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2006.12.26 [火] 

雨 かなり降っている

 なんだかもう、一足早く冬休みモードに。
 さて大掃除、とはならないけど。うちはいつもピカピカにきれいだから、とりたてて大掃除の必要はないんですよ。(←大嘘です。面倒くさいのです)

2006.12.24 [日] 

くもり 寒い

 今朝起きたら、私もです。足腰がえらく痛い!なんでだろう?床で作業というなれない体勢をとったから?(歳のせい、という可能性を無視してみる・・・)
 今日は、契約した講座のうち最後のお菓子教室があるので、とにかく出かけた。しかし、あまりおいしく出来なかった。がっくり。でも先生にはほめられた。いいのか?こんなことでほめて。
 今日の映画は「硫黄島からの手紙」。ようやく観られた。面白かった!ううう・・・。なんというか、これ、「さゆり」「ラストサムライ」を観た後では、にわかにアメリカ映画であるとは信じられない(比べるもののレベルが違いますが)。細かいエピソードがリアルだ。前作と比べ役者の分だけこっちが劣るんだろうな、なんて生意気な予想をしていたけど、そうでもなかった。

2006.12.23 [土] 

晴れ 大変よい天気

 昨夜はまあまあの出来のケーキを持って友達の家へ。晩ご飯食べさせて頂きました。が、残念ながらかぼちゃが入っていなかったので、家で食べなおした。
 
 お茶目部の今年最後の集まりのテーマは「一陽来復」。
 ほんと細かく、面白いことを計画してあった。いつもいつも、ありがとうございます。
 皆さんのKW発表は毎度のことながら楽しかった。身近な言葉でも改めて調べてみるともっと続きがあったりして、ちゃんと意味のあることだったんだ、と納得できる。ただ、今回は「画伯」の発表がなかったのが残念。代わりにワタクシが!ともちらっとは思ったけど、気力も度量も到りませんでした〜。
 バスソルトとして配った塩ですが、こちらのものを使いました。初めて買いましたが、おいしいものだそうですよ。
 塩に香油をたらす作業は、ご一緒のぼーさんは丁寧になさってましたが、ガサツな私には案外大変でした。私のところにまわって来たのは、たらすのが一番大変だった没薬。ミイラもこんなニオイなのかな。
 今年の唯一のクリスマスっぽいこと、それはこの後のお食事タイムでした。もともと年中行事には疎いけど、クリスマスは特にねえ。父はキリスト教徒らしいが。
 しかし、お茶目部のお陰で今年は珍しく季節の移り変わりをこういう行事になぞらえてみることが出来ました。面白かったです。ちょっと気持ちが豊になったような気がします。

私のKWは「豊受大神」
発表でははしょりましたが、こんな感じです。
お時間とご興味のあるかたは、ご覧下さい。

豊受大神(とようけのおおかみ)

*別名:豊由宇気神、豊岡姫、豊受媛神(日本書紀)、豊宇気毘売神(古事記)、止由気大神、大物忌神など

*神格:食べ物、穀物の神
天照大神の食事を司っているとされる。

*伊勢神宮の外宮に祭られている神

*一般に、女神として描かれているようだが、性別は必ずしもはっきりしていないと思われる。(伊勢神宮外宮の屋根から飛び出している棒のようなものの先端は、男神を表す形になっているらしい)

*他の神々との習合:稲荷神(穀物の神)
  ウケモチノカミ、オオゲツヒメ、宇迦之(うかの)御魂(みたまの)神(かみ)なども稲荷神と習合する。
  名前に含まれる「ケ」は食べ物の意味。

*様々な文献等にみられる豊受大神
【古事記】
・イザナミの子、ワクムスビとミツハノメ(どちらもイザナミが火傷で臥せっている時の尿から生まれた)の間に生まれた。

・天孫降臨の後に現れ、伊勢神宮外宮に鎮座した。

【止(と)由(よ)気宮(うけぐう)儀式帳(ぎしきちょう)(伊勢神宮外宮の社伝)】
・天照大神が伊勢神宮に鎮座してから482年後、時の天皇、雄略天皇の夢に天照大神が現れ、「1人では食事が安らかに出来ないので。丹後国にいる等由気大神を近くに呼びなさい」と言ったため、遷宮した。これを、天照の内宮に対して、外宮という。

・丹後国には元伊勢(伊勢にたどり着くまでに遷宮された地)があり、そこに豊受大神は既に祭られていた。

【丹後国風土記:奈具社縁起】
・天女8人が水浴びをしていたが、そのうちの1人の羽衣を老夫婦が隠してしまい、この天女だけ帰れなくなった。子供のいない老夫婦宅に住み、霊酒(または薬)の醸造を教え、家を繁栄させたが、10年後、成金に驕り狂った老夫婦に邪魔にされ、追い出されてしまう。放浪の末、未奈具村に到り、そこで亡くなった後、祀られた。これが豊宇賀能売神である、と。

*豊受大神の扱われかた
【伊勢神宮】
・内宮に天照、外宮に豊受大神を祀っている。

・御饌(みけ)の神として、天照や他の神々の食事を用意しているとされる。

・毎朝夕に神々に御飯を差し上げる祭り、日(ひ)別(ごと)朝夕(あさゆう)大(おお)御饌(みけ)祭(さい)が行われている。

・年間の様々な儀式では内宮、外宮共にそれぞれで行われるが、どういうわけか、そのタイミングはいつも、外宮の方が先である様子。外宮の次の日、外宮の数時間後、に内宮の儀式を行っているらしい。当然新嘗祭も、外宮、内宮の順でそれぞれ行われる。

【伊勢神道】
外宮の神官、度相氏が唱えたものが始まり
・豊受大神は、天地開闢の際に出現した一番最初の神々、天(あまの)御中主(みなかぬしの)神(かみ)や国之(くにの)常(とこ)立(たちの)神(がみ)と同一であり、それゆえ、天照以上の神格を持っている。外宮を内宮と同等以上とする。

・北斗七星のひしゃくは、食べ物を天照、つまり北極星へ運ぶ食物神=豊受大神、とする。

【元伊勢(もといせ)籠(この)神社(じんじゃ)】
丹後一宮(京都府宮津市 天のはしだてで有名)にある神社。
倭の姫命が伊勢に落ち着くまでに変遷した宮の一つで、このあと伊勢に落ち着いた。
・もともと、豊受大神を祀っていたが、伊勢神宮が出来てから482年後、豊受大神は伊勢外宮へ遷宮されていった。

・丹後は丹波から分離した国であるが、その名は、豊受大神が天照大神用の米を作っていた地=田庭(たには)、に由来している。

・古代赤米新嘗祭:豊受大神に豊穣を感謝する祭り

・ちなみに、冬至は地球が北極星=天照に最も近づく日である。

2006.12.22 [金] 

くもり

 昨夜、怒りながらケーキを作ったら、あんまり良い出来ではなかった。気持ちが反映されるのだね。やはり、怒ると損だ。

 映画「青春の殺人者」の水谷豊も面白いですよ。というか、この映画での一番の見所は水谷豊よりも、市原悦子のシュミーズ姿かも...

2006.12.21 [木] 

くもり

 岸田今日子さん、亡くなってしまった。本当にがっくり。アガサ・クリスティーのテレビドラマ「ミス マープル」シリーズの新マープルさんの声は、じゃあどうなるのー?ぴったりだったのに。

 朝日新聞の連鎖小説「メタボラ」が終わった。ジェイク、ギンちゃん、おもしろかったよ。

 捨てたい何か、を意識していたからか今日、少しだけそれを乗り越えられた、ような気がしなくもない。
 ゴミの方は、一昨日、数百キロも車に積んで焼却場に出してきましたよ。

 週末、どの着物にするか、考えなくては。

 500万年前、というと、鮮新世だそう。っていつ?
http://ja.wikipedia.org/...

2006.12.19 [火] 

くもりのち晴れ

>おめめ
お陰さまで大分よくなりました。アナキンもダークフォースから開放され、
.htmlようやくまともな目の色になって来ました。

ブラス!
おお!まさに炭鉱ものですね!テレビでやってたのをチラ見したことしかありませんでしたがラッパ吹いているユアン・マクレガーがかわいかったおぼえがあります。

観てないけど、「フラガール」もどうやら炭鉱もののようですね。

2006.12.17 [日] 

晴れ

 ようやく映画「麦の穂を揺らす風」を観られた。おもしろかった。ううう・・・。ケン・ローチの映画はそうたくさんは観ていないけど、「ケス」もよいですよ。大変地味な映画だけど。これを借りて観た頃、ちょうど「遠い空の向うに」「リトルダンサー」も観ていて、もしかして「炭鉱もの」というジャンルがあるのか?と思ったほど、設定がよく似ていた。しかし、どれもそれぞれにとても面白い。「フルモンティ」もまあ、炭鉱ものだね(あまり好きではないけど)。広義には「ズーランダー」も?(大好きだけど)
あと、語って申し訳ないけど、キリアン・マーフィー&アイルランド&IRAつながりで、「プルートで朝食を」が大変お勧め!!

 今日はコンタクトレンズはつけていないけど、昨日からの目の充血が収まらず、相変わらずアナキン状態。あまりに赤くて、かなり邪悪な顔だ。こりゃあ、こんな人ににらまれたらおっかないわ。ということで、コンタクトレンズ販売店の目医者に見せたら、間違いなく結膜炎である、とのこと。とりあえずコンタクトレンズは暫く使わず、目薬を差し続けるように、と言われた。やだなあ。

2006.12.16 [土] 

晴れ?

 午前中はお菓子教室でパンコースの無料体験、午後はケーキ作り。できあがったこれらをもって、友達宅での忘年会へ行った。すでに他の皆の手作り料理が並んでいて、どれもおいしかった。
 であってからほぼ4年だけど、毎年こうして皆で忘年会できるのって、嬉しいね。
 最近、コンタクトレンズをつけていると夜頃から目が赤くなってしまうが、今日はまた、怖いくらいに真っ赤になった。明日は目医者へ行こう。

2006.12.14 [木] 

くもり

 最近、別に大して忙しくないのだけれど、細かい字とかパソコンの画面とか、見てると何故かすぐに疲れるので、そんなわけで真楽も日記もご無沙汰になってしまった〜。と、言い訳。でも、お茶部KWはだいたい調べがつきました。あとは、旅行の下調べをしなくては。

 先日見た映画:「カジノロワイヤル」。おもしろかった!金髪に青い目、おちょぼ口の新ボンドさんは案外かっこよかった。今までこの人には、卑怯なダメ息子、頭の変なおっさん、宝探しの人、という役のイメージがあったので期待していなかったけど。

なんか、映画をどっさり観たい。

 今日は赤穂浪士が討ち入りをした日らしい。数々の名作を生んだだけのことはある面白い出来事だとおもうけど、個人的にはあまり好きではない。こういってはなんだけど、テロに思えるから。
 日本人には、「動機が純粋であれば何をしても許される」的なところがややあり、純粋な動機で犯した罪は罪ではない、と感情に流されて公正な判断をできなくなりがちなところが、少しあると思う。そういうところを刺激されると、
「戦争もまた必要である」
なーんて方向に連れて行かれそうで、こわい。
 なーんてことを、殺人免許証なんていう言語道断なものを持ったボンドさんが銃を振り回している映画観て喜んでいるような私に言われても嫌ですね・・・。

!字を読むと疲れるのは、眼鏡が合わないせいかも!

 先日行ったお店:「田中直染料店」。楽しい!つい、使うか分からないのに、絹スラブのストール用生地を買ってしまった。あと、よくわからないけど何かの薬剤も。とても魅力的な空間だけど、やはり、基本的なことをどかこで勉強しないとどうにもならん。来年の目標?

 先日の送別会:地元の料理屋。おいしかった。弊社に20年以上パート勤務してくださった方が明日で辞めるので、忘年会を兼ねて皆でお昼御飯を食べた。私が中学生の頃には既にうちで仕事してくれていた。御歳74歳。さびしくなるなあ。ほんとに。
 お昼を食べにいく旨、やはり同じくらい年配のパートさんに告げたところ、そこではお香香(おこうこ)を持ち込んでも大丈夫か?と聞かれた。さあ、飲食店はそういうの普通は嫌がるけど、今回は個室だし、なんとなかるかも、と曖昧に答えておいたら、大きなタッパーにいっぱいの白菜の漬け物を本当に持ってきてくれた。お店の人も構わないと言ってくれたのだが、ここいらでは漬け物なら持込はOKなのか?そういえば、ある健康ランドの入り口には、
「飲食物の持ち込みはおことわりします。(但し、漬け物は除く)」
と貼ってあった。このパートさんも
「お香香がないと御飯が食べられない」
と言っていたし、持ち込み不可にしたら客足が鈍るのかも。

 先日のレンタルDVD:「爆裂都市」「マカロニウエスタン800発の銃弾」。お志津さん日記で知ったぽすれん、私のような人にはうってつけのレンタル屋だ!いいもん教わりました。ありがとうございます。
 というわけで、さっそく借りました。面白かった。

2006.12.6 [水] 

晴れ

 わー、なんか乗り遅れてるー。

 「京都きもの生活」、アマゾンでずっと予約してあるのに、まだ来ない〜。本当に品薄状態なんですね。すごいすごい。普通に本屋さんで買ったほうがよかったか。

 日記を書かないうちになんか面白いこともあったはずなんだけど、忘れた。


 

2006.12.3 [日] 

晴れ 寒い!

 久しぶりにお菓子教室に行った。
 うっかりしているうちに有効期限が2006年2月末とせまってきており、それまでにあと3つを受講せねばならない。しかも、教室の予定表と照らすと、期限内にこの3つを受けられるチャンスは今月しかないことがわかり、あせった。
 今日のはカシスムース。これの他にあと、チョコバナナムースとバナナケーキを今月中に受けねば。
 一緒に受講した人のムースが、先生の不手際で見栄えがわるくなってしまった。しかも、修復するまでの間にラップをかけるよう、これも先生から指示があったが、ラップがムースの表面にくっついて更に悪化してしまった。この後、お友達のところへ持って行く予定だったそうで、こんなことになってしまって、本当に気の毒。私のは比較的きれいに出来たので交換を申し出ようかとも思ったけど、でも自分で作ったものを友達にあげたいだろうし、よく分からない人が鼻をほじった手で作ったかもしれない(ほじってません)ケーキを受け取るとも思えなかったので、黙っていた。あのムース、どうなったんだろう。

 正月明けに旅行に出ます。まだ全然調べができていない。しかし、宿代が恐ろしく高いことだけは分かった。

2006.12.2 [土] 

晴れ
 
 本日の映画:「UNKNOWN」
 大変面白かった。有名な人がたくさん出ているが、どの人も地味だった。でもおもしろかった。

2006.11.26 [日] 

ミイラ男よりもっと大事なことがあったのだ!

 一衣舎さんの秋展で目がしゅっ!とクギづけになったステキな帯が、今日届いた。オホホホ。芯が入ってまた違った印象に。早く締めてみたい。でも着尺の方は何もしていない。まだ八掛けをどうするのかも決めていない。新年会には着て行きたいのに〜!

2006.11.26 [日] 

曇りのち雨

 一日、家でだらだらしていた。
 昨日映画館でもらったチラシ、「プレスリーVSミイラ男」にかかれていた文句「プレスリーは生きていた!」とっても面白そうで期待大なので、あらすじを抜粋。

「全米各地を巡業していた”ミイラ展”の目玉、4000年前のエジプトのミイラが何者かに強奪された。やがて、テキサス州郊外の老人ホームで老人の突然死が続発、それは蘇ったミイラ男”ババ・ホテップ”の仕業だった。そのホームには、かつてソックリさんと入れ替わり第二の人生を送っていた本物のエルビス・プレスリーが入居していた。プレスリーは、自分をジョン・F・ケネディ元大統領と思い込んでいる黒人の老人ジャックと協力し、邪悪な”ババ・ホテップ”を退治すべく、老体に鞭を打って最後のロックン・ロールをブチかます!」

2006.11.25 [土] 

晴れ

 代官山を散歩し、そのまま渋谷へ。映画を観て新宿へ。なんだかあれこれと洋服を買い込んでしまった。新宿では福引に当たり、商品券2000円分をもらった。わーい!
 今日の映画は「ナチョ リブレ 覆面の神様」。おもしろかった。ジャック・ブラックはあれでなかなか男前だと思うよ。

2006.11.19 [日] 



 みなこさんちへお邪魔しました。
 I君はまた大きくなっていた。抱っこすると結構重い。御飯を食べる量もしっかり増えていて、どんどんお兄ちゃんになっていくね。
 しかし私はといえばお役に立てませんでした。すみません・・・。
 伊那紬のおびもみせて頂いた。私もいつか織ってみたいけど、しかしそこまでの根性や気力はないだろうな〜。

2006.11.18 [土] 

くもり

 銀座結びをして出かけたら、英会話教室の先生2人それぞれに、
「帯がほどけているんじゃないの?」
と言われた。こういうもんです、と説明したけど、お太鼓が崩れたみたいに見えたらしい。みんなよく知っているね。
 駅で、これはなんていう結び方ですか?真似したい、という人もいた。

 夜、遅い時間にタクシーで家へ向かっていたら、轢かれたらしい狸が道路に横たわっていた。運転手さんによれば、さっきこの辺りをうろうろしていた狸だろう、とのこと。里は危険だから出てきちゃーいけないよ〜。

今日の映画は、「トゥモローワールド」「トンマッコルへようこそ」。どちらも面白かった。特に後者は大変おもしろく、良いおはなしだったが悲しかった。あんまり良いお話なんで、どうせこのまま良いお話で終わるはずはあるまい、と思うと、いつこれがぶち壊されるのかとはらはらした。好き嫌いは分かれそうだけどね。

2006.11.17 [金] 

くもり

 うちの庭、というか荒地に、地面をほじくった跡が10個くらいあるのを発見した。直径20センチくらい。何か動物の仕業っぽいなとおもっていたら、年長のパートさんによれば、恐らくハクビシンがやったのであろう、と。土の中のミミズをとろうとしたものらしい。そうか、うちはミミズが昔から多いからね。雨上がりなど、側溝にスパゲティの食べ残し、誰が捨てたの?ってくらい、ふやけたのがいっぱいいるときがある。こんなものでよければ、沢山食べて行って。

 私もAB型ですが、あんまり真面目な方ではないです・・・。やる気あるときとないときと、集中力がまるで違う。や〜めた、となると、本当にあっさりとぐうたらになります。

画像は、こないだの高水山で見た赤い実。ジンチョウゲ?

2006.11.16 [木] 

晴れ

 請求書を出すのが遅いだけでなく、入金の確認も遅く、早や6ヶ月もの間、全くしていないのだった。どうにかお金が入ってきているみたいだからまあいいか、と思うけどそうもいかず、さっきやっと全部を確認し終えた。やはり何件かは金額の合わないものがあり、明日はやんわりと督促電話+督促状作りをしよう。

 もう年末なんだなあ。魅力的なお誘いが多く、どれも参加したいけれど、今年は珍しく週末が既に殆ど埋まっており、なかなか参加できない。
 お祝いも12月の京都も蕎麦懐石も、すごく行きたいが、うーん、日程が微妙な感じ。

画像は、去年行った熊野古道での私。面白い顔してるよ。撮るときに友達が、本当にそれでいいの?と確認してくれたけど、暑くてもう何でもよかったのでありのままを撮ってもらいました。本文とは全く関係ありません。

2006.11.14 [火] 

晴れ(らしい)

 昨日、今日と、新しいお得意さんで試食販売。
 一日たちっぱなしで疲れました〜。

2006.11.12 [日] 

晴れ

 久しぶりに映画を観た。
 今日のは「ブラックダリア」「父親達の星条旗」。どちらも面白かったが、後者は特に面白かった!語りたい思いは幾らもあるけど省くとして、最後に語られた言葉、もっとしっかりおぼえておけばよかった。彼らを英雄として祭り上げるのではなく、もっと○○(ここを忘れた!)であることを分かってあげるのが追悼になる云々、というのが印象に残った。それはちょうど最近読んだ本「日本人と特攻」に書かれていた、彼らを英霊とか犬死とかで捉えるべきではない、という作者の意見とダブってみえた。

2006.11.11 [土] 



 友達の家でお持ちよりパーティーをした。
 この家のマンション階下のインターホンのところでもう1人の参加者と会ったが、彼女がインターホンを鳴らしても誰も出なかったという。ちょうど他の人が入り口を開けていたので、とりあえず便乗して建物の中へ入るも、部屋のドアのチャイムにも反応せず、携帯に電話しても出ず。もしかして近所の酒屋へ買い出しにいったのかも、ということで、玄関前で二人で立ち話すること約20分。それにしても戻りが遅い。もしや部屋の中で倒れているのでは?!と心配になり再び電話したしチャイムも鳴らしたが応答はない。携帯ではなく家の電話にしてみたところ、なんとちゃんと部屋にいるじゃん!洗濯していて全く気付かなかったらしい。こんなこともあるのだね。
 この友達が先週まで行っていたフランス旅行の写真を見せてもらった。モンサンミッシェル近くのレストランで名物のオムレツを食べたといい、写真がとてもおいしそうだったが、しかししょっぱくてまずかった、と。

2006.11.9 [木] 

晴れ

>松本城
そうですそうです。私も着物でした。ここよりも、戸隠神社に行くときの方が周りにビックリされました。

>原料
皆さんと同じく、手に入りにくくなっているものが結構あります。うちの場合は燃料も然りです。先行きは不安です。それなのにああ!今日もまた、大事な原料と燃料を無駄にしてしまった〜!
手に入るもので如何にやり繰り出来るかが腕の見せどころ!とも思うのですが、しかしそんな腕前は私にはなく、変更を余儀なくされている部分も、あるにはあります・・・・。

昨日の朝日新聞でピーター・クランクルさんが、愛国心と国粋主義の違いについて少し触れていた。とても分かりやすかったし、私としてはすごく腑に落ちた。

愛国も国粋も、自分の国を愛する気持ちは一緒だけど、愛国主義者はそれが自分の主観であると自覚している。しかし国粋主義者は客観的だと思っている。いつも外にスケープゴートを探して、比較して何かをやり玉に挙げる。
「自分のお母さんを愛しているのは自分のお母さんだから。世界で一番料理がうまくて、美しくて、賢いからではない。」

画像は、こないだの守矢資料館にあった鹿食免(かじきめん)。四足の肉を食べてはいけなかった時代において、これさえあれば肉食もOK!という、大変便利なお札で、諏訪大社上社で売っていたそうだ。それにしても、どうしてこう、諏訪神社だけ何かと特別扱いが多かったんだろう?

