和な日曜日。

2005.11.5 [土] 写場

今日はいい顔をしたひとたちばかりに出会えた一日。
なかでも特筆すべきは、
祇園の美容室の美容師さん(おばあさん手前くらいの年齢)
寺町の写真館のカメラマン(おじいさん手前くらいの年齢)。

人間の世界にしっかりと足を根ざして生きてきた人たち。
まっすぐな眼がすてきだった。ずっと年齢を重ねていったとき、こんな大人になれるのかと、がんばろうと思った。

出会わせてくれたのは、写真館で写真を撮ってもらおうという思いつきから。それならばと人生初・髪を結ってもらいました。そして折角なら祇園でね(笑)。
写真は前から気になっていた寺町丸太町下ルの写真館へ。

明治にはじまった写真館(ここでは写場と呼ぶ)で、もう100年になるという。100年前…1905年としたら、それは日本における写真の創生期。人とカメラと写真の歴史によると、1902に国産の乾板と印画紙ができたよう。
写場にはモボ・モガの写真から、新渡戸稲造氏(旧五千円札の)の写真、今の写真までがずらり。人の節目節目を写真におさめていく仕事はきっといいものなんだろうな。
建物は木造の3階建。内装は古い洋館のよう。3階のスタジオにあがると、わあ!と声が出た。床から天井まで斜めにのびるガラスから自然の光がいっぱいに注ぎ込む。大正時代に建てらたときからこう作られていて、そのときは今のような照明もなくこうして自然光を採り入れる必要があったとのこと。

暖かい日。
着物と帯は先日結婚式に参列したときのセットにするつもりだったけれど、あの帯をひとりで結ぶのがうまくいかず、も少し結びやすい川島の袋帯に変更。着物は桜の紬。帯締は着物と同じ色合いの太めの冠、帯揚は飛び絞り。

うーんしかし最近とても正統派に寄っている気がする。
ラク〜にてろてろっと着るほうも楽しみたいな。
久留米絣の反物を仕立てなくちゃ。その前に湯通ししなくちゃ。それと袷に合う反巾帯、求ム。

2005.11.5 [土] 色づいていく紅葉

今月の真楽トップの写真。
これは昨年の今ごろたぶん真如堂でえりりんが撮ったもの。
ふふふ。綺麗だなあ。

2005.11.4 [金] 洋服の話

昨日はショックなことがひとつあった。
京都のファッションを一部担っていたと言っていいBALがもうすぐ3・4階が無印良品に、5・6・7階がジュンク堂になってしまうのだ。

そもそも京都丸善(小説『檸檬』ゆかりの...。)が閉店してしまい、そのせいでジュンク堂が医学書や洋書に進出しそれがなぜかBALにやってくるのだ。そして無印が下におりてきて・・・、洋服はもう1階と2階だけになってしまう。ヨウジヤマモト系はたぶん2階に移るとのこと。とても好きなエストネーションは京都撤退とのこと。ああ、残念でたまらない。もうファッションビルとはいえまい。京都の洋服界の火がひとつ消えかかっている気がする。

2005.11.3 [木] やみあがり

今日はひさしぶりに(おいおい)髪を切りました。
肩を少し超えるくらいの長さ。それでもだいぶ軽くなり、よい具合。

今日は四条京町家で古い川島の帯との出会いがあり。コンディションはあまり良くないのだけど、おっちゃんが丸洗いしてくれるというし楽しみに待とう。織の部分がふっくらとしていて、それは表に出ている糸の裏に何かが仕込まれているからだとのこと(うーん。ぜんぜん分かっていない…)。そういうやりかたのことを「風通餡子入(たぶん)」と呼んでいるのだそうな。これがちょっとおもしろかった。

二日ほど風邪でダウンしておりました。
みなさまも気をつけて!

そして大事な帯がちゃんと戻ってきますように。

2005.10.30 [日] 無地

今日も日本シリーズの予定だったんだけどなぁ・・・(遠い目)。
仙ちゃんのコメントを読んでうんうん頷き、兄貴金本のメッセージを読んでまたひと涙。←やっぱりアホ?

しかしふと思う。
大人になってから悔し涙というのを流すというのはあまりないこと。
いくつになっても時に悔し涙を流す人生を送りたいです。
(ねがわくば自分のことで...。)

気をとりなおして特別に意味もなく着物でお散歩。
今日はシンプルに無地攻めです。
薄紫の無地紬。おばあちゃんの色とも言われそうなグレーがかった薄紫。
帯は白のふわふわ真綿腹巻。
帯揚はあまり明るくない紅にしてみました。
三分紐は紺。帯留は白の珊瑚。
装履は黒のエナメルに白の花緒・紅の先つぼ。
バッグは黒の皮のもの。

着付けにはなかなか納得!
反省点は着丈をあと1cm長くしたかったこと、
それに帯が台形(底辺が長いほうの)になっていたこと。

ギャラリー啓さんとこにお邪魔して少しお話。錫の清課堂さんの奥で草木染の個展が今日までということをきき、クローズまであと10分。急ぎ清課堂へ。奥にあんなにすてきなギャラリーがあること、知らなかった。

個展は足立真美さんという草木染で紬を織る人のもの。
水色、ピンク、明るく透明感のある色でした。

そのあと最近近づいていなかった(君子危うきに近づかず)唯屋さんへ寄り、帯をあれこれみながらおしゃべり。気になったのは、紫の絞り立涌の柄、ざっくりした織の白×紅×紺のもの、など。

2005.10.27 [木] 真如堂お十夜

祇園でみかけた真如堂お十夜の張り紙。
昨年の11月6日。
ずっと鳴りつづいていた鐘はこの真如堂お十夜法要でした。

十日十夜念仏を唱える法要。
11月5日から始まって15日が結願の大法要。
これを勤めれば、来世は必ず極楽浄土に生まれることが出来ると言われているそうです

2005.10.26 [水] がんばろう

悪夢のような30-2の惨敗ですが
今日こそは虎戦士たちがのびのびと自分たちの野球ができることを願い応援するのみ。

さて昨日にひきつづき、甲子園へ行ってきますよ〜!

::

のびのび、やっぱりしていなかったなぁ。
でもここまで負けるとどうしようもないといいますか。
といいつつ何度か泣きました。←アホ?
敗因は複合的に山盛り。
来年にむけてまたがんばろう。

最後はロッテにみな拍手を送りました。
ブルーのNIPPON CHAMPIONのペナントはめちゃかっこよかったです。涙涙涙。
写真は最後挨拶にまわってきてくれたタイガースナインたち。

2005.10.22 [土] 時代祭

時代祭は行列系のお祭り。
御所から平安神宮へと向かう。
三条通ででくわしました。

・・・そんなことより日本シリーズ。どきどきする。井川。たのむ。

::

_| ̄|○

2005.10.20 [木] オリオン座

24時半に帰宅。
東の空の高いところに明るい月。
東の空の低いところにオリオン座。
ああ。冬がくる。

今日は仕事で社内外100名くらいがあつまる大きな会議だった。
地方に住み仕事をしているひとたちたくさんと会い話す。
福島、富山、福井、秋田、岡山、長崎、などなど。
よい一日。

2005.10.15 [土] 建仁寺

いちにち雨の日。
どこか森に行きたくなり、例えば芦生などへいけたらすばらしいのだけども、ちょっと思い立った時間が遅すぎました。

傘を差して祇園を歩き、建仁寺へ向かう。
途中盛京亭で炒飯。久しぶりにプロの炒飯を食す。大変おいしい。ここの大将は民主党の菅さんに似ていると思っていたけど、眼鏡をかけるようになって少し菅さんから遠ざかったなあと何となく残念。

さて建仁寺の「ディーター・ラムス展 Less but better」はとてもよかった。ディーター・ラムスは長くドイツ・ブラウン社のプロダクトデザイナーをしていた人。彼の強い要望で、今回建仁寺で展示をすることになった。美しいデザイン同士は、こんなに時を隔てていても、洋の東西が違っても、調和するものなんだな。

---朝日新聞10/14夕刊より---
インタビューに答えて彼は言った。
「今のデザインはあまりにも勝手気まま。扇情的に見せようとモデルチェンジを繰り返しているだけだ。本当に必要なものを提示する誠実さ、もっといえば、うそをつかないことをデザイナーは忘れてしまった」
つまり彼は、永遠に右肩上がりの成長が続くと信じる今のドイツ、そして日本にも失望しているのである。「新商品」と称される製品が半年もすれば陳腐になり、忘れ去られ、捨てられる。資源の浪費。そして廃棄物の山。ラムスの嘆きだ。
(中略)
本国のほか、英国、米国などでの受賞歴もあるが、誇りは何より、自らの数十年前の意匠が今も輝きを失っていないことだろう。
「わび」「さび」に通じる美意識に自己の意匠哲学を重ねる彼は、京都で最も古い禅寺・建仁寺を個展会場に選び、理知といくぶんの郷愁を漂わせるラジオなどの製品、写真、図面約90点を自ら並べてみた。欲望が全面的に肯定される消費社会にあって、個展会場だけは禁欲的な島に見えるらしい。彼はインタビューをこう締めくくった。
「願わくば、この島が世界へ広がっていくことを」



苔に降る雨。松の葉から滴り落ちる雫。
建仁寺そのものもゆったり楽しみました。

京都で過ごす週末はすこし久しぶりだった。
やっぱり京都はいいなあ。

2005.10.10 [月] 縁

仕事の終わった翌日は、長崎の式見という小さな町へ。
昔は長崎県西彼杵郡式見村。今は長崎市式見町。
おばあちゃん出身の町。

ここには曾祖父・曾祖母のお墓がある。今このふたりの子孫はひとりも長崎にいない。早くに両親を亡くし、一人娘だった祖母はやがて別の性になり、この町から離れてしまった。曾孫である私は今日はじめてお墓まいりが叶いました。

海から小高い丘をずっと上がっていって、天辺の少し先にふたりのお墓はあった。
蔦の絡まったお墓の姿はとてもよく、将来自分のお墓があるとしたら、こんなふうに朽ちていっていずれ風化したらいいと思えるものだった。
けれどここはいちおう墓地であるから、やはりすっきりとさせておくべきと思い直し、太さが2センチにもなろうかという蔦の枝を必死でひっこぬき、1時間ほど格闘。少し残念ではあったけど、見違える姿になった。
墓石。海風にさらされ、石の表面がざらざらになり、角のとれたふたりの墓石はこれまたとても美しく思った。今のお墓の石はどうしてあんなにぴかぴかでつるつるなんだろう。

