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2014.2.23 [日] 7:56 am

1週間前から、今年の美術館バイトがスタート。
4日前には、ついに歯の矯正器具装着。
色々と重なってしまい、過労で風邪と口内炎になりついにダウン。
13時間ほど寝たら、今日はかなり回復。

あとはこの矯正とどうつき合っていくか…です。
裏側矯正なので舌にずっと器具が当たっている状態。口内炎とは長い闘い
になりそうだ…今は発音がしにくい(何故か唾液があふれそう>笑)のと、
食事に慣れていない事が憂鬱。

2014.2.12 [水] 新年会翌日

新年会の夜はKURAさん宅にお世話になり、よっちゃんも交えて一年振りに
話し明かす。翌日は陶芸教室へ行くKURAさんと一緒に東京へ出て、途中で
お別れし一人上野へ。
(注:覚書として書いてるので、今回ものすごく長いです。読まないで!)

東京国立博物館の「日本伝統工芸展60回記念ー人間国宝展ー」は何が何で
も観たいと思っていた。人間国宝のほぼ全員の作品と、国宝、重要文化財が
並んで陳列されるという「お宝」しか存在しない展覧会。
「全部観終わるまで、ワタシ身体もつかしら…」位の気合いで臨む。
(結果はやはり…まるまる観ようと思ったのは最初の20分位。そこからは
染織と陶芸に絞っても集中力が限界、「お宝」は情報量がハンパない…)
見所はー「伝統」がどのように「現代」とつながっているかー。

上野為二の友禅訪問着「歓喜」は、何度も戻っては観返した作品。
初め田畑喜八、木村雨山の作品と江戸時代友禅技法の最高期に制作された
振袖「衝立鷹模様」とを、色彩や真糊の糸目の細さなどに注目しつつ見比べ
ていた。(古典の名品vs人間国宝というこの展示は刺激的で最高です)
ふと視線を隣にあった「歓喜」に移して思わず、「なんだ、これは…!」と
声をあげてしまったほど。この作品には友禅の全てがある、といえる位
様々な技法が完璧な技量とセンスで施されている。
肩から糸目とぼかしで「可憐な」梅を。もう一方の肩には「大胆な」墨の素
描と金泥ぼかしで竹を。上前〜身ごろに日本画でもここまでの描写はそうな
い、という「写実的な」鶏を。上前裾には織物と見紛う「緻密な」金彩の摺
箔、切り箔で切り嵌め模様。そして下前裾から真っ白な大空間を斜めにつく
り、そこに「洒脱に」一本だけ「重量感」をもつ刺繍の飾り紐を踊らせてい
る。
…「」に囲まれた形容詞は全部、たった一枚の着物が持つものだなんて。
これだけの表現が一つの作品で叶う事が、やはり凄ごすぎるのだと思う。


もう一点。敬愛してやまない森口華弘の作品はどれが選ばれているのだろ
う、と楽しみにして来た。展覧会のメインである第一章から進んで最後の
部屋、第三章にそれはあった。
一輪の菊を描いた「羽衣」という作品。雫のかたちをした菊の花びらが着物
全体に散っている。<生地の色も一色>という森口の好きな言葉がある。
この作品は地色を染めていない、生地の色そのまんま。通常、余程モチーフ
に力がないと地色を染めないという事は出来ない…間がもたない、というこ
と。上野為二の「歓喜」も地色はなかったが言わずもがな、である。
森口作品のすごい所は、とてつもなくシンプルなモチーフで生地の色(染め
ない色)を活かしている所ではないかしら、とも思う。復興に力を注ぎ世に
認められた撒き糊の作品ではなく、その先のこの作品が選ばれたという事が
ファンとして嬉しい。友禅を現代のものにした、エポックメイキングな一枚
を直に観られて感激した。

上野為二と森口華弘の作品の間には30年の時がある。そして現在、森口華
弘の作品からもまた30年が経った。さてこれから、伝統は友禅はどんな風
につながってゆくのだろうか。

追記:第三章「広がる伝統の可能性」は各分野の革新的な作品が集められた
部屋だった。(…まさに集められた、という感じの展示には少々不満。作品
が前後に重ねられているので観にくい)トーハクは今回、現代の作品に初め
て焦点を当てたそう。どれを選ぶか…は古典との対比がない、この部屋の作
品が一番自由だったのかも?と推測。トーハクブログで、素敵な研究員の
方々が「自分の好きな作品」として上げているものは実際、この部屋に集中
していたから(笑)

14/2/15 辛夷(こぶし)
私は9日に行ったのだけれど、同じ作品に感動とは思って驚き!
「歓喜」と「羽衣」は私も立ち尽くした作品。
お陶子様のようにプロではないけれど、「歓喜」の技術には特に驚かされましたよ。
陶子
プロじゃないけど…こんな長いの、ご迷惑をおかけしました。
やはり同じですか!ぶっちぎりですよね、あれは。
他の分野の名品も見応え十分だと思いますが、染めの「雄弁さ」は
工芸の世界にあっては異質かもしれません。