風呂上り、鏡の中のぺたーっと髪が降りている自分の顔は、ちょっと稗田に似ていなくもない、と思うことがある・・・。で、眼鏡をかけると、宅八郎になる。

2006.11.5 [日] 

晴れ

 朝寝坊しようと思っていたら、そういえば今朝は地元の小学校で有価物回収、つまり資源ゴミの回収をしている日なので、一年間溜めたダンボールや古新聞などの紙を持っていかねばならないのだった。これをお金に換えて図書室の本を買うのだとか。慌てて車に積んで持っていった。
 眼鏡が壊れたままだったので作りに行き、ついでに秋冬物の洋服が欲しくなり、うーん、私としては思い切った額のワンピースを買ってしまった。着物にならこのくらいはちょこちょこあるのになあ、洋服だと何故かすごく考えてしまう・・・。
 夕方、こちらの集まりに参加させていただいた。真楽の人たちって、なんというか、細かな気配りやおもてなしが上手な人が多い!8時頃でお暇のつもりが、つい長居してまたも終電帰りに。地元駅からのタクシーの運転手さんに、
「終電だと、新宿辺りを11時半頃発だから、だいぶゆっくりできるよね・・・」
という、遅くまで遊びすぎ、というイヤミを遠まわしに言われた。らしい。
「そうですねー」
と答えておいたけど。

三連休をみっちり遊びました。
皆さん、ありがとうございました。

画像は、諏訪大社の紋、梶の葉

2006.11.4 [土] 

晴れ

 昨夜は暗くて分からなかったが、戸隠村って、けっこういろんな観光スポットがあるのだね。お蕎麦屋はもちろん、忍者村とか、神社とか、竹細工屋さん、紅葉は終わってしまったけどカラマツの林とか。
 戸隠山は、タヂカラオのミコトが天照大神を引っ張り出そうとしてブンッ、と放り投げた天岩戸が飛んできたものだとかで、なるほど、峻険な岩肌が戸板のようにも見える。
 朝ごはんもこれまた量が多かったので、お昼の新蕎麦を食べる前に、腹ごなしも兼ねて戸隠神社中社、奥社へ散歩、というか、奥社は殆どハイキングだった。着物に下駄だったので周りからビックリ視線を浴びながらも、無事に登りきりました。
 蕎麦は、蕎麦の味ってこういうのだったんだ!というのがよくわかりました。というか、この味のことを今まで、水の味、だと思っていた。初めての蕎麦掻きもおいしかった。蕎麦って、甘いんだ〜!そして、わさびに砂糖をつけて食べるのも、おいしかった!新発見。
 おみくじは、中社で吉「思ったことは何でもかなう」すごい!
       奥社で吉「一家一国の棟梁ともなる兆しがある」す、すごい!!
       宝光社で吉「温順にて素直でいなさい」わ、わかりました!
 さて、善光寺へ!のつもりが、近くの長野県信濃美術館「親子のアトリエ 遊んで学ぼう 伝統のわざと知恵」展にひっかかり、思いのほか遊んでしまった。卵を藁で包むやり方、唐辛子を干す結び方、十二単の色袷のシュミレーション、風呂敷包みの仕方、などなど、へー、こんなのやってるんだー。木の砂場っていう、小石くらいの木の玉がざくざく入った桶が楽しかった。その中に入ってもよいので、さっそくざっぷーん、と。むくんだ足のマッサージにもなってよかった。
 辺りが真っ暗になる頃、ほぼ○の月に見送られながら帰途についた。Mさん、あの外灯も殆どない、まさに月明かりしかないような狭い田舎道を我が家まで送ってくださって、ありがとうございました。旧甲州街道にあたる近道もありますが、もっと暗くて急で狭い、人家の少ない道で、いかにも追い剥ぎが出そうなところなので、昔の旅人はこういう中を如何に心細い気持ちで歩いたのか、想像するのにはよいのですが、やめてよかったです。
 ほんとに、お誘いいただいてよかったです。宿の手配から道案内、観光案内まで、全部していただきました。乗っかっちゃっただけで、悪いなあ、と思いながらも、とても楽しかったです。お世話になりました。

画像は、この日の月

2006.11.3 [金] 

晴れ

 長野県の諏訪大社上社前宮、守矢資料館、松本城、そして戸隠村へ、お誘いいただいて行って来ました。
 諏訪大社にまつわる話を予め教えていただいていたので、大社、資料館では見るものがどれも面白かった。土着的で力強い、正に妖怪ハンターの世界だった。
 新しいものが入ってきて、それが強制された場合でも、さもそれに染まったかのように見えて、実は根底に昔のものが残り、新しいものと融合して生き残っている、というのは面白い。素人の浅い知識だけど、元はギリシャの多神教や土着信仰のものだった寺院や洞窟が、やがて入ってきたキリスト教に使われるものの、幾分はもともとの信仰を形に残して個性的なものになっている、という南イタリアなんかに時々ある教会のようだ。
 ここでのおみくじは中吉。「騒がず迷うな」とのこと。
 松本城では、上へ上へと続く急な階段を登るのに夢中だったけど、天守閣に着いてからよくみたら、ここにも伝説があった。ほんと、どこにいっても背後に面白いお話があるんだね。
 
 戸隠村へ着いたのは真っ暗になってからだった。物凄い量の晩ご飯を時間を掛けて平らげた。

画像は、お堀に写ってまるで軍艦のような(Kさん?Mさん?によるうまい表現)松本城

2006.11.1 [水] 

晴れ

 さっき、郵便でステキなものが届いた。
 ご縁ですよ!フクサのご縁が、届きました。中には、西行の月に関する歌が沢山!読んでいくと、秋の歌が多い気がする。地名が出てくるものも多く、ここを訪ねてみたくなったり、訪ねたことのあるところが歌われていて思い出したり、たのしい。そして、おいしい・・・。
 実は、日記を拝見したときから、何故か勝手に、これは私宛?などと思っていました。(こういうずうずうしい勘は割とよく当たる。)
 私も、フクサを作ってくださった方に返歌をしなくては。幹事自ら恥ずかしいのですが、当日には結局渡しそびれてしまいました。次にお会いできるのはいつになるのか、待ち遠しいのもまた、ご縁が深まったから、ですね。

干し柿、すごい!
もう11月なのに、衣替えしていないよ・・・。
遡り日記つけました。

夢は割りと見てると思うけど、朝まで覚えているのは悪夢が多い気がする。特に、虫関係が多い。沢山の虫が襲ってくる、とか。

画像は、届いたご縁

2006.10.31 [火] 

晴れ

 眼鏡を拭いていたら、フレームが折れた。ガムテープで補修したが、暫く眼鏡屋さんには行けないので、このままだ。新しいものが手に入るのは来週末くらいかなあ。それまでにお会いする方々、どうか気にしないでくださいませね。

2006.10.29 [日] 

晴れ後くもり

 10/20締めの請求書を今頃作っている・・・。

 何年か前にうちの仕事をするために戻ったとき、まず過去1年分の請求書をまとめて作って出した。それまでの約1年間、忙しくてできなかったから、というか本当は面倒くさかったからなんだろうけど、請求書を全然出さずにいたらしかったのだ・・・。これでよく飯が食えたものだ、と思ったら、親切なお得意さん何社かが、請求書がなくてもちゃんとお金を支払ってくれていたのだった。
 こんなことには二度とすまい、と思ったのに、結局私もやってるんだよなー。

画像は、昨日見つけたかわいい花。もっと花をいちいち見ていたかったが、そんなことをしていると山の中で日が暮れるのでやめた。

2006.10.28 [土] 

晴れ後くもり、後に雨

 友達と、奥多摩近くにある、高水三山へハイキングに行った。ここんとこよく山へ行っているなあ。普段から山に住んでいるんだから、なにもざわざわいかずともよいんだけど。
 山登りと言っても、やっていることは結局普段のお喋りで、場所が喫茶店だったり友達の家だったり山だったりするだけのことだ。
 一つ目の山、高水山の頂上で会ったおじさんが、二つ目の山、岩茸石山の頂上で、何故か私たちにワインを一本くれた。なんで?
 三つ目の山、惣岳山を少し下ったところに、山頂にあった青渭神社のものと思われる祠があり、その下から水が湧き出ていた。冬になると涸れてしまうらしいけど、今日はゆるゆると流れ出て、冷たくておいしい水だった。
 麓の旅館でお風呂と晩ご飯だけ頂き、ごろごろして帰ってきた。

画像は、高水さんに向かう途中の杉林。こういうのも、春〜夏はいいけど、秋〜冬は薄暗くてあんまりいいもんじゃないね

2006.10.22 [日] 

 月をうたったうた、ということで思いついたのは殆ど歌謡曲で、しかも暗いものが多かった。中島みゆきの「悪女」とか、戸川純の「蛹化の女」、「NOT DEAD LUNA」とか。
 どうせなら楽しいものやきれいなものをと思って、そういうのをふくさ用と茶席用にした。和歌で思いついたのは、
この世をばわが世とぞ思ふ 望月の欠けたることのなしと思へば 藤原道長
という傲慢なのくらいだなあ。
 茶席用には、本当はこれがよかったんだけど、もしかしてその場で持参したうたを歌ってください、といわれたらどうしよう!と思い、おとなしめなのにしておきました。

 縁結びの赤い糸は、そんなに無理なことをお願いしたつもりはないんだけど、結んでも結んでも、腕からいつの間にか落ちてしまっていた。よほどご縁がないってことですね。何回目かに落ちているのを見つけたとき、とくさんにしっかり結びなおしてもらった。これでよいでしょう。パワーチャージの五色の糸の方は、今もつけているけど、誰かが落としたものまでいつの間にか私の荷物に入っていた。こっちは大丈夫そう。
 
せっかくのイベントだし、着物はお気に入りを準備して、腕や脚の無駄毛は取り除き、はみ出た鼻毛は切りそろえ、ヒゲはそり落とし、のびた眉毛は抜き、髪はまとめやすいようにパーマをかけて臨もう、と思っていたが、結局、毛関係は全て割愛された。時間がないとかの問題ではなく、普段の乙女度が低いということだ。着物は祖母のものだった単を洗い張りして袷に直したもの、帯は、紬地に辻が花。
お買い上げ品は、とくさんの針山(すごく便利そう)、正さんのオレンジ色の小菊模様の名古屋帯(まだ持っていない色です)、みほちゃんのでかバッグ(早速帰りに役立ちました)。
今回の私は手作り熱は高かったけど、手がついていかない状態だったので、葉山に向けて頑張ろう。毛糸も、もっと色々染めたのがあるのよ。生地問屋に勤める友達から、ウールや絹の無地布も仕入れてあるのよ〜。

2006.10.22 [日] 

復活再生*リベンジちく部バザー&出張おちゃめ部*月待ちと縁結びの席
の日です!

 慣れないからとはいえ、どーんと構えるのは難しいですね・・・。へろへろしっぱなしでした。
 楽しんでいただけたのでしたら、それは皆様ご自身の楽しもうというお気持ちのお陰だと思います。ご協力をありがとうございました。

 また、お手伝いなどして下さった皆様、大活躍でした。
 お弁当につける地名の札が間違っていた時は、まるで工場作業のようにてきぱきと、あっという間に付け直してくださいました。
 買い出してもらったチョコレート、おいしかった!
 オフ会後の会場も、洗い物も、いつの間にかきれいに片付いていました。
 会計も、ぴったりきっちり合っていました。
 忘れ物もありませんでした。
 すごいね〜。知らないうちに、全部出来てましたよ。こちらから言わずとも、というか手際が悪くて言ってなかったりしたんですが、いつの間にか皆様がやっといてくれてました。
 私がした準備は、ごく一部の事務作業・ものつくり作業程度でした。アレだけのアイデアは、私からは出ません。もうご存知とはおもいますが、お茶目部長Kさんから案を頂きました。
 また、猪のように猛進・[豕希]勇する私を軌道修正してくださったのもKさん、そしてAさんです。最終チェックし、豊富な経験からアドバイスくださったのはSさんです。
 本当にお世話様でしたー。

2006.10.22 [日] 

くもりのち雨

今日は皆様、本当に本当に、ありがとうございました。
今はまだ興奮冷めやらない状態ですが、落ち着いたらもっとちゃんと書く予定です。

いっこだけ

短冊のお願い事の準備のとき、1枚足りないと思っていたのですが、その後、受け付け台の下に、1枚落ちてるのを発見しました。
拾ってみると何と、私の書いたものでした・・・・。
幹事自ら何やってんの!
失敗はさておき、
書いたお願いは「世界平和」
馬鹿の一つ覚えのようにいつもこれです。ミスコンに出る人たちみたいだ。
お祈りタイムに誰にも祈ってもらえなかったこのお願いですが、
暇があったらどなたでも、これ、祈っておいてくださいませ。


たいそうなお願い事ですが、芸がないですねー。
神社などではいつも、個人的なことを10個くらいお願いしてくるのですが、今日は大乗的見地でお願いしてみました。

2006.10.21 [土] 

くもり
 
 さっき、雨が降っていた!明日は頼むよ〜!
 あと少し、追い込みです。こういう追い込みも、前夜祭って感じで楽しい。夜更かしして作業を楽しみたいけど、明日は明日で早く出るので、ほどほどにしよう。
 珍品の縁起物は、特に爬虫類のお嫌いな方には酷なので、こっそりと密売いたします・・・。って、これから作るんですが。

と、思いましたが、またの機会にご希望の方にお分けすることにしました。
ご安心下さい!>しょうさん

明日は楽しんでくださいねーー!!
ご協力いただく皆様、よろしくお願いします。

2006.10.20 [金] 

くもり

 うふー。当日が近づいてきました。
 興奮してか、物事の優先順位が普段にも増してめちゃくちゃになってきている。この期に及んで、今から機織りしようかなあ、なんて思ったり、友達に頼んでおいた染物用の布がようやく届いたので、これを染めてみるか、なんて、悪あがき。
 しかし、うっかりしていたアレを、やっぱり今からでも作ろうか、と思いついた。今回のイベントのテーマにかする程度には関係しているし。本当は葉山バザーに出そうと思っていたものだ。。当日は、それを売りもするけど、お買い上げの方にご希望ならおまけで付ける予定。
 真楽出入り禁止にならなければよいが・・・。珍品だし、縁起物なんですよ!

2006.10.19 [木] 

晴れ

 自分が玉葱臭い!
 きっとバザーの日も臭いと思います。悪しからず。
 当日、私に御用の方はニオイをたどれば簡単に見付かると思います。初めてお会いする方も、ニオイで私と分かると思います。便利でいいね。

 バザーに持っていく備品などを準備した。こまごまと色々あり、片づけがスムーズに進むようにいちいちに自分の名前を書いてます。バザーに出品なさる皆様も、出品物には全てお名前を書いてくださいね〜!

 あれこれが着々と進んでいくなあ。嬉しい。ほんっとうに、嬉しい。
 当日は皆さんに楽しんでいただけるといいなあ、と思います。その為に、何やかんや頭もしぼりました(私はあまりしぼってないけど)。いろいろ物も作りました(私はもう終わっちゃったけど)。ギリギリまで準備してくださってる皆さん、ありがとうございます。

画像は、秋空の花火。これでも比較的まともに撮れた方

2006.10.13 [金] 

くもり

 ここんとこ、草木染にミョウバンを初めてつかってみているが、手がてきめんに荒れる!荒れた手で雑巾絞ったら、指の皮がビリ、と破れた。
 木灰汁もみょうばんも、同じような色がでるみたいだけど、みょうばんのほうが明るく鮮やかな色がくっきり出る感じ。木灰汁だと、ややくすんだ弱い色。
 9日に始めた新材料だが、変化なし。このままいくと、染料とならずに、ただの怪しい、というか危険な液体と成り果てそう。

画像は、こないだ近所で見つけた、猪のものと思われう足跡。

2006.10.9 [月] 

晴れ 大変気分のよい天気

 今日は10/22のバザー向けの作品作りの日にした。特にふくさ。しかし、思い通りにうまくいかず、やっぱり難しいなあ。
 材料を仕入れに車でその辺をぐるっと一回りしたら、秋の花が何種類もあって、嬉しくて摘んで帰った。春も花がいっぱいでいいけど、秋もかなり沢山あってよい。
 あともういっこ、新たな材料が!ダメもとで、実験してみます。

 お針子隊に参加してくださった皆様、ふくさ作りにはチク部的+活字部的楽しみももちろんありますが、更におちゃめ部的楽しみを加えてフルコースの楽しみとなりますよ。

2006.10.7 [土] 

晴れ 袷の切られる時期になったけど、単のウール

 一衣舎さんの秋展へうかがった。ほほほ♪

 二週間後にこの会場で今度は私たち、バザーやるんだよね。今日の丸い月がなくなったら、その日がバザー。
楽しみと緊張。皆様のご協力のお陰で、まずはここまで来られました。あと少し頑張ります。楽しい会になるといいな、と心から思います。

画像は、こないだ行った立山のどれかの山

2006.10.6 [金] 

ざーざー降り

思い出した、こないだのお月見会のKWに関連した偶然の出来事。些細なことですが

・変若水と死水の伝説を知った後にうちのボイラー室で1mはあるでかい○ビをみたこと。ころそうとして、結局失敗したが、それでよかったのかな。

・お月見前に読んでいた本「日本人と特攻」に、特攻隊の名前として「菊水隊」というのが出てきたこと。菊水って、何のことか知らなかった。ちなみに、この本は大変興味深かったです。



「美しい国に」「自信を持てる国に」と連呼されるけど、
そんなに今の日本って、美しくなくて、自信持てない国?
私は愛国心って殆どないほうだと思うけど、
でも美しくないとも、自信持てないとも思っていない。例えば憲法9条もあるし、けっこういい国だと思う。
「愛国心教育を」とも連呼されるけど、
そんなに自信持てない国を、この人たちは本当に愛しているのかな。
美しくなく、自信持てない、と随分「自虐的」じゃない?

自らのしたことを謙虚に真摯に省みることと、自虐的なことは違うと思う。
反省することを自虐的というのなら、自虐的と言われても結構。恥知らずといわれるよりはまし。
謙虚さって、「日本人らしい美しい心」の一つなんじゃなかったっけ?


画像は、こないだ行った立山でみた、チングルマの実

2006.9.27 [水] 

ざーざー降り、後に快晴

 1か月分の遡り日記をつけようとしたけど、うーん、細かいことを思い出せない。いろいろ面白いことあったのに。
 特に青春18きっぷの旅では、深夜に登山してご来光も拝んだし、ヤギ小屋だった部屋にも泊まったし、おいしいお刺身も食べたし、てんこ盛りだった。高山植物もきれいだった。

お陰さまで、
チク部バザー+おちゃめ部茶席の詳細が段々と出来上がってきてます。
前へ進んでる感があって、とても嬉しい。
「サブ」とはなっているけど、ブレーンとして大変お世話になってます。
あと少し、よろしくお願いします。

画像は、頭を垂れる稲穂

2006.9.12 [火] 

えっ?!!

映画「亀は意外と速く泳ぐ」
観てません〜。
そんなのあったなあ、という記憶しかないですが、やはり観た方がよいでしょうか・・・?
スパイじゃないけど、探偵だったし・・・。

「UDON」ツアー、いいなあ。

2006.9.10 [日] 

晴れ 暑い

 昨夜帰ったら、先日クレームがあった品物が戻ってきていた。ガーン。ああ、昨日までの楽しい出来事の後にこの仕打ち。うーん、陽の後には陰が来る。←違う
 今朝、中に入っていた手紙を読んだら、こちらの不手際でおきたことなのに、とても丁寧でありがたいことが書かれていた。感謝とともに、ますます申し訳ない気分になった。

 久しぶりに美容院へ行き、髪を短く、私も2/3位を切り落としてもらった。
 今日の映画は、昨日のKWが月関連のものだったのに対し、図らずも「太陽」。これも陰と陽?←違う
 しかし映画は、面白かったけど期待したほどではなかった。

画像は、食用菊。お酒に浮かべた。 

2006.9.9 [土] 

 朝、今日のお茶目会にもっていく花を摘みに、というか、目当てのクサギを摘みに、車で出かけた。
 崖下から生えている枝に、ガードレールを乗り越えて身を乗り出せば、何とか手が届いたのだが、しかし、ちょうど花が終わって、実もまだ美しくない、過渡期であったために、ちっともきれいじゃなかったので、やめた。
 そして何より、クサギはやっぱり臭かった!ちょっと嗅ぐにはかまわないんだけど、ずっとだと気持ちが悪くなりそう。
 それから、ボール状の白い花とは、ウドのことだった。

今日のお茶目会、濃い内容でとてもたのしかったが、個人的に一番もりあがったのは、かわいい菊の精ガールズが森の中にポッとまじっていたのを見つけた時かなあ。本当に妖精みたいに見えました。お酒を飲む前から、一瞬ですが倒錯しかけました。私、菊の精に立候補しなくてよかった。あんなふうにかわいくできない。皆で菊を摘みにあの丘の上に登って、にっこにこになったシーンが、今回の中ではお気に入りです。

私の菊につけた名前は「不老山」。確かに、お相撲さんみたいだ。うちの裏山の名前で、ちょうど今回の内容とかぶっているので。

画像は、菊の精がつけていた髪飾りの菊。後ろに洗濯物が見えるのが見苦しい。とてもしっかり出来ていて、全然しおれたりしなかった。

2006.9.9 [土] 

くもり 蒸し暑い!

 今日の内容も盛りだくさんで濃かった!
 
 ええと、私の開くバーは、ふるえバーだったか、揺れ揺れバーだったか、つかまりバーだったか・・・。わからなくなった。と思ったら、かずさん日記で分かりました。「つかまりバー」でした。

画像は、日が暮れて、野点の準備をする様子

2006.9.8 [金] 

晴れ 蒸し暑い

 明日の花は、水引、金水引、嫁菜、ススキ、よくわからない白いボール状の花、萩みたいなマメ科の花、の予定。あと、できればクサギをもって行きたいんだけど、手の届く高さの木がなかなかない。何箇所か目をつけてあるのはどれもちょっと高かったり、崖下だったり。登るか?

2006.8.18 [金] 安曇野→家

くもりのち晴れ

 旅行も今日が最終日。残っている青春18きっぷはあと一回分だ。
 またしても朝日を拝みたい私たちは5時に起き、外へ出た。あいにく曇りで見えなかったが、霧に包まれた水田地帯はきもちよかった。近くのわさび園にも行ってみた。
 昨日の宿ではレストランもやっており、ここのお昼のピザは地元ではかなり有名のようだ。友達もお勧めのこのピザを食べるべく、再び訪れた。
 ピザは本当においしかった。他に食べたものもどれもおいしく、なんだか体に優しそうなものばかりだった。こんな感じのメニューでした。私は肉大好きだけど、動物質を使わずにここまで出来るんだー、とびっくり。作らないだろうけど、面白いのでここの出してる料理本を買ってみた。
 夕方、長かった旅行で最後の青春18きっぷを使った。1回分しか残らなかったので、それはより遠くへ帰る友達が使い、私は普通に切符を買って乗ることにした。
 中々ハードな旅行だったけど、喧嘩もなく楽しく過ごせたのは、彼女の性格のおかげかも。本当にお世話になりました。

追記:
 旅行中、特に大糸線で、立派なカメラを持ってすごい勢いで席取りしたり、電車が到着すると走って撮影に行ったり、ホームの端っこで三脚立てて構えていたりする人たちを結構見た。家を出る前にたまたま読んだ漫画「月館の殺人 上・下」には鉄道マニアが何人も出てくるが、ああ、これがそういう人達なのだね。

2006.8.17 [木] 安曇野

晴れのち、雷雨

 朝六時半に玄関前へ集合するように、宿のオーナーに昨夜言われていた。ここの所有する自然農法による畑の説明をしてくれるという。私たちの部屋は小さな梯子で一階と結ばれているのだが、昨日の山登りのせいで体中の痛いこと!特に梯子を降りるのが辛い。なので、畑の話は面白かったけど、歩いたりしゃがんだりはきつかった。
 自然農のことは初めて知った。これ、うちみたいに草ぼうぼうのところでもできるじゃん。帰ったらやってみようか。
 ここは、なんというか面白いところで、面白いことがいっぱいあって説明しにくいので、詳しくはこちらを。(音楽がなります)
 このお宿は楽しいけど、やはりあの部屋に3人はきついので、今晩のお宿は他を探すことにした。再び友達の携帯が大活躍で、駅の反対側の水田の中にぽつんと立つ変なビジネスホテル2人で5600円くらい、に決めた。
 美術館に行ったりしてのんびりサイクリングしていたら、雲行きが怪しくなりいきなりすごい雷雨が始まった・・・!自転車で突っ切ろうとしたがかなわず、民家の軒下を借りて雨宿り。ひつじ屋さんは貸し自転車の乗り捨てサービスもしてくださるので、乗り捨てにし、無理を言って迎えに来ていただいた。ちなみに、ここが併設しているカフェのスイカジュースはとてもおいしい!!他のものも色々試して全部おいしかったが、スイカは格別。

2006.8.16 [水] 立山→安曇野

 当たり前だけど、山の夜は真っ暗で、方角も分からない。予定通りに宿を出たものの、どっちに進んでいいのかわからない。はっきり言って怖かったけど、とにかく歩き出した。そしたら、澄んだ空気を通して月明かりが道を白く照らしているのに気付いた。落ち着いたら道もよくわかった。ありがとう、お月様!途中、雪渓を横切るという恐ろしい思いを何度かしたが、お月様のお陰で雄山の麓、2700m地点まで無事に行くことができた。
 んが、ここから先は道がなく、ただガレ場がすごい急角度で続いているだけ。石を積み上げただけのようなこの山のどこから手をつけたものか・・・。
 で、私が間違った方へ進んだために、砂利山のような斜面が崩れる崩れる。ざざざざざざざと、地すべりして行く自分も友達も、ハイマツにしがみつくのが精一杯で、正しい斜面へでるのにすごく時間がかかった。一体どれだけ崩したのか。このままでは山の形が変わってしまうのでは?というくらい。下に人がいなかったのが本当によかった。
 正しい斜面、つまりもっと石が大きくて安定している斜面へでて、後はひたすら、標高差300mを猿のようによじ登った。
 あと少しで山頂、という付近で、向うの山が淡いオレンジ色になった。きれいだねー、と呑気にしていたけど、あれ、朝日でしょ。結局、日の出には間に合わなかった。だいたい5分くらいの遅刻。しかし、登り終えたときのすがすがしさと、迎えてくれた神々しい朝日は、頑張ったご褒美にはぴったりだった。
 私は特定の宗教に肩入れするつもりがないが、私にとっての神様って、こういうものなのかもしれない、と朝日を見て思った。昨日は敗戦の日だったけど、少なくとも、人間が都合であとからわざわざつくったもののことではないな、と思った。ご来光を見よう、と言われたときは尻込みしてしまったけど、でもやって本当によかった。
 山頂にある立山神社には、なんと入場料を支払わないと入れないという。しかし、現金をあまり持ち合わせていなかった私たちは、ここで出費すると宿代に足りなくなるので入れない。ここまで来てなんてことだ!仕方がないので遠くから写真だけ撮って、リュックにつける鈴だけならギリギリ買えたのでこれを記念にすることにした。
 宿の朝ごはんに間に合うように、急ぎ足で山を降りた。途中、ほんのちょっとだけど雷鳥も見ることができた。運がいい!