長崎に思いをはせていた祖母の分骨も叶い、これからもここに来ようと母と約束する。ここまで辿りつくのに何人かのひとに助けてもらいました。縁に感謝。

::

ふたりの子孫について考える。
1人の娘、4人の孫、7人の曾孫(そのうちの1人が私)、7人の曾曾孫(今のところ)。
ずっと繋がっていく。

2005.10.9 [日] 長崎から

昨年にひきつづき、おくんちの長崎にきています。
今朝はがんばって早起きして、念願のお諏訪さんで本踊の見物。

今年は5つの踊町がでており、どれもそれぞれの良さがありつつもやはり唐人さん直伝の龍踊(じゃおどり)はすばらしかった。異国情緒やコスチュームに目が行きがちな気もするけれど、実際に動く姿をみると、そのいきいきとした龍(じゃ)の動き、そして龍を操るひとたちの迫力に胸があつーくなるのです。
長崎のおくんちは本当にいいお祭りだなぁとしみじみ思う。

世話役のおとこのひとたちの和洋中折衷の服装(山高帽+羽織+唐人パッチ)はなんともすてきだし、お母さんがたの着物姿もとてもあでやか。

長崎くんちには本当に7年連続で来たい。
来るのだ!と小さく決意しました。
そして2011年にはもういちどコッコデショを観るんだ。

2005.10.5 [水] 最終戦

阪神140試合目。今シーズンのラストゲーム。
下柳が人生最長の10イニングを投げ、
鳥谷がサヨナラのホームランを打ち、
下柳15勝。セリーグ最多勝投手。

ああ何ていうゲームをしてくれたんだろう。
阪神には野球の神様がついているぞ。

2005.10.2 [日] 屋根にのぼる

翌日は鎌倉へ。
兄コドモは野生児道まっしぐら。
なおいっそうワイルドに過ごしており、顔も体もまっくろくろだ。

陽が傾くころ、一緒に屋根にのぼる。
いまどき屋根にのぼる子供はあんまりいないだろうなあ。
最初はちょっとこわかったけど、すんごく気持ちがいい。

真鯛のお刺身と鯵のタタキ(アジタタと略されていた)。
炭でじっくりじっくり焼いた秋刀魚。
普段あまり食さない魚をいっぱい食べて帰りました。

2005.10.1 [土] むじつむぎ元年

誕生日は友人の結婚式に参列。
雅叙園にて桜で染められたむじつむぎのデビュー。

これは余呉の糸を使って織られたもの。
桜で染められた布(糸)はなんともいえない優しい可憐な色を放っていて、
ふんわりとしながら、奥ゆかしい艶があり、うっとりとしてしまう布です。
そして不思議なくらいに気持ちよく躰に沿ってくれました。

紬での結婚式。
ゑり萬の帯揚がぐっとハレの日の雰囲気を出してくれた感じがします。

2005.9.30 [金] 一夜明けて

ああ、寝不足のけだるささえいとおしい爽やかな朝。
スポーツ紙5紙パックを駅で購入。ああやっぱり優勝したんだ。じわーん!

2005.9.29 [木] M1。漫才じゃぁないですとも!

どうも落ち着かない...。
ぴよこも応援してるぞー!

えっと誕生日といえばBAR UNOも今日がお誕生日です。

2005.9.28 [水] さあさあ

お誕生日週間のはじまり。
皮切りとなる博士の誕生日は時計台のレストラン・ラ トゥールへ。

帰りに柳月堂に寄ってパンを買う。
遅くまで開いているのがありがたい。
台湾出身という柳月堂のおじさんがパン焼き場でひとりヴァイオリンを奏でていました。旋律の世界に身を沈めたおじさんは私に気づくこともなく。別の場所の奥からたぶん中国からの留学生のひとが出てきてくれた。

そしてM1。
明日は誕生日に加えて、ついにそのときがくるのかしら...。(涙)

2005.9.24 [土] 休日

昼間はまだそれなりに暑く、今年最後かものお素麺は吉野の坂利製麺所製。このお素麺はコシがすごい。かなりうまいです。

午後は御所でバド部。たぶん御所では球技はしちゃいけないんだけど、人畜無害な感じのバドミントンだから許してほしい。森っぽくなっているところのちょっと開かれた場所でぱしぱし。
もう10月になろうというのに蚊は活躍中。蝉も鳴いているし。そのわきでは彼岸花が一輪咲いていました。

それからterumaさんの真似して杉本家住宅
蚊帳のなかの居心地が最高だったなあ。

夕方は知恩院黒門よりうつくしい夕焼けを眺め、もう秋だなぁとじんわりしていたら、蚊のふいうち攻撃をうける。

一日の内にいろんな季節が楽しめる今日このごろ。

2005.9.21 [水] シモ

中日最終戦。
勝てたらいいなと思ってました、の下柳お立ち台。

完璧な試合だったなあ...。歓喜。

2005.9.17 [土] 小浜

福井県・小浜の放生祭へ。

今回の旅は今の私の生活圏と地続きに密接に繋がっているところということで、何か新鮮な気持ちだった。今まで会ったことのなかった遠い親戚のところへ遊びに行ってやさしくもてなされて帰ってきたような気持ち。
10時半に家を出て、12時半過ぎには小浜に着いた。湖西線(新快速)で京都から近江今津へ40分。そして近江今津から鯖街道を1時間くらいごとごとと普通のバスに揺られて。

小浜はこじんまりとしたきれいな町だった。
着くなりいただいたお昼ごはんは小浜の海岸に建つ新しいお食事処。ここは小浜のおかあちゃんたちがいろいろ工夫して小浜の名産を使った料理を出しているところ。地産地消(地元で作った・とれたものを、地元でいただく)を基本にがんばってる。若狭は「御食国」(みけつくに)なんていう呼び名もあるとのこと。鯖の焼いたのをいただいた。若狭の鯖は丸ごと焼いちゃう。これがうまい。

夕方、時間が空いたときに「御食国若狭おばま食文化館」という施設へ。鯖街道のこととか、なんだかんだと食に関することがいろいろ展示されている。小浜から京の都までは18里(72kmくらい)。今は2時間の距離だけど、昔は歩いて2日ほど。それでも“京は遠ても18里”。若狭の鯖は京に届くころにいい塩梅の塩加減。それらが今の京都の食生活にも色濃く残っている。

小浜からはお魚たち。京からはいくつかの文化が。
放生祭は祇園祭にとても近く、でも大陸/朝鮮半島の影響を感じる部分もあり、興味ぶかかった。のんびりしたいいお祭りでした。特に色遣いが少し独特。赤とか黄色とか、はっきりとした色遣い。
そうそれに祭りのひとたちは浴衣(掛け衿の部分に豆しぼりを縫っている人が多い)、羽織袴の男の人たちは絽。

お魚づくしの1泊2日。豊かだ。へしこは初めて口にしましたが、すごく美味しくて大好きになり。もっとヘンな食べ物かと思ってた。大きな勘違い。お酒にもよし、お茶漬けにもよし。
小浜出身のMくんから教えてもらった伊勢屋のくずまんじゅうも美味なり、美味なり。ヨーロッパ軒へ行けなかったのが心残り。
でも近いのだから、また行こう。今度は鯖街道の宿場町、熊川宿にも行きたい。

写真は「お水送り」(東大寺のお水取りのお水を「送る」)の寺、神宮寺の一本歯の下駄。お坊さんからありがたいお話をいろいろおききしました。
それと放生祭の笛のお囃子隊。

2005.9.15 [木] 目から鱗のキズ治療

先日平らな道ですっころびました。
どうして転んだかというと、裾が広く・床すれすれの長い麻パンツを穿いており、走っていたら裾にすぽっと靴(サンダル)がはまってしまったのです。
おっちゃんたちに話すと、「つまり“殿中でござる”だね!」と言われる。いやちょっと違うんだけど...。

そんなことはさておき、かなり派手に転んでしまったので、ひじ・ひざを負傷。転んだ直後はくらくらしてしばらく立ち上がれなかったくらい。転んだときの衝撃がつよくて...。
ふらふらしつつ家に戻ってとりあえずマキロンで消毒。病院に行けといわれたものの、転んでつくった擦り傷で病院なんてなぁ(しかも平らな道で)。健康優良児を自慢としている私としてはプライドが許さない。
近所のオダ薬局(創業寛政八年=1796年、京都で最も古い薬局のひとつなんだって)にてお医者さんでだいたい使われているというイソジンの消毒薬と大きな絆創膏とガーゼを買って帰り、それでまた消毒。
でも片方の肘はちょびっとえぐれていたりして(痛い話ですみません)、傷もなかなか治らないし、それになにやら骨が痛むような気も・・・。もしや肘にちっちゃなヒビでも入っているのではないかとどきどきしていた。しかしながらやっぱり今更病院は行きたくない。小心者的に骨のヒビとか傷の治療についていろいろ調べました。

たどり着いたのがこのサイト。
新しい創傷治療 〜「消毒とガーゼ」の撲滅を目指して〜
http://www.wound-treatment.jp/

傷ができたら、消毒して、ガーゼをあてて保護。乾いてかさぶたができて、それがとれたら治る。
・・・それがこれまでの常識なのに、それと180度違うことを主張されているのです。

傷は水で流すだけでよい。
消毒は意味がなく、また逆に害がある。
ガーゼは意味がなく、また逆に害がある。
傷は乾かしてはいけない。しっとりの状態を保つべし。
さすればずっと早く治癒する。

うそー!夜中にひとりで騒ぐ。
数々の痛い治療例をみつつ、これはすごいとすっかり目から鱗がぼたぼた。

その後またいろいろ調べたらこの湿潤療法というのはだいぶ浸透しつつあるようで、バンドエイドからもキズパワーパッドというのが出ているし、近所にもその治療をしてくれるお医者さんがあった。私は知ったのが遅かったので病院にはやっぱり行かず、家庭でできる湿潤治療を工夫しキズ治療にいそしんでおりますが(だいぶ治りました。骨はぜんぜん大丈夫だった。ホッ)、今度転んだらそのお医者さんに行こうと思っています。

2005.9.3 [土] 休日

100%休日。
さて何からしようかな...。ぼけー。

よしまずは送り火の団扇を仕舞おう。
つぎ、お掃除。
そのつぎ、フローリングにワックスがけ。

2005.9.1 [木] 西陣

仕事のあとに、西陣をふらふら。
前から行きたいと思っていた織道楽 塩野屋さん、
それから千両ヶ辻へ。

どちらもおしゃべりが楽しく、長居してしまった。
西陣のこんな流れ、どんどんがんばってほしいな。応援したい。

2005.8.28 [日] 富山土産

大量のお土産とともに富山から帰宅。

漆塗りうちわ、われおかき、おわら切手、鱒寿司2種、などなど。
紀雅の鱒寿司は本当にヒット。
感動的。「う」の引き出しに即入りました。

2005.8.25 [木] おわら風の盆

去年のおわらの写真をいまごろアップしてみる。
去年はえりりんさんとニアミスしたり、ここに立ち寄ってのんびりしたり、
富山ブラックを食べたりした。

明日からまた八尾に行ってきます。

行ってきますばかりで、フィードバックのない日記...。(;_;)

2005.8.22 [月] 青森みやげ

これ、とってもおすすめなんです。こそこそ。
特にとまとけちゃっぷが特選素材!

