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2011.3.28 [月] 

 さっそく、右人差し指を少し深爪にしてみた。うーん、このほうがすこしは弾きやすい、かな?しかしそれよりも、段ボール箱のガムテープをはがそうにもはがしにくい!ビールのプルトップを起こしにくい!細かいものが拾えない!かゆいところを景気よく掻けない!という不都合もあることが分かった。仕事柄、もともと爪は短くしていたが、あんまり短いのも不便だなあ。だんだん慣れるのだろうか。爪掻きつづれ織りの職人さんなんかは、あんなぎざぎざな爪してて、生活に障りはないのだろうか。

  先日アマゾンで注文した、原発の恐ろしさを知るための本は品切れだそうでまだ届かず、では、と勇気を出して買った推進派(と思われる)本の方から読むことにした。今の私の考えは「もう原発なんか止めてほしい!」だけれど、推進する人たちや安全だという人たちはいったい何を根拠にしているのだろうか?という興味もあるので。
  変に理路整然と安全性を説明されて納得しちゃって、ミイラ取りがミイラになったらどうしよう?という恐れとともに読んでいるけれど、ああ、やっぱりこんな不安な体験をしてしまった私にはもはや何の説得力も感じられず。原発なしでやっていくなんて机上の空論だという説もあるけれど、この本で説明されている原発の安全性こそ机上の空論にみえる。
 だって、「安全装置を二重三重にしても全部だめだったら?という思考は際限ないし不安の解消には役立たない。飛行機や自動車にもリスクはつきものだけれどそれをいちいち詮索しないで私たちは受け入れている。犠牲と便益をはかりにかけて考える必要があり、さらに原発によるリスクは他のこと(自動車事故や飛行機事故)よりもはるかに小さい。このような考え方は様々なものの設計の最適化や合理化にも広く用いられている。」(要約)だそうですよ。確率の問題なんでしょうけれど、そのわずかな確率でしか起こらないことが、こうして今起こっていることはどう説明するのか。全部読めばちゃんと説明がつくんだろうか?

  先日の朝日新聞の投書に、数年前に渋谷の電力館で原発の安全性を説明するガイドさんに、見学していた子供が「それらの何重もの安全装置が全部壊れたらどうなるのか?」としつこく質問したら、「そんなことは起きません!」と逆切れしてしまった、という場面が描かれていた。そうか、電力館って行ったことなかったな。週末に行ってみようか、と思ったら、なんと閉館中でした。

2011.3.27 [日] 

晴れ

 心待ちにしていた、チルコロ5周年のオフ会。地震以来初めて、楽しい人たちと顔を合わせての食事です。明るい気持ちになれるようにと、黄色い着物にしました。会場で皆さんの顔を見たときには、なんだかうれしくて涙が出そうになりましたよ!私なんて何も被災していないのに、でもやっぱりこの不安な日々を体験した者同士ということで、会えたのがうれしかったのだと思います。
 お料理、ワインも本当においしくて、特に蝦夷鹿のラグーソースのピチと、ミニ羊、じゃなくて仔羊の焼いたのが、おいしかったー!何というか、出汁というか、いい匂いがぶわーっと来て、におい嗅いでるだけでしあわせー。
 楽しい仲間とおいしい食事がこんなに大切なのかと、改めて感じた一日でした。

2011.3.26 [土] 

晴れ

 いろいろなアニバーサリー、おめでとうございます!
仲良きことは美しきことかな、そしてうらやましきことかな、ですよ。
そして、新しいお仕事への門出も、お祝もうしあげます。
でも、一度ご飯食べに行ってみたかったなー。