 朝ごはんをもりもり食べて、温泉に入って、慌しく富山市へ戻った。今日はこの後どうするか、相談した結果、長野県の安曇野へ行くことにした。安曇野には、友達の知っている不思議な民宿があるのだ。今回二回目の青春18きっぷを使って、穂高駅まで移動した。駅前のひつじ屋さんで自転車を借り、元気だよね私たちって、とか言いながら、きこきここいで宿へ向かった。
 急だったので相部屋となったが、そこは昔、ヤギ小屋だった建物の二階で、三畳弱のスペースに布団を三組、むりやり敷いて、私たちともう1人、大阪から来たと言う女性が寝ることになった。この部屋だと素泊まりで1人2700円。
 今日も大冒険、大移動だった。

2006.8.15 [火] 富山→立山(登山)

晴れ
 まだ薄暗いうちに起きて宿を出た。今朝は違うおじさんがフロントにいたが、この人も上はワイシャツなのに下は短パンだった。ここの制服なのか?
 富山地方鉄道で立山駅へ、そこから美女平までケーブルカーで、さらにアルペンルートをバスで室堂まで、というコース。なんだけど、お盆休み真っ盛りなので、ケーブルカー乗るのに1時間以上待つことに。皆、こんな山の上に何しに行くんだろうなー。私もだけど。終点の室堂には沢山の人がいた。
 室堂にあるみくりが池温泉が本日のお宿。女性8人の相部屋で、二段ベッドが4組あった。
 昼ごろから一通り付近のハイキングコースを周ったあと友達が、あの山に登りたいね、と、みくりが池の向うにそびえる雄山(標高3003m)を指差した。しかも、山頂でご来光を拝みたい、と。え!?と思ったけど、宿のお兄さんに尋ねたら、初心者でも2時間ちょっとでいけますよ、朝日を見に暗いうちに出かける人も結構いますよ、とのこと。ふーん、そういうもんか。この人の勧めで、脚が遅く山に慣れていない私たちは、翌朝5時頃の日の出に間に合うように今夜2時過ぎに宿を出ることにした。ご来光を拝んでから急いで下山して宿に戻れば、朝ごはんに間に合う、という計画だ。
 同室の人たちに、私たち今夜、2時頃にちょっと出入りして音を立てるかもしれませんがすみません、お許し下さい、と挨拶したら、あなたたち、山は結構行っているの?他にご一緒の方がいるんでしょ?え?山は初めて?二人だけ?え?ヘッドライトもないの?危ないわよ!外は真っ暗よ!よければ、このヘッドライト、貸しますよ・・・・。ということになり、見知らぬ方にヘッドライトを借りることになった。私は懐中電灯を持ってきていたのでそれを使うことにした。

2006.8.13 [日] ・14日  八王子→富山

晴れ 

 深夜に八王子を出る電車に乗るべく、21時頃に家を出た。青春18きっぷの旅行の始まり始まり。
 青春18きっぷは、最初に改札した時からその日(0時から23時59分まで)の内であれば、何回でもどこまででも乗り放題できる。これが5回分で1セットになって11500円だ。1人で5回使ってもいいし、友達と分け合ってもいい。ただし、新幹線や特急などには、特急料金を払ったとしても乗ることは出来ない。
 一回でできるだけ遠くへ行くためには1日中、目いっぱい電車に乗らねばならず、そのための工夫がいくつかある。今回は、ムーンライト信州という深夜列車をつかって距離を稼ぐことにした。青春18きっぷでも乗れる、数少ない特急列車のひとつだ。初日の私達の予定は、
8/14
 ・0:40八王子発「ムーンライト信州」白馬行き
 ・5:36白馬着
 ・6:00白馬発 大糸線快速 南小谷行き
 ・6:20南小谷着 
 ・7:55南小谷発 大糸線 糸魚川行き
 ・8:45糸魚川着 
 ・8:55糸魚川発 富山行き
 ・10:07富山着
というもので、一気に富山県まで行ってしまう。
 ムーンライト信州では女性専用車両の予約をとってみた。変な人もいるかもしれないしね、という用心だったが、果たして、他の車両には本当に変な人がいた!もう、空気が違った!全席指定のはずなのに、何故か洗面所を占拠してその床に寝ている人がいたし、デッキに座り込んでいる人もいたし、席についていても、廊下へスネ毛の足をはみ出して寝ている人が大勢いた。よかった、女性専用車両にして。しかし案の定、殆ど眠れず。 

 翌日、一気に富山県に突入したが、そのまま富山市に行くのもつまらないので、海に一番近そうな駅、越中宮崎で下車した。そこの海の家で御飯食べて朝寝したい!ということだったんだが、うーん、早朝だからか誰もおらず、海の家は1軒あったが、私の中の海の家とは葉山のオアシスみたいなののことなので、そういう意味ではこれは海の家とは言えない。とりあえずビール飲んで、 眠気を酒で吹き飛ばして海を眺めていたら、友達のテレビ電話つき携帯から彼女のお母さんの、今、東京は大停電で大変よ!の声が。へえ〜、そうか、東京っていうところがあったなあ、今頃はちょうど、みんな会社で始業したころだよなあ、なーんて。のんびりするなあ。夏休みだなあ。

 数駅先の滑川では、海のそばにタラソテラピーを随分安く出来る施設がある。寝不足な上に少々酔っていたが、ここへも寄った。だらだらとくつろぎながら今晩のお宿探しを友達の携帯でした。いいねえ、ネットが素早く見られる携帯。私の三年前に買ったツーカーのじゃ、こうはいかないよ。
 そうやって厳選した今晩のお宿は、富山市内のビジネスホテル、2人で5700円。ベッド二つを無理やりシングルの部屋に置いたような、足の踏み場のない部屋だった。フロントのおじさんは、座っていたときには気付かなかったが、立つと上はパリッとワイシャツ、下は短パンにサンダル履きだった。でもいいのだ。必要にして充分な宿だった。
 近所に見つけたお店で、人生で一番おいしかったかもしれない鰻を食べ、輪島の岩牡蠣を食べ、蛍烏賊を食べ、白えびを食べた〜〜〜。
 明日はいよいよ、立山だ〜!

2006.8.13 [日] 

晴れ。暑い

 いろいろおもしろいこともあったんだけど、書かないでいたら忘れた。
 今晩から旅行に出ます。面白いこと沢山あるといいなあ。
 旅のお供は、「老後がこわい」(香山リカ)、「あの戦争は何だったのか」(保阪正康)

 8月15日の敗戦の日も旅先にいる予定。思うことはとても沢山あるんだけど、うまくまとまらない上に思想的な話になってしまいそうだし、公の場で嫌な思いをさせずに上手に書ける自信がないので、もっと勉強して落ち着いてからにしようと思う。

画像は、さっき車の下から出てきたカブトムシ。蜂蜜を薄めたものをあげた

2006.8.2 [水] 11:29 pm

暑い。暑い。暑い。

 夏休みの遊びの計画は、青春18きっぷでどこまでいけるかの旅、になりそうです。

2006.8.2 [水] 

うわ〜、あっというまにお知らせ小窓が長くなっている!

2006.7.30 [日] 

晴れ。暑いが爽やか。でも暑い

  イタリア・ボローニャ国際絵本原画展に行った。

 帰りに、昨日の鰻に触発されて、巣鴨の鰻屋にしむらへ再び鰻を食べに行った。おいしかった。店が建て直されていた。
 こないだ友達と友達の娘さんに会ったときに、この娘さんがポケモンが好きだと知ったので、頼まれてもいないのにいいかっこしたくて、ポケモンスタンプラリーをちょっとだけやった。昨日の西荻と今日の巣鴨でスタンプは2個たまった。
 これを7個ためるとスタンプ帳がもらえ、このスタンプ帳に更に沢山のスタンプをためるとまた何かがもらえるらしい。もちろんスタンプを集めるためにはJRに乗らねばならず、そしてスタンプはもちろん改札の外にある。親が一緒に行く場合も多いだろうからその分の運賃も見込めるし、JRはうまいこと考えたな。
 私も子供に混じってスタンプに並びました。

2006.7.29 [土] 

晴れ時々雨

 土用の日に鰻を食べ損ねたので、今日になって西荻の鰻やさんへ行った。おいしかった。特にたれがよかった。
 久しぶりに西荻の着物屋さんでとっかえひっかえの試着。ラメの入った、黒とうすピンクの市松模様のようなウールを買った。
 西荻は細かいところまで知っているつもりだったが、新しい路地を発見した。住宅地にひっそりと建つ地中海料理屋、その二階にあるパキスタン風インド料理屋。今日は後者にしてみたがおいしかった。次回は地中海料理にも行ってみよう。

2006.7.28 [金] 

くもり時々晴れ やはり蒸し暑い!

 今日も車で出かけたら、昨日とはまた別の道が通行止めになっており、近道のつもりが遠回りになってしまった。
 父の話では昨日の通行止めはもう解除になったということだったので行ってみたら、こちらもやはりまだ通行止めのままだった。これも迂回路があるからいいんだけど、もっと近い道があったはず、と高校の競歩大会で通った道を探し当てて進んだら、何だかよくわからないほうへ連れて行かれた。家の近くまで来ているのは分かるんだけど、肝心のところがやはり通行止めになっていたりして、またも地元で迷子になりかけた。

 理由はないけど、お酒飲んできえーーーっ、とか言いたい。

画像は、山葡萄。まだ実が小さく青いが、やがてエメラルドがかった紫になる

2006.7.27 [木] 

晴れ後くもり、時々雨 蒸し暑い!!

 地元の県道で土砂崩れがあったらしく通行止めになっていた。迂回路はあるからいいんだけど、もっと近い道があったはず、と幼稚園の遠足で通った道を探し当てて進んだら、なんだかよくわからないほうへ連れて行かれた。最近は新しく整備して、知らない道も沢山あるから、よくわからない。いつの間にか採石場だか砂山だかに来ていて、ガソリンも残り少ないし、地元で迷子になりかけどきどきしたが、なんとかなった。よかった。

 食べ姿の美しいのは大事ですよね。美しいとまで行かずとも、汚くない程度にはなりたいものです。どんなにステキな人でも食事して化けの皮がはがれることは多いと思う。とか、人の荒は実によくめっける私は、じゃあ手前はどうなのよ、同じくビデオにでもとってチェックが必要かも。

画像は、なにか芹の花

2006.7.26 [水] 

晴れ 暑い

 久しぶりの晴れなので、なんやかんや洗った。
 近所に花の写真を撮りに行ったら、む、におうぞ、ふがふが嗅ぎながら臭いをたどっていったら、本当にその先に山百合があった。が、藪を掻き分けていくのは面倒なので近づけず。あちこちに咲いててちょうど見頃です。高いところに生えていることが多いので写真が撮れないのが残念。

画像は、日が高くなってしぼみかけた月見草だか宵待ち草だか待宵草

月見草ではないらしい

2006.7.25 [火] 

 くもり時々雨

 今日も試食販売。売れない時間が続くと、験をかついだりしてへんなことを考え始める。今日は眼鏡かけてるから売れない、とか、あの魔女みたいなおばあさんが食べに来るとその後たくさん売れる、とか。でも本当にそんな感じがした。はなたれで汚い格好したザシキワラシを疎んじた時から景気が悪くなった、というあの昔話は、何を教訓にしているのだろう。
 売り上げは私としてはまあまあだったけど、お店の人によれば前回と同じくらいだそうで、まあそれならいいか。
 今日もビール飲んで帰った。

画像は、昨日の写真の花、ウバユリ。何色の花が咲くのだろう、黄色か?と思っていたら、これだった。

2006.7.24 [月] 

 くもり時々雨

 そうです、今日も前回と同じところで試食販売でした。(Sさん、すみません。うっかりお知らせしていませんでした。)
 暇な時間帯もあるので、人間観察してた。どういう人が買っていくか、とか。買っていく人の特徴はいまいち分からなかったけど、買わない人は分かった。何となく。分かりやすいブランド物をこれ見よがしに身につけている人は、まず買わない。ような気がする。これは他の店でも同じ。
 帰りはまたも憧れの、お勤め帰りのビール、を飲んだ。これのために頑張ったのだ〜。

画像は、近所で見つけた謎のつぼみ

2006.7.23 [日] 

くもり

 早起きして、本日最終日の「ありがとうチョーさん 長新太展ナノヨ」をちひろ美術館へ観にいった。
 うううう・・・・、亡くなってしまって、やっぱりかなしい。どれもかわいいし大好きだし、見たことあるのばかりだったし、絵本も沢山おいてあったけど、よよよよ・・・・となりそうなので落ち着いてみてられなかった。
 常設展のほうもみればいいんだろうけど、時間がないのと実はいわさきちひろにはさほど興味がないのとで、2時間くらいで出た。
 最近新築した友達と、最近出産し新築もした友達に、それぞれ前から目をつけていたティーカップをお祝いとして買った。自分とある程度志向が似た部分がある人への贈り物は、考えるのも楽だし楽しい。あと一人、やはり最近新築して近々出産する友達にも何か考えねば。彼女は私と明らかに志向が異なるので難しいが、しかしそれはこないだの別の友達からのアドバイスで、バーバリーの名の入った何かにしようとほぼ決定。
 茶碗の包装って、案外時間かかるのね。25分も待ったよ。そんなことで次の待ち合わせに遅刻し、銀座で友達が出品している書道展へ行った。彼女は、膝の辺りに横に菊の型染めが白く絵羽に入った絽の訪問着を着ていた。とてもよく似合ってステキだった。私も今日は着物の予定だったんだけどねー。眠くて断念したよ。
 銀座三越にキイさんの日傘と青土さんの布を見にいった。実はどちらの作品も拝見するのは初めて。ピーニャには驚いた!一緒に行った友達は生地の仕事をしており、これがパイナップルの繊維であるとすぐに分かったようだった。すごいぞ!私のことじゃないけどさすが!ばったり市松さんにもお会いできてびっくり。市松さんはびっくり登場が多いですね。どたばたと青土さんの巾の狭い生地を4m頂いて、キイさんの作品ももっとゆっくり拝見したかったのですが、すみません。松屋にもお邪魔できるといいな。
 晩ご飯は安く上げよう、のはずが、串焼き屋でおなか一杯にしてしまった。
 よく考えたら明日は試食販売の日だ〜。早く帰って寝なければ。

画像は、赤つめ草

2006.7.22 [土] 

くもり

 友達と、昨日から夏休みに入った小学生の娘さんと共に、秋葉原のメイド喫茶なるものに行った。行ってみたい、と前々から彼女が言っていたのだが、それが今日とは思わず、そうか、だから秋葉原でお昼御飯食べよう、というお誘いだったのか。
 何も調べずに行ったので、どこにそういったものがあるのか、きっと賑やかなほうへ適当に歩いて行けばあるよ、ときょろきょろしながら進んでいくと、本当にそこいらにいくらでも見つけることができた。中にはメイドがやってる眼鏡屋なんてのもあった(眼鏡っ子のメイドが検眼やらなにやらやってくれるらしい)。あちこちでメイドの格好をした女の人がビラを配ってもいた。そういえばさっきのお昼御飯の時にもそういう格好のお客がいた。どうやらここではメイドやロリータはこれといって珍しい服装ではなく、普通の風景の一部でしかないようだった。友達の娘さんは、メイドさんあそこにもいるよ!と進んでビラをもらいにいってくれた。配られているビラをはじからもらい、その中のコーヒー一杯からいられる店に行くことにした(中には注文内容に関係なく時間性になっている料金体系の店もあった)。
 そこは意外にも人気店のようだった。店内は満席で、暫く待つことになった。私達の前には、30歳前後の男性が「おねがい マイメロディ クロミ×メイドインカフェ」とかかれた丸い団扇をパタパタさせながらやはり入店待ちをしていた。店の外には順番まちの列を整備する白線が折れ曲がってひかれ、時によっては長蛇の列ができるようだった。店内を見回すと、内装は案外ふつう。給仕係たちは当然あのメイドの格好をしているのだけど、しかしそれだけで、普通の喫茶店と大差はない。違うのは、御茶やケーキを持ってきた彼女達とお話できる(らしい。我々はしなかった)という点くらいで、皆でじゃんけん大会とかやるのかと期待していたのでちょっと拍子抜け。
 しかし客層は明らかによくあるケーキ屋さんとは大違いで、圧倒的に男性が多かった。意外にも40歳代くらいの人も多い。一人または二人連れの男性がケーキを食べにきているの図、はよその喫茶店ではあまり見られないだろう(いや、男性もどんどんケーキ食べに行くといいと私は思いますよ)。20分もしたら私達も入店できたが、それ以前から居てずっと何かを食べ続けていた40歳くらいの男性、彼は物静かに姿勢をピンと正して微笑んでいたけれど、楽しそうで何よりだ。
 店内ではカードゲーム等はご遠慮願います、と張り紙してあったので、残念ながら友達の娘さんがもってきたドラえもんトランプをすることができなかった。メイド喫茶もまあ堪能したことだし、場所を変えてまたお茶を飲みながら、三人でページワンや大富豪、七並べなどをした。楽しいね。
 帰りの駅で
「今日は楽しかったなあ。メイド喫茶にも行ったし、日記に書くことが沢山あるよ!」
と娘さんが言っていたので私も嬉しかった。
 二人お別れした後、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」を観た。面白かった。

画像は、最近花をよくみるタケニグサ。茎からでる汁には毒があるらしい

2006.7.21 [金] 

曇時々雨

 ヤブカンゾウがあちこちで咲いてる。

画像は、ヤブカンゾウ。茎にアブラムシがビッシリついている。ぞ〜。

2006.7.20 [木] 

雨のち曇、時々晴れ、夕方からまた雨

 お得意さんから電話があり、こないだ私が出した請求書がおかしいので確認して欲しい、とのことだった。ついでに納品書ももっとこまめに送るように、と。
 続けてまた別のお得意さんから電話があり、昨日私が出した荷物の内、このお得意さんとまた別のお得意さんと、荷物が入れ替わって届いている、とのことだった。
 どぅっわー。私って仕事の出来ない人だなあ、と再確認しました。ほんと、まともな会社では務まらないだろうなあ。(でも、請求書は間違ってなかったよ。納品書の送付はずぼらだけど。荷物も間違ってたけど。ついこないだも間違えたけど。)

画像は、何故かうちの階段室に上りこんでいた蟹。毎度の謎なんだけど、大雨が降ると蟹がうちにいることが度々ある。下水を伝ってくるのか?うちは崖っぷちに建っているけど、川から流されてくるほど増水しているわけでもないし、どういうことかよくわからない。

2006.7.18 [火] 

一日中ざーざー降り

 4周年の写真を楽しく見ています。どの写真も楽しい。こういう写真を見るにつけ、やはりもっと上手に撮れるようになりたいもんだと思う。構図とか技術とかそれ以前の、ちゃんとぶれずにピントのあったものを撮る、というレベルでの話だけど。

 着物のときと仕事のときで顔が違うのは、全て化粧のおかげです。化粧はすごい!!

 友達から、小学生の息子がマイコプラズマなる病気にかかり大変である、というメールが来た。なんだその病気は?と思って調べたら、こんなのだった。
 そしたら今度は別の友達から、幼稚園児の娘がヘルパンギーナンなる病気にかかったことがある、というメールが来た。なんだその病気は?と思って調べたが、ネットでは見付からなかった。どちらも子供に多い病気で、風邪のような症状で感染力が強いらしい。
 近頃は新しい病気もあるのねー、なんて思ってたら、このマイコプラズマの症状の中に、しつこい咳、というのがあった。む、そういえば私はここずっと、喉の奥がむずむずしてカラ咳ばかりしているぞ。熱は全然ないけど、どうなんだろう〜?まさかなあ。

 さっき網戸にでっかいカブトムシがたかっていた。

画像は、こないだ行った高尾山に咲いていたアジサイ

追記:野愚粗はしておりません念のため。少なくとも今は。たとえ話を麦茶にしようかカレーにしようか、ちょっと迷いました。

更に追記:ヘルパンギーナン、ではなく正しくはヘルパンギーナ、でした。ぬほりんさん、ご指摘ありがとうございました。コックサッキーウイルスという、なんだか危険な名前のウイルスが原因のようです。

2006.7.16 [日] 

晴れ 朝方に雨

 さも似たり団の浅草路上デビューの日だ。姫やさんのお誘いで、雷門柳小路の角で、みほちゃんと二人、南京玉簾をやりました。
 実は姫やさんにお邪魔するのも初めてで、緊張しながらお店に入り、ふと声をかけられて気付くとそこに市松さんが!何かほっとする、嬉しいびっくりでした。この後、貴重なデビュー写真もとって下さり、ありがとうございました〜。
感触は、けっこうよかったですよ。通りすがりのだんな様やお嬢さんをつかまえて観てもらうため、つまらなきゃ素通りされてしまうから、スリルがあります。さぶい思いもしますが、拍手もらったりするととても嬉しい。姫やさんや商店会の皆さんにも楽しんでいただけたようで、また来月も、なんて話や、隅田川のイベントでも、なんて話もでました。そういえばこないだの七夕お茶目会でみほちゃんが引いた札は「商売繁盛」、私のは「芸道精進」だった。その通りになるか?!
 帰りは神谷バーによってビールと電気ブランで乾杯しました。スパゲッティナポリタンなんて何年ぶりに食べただろう?おいしかった。

画像は、みほちゃんの電気ブラン
 

2006.7.15 [土] 

晴れ 中央線近くでは一時物凄い雷雨

 早めに葉山に行って早めに一杯始めててもよかったんだけど、その前に映画「サイレントヒル」を観た。面白いが変なホラー映画だった。
 映画館にいた間に激しい雷雨があったらしく、電車に遅れが出ていた。それもあって宴に遅刻してしまった〜。

 海水浴場に来たのって何年ぶりだろうか?ビールを飲んでだらだらするのには最高の環境だなあ。本当にだらだらと、楽しさにずぶずぶ浸かったまま根が生えていった。辺りが暗くなり、いい具合に酔いが周った頃に「泊まりなよ〜」攻撃と「うっふん」攻撃にうっかりやられそうになったけれども、まだ酒に侵されていない僅かに残った理性を奮い起こして帰宅するという決断をした私は、エライのかただのつまらないヤツなのか。でもまた葉山には行くから、いいんだ。
 帰宅したら、案の定、喉が痛かった。でかい声で喋りすぎたのだ。ああ反省・・・。

 それから、玉簾は酔っ払い芸に近くなってしまって恐縮だったけれど、おひねりまで頂いてしまい、ありがとうございました。今度はもっと上手にやろう。
 真楽の集まりの度に思うことだけど、この先もこんなことずーーっとやっていられたらいいなあ。
 
画像は、手品を見ようとしゅるしゅると伸びている私。ぬほりんさん撮影。見られていたのか・・・。

2006.7.13 [木] 

晴れ 暑い!!

 暑かった。この夏一番の暑さだったかも。
 おもしろいように汗をかいた。首に巻いた手ぬぐいを絞ったらぼたぼた汗がおちたよ。Tシャツも。仕事後に体重を量ったら、1キロしか減っていなかった。動いてたしもっと減ってると思ったんだけどなあ。でも汗の分の1キロだとしたら、1リットルか!それもすごい。

2006.7.9 [日] 

曇りのち雨

 予定外に長くかかってしまった機織教室の、打ち上げ食事会に行った。場所は、私の予てからの要望でエスペリアにしていただきました。うれしい〜!ようやく行けたよ。そしておいしかった!イタリアへ何回か行って思ったけど、日本のイタリア料理はかなり優秀だ。本場の人にも是非味わってもらいたいものだ。
 先生へのお花のほかに、Nさんへのお花まで用意してくださった。正確にはホウズキなんだけど、こんな立派なのは見たことない。柿くらいもあるのだ。とても上手な選択。
 草木染研究所は、確かにうますぎるくらいに環境が整っているので、あとは私の技術向上という問題さえ解決すればできなくはないぞ。しかし、技術向上がそう簡単になされるとは思えない・・・。だってもう、飽きてきているし・・・。←早いなあ 冬になったらアカネの根を掘ろうと思うけど、それまで気合が続くだろうか。その前にクサギの季節も来るね。

 メキシコでもガテマラでも、もちろんイタリアでも、その気になったら嫁に行くかも。老後は年金で楽に暮らせそうなところに移住してもいいかもと考えていたけど、もし本当に九条の戦争放棄が改悪されてしまったら、どこかもっと本当に戦争放棄してくれそうなところへ引っ越そうかな、と考えたりもする。しかしあるのか?そんなとこ。コスタリカがそうだと思っていたけど、どうもそうでもないらしいし。あとはフィリピン?