2005.8.17 [水] 芹沢展

芹沢展のミホ・ミュージアムへ。

すばらしい意匠の数々に触れることができた。
型染の着物も本当に魅力的。

ミホミュージアムのすごさにも驚き。

2005.8.16 [火] メモ

今日行ったところ:
民族の白い布・衣@峠のギャラリー歩゛ら里
白からくるたくさんの表情。とてもすてきだった。

今日いただいたもの:
奈良・吉野の嘉兵衛本舗のお茶「おかいさん」
おかいさん、作ろう。

今日たべたもの:
アン・グーテ・ア・ラ・カンパーニュのカフェエクレア、ミルフィーユ
笑顔のすてきな奥さんにまたお会いできた。こういうのはとても嬉しい。エクレアとミルフィーユ、ばかうま。

清里ミルクプラントのノンモホ牛乳100%で作るソフトクリーム
ここにしかない真っ白でピュアな牛乳ソフトクリーム。しあわせ。

2005.8.13 [土] 整理

馨しい桐のかおりに鼻をひくひくさせながら着物の整理。

ちっちゃな3段の箪笥に入れていた(もちろん入りきらなくて溢れていた)着物たちを桐の箪笥に移す。着物用の畳紙が入るよ〜。嬉しい(涙)。
これまでの箪笥は幅がお話にならないくらい足りなくて入れることができなかったのです。

だけど畳紙はどうなのかなあ。
白洲正子のきもの』に箪笥がでてきていたけど、着物をそのまま畳んでしまっていた。そのほうが自然とも思えるし、でも皺も気になるし。

それはさておき、着物の整理。
いちばん上は仕立て待ちの反物。
上から2段目は大事な袋帯など。
3・4は袷の着物と帯。
5・6は夏物と単衣の着物と帯。
7段目は帯締や帯揚、かばんなど。
8段目は裾よけや足袋や半襟など。

小物や下着類は別にしてもよいわけだから、最高今の倍の着物と帯がはいるはず。
だけどこれが絶対にMAX。本当い愛するものだけを、ちょっとづつ。

さて明朝から八ヶ岳山麓へでかけてきます。

2005.8.9 [火] 六道まいりと

4日4晩、ずーっと迎え鐘の音が鳴り続く六道珍皇寺へ。
あの世とこの世を考えさせられる夏の夜です。

そんなあとはかき氷を食べながらお寺からほど近い五条坂の「陶器まつり」を目指して移動。夜の五条坂を左右きょろきょろしながらそぞろ歩き。

2005.8.8 [月] つ、ついに...。

熟考のすえにお願いした桐箪笥ができ上がり、
青森から戻ってきた翌朝、届きました。

すばらしい。うつくしい。

ちっちゃな部屋に入れるには申し訳ないなり。
現状桐箪笥さまの部屋のようになっているし(笑)。

桐材、工法、作りの精巧さ、金具のうつくしさ、
あらゆることに最善を尽くして作ってくれた
社長の松本さん、そして二人の江戸の職人さんに感謝。
やったぁー!

詳細は追ってKWにて...。

2005.8.5 [金] 青森へ

ねぶた祭りへ行ってきま〜す。
今回は初。浴衣持参出張也。

2005.8.2 [火] 今朝も蝉が

絶好調。今日も暑くなるようだ...。

8月になり、今年も送り火の団扇を飾る。
この間同じものを贈り物にしたくて小丸屋さんへお邪魔しました。去年着物で訪ねた私たちのこと、覚えていてくれてましたよん。

2005.8.1 [月] 繕う日

今日は代休。
午前中は綿ぼこり舞う舞う部屋を念入りにお掃除。お風呂や台所も。
衣類もいっぱい洗って干して畳んで。さすがに35℃のピーカンでさっぱりと乾きました。
京都産業ふれあい館へ返却期限を過ぎた本を返しに行って新たに借りてきたり。
サンダルの補修をするために川端ニックへ皮用ボンドを買いにいったり。
それにしても暑かった・・・。出町柳がこんなに遠いとは。

ちとお手入れが滞りがちだった糠どこくんへも愛情をそそがなくては。最近は一日に一回まぜるだけでは乳酸菌の活動と酸素の関係に狂いが生じるようで表面が白くなってしまった!まずいぞ!
新たな栄養を投入すべくお米屋さんへ糠をもらいにいって、糠を乾煎りして。

筆不精をしていた友人へ手紙を書いたり、夜(いや、夕方というべきか)はワインを開けたり。

そんな感じのメンテナンスの一日。

2005.7.30 [土] 夏の結婚パーティ

会社の友人の結婚パーティ。
きものを着ていくかどうか迷ったすえに、夏のきものは全部麻しかなくて(麻ラヴ!)、ホテルにはどうかなあ、しかも受付だし、ということと、ばたばたとなりそうだったので洋服に。

花嫁は黒のおひきずり。
オレンジや黄色の友禅の古典柄で、とーってもよく似合ってらした。私はすっかり彼女のファンになってしまった。聡明でしっかりとした伴侶をえた彼は幸せものだ。

2005.7.29 [金] 今日たべたもの

今日の朝ごはんはおそうめん。
お昼ごはんは「みつばち」であんみつと冷やしぜんざい。

こういう食生活をしていると夏ばてするんだよねぇと思いつつも、ついつい。

美味美味。

2005.7.25 [月] 天神祭

花火はちょうどビルの真横に上がるのに、花火の音は小さくしかきこえない。ここから少し離れたビルにある制作会社のひとへ電話をしていたら電話の先の花火の音のほうがずっとずっとでっかくてびっくりしてしまった。

花火が終わった少しあとに仕事を終え、ビルを降りたらそこはもう祭り一色。天神祭モードのBAR UNOにちょこっと寄る。パニーニを100本売ったそうだ。今日は祭やから金遣たらあかん、とみんながおごってくれて上気分。ありがとう。

写真は祭の後の大川。
大阪の祭りびとは今頃鱧食べて飲んだくれているんだろうなー。

2005.7.25 [月] ちょっと休憩。

はふ。
昨日の夜に仙台空港でたべた「ずんだもち」を
アップしてみたり(笑)。
おれは枝豆だ!
という感じでした。

今日は天神祭。
そのうち花火のあがる音がきこえてくるであろう。

2005.7.25 [月] あっ今日は

鹿ケ谷かぼちゃの日。
御手洗祭も今なんだわ。

今年はいけなさそう...。

2005.7.24 [日] 平成のサムライ

仕事で福島県・相馬野馬追に来ました。

馬を操り、野馬追に参加するひとたちは、この時期になると心が武者になるのです。
甲冑競馬を終えて山を駆け上がってくる武者たちのりりしい姿をみているとタイムスリップしてしまったよう。

彼らの装束も興味深い。
柄足袋は彼らのためにあるものなのかと思った。

2005.7.18 [月] 梅雨明け

今日梅雨明け宣言。
でもホントはきっかり7/14だったと思う。
トロイぞ、気象庁。←しろうとの勝手な意見です

::

さてこれから甲子園。
連休最終日。ちょっとお疲れモードなんだけどなぁ。
おとなしく観戦してこよう...。ってあの席においてはたぶんムリ。

::

よい試合であった。
今年初、入道雲をみた。
夕焼けもきれいだった。

さあ連休もおしまい。
明日からがんばって働こう。今後2週間が山場だ。

金曜からは福島県の原町というところへ。「相馬野馬追」というお祭りがあります。
一千年以上の歴史を現代に受け継いでいるお祭り。戦国絵巻。

福島の織物というと会津木綿、からむし織。伝統産業というと会津桐かしら。
しかし会津とも昭和町ともぜんぜん遠い(涙)。

伝統的工芸品サイトをチェック。うーむ。

2005.7.17 [日] 山鉾巡行・神幸祭

今日はお休み。
巡行も見ず、神幸祭見物にも行かず
北山のマールブランシュへケーキを食べに。ほのぼの。

公長バッグを撮ってみました。
なかなかかわいいでしょう。
皮の紐は取り外し可能。

2005.7.16 [土] 宵山

宵山の今日は昼間から浴衣。
竺仙のお気に入り。
「オトナ浴衣」と思っている。

ところで浴衣を(外で)着る時期。
私のなかでは「祇園祭から送り火まで」というのが気持ち的な基準。やはり梅雨が明けないと(そのタイミングはほぼ祇園祭)真夏ではないし、送り火のあとは残暑。気持ちが秋に向かっていくから、浴衣はなんとなくそぐわない。ということで、今日が初浴衣!