 来学期の英語講座の申込みは、今学期のものの継続と、新たにディベート入門というのにも申し込んでみた。どうなんだろー?楽しみだけど全然自信なし。 

 そしてついに、初めての三味線教室へ。三味線に触ったのはこれが初めてです。都合のいい時間に空いているのがたまたま小唄コースだけだったので、これにしてみたけれど、他の長唄やら民謡、津軽などとの違いすら全く知らずに飛び込んでしまった。
 飛び込んでしまってから知ったことには、他のはみな撥を持って演奏するのに対して、小唄だけは爪弾きといって何も持たずに右手人差し指の先で弦をはじくんですって。お師匠さんいわく、爪ではじくわけではなく、指先の肉ではじくので、すこーしずつ深爪にしていくと、だんだん肉の部分が多くなってやりやすくなるわよ、とのこと。実際、お師匠さんの指先はかなり深爪だった。棹の弦を押さえる左手の人差し指、中指、薬指も、爪を平らに切ると押さえやすいのだそうで、こういう肉体改造も必要なのねー。
 演奏の前にはまずチューニング、で、なんだかいきなり難しい。教科書によれば「チューニング3年」なんだそうだ。「おてもやん」への道は遠いなあ〜。
三味線用の不思議な楽譜をみて、とりあえず練習用の曲を弾いてみる。弾くっつうか、かろうじてその音が出せているという程度で、ううーむ。
  ざあっとかけあしで1時間が過ぎ、子守唄と十五夜お月さんを家で練習してくるように、と宿題がでる。できるかなー!と不安だけれど、それだけに、先生をびっくりさせてやろう、という闘志もわくというものです。

 帰りの高速バスの中で、偶然にも高校の先輩に会った。そういえばこの人は私の通っている語学学校のすぐ近くの出版社に勤めているのだった。南京玉簾を習って浅草の路上でお金もらったことある、と話したら、この人も岩手の郷土芸能に興味を持ってだいぶ何回も通ったといっていた。岩手には数多くの伝統芸能があるそうだが、この度の地震で途絶えてしまうものもでてくるのではなかろうか、とのことだった。
 
 家では、借りてきたお稽古用の三味線でまずはチューニング、のはずが、あれぇ?全然できない。と思ったらものすごい勘違いをしていて、30分後にようやくなんとか完成。チューニングする音階?には何種類かあり、私などはどーんドーンと鳴らして音を聞きながら少しずつ弦を締めたりゆるめたりして調節していくけれど、ちゃんと引ける人は演奏の途中でささっと、演奏の途切れもなく調整しているらしい。そんなことのできる日が、そうだなあ、10年後くらいまでに来たらいいなあ。

2011.3.25 [金] 2:00 pm

晴れ 今日の停電は中止に

読めば読むほど、気のめいる、そしてこのままで本当に大丈夫なの?と思わずにはいられない、いろいろご紹介のあった原発関連のサイト。だいたい読み終えました。
当然といえば当然だけど、今ネット上で探すと手に入りやすいのは「脱原発」「反原発」の側のものばかりで、私もどう考えてもそうとしか思えないけれど、
とりあえず自分と反対側の意見も聞いてみる、ということを日頃から心がけるようにしているので、じゃあってことで「原発は必要」「原発は安全」という側の言い分をネット上で探すも、
なかなか見つからず。まあ、賛成と反対って二元論にしてしまうのはいけないのかな、とも思わなくはないけど、
賛成にしても反対にしても、ネットからだけの情報じゃ物足りない気もして(本からも知りたい古い体質なの〜)、両方の側の本を探し、まずは「隠される原子力・核の真実—原子力の専門家が原発に反対するわけ」をとりあえずポチっ。
でもって、推進側の本もいくつか見つけたんだけど・・・・・。
なんだか怖くて推進派の本を読みたくない。
人は自分に都合のよい情報だけを選んで取り入れる傾向が多かれ少なかれあると思うけれど、
それにしても「安全だよ」と言っている本を遠ざけ、
「危ないよ」と言っている本を好んで読もうとする、っていう自分も変だよな、と思う。
それはきっと、自分の中に、こんな恐ろしいエネルギー源はごめんだし改めなければならない、という思いとともに、でも不便は困るしもし安全に扱えるならそれもいいのでは?という気持ちもちょっとはあって、そこをこうした本が安心させ納得させてしまうのが、恐いからだろう。
で、結局、自分の心がけの中ではフェアじゃないとは思うけど、今は原発に反対する側の言い分を書いた本をまず読むとしよう。