2006.7.8 [土] 

くもりときどき晴れ

 友達と高尾山に登った。近場のお手ごろな山なのに行ったのは初めてだ。蒸し暑くて汗だくになったけど、川沿いの道を選んで進んだので、時折ひんやりした風が来て気持ちよかった。
 道中で、韓国ドラマ「チャングムの誓い」の人物関係について友達に尋ねられた。「それはね・・・・!」山の中で嬉々として得意げにでかい声で説明する私。
 山登りの後は近くの温泉で汗を流してさっぱりしてから帰る、というのを基本パターンにしているが、残念なことに高尾山周辺には温泉や銭湯がない。高尾山口駅付近には連れ込み宿が連なっているが、お風呂だけ使わせてもらう、という訳にはいかなさそうだ(事前に電話してみたが断られた。それはビジネスホテルという名称にはなっていたけれど)。どれかを温泉施設に作り変えれば繁盛すると思うんだけどなあ。
 仕方がないので少し離れるが八王子駅近くに普通の町の銭湯があることを知り、そこへ行った。いい塩梅だった。辺りには面白そうな飲食店がけっこうあり、その中の沖縄料理屋で風呂上りのオリオンビールを飲んだ。うまかった。泡盛も飲んだ。おいしかった。築80年という民家を改造したバーにも行った。

 ある友達にお祝いの品を何か贈る予定だが、しかしその友達がいまひとつ私と価値観があわず、よいもの、といった場合、それはすなわち有名ブランド品のことであり、誰が見ても高額商品であるとわかるもののことであり、そういうものならお金をかけただけのことがあり合理的である、という人なので、好みの問題でもあるのだろうけれど、例えばきれいな漆塗りの食器とか素朴な民芸品とか製造工程にとても手がかかっている伝統工芸品とか、そういうのには興味がなく、意味のないものであるらしいので、予算も限られているが一応、有名ブランド店へキーホルダー程度の小物ならば買えるかもと下見に行ったところそれすら予算外であったため、さて何を選んだものか、困っている、と同道の友達に話したところ、「そういう人にはバーバリーがいいよ。有名で誰が見てもバーバリーとわかる割には安いものもあるよ」というアドバイスを得た(ワンセンテンス)。そうか!やはり持つべきものは賢い友。聞いてよかった。

2006.7.6 [木] 

曇りのち晴れ 蒸し暑い ちょっと草刈をしただけで汗だく 夕方、今年初めてヒグラシを聞いた

 そうなんですよ、お茶目会の七夕KWはうまい具合に適材適所に割り振られたよなあ、と思ってました。もちろん別の配分でも面白い発表になったと思うけど、今回は今回で誂えたようにちょうどいい人がちょうどいいKWになったじゃん。
 そしてちょうどいい花器を持ってる人がいたり、ちょうどいい葉っぱを持っている人がいたり、ちょうどいい場所があったり、ちょうどいいお水があったり、たりたりたり・・・。でもそれは、部長の采配のよさ、ぜ〜んぶお見通しでやったことなのだと思ってました。というか、今もそうも思ってます。

 自分に関して水に由来するもの、うーん、あまり思いつかないなあ。崖っぷちに家が建っていること、くらいか。(お、崖=棚ですね。そのうち機織しますが、棚機津女じゃーん)
 あ!!あるある。何もないとこに越してきた我が家は、当初から水に関しては嫌な思いをしてきたけど、運よく湧き水が見付かったりもし、まあいいか悪いかは別として、とにかく水は確かに日々の関心ごとの一つではあるな。そうか、これをご縁にこれからは水で苦労しなくなるといいな。

 蜘蛛は、いますいます。たんといます。お茶目七夕会の帰りも、家の脇の通路いっぱいに蜘蛛の巣がはっており、暗闇で気付かぬままにそこへ突っ込んだのだった。こうやってせっかく織った布をすぐに破ってしまうんだけど。
 仕事場に出られると困るけど、それ以外はわりと放っておいている。無駄に殺すことないし、どうせちっちゃいから害にならないし、それにうちにゴキブリがいないのは蜘蛛が捕まえてくれているせいだ、といった人がいて、助けてもらっているような気にもなるので。願わくば、カメムシ大量発生とか、てんとう虫大襲来とか、そういう時の旬のムシをもっと食べて欲しいものだ。あと、年中いるコクゾウムシも。

画像は、紫蘇ジュース。いい色だ。簡単にできます。私が作ったんじゃないけど

2006.7.2 [日] 

曇りのち風雨、のちに晴れ

 真楽茶道部の七夕お茶目会に行った。面白かった!
 七夕のことをよく知るために、参加者には予め七夕に関するあれこれを調べてくるように宿題が出されていたんだけど、それを互いに発表していくうちにだんだんと明らかになってくる七夕の正体!比較的最後の方に発表の順番があった私は、徐々に話が絡み合っていくにつれそれが自分の調べたことをしっかり裏付けるものになっていくのを感じ、空腹時のハイも重なって、自分の番が周ってきたときにはえらく興奮したよ!だから思わず声がでかくなってしまった・・・。部長の的確な宿題の出し方、発表の順番のくみ方、今日のしつらえの内容、全てがうまーくまとまっていて、感激しました。
 肝心のお茶のお稽古の方は、抹茶のめなぁ〜い、とかいって我がままをし、お湯で練習させてもらったりもした。先生方は本当に先生で、お茶はきっと相手への気遣いとかタイミングを見計らうとか、そういうものが必要なんだろうけど、教え方にもその精神が溢れていて、大変わかりやすかったです。やっぱりお茶をやってる方たちは、特に畳の上に座っているときに所作の美しさがふと現れ出るものだと思った。なんだろうね、何かが違う。お茶のことと関係ない動作であっても、様になる。お辞儀一つでも、私がやるとお代官様に土下座しているみたいになるんだけどね。
 会の後には嬉しいおまけがついていて、しょうさん宅へお邪魔しました。いきなり行って、しかしそれでもぞろぞろとおいしいものが出てくるって、すごい。ちょうど辞書の例文にWe were shown a great deal of hospitality when we visited her.てのがあった。まさにその通り。ふつうにメロンと生ハムが冷蔵庫にはいっているおうちの子になりたいよう。

私の宿題は「瀬織津姫」について調べることだった。
覚書のために、あちこちから聞きかじったもの
****************
○登場する文献、逸話

・中臣祓え:穢れ祓いの祝詞。6月・12月の大祓えで中臣氏によって用いられた。穢れ祓いのシステムの中で、穢れを大海に流してくれる神として登場。

・『倭姫命世記』:鎌倉時代の神道書。「粗さ意味や一座、皇大神荒魂、伊邪那岐大神所生神、名は八十禍津日神也、一名瀬織津姫神是也」とある。八十禍津日神とは、伊邪那岐命が黄泉の国から戻って禊をしたときに生まれた神の一人。

・『秀真政伝記(ほつまつたえ)』:神々についての特異な伝記本。偽書とされる。天照大神を男として描き、その妻として登場する

・早池峰山の神として知られる

・東北ではオシラ様、ザシキワラシと習合する

※記紀にはこの名前は登場しない。記紀が編纂された天武・持統時代に意図的に伏せられた様子。持統天皇をモデルとする天照大神が壬申の乱の時に最高神とされたため
記録から追いやられた神々の一人らしい。

○どんな神か
穢れ祓いの神、水の神、サクラの神、お蚕や機織りの神

○七夕との関連

・七夕の性格:盆行事の始まりでもあり、神仏を迎えるために予め穢れを祓う意味がある。笹飾りのほかに、着物人形などのより代を飾る地方もある。女子はこの日の朝に髪を洗い、書道の手習いをしているものは硯を洗い、祭事用の器を洗い、仏具をきれいに磨くなど、水に関連した性格も持つ。また、機織り、裁縫、書道などの習い事全てにご利益があるとされる。

・瀬織津姫の神としての性格:穢れ祓いの神であり、水の神であり、機織りの神でもある。

・瀬織津姫の棚機津女としての性格:日本には古来、機織りの女性を、水辺(=棚)で神の衣を織りながら、来訪者である神の一夜妻になることを待っている巫女的な、神と人との仲介者としての存在とする考えがあった。そうした機能が神格化され、女神として祭られたこともあり、瀬織津姫もそういう女神としての性格をもつ。

・中国の風習との習合:棚機津女信仰を土壌にしたところへ中国から七夕の星祭が奈良時代に伝わり、独自の儀式として宮中に始まった。



画像は、もらった七夕飾り。短冊には「芸道精進」とありました

2006.7.1 [土] 

くもり時々雨 蒸し暑い

 よく考えたら今日は映画の日だった。気になっていた映画「プルートで朝食を」を観た。すすすすすばらしい!!!!大変面白うございました。ううう・・・・、よいお話だった。今年の私の中のベスト10の上位入賞間違いなしだよ。こないだの「嫌われ松子の一生」に似たものがあるが、個人的にはその100万倍好き。主人公のキリアン・マーフィーは私の中の変態顔俳優コレクションの一人だ。(コレクションといってもまだ2人だが。ちなみにもう一人はクリスチャン・ベール)
 もう一作は「MI:�V」。おもしろかった。
 よく考えたら今日は夏のバーゲンの始まりの日だった。引き締め財政の筈が何かちょこちょこ買っちゃったよ。

2006.6.29 [木] 

晴れ 暑い!

 一昨日、仕事の後に性懲りもなく玉葱の皮でまた毛糸を染めてみた。新しく買ってきた毛糸を使って、前回よりも媒染液もしっかり仕込んであるので濃く染まるだろう、という期待の元に。
 で、昨夜一晩、鉄、銅、灰の媒染液に浸け込んでおいたものを見てみたら、おお!鉄はこの前よりも確実に黒く、しっかりした焦げ茶に染まっていた!この色は初めてのものだぞ。はっきりした色が出てくれて嬉しい。
 やはり濃い媒染液を使ったほうが色が出やすいようだ。だからまあ、第一塩化鉄とか酢酸銅とかみょうばんとか、買って来ちゃえば早いんだろうけどね。身近なもので間に合わす、という制限を加えた方が、いろいろ知恵をまわすことになって面白いじゃん。

画像は、玉葱の皮で染めて、上から銅、灰、鉄でそれぞれ媒染した毛糸

2006.6.26 [月] 



 新聞紙も湿っぽくて中々燃えつかない。

画像は、こないだの桑の実で染めた毛糸。上が銅、左下が鉄、右下が灰でそれぞれ媒染したもの

2006.6.25 [日] 

そういえば、23日に友達にあったのは数年ぶりだったんだけど、
「整形した?それかレーザー美白とか」
と言われた。
してませんて〜!
したのは厚化粧です。例の真楽3周年パーティでのメイク法だと乗りがよいので厚化粧も可能なのです。とても役立っております。この友達にも伝授しました。

2006.6.24 [土] 

晴れ 思いのほか暑い

 昨夜遅くまで話し込んでいたけど、今朝は娘さんがオムライスを作ってくれるというので、早々に起きました。背がガス台に全然足りないのに、卵を上手にひっくりかえしていたのでびっくりした。ジャガ芋入りのオムレツはおいしかったよ。
 この後用事があるのでお昼前にお暇しようと思ったんだけど、「ラブ&ベリー」なるものをやりに行くというので、私もサンリオショップにご一緒した。
 「ラブ&ベリー」とは、これから踊りに行く魔女ラブまたはベリーに、いけてるおしゃれをさせ、上手に踊らせる、この2条件を満たすことで得られる点数を競う、というゲームらしい。これから出かける場(舞踏会、ディスコ、ストリートなど)にふさわしくしかもオシャレでなければならず、どの髪型や服を選ぶかという点と、その場によって異なる音楽(ワルツだったりヒップホップだったり)にあわせてステップ代わりのボタンをいかにタイミングよく押すかという点が大事だ。驚いたことには、これを1回100円でやるために女児たちの列がサンリオの前にできていた。更には、週末には早朝から開店を待つ長蛇の列ができることもあるとかで、パチンコ店前に並んでるおっさん達とえらく変わらんと思った。
 で、我らが友達の娘さんは、他の子たちが出しているものよりもはるかに高い得点をしていた。すごいぞ!なかなかの手練とみた。
 これのTPOやアイテムの中には着物のふさわしい場や着物は含まれていないようだったが、あったらおもしろいね。でも、当然のことながら、ここで高得点をあげられるような格好が必ずしもオシャレってわけでもないだろうし、それ以外にもステキな格好は幾らもあるわけで、マニュアル通りでないオシャレを探す楽しみっていうのにもいつか出会えたらいいね、と大してオシャレではない私だが、思った。
 学生時代の友達と小さなお友達に別れを継げた後は、英会話を終えて、今度は大きなお友達2人と会った。来月にするハイキングの打ち合わせなのだ。今度こそは晴れてくれるといいなあ。
 飲んだ後に、前々から気になっていた怪しい喫茶店へ行った。店頭のメニューに「にゅうめん」とかある店なのだ。はいってみたら、案外と喫茶店ではなく飲み屋のようで、コーヒーをおいていなかった。メイドの衣装が似合いそうな大変威勢のよい女性が切り盛りしており、店の奥ではオーナーと思しき男性が、手術うけたばかりだから云々とかいって寝ていた。にゅうめんは食べなかったけど、ピザはおいしかった。また行ってみよう。ちなみに、今まで私が行った喫茶店でダントツの怪しさを誇る店は中野のCである。

画像は、野生の桑。天蚕はこれにつくらしい。普通の桑に比べて葉ががさがさし表面が毛羽立っている

天蚕云々は間違いかも・・・。確認しておきます。ご指摘ありがとうございます>Mさん

2006.6.23 [金] 

くもり

 今日はちょっと暇、と思ったとたんに、その隙を突くかのように腹に激痛が!!ぐを〜っぐを〜っっと文字通りに七転八倒するものの、理由はわかっているので別に心配ではなく、しかしただ耐えるしかなく、こんなことでは今晩予定している友達宅へのお泊りはできるのだろうか、とそっちが不安になった。
 でもちゃんとお泊りには行った。そこんちの小学2年の娘さんが、私宛のお手紙とお話を書いて渡してくれた。ううう嬉しい。晩ご飯の茶碗蒸しもお手伝いしたんだって。おいしかったよ!
 深夜まで友達とは長々と話した。同期卒業の人たちが今どうしているか等。最近亡くなった人がいた、というのを聞いて、実にショックだった。そうか、もうそういう年頃なんだな。今年こそは人間ドックに行かねば。
 「跡取り息子」についても話した。今のご時勢で、跡取りってそんなに大事なものなの?男の子を産め、生まれるまで産み続けろ、などと周りから言われねばならないほど、跡取り息子は必要なものなのか?
 老後の面倒を見てくれる人を確保するためには跡取りが必要、跡取りがいないということは老後にのたれ死ぬこととと同義、という時代ならまだしも。お家騒動を避けるためにはっきりとした跡取りがあったほうがよいくらいの資産家である、というのならまだしも。

2006.6.22 [木] 

くもり

 よくみたら、マタタビに実がなっていた。まだ花がついている状態。大きくなったらパートさんが猫にあげるといっていた。

画像は、マタタビの花。めしべ部分が実になりかかっている

2006.6.21 [水] 

くもり

 昨日の糸の内、鉄媒染液に浸け置いたものの水面が、今朝になったらメタリックにぬらぬらと光っていた。鉄分が上にういてきているのだろうか?よくわからん。
 夕方、すすいで改めて見てみると、かなりしっかり色がついているようだった。嬉しい。特に銅のピンクは、今までにない画期的な色だぞ!
 と思っていたけど、案の定、干して乾かしたら、例によって全てぼやけたグレーになってしまった。ピンクも、かろうじて赤みを感じられるというだけのうすい灰色に。やはりはっきりした色を堅牢度高く染めつけるというのは難しいのだな〜でもこれはこれできれいだと思うよ。

画像は、桑の実の染液で染め、上から鉄、銅、灰、でそれぞれ媒染した毛糸 鉄のものは、媒染液から水面にはみ出してしまいメタリックなぬらぬらに触れていた部分だけ、茶色になった。

2006.6.20 [火] 

くもり 蒸し暑い

 昨日の糸はしっかりドドメ液に浸かった。媒染は、こないだから仕込んどいた3種があるので、鉄、灰、銅ですることにした。
 そしたら!
  鉄は青みがかった灰色に
  灰は黄みがかった灰色に
  銅はうすいピンク色に!
ドドメ色の糸を変化させた。へえ〜〜。三つとも違う色になった。ほお〜〜。今晩もそのまま、媒染液に浸けたままで置くことにした。
 うっかり写真を撮り忘れた〜!

画像は、白くなったマタタビの葉。白くなると梅雨入り、ということらしい。

2006.6.19 [月] 

晴れ

 草木染、そろそろ飽きてきた・・・。←もう?早いなあ。
 それというのも、どうも似た様な色ばかり出て、しかもぼんやりしてすぐに褪せちゃうものが多く、次の素材を考えようにも、どうせまたうすーい濁った緑でしょ、と思うと気持ちが萎えるのだ。プロは本当にすごいなあ。私は道を究めることは出来ないなあ。
 ここらで一発、ばばーんと茜!とか、さくっとクサギ!とか、鮮やかできれいな色が欲しいなあ。お店に行けば紅花とかコチニールとか、売ってるからそれを試してもいいんだけど、とりあえず身近な素材で染める、というきまりに沿ってみたいので、そういうのは暫くはお預け。茜もクサギも生えてるんだけど、どちらも時期を待たねばならないので、今は無理だなあ。(茜は冬に根を掘り出して乾燥させ、春になったら使うと良いらしい。クサギの実を去年見たのはたしか9月頃だった。)
 ということで、目先の変わったところで今日は桑の実を煮出してみた。葉はうすい黄色や緑になったが実はどうか。実は堅牢度が弱いと聞いたけど、まあダメもとで。
 煮出した液は、まさに土留め(ドドメ)色。一見すると黒に近いが、青みがかり、しかし鍋のふちには緑のかすが溜まり、そして煮えた実をつぶすと赤紫の汁が出た。きっと様々な色素を併せ持っているということだろうから、何色に染まるかが楽しみだぞー。
 今回は糸を煮染めした後、そのまま一晩浸けおくことにした。この時点での糸は青みがかった濃い灰色。まさにドドメ色。

画像は、桑の実を煮出しているところ

2006.6.18 [日] 



 珍しく家とその近辺で日曜日を過ごした。
 七夕関連の調べものをしに隣市の図書館へ行った。が、めぼしい資料は見つけられず。

2006.6.17 [土] 

晴れ

 デパートの茶道具の売り場へ行ってみた。
 前にもちょっとのぞいたことあったけど、しかし、素人にはよくわからないものばかりだった。これは一体何に使うのか・・・。そこは香道の道具も一緒に売られているので、その辺の境界線が曖昧なために余計に意味不明だった。ここに例えば釣り道具(不案内)や測量器具(これにも不案内)がさりげなく混ぜられていたとしても、いっこうに疑わずに茶道具だと思うことだろう。
 知らない世界をちら見するのはおもしろい。
 本日の映画は「インサイドマン」。おもしろかった〜。

2006.6.14 [水] 

昨日の毛糸をそのまま一晩、媒染液に浸け置いたら、けっこうしっかり色がついた。ここまで黄色が濃く着いたのは初めてだ。
 と喜んでいたけど、干している間にみるみる色褪せ、空気に触れたところということなのか、日にあたったところということなのか、カセの外側からうすくなっていった。がーん。やっぱり堅牢度はよくない。

画像は、昨日の毛糸を乾かして巻いたもの。右が灰、左が鉄でそれぞれ媒染したもの

2006.6.13 [火] 

くもり。蒸し暑い

 今日も今日とて草木染〜。
 今日の染料は玉葱のみじん切り。皮ではなく、本体の方だ。仕事でみじん切りをしたときに機械につまっていたのをほじくり出したもので、捨てるのもなんだし、試しに使ってみたのだ。
 普通に水で煮出したら、皮とは全然違う、うすい黄色の染液が出来た。こんなうすいので染まるのかな。しかし予想では、どれかの媒染剤では黄色になるはず。
 で、今回は灰と鉄の焙煎をしたら!灰のほうで今までにないほどはっきりした黄色が出た。鉄の方はくすんだ茶色という感じ。銅も試したかったが昨日使ってしまってまだ仕込んで間もないので割愛。

画像は玉葱本体で染めた毛糸。右が灰、左が鉄。きれいに色が撮れないなあ。この写真だと汚い素麺みたいだよ。

2006.6.12 [月] 

くもり時々雨

 またしても仕事の後、毛糸を染めてみた。
 今日の草はブタクサ。これもまあ、ほんっとによく育ってよく増えてよく花粉をとばす(これの群生する中を鎌を振り回して進んでいたら、眼鏡が黄色くくもっていたことアリ)ので、私にとっての迷惑草の一つだ。しかしこれも染料としてならうすいきれいな緑をだすという。仕込んでおいた媒染剤もだいぶ濃くなってきたようだから、3種類全てで試してみた。
 で、結果は、嬉しかったことに、鉄媒染したものが、今までにないグレー、というかやや青みがかった灰色になった。ここまで黒っぽいのは初めてだ。他に銅、灰は、うすい緑いろだった。

画像はブタクサ出染めた毛糸。右から鉄、銅、灰でそえrぞれ媒染したもの

2006.6.11 [日] 



 今日も引き締め財政。
 でも映画は観た。「嫌われ松子の一生」。面白かった。場内ですすり泣きが聞こえるほど心に訴える映画だったけど、個人的には何故か松子を好きにはなれず。最近、昭和を振り返る映画って多いね。

2006.6.10 [土] 

くもり時々晴れ。蒸し暑い

 昨日、あまりに無自覚なお金の使い方をしていたことに気付き、今日は引き締め気味に出かけた。
 でも映画は観た。「ジャケット」と「トランスポーター2」どちらもおもしろかった!時間的に「オーメン」のレイトショーに間に合ったが、絶対に面白いという確信がなかったので、楽しい映画2本をみて幸せ〜、な気分をぶち壊さないために、そのまま大人しく帰った。

画像は、昨日染めた玉葱の毛糸だま
中上が灰、右下が鉄、左下が銅、でそれぞれ媒染したもの。色を正確に撮影するのって難しいなあ。本当はもうちょっと違う感じ

2006.6.9 [金] 

5/3に少しまとまったお金を下ろしてきて、さっきみたらもう僅かしか残っていない・・・。一体、○円もいつの間に使ったのか。何か大きな買い物をしたとかいうならわかるけど、そういうのはなく、少しずつ遊び使ってしまったってこと?
そういう事実に愕然とした・・・。

2006.6.9 [金] 

雨のちくもり

 こないだの玉葱染液の残りで、もう一度染めてみた。
 今度は煮染め時間を15分と短くし、まずは灰と鉄でそれぞれ媒染してみた。こないだのは色濃く染めすぎたことが黄色を出せなかった原因かも知れないと思ったのだ。
 しかーし、出来たのはこないだのをそのままうすくしたような色で、黄味はほとんどなし。うーむ、やはりダメか。染液を捨てるのももったいないので、首に巻いていたタオルの端をなんとなくぼちゃっと浸け、まだ出来上がってないと思われる銅の媒染液を振りかけてみた。そしたら、なんだか青みがかってきたように見えたので水で洗い流したところ、なんと!!!きれいな黄色に染まってるではありませんか。祝!黄色!
 気をよくして、新たに糸を用意して同じく15分煮染め、15分浸け置き、さっきの銅で20分媒染。さてどうなるか・・・!
 むむーん、何でだ?何故黄色くならない?灰と同じような赤茶色になってしまった。さっきのタオルはあんなにちょっと浸けただけで黄色くなったのに。条件の違いといえば、タオルは綿、糸は毛ということ。しかしこんなに発色が違うものかな。あとは、糸もタオルと同じようにさっと浸けるだけにしておけばよかったのか。
 来週はまた新しい玉葱の皮が手に入るので、そしたら再び挑戦してみよう。

画像は、銅で焙煎した玉葱染め。右が木綿のタオル、左が毛糸

2006.6.8 [木] 

くもり時々雨

 昨日で染めたカセが7つになったので、これらを毛糸玉に巻いてみた。これまたうまいぐあいに、糸巻き機とカセをかける糸車もうちにあったのだ。
 昨日気付いたけど、だいぶ退色してきているようだ。特にイノコヅチの緑が。うすくなって、桑のオキシドール媒染と同じくらいになっている。他にも桑(木灰汁)とレッドロビン(木灰汁)もうすくなっている。流石に玉ねぎはしっかりした色づきだが、それとても昨日のあのこっくりした感じはなくなっている。全体に(光に対する?)堅牢度が弱いようだ。染料のせいか媒染剤のせいか、技術のせいか。あんまり変化するようだと作品にしにくいなあ。
 
画像は、巻いた毛糸。左上から桑(オキシドールと石鹸)、レッドロビン(灰)、玉葱(鉄)、左下から桑(灰)、イノコヅチ(灰)、玉葱(灰)

2006.6.7 [水] 

くもり時々晴れ、時々雷雨

 今日も今日とて仕事の後に草木染。ああ、この突進はいつまで続くんだろうな。一ヶ月くらいかな。
 今日の材料は玉ねぎの皮。これも仕事で出た廃棄物だ。
 ぐつぐつ30分くらい煮てみたけど、いやあ、すごい色が出るね!始めはオレンジ色だったのが段々濃くなり、黒っぽい赤茶色になった。これに毛糸を2カセ入れて更に30分煮、さめるまでまた30分浸け置いたら、濃い赤茶色がしっかり染み付いた。初めてこんなに濃い色にお目にかかったよ。
 本によれば、玉ねぎは染まりがよく、媒染剤によって黄色から茶色がかったオレンジまで、発色がよいという。ミョウバンや木灰汁では鮮やかな黄色になるとか!これは楽しみ。
 ということで、早速木灰汁につけてみたんだけど・・・。黄色くならない。染液と木灰汁を少しだけ混ぜてみたところ、これはまた明るい黄色になったが、やがて色は褪めて濁った茶色で落ち着いてしまった。やはり一晩置いた木灰汁でなければだめなのか?染液とほぼ同じ、明るい赤茶色のままだ。
 今回は、せっかちなのはわかっていたけど、仕込んだばかりの鉄汁も使ってみた。臭いをかいだらかなり金臭かったので、何がしかの反応が期待できそうだった。で、こちらにも糸を入れてみたんだけど、うーん、木灰汁のほうと変わらんなあ。もっと黒くなると思ったんだけど。
 20分の媒染を終えて水で洗い流してみて始めて気づいたが、この二つの糸、比べると微妙に色が違う。灰のほうは赤毛のような明るい茶色、鉄の方はくすんだ落ち着いた茶色。やっぱり焙煎の違いか?
 僅かな差とはいえ、一昨日からの糸を合わせると随分いろんな色が揃ったことがとても嬉しい。この3日間で6色出来たことになるが、これらを作る材料は全てうちにあったものであり、買ってきたものは何一つない、という事実に我ながら驚いた。本当に出来るのね!身近に科学を感じたよ。うちにあるものだけでどこまでできるか、そういうところに凝るのも面白そうだ。

画像は、玉ねぎの皮を煮出した染液に糸を入れて煮染めしているところ

2006.6.6 [火] 