近清さんで漬物づくしのお昼ごはん。
その他いろいろ。

でも結局山鉾町には近づかなかった。
歩行者天国になった夕方の四条通は、ものすごい人人人!
発表では52万人...。

おうちでワイン飲みつつ「ロスト・ワールド」を観つつウトウト眠ってしまいましたとさ。

2005.7.15 [金] 宵々山

宵々山。
なぜこの日にあわせておてんとさまはこれほどにも暑くしてくれるのかと不思議。気温アメダスによれば京都市付近は最高気温34℃だったよう。おおほんまもんの夏が来た。ちょうど数日前から蝉も鳴き始めたし。

なか志まやさん京都きものMAPをお届けにゆき40数冊製本作業に勤しんで(つまりほぼ1000枚...。3時間強がんばりました)、やじきたでお疲れさま白玉クリームミルク宇治金時(つまり全部盛り)。
そして小千谷に着替えてまだ明るい山鉾町へ。今日は山や鉾や屏風はさておき、主眼はきもの系散策。いろいろ収穫あり。

収穫とは、草木染の帯揚げ500円×3枚。小さなポシェットにもなる公長バッグ、これを定価の1/3以下で(むふふ)。それになかなかちゃんとした腰紐5本800円。

北行一方通行の新町でみんなと合流し、夜は美味なる草喰料理。
ああ全部盛り。

2005.7.12 [火] 寺町

京都仕事のあとにちょっとお散歩(さぼりともいう)。
寺町をふらふら歩き、先日行きそこねた啓さんとこへ。

かご展を興味深くみつつも、やはり奥のきものコーナーへ足が進む(笑)。でもみただけだもんね。アバカの帯すてきだな。でも私には似合わなさそうなんだ。
京都観光協会のとってもエライ方がちょうどいらっしゃっており、いろいろとおしゃべり。男物のきものはつまらないから、自分は女性ものの小紋などを仕立て直しして着ているという。お洒落なおじさん。ぜひきもの姿を拝見したい。

おしゃべりの後はひとり一保堂へ。
週末は一杯なのに、平日の今日は誰ひとりいなくて静かにお茶をいただいた。シアワセな時間。

かけられていたお軸はやはり祇園祭の鉾のもの。
そう今日は山建ての日だった。

2005.7.10 [日] 祇園祭

鉾建てが始まる今日は梅雨の合間。
午前中は時々ぱらぱらと降っていたけれど、午後には少し晴れ間ものぞいてきました。

烏丸丸太町のラ・カマルティーナで休日ランチしてから、自転車で新町通りを下がる。
山建ては2日遅れのあさってから組み立て開始だから、山の多い新町通りはまだ静か(写真上)。
でも町会所では内職(粽づくり?)をしている様子をみかけたり。

四条通りを少し歩いて、鉾建ての様子をうかがう。
木を組み立て、縄で縛る。
その縄の様子がまたきれいなんだ。
月鉾のかたがたは揃いの法被を着て、こんなかんじ(写真下)。
鉾によっては、工事現場の作業着のようなものを着た人たちが組み立てていたけれど
やっぱりこんなものに身を包んでいるのがすてきだな。

さてここを西へ行けば「だいやす」がある。
ちょろりと寄ってこかと思ったけど、いかんいかん。
みるだけっていって、みるだけじゃあ済まないからねぇ!

寺町へ上がってこれまた唯屋へ夏帯を見に寄ろうかという気がしていたんだけども
いやいや、やめときなさいってと自分に言い聞かす。
買い物禁止令!
と、寺町にも近づかなかった。

が、もうひとつ見たいものがあったのに!
こっちがメインだったのに!
ギャラリー啓さんの「かご展」
ああ、しまった・・・。13日まで。

2005.7.7 [木] すごい雷雨

甲子園に行くべきか否か...。
雨のなかの観戦はやだなー。
とらきっちー失格と言われそうだけども。

::

雨あがり、甲子園。
今日は勝ったぞー!
私的にはようやく1勝目なり。
写真は六甲おろし熱唱中。

2005.7.6 [水] 8:28 pm

会社ではただでさえ28℃なのに、マック(G4)のそばにいるともっと暑い。
30℃くらいかも。なぜこやつはこんなに発熱しているのかしら。

ただいま企画書カラー23ページものを33部、レーザープリンタで印刷中。
チームマイナス6%。。。

2005.7.3 [日] 京都大骨董祭

雨降る日曜日。京都大骨董祭へ。

偉大なる出会いがひとつ。
それと懸案だった籠のひとつの解決。
それから深い深い藍色にも出会った。

暖簾にでもしたくなるような、ざっくりしっかりとした麻の生地が
藍甕の藍の色と同じ、銀色のような赤みのある深い藍が完全に染まっている。
こんな藍色はあまりみたことがない。
西陣の愛染工房の「藍ジィ」にみてもらいたいなあ。
天然発酵本藍染であることは間違いないと思う。
(同じ材料=すくもを使っていても、藍建てのプロセスが天然発酵か化学還元かでぜんぜん違うらしく。天然発酵の藍染は百年経っても変わらず、化学還元は年月が経って灰色をおびていくのだそうです:藍ジィ談)

幾度も幾度も藍甕に沈められたのではと思う。
着物になってからも、重ねて染められているような。
だって縫い糸もすごい藍色になっている。

さてどうしようか。
生地として何かにいかすか、着物として着るか。
対丈でも短い。袖も修理しないといけないし小さな穴もいくつかあいているし。
洗い張りして仕立てなおすか否か。どうしよう。

2005.7.2 [土] これぞ映画館

「宇宙戦争」を観ました。
映画のほうはおいておいて・・・。

明治屋の隣の東宝公楽。
シネコン全盛の昨今、こういう映画館は貴重。
劇場といえば緞帳にビロードの椅子だよね。

アメリカナイズドされてキャラメルフレーバーのポップコーンのにおいが充満しているプラスティッキーなシネコンはあまり好きではない。

2005.7.1 [金] ふむふむ

文字にリンクをつけるやり方を知る。

2005.7.1 [金] 28℃

7月。

今日から会社の温度が28℃に設定されるようになった。
社内にいくつか温度計が設置されてる。
まだ試行錯誤中で、ところにより25℃だったり27℃だったり。
チェックしてまわる総務部長。
「ここはもっとあげなあかんな」
「やめてー!」「いやー!」「あかん、あつい。むりや」
というようなやりとり。

28℃になったら、だいぶ暑い。
否応なくネクタイなどしてられっか!となりそうだ。

ここにチーム・マイナス6%の元になった企画書がある。
http://www.env.go.jp/...
すごーい。面白い。
官公庁はこんなものも公開してしまうんだなあ。

チーム・マイナス6%
http://team-6.jp/

2005.6.30 [木] 小千谷シスターズ

着付けくらべっこ会パート2。
前回の復習と帯むすび。うつくしい帯揚げのしまつ。などなど。

なんとお揃いだった小千谷。
ひゃあ〜、ごめんね!

でもあんまりお揃いだってわからないみたい。
不思議なものです。

2005.6.25 [土] 阪神巨人戦

そして夜は甲子園へ。
着物を着て行こうかと迷ったのだけど、やっぱりやめといた。
やはり浴衣&裸足の季節になってからにしよう。
着物は洗ったらいいけれど、帯めがけてビールが飛んできたらショックだからなあ。

ラッキーセブン。
このときは勝ちを確信していたのに・・・。ローズめ。

2005.6.25 [土] 塩瀬の帯

午前中きねやさんへ行き、母に頼まれた生成り色の三部紐を買う。横浜の田舎ではなかなか普通によい色の三部紐が手に入らないらしい。それに値段も高いとのこと。江戸まで三部紐を買いに行くのも大仰だし、歩いて数分の範囲でいろいろ揃うのはとてもありがたいことだ。三部紐、会員価格で1890円。
一緒に自分の絽ちりめんの帯揚げもいただく。うすーい生成りのいい色のがありました。今まで持っていたものに比べて生地もしゃりっとすごくしっかりしている感じ。

一応まだ6月。
明日も暑くなりそうだなぁと思いながら、翌日の着物について考える。
やはり小千谷にしよう。
白と茶のギンガムチェック。

帯はー...。これを締めたら色的には涼しげでいいけれど、塩瀬はやっぱりダメなんだろうなぁと思い、当てるのみ。すると白博多の半巾か、麻の名古屋かな。

2005.6.19 [日] 祇園

ひさしぶりに着物。
着たくて着たくてうずうずしていた。

一年前の529の日に買った十日町産の塩沢を単衣にしたもの。
うすーいグレーにちいさな十字絣。地味かなぁと思っていたけど、そんなこともなく、今日のような蒸し暑い6月の日にぴったり。

帯は反巾のみんさーを楽々かるた結び。http://www.kanshin.jp/...
それにかよこさんの帯留。http://www.kanshin.jp/...
それから、こないだのお草履を初おろし。
補正もせず帯板もせず、脱コーリンベルト。
襦袢はウソツキ。http://www.kanshin.jp/...
ラクチンだ。

着付け。
くらべっこ会の成果・胸紐のおかげで胸元はすっきりし、衿も抜けたんだけど、どうも前に戻ってきてしまう...。伊達締めが緩すぎたのか。
まだまだです。

で、本当は西陣散策にでかけたかったけど、暑かったし時間も遅めだったから近所をうろちょろ。祇園書房で七緒の立ち読みをしたり(今度買います)、今昔西村で帯をみたり(結城風の名古屋帯の反物をはっけん。これがなかなかすてき。あとショーウィンドウの綿の帯も)。

祇園新橋のあたりをてろてろ歩いているときに、仕込みさん(舞妓見習い)風の女の子が向こうからやってきた。普通の女の子。超普段着で。もちろん日本髪でもないし浴衣を着ているわけでもないのだけど、なんとなく仕込みさんかなというのが分かる。花街の雰囲気をほんのり醸し出しはじめているというのかなぁ。

そしたらそのおぼこい女の子。私の前で立ち止まってお辞儀をするではありませんか。
「おねえさん、おおきに」とは言わないけど(笑)。すれ違いにではなくて、きちんと立ち止まって。

えーーー。
ちがうちがうちがう!

まだ祇園に来たばかりで誰が誰ともわからない状態なのかなあ。
それらしき人にはとりあえずお辞儀しときなさいておかあさんに教えられてるのかなあ。

どっかのおねえさんに無視されたぁ思われたらかわいそやし、とりあえずお辞儀しときました...。

2005.6.18 [土] 祇園のひとコマ

雨どいにからまって伸びていく朝顔の蔦。
夏ももうすぐだ。

この管のこと、なんて呼ぶんだろう?
とイメージ検索。
「たてどい」という名前がついているようです。
雨どいの仕組みもそれなりに複雑だなあ。なかなか面白い。
http://www.royal-hc.co.jp/...
http://www.kenroku-web.com/...