辛夷さんが書かれていたみたいに、現代の作品は何を選んだのか
(変化させるさせない とはそういう事ですよね)
が見てとれる素晴らしい展示でした。 ああ辛夷さんと語らいたい…(笑)

2014.2.11 [火] 新年会

今年も新年会に出られた喜び。
会の前日+延期日の決定日、中止になった日、延期日の前日、
当日…これほど一喜一憂した数日間は久しぶり。
一参加者の私ですらこうなのだから、管理人の心中はいかな
るものや。本当に調整や決断、お疲れさまでした。

朝一の電車で安曇野を出発。特急は5分遅れて乗り継ぎが
上手く出来なかったけれど、辛くも美容院予約に間に合う。
前々日や前日ダイヤが乱れまくっていたせいか、5分遅れぐらい
では特急はアナウンスもなく降りるまで気がつかなかった(笑)
仕方なくすっぴんでヘアセットをお願いすると
「ご一緒にメイクはいかがですか?ネイルもいかがですか?」
今回はお願いしなかったけれど、リーズナブルで早い。ヘア
は25分!これに+メイク+ネイルでも1時間弱とは驚愕。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

今年は線上げ、糸目上げと呼ばれる技法の薔薇模様の訪問着。
糸目は実は白ではありません。自分で鳥の子色に色合わせをした
「色糸目」。そのせいで部分的に施した金ぼかしにも馴染んで、
胡粉一色の花も糸目の線が出て、ボケていないのです。
糸目上げはとにかく線が命、練習しまくりました。
これが今の私の精一杯…(笑)
地色全体の蝋吹雪、も初めてやった技法。模様を全て蝋でベタふせ、
蝋のしぶきを全体に飛ばします。そしてもう一度地色をかける。
蝋しぶきがかかったところは下の地色がそのまま残ります。
一反13mを端から蝋を筆で飛ばしながら進めると、自分も汗だく。

具象物がモチーフだとデッサンから始まるので、図案作りも時間が
かかりました。着物のどこに模様がくると美しいのか、そんな基本も
具象で習いたかったので大変勉強になった一枚。
難を言えば、薔薇というモチーフはクリスマスをイメージして選んだ
けれど、どうも…玄人ぽく傾きがち…そちら側に行かないよう腐心
したのですが…うーん難しいものですね。
いっそ、まっ白な白髪になった頃、真っ赤な口紅をひいてParisのような
雰囲気で着こなせたら。上品で自由な御婦人を目指して精進します。
(画像ーぬほりん)

2014.2.10 [月] 8:25 am

雪で新年会が延期なんて驚きだったが、うちの近くは2日経っても
未だに高速が通行止め(高井戸〜諏訪ICまで)>こんなに影響が残るとは
もし家族で車で行けてたら、帰ってこられなかったね…

でも明日は一人。仕切り直しでスッキリと新年を味わって来よう。
美容院の予約は入れ直した。
着物一式は未練がましく、準備されたそのままになっていたので安心(笑)

今回の安曇野の雪かき状況は、大雪の日に家の前を2回+除雪車1回。
家建てて初めて、ベランダの雪下しもしました。
1トンは下ろしたよ!…な気分。
このあたりはひと冬に2回くらいしか雪かきしないけれど
(つまりそんなレベル)
建築法では雪がのる平たい屋根は建築出来ない事になっている。
ベランダが広い我が家は、今回その意味を痛感しました。

今日は快晴。解けて落ちてくる雪の固まりにビックリしながら。

2014.2.5 [水] 7:42 pm

今月中旬から再スタートする美術館の勤務表が届いた。
長かかった冬休みもついにあと10日ほど。よく休んだ!
しかし休み明けに連続週5日勤務って…大丈夫か?自分
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
年末に太宰府天満宮へ行ったのが良かったのか、最近我が家は全員
勉強に熱が入っている。珍しい…というか、ありえない、見た事ない。
これはご利益以外の何モノでもない、と思う。凄いな太宰府。
ただ、勉強ばかりして友禅の作業が全く進んでません。
違うところに詣でないといけないのかしら…。

2014.2.1 [土] 2:09 pm

昨日は旧暦のお正月だったんだ。

英検の問題集を2冊やり終えて、どうやら中学英語は忘れてなかった様子。
今度から高校英語を思い出す作業に。単語…覚えられるかな。

今夜は私と違って語学堪能なゲストと我が家で食事。

久しぶりのイタリアンは、なかなかやる気が出ました…覚え書。
アンティパストにアンチョビのパイ、アボガドのタルタルと生ハム
パルミジャーノとルッコラのサラダ。
ジャガイモのスープ。
ピアットウニコ(プリモとセコンドが一緒になってる皿)で
肉メインのラザニアと、ブロッコリーとオリーヴのペンネ。
白イチジクと山羊のチーズがおつまみ。
…って今まさに仕込み中。抜歯したばかりだけど(矯正の為)飲むぞー。

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