くもり時々晴れ

 今日も仕事の後、草木染をやってみた。今回の材料はイノコヅチ。本によればうすい緑色に染まるようだ。
 この草は刈っても根が残っていればすぐ生えてくるし、節で折れやすいのだが折れた節からまた生えてくるし、しかも種が服につきやすいので、見つけると敵のように抜いていたけど、きれいな色を出しそうなのでちょっと期待している。
 染液を煮出す際には、緑色を鮮やかにするために炭酸カリウムをいれるとよいらしい。てことは灰を入れて煮ればいいのかな。ゼンマイなんかを茹でるときに灰を入れるのと同じようなことなのだろうか。煮出した液はアルカリに傾いているので、染める前に酢酸を加えると中和してよいとも本に書いてある。酢酸はないので、酢を入れてみよう。今日の媒染液も木灰汁で。
 で、うすい爽やかな緑に染め上がりました。いいねえ。昨日のに加えてどんどん色数が増えてゆく。迷惑な雑草がきれいな色に化けたよ。まさに化け学だよ!
 今のところ媒染液は木灰汁だけだけど、やはりこれだけでは出る色に限界があるので、もっと種類を増やしたい。身近なもので出来るほかの媒染液としては、銅サビ、鉄サビがあるので、これらも仕込んでおこうと思う。
 よくわからんけど、どうも草木染に使われる媒染剤には大雑把に3種類あるらしく、アルミ系、銅系、鉄系がそれだ。木灰汁やミョウバンはアルミ系で黄色系を出し、酢酸銅などの銅系は青み〜赤みがかった色、塩化第一鉄などの鉄系は黒っぽい色をだすようだ。酢酸銅や塩化第一鉄なんてもんは買ってこなければ手に入らないので、代用するためには、酢酸+水+銅クズ≒銅系、米のとぎ汁+塩+鉄クズ≒鉄系、で何とかなるらしい。なので、さっそく、十円玉数個+酢、米のとぎ汁+さびた釘+塩、を仕込んでみた。数日〜半月で使えるようになるとか。楽しみだ。
 このへんの化け学っぽい法則というか、カラクリというかを、説明してくれる本や講座がないかと物色中。基本がわからないと応用しにくいので、というか、初心者の分際で応用を越えて無謀な実験をするつもり満々なので、理科は苦手だけど、少しは勉強してみようかな、という気になった。本当に少しでいいんですが。

画像は、イノコヅチに水と灰を加えて煮出した染液

2006.6.5 [月] 0:53 am

晴れ

 探してみたらうちにも染め用の毛糸が沢山あった。母が40年位前に使ってたものの残りだ。昨夜、少しずつ色々な草木を試せるようにこれを小さいカセに分けた。そうするともう、一刻も早く染めてみたくなる。染めたものをどうするか。それは後で考えればよい。いつもそうだけど、とりあえず目先のことに突っ走るのが私らしさ、と開き直って、今日の仕事は火加減を見る合間に10分くらいずつ時間が空くので、そこをつかって早速染めてみた!
 本を見ると、染めに使えそうな草木はそこいらにふんだんにあるが、媒染剤も用意しなければならないという。身近なもので間に合わせる方法がいくつかあるが、一番手っ取り早いのは、木灰汁を使うことだ。そう、うちには仕事で出た廃棄物として、雑木の薪を燃やした灰があるのだ。これを水と混ぜて一晩置き、その上澄み液で媒染できるという。一晩なんて待てないので、ダメもとでとりあえずちゃちゃっと作って放置して、その間に染液を作ることにした。
 どの草木を使うか。どれでもいいんだけど、ちょうど桑が伸び放題だったので、2枝ほどとって、これの葉を煮てみる事にした。ホーローの鍋に水と葉を適当にいれ火にかけ、沸騰させて15分、対流の中でぐるぐる踊る葉を見ていると、こちらも心躍るような気分になる。
 むっとするような青くさい染液が出来上がると、いよいよそこへ毛糸のカセを2つ入れた。濃い緑色の染液だが、以外にも毛糸についた色は淡く薄い。ここでも15分沸騰させた。
 興奮して鼻をふがふが言わせながら、こんどはさっきの即席木灰汁に糸を浸けた。果たしてどんな色に変化するのか・・・!
 と思ったけど、劇的な変化はなく、しかし徐々に、染液の色である緑から、うすい黄緑に変わっていった。媒染は20分、その後水で洗い流してみると、緑がかったうすい黄色になっていた。
 カセはもう一つあるので、どうせなら違うもので焙煎してみたい、ということで、にがりを溶いた水に浸けてみたが、見たところは変化なし。つまらないので今度はオキシドールを混ぜた水につけたら、なんだか色がうすくなってしまった。慌てて洗って、今度は石鹸液に浸した。それ以上には退色しなかったので、まあこれはこれでよしとしよう。
 まだ食い足りない気がしたので、こんどは名前のよくわからない木で試してみた。若葉の枝先が赤いので、赤茶色が摂れるようなきがしたのだ。これはほぼ予想通り、うすい茶色に染まった。楽しいなあ。
 灰ってすごいんだなあ。灰、という言葉には、死や物事の終わり、残骸、というイメージがあるが、まだまだこんな力を秘めていたとは。そして昔の人はこの秘められた力によくぞ気がついたものだ。

本日の成果:桑の緑の葉は、木灰汁媒染ではうすい緑がかった黄色に染まる
        レッドロビンみたいな枝と緑の葉は、木灰汁媒染ではうすい茶色に染まる

画像は、今日染めた糸。右から桑(木灰汁媒染)、桑(オキシドール、石鹸媒染)、レッドロビンみたいな木(木灰汁媒染)によるもの

2006.6.4 [日] 

 小中学校時代からの友達が昨年、群馬へ引っ越したので、遊びに行ってみた。うちからだと普通の電車で片道3時間くらい。
 うちの辺りとはまた違った田舎だった。うちは山間の僅かな隙間に人家が固まってある、という感じだが、友達の住んでいる辺りは平野で、広々とした田んぼが、今はちょうど二毛作の小麦で青々していた。
 他にやはり中学時代からの友達一家も来て、庭でのどかにバーベキューして楽しかった。
 彼女の夫が面倒見ているという畑も見せてもらった。きれいに手が入れてあって、少しずついろいろな、ちょっと面白そうな変わったものが植えられた、よい畑だった。そうだよね、こういう田舎にいたら畑やりたいよね。私だってやりゃいいんだけどね。何しろ面倒見が悪いから・・・。
 ここんちの子供や、別の友達が連れてきた子供達とも遊べて楽しかった。
 一昨日、遠足でグリーン牧場(うまく言えなくて「ブリーンゴクジョウ」と言っていた)というところへ行ったそうなのだが、そこで乳搾り体験をさせてくれた牝牛の名前が「のりこさん」だったそうで、そういう訳だから私の名前をすぐに覚えてくれた。よかった。

2006.6.3 [土] 

くもり


 ユザワヤへ、草木染に使う糸を探しに行った。初心者には毛糸が染めやすくていいらしいのだが、普通の毛糸玉そのままでは染めにくいので、カセになっているものが欲しいのだ。と思ったら、あったあった!なんだか嬉しくて、ついでに木綿と麻まで買ってしまった。でもこれ、染めてどうすんの?それは染めてから考えようと思うので、いいのだ。
 染色コーナーにも寄ってみたら、あったあった!インド藍とか刈安とか、ザクロの殻、紅花、ウコン、ヤマモモ、コチニールも!なんだ、手に入るんじゃん!興奮して一人心の中で大騒ぎしていたが、指導者もなくまだ初心者の分際でいきなりこういうのを使うのもどうかと思ったので、今回は大人しく引き下がることにした。今日のところはこのくらいで勘弁しといたる!と捨て台詞を(心の中で)残し、久しぶりの英会話教室へ向かった。

 英会話の先生は、
「お誕生日おめでとー!」
といって、「じゃがりこ」のソーセージ味をくれたんだけど、
私の誕生日はまだ先なんですが・・・。
 誰かと間違えて手帳に書き込んでいたらしい。でもそうやって気遣ってくれるのは嬉しい。

 デパートの着物売り場で絹紅梅を探すも、もうあんまり残っておらず気に入ったのもなかった。

 本日の映画は「ロンゲストヤード」と「グッドナイト グッドラック」。どちらもおもしろかった。

2006.6.1 [木] 

晴れ

 約7年勤めてもらったパートさんから、辞めたいとの申し出があった。残念なり。

画像は、こないだの箱根でみつけた変なキノコ

2006.5.27 [土] 

雨のち晴れ

 天気予報では今日は昼ごろには晴れる、ということだったので、雨でも構わず歩き始めた。当初の予定を変更して、もっと平坦で短い芦ノ湖畔の山道を歩いた。全部でだいたい8キロくらい。予報に反して雨は一向に止まず、加えて霧がものすごいので、前を歩く友達の姿が時々見えなくなった。すぐ右下には芦ノ湖の浜があるはずで、波の音やボート上の話し声が聞こえるのだが、真っ白で何も見えず。途中、火曜サスペンス劇場にでも出てきそうな切り立った崖っぷちの道もあった。
「明日朝5時半に○○岬の先まで来て頂戴」
なんて呼び出しが犯人からかかったりしても、寝坊しちゃったらどうすんだろうね。あと道に迷ったりとかね。
 箱根名物のロープウェイにも乗った。乗ったが、依然として濃霧のために周りの景色は全く見えず、本当はあの辺に富士山がどかーんとみえるらしいけどそれも見えず、それどころか窓が全て真っ白なので、白い小さな揺れる箱に閉じ込められたようで、だんだん乗り物酔いまでしてきた。でも終点間際で急に霧が晴れて日が差してきたときには、今までが今までだったせいで一層よい景色に感じられた。

画像は、ロープウェイからの眺め

2006.5.27 [土] 



 今日明日と箱根でハイキング、の予定だったが朝からかなりの雨だ。それでも箱根には他に色々おもしろそうなところがあるから、まあいいか。
 結局この日は、早々と宿へ入って温泉+昼寝+飲酒+お喋り、という、温泉以外は普段と同じことして過ごした。

画像は、すぐ前を歩く友達。すごい霧だった

2006.5.26 [金] 

くもり

 かずさん日記よりネタ拝借
・むやみに大声を出さない。
・人の話をよく聞く。
・主張しすぎない。

だめだ〜。全部違反している。おばはん確定です。

画像は、懲りずに、こないだのハイキング(いつのことよ?)でみつけたヤマツツジ

2006.5.25 [木] 

晴れ、らしい。建物の中にいたのでわからず

 今日も得意先で試食販売をした。昨日も今日も、思ったよりも売れない。
 試食したお客さんに、
「あなた、独り者?大丈夫よ、いまにきっといいご縁が見付かるから」
と励まされた。
 また別のお客さんには、
「大丈夫よ、心配しないでもちゃんと売れるから。大丈夫よ」
と慰められた。
 そんなに私は薄幸そうに見えるのだろうか・・・。
 夕方、本当にちゃんと売れた。予言が当たったのか。ということは、もういっこの予言も当たるのか。別にいいけど。
 人の集まる店なので、本当にいろんなお客さんがいて面白かった。案外と、横浜メリーさんのような風貌の人が多かった気がする・・・。
 バカ高い弊社の商品をごそっと大人買いしてくださる人も時々おり、
「奥様、おありがとうござい〜!」
と心の中で奴隷に成り果てることもしばしば。お陰さまで、私としては満足な結果ではないけど、お店には喜んでもらえるだけの売り上げが出たので、この二日頑張ってよかったと思う。
 夜、憧れのお勤め帰りのビール!、を飲んで、飽き足らずお代わりし更にウイスキーまで飲み、いい気分で電車に乗ったら、寝過ごして高尾山口まで行ってしまった。お陰で午前様のお帰りになってしまった。明日も肉体労働なのに、だめだなあ。

画像は、懲りずに、こないだのハイキング(いつのことよ?)でみつけた山椒。葉をもむと本当にいいにおいがして、鰻を食べたくなるのだ

2006.5.24 [水] 

夕方に雷雨だったらしい。建物の中にいたのでわからず

 得意先で試食販売をした。毎度のことだけど、たちっぱなしは辛いわー。
 夜、帰宅して、くたびれてるんだからさっさと寝ればいいのに、こないだ観た映画「立喰い師列伝」(とても変な映画だった)に二度も出てきた言葉「ルサンチマン」が気になり、つい調べているうちに遅くなってしまった。明日も頑張ろう・・・。

画像は、懲りずに、こないだのハイキング(いつのことよ?)でみつけたタケニグサ。毒があります。

2006.5.23 [火] 

晴れ後大風、雨

 こないだの胡桃の芽が、この数日でえらく大きくなった。画像のがそれ。
 殻の中の実が、白かったのが緑色になってきた。なんでだろう?日が当たったから?それともこれは子葉だから?

2006.5.21 [日] 

晴れ

 数ヶ月ぶりに美容院へ行った。今年初めて。
 前回は、実は映画「キングコング」のナオミ・ワッツを見て、ああいう昔風の髪型がいいなあ、とパーマをかけたら違うものになったし似合わなかった。
 今回は、映画「V フォー ヴェンデッタ」の丸坊主にする前のナタリー・ポートマンを見て、ああいうかわいい髪形がいいなあ、とパーマをかけたら、'80年代の人みたいになった。映画「フラッシュダンス」で主人公が鉄工所で溶接しているところが頭に浮かんだ。
 毎度のことだけど、神をも恐れぬというか、怖いもん知らずというか、大それたというか、天下の女優を真似ようとは太えやつ、いい根性してんな、と自分をほめてあげた。

画像は、こぼれたものを捨てておいたら生えてきた大麦の穂

2006.5.20 [土] 

晴れ、後ににわか雨 蒸し暑い

 着物で出かけたかったが、天気予報だと大雨だっていうし、それに何だか蒸し暑かったのでやめた。
 夕方、一時的に大雨だったらしいが、運よく映画館に入っている間に全て終わっていたようで、一度も降られず。
 今日の映画は「ダ・ヴィンチ コード」。ふつうに面白かった。トム・ハンクスの髪型は変だった。
 続けて観たのは「ナイロビの蜂」。大変面白かった。あんまり面白かったので、さっきのダビンチがすっかり色あせてしまった。

画像は、ヒメジオンだかハルジオンだか。これが生えていると貧乏になる、とかで貧乏草と呼んでいたけど、今、うちにわさわさ咲いています。そういえば最近はツバメが来なくなった。もう金運に見放されたのだろうか。

2006.5.17 [水] 

くもりのち雨

 そういえば来週末は京王デパートの伝統工芸展だ。すっかり忘れて、この日にハイキングの予定を入れてしまった。
 すっかり忘れていたけど、伝統工芸展で帯を買うべく、そういえば二年前から一年かけて貯金をしてあったのだった。これでは今年もまだ買えないなあ。そうこうしている内に、このお金をほかの事に使ってしまわないか心配だ。

 昨日とどいた手ぬぐいを、今日早速使ってみました。私の仕事では手ぬぐいの用途は頭にかぶる、首に巻く、手を拭く、といろいろあるが、今日は頭にかぶりました。普通のものより少し大き目?波待ち縞にしたけど、やはり珍○つなぎにして、
「これ何の模様?」
と聞かれるのを待つほうがよかっただろうか。他にないので、ちょっと自慢気分だ。

画像は、草むらに落ちていた発芽したくるみ。多分。こんなふうになるんだ。とりあえず植木鉢に移してみるか。

2006.5.15 [月] 

晴れ

 ある爬虫類を捕まえました。弱っているのでどうしたもんか。 飼育の仕方、というのを見つけました。餌の項目がおもしろい。
 ↑苦手な方は見ないほうがよろしいかと思います・・・。

画像は、こないだの山登りで見つけたシャガか、ヒメシャガか。

2006.5.14 [日] 

くもり

 昨日ほどではないがやはり寒い。特に冷蔵ケースの脇に立っているので寒い!
 今日も客足はあまりよくないが、昨日よりはいいかんじ。でもいい間違えも多くて、
「いかがですか〜」
のところをどういう訳か、
「おがっ!」
と言ってつまってしまったり、なんだかなあ。いつまでたってもこういうのって慣れないなあ。

画像は、こないだの山登りで見つけたクサボケ

2006.5.13 [土] 

雨。大変寒い!

 今日明日と、またお得意さんで試食販売。土日に働くのが嫌、ってのもあるけど、なんと言っても今日は葉山アート市の日なのに、それに参加できないのがなんとも悔しい。
 しかしこの悪天候で、参加の皆さんは寒空のもとで頑張ってくださったようで、参加できなくて悔しいというよりも、何だか申し訳ない気分にもなった。でも楽しそう、でもお疲れ様でした。
 ことらも雨のせいで商売上ったり。ほんっとに人が少なく、やはり店内に流れるゆる〜くのばした流行歌のイントロクイズなんか一人でやっちゃって、暇なもんだからかえって疲れた。
 しかしそれでもおいしい、とかいわれると嬉しいし、中にはバカ高い弊社製品をいくつも大人買いして下さる人もいて、報われる思いもした。

画像は、こないだの山登りで見つけたジュウニヒトエ

2006.5.12 [金] 

くもり

 明日は何とかお天気もちそうですね。
 去年の今頃の時間、そういえばあわくって家を出て、葉山邸にようやく着いて晩御飯をご馳走になっていたのだったなあ。反省したものの、そそっかしいのはいまだ直らず・・・。
 私も明日はがんばりまーす。

画像は、こないだの山登りで見つけたヒトリシズカ

2006.5.10 [水] 

くもりのち雨

 アート市に出すものをそろそろ確認せねば。数年前に狂ったように毎晩仕事の後に袋物を縫っていた時期があったが、当時のものがまだいろいろあったので、これらも出すことにした。新作よりも多いなあ。
 更に数年前には狂ったように毎晩仕事の後にビーズアクセサリーを作っていた時期もあり、当時のものもあることはあるが、これはお陰さまでもうだいぶ捌けているので、今回出せるほどはない。

 最近、家族連れと思われるツバメ4羽が、うちの周りを物件探しのように物色している。こないだの南の壁はヒヨドリの縄張りだったために断念したようだが、今日は東側をうろついて、建物の中にまで入ろうとする始末。かわいいんだけど、中には住まわせられないのよ〜。
 運送屋さんにその話をしたら、ツバメが居つく家にはお金が貯まるっていうよ、と。えっ?そうなの?さっき箒投げつけて追い出しちゃったよ。でもまた来たけど。外壁なら住んでもいいから、そうしてほしい。

画像は、こないだの山登りで見つけたハルリンドウか、フデリンドウか。

2006.5.9 [火] 

くもり

 葉山アート市に出すものを一つ完成させた。ほっ。11日には発送せねばならないので、作れるのはもう実質、明日の晩まで。あともう一個、作りかけで放り出してあるのを始末せねば。

画像は、こないだの山登りで見つけたチゴユリ。

2006.5.8 [月] 

晴れ後くもり後雨

 今日から夏の仕事が始まった。去年の経験では体重が増えたほうがばてにくく、仕事がやりやすかったが、それも限度があるからなあ。今年はどうだろうか。

画像は、こないだの山登りで見つけたホウチャクソウ。図鑑によれば新芽は有毒だそう

2006.5.7 [日] 



 着物で行くつもりだったのに、雨なので洋服で、「第七回 10カ国大使夫人のガーデニング」へ行った。友達に券をもらったのだ。
 どれもきれいだったけど、昨日の自然の中に勝手にそれぞれの意志で生えている草花を見てしまうと、人の都合で植えられた草花は、もうまったく別物に感じられた。一緒にやっていたボタニカルアート展のほうが楽しかった。
 本日の映画は「チェコアニメ映画際2006 Dプログラム」。以前みたAプロはつまらなかったが、今日のはポヤルのばっかりだったので、とてもとてもかわいくて楽しかった。

画像は、昨日みつけたマムシグサ。図鑑によれば、栄養状態がよく大きく成長したものが雌株になり、小さいと雄株になるのだとか。へえ〜。そして有毒。実は真っ赤らしい。

2006.5.6 [土] 

晴れ

 地元の山へ登ってみた。うちはこの山の麓にあるので、登山道の入り口まではすぐだが、あんまり地元に興味がなかったので今まで登ったことはなかった。うちの標高がだいたい350m、この山が839mなので、500m弱を登るのなら慣れてない私でもなんとかなるだろ、ということでここにしただけなのだ。
 散歩がてらとはいえ、一応山登りなので、昔は冬山にかんじき履いて登ったり、岩にぶら下がってみたり、瀧を登ったり、そういう、私には理解不能なことをしていた父にはあれこれ注意事項を受けた。万一に備え、弁当は2回分持っていくように、とのことだったので、おにぎりのほかに昨日のパンを持っていくことにした。
 家を出て、今日はどんな草花に出会えるかな、と楽しみな気持ちもあったけど、でも10分も歩いたらもう面倒くさくなってきた。たかだか500mとはいえ、上に5向かう500mは案外きつかった。
 もっと動物がいるかと思ったがそうでもなく、途中でキジらしき鳥と馬鹿でかいスズメバチに遭遇したくらいだった。ついでに人にも会わなかった。だからゼイゼイしながらも歌を歌って歩いた。誰も気にする人がいないっていうのも、割と好きだ。
 結局、丸々4時間くらいで行って帰ってこられてしまった。あっけない。次はもう一つ隣の山、1000mちょっとのところに挑戦しようと思う。

画像は、本日の珍しい花、キンラン。「季節の野草・山草図鑑」によれば、「登山者などに採取され、あまり見かけなくなってきた自生ランのひとつ。美しいランだが、ラン菌の力に頼る半腐生のようなランなので、栽培は事実上不可能だとされている」だそうで、私も初めて見た。でもこの花、山頂のわかりやすいところに咲いていたので、この先ハイカーに持っていかれなければいいのだけど、と心配

2006.5.5 [金] 

晴れ

 粉部に先駆けて、こんな粉っぽい一日でした。

画像は、焼きあがったばかりの、黒オリーブ入りパン

2006.5.4 [木] 

晴れ

 機織り教室7回目にして、ようやく半巾帯を織り終えた。機から帯を外すときは、やはり嬉しい。想定していたものとは多少違うものができてしまった感もあるが、帯として沢山使おうと思う。
 時間かけて何かを作るのって久しぶりだった。それだけに色々反省点も含め勉強になりました。
・力任せにしないこと(パンをこねるときの気持ちと同じ?)
・臨機応変に
・見方を変えれば同じものが他のものに幾らでも変身することに気付くこと
・下手でもいいから続ければそれなりにそれなりなものになること(多分・・・)
・旅のお伴がいると長い道のりも楽しいこと
等等。
 先生や、企画してくださったくにえさん、ご一緒のしょうさん、お峰さん、一足お先に完成した○さん、ありがとうございました。楽しかったです。

画像は、出来上がった私の半巾。なんじゃこりゃ?な出来なのですが、動いているところを遠目に見るとそれなりになります。なので、これを巻いている私にはあまり近づかない方がきれいにみえます。

2006.5.3 [水] 

晴れ

 平和島の骨董市へ行った。
 今日の映画は「トムヤムクン!」。「死亡遊戯」的勝ち抜き階段昇降、「キル・ビル」的乱取り、と盛りだくさんで、ジャッキー・チェンまでチラッと顔を見せていたようだった。面白かったが、個人的には前作の「マッハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」の方が感動したかな。

画像は、来ない壇お新宿御苑で、昼寝している私のそばまでよってきたスズメ。けっこう怖い顔をしている

2006.5.2 [火] 

晴れ

 少しはすることあるんだけど、だいたいが暇なので、葉山芸術祭のバザーに出す袋物の続きを縫った。面倒なのに着手してしまったが、終わるのだろうか・・・。
 夕方、外から「ぴーーるるるるるる・・・」というかわいこぶった鳥の鳴き声が盛んにするので窓を開けてみたら、うちの雨戸の戸袋の上にツバメが二羽、つがいで来ていた。壁をつついたりしていたので、もしかしてここに住むつもりなのかも。
 ぜひそうしてそうして。ここは南向きでいいところだよ、と思っていたら、いつも餌台を独り占めしている、ここいら一体を縄張りとしているらしいヒヨドリがオラオラ、という感じでやってきて、さんざん騒いで彼らを追い出してしまった。つまらん。

画像は、物件を探している様子のツバメ。普通のツバメよりも尾が短くずんぐりしているので、まだ若いのか別種なのか。

2006.5.1 [月] 

晴れ

 昼前、みなこさんが近所へ来たついでにうちに寄って下さった。小僧君は、目覚めたら変なところに着いていたのでびっくりして泣き出してしまった。ごめんよ、騒いだから起きちゃったね。
 地元にも山菜料理などをだす変わったお店があるらしいということを最近になり知った。そうか、探せばあるのか。

画像は、うちの裏に咲いていた名前のわからない花。この手の花って、もちろんな前はあるのだろうけれど、図鑑で調べにくいのでわかりにくい

2006.4.28 [金] 

晴れ

 昨夜はプリンを作った。粉は入っていないなあ。
 プリンセスプリンプリンって、今思えばすごい名前だったなあ。「プリンプリン音頭」って劇中にあった気がする。「〜音頭」ってわりとあるなあ。「ルパン音頭」とか「ドラえもん音頭」とか。「ルパン音頭」は山田康雄が歌っていたから、クリント・イーストウッドが「ルパン音頭」を歌っていた、と妄想することも出来る。どうでもいいなあ。

画像は、今日見つけた変なもの。キノコの一種かな。後で写真見たら、その右側に密かにバッタがいる。

2006.4.27 [木] 

雨のちくもり

 粉部自主練、先日やりました(これ)。そういえば先週は1週間にケーキを3個も作ったのだった。新入部員がんばってます。

画像は、餌台にきたヒヨドリ。台所から観察できて楽しいけど、すっかりこの人の縄張りになってるらしく、他のがこなくてつまらん。かわいいことはかわいいが、汚れたスーツみたいな羽の色だし、ほっぺは赤いし、髪形はマレットだし、あまりステキではない。

2006.4.25 [火] 

雷雨、ひょう、後に晴れて更にくもり

 さっきこの洗剤が届いた。ついでに台所洗剤のほうも。今使っているのがもうじきなくなるので、使ってみます。楽しみだ。
 仕事で使う台所洗剤をいっそ全てこういうのに変えてしまいたいと思うのだが、なかなかうまくいかない。というのも、洗剤そのものがどんなに優れていても、結局それを使う人たちの心がけ次第で無意味になってしまうこともあるからだ。
 少量でもよく落ちる、泡立ちがなくてもよく落ちる、というものを使っていても、泡をぶくぶくたててこそ汚れが落ちる、と考えている人はけっこういる。私の経験では、泡があんまり多いと、その泡に汚れが隠れて見逃してしまったり、すすぎの水を余分につかったりで、あまりよいことはないのだけれど。
 もっくもくに泡を立てねば洗った気がしない、泡が立たなければ更に洗剤を注ぎ足す、なんてことをしていたら、どんなによい洗剤でも無駄に使って無駄に水を汚すことになる。その辺はもう、洗う人の意識を変えねば解決しないことで、そういう意識改革はこれだけ環境保護や節約が叫ばれている中でもなかなか難しいことだと思う。
 この洗剤は値段が高いけど性能も高そうだ。そして、買う人の意識もそれに見合っただけ高くないと使いこなせないものなのかもしれない。

画像は、切り株の上に生えた草。きれいに寄せ植えみたいになっている。

2006.4.24 [月] 

晴れ

 そろそろ草が伸びてきたので刈らねばなるまい。
 でも、ようやくあったかくなって生えてきた若草はどれもけなげだし、頑張って冬を乗り越えてきた生命力に溢れているので、むやみに摘んでしまうのが申し訳ない。あのいずれ憎たらしくなるとわかっているブタクサなんかでも、まだ今のうちだとかわいらしい。
 子供の内はかわいいのは、草も人間も同じか。私だって、小さい頃はかわいかった、といわれるものな。
 というわけで、草刈りは暫く先にしようと思う。ただ単に面倒くさいからだけど。

画像は、一輪草。すぐ近くに二輪草が群生しており、てっきりこっちも二輪草かと思ったが、よくみると違う!花のつき方と葉の裂け方で見分けられる

2006.4.23 [日] 

くもりのち雨

 私食販売2日目。天候のせいか昨日ほど人が来ず。
 立ちっぱなしで8時間はまあなれたけど、店内に流れるあのイージーリスニングみたいな、流行の歌をゆるくのばしたような音楽、あれが何回も繰り返されたので耳について離れないのが何だか辛い。スーパーに流れるあの手の音楽は、なんていうのかね、ああいうジャンルがあるのかな。1周期が短く数曲しかなくて、スピッツの何とかいう歌はもう100回くらい聞いたよ!
 うちの近所にはない種類のスーパーなので、普段手に入らないものをいくつか買って帰った。思いやり牛乳とブッフェラのモツァレラ、ひまわりの蜂蜜が楽しみ。

画像は、よくわからないキノコ。
「むんっ」という感じで黒光りして気持ちが悪い

2006.4.22 [土] 

晴れ

 こんなにいい天気なのに、そして一衣舎さんの展示会にも行きたいのに、珍しく今日は仕事。うーん、慣れないからこのパソコン使いにくいぞ。千葉で試食販売やってます。そして第二回目はちょうど葉山アート市の日。
 でも今日は、大変だったけどお客さんのうれしい反応もあって、なかなかよい一日でした。試食してそのまま帰ったものの、帰りの車の中で味がよみがえってきて引き返してまた買いに来てくれた家族がいたり、前に私が電話連絡したお客さんが偶然わざわざよその市から買いに訪れてくれていたり。むむむ、100円が切れる!ここまでか!