2005.6.14 [火] 上六(うえろく)

大阪はすぐ略す。
上六は上本町6丁目のこと。
谷町4丁目はたによん。谷町9丁目はたにきゅう。
天神橋1丁目はてんいち。天神橋6丁目てんろく。
銀座1丁目を「ぎんいち」と呼ぶようなものだ。それはありえない。

で、今日は仕事でたによんに行き、早めに打合せが終わったので、たにきゅうのちょい東、うえろくにある呉服店に行くことにした。
ネットショップOnlineきもの見本市を運営している「まつかわや」さん。

初めて歩く上六。
電話で場所をきいたら目印は「やまたけ」という精肉屋さん。
それが分からず、道を尋ねたらその方は日本語の話せない韓国のひとだった。鶴橋も近いし。

うろうろ歩いてやまたけを発見。大きなお肉屋さんだ。ここの角を入り味わいのカタマリみたいな商店街の先に小さな呉服屋さんがあった。うーむ。こんなちいさなお店から全国に発送しているのね。
商店街の名前は「生玉表門」(いくたまおもてもん)。語源は何だろう...。

まつかわやさんでは赤城紬の手織りの夏帯や奥順製の本結城をみせてもらう。すばらしい。麻の半襟を買いたかったのだけど、それはなく。いろいろおしゃべりして楽しい時間をすごし、お店を後に。

中学生やサラリーマンやおばちゃんがちょこちょこ並んでいるやまたけのコロッケコーナーに引き寄せられ、コロッケを買い食いして帰る。
コロッケ55円。ばかうまです。

大阪、もっと積極的に探検すべし。

2005.6.11 [土] 緑

静かな雨の日。
初めて苔寺にゆく。

静謐なグリーンの世界。
強い湿気。京都も梅雨入りです。

“血も緑になったような”日。

普段は無地のパソコンのデスクトップ。
あんまり美しいのでこれを壁紙にしました。

写真いろいろ:http://foohome.com/...

2005.6.5 [日] 夏ふうのお草履

新しいお草履を受け取る。
うんうん。いいぐあいだ。ふふふふふ。

真っ白の高めの台に市松柄の鼻緒。
白の蝋引きはとてもきれい。ほんとに繭みたい。

夏に合う爽やかなものと思っていたのだけど、予想以上に品のよいものに仕上がってきた。
私のざくざくした麻の着物には品が良すぎるかしら。と少し懸念。

2005.6.4 [土] 夜カフェ

雨の夜、二条駅裏の雨林舎へはじめてゆく。
大きなショッピングモールか何かが建設中の場所の裏手、ある一角に長屋が並ぶ。その一部のカフェ。

その通り全体が落ち着く空間。
雨がしとしと。
22時まで営業しているのがうれしい。
また行くことになりそう。

2005.5.28 [土] くらべっこ

着付けのくらべっこをしよう!ということになり、府の施設の和室を借りて着付けのおさらい会。お部屋のプレートに書かれた「着付けくらべっこ会」の文字に大笑。

4時間もあったのに、帯まで辿りつかず。
この日は下着から、着物まで。
目から鱗のポイントをいくつもはっけん。
メモをとりとり、おやつをつまみつまみ。
どんな下着を着ているのかとか、ひとづま襦袢とは?とか。
脱いでみると(笑)、たっくさん違いがあって面白いのだ。

ハイ!要復習。

2005.5.22 [日] 雨の休日

いちにち雨が降ったり止んだり。

最近着物を着ていないなぁ。
着たいのだけど、なんとなく遠ざかっています。単衣の着物が一枚しかないのと、それにぴったり合う帯がないのと、長襦袢問題と。そんないろいろで、麻の季節が待ち遠しい今日この頃。

午前中からぼちぼち料理。のんびり蕗を煮たりひじきを煮たり。
午後は六花でコーヒー。

2005.5.21 [土] 箒の掃除

今日は念入りにお掃除をした。
箒で掃いたあとに、小学校の教室でやったみたいに、お坊さんがするみたいに、ざーっとまっすぐ雑巾がけ。

掃除の後に、箒のお掃除。
水でざざっと洗って、先っぽをはさみで切りそろえる。
散髪した箒はさっぱりとして掃き心地向上。
相方に箒を散髪するという行為を初めてみたと言われた。
私もはじめてです。

掃除機は持っていない。畳と板張りの部屋だけだから必要がなかった。箒はシンプルでいいね。場所もとらないし電力も使わない。

何故か浅草で買って京都に持ってきたこの箒、6年ちかく使っているけどまだまだ働いてくれそう。
棕櫚の箒に憧れているけど、こういうタイプの箒のほうが使い勝手がよいような気もする。
どうでしょうか。

2005.5.15 [日] 葵祭

新緑の候。
今日は葵祭。

先日どこかでもらった花の種が引き出しから見つかって、植木鉢に蒔いてみた。
それが今朝みたら芽がでていて、お昼近くには双葉がポン!

葵祭へはとっても出遅れ。
一生懸命自転車を走らせ行列を追いかけたのですが、ようやく追いついたのは一行が下鴨神社を出たあとのこと。
加茂街道を進む行列を、賀茂川の対岸からのんびり眺めました。紫の藤の花で飾られた御所車。爽やかな風に藤の花がたなびいて。新緑の香りとともに平安の空気をほんのり感じた時間でした。

2005.5.14 [土] 轆轤町

祇園祭のような山鉾は、祇園祭に限らないのだね。
今日は松原通り・轆轤町にてこんな鉾をみかけました。
ゑびす神社の氏子のお祭り。

2005.5.3 [火] 祭り

浜松祭り。
http://www.dydo-matsuri.com/...
http://www.hamamatsu-daisuki.net/...

こんなに多くの人が「参加」するお祭りは、そうないと思う。
とにかくみんなが参加していて、みんなびしっと格好よく法被姿を決め込んでいる。競ってお洒落をしている感じ。特に若者たちが。

法被は町の揃いのもので、藍色が多く、中には黒もあり、股引はそれに合わせて藍色や黒。法被も股引もしっかりした藍染。
法被の下には、小さめの法被を着ていたり、金太郎がしているような前掛けみたいなのをしている人も。
角帯や兵児帯みたいなのを腰で巻く。
膝下には「血止め」という元は疲れ防止のためという紐のようなものを巻く。この色や素材がポイント。
足元は地下足袋の人もあれば雪駄の人もあり。
地下足袋が断然歩きやすいだろうけど、雪駄でちゃんと歩いているひとはどことなくこなれた雰囲気があって格好良い。
女の人たちは夜会巻きが多く、美容室でちゃんとセットしてもらっている雰囲気。その上に鉢巻。
お囃子隊のこどもたちもちゃんとセットして、お化粧もして。
信玄袋を下げていたり、とにかく町中が和ファッション。お洒落!
誇らしく法被に身を包んでいる人たちは見ていてとてもすがすがしい。

夕方自由時間。
青山みともの浜松店を発見し、浜松にあるという「笠井織」についておききする。木綿の藍染めのもの。みともでは扱っておらず残念。

2005.5.2 [月] GW

丸四日東京&横浜に帰って、
重要懸案事項がいくつか決着しそうな感触。ふふふ。
写真は、ははのむじつむぎ。

明日明後日はお仕事にて「浜松まつり」へ。
http://www.dydo-matsuri.com/...
凧あげのお祭りってどんなだろう。
凧の意匠も楽しみだ。

浜松の染織は少し調べたけど見つからず。
まあ寄り道する時間もないから仕方なし。

・・・ととと思いきや、伊兵衛織は浜松なのね。
http://www.kanshin.jp/...
う〜ん。しかし「君子あやうきに近寄らず」だ。

ざざんざ織も浜松。
http://homepage2.nifty.com/...

2005.4.30 [土] 横浜・東京5日目

荒川区の病院へお見舞い。
都電に乗った。
間に合わないだろうなと思いつつ停留所へ走ったら、発車後に走る私の姿に気づいた運転手さん。電車を止めて待っててくれました。優しい。こういうゆとりが嬉しい。

午後は中目黒のお茶やさん。
窓からの光がきれい。
焙じ茶800円は何かの間違いかとメニュウを凝視してしまった。
ありえへん・・・と呟いてしまい、自分の関西人ぶりを思い知る。
商売なめたらあかんでぇ。おぃ。
ってこれで成り立っている(どころか盛況)のだからすごいことだ。
演出あるいはデザインの勝利という感じ。

2005.4.29 [金] 横浜・東京4日目

今日もまたいい天気。
はは自慢の庭の木々、花たちを見物。
昨日蕾だった牡丹も今朝花を咲かせた。

半袖で出かける。

2005.4.28 [木] 横浜・東京3日目

実家に帰る。
今回はひさしぶりにゆっくりこっちに居られて嬉しい。

床の間風の出窓の台の上には桃太郎伝説。
松本の押絵雛。
ミニミニ三方の上に乗った紙で作られた菖蒲もとてもすてきよ。

風の強い日。
会社に少し顔を出して、その後はうつくしい箪笥を観に行った。
赤坂見附に寄ってしろたえでチーズケーキを買う。やっぱりおいしい。お店に立つ方々がみんな変わっておらず嬉しかった。

2005.4.24 [日] 昨日の装い

やっぱりいつもと一緒なんだけど(笑)、
紺の三部紐とぼたんの帯留をしてみました。
帯揚の工夫をすべき。
紺とか、少し濃い目の微妙な綺麗な色の帯揚を探そっと。

着付けの反省メモ。
・今はもう単衣の長襦袢でOKということを知らなかった!そう、もう袷は暑苦しいよねぇ。単衣の長襦袢は麻の紗しかもっていないのだけど、揚柳のうそつきならあり。これはどうなんだろう...。
・いつもよりきれいに裄がぬけました。でも時間が経つと着物より長襦袢の襟が出てきてしまってよくない。しかしこれは…どう解決できるのかわからない(泣)。
・帯が曲がってた。時間の関係で直せず。
・帯揚を帯枕にかける部分がなおざり。さくらこさんを見習うべし(ぴしっときれいだった!)、森田さんの本をみて復習すべし。
・やっぱり着付けに時間がかかりすぎ。無駄な動きが多いんだろうなあ。短時間で綺麗に!がんばろう。