支援物資はなににしようか。
友達にあげるプレゼントじゃないんだから、とはいえ、これ喜んでくれるかなーとか、使ってくれるといいなーとか思いながら考えるのは実は楽しかったりして。
とりあえず赤ちゃん関連、女性関連のものにするとして、
子持ちの友人にお勧めの粉ミルクを尋ねたところ、最近は粉というより一回分ずつを固形に固めたブロックみたいなのがあるのですね。そんなことを教えられ、これだと量る手間がないし、個包装なので衛生状態のあまりよくなさそうなところでも使いやすいのでは、との意見も一緒にもらった。なるほどー。

2011.3.22 [火] 

朝方は雪、のちに雨、昼ごろにはあがる
停電は中止

停電は、個人的な生活ではだいぶ慣れてきたけれど、仕事面ではやっぱり気を使う。しかしここで、「やっぱり不便。原発がないとやってけな〜い!」ということになってもイカン。

BSで米ドラマ「ダメージ2」の再放送をやっていて(これ観るのもう3回目)、おりしもエネルギー会社の垂れ流した汚染物質を巡ってのあれこれ。

2011.3.21 [月] 



え!大変でしたね、おひでさん>車
お怪我がなかったようで、それは何よりですが、よりにもよってこんな時に、お気の毒です。

本日は、ここ数日の間に皆さんから紹介のあった原発に関するリンクあれこれを読んで勉強する日に当てた。まだ全部に目を通していないけれど、いやもう、読めば読むほど、気がめいる〜。しかし、これが現実なのか...。
とにかく、原発は予定通りに動いている時であっても、作業員の命を犠牲にして成り立っているわけなのですね。これを考えたらもう、電気のスイッチ一ついれるにも手が震えます。
去年、自家用の太陽光発電をちょっと考えたことがあったけれど(東電に売るあれではなく)、本当に考えようかなとさえ思う。たまたま別件で知り合った業者がこれもやっていて、前から詳しく聞いてみたいと思っていたのだけれど、もしかしたらそこ(茨城県)も被災しているかもしれず・・・。

今日、春分の日はイランの元旦、ノウルーズnowruz。親せきに年賀状代わりのメールを送った。春の訪れとともに一年が始まるって、いいなあと思う。日本に合わせると、大変な幕開けなってしまったけれど、ここからはいい年になることを願っています。

今更気づいたんだけれど、計画停電の時間帯は、5パターンの規則的な繰り返しでできているんですね。いつまで続くのか、ずっと同じパターンで続くのかわかりませんが、来月の停電の予定がわかり、予定を立てやすくなりました。

2011.3.20 [日] 

*3月18日(金)
晴れ 夜は月が明るい

18:20〜20:20、予定より短い停電。
夜間の停電は初めて。晩御飯は蝋燭の火でいただいた。
飾り職人をしていたという、母の友人からもらった燭台が活躍。
今日は月がとっても明るいので、外のほうが家の中よりも明るい。
しかし、こう暗いと食べるくらいしかすることがないなー。


*3月19日(土)
晴れ すごくあったかい
停電は中止

待ちに待った三味線のお稽古日、のはずが、やはり先生の提案でお休みに。語学学校のほうもお休みなので、本来ならばこれらのついでにと予定していた仕事絡みの雑用のみのために久しぶりに東京へ。
電車はいつも通りに動いていたし、用事の後に行った映画館も満席だったけれど、やっぱりたいていの店内は薄暗くて、コンビニなんかも棚がガラガラ。なんだか中国の商店みたいだなあ。
用事で会った人の話では、父の実家だった場所の隣の家は、このたびの地震で壁が崩れたのだとか。杉並区の住宅街ですが、やはりそういう被害も出ているのか。
夜、先週に引き続き、レーズンの天然酵母でパンを焼いた。