****帰宅後追加****
画像は、よくわからないキノコ。
「えへっ」というかんじでひょこっとでてきた。

2006.4.19 [水] 

くもり時々晴れ

 今更な話題だけど、父の名を成分分析にかけてみたら、50%が魔法で出来ているとあった。わかる気がする、すごく。
 私の名前を半角あけてやってみたら、75%は覚悟で、13%は陰謀だそうだ。やはり灰色な成分が多い。

 やはり今更な話題だけど、こないだのオリンピックの女子フィギュアスケートの中で一番印象深かったのは、ロシアのスルツカヤ選手のショートプログラムでの演技だった。
 それまでの彼女は素人の私には既に完璧に見えていたが、それらの解説をしていた誰かが、まだまだ全開ではない、オリンピックで全力を出し切るように調整している筈だ、と言っていた。これ以上があるとはその時には信じられなかったが、でも本当にそうだった。ショートプラグラムでは、何でも好きなように出来る、自分を隅まで制御できるという自信に満ちているように見えた。荒川選手が金メダルだったのはもちろんよかったけど、スルツカヤがあのままフリースタイルでもめいっぱいな状態を発揮できていたらよかったのにな、とも思う。

画像は、モミジの若葉。ここんとこ、若葉の若々しい色で霞み、山がもえもえしている。

2006.4.18 [火] 

晴れ 大変気持ちのよい天気

 ごみをだしにいったら、また車の中がくさくなった。
 山吹が花盛り。桜が終わると、さあて今度は私の番よ、とばかりにそれぞれの自己主張が始まるので楽しい。
 新一年生の群れが通学路をうろちょろして、そばを車で通るときにはひやひやするけど、真新しい黄色い帽子がタンポポみたいでかわいい。

画像は、何だかよくわからない羊歯の仲間。山吹の写真を撮りたいが、手の届くところになかなかない。うちの周りで手の届くところにあったものは数年前に行きずりのハイカーが引っこ抜いていったので今はない。

2006.4.17 [月] 

晴れ後くもり

 某コラムにて、自分で販売している商品のことも知らないようなお店云々、というのを読みましたが、そうなんですよ、食品の場合は本当にそういう店多いんです。バイヤーでさえも、食べずに取引するかどうか決めてるとこは結構あるらしい。長い間取引していたけど食べたことなかった、とか。なんじゃそりゃ。話題性があるとか、包装が目を引くとか、そういうので判断しているのかなあ。あまりにも沢山の品物を検討せねばならないので全てを食べていられない、とも聞いた。味もわからずによく人に勧められるよなあ。物凄く不思議なことをしているように私には見える。

 話変わって、私も以前住んでいたアパートに、前の住人宛と思われる借金の督促状が届いていたことありました。自分宛だと思ってうっかり開けちゃったんだけど、某都市銀行二行から何回か来ていたなあ。金額は確かそれぞれ40万くらい。私のほうから銀行へ数回連絡してようやくこなくなったけど、どうなったことやら。

画像は、蕨かな?

2006.4.16 [日] 

くもり時々雨

 機織り教室へ。今日と、あともう一回くらいで出来上がるかなあ。作業自体は楽しいが、ずっと同じ色の糸ばかりで飽きてきたので、短い残糸などをはさんでみたら、ますますよくわからない色あわせになった。
 今日で完成した方もいた。すごくきれいなショールだった。この方が使ったのと同じような色糸で私も織っているのだが、見栄えが全然ちがう。お互いに機織りは初めてなのに、やはり感性のちがいなのか。
 おやつに頂いた日向夏と鯛焼き、とてもおいしかった。

 そういえば、今朝乗ったバスで偶然パートさんに会ったけど、私が声かけても中々私だと気付かなかった。もう10年近く働いてもらっているのだが、そんなに化粧前・化粧後の私は違うのだろうか・・・。(←違うんです)

2006.4.15 [土] 

くもり時々晴れ

 ある百貨店のお茶道具売り場はいつも素通りしていたけれど、ふと見たらなんだかきれいな茶碗などが並んでおり、しかもそれらがびっくりするようなすごい値段でもなかったので、思わず買ってしまった。
 買ったはよいが、お茶の事は殆ど知らない。だいたいこの道具が一体なんなのか、よくわからない。
 でも眺めて楽しむとか、花を挿すとか、天丼を盛るとか、使い道は他にあるだろう。
 画像がその三点セット。店員さんに、お店からの案内が届いているかと尋ねられた際に思い切って、実はお茶の事はわからない、と打ち明けたら、
「え?じゃあ、何にお使いになるんですか?」
小壷は七味入れ、筒型のは猪口、どんぶりでは卵かけ御飯を食べるのにいいなあ、などと実は思っていたが、
「お花を生けたりしたらいいかなあと、おほほ」
などとごまかし、それぞれの説明を簡単にして頂いたが、分かったようなわからんような。
 ここの奥には茶室もあり、どうやらお茶をだしてもらえるようだったが、着物きていたせいか、そこへ連れ込まれそうになり、うっかりそんなとこへ入った日にゃあ、何をされるかわからん、ってことで、
「結構です、おほほ」
と振り切って逃げてきた。ああ、危なかった。お茶の作法を知らない者にとって、茶室とはかように恐ろしい空間なのです。
 KW見直しのために訪れる筈だった店には結局たどり着けず。何故か洋服屋さんでズボンの試着なんかしちゃって、着物きてても股上の浅いものなら試着可能だと確認した。人には見せられない格好だが。
 今日の映画は、「ブロークバック・マウンテン」を再び。早く帰って「男はつらいよ 第一話」をテレビで見ようかとも思ったが間に合わないとわかったので、急遽映画に変更した。

画像がその3点セット。後でSさんに教えて頂いたところによると、どうも携帯用お茶道具セットの一部らしい。これで野点はばっちりですよ。でも自分で点てられないけど。

2006.4.14 [金] 

くもり どんよりと暗い

 最近テレビで寅さんを何話か観たけど、「男はつらいよ」って、おもしろいのね!今まで食わず嫌いというか、ちっとも興味なかったよ。別に気にしていないけど、小学生の頃に遭った初チカンが寅さん似(帽子もかぶっていたと思う)だったからかなあ。
 でもまあ、寅さんが本当にいたら周りの人は大変だろうなとも思う。それでも愛されている点でこの映画はファンタジーっぽい。うーむ、帝釈天へ行きたくなってきたなあ。

画像は、イタドリの若芽。周りの緑のはスギナ

2006.4.13 [木] 

くもり

 昨夜の残りのカスタードクリームをあっため、ラム酒をたらして食べたらおいしかった!「ケンタロウの、ばーんとおやつ」に載っていたのだ。うっかりラムをどばっとかけすぎて、昼間から眠くなってきた。

画像は、エイザンスミレ、別名エゾスミレ。比叡山で発見されたからついた名前だそう。花は普通のスミレと同じだけど、葉が大きく裂けているのが特徴。普通のスミレはハート型の葉をつける。

2006.4.12 [水] 



 夜、苺タルトを作っていて、タルトの土台の部分が焼けた、と思ったら、型から外すのに失敗して、粉々に砕いててしまった・・・。大変大変かなしい。
 もう中身もつくってしまったので、仕方がないから砕けたクッキー生地を更に粉々にして、バターを加えて練って、無理やり土台の形にしてタルトにした。でも見栄えが悪い。ああ、かなしいよ。

画像は、正確な名前は不明だけどヘビ苺。赤い実をつけるが食べられない?焼酎につけて薬にするとか聞いたことある。

追記:図鑑によれば、ヘビイチゴではなく、キジムシロらしい。

2006.4.11 [火] 



 ハイキング後の筋肉痛がまだある。今週は玉ねぎ週間だというのに・・・。
 私は計算ドリル、英語音読、写経を脳のためにやっているが、気付けば母は塗り絵をやっていた。うちって、どんどん頭がよくなる?でもこういうことを一番やってほしい父はなにもしていない。脳か体のどちらかでいいから鍛えてほしい。

 私もキーワードの見直しをせねば。気になりつつも放っておいてものがちらほらと。

画像は、名前は不明だけど木苺。オレンジ色のすっぱいイチゴがなる。

2006.4.10 [月] 成分分析

私も成分分析やってみました。

本名だと、
 80%は見栄で出来ています
 14%は苦労で出来ています
 4%は心の壁で出来ています
 2%は成功の鍵で出来ています
えっ、そんなに見栄ばっかりなの?
なんて灰色な成分なんだ。

画像は、名前は不明だけど野苺。赤いあまいイチゴがなる。

2006.4.10 [月] 

曇りのち雨。寒い

 「脳を鍛える大人の計算ドリル」「1日5分で英語脳をつくる音読ドリル」に加えて、新たに般若心経の写経を始めた。特定の宗教に対する信仰心は持っていないが、友達が写経をしているという話を聞いておもしろそうだと思ったから。
 なんでも彼女は、今までイライラすると飲酒していたものの、徐々にその量が増えてきたことを反省し、そのイライラを酒ではなく写経で治めよう、と思い立ったのだとか。私が始めたのは、その発想がおもしろかったのと、字が少しはうまくなるかも、そして、ボケ防止にも効果ありと聞いたからだ。
 最近こんなのばっかりやってるが、脳の老化を防止したところで元が元だから、、今更どうにもならん、とも思う。でもまあ、今のところはこれらが楽しいので、買った本の分はとりあえず続けてみよう。

 お茶部、関心あります。が、実はカフェインアレルギーがあるらしい、という致命的な問題のために、断念しております。お茶抜きでお菓子だけだったらいいんだけど・・・。それかアルコール。←茶道をなめてる態度ですね・・・。

画像は、昨日の散歩でみつけたイカリ草。碇に似てるからかな。初めてみたような気がする。

2006.4.9 [日] 

晴れ。風が冷たい

 先週は東京で桜が身頃だったけれど、こちらでは今日辺りがちょうどよい感じ。なので、地元の適当な道を選んでハイキングをした。リュックには、昨日買って飲まなかったもう一本のビール、やはり昨日食べなかったどら焼き二つ、同じく昨日の残りのチーズ、うちにあったパサパサして硬そうなシナモンロール、水、飴、クッキーを入れて、昼頃に家を出た。
 うちから15分歩いただけでも、うちにはない変な花が結構咲いていた。木の芽時というけれど、本当に芽が出始めの今は、山がぼんやりピンクと緑に霞んできれいだ。
 地元のことをよく知らないので、初めての道もあっておもしろい。予定外に歩いた旧甲州街道は、そういえばここを前回通ったのは中学1年の冬だったなあ、と思い出したが、当時の様子はもう覚えていない。大してきつい道ではないが、しかしこれらは全てここいらの通学路で、最近の子供は歩かずに車で送り迎えしてもらってるみたいだけど、私が小・中学生の頃は皆ここをせっせと毎日歩いていたのだ。小学校で「や〜まの子は山の子は、みぃんなつーよいぞ〜」というヤケになったような歌を歌わされたが、実際本当に強かったんだろうな。
 本日の目的地の貯水池には桜が沢山植えてあり、毎年人が大勢集まってカラオケ大会など開いている。近づくにつれて変な音がするので何かと思ったら、誰かの歌声だった。
 池の脇の小山にのぼり、満開の桜の下で、もってきたビールやおやつを食べた。うまいー!大抵のものは外で食べると数倍はおいしくなると思う。まずそうだったシナモンロールもけっこうおいしかった。
 全工程で10kmあるかないか位で、さんざん道草くって4時間ちょっとだった。また気が向いたらどこかへ歩こう。

画像は、浦島草。もう少しすると、花(というか苞)の中からヒゲみたいなものがひょろ〜っと出てくる、はず。コンニャクもこんな感じの花をつけます。

2006.4.8 [土] 

晴れのち雨、のちに晴れ

 今日は渋谷へ映画「立ち食い師列伝」を見にいくつもりだったが、道中の景色がのどかだったために、雨が降るって予報だけどこのままもちそうだから、また新宿御苑へお花見に行こう!と急遽引き返して新宿へ向かった。同じくデパートであれこれ買い込んで、さて外へ出たら、雨が降り始めたー!沢山買っちゃって、どうすんのよ、これ。寿司なんて早く食べないと腐るよ。上を買ったのに。
 仕方がないので更に予定を変更して、映画「プロデューサーズ」を観た。買ってしまった寿司、ビール、つまみは映画館で食べた。うっかりビールを床にこぼしてしまい、会場係員に迷惑かけました。すみません。映画は、きっと楽しいんだと思うけど、私には、うーん、まあまあおもしろかった。
 映画館を出たら晴れていた。なんだかもう今日は映画を観る気がしなくなって、吉祥寺で本屋とユザワヤ三昧。作りかけの手芸が沢山あるのに、また布買っちゃったよ。

画像は、うちの藪に毎年咲いてくれる二輪草(一輪草かも?)
    ↑
  二輪草でよい

2006.4.7 [金] 

晴れのちくもり。曇ってからは結構寒い。息が白い

 花がなかなか咲かないと思っていたけど、よく見たらもう結構咲いてた。でも今年はスミレが少ない。
 今年はてんとう虫が多くて困る。何でこんなに多いんだろう?なんて私にわかる筈もないが、妄想に近い推論をすると・・・、
・幼虫の時点で敵が少なかったから
・敵、すなわち小鳥が少なかったから
・小鳥の敵が多かったから
・小鳥の敵、そういえば去年はトンビが多かった
・トンビがやたらと低空飛行を繰り返していた
・近くの高速道路の休憩所で、トンビを餌付けしようと肉を与えていたらしいから
故に、誰かがトンビに餌をくれたのが悪い!多分。

画像は、いつの間にか咲いていた白いスミレ。こんなところの株は今まで気付かなかったよ。どこかきれいなものがいっぱいあるところへ撮影旅行に行きたいなあ。というか、もっと写真を上手にとれるようになりたい。

追記:図鑑によれば、ゲンジスミレというらしい

2006.4.6 [木] 

晴れのちくもり

 今月と来月にある出張のための宿を、どこへ予約したのか、わからなくなった。なんと言うホテルだったのか・・・?というか、そもそも予約もしたのかどうかすら覚えていない。あれこれ調べてメモした紙が出てきたが、金額ばかり書いてあって、肝心な名前が書かれていない。
 およその場所をうろ覚えしていたので、あり得るホテルを調べて、仕方がないからそれらに電話して、すいません、私は予約してましたっけ?と尋ねて周った。どうやら、どこにも予約はしていないようだった。おかしいなあ。すっかり済んだつもりだったんだが。
 暫く前から、「脳を鍛える大人の計算ドリル」をやっている。「1日5分で英語脳をつくる音読ドリル」もやっている。まだ効果が表れていない、ということなのだろうか。

画像は、これ何ていう花だっけ?でもまだうちには咲いていない。

*******
かずさん、こゆきさんより、画像上はホトケノザ、と情報を頂きました。
そして、似ていて混同しやすい画像下は姫踊子草、とかずさんより教わりました。
皆さんありがとうございます。

2006.4.4 [火] 

お茶占いは、京番茶でした。
番茶はすきだけどさ、「鬼も十八番茶も出花」っていうくらいだし、ええ、私は18歳も淹れたても過ぎた番茶ですよ。

>一番茶を摘んだ後の硬化した葉を蒸しあげて十分乾燥させ、強火で炒ったもので、
この辺りがすでに、とうがたっている感じ満点。

>あなたの身上は気さくさ。
はずれ

>ざっくばらん、
あたり

>外向的な性格で、大人数で賑やかに過ごすことを好みます。
はずれ

>甘えん坊のあなたは
あたり

>人あたりも柔らかくみんなから可愛がられますが、
はずれ

>人への依存心が強く何かトラブルが起きた時はめっぽう弱いところがあります。
まさにその通り

2006.4.4 [火] 

晴れ。風があったかい

 一昨日一雨あったあとに、やっぱり桜が一気に咲いた!ただし、うち以外のところで。その他の花もうちでは全然咲かない。花がないのと対照的に、てんとう虫が物凄く多い。うちって呪われてるの?でも、私としてはかなり幸せに暮らしているんだけど。
 幸せな電話をもらった。お客さんから続けて2件もお褒めの言葉を頂いた。とても嬉しい。嬉しすぎて、具合が悪くなった。ウディ・アレンの昔の映画「泥棒野郎」(←大変お勧め!)の中で、恋人が出来て、幸せすぎて吐き気がした程だった、とかいう表現があったけど、そうなんですよ。浮かれる気持ちを抑えようと反対の気分を無理やり起こしすぎて、却って気持ち悪くなることが、あるのです。大変ありがたいことです。

画像は、ハコベ。でもまだうちには咲いていない。

2006.4.2 [日] 

くもりのち雨。もうちょっと降ってくれると嬉しい。そういえば、桜がもう後ちょっとで咲くんだけどな、という頃にはいつも一雨あって、その翌日に一気に咲く(うちの周り限定で)、というのは幼いころに自分で見つけた最初の自然の法則だったと思う。

 裁縫でもするか、とちくちく熱はあるんだけれど、さて何から手をつけたものか。そう思ってごそごそ引っ張り出してみたら、なんともまあ、私のだらしない性格を表すものがぞくぞくと現れた。パッチワーク、ビーズ刺繍、刺し子、スモッキング、縫いツマミ、刺繍、これら全て、やりかけてそのままにしてあるものだ。布をつないだのはいいけどそのままだったり、刺繍はしたものの何かの形にはしていない布きれだとか、スモッキングして縮れた得体の知れない筒状のものとか、ちょっとずついろんなことをやりたい、でも完璧にはできない、というのは、まさに私の性質そのものだ。オチがつかない。面倒になってきたから、今日の日記もオチなしでこのまま終わる。

2006.4.1 [土] 

晴れ。大変よい陽気。風も強くない!

 うふふー。
 今日はお花見だった。野点だった。ネエチャンゲームだった。
 此花のさくや姫についてはちょっとは知っていたけど、改めて検索してみたら、東南アジア付近の伝説とも共通点があるとかで、そのため、さくや姫と姉の岩なが姫のお話を「バナナ型神話」という類型に分けるのだとか。バナナですか。さくらんぼとかではなく?
 木が話しかけている言葉を意識する、っていうの、よく考えたら普通によくやっていることだった。というか、ただの私の妄想だけど。たまにそれを一人でぶつぶつ言っていることに気付いて慌てて黙ったりして。
 お花見の後は、性懲りもなく映画を観ました。
 ちょうど「チェコアニメ映画際 Aプログラム」がやっていたので。でもあんまりおもしろくなかった・・・。ポヤルのが出ているDプロに期待しよう。
 続いては「ナイトウォッチ」。おもしろかった。が、もっともっとおもしろいかと思っていたのでちょっと残念。

画像は、今日の新宿御苑のサクラ。枝が波打っていておもしろい

2006.3.31 [金] 

晴れ

 竹さんの日記をみて、自作の洋服地キモノを喜ぶ気持ち、わかります。
 私は始めて作った浴衣(ミシン縫い)は、ユザワヤの型紙を使いました。でも確か背縫いはあったなあ。広幅物を使う場合は、偽背縫いとして、背中心をつまんで縫うように、と書いてあった気がする。
 昔1000円で買った今時の浴衣は、やはり背中心をつまんで偽背縫いをつけてあった。

 そして思い出したけど、「型紙」という洋裁の発想らしく、曲線が結構多かった。脇縫いや袖付け辺りは微妙に曲線だった。構成はキモノと同じだったけれど。
 初めてのことなのでキモノの構成自体がよく理解できであらず、まあまずは馴染みのある型紙というやり方で入ろう、と思ったのだけれど、結果としては却ってやりにくかった。和裁のよいところは、型紙なくても、端から何センチ、縫ったそこからさらに何センチ、と物差しあてて行けば出来上がるところ。でも型紙のお陰で作る手順や全体の構成のイメージがつかめたので、次からは和裁の本を見てもわかるようになった(袷は未だにわからないが)。だから、型紙もまあ、勉強にはなるのかも。

 夜は、明日に備えてあられを作った。簡単です。といいながら、砂糖衣がけを一部失敗して、大学芋のようにしてしまった。

画像は、一昨日みつけたナズナ。でもまだうちには咲いていない

2006.3.29 [水] 

くもり、強風。今年は強風が多い

 東京はもうサクラが見ごろみたいだし、あちこちで春の訪れを聞くけれど、うちの周りには殆どそれらしいものがない。確かにモミジの枝先には赤い葉芽が出てきたし、枯れ草の間からスイバの芽が出てきているけれど、毎年勝手に生えてくるスミレは全然見かけないし、フキノトウもあるんだかないんだか。だいたい枯れ草ばっかりで青いものがない。花に至っては全然ない。
 郵便局へ行ったついでにその辺をウロウロしてみたら、もう色んな花が咲いて、サクラもあと一歩、というところまで来ていた。大して離れていないのに、この違いはなんなんだろう?