2005.4.23 [土] 筍

アキコさん、ぼたんさんを迎えて筍の会。
長岡天満宮の霧島つつじも含めて初めて知ったことばかり。
依然として京都には知らないことばかり。愉しいな。

さて筍をいただいたのは、長岡京の「うお嘉」さん。
和え物、お刺身、田楽、ごはん、どれもこれもおいしかったけど、やはり王様は鏡煮!
懐石コースとしてはありえない大きさのお椀の蓋を空けてびっくり。澄んだお出汁のうえに、直径10センチ強の筍がドン!と現れました。
えぐみ?灰汁?なんのことですか?
澄んだ筍くん。
がぶっ。しゃりっ。このね、音がすばらしい。

竹かんむりに旬。
大変おいしくいただきました。

2005.4.22 [金] いちばん好きな季節

日に日に新緑がまぶしくなるここ数日。
ふとオフィスから外を眺めると、川向こうの大阪城は柔らかな緑に包まれていました。はっとする瞬間。
眼下の建物は造幣局。賑やかな「通り抜け」の時季は終わり、桜は葉を広げています。

2005.4.16 [土] 原谷の桜

「百花繚乱」、原谷の桜。
にんげんを覆いつくす枝垂れ桜はまさに満開。
二畳ほどのベンチに寝転んで仰向けになったらば
桜のドームの中にいるみたい。

満開の枝垂れ桜に、桜吹雪の染井吉野。
時々そよそよと吹く風はお茶のうえにもはなびらを運んでくるのでありました。

きっと今日が今年最後のお花見。

2005.4.13 [水] 夜の祇園

久しぶりに阪急電車で帰宅。
雨に濡れた祇園の道には白い花びらがいっぱい。
白川にかかる橋にも。

2005.4.11 [月] 朝散歩

雨上がりの朝。
今朝は岡崎、南禅寺周辺、くろだにへ。
空気が澄んで、静かな朝。

http://foohome.com/...

2005.4.10 [日] 今日も桜めぐり

残念ながら天気予報はあたってしまい、夜から雨。
お昼間は昨日みたいにあったかくて、雨なんか降らなさそうな雰囲気だったのに。

ひさしぶりに京都のページを更新。
御所、賀茂川、半木の道 http://foohome.com/...
薄暮の時間帯 http://foohome.com/...

2005.4.9 [土] 花見日和

これ以上はないというくらいの花見日和。
満開。快晴。陽気。ただし暑すぎるほどの。

石段下の混雑をかきわけていづ重でおいなりさんと太巻きを買い、知恩院の三門に腰掛けてお昼ごはん。知恩院はこんなに桜がきれいだったっけ。これまであんまりちゃんと見ていなかったのかもしれない。

それから自転車で岡崎を経由して蹴上へ。蹴上も満開だ。
野村別邸前へも。ここは前はもっと静かだったのに、人でいっぱいだった。う〜ん。やっぱり桜を見るのは朝と夕方がいちばんかな。美しい枝垂桜は6分くらいといったところ。満開まではもう少し。

町中をうろうろして用事を済ませながら、四条木屋町を下がったあたりの桜、団栗橋から南の鴨川沿いの桜を眺める。
水面まで桜色に染まっていました。

満開快晴陽気のお花見 http://foohome.com/...

2005.4.8 [金] 虎暦元旦

甲子園での開幕戦。
これはゆうたら虎暦のお正月。
ライトスタンドの年間指定席の面々は、半年ぶりの再会をみなで祝していました。わたしは自分ではもってないけど(笑)、いつもお邪魔している席で再会を分かち合う。右下に写っているタイガーとも。

ああなんて楽しいのかしら。
甲子園のスタンドは笑いと人情に満ち満ちている。

肝心の試合のほうは、8時5分に六甲おろしを唄うはずだったのに、なぜか延長12回引き分けに。まあいいか。

2005.4.8 [金] 桜ノ宮

ほぼ満開になった、桜ノ宮・大川沿いの桜。
お昼はお弁当を買ってみんなで外で。

来週も見られるよう、雨よあまり降らないでと願う金曜日。

2005.4.5 [火] 一晩里帰り

あわただしい東京出張。
朝の大阪までの通勤電車と東京ゆきの新幹線で『むろまち』を読み終える。ひっこみじあんだった「亀どん」はいつしか豪傑になる。商いに尽くしたひと。

夜、ははとシチリアの赤ワインを空ける。
着物談議はつきない。
先日の出会いもんという、古い大島の男物を見せてもらった。
私もよいお買い物をすると得意げに母に報告をするのだが、このひとはもっとすごい。

なかなかモダンですてき。
近づくと茶(泥)なのに、遠めにみるとオリーブ色にみえてくるのは何故?

2005.4.3 [日] うーん。

色っぽいです。舞妓はん。

2005.4.3 [日] 昨日の装い

やはりまだ春らしい着物がなく。
うすい桜色の帯締と、
桜で染められた帯揚でかすかに春。

2005.4.2 [土] 都をどり

はじめての都をどり。
歌舞練場の中があんなふうになっているなんて。
桜が咲いていたら、もっともっとすばらしいだろうな。
お茶席は少し慌しかったけれど、色とりどりのお皿。楽しかった。ひそかに「赤」か「白」を狙っていたけれど、よこはまっ子の私はリクエストすることができなかった(笑)。でも基本として「茶」に取り替えていただいた。ありがとう!

ずっと憧れていた総をどりの衣裳。
展示されていた過去の衣裳をみるとだいぶ明るい色。やはり舞台衣裳だ。手描きでなかった。型染めかしら。

「琢磨」さんから眺める枝垂れと衣裳の桜が重なって。
暮れゆく空と桜はとても美しかった。

2005.3.31 [木] さあ

3月も今日でおしまい。明日からは4月だ。
今日で役職定年となるボスの心中を思い、少ししんみり。
春はお別れと出会いの季節。

帰り路は祇園を通る。
都をどりも明日から。
芸妓舞妓さんたちにはたいへんな一ヶ月がはじまるのだ。
ああ。楽しみだなあ。今年はようやく都をどりを観にいける。

白川沿いをロケハン。
枝垂桜、すこうし、開いてました。ガンバレ!

2005.3.28 [月] 覚え書

http://www.tezomeya.com/...
恒例のワークショップ、今回は開花前の桜を使ってほんのりピンクに染めます。

イベント名:「伝統文様と色彩のワークショップvol6」〜桜染め
日時:2005年4月24日(日)13時〜17時くらい(約4時間)
場所:手染メ屋
費用:4000円(染めるアイテム代込み)
定員:若干名先着順にて締め切り
染めるアイテム:シルクショールの予定

帯揚を染めたい...。
普段も要予約で染めを教えていただくことができるみたい。
http://www.tezomeya.com/...

2005.3.26 [土] ぐるぐる

今日はまだ寒いのかとあったかくして家を出たら、外はほんのり暖かかった。
自転車でいっぱい走った一日。

御所の西にある呉服やさんでは山崎青樹さんという方の草木染の着尺を見せていただいた。ツユクサの染の色がすばらしい。露草は友禅の下書きに使われるというのに(すぐに落ちるから)こんなふうに美しい色を定着させることができるなんて。お目当ての薄い色の紬はなく、少し残念なような。でもよかったかも。そうに違いない。

西陣もうろうろ。行きたいと思っていたところをいくつか訪ねる。
cafe plantaもグー。お気に入り。
http://www.kanshin.jp/...

相国寺、御所を通って東山に戻り、夕方に先週の川島の帯を受け取る。満る安さんへもしばらくぶりに。あいそなしですみません。
むじつむぎについてあれこれお話。牛首のモダンな染物がすてき。こんなんも一応ありますと「本場真綿絢結城紬」(by本場真綿絢結城紬保存会)も見せていただいた。ふむふむ。硬い。たてもよこも両方紡績糸なんだけど、ところどころわざと節をつけて結城っぽく作られたもの、とのこと。もちろん機械織り。最近結城紬(本結城から類似品まで)についてかなり勉強中の私。類似品にもたくさんランクがある。このタイプの質感を触れることができてよかった。

夕方には府立図書館へも。今日借りた本は5冊。ぜんぶ着物関係。
・『むろまち』田村喜子
・『母なる色』志村ふくみ
・『西陣機屋ことば辞典』(暗記したら帯屋さんと対等にお話できるかな 笑)
・『日本の藍 伝承と想像』日本藍染文化協会
・『丹後ちりめん女工昭和史 織手さん』(これは涙無しには読めないかも...。)

2005.3.24 [木] 薪歌舞伎

四月に団十郎&海老蔵の醍醐寺での薪歌舞伎がある。
明日がチケット発売とのことで、よっしゃと思っていたのだが、なんと全席二万円なんだって...。

そりゃあないよ、海老蔵はん〜(;_;)

2005.3.21 [月] あ〜

いい天気!