本日の映画:「トゥルー・グリット」
おもしろかった!ちょうど、さっきまで会っていた人から、自分の父親が亡くなった時に感情に流される前にまず淡々と、税務署に差し押さえられる前にほとんどすべての口座から父親のお金をおろし、リュックサックに現金をっぱい入れて背負って帰ってきた、という話を聞いたばかりで、小さいけど小さく見えない根性のある主人公と似ているなあ、と。


*3月20日(日)
晴れのち曇り、夜に少し雨
停電は中止

地元のスーパーへ、毎週末恒例の買出しへ。
思ったほど棚はガラガラではなく、だいぶ落ち着いてきたのか、店側がまめに補充できるようになったのか。
戦争体験世代の人の中には大量に買い込んでしまう人が多いようだ、との説に、なるほど〜!、と思ったものの、
一方で、例えば我が父は昭和8年生まれ、母は15年生まれの、ばっちり戦前戦中戦後世代なんですが、特に大量買いの動きはなく、
というか、そういう世代だからこそ日頃からの備蓄がけっこうあり、またないならないで適当に工夫する、という世代でもあると思う。
それにしても、ガラガラの棚の中に、なんでこれだけこんなに残ってるの?って感じでごそっとたくさんあるカップラーメンとか飲料とかの銘柄をみると、ああきっとうちの商品もこんな風にごそっと売れ残ってんだろうなー、となんとなく想像してしまったりして。


>義援物資にマジックでメッセージを
って、いいですね!
うちの地元でも物資を募集しているそうなので、このアイデアを拝借。

2011.3.17 [木] 

晴れのち曇り 風が強い 花粉が舞う

 今日も予定通りの計画停電、13:50〜16:50。
 
 我が家の周りにはゴルフ場が何か所かあるのだけれど、ここ数日はキャンセルが相次ぎ、閑散としているのだそう。なぜキャンセルが多いのか関係者に尋ねたところ、被災して大変な思いをしている人たちが大勢いるのに、のんきにゴルフなどしているのは申し訳ないから、ということなんだとか。
 気持ちはすごくよくわかるし、楽しく遊ぶ気分に全然なれないのもよくわかるけれど、私は、新たな危険やインフラ不備などの問題が起きない限りは、なるべく普通の生産活動と消費活動を続けたいと思う。生き残った私たちがしっかりしないと、復興は遅くなるかもしれない。うんと働いて稼いで、経済を回していかなくちゃならないし、まだまだ元気があるとこを見せて勇気づけなくてはならない。アメリカにいる妹が、こんな大変なことが起きても日本人は会社へ行ったり仕事したりするんだね、と驚いていたけれど、動けるうちは働きますよー。どんよりただ座っていては、おゼゼは入ってきませんからなー。
 なーんてえらそうなこと言って、弊社はこの時期、いたってヒマヒマで、あまり経済に貢献していないんだけど。
 そういうわけで、週末にはずっと楽しみにしていた新しいおけいこ事を開始!無謀にも、三味線を習ってみようと思うのです。楽器なんて、小学校の縦笛と鍵盤ハーモニカくらいしか触ったことがなく、ピアノも習ったことないし取り立てて音感がいいわけでもないし、あでも、縦笛はうまかった!先生たちは優しそうなので、なんとかお情けをかけてもらって、とりあえず「おてもやん」をいつか歌って弾けるようになりたいものです。
 教室は通常通りに開いているので、あとは電車がちゃんと動いてくれればたどり着けます。留守中の家族が心配ではあるけれど、でも楽しんでこようっと。おこられてばかりで楽しくないかもしれないけど。

2011.3.16 [水] 

晴れときどきくもり

 今日は予定通りに停電が9:20〜12:20まであった。あまり電気を使わない仕事をしていたので、影響はほぼなし。問題は、明後日の家族の通院日には病院のエリアで朝から停電があるので、いつも通りの治療が受けられるかどうか、だ。

 お昼過ぎにまた少しぐらぐらきましたが、被害はありませんでした。皆様からのお気遣いの言葉って、こういう時は特にありがたく染み入るものですね。そういうことで頑張っていけるのだと思います。

 某知事の発言、私も憤死するかと思うほど腹が立ちました。こんな人、再選されるの?