画像は、出先で見つけた西洋タンポポ

2006.3.26 [日] 

晴れ

 今日もまだだみ声が直らない。昨日は調子に乗りすぎたなあ。

 何故いのちを大切にせねばならないか、何故人を殺してはいけないか、何故自殺してはいけないか、子供にこれらを尋ねられたらどう答えるべきか、という話題が数年前に流行ってから、私なりにいくつかの答えを思いついて来たが、その中の一つは、なぜならば、そのいのちが存在するために数々の他のいのちが既に犠牲になっているから、多くの他のいのちの犠牲の上に今のいのちが成り立っているから、というものだ。
 生きるためには食べねばならず、食べるためには他のいのちを殺し、踏み台にしなければならない。私たちの後ろには、こうして今までさんざん犠牲にしてきた他の生き物達の亡霊が長い長い列を作って続いているのだ。
 いのちを粗末にするということは、これらの多くの犠牲を冒涜するのと同じだ。
 自殺などしようものならば、その人が今までに食べた牛数千頭、秋刀魚数千尾、トマト数トン、米何百俵などの亡霊達は怒り心頭だろう。あなたが生きるためにこっちはいのちをささげたのに、なんだって今更それを無駄死ににするのか。
 誰かを殺そうものならば、被害者が今までに食べた豚数万匹、鶏数万羽、大豆数トン、ほうれん草数万把などの亡霊たちはがっかりするだろう。こっちはあなたを生かすために死んでいったのに、なんでまたいきなりそれを無駄にされてしまうのか。
 殺人犯が今まで食べてきた羊数十頭、鯨数十頭(そろそろ食材ネタがくるしくなってきたぞ)、小麦数トン、キャベツ数千玉などの亡霊たちは悲しいだろう。あなたを殺人犯にするためにこっちは犠牲になってきたんじゃないわい。
 というわけだから、いのちを大切にせねばならないよ、と私なら説明するだろう。もちろんこれだけがその理由ではないけれど。食べ物の仕事してると、乱暴な言い方をすれば、いのちで商売してるんだよな、と思う。

画像は、最近始めた手芸、スモッキング。作業が絞りにちょっと似ている。楽しんだけど、でもさてこれを何にしようか

2006.3.25 [土] 

晴れ
 
 今日は私もお持ちよりパーティでした。
 私の料理は、友達の台所を使わせてもらって作ったトマトソースのオレッキエッテ。こないだ行ったオストゥーニで買ってきた麺をとっておいたのだ。おいしく食べてもらえたようでうれしい。
 酔っ払って、作る人と売る人では考えていることが基本的に違う、という持論を長々とぶってしまった。ああ、段々父のようになってきているなあ。嫌だなあ。でも業界の異なる友達にも同意してもらえてうれしかったよ。
 酔っ払って、喋りすぎてしまいには声がつぶれてしまった。なんだかものすごいだみ声だ。
 酔っ払って、終電をまたも逃し、ああ、いつもすみませんね、Iさん、今夜もまたこのまま泊めて頂いた。
 こんなことをずっと続けていられるといいね、と友達が言ったけど、本当にそう思う。そうか、当たり前だけど、限りあるいのち、時間、なのだよね。もっと意識して暮らそう。

画像は、今日のオレッキエッテの乾麺。耳たぶ型の丸いののほかに細長いものも混じっているのがオストゥーニの特徴なんだとか。丸いのは女性、細いのは男性を意味し、結婚式の時に食べるのだそう(以上、辞書をひきながらの会話で知ったことなので、間違っているかも)

2006.3.23 [木] 

くもり

 こないだオスカーをとったジョージ・クルーニーが、オスカー候補になるともらえるお土産セットのバッグを、ハリケーン被害者を援助する団体に寄付したのだとか。これを競売して得たお金を慈善事業に役立てて下さい、ということのようだ。
 オスカー候補が受賞とは関係なく何か記念品みたいなものをもらえる、ということは聞いていたけど、1000万円以上のえらく豪華な内容らしく、びっくり。「パルプフィクション」で久々に脚光を浴びたジョン・トラボルタが候補になった時、これが記念品のティーシャツだよ、とうれしそうに広げて見せていたので、ふうん、ティーシャツがもらえるのかあ、くらいに思っていたけど、もっとすごいんだね。
 ジョージ・クルーニーが寄付したバッグの中身のリストの中に、「Kay Unger vintage silk kimono 」というのがあって、これって着物のことなのかなあ。画像を探したが、こんなものしかなく、よくわからない。Kay Ungerって、デザイナー? この人の古着物、ってどういうのだろう?
*追記*
500ドル相当のものらしいです。

画像は、最近さいたサボテンの花。今までで一番大きいような気がする

2006.3.21 [火] 

晴れ。靖国通りの桜はぽろぽろ咲き始めているが、うちのほうはまだまだ

 今日も映画を休むわけにはいかんので(←別に休んでいいんだよ、私よ)、母のおはぎを食べた後、「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」を観に行った。大変おもしろかった〜。今度もグルミットはけなげで、でもとてもかっこよかった。
 短時間だけど今日も機織りをさせてもらえるとのことで、市谷へ。こないだの原始に回帰した私の機は、もうだいぶ慣れたので大変よい按配だった。3時間弱を集注してやったら1mくらいは進めた。これでだいたい半分弱くらいかな。あと2回くらいで片をつけたいものだ。

 靖国神社の塀に貼ってあった遊就館のポスターに、
「戦争を知らない若者達に伝えたい。この感動を・・・」
というようなことが書かれていた。「感動」ってどんな意味?

2006.3.19 [日] 

晴れ。強風

 去年入ってみたトルコ料理屋の話を友達にしたらえらく興味をもたれてしまったので、今日は皆で連れ立って谷中散策も兼ねて行ってみました。
 なんちゅーか、相変わらず変なところだった。1000円のランチでこんなに次々と料理を出して、元は取れているのだろうか・・・。
 おなかが落ち着いた辺りでダメ押しのように鳥の丸焼きが出てきたときにはびっくりした。あと、桃の缶詰が、勘きりで封を切っただけの状態でそのまま出てきたときにもびっくりした。
 散策もしたかったし、朝倉彫塑館にもいきたかったが、とにかく風が強くてどうにもならず、結局すぐ近くの喫茶店で喋りして過ごした。夕飯どうする?ってことで、この後また場所を買えて今度は晩御飯。食っては喋り、の一日だった。
 この人達と集まるといつもこう。次の週末にも同じメンバーでお持ちよりパーティがあるが、こんなことばかり飽きもせず繰り返して、よく関係が続くよなあ、と我ながら感心+感謝する。

画像は本日のお昼御飯、トルコ料理

2006.3.18 [土] 

晴れのち雨

 今日は夕方から雨が降るという。しかし、本日の予定では殆ど映画館の中で過ごすことになるので、傘もいらないか。
 映画鑑賞強化日間の1本目はウェス・クレイヴンの「カースド」。おもしろかった。真楽のRRCさんはいつもほんわかしているけれど、眉間に皺をたてて不機嫌な顔をしたらクリスティーナ・リッチににていると思う。
 ここは40人くらいしか入れず、学校の巡回映画を観ているような気分になる。こんな映画を並んでまで観たいとは一体どういった人たちなんだろう?と、自分のことは棚に上げ他の人たちを観察。垢抜けた人はおらず、、というか女性は他におらず。しかしそういえば、以前ここへ来たときには私は着物着ていたっけなあ、と忘れていた自分のことを棚から下ろして振り返った。
 二本目は「ブロークバック・マウンテン」。大変おもしろかった。よよよ・・・。こちらはこないだオスカーをとったばかりとあって立ち見の出る込みようだった。客層を観察すると、むむむ、気のせいか、男性の2〜3人連れが多い・・・か?
 三本目はこちらもオスカーとった「クラッシュ」おもしろいけどあまり好きな映画ではなかった。
 何でこんなにとち狂ったように映画観てんだろ?とも思うけど、待ちに待ったものは早く観たいし、それに最近はうっかりしていると2週間で終わっちゃうのも多いので、見逃してしまうのだ。
 

2006.3.17 [金] 

晴れ。強風

 春一番が吹いたはずなのに、ここんとこずっと強風続き。もう春五番くらいか?
 勝手に生えて大きくなった桑の枝が伸びすぎており、前々から気になっていたので少し枝を払ってみた。本当はもっと寒い時期にやるべきなんだろうなあ。
 でも、結構難しい。というか、すっかり太くなってしまったので、中々切れない。乾いて頼りなげに見えても中は青々として粘りがあり、私ののこぎりに目いっぱい歯向かっているようだった。
 高いところの枝をゴリゴリやっていたら、切りかすが飛んで来て目に入った。一気にやる気が失せ、刀傷をつけたところで中断してしまった。そうやって木が防衛したのかもしれなかった。
 この木にはいつも葛が盛大に絡みつき、余計に重苦しくなっている。まだ茂らない今の内に葛の根元から切ってしまおう、と去年の蔓をたどっていくと、その根元の頑丈なこと。草とは思えないような殆ど木の状態で、直径が3センチ近くもあった。これだけ丈夫ならばターザンでもつり橋でも出来るな。
 適当に切り落としていたから、切り口が斜めに、とがってしまった。これもいつか私を刺すなどして、仕返しするのだろうか、と思った。
 強風ですっかり雲が掃除されてきれいになった青空の下で、カップラーメンをおやつに食べた。うーん、こういうものもたまに食べるとおいしいねえ。
 とおもったけど、だんだん気持ちが悪くなってきた。

画像は、伸び放題に伸びて空を覆いつくそうという勢いの桑の枝

2006.3.16 [木] 

くもり

 休日に働くことなんてめったにないんだが、よりによって葉山芸術祭の日に仕事をすることになってしまった。お得意先で、試食販売をするのだ〜。日程を組むとき、さりげなく芸術祭の週末を避けたんだけど、
「母の日ってことで、イベントも予定しているので、やってもらえませんかねぇ〜ぇ〜」
ということで、決まりました。
 休日に働くなんて、今年の私は頑張りすぎ?というか、いままでが頑張ってなさ過ぎってことなんだけど。

2006.3.12 [日] 原始機

晴れ後くもり。案外とあったかい

 機織り教室、もう何回目だっけ?そうか5回目かな。この5回目にしてついに、大きな問題が発生した。機を壊してしまったのだ。
 機の、経糸を巻き取っておく軸の停め具が壊れてしまった。それというのも、少しでもよこ糸の色が現れやすいようにと打ち込みを強くしすぎたためと、たて糸をきつく張ったほうがやりやすいからと巻取りをきつくしすぎたために、要は私の馬鹿力が停め具のネジを抜いてしまったかららしい。これではたて糸がたるんでしまってちっとも張れない。どうしようか・・・。そこで先生が提案して下さったのは、
「じゃあ、アフリカ式でやってみます?」
だった。
 この先生のすごいところの一つは、問題解決のために働かす想像力だ。身近なものを何でも代用して不足を補っていく。この機転の利かせ方は、ジャッキー・チェンのアクションに通じるものがあるとさえ思う。(←意味不明?いや本当なんだって!)
 ここでいうアフリカ式の機織りとは、日本の地機に似ているもので、たて糸を石の重みで張るのが特徴だ。
 機の向こう側にある、これから織られていくたて糸を長く前方へ伸ばし、先に重石を載せる。手前側のたて糸の端は日本と同じく軸に巻き取り、軸は織り手の両脇に立てた柱に左右の端を固定する。織り手は地べたに座ってよこ糸を入れて織り進んでいくが、手元の軸を巻き取るにつれて、前方はるかかなたにある重石がたて糸で引っ張られて徐々にこちらへ近づいてくる、という具合だ。
 この織り作業には前方に平らで広い空間が必要だが、そこはそれ、草木もあまり生えないだたっぴろい土地なので、織り手のいる所にだけ茅葺のような屋根をかけ、重石や長いたて糸は外に出しっぱなし。見せていただいた写真には、こうした機がいくつも小屋に並び、各々が長く延べているたて糸と重石がいく筋も外へ出ていた。地面には重石がずった後が長く続き、それだけ織り進んだことをよく表している。なんとも大らかで地味あふれる機織りではないか。
 説明が長くなったが、たて糸をきちんと張れなくなった今、このやり方でやってみてはどうか、と先生はおっしゃったのだ。何か重石に代わるものをたて糸の先に結び付けて作業机から垂らせば、たて糸はピンと張る筈だ。先生が見つけてきたのは、展示用に使っている直径25�p位の丸太だった。これを重石にしようという訳だ。たて糸を向こう側へ重石で引っ張ったならば、今度は手前側へもそれに対抗するだけの力で引っ張り返さねばならない。今度は機の枠に紐を結びつけ、それを私の背中に回し本当に日本の地機のようにしようかとも思ったが、結局この紐を足で踏みつけて引っ張ることにした。
 さあ、いよいよ原始的な機織りになってきたぞ〜。使い心地は、常に引っ張り合いをせねばならないので足がとても疲れるが、しかしたて糸の張り具合はかつてないほどしっかりし、しかも均一で大変按配がよい。みんなもこれにすればいいのに〜、とそもそもは自分がしでかした失敗が騒動の元になっていることを忘れて思った。
 なんと言うか、学ぶことの多い教室だなあ。昨日は日の射さない一日で、今日は集中できるかなあと思ったんだけど、やっぱり来てよかった。
この後予定していた映画「クラッシュ」は、オスカー受賞の影響か込んでて入れず、諦めて代わりに観たのは「イーオン・フラックス」。期待していなかったけど、しかしそれにしてもつまらなかった。美人女優さんはそのキャリアにおいて一度は全身タイツを着なくちゃいけないのかな。

画像は、私の原始機。お峰さんが撮ってくださいました。大変よくわかりやすい写真です。ありがとうございました。

2006.3.11 [土] 

晴れ 大変あったかくよい天気

 着物日和、お散歩日和だが、着物のほうは着ていったものの、しかし散歩せずに地下鉄、映画館という日の射さない一日だった。
 地下鉄に関する本「帝都東京・隠された地下網の秘密」を読んでからというもの(実はまだ読み終えていない。実際の地図と照らし合わせながらなので遅々として進まず)、先頭車両の運転席に面したガラス戸に顔の脂をこすり付けつつ、地下の景色を観察するようになった。何か手がかりはないか?と素人ながらに眺めまわす。あんまりやりすぎて酔うこともしばしばだが、当分この熱は続きそうだ。
 今日の発見は、2本のレールの間に時々水溜りがあること。地下水が出てしまうのだろうけど、あれはどう排水しているのだろうか。
 本日の映画は「ヒストリー・オブ・バイオレンス」。大変おもしろかった。続いての映画は「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」。これもおもしろかった。ぼんやりしながら帰宅。

2006.3.9 [木] 

くもり。昨日よりは寒いが、最近は空気がゆるくなったもんだ

 鼻毛が割と長い方で、友人知人などにも時々それを指摘されていたが、先日の見本市で私など及びもつかない、物凄い鼻毛を生やしている人をみかけた。
 頭髪と同じく鼻毛のほうも真っ白だったが、だからといって清潔感がある、とかいう訳でもない。とにかく長く、本数もすごくて、これだけごっそりはみ出すほどに生えていては呼吸もままならないのではなかろうか。
 立派な口ひげの紳士
と評される顔があるが、これだけしっかり存在感があれば、
 鼻毛の豊かな紳士
という顔もなかなか貫禄があってよろしいのではないか、と思った。

 銀行の管理料、先月、先々月と2100円とられていますよ、私・・・。

2006.3.8 [水] 

晴れ。大変あたたかい。暑いくらいだ

 大変ウレシ恥ずかしな伝言、日記を頂き、もだえ苦しんでおります・・・。うふふ。くねくね。

 地元の友達からのお誘いで晩御飯を食べに行った。
 最近妊娠したという彼女は、まあそういうものなんでしょうけれど、えらい沢山の中華料理を注文していた。これは普通、数人で分ける皿でしょ?っていうものを一人で食べていた。五目焼きそば、五目ラーメン、牛肉と玉ねぎの炒め物。すごいなあ。食べ残した分は包んでもらって持ち帰っていたけど、家に着いたら着いたでカステラとリンゴと苺を食べていた。
 そういう私も久しぶりに履いたジーパンがきつくて、彼女の家の玄関でかがんで靴をなかなか脱げなかった。

画像は、転がりまわってもだえ苦しんで、普通なら鼻血ブーなところを鼻血は出ない体質なために、変わりに鼻をほじって、吹き出物をつぶしているところの私。よく光っております。

2006.3.7 [火] 

晴れ。しかし寒い

 よかったね。アン・リー李安、アカデミー監督賞おめでとう。 この人は真楽のあの方に似ている、と常々思っていました。
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 ジョン・ウーにも早く次を作って欲しい。
 愛国心を感じたことは多分あまりないと思うけど、愛アジア心はけっこうあるかも。

2006.3.5 [日] 

晴れ。あったかい

 早起きして映画観るつもりが叶わず。ゆっくり着付けして、たっぷり顔に塗りこんで、日本橋のマンダリンホテルへ向かった。
 アフタヌーンティは楽しかった。おほほだった。別に意地汚いつもりで言うのではないけど、もっと量が多いかと思った。ペニンシュラホテルのときは多すぎて食べきれず、二度目に言ったときには二人で一人分を分けてちょうどよかった。今回はほどよく納まる分量でした。
 こういうところで着物って、実は豪華な洋装よりもしっくりくるのではないかな。

画像は、あったかいお茶についてきたお砂糖。ぺろぺろキャンディーではない

2006.3.4 [土] 

晴れ。いい陽気だが風が少し冷たい。東京はもうしだれ梅なんか咲いているのね。うちのほうはまだだなあ。

 なんか色々寄るところがあったはずが、ぐずぐずしていて周りきれず。
 本日の映画は「SPL/狼よ静かに死ね」。おもしろかった。サモ・ハン・キンポーは水野晴郎化していた。劇中で何回もデブといわれていた。でもあの体型と年齢からは考えられないほどよく動いていた。あの体型からは考えられないほどよく動く、のは昔からだけれど。
 続いての映画は「尻穴」、ではない「シリアナ」。おもしろかった。

2006.3.1 [水] 〜3日(金)

殆ど雨

 くたびれた〜。
 苦手な仕事で、はっきり言ってやりたくないのだけれど、しかし毎回それなりに面白いことがあるし、自分の考えをはっきりと再認識する機会にもなるので、そういう意味での意義はあるのだと思う。
 零細な製造業者や販売者が集う場で、どこも同じく食べ物に関わっているとはいえ、食に対する考え方は本当に色々様々だ。俗に「こだわり食品」などと総称されているけれど、じゃあ何にこだわっているのか、といえばそれはそれぞれ異なっており、実は味にこだわっている人は案外と少ないのではないか、と私は思い始めている。
 もちろん、各人が好きなことにこだわればいいのだけれど、私にとっては、基本的には食べ物は食べてうまくでなんぼ、のものなので、どんなに立派なうんちくがついていても、人目を引くコピーがついていても、いかに流行のものを取り入れていても、多少余分に栄養があるとしても、とにかく美味しくなければどうにもならんと思うのだけれど。
 違和感を感じるたびに、かえって自分の考えがはっきりしてきて、まあ勉強になりました。

 期間中、仕事帰りに映画のレイトショーを観られて嬉しかった。観たのは「アサルト13 要塞警察」「ジャーヘッド」。おもしろかった。
 昨夜は同じ映画館のプレミアにジャッキー・チェンが来ていたのを知らず、どうせ大した芸能人来てないんでしょと高をくくって素通りしてしまった!!むきーっ残念!

2006.2.27 [月] 

晴れ

 明日から4日間、仕事で留守します。まあないでしょうけれど、急ぎで用事の方はメールのほうへお願いいたします。
 珍しくスーツを着る仕事。やだなあ。私も買おうかな、スーツ。殆ど着ることがないので、もう10年も前のやっすいのを未だに着ている。去年も一昨年もその前も、このイベントでは同じの着てたなあ。

2006.2.26 [日] 

雨。朝の内はうちのほうではみぞれだった

 早起きして映画「次郎長三国志 次郎長と石松」を観た。おもしろかった。
 午後から、先週に引き続き「あきやま」さんでの織物教室へ。
 よこ糸を入れてからこれで二回目だけど、よこ糸の色が殆ど主張していないのが気になり、どうにかうまい方法はないものかと、素人の浅知恵であれこれと無謀なことを試す。絨毯状に糸を植えつけてみたり、糸切れを挟み込んでみたり、節のある太い糸をつかってみたり、あれこれやったが、かわいくないか手がかかりすぎるかのどちらかで遅々として進まず。
 思うに、全体の工程の中で一番重要で難しいのはデザインではなかろうか。設計図に当たるわけだから当然なんだけど、縦横の色の組み合わせで結果としてどのような見栄えになるのか、なかなか事前の予想が立てにくい。

画像は、毛を植えてみたところ

2006.2.25 [土] 

晴れ

 西荻駅界隈を少し散歩したら、ちょこちょこお店が入れ替わっていた。南口駅前に着物屋さんができていた。それはいいんだけど、ここにはずっと以前から和菓子屋さんがあって、結構気に入っていたので、それが忽然と姿を変えてしまい、残念だ。
 バレエ「マラーホフの贈り物」を観にいった。おもしろかったが、なんと言うか、マラーホフは手抜き?。他の人のところはよかったけど。
 フィギュアスケートもバレエの形を取り入れているのだろうから当然だけど、イナバウアーとかビールマンスピン、手放しV字バランスとか、そういうのもあった。
 そういえば、映画「センターステージ」には、五輪金メダリストのイリヤ・クーリックがバレエダンサーの役で出ている。この映画、面白いですよ。バレエ漫画みたいで。

2006.2.21 [火] 

くもり。わりとあったかい

 夜、お菓子を作った。きなこと上新粉と蜂蜜を混ぜて蒸したもの

2006.2.20 [月] 

雨のち雪。昼過ぎからみぞれになり、雪になった。寒いなあ

 私も、を読んでいたら以前の身丈問題が気になり、掲示板を読み直してみた。
 おもしろい!とても濃い内容だし、話の進み方もきちんと整理されながらなのでまとまっているし。私は当時これを殆どちゃんと読んでおらず、というか言い訳なんだが、連載小説とかあまりきちんと読まないほうで、本になってからまとめて読むのが好きなので・・・。話に参加していなくてダメだなあ。
 こんな身のある議論が起きているときに、一体私は何をしていたんだ?と気になり当時の日記を見返すと、7月10日なんて、ハーレイ・ジョエル・オスメント君がこなきジジイに似ている、とか書いてあるよ。14日に至っては、検便に備えて前日は便意をこらえて腹に溜めておいた、などという下らないことが自慢げに書かれている・・・。
 しかし、こうして後から読み返すことができて、当時の盛り上がりを追体験することができました。掲示板を後から見直すのって、KWを見直すのと同じくらい便利だ。デジカメ買うときも再読しました。

母が雛あられを作っていた。画像のがそれ。

2006.2.19 [日] 

くもり

 この一週間楽しみに待った織物教室へ、今日も出かけた。今日からは横糸を入れられるはず。
 しかし、機の前後の軸に経糸を巻きつけるのに結構時間がかかり、しかも、実は間違ったことをしたのに気付かずに、得意げにそのまま放置してお茶飲んだりしていたために、なかなか次へ進めず。この間違ったまま放置したもののために、しょうさんやもう一人の方までこれを見て間違ったことをしてしまい、迷惑かけました。私のすること教えることって、間違ってること多いなあ。これも風説の流布か。
 私が選んだ筬は1�p間に10本の経糸が入るが、今回使用する糸の太さにしてはかなり密な経糸の本数であるという。半巾帯にするので、しっかりと硬い布にするためにしたことだが、いざ横糸を入れてみて、誤算に初めて気付いた。経糸があまりに密なので、横糸にどんな色を入れても殆ど目立たず、ほぼ経糸の色だけしか仕上がりに現れないのだ。例えれば博多帯のようなもの。経糸を縞模様にしたので、横糸も縞にすることでチェックのような柄を期待したが、横糸に何を入れようと、おそらく出来上がりは殆ど縞にしか見えないだろうなあ。でもまあ、出来た物を締めようと思う。

 本日のちょっと感動したこと。
 それは、糸くずも粗末にしない心がけを先生から聞いたこと。無駄なく糸を使い切るためには、経糸も不揃いにならぬようきちんと整形するほうがいいし、結び目は切って取るのではなく解くほうがいい。そしてやむを得ず出てしまった糸切れは、集めて和紙に漉き込んだり別の布作りで織り込んだり、残糸処理を工夫する。
 きっと、日々の生活や、布を作るまでのすべてに昔から触れていた中で先生が受け継ぎ学んだ姿勢なのだと思う。
 そういう何かを、私は受け継いでいるだろうか。学び取ったものが何かあるだろうか。受け継いだというか、昔からうるさく言われていることといえば、借金の保証人にはなるな!とか、埋め立て地に家を建てるな!とか、そんなんばっかだなあ。

画像は、マッハの速さで機を織る私

2006.2.18 [土] 

晴れ

 洗い張りと仕立て直しに出していた祖母の着物が帰ってきたので、今日はさっそくこれを着て出かけた。
 恵比寿三越で、羊毛の糸紡ぎを実演していた。糸に撚りをかけるしくみが、ようやくわかった。面白いねえ。
 今日の映画は「ぼくのニューヨークライフ」。おもしろかったが、ウディ・アレンにしてはおもしろくないほうだと思った。

2006.2.17 [金] 

くもり、時々小雨

 たった今、届きましたぞ〜>

2006.2.16 [木] 

雨 朝はあったかかった。恵みの雨

 昨日でたゴミの殆どを捨てに行った。忍者道具は、特に使い道はないけどとりあえずとっておいた。それがガラクタを再び増やすことになるとは知りつつも。

画像は、ごく当たり前にそこいらで見かけるのに名前のわからないつる草の実。ヘクソカズラかとおもっていたが、違う。まだ春の芽吹きはみられず、このくらいしかおもしろいものがない。

2006.2.15 [水] 

晴れ すごくあったかい。気温19度ですってよ。外へ出たら、仕事場よりもあったかかった

 物置、というかガラクタ置き場を探っていたら、忍者道具みたいなものが出てきた。父が登山に使っていたものと思われる。
 機械の修理に使おうとヤスリを求めてここへ来たが、ここは長年入らずの地となっていたので、埃やら何やらでものすごく汚い、訳のわからない箱を一個ずつ開けて当てもなく中を探すのは、恐ろしかった。

画像は、その忍者道具≒ハーケン

2006.2.13 [月] 

晴れ

 たかだか2日織り講座に参加しただけで、なんだかもう機が欲しくなってきたぞ。母も以前から欲しいと言っていたので、今の半巾が完成して、それでもまだ熱が冷めていなかったら検討しよう。
 こんなのだったら持ってるんだけどね。でもこれですら、途中でいやになって止めてしまった・・・。

画像は、野薔薇の実。こんな実がなるとは知らなんだ。

2006.2.12 [日] 

晴れ

 今朝は映画「ミュンヘン」を観た。おもしろかった。
 午後から、昨日の続きをすべく「あきやま」さんへ。
 今日の予定は糸の筬通し、綜絖通し。どっちも面倒な作業だが、やってみると単純作業は結構楽しい。目の前のことをただひたすらこなす、というのは性に合っていると思う。出来がいいかどうかは別としてだけど。
 こんな単純な作品であってもこれだけの手がかかるとなると、プロの仕事の如何に大変なことか。綜絖通しが思いのほか速くできたのに気をよくして、うちがつぶれたら「筬・綜絖通し屋」になってもいいなあ、などと思っていたが、さっそく間違いを発見し、こんな雑な仕事ぶりではプロにはなれないなあと、本業を真面目にやろうと思い直した。
 昨日までは糸として線だったものが、だんだんと布に近づいて面になりつつある。まさに物を作っていく、組み立てていく面白さ。来週はいよいよ縦糸を入れる。楽しみだなあ。

画像上は、整経を終えて整経台から外した私の経糸
画像下は、筬・綜絖を通し終えた状態

2006.2.11 [土] 

晴れ

 先週預けておいたコートのお直しが出来上がっていた。洋服もちゃんとサイズ直しできるんだなあ。縫い代めいっぱいに使ってもらって、ようやく窮屈な思いをせずにきられる程度まで大きくなった。
 家を出るときに少々寒いのを我慢してコートなしで出かけ、直ったコートを受け取ってから、本日より始まる「染と織の店あきやま」さんの手織り教室へ向かった。店頭では印度茜を使って糸の染色もやっていた。染料のにおいは何やら薬効のありそうな、香辛料のようなものだった。
 今日の私の進み具合は、デザイン決め、整経まで。一応予定通りだった。整経台を占領してしまい、すみませんでした>くにえさん。
 私が作るのは何か。無謀と思いながらも半巾帯にした。4mも気合が続くのだろうか。張りを出すために経糸も密にするので筬やら綜絖に通すのが面倒くさそうだ・・・。夕方6時半頃まで頑張って、後は明日、続きをしよう。
 本日の映画は「フライトプラン」。教室の後に観たのだ。面白かった。変な話だった。ジョディー・フォスターは老けたなあ。

画像上は、印度茜の染液に浸けた糸
画像下は、その後ミョウバンで媒染し水洗いした糸

2006.2.10 [金] 

晴れ

 先日の不思議な穴、今日見に行ったら、更に一個増えていた。そして前の穴の内二つは崩れたようにふさがっていた。本当になんなんだろう。

※1月7・8・9日の日記を足しました。

画像は、室内で咲いたつつじ

2006.2.8 [水] 

晴れ 強風 昨日の雪はありがたいことに殆ど溶けて消えてしまった。

 便器は、水道屋さんが昨日見に来て、やはり交換せねばならないとのことで、今週中に何とかしてくれるといっていた。寒さのせいで割れたようだが、以前、排水ががちんがちんに凍った際に、私が乱暴にも熱湯をぶっ掛けたのがよくなかったらしく、その時に既に目に見えないひびが入っていたのかもしれない。ものはもっと大切に扱わねばならない。便器も然り。

 一昨日、ふと見つけた地面の穴。何か動物が掘ったものなのだろうか。直径3〜4cm、細長い枯れ草をそっとつっこんでみたら、少なくとも25�p位の深さはあった。先週はこんなものはなかったはずだ。
 今日になって再び見にいったら、穴の数が増えて3つになっていた。同じく枯れ草を差し込んでみたら、これらの穴はつながっていた。昨日は雪に覆われていたので気付かなかったなあ。誰が住んでいるんだろうか。あんまり深入りして、うっかり”ピーーーー”が飛び出してきたりしたら嫌だから、やめておいた。

画像上は、一昨日の穴
画像下は、今日の穴。わかりにくいが左二つが新しいもの

2006.2.6 [月] 

くもり時々晴れ 寒い!!