2005.3.20 [日] きものでいっぱいの日

しばらくぶりにクラシックの演奏を聴くことができた。
フルートの音色がぼんわりと身体に残っている感覚。旋律は忘れてしまったのだけども。
伝統産業の日イベントのひとつ、きものクラシックコンサートは大賑わい。街なかも本当に着物姿の人が多くて、この催しは大成功だね。100人に1人は言いすぎになると思うけど、2〜300人に1人くらいは着物だったような感じがします。
夜の祗園も花灯路の影響ですごい賑わい。お正月に次ぐ勢いだったのでは。この界隈に限っては、桜・紅葉の季節よりむしろ人出が多かった気がする。

コンサートの後には、岡崎のいさかさんでむじつむぎをいろいろ見せていただいた。
「新結城」はすてきだったなあ。「憲法染め」、何のことだったかその場で思い出せなかったけど、宮本武蔵と闘った剣豪吉岡清十郎の家系のもうひとつの家業だったんだよね。そして染司よしおかさんとは「血のつながりはないけれど、 その工房の流れをくんでいる」とか。
だけどやっぱりまずは白っぽいのを探そう。

楽しい時間に感謝。どうもありがとう。

コンサートの時に貰った冊子の対談から通崎さんの言葉をメモ。以下引用です。
「人間と自然の関係でいうと人間も自然の一部なのですが、自然の美しさだけではなく、人間だからこそできる美しさ、人間だから表現できることであったり、感じられることをやっていかないと人間の意味がないかなと思っています。何が上とか下ではなくて。植物も植物としての美しさを持って咲いているのだから、人間も、人間がつくりだす美しさを意識していかないと、自然の一部として生きている意味がなくなるのではないかと、お話の中で考えました。人間が自然の一部であることを認識しながら人間がつくる美を考えていかないと、面白いものにはならないのではと思います。」
「音楽の分野でも癒しというと『風の音』というような音楽もあるのですが、それは自然の風に任せておけばいいと思っていて、私は人間として学んだり、何かを構築していく中で表現できる美をやらないと、面白い発展性はないと思っているんですよ。今は、なんとなく感覚的なものが流行っているんですけれども、私はもうちょっときちんとしたものをやっていきたい。発信する方も受け手側も感受性だけではなく、逆に知識がいるかもしれないけれど、それは人間だからこそできることなので。(略)」
「邪魔くさいとか、親しみがないということで、最近勉強したり知識を得ることが排除されていますが、人の手できちんと構築されたものを見たり聞いたりしての気持ちよさというのもあると思います。ただ単に気持ちいいというのは大反対なんです。」

2005.3.19 [土] おびずき

着物週間な京都の町。
今日は着物をきた人をたっくさん見かけました。
私は自転車&洋服で少しウロウロ。

京都産業会館の「きものフリーマーケット」に寄ってみたら、思わぬお買い物...。なーんと川島の帯。紬糸でざくっと織られたなんとなく洛風林に似た雰囲気のもの。これがすてきなんだ。むふふ。お安うしてくれたおっちゃんに感謝。
ちなみに川島は西陣の証紙番号が39番なんですね。スゴイ。「軍配」のマークも知らなかった。
はー。ますますむじつむぎむじつむぎ。。。

久しぶりに「あそびば」http://www.kanshin.jp/... にも。
「きはだや」さんhttp://www.kanshin.jp/... の無地の帯が素敵。
結城風の無地も少しみかける。色がちょっと好みではなかったけども。

あそびばの少し東に子供の着物を作る会社を発見。
「お子達和装仕立上品 株式会社古川」
う〜ん。すてきだ。

2005.3.17 [木] 京都染色美術展覧会

朝いちで京都染色美術展覧会へ。
この時期に恒例の展覧会。私ははじめてでかけました。

京都のたくさんのメーカー(出陳は個人名でされているけど殆ど社長さんのお名前のよう)が、それぞれ4〜5枚の着物を展示。壮観だ。「染色」だからほとんどが友禅。いくつかの絞りや刺繍も。
ただ展覧会だけあってキンキラキンだったり必要以上に凝ったもの(と感じてしまう)、奇をてらったものが多すぎると思う。確かに古典の王道みたいなものは今さら展覧会に出しても、という流れになるのかもしれない。でもね、この金使い・作家もん風になってしまうのはどうなのかな。
そんななかでも、金糸をふんだんに使いながら品のある帯などを見ると関心する。「これは海老蔵の妻になったらここぞというときに締めよう」なんてありえない想像を働かせてみたり。そしたらがぜん楽しくなっていった。それなら着物はえーっとこれかな。それともこれかな。おーばっちし。いいわあ。とか(笑)。しかしながら「演歌歌手になったら紅白でこれ着よう」とか、そこまでは想像力も働かないのである。
すてきなのもある。しかし演歌歌手なのが多すぎるよー。と声を大にしていいたい。がうがうがう。

「西陣手織協会」部門で燦然と輝いていたのは藤田織物です。ほんとうに。とにかくunique(独特の, 無比の, 無類の)なんだもの。「あられ雪」(勝手に命名)が好きだなあ。もうひとつ現代的な帯を作られている織屋さんがあったけれど、そちらは黒が立ちすぎていてなんというか怖いイメージ。現代的に作ろうとするとついそっちの方向へ傾いてしまうことが多いように思う。でもこういうのは好きではない。何だかきつい。藤田さんとこのはすごくシンプルだし色も少ないし。でも冷たい方向には行かず、あったかい。
もうひとつ印象に残ったのは河合美術織物。どれもコテコテの古典の帯。今昔西村でこういう帯を見かけるのだけど、これがとても好き。大柄の大胆な柄ゆき。重たそうな帯。能衣装のような。
こんなふうにみんなが「うっとこはこれや」という物づくりを続けていけたらいいよね。

ざざっと30分ほどで拝見し、会社へいそぐ。
他に朝イチからきているお客さんはほとんど業者のひとのようでした。

京都新聞より
「手描友禅や京鹿の子絞など180点 〜左京で染色美術展覧会」
http://www.kyoto-np.co.jp/...

2005.3.14 [月] みすや針

まだ訪ねていなかったみすや針の新店舗へゆく。
http://www.kanshin.jp/...

とってもすてき!
薄暗い通路を通っていくと、三条商店街の喧騒が嘘のよう。みすや針の奥は墓地があるんだったかな。あんな場所なのにすとんと空がきれいに見えて。

代がかわられたのかな。曰く「もうぬいぐるみもアカンですしね」「原点に戻って針だけでやっていこうと思てます」とのこと。

前よりも買いやすくなりました。
みすや忠兵衛のほうが作っているはずの「ほつれのん」
http://www.kanshin.jp/...
もありました。なぜ?

2005.3.11 [金] 花灯路

花灯路は今日から。
今日からきものでバス・地下鉄タダ。何回乗れるかしら。

帰りに知恩院三門のライトアップをみにゆく。
灯篭の写真を撮ろうとした瞬間に光が消えてしまった。
9時半消灯は少し早すぎやしないかなー。

2005.3.9 [水] まだ5時ですが

なぜかオリオンビールが出てきた。
ふ〜。うまいのう。。。

面白いはっけんをしてしまった。
Googleのアドワーズ広告、「真楽」という言葉が
着物やさんによって買われているようです。

2005.3.7 [月] 昨日の帯

昨日の帯はこんなの。
ちょっと不思議な生地で、麻か綿か、ざっくりした生地に染めてあるもの。紅と濃紺と銀色の染料が生地の上にわりとぼてっとのっかってる感じ。更紗なのかなあ。

赤系の帯が好き。
あー無地の紬がほしい。
むじつむぎむじつむぎむじつむぎ。
なまむぎなまごめなまたまご。かえるぴょこぴょこみぴょこぴょこ。

2005.3.7 [月] 覚え書

千両ヶ辻
http://www.senryogatuji.com/
西陣のメーカー8社が集まって作ったお店。2004年9月オープン。
お店の名前「千両ヶ辻」はこの界隈の地名で“毎日千両の商いが行われた”ということから、そう呼ばれていたとか。

片山文三郎商店
http://www.joho-kyoto.or.jp/...
月曜〜金曜 = 午前10時〜午後5時30分
第1土曜 = 午前10時〜午後4時
日曜・祝日・第2,3土 他 = 定休

近々訪ねよう。

「キモノのマナー教室と義太夫三味線語りの会」
http://www.kyogocan.com/...
3月21日(祝)18:30から
義太夫奏者 野沢松也丈(三月南座御出演中)
お茶、お菓子付き¥1000(税込み)
キモノ姿での所作やマナーを楽しく身につけませんか?
その後、行灯のともった路地を見下ろしながら
義太夫三味線の響きを昔話と共にお聴きいただきます。
※要予約

これもなかなか魅力的。

2005.3.6 [日] まっすぐ行こうよ

今日のテーマは「まっすぐ行こうよ」((C)キョウト自転車生活)。
正面通・・・目的地「昔きものあべの」から西へ
室町通・・・目的地「OMO」(もりたもとこさんのお店)に向って北へ
押小路通・・・目的地「ボンボランテ」(パン屋)を目指して東へ
だいたいまっすぐ走りました。

正面橋がとてもいい。松原橋と似た一方通行のこじんまりした橋。高瀬川にかかる正面橋も味わい深く、ここを渡ったところで古い洋館が。はてと思ったらそこは任天堂の創業の地だった。ここを北に上がれば会津○△会の本拠地、そして五條楽園...。
東本願寺界隈の信者さんたちが泊まる旅館街は静かで独特なものがある。そして今日の室町は、だんとつ面白かった。

室町松原のあたりでウィンドウに奄美大島の大島紬の生産風景を再現した展示物を発見。それを見入っていたら着物を着ている若めの男子が何人も後ろを通り過ぎていく。はて。呉服問屋が並ぶ室町は、日曜はしーんとしているものなのに。どうやら展示会をしている様子。大島を扱う「市原亀之助商店」さんでした。その男性たち(おそらく社員)もみんな大島を着用だ。社屋の中は電気がついてきらきらしていて、中のお客さんたちは奥様方。大島いいなあ、みたいなあと指をくわえつつ、ええもちろん呼ばれてないし(笑)、こんなとこに自転車で来る客など居るはずもなく。
こちらの創業者の生涯が小説『むろまち』に描かれているとのこと。今度読んでみよう。

もう少し北へあがるとまたもや展示会開催中。帯問屋の誉田屋さんです。すごいんです暖簾が。その色が。黒に赤ですよ赤。その暖簾がもうがーっとこれでもかってほどにかかっています(この写真ではそのすごさが伝わってないかも...)。こっこの色はデザインは海賊のアジトかダースベーダーの本丸か...などとつぶやきながら遠巻きに眺める。そして銀色のジャンパーを着た従業員の方々がおばさまおばあちゃま方を案内し、彼女らは次々と本丸に入っていってしまう。おばあちゃんほんとに入っちゃっていいの?助けだすべき?なんて大きなお世話なことを思う。

またしばらく北へあがりようやくもりたもとこさんのお店「OMO」に到着。
ふ〜。ほっ。おちつくわ(笑)。
お店についてはKWに。1時間半くらいしゃべり倒してきました。とっても楽しかった。
もりたさんがんばって!応援してます。

そうそう。きものサロンのコーディネイト・髪型・化粧はむちゃくちゃ不本意だったそうです。わたしは着物にSOU・SOU地下足袋は合わせない!とのこと。

2005.3.5 [土] うららか...もとい。

ぽかぽか陽気です。
桜が咲き出しそうなくらい。るるる。

と、お昼くらいに書いたけども、訂正。
とってもさぶかったです。
太陽の光は春な感じがただよっていたのだけど、
空気のほうは冬であった。
写真は夕方の丸太町から。

2005.3.3 [木] 梅だけど

ひなまつり。

下鴨神社の流し雛。
http://www.shimogamo-jinja.or.jp/...
今日はこれをとても楽しみにしていたんだけど、着いたときにはすっかり祭事は終わってました。残念なり。
来年は10時半にでかけよう。