2011.3.15 [火] 10:47 pm

ぐらっときましたぞ〜
こちらは震度5強だったそう。

2011.3.15 [火] 

くもり 寒い
本日の計画停電は結局なしに

 原発がどんどん恐いことに。水位が上がった下がったと会見があるたびに冷や冷やしているけれど、残念ながら私がどんなに気をもんでもどうにもならず、テレビから離れて仕事しなきゃならないのが却って精神衛生的にはいい感じ。
 一方で、一人暮らしでテレビに張り付いていた妹から突然電話があり、いきなり「放射能の量の単位がマイクロからミリになっちゃったよ!」と。今日は通勤ラッシュを避けて午後出勤にしたため、ずっと家でテレビやネットの原発情報をあさっていたらしい。恐くなるのは無理もないことだけれど、誰にも会わずに一人でこんなことばかり考えているのはきっとすごくよくないと思い、可能ならばうちへ帰ってくることを勧めた。また、長蛇の列で長いこと待って電車に乗る通勤よりも、一応時間割通りの高速バスでうちから通ったほうが意外と楽なのでは?ということもあるし。
 誰かに会って「恐かったね」などと言い合うほうがいい、と皆さんの日記で知って、本当にその通りだと思った。私がけっこうのほほんとしていられるのは、まあもともと現実逃避的な性格だから、というのもあるけれど、きっと家族と暮らしているからだと思う。そして、一緒に暮らしているから、自分は皆のために何をすべきか、どんな責任を負っているのか、などのアイデンティティがはっきりしているから、だと思う。

 それにしても、こういうことが起きてみると改めて、うちって親戚とのつながりが薄いなぁ〜、とつくづく感じる。
 地震が起きてまず心配して連絡したのがこの、東京に一人暮らしの妹。まあこれは普通のこととして、次にしたのはアメリカ在住の妹に我々は無事である旨のメールをあらかじめ送っておくこと。で、終わり。他に誰の無事を確認するでもなくこちらの無事を知らせるでもなし。
 だいぶたったころに、そういえば東京にいる母方の伯父、叔母はどうしているか?と私が思いだし母に連絡をとることを勧めるも、特に伯父とは仲が良くないせいもあってかなんだかぐずぐずしている。結局連絡はとれたが、父に至っては自分の弟妹達とはまったく連絡をとらず。そもそも日頃どこに住んでいるのかもよくわからないのでは?正直なところ、私も父方の親戚のことはほとんど頭に浮かばなかった。というか、顔や名前もよく知らない。
 もう連絡するところはないな、と思っていたところに、イランから安否を気遣う電話・メールが次々3件・・・。そして岡山の伯母、アメリカの叔母から(どちらも母方)、電話が。そうか、こちらで忘れていても、皆は私たちを気にかけてくれていたんだなー。
 結局、最後に頼りになるのは人のつながりなのだから、もっとこういう関係を大切にせよ、ということですよね。

2011.3.14 [月] 

晴れ あったかい。20度くらいあるみたい。

 今日から輪番停電、と意気込んでいたが、その前に何と!JRが止まっていると今朝になって知って、大慌て。
 我が家には通勤している人はいないのだけれど、週に3回の通院を欠すとすぐに命に係わる人がいるので、何としてでも病院へ行かねばならぬ、ということで、私が車で送っていくことに。片道約1時間、あとで迎えにも行くので2往復。峠を越えるし、道中は渋滞するかも。でも、被災地でも同じ病気の人は絶対にいるはずで、彼らはどうやってしのいでいるのだろうと思うと恐ろしい。遠くてもこうして自力で通院できて私たちは運がいいとも思う。
 道中、意外と車は少なくて、むしろすいすいいい調子、なんだけれど、ガソリンスタンド近くに来ると給油渋滞が必ず起きていて、それらのスタンドにも売り切れの張り紙がちらほら。これからしばらく車で通院しなければならないのならば満タンにしておかねば、と思うも、売り切ればかり。ようやく地元で「軽油あとわずか」というのを見つけ(うちの車はジーゼル)、なんとか満腹に。
 道路に轢き殺された動物の死体を発見し、ああ、死ぬってこういうことなんだ、と思うと悲しくなって、あんなに大勢の人が一度いなくなってしまうなんて、いったいどういうことなんだろう、と思った。

 あんまり暗いことばかり考えてもしょうがないので、芽吹き始めた我が家の庭、というか藪を眺めた。くさくさした時はいつもこうやっているけど、こんな時はこういう田舎に住んでいることをありがたいと思う。世間からかなり出遅れた感じで、ようやく芽を出したチューリップをいくつも発見!もう出てこないかと思ったよ。

 第五グループでしたが、停電はなかった。しかし、避難所のある地域では停電になったところもあったみたいで、そんなことならうちを停電にしてくれてもよかったのに。

2011.3.13 [日] 

我が市も輪番停電地域となり、明日は15:20〜19:00の間の3時間が停電になるそう。
考えてみたら、電話も今時は電気がないと使えないんですね。ということは、注文の電話もファクスもメールも来ない、ということか。
あと、この停電時間帯はずっと変わらないのだろうか。指定された今回のこの時間帯はうちには割と都合がよいけど、今後、日中の一時期に挟まるように停電することがあると、いろいろ考えなくちゃならないこともでてくるなあ。がんばろう。

2011.3.13 [日] 

晴れ 春のようなうららかなよい日和、なのに。

原発って、怖いですね。改めて。

http://www.iam-t.jp/...
紹介しておいてなんですが、まだ全部読んでいません。
19以降だけ読みました。
いいんだろうか、このままで。

2011.3.11 [金] 

皆様も、一刻も早く無事に元の生活に戻れますように!

東京の妹の無事が確認でき、
その旨をLAの妹にメールしたものの、
連絡はなし。
まあ、たぶんまだ寝ている時間だろうなー。
と思ったら、イランの親せきから早々に電話が!
しかも、2件も・・・。
メールも一通。
有難いなあ。

我が家はどうもしっかりした地盤に建っているようで、昔から近隣と比べて揺れが少ないほうだったけれど、
それでも今回は長くて強い揺れでした。体験した中で一番大きな地震だった。それでも、何か物が落ちたり倒れた李はなかった様子。
この辺りもそんなに揺れてなかったんだろう、と思ったら、どうも停電してる地区もあるらしく、避難所も設けられたとか。それでも、この程度で済んで本当に運が良かった。

猫ちゃん、心配ですね。早く帰っておいで〜。
私も、地震をかすかに感じ始めた時にまず心配したのが猫のことでした。
うちのは気が小さいので、おそらくパニックになって変な狭いところに入り込みそうで、そうなったら万一うちから逃げなきゃならない時に連れて出られないかもしれない、ということを常々考えていました。
今回は、まずは脅かさないようにさりげなく、でも速やかに捕まえて、キャリーバッグに何とか入れることができました。でも、もっと大きな災害の時にこんなことがちゃんとできるかどうか。
やはり名札のついた首輪をしなくちゃダメかな。

2011.3.11 [金] 5:58 pm

私は無事です。
ニュースをみるのが恐ろしいです。

2011.3.2 [水] 9:51 pm

くもり時々雨 地元の駅付近では霰が降ったらしい
せっかく洗った車は昨日からの雨でまた汚れてしまった

 ぐんぐんお元気になっているご様子、よかったです〜。ああ、今年は健康診断さぼろうとおもったけど、やっぱりちゃんとうけよう。来年、大台に乗ったら記念にPET検査受けてみるつもり。
 
>のびしろ
全然伸びていないよ〜>自分
むしろ、前にも増して事なかれ主義が強くなってきている感じ。何かしなくちゃ、と思う度に村上春樹みたいに「遠い太鼓」がどーんどーんと聞こえてきそう。

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