静かな白洲の境内に満開の紅梅が一本。

下鴨神社のお守りは、はんなり、雅。
こんなにやさしい色合いのお守りは他ではみたことがないです。

2005.3.1 [火] しょぼしょぼ

鼻がひどくて、頭がボー。
寒い寒い西大寺を無事に乗りきったのに、
ついに風邪をもらってしまった...。

最近本当に陽が長くなった。
写真は18時過ぎの天満橋から、byケータイ。

2005.2.27 [日] 東寺

さむいさむい日。
自転車を走らす。

東寺でとっても“イメージショット”な写真を撮ってしまった(笑)。
五重塔、現在公開中です。

それと鴨川沿いの柳。
毎年同じことをいってますが、柳の芽が本当に好き。
たまらなくいとおしい。

こういう文様があるよね。
呼び方がわからない...。

2005.2.21 [月] 弘法さん

午前中、ひさしぶりに弘法さんへゆく。
私は大人しくしていて、綿の博多ときれいな紅葉の長襦袢をお持ちかえり。

母は対馬麻をみつけて、帯に仕立ててもらうことに。
それと能登上布も。
墨色にうすい黄色の入った絣はお金の柄かな。
だいぶ珍しい感じ。白髪の母が着たらきっとモダンだ。
こっちは私の見立てです。えっへん。

これは両方とも「だいやす」 http://www.daiyasu81.ecnet.jp/ さんにて。
だいやすさんはやっぱりすごいと思った。

念願の対馬に出会えてよかったねえ。
私にはまだその良さがわからない。

2005.2.20 [日] 岡山3日目

津山か倉敷にぜひ行きたかった。
でも前の晩のインパクトが強すぎて、今回はおとなしく戻ってきました。

以下メモ。教えてくれたみなさま、ありがとう!

●岡山の染織
・烏城紬
http://mytown.asahi.com/...
http://www.vicd.oka-pu.ac.jp/...(ビデオが見られます)
須本雅子さんという方がたったひとりの伝承者。
「江戸末期、現在の灘崎町宗津付近で須本さんの曽祖父が作り始めたとされ、庶民の着物として普及した。しかし、昭和初期にあった約10軒の織元は廃業が相次ぎ、須本さんだけが残った」

・作州絣 綿 岡山県津山市
http://www.kanshin.jp/...

●中国地方の染織
http://www.kimono-taizen.com/...
・弓が浜絣 綿 鳥取県<山陰の三大絣>
・倉吉絣 綿 鳥取県<山陰の三大絣>
・広瀬絣 綿 島根県<山陰の三大絣>
・備後絣 綿 広島県
 :
ほか

2005.2.19 [土] でわ...。

西大寺会陽(=西大寺裸祭り)。
日本三大裸祭り、かつ日本三大奇祭です。

一晩に9千人の褌姿をみてきました。
デスクトップにできるくらい大きな写真もありますよ。
ご希望の方、どうぞ伝言のほど(笑)。

ちょっと宣伝。
西大寺会陽のドキュメンタリー番組が今週末・日曜に放映されます。
かなり見ごたえのある番組になっているはず。
RSK山陽放送を受信できる方、ぜひ観てください!

「宝木争奪!春を呼ぶ男たち〜西大寺会陽2005〜」
http://www.rsk.co.jp/...
2月27日(日)15:30〜16:24
RSK山陽放送にてオンエア

ダイドー祭りドットコムもあるよ。
http://www.dydo-matsuri.com/

まじめな話はまたあとで。

2005.2.18 [金] 岡山1日目

地元TV局の食堂。
オハヨー牛乳が30円!

現在の価格になる前は10円だったもよう(シールが透けてた)。
すばらしい福利厚生。
普段は高温殺菌・ホモ牛乳なんてっ!と見下しているのですが、
思わず飲んでみる。
う。うまい。

2005.2.16 [水] 岡山

金曜から日曜まで岡山の西大寺にいってきます。
岡山は特に染織物がなさそうでちょっと淋しい。
食べ物的には、きびだんご、岡山ラーメン、デミかつ丼...。

何かお薦め情報があればどうか教えてください!

2005.2.14 [月] チョコレイトラブ

今年は吉田知可(よしだともよし)さんの作るマカロンにした。この人はいわばフリーのパティシエで、彼の作るマカロンが心斎橋のカフェドフロールで買えるというので出かけてきた。

マカロンはルショワしか眼中になかったのだが(←世間をもっと知るべし)、これもとってもおいしい!
本体とクリームとの境がわからなくなってじゅわーとなっているのがもーたまりません。
私はチョコレイトのマカロンがとにかく好き!
ですが、モエエシャンドン&苺のもの、マロンのもの、どっちもおいしかったです。

2005.2.13 [日] 聞香

着付け教室で一緒だった友人たちと「香道体験」。
西本願寺お向かいの創業400年余りの老舗・薫玉堂を訪ねました。
http://www.kungyokudo.co.jp/

おじちゃん先生(おじいちゃんというべきか。73歳とおっしゃっていたし...。しかし元気なんだもん)の愉快な話にのせられて、とても楽しい時間。
今日は三種香というやり方をする。つまり3種類の香りの違いを当ってこ。
これまで「この香りは○○の木に違いあるまい...。」といったふうに香りが何であるかを当てるのかと想像していた。でもそうではなくて「一番目と二番目と三番目、それぞれ同じ香りか別の香りか、あるいはどれとどれが一緒か」を当てっこする、というものだった。三種香の解答は5つ。それぞれに名前がついている(いわゆる「源氏香」は五種香の解答)。
私の答えは確信を持って「冬・孤峯の雪」。見事正解なり。鼻はきくほうと自分で思っていたのだけど、それが証明されたようで満足きぶんでした(笑)。

香道のお作法も例によってたくさんあるようだけど、手をももの上ではなく身体に添わせて横に置く。こんな動作が独特。おひきずりの着物が広がらないようにする動作の名残だとか。
・・・なんか長くなってきたぞ。KWにしよう。

お昼は鳴滝の音戸山山荘・畑善へ。仁和寺の五重塔を見下ろす素晴らしいロケーション。
その後は洛中に戻ってお茶&散歩。またゆっくりおいでませ!

2005.2.4 [金] 亜熱帯の夕暮れ

体温調整がうまく行っていなかったのか、一日半くらいぐったりしていたけど、その後元気を取り戻し4泊のバリ島を楽しみました。

泊まっていたウブドのリゾートホテルhttp://www.checkinnbali.com/... とジュンパイ村。
その二つがあまりに両極端で、バリというものがなんとも掴めず混乱していたけれど、日本食レストランhttp://www.kanshin.com/... でバリの家庭料理を教えてもらい、いろんなお話をきいてお話をして、何かすとんと理解できた気持になった。

2005.2.2 [水] ジュンパイ村の結婚式

ジュンパイ村の結婚式の写真をふたつ。
家の寺で執り行う結婚式を前に仕度が整った花嫁。
そしてお寺での式のあと、広場でのバロンダンスの奉納を待つ村の人たち。
本当に色が美しかったなあ。

2005.2.1 [火] この冬いちばん

の寒さ。
予想最高気温が2℃だもん。
http://www.yukiiro.com/...

ではクルンクン県ジュンパイ村へ行ってきます...。

2005.1.29 [土] 葉山

着物姿の男女が集まり色鮮やかな音羽楼。
着物っていいもんだなあとしみじみ思った一日。

わたしはいつものゆうなと藍の久米島紬。
それに“真綿腹巻”と呼んでいる西陣の手織りの帯を初めて締める。
あまりの軽さにびっくりしてしまった。
ほえ〜!こんな帯があるのね。
糸、帯芯、すべてに神経を注いでいる作り手の方への尊敬の意をあらためてもつ。軽くて柔らかくて、締めていて窮屈さのみじんもなく、でもしっかりしていて、崩れることもなかった。

帯揚は桜で染めたクリーム色のちりめん。
帯締はピンクがかった生成色の冠組。
自分のなかでは新機軸なやさしい色・微妙な色の組み合わせ。
新春らしく白っぽく。そしてミセスちっくな気分だったのですが。
が、着物などまったく縁のない海の男・兄に「どうもそれは冬っぽくないな」と指摘をうける(涙)。
まだまだのようです。

母曰く「華やかな紺の帯揚もいいかも」。
まあそれも寒々しいけれど、今度試してみよう。

2005.1.18 [火] 義経、そして...

京阪三条駅はついこの間まで新撰組のマネキンがあったり、駅員さんがだんだら法被きていたりだったけども、今年はささやかに義経モード。
義経のポスター、その下には。

「その感動も受信料から」

・・・。そうじゃなくて。

「その不正も受信料から」
「その横領も受信料から」

明日は赤字を入れにペンを持参しようか。

2005.1.9 [日] えべっさん

さぶいさぶい中、えべっさんへ。
ない藤さんの「売り出し」も開催中です。

2005.1.5 [水] 雪だ

今日までお休み。
ふと外をみると雪がはらはら。
お正月は雪がいっぱい降ったんだねぇ。

午後ヨウジヤマモトのセールに行って、スマートでいっぷく。
さぶいさぶい日。イタリアよりさぶい。

2005.1.4 [火] ふ〜

戻ってきました^^

2005.1.2 [日] ああ。

ぶどう畑の向こうの山に陽が落ちるのを眺める夕方。

今日は再度ピエンツァ(昨日駐車場がいっぱいで街中をお散歩できなかった)、そしてワインの里モンタルチーノ(ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの)に。

2005.1.1 [土] Toscana

絵に描いたようなトスカーナの美しい田園。
ゆるやかな滑らかな丘陵には麦畑とぶどう畑とオリーブの木。
そしてときどき羊さん。

今日はワインで有名なモンテプルチャーノ、
美しい町ピエンツァ(ペコリーノチーズの産地でもある)など、
小さなかわいい町へいきました。

あと2泊です。
ああイタリア、去りがたし。

2005.1.1 [土] Bon anno!

新年はお雑煮でななくスプマンテとともに。
あけましておめでとう!

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