 晴れ間もあったけどやっぱり寒い。これから本当に雪になるのだろうか。
 と思っていたら、この寒さのせいなのか、外のトイレの便器が、割れた!!びっくりした。午前中にパートさんが使ったときには問題なかったそうだが、午後、私が掃除しようと水を流したら、ぱっかり裂けたところから水が噴水のように飛び出した・・・。
 確かこの便器は3年ほど前の冬に換えており、それというのも、同じく寒さから当時の便器にわずかだがヒビが入り、そこから水が染み出ているのを発見したからだった。あのときのヒビどころではない、今回のは、叩いて壊してもここまでのものは中々できないのでは?という割れ方だった。
 明日、水道屋さんに来てもらうが、便器、また買うのか。

画像は、便器のひび割れ

2006.2.5 [日] 

晴れ

 皆さんの日記を読んでようやく気付いたが、そうか一昨日は節分だったんだな。随分日が長くなってきているしな。
 でも何も節分らしいことしてなかった。豆は、そうだ、あの日は仕事でキナコをちょこちょこ食べたのだった。柊は、そういやあの日は庭の柊を久しぶりに眺めたのだったっけ。鰯は・・・・、そうだ!その前の日にアンチョビで炒飯作って食べたのだったっけ!

 休日に家にいるのは久しぶりだ。テレビで去年のイタリア生中継とかの再放送をやっていたのでそれを見て日が暮れた。愛読書「南イタリアへ!」の作者、陣内秀信さんがでていた。まだまだ行きたいところは沢山あるな。


 二年前の2月の日記を読み直していたら、西荻に新しくベトナム料理の店ができておりそこで昼飯食べた云々、と書かれていた。ベトナム料理の店?そんなのあったか?知らないぞ。一体どこで食べたというんだ、私よ。
 やはり去年も一昨年も節分を忘れていたらしい。どうせいつもこんなもんよ。

2006.2.4 [土] 

晴れ でも寒い

 母が若い頃に着ていたコートを以前もらったが、昔の流行なのか袖が細く短いため、ブラウス一枚で着ても腕がきつく、放ってあった。着物と同じように洋服もお直しが利けばいいのに、と思っていたら、洋服に詳しい友人曰く、縫い代さえあれば基本的にどこでも直せるよ、と。そこで、前からちょっと気になっていたお直し屋さんを思い出し、持ち込んでみた。
 このコートはオーダーで作られたものだが、お店の人によれば、既製服に比べオーダー品は縫い代が多くとってあるので直しやすいのだとか。お陰でギリギリ何とかなりそう。他にも母の古いコートで着たいけど腕がきついものがあるので、持って行ってみようかな。
 気に入ったものは長く使いたい。もっと、今あるものを直して使う、という考え方が一般的になればいいのにと思う。修理が利くこと自体知らない場合もあるけれど、古いものや直したものを使っていることを、みすぼらしい、と単純に考えてしまうのって嫌だなあ。
 今日の映画は「単騎千里を走る」と「オリバー・ツイスト」。おもしろかった。昔の映画「オリバー!」のマーク・レスター君は、今では整体師をしているのだとか。

画像は、まったく関係ないけど、こないだの旅行で食べたブロッコリーと白いんげん豆のスープ。おいいいいいいしかったのだ!食べたくなってきた〜。

2006.2.2 [木] 

くもり

 昨日は久しぶりにまとまった雨が降ってくれて嬉しい。お陰で今朝はすごい霜が降りたけれど。

画像は、うちの車のボンネットに降りた霜が自然に描いた模様

 

2006.1.29 [日] 

晴れ

 毎度のことだが、こういうところでは私はよく眠れない。ぼんやりした頭で観た映画は「秘密のかけら」。おもしろかった。ケビン・ベーコンはまた裸になっていた。ここ数年で観たこの人の出ている映画で、裸になっていないものの方が少ない。

2006.1.28 [土] 

晴れ

 どこかでお昼を食べるために待ち合わせた。が、ちょっと北海道物産展に寄ったら、ここで何か買って、うちで皆で食べない?と友達の一人が言い出し、結局いつものお持ちよりパーティと何も変わらないことに・・・。でもそれが楽しい。
 夜、終電に間に合うようにと友達の家を出て、ちゃんと余裕を持って駅に着いたにもかかわらず、乗りそびれてしまった・・・。隣のホームで、おかしいなあ、来ないなあ、と待っていた間に、件の電車は行ってしまったのだった。ああ、ばかだなあ。
 仕方がないので、殆ど定宿と化している健康ランドへ。数ヶ月ぶりだけど。着物で入ってきたので周りの注目を浴びてしまった。しかしそれももう慣れたなあ。
 深夜だしくたびれてもいたが、せっかくこういうところに来たのだからと、韓国垢すりをやってもらった。堪能した。

画像は、今日の出来事とは無関係だけど、梅の花芽。暮にお正月飾りとして買った花束の中に入っていたものだが、このまま置いといたら花が咲くかも、とあったかいところへ移した。

2006.1.23 [月] 

晴れ。しかし寒い。冷蔵庫の中があったかく感じられる。強風のため、積もった雪が真横に吹き飛んでいた。

旅行の日記の続きを書きました。

画像は、昨日のご馳走の二皿目。この辺りで私の撮影はストップしています。もっと撮ればよかった。

2006.1.22 [日] 

晴れ

 昨日頑張っておいたお陰で、今朝の雪かきはそうたいしたことはなかった。よかった。日の出前の雪かきだったので雪は昨夜降ったままだったが、空には雲が一つもなく、山の向こう側に当たっている朝日もきれいなオレンジ色なので、何とか日が出てくれればだいぶ溶けるかも。
 着物を着てどうやって新年会にいくか、頭を悩ましたけど、結局問題なのは家を出てからバスに乗るまで。しかし、たかだか橋を1本渡ればいいだけとはいえ、昨日の積雪は結局20センチくらいになったので、そこを下駄に爪皮だけでは心もとない。いい歳こいてみっともないが、母につきそってもらい、バス停まで履いた長靴を持ち帰ってもらった。
 新年会では、ぐずぐずして毎度ながら席にあぶれていた私を、かおかおさんと、えりりんさんとぬほりんさんのお連れさんお二方がテーブルに混ぜてくださった。人見知りで社交ベタなので何かとお気遣いさせてしまったかも。でも私はとっても楽しめました。今度のアート市が早くも楽しみだなあ。
 帰りに寄ったイタリア食材店タントテンポ、プリン屋のマーロウもよかった。こういうよいお店がちゃんとやっていけるあたり、葉山は田舎とはいっても田舎ではない、という感じがする。
 これからもずーっとこいうことやっていけたらいいなあ、と思う。こういう楽しいことがあると、これは私の人生のピークなんだろうか、とか変に心配になったりして。

画像は、今朝の地元駅でなかなか来ない電車を待ちながらの風景。この木は多分ケヤキだと思うけど、雪が積もって満開の桜のよう

2006.1.21 [土] 

朝から雪

 雪が降ってる〜〜。しかも思ったより多い。今日はお気に入りの洋服メーカーのファミリーセールに行く予定だったのに。今年は貯金を強化したいなあ、と考えつつも、さてまずは買い物だ!と矛盾したことを考えていたので、やめろ。ということなんだろうか。
 明日の天気はどうなるんだろう・・・・。今日はこれから雪かき。
****
 夕方に再び雪かきをしたが、かいてる端からみるみる埋まっていくのでやる気をなくすなあ。仕上げに融雪剤を撒いてみたが焼け石に水、という感じ。
 明日の玉簾は残念ながら中止といたしました。毎度、場を設けていただいているのに申し訳ないですが、次回にはまたしっかり練習して披露できるようにしたいと思います。
 明朝、電車はまあ動くだろうけれど、地元のバス停までどうやって行くか、が問題。足元対策は、長靴か、下駄ごと足をビニール袋で包んで歩くか。どうせ周りに人家はないので、どんな格好でも構わないのだ。
 あっこさんと話していて、かんじきって手もあるね、と。そうか、よく考えたらうちにはかんじきがあったんだっけ。父が昔冬山登山をしていたときのものらしい。画像のがそれ。でも使い方がわからない。裏表も前後もわからん。聞いてみようか。というか、明日はこれ履いて行きませんよ。

2006.1.16 [月] 

晴れ

 以前古本屋で買った雑誌「芸術新潮 1994年6月号」の特集は、あまりにもあからさまな春画の中には、イケナイところを削除するために、または作者名を有名人に書き換えるために、修正・改ざんされ、しかしそうと知られずに今に伝わっているものがある、というものだった。ものすごーく面白いので、どこかで見る機会があればお勧めです。
 春画自体がうわあ〜っ、ていうのもあるけれど、その改ざんの仕方がすばらしい。要はコラージュしているのだけれど、紙を切り貼りしているだけとはいえ、継ぎ目の紙の繊維を顕微鏡で見てようやくわかる、というほどの完璧な継ぎ方。その技術、執念に感動した。そしてそれをあばく過程の面白さ!
 友達とお持ちよりパーティしていたときに一人が、物置の整理をしていたら春画が出てき、それがすごいのよー!という話をしていた。春画といえば私もこの雑誌を持っているので、じゃあということで暮の集まりに持参した。皆、このすごい絵をみてびっくり、でもすばらしい技術に感心してくれたみたいだけど、この本を友達に見せる、と言ったら母に、
「でも気をつけなさいよ、セクハラと思われるかも」
とたしなめられた。そうか、そうだよね。電車の中でも無難なページを広げてこっそり広げて読んでいたけど、ただのヤラシイ本を見ているだけに思われていたかも。これはげーじゅつなの、と言い訳してもだめだろうな。
 こないだの旅行でちょっとおやつを食べに入った喫茶店では、ふと内装を見たら、壁にかけられた立派な額に入った絵画は全て、裸婦だった。壁はべんがら色で、調度品類はなんていうか、ロココ調?ケーキはおいしかったけど、客は外人である私だけ、へんなところだった。

2006.1.14 [土] 

雨。久しぶりのまとまった雨でうれしい。これまで、すっからかんに乾ききっていたのだ。

 今年初の映画館へ。観たのは「有頂天ホテル」。面白いしよく出来ていると思うけど、うーん、個人的には、あんまり好きではないかも。あ、よく考えたら初映画は飛行機の中で観た「ハービー/機械仕掛けのキューピッド」だった。見逃してたので嬉しかった。楽しかった。
 久しぶりに日本橋へ行ったのは「人間国宝展」を観るため。着物で来たかったなあ。芸術は私にわからないことが多いけど、でもここにあったのは何も前知識がなくてもすごいものだってことがよくわかる。とりあえず江戸小紋、伊勢型紙があまりに細かいのでびっくりした!
 製作者の中には、身近な風景や旅先の思い出などを作品に織り込んでいる人が多いように思ったけど、そうだね、自分の中に蓄積したものをそういう風に形に出来るのって、いいなあ。私なんて、イタリア行ってあれもこれもうまい!がつがつ!・・・・っうっぷっ、腹いっぱい、げふっ、で終わりだもんなあ。

2006.1.9 [月] ナポリ→成田

晴れ
本日の出来事
・中央駅近くの露天市場を見にいく。
・空港行きのバスを待つも、中々来ず。最後の最後までこんな調子。
・乗り継ぎのミラノ空港で搭乗ギリギリまでビールを飲む。機内での安眠のためにはアルコールが必要なのだ〜
・食事でワインをもらい、飽き足らずお代わりをし、持ち込んだワインの小瓶を空けるも却って興奮したのか寝付かれず・・・。
・持ち込んだツマミも平らげて機内をウロウロしていたら段々と気分が悪くなる。
・そして、トイレで吐きました。
・バカだなあ。

画像は、ナポリ駅近くの露天市場

2006.1.8 [日] マルティナフランカ→ターラント→ナポリ

晴れ
本日の出来事
・宿の鍵は部屋の中に置いたままで出発してよいと言われていたのでそうする。いいのかねー。
・早朝でまだ人もまばら。でも目当てのターラント行きのバスはちゃんと来た!よかった!!
・ターラントでナポリ行きの国鉄を待つ。
・混雑したホームでボーっとしていると、あーっ!あなたたちは昨日の!
・冗談で言った「また会うかもね」が現実になった。昨日のバックパッカー夫妻も同じ列車を待っていたのだ。
・日曜なのにバスで移動できたなんて、やったじゃないか!と変なことでほめられる。私もよくやったと少し思う。
・列車で4時間ちょっと。彼らの旅のはなしは面白かった。
・彼らがこれから行くという各地の宿情報等を私の「気球の歩きかた」から教えてあげたら、この本はスバラシイ!是非英語版も出すべきだ、と絶賛された。
・ナポリへ行くつもりだった彼らだが、ガイドブックを見ているうちに心変わりし、手前のサレルノで降りていった。気ままな旅。いいなあ。
・ナポリでは、昨日のチーズをしっかり仕舞うためのタッパーを買いに行った。
・イタリア最後の晩御飯は、うーむ、店選びを誤った・・・。

画像は、バスから見えたオリーブ畑

2006.1.7 [土] ノーリーとチーズ工場の秘密

本日の出来事
・マルティナフランカから日帰りでいける観光地、カステラーナ鍾乳洞へ、昨日は運休だったローカル列車に乗って行く。
・ホームで待つ間に、アメリカ人とカナダ人のバックパッカー夫婦と出会い、しばし同乗。
・この人たちすごい。もう三ヶ月も旅行し、既に8カ国を周ったと。明日以降ナポリへ行くというので、もしかしたらまた会うかもね、と冗談言ってお別れ。
・鍾乳洞のツアーまで1時間半ほどあったのでオリーブ畑でサンドイッチの昼食。
・よくみたら、畑の隣に何かの工場が・・・・!
・もしやチーズ工場では?!近づくと本当にモツァレラ工場らしい!!
・ダメもとで売ってもらおうとしたら、ちゃんと販売していた!この旅行でもっとも心ときめいた瞬間かもしれない。
・沢山買い込み、モツァレラの水をダップンダップンいわせながら鍾乳洞へ。水を含めると5キロほどに。
・チーズは係員に預け、鍾乳洞を堪能した。うつくしかった。奇妙だった。
・帰りの車窓から、暗闇にぽっかりと青白く浮かぶ塊、ロコロトンドの町がみえた。ラピュタのような眺め。
・列車の中で、さっきのチーズを待ちきれず少しむしってつまみ食い。
・駅からのバスを待つも来ず。バールの兄さんに尋ねたら、今日は土曜だからバスはないよ、と。またか〜
・じゃあタクシーを頼むと、ここにはタクシーはないよ、と。え〜
・でも歩いて宿までいけるよ、と。地図で説明してくれた。本当に大した距離じゃなかった。ありがとう。
・晩御飯は、適当に入った賑わった店で。お給仕はここの女将らしい鉄火な感じの姉さん。
・全て半人前で、と頼んだら、スズキの1匹は1匹だよ!半分の魚ってことはないよっ、と鉄火姉さん。そりゃそうだな。
・絶品てほどではなかったけど、でもおいしかった。

画像上は、宿の社用車、オート三輪。これに乗せてもらった
画像下は、私んちのドアと窓。二階もそう

2006.1.6 [金] オストゥーニ→チステルニーノ→マルティナフランカ 今日は祝日、ローカル列車は運休です

晴れ

 この日にあったことを微に入り細をうがって、というまででもなく程々のつもりで書いてみたら、それでもA4に6枚以上にもなってしまったので(アホだなあ)、全部載せるのも迷惑ってもんだろう、ということで、箇条書きにしてみた。

*宿を引き払い、オストゥーニ駅行きのバスを町で待つことかれこれ2時間、しかしバスは来ず、諦めてタクシーを雇う。
*運転手の助言により、国鉄を使わずこのまま本日の訪問地チステルニーノまでタクシーで行くことに予定を変更する。
*チステルニーノ名物、肉屋と合体した食堂にはいるも、注文の仕方が全くわからず、しばし他の客のやり取りを観察してようやく昼食にありつく。しかしあまりおいしくなかった・・・。
*町は真っ白で、そして小さい!直径が約400mだってよ。本当にそれくらいしかなかった。町というよりも白い一塊の大きな建物。道は廊下、という感じ。ああ、箇条書きの筈が長くなった。
*当てにしていたバスがやっぱりわからず、切符売りのタバコ屋は昼寝か休業か閉まっており、結局ここでもタクシーを雇う。しかし1時間待つように言われる。
*待ってる間のバールで、知らないおじさんにホットチョコレートをおごられるが、美味しくなるから、と強い酒を混ぜられる。
*同じくバールにて、青年に腕の刺青を見せられ、読むように言われるが、どうみてもカタカナで「マアライオ」。そう読むと本人以外は皆爆笑。どうやらこれは彼の名前マーリオのつもりで彫ってもらったらしい。
*現れたタクシーはぴかぴかのベンツで、どうも白タクらしい。会話できないので無言のまま移動し、しかし何の問題もなくすんなりと本日の滞在地マルティナフランカまで到着。
*今夜のお宿は、旧市街の建物を貸し出したアパート。とてもステキ♪
*今日はご公現の日なので町はお祭り。中世の格好をした男女の列についていったら、一緒に写真を撮ってくれた。
*風呂入って寝た。

画像は、チステルニーノ唯一の広場に面した家々。建て増した家同士がくっついてるらしく、各階の高さが隣同士で揃っていない。

2006.1.5 [木] オストゥーニ観光 ニコニコの理由

 今日も昨日の続きを歩いた。といっても本当に小さな町なので、昨日の内にたいだいを歩きつくしてしまっていたようだけど。今日はまだ入っていない路地を制覇し、町の頂上にある教会を目指そう。
 本当に複雑で、入り組んだ建物ばかりだった。どこからどこまでが一棟なのか全くわからない。元は独立していたのだろうが互いに建て増しを繰り返すうちにくっつき、ついには町全体が大きな一つの塊になってしまったように見える。建て増した箇所へは臨機応変に外階段をつけてたどり着くようだが、この階段がまたいくつも組み合わさって、さてこれはどの部屋へ向かう階段なのか、ちょっと見には分からないものもある。
 増殖は道にも及んでいるようで、そのため道幅は時に狭くなり、曲がりくねり分岐し合流し、公道なのか私道なのか区別がつかない。だいたい道なのか庭なのかの区別もつかない。本によれば、こうした小道や袋小路は外でありながら家の続きとして生活の場でもあるという。こういう内と外の境目が曖昧なところは日本家屋の縁側みたいなものかもしれない。
 家々の壁は全て白かった。後日聞いたところでは、毎年1回、きれいに塗りなおすのだとか。地面にも白い石畳が敷き詰められており土はあまり露出していないが、石の間から時折のぞく草花が白い背景に映えて、どんな草でもえらくかっこよく見えてしまう。
 この白くて狭い石畳の道を、車が構わず走っていた。もちろん道幅いっぱいいっぱいで。歩行者は軒下によけたりしてうまいこと融通しあっている。車が通りにくいから道を広げよう、とか入り組んで迷路のようだからまっすぐな道を通そう、とかの方向にいかずに、昔のものを今でもうまく使いこなしているんだね。

 一通り歩いて、新市街の方から昨日の広場へ戻ろうとしたら、先の方で警察車両が何台も止まり、道を通行止めにしていた。青いランプをピカピカやっているので、もしや事件?とそちらへいってみたがそういう物々しさはない。だいたい、いきなりの通行止めで車の人たちは困っているだろうに、誰も文句を言う風でもなく、それどころか皆ニコニコしているようにすら見えるんだけど。何でこんな状態で笑ってるの〜〜?
 車は止められているけど、私は進んでよいようなので先へ行くと、今度はコカコーラの宣伝車のようなものが数台とまり、音楽を大音量で流し、コーラの試供品を配っていた。テレビ局の人も来ているらしく、だから皆ニコニコしていたのか?コーラもらえてテレビにも映るから?変だなあ。
 更に進んで昨日の広場へでると、今朝は碌に人出もなかったはずなのに、広場から道沿いに沢山の人がつめかけ、それが今しも解散し始めたような状態だった。そしてやはり、誰もがニコニコしていた!だからなんで〜〜?!
 皆、手には小さな旗を持っている。ちょうど、日本の駅伝やマラソン大会で、沿道の人たちが応援するときに持っているスポンサー印の旗のようなやつ。旗には、よく見ると「コカコーラ」のロゴと、「2006 トリノ オリンピック」とあった・・・。
 鈍い私にはこの期に及んでも何もわからなかったが、この晩、テレビのニュースを見ていたら、オストゥーニに似たどこかの町で同じ旗を持った群集の中を、オリンピックの聖火リレーの人が走っていく姿が流れていた。そうか!!あれはきっと、聖火リレーが通った後だったんだ!だから皆、通行止めになってもニコニコしていたのね。旗を持ってニコニコしていたのね。というか、もうちょっと早くたどり着いていれば私も聖火リレーを見られたのか。そう思うとむむー、残念。

画像は、ここを走ったのか?聖火ランナー、の場所

2006.1.4 [水] ナポリ→オストゥーニ 移動は大変だ

 今日は朝8時半頃にナポリを出る列車に乗り、ベネベントで新幹線みたいなのに乗り換えて目的地オストゥーニへ向かう予定だ。この新幹線みたいなのの予約を昨日のうちにしてしまいたかったのだがかなわず、今朝は余裕を見て7時には駅に着いた。あのサナギのお布団は・・・?とちょっと緊張したが、彼らの殆どはもういなくなっていた。昨夜も寒かったのではないだろうか。
 予約はあっさりできた。よかったよ。これでもし満席、とかもう当該の列車は始発駅を出たから予約はダメ、とかだったら、目的地到着が大幅に遅れるプランB、C、Dに変更せねばならないところだったよ。
 発車番線と行き先の表示を確認し、いざ乗り込んでにやにや車窓の景色を楽しんでいたら、終点ベネベントの3駅ほど手前で、いきなり乗客が皆降りてしまった。どういうことかと思っていたら、お向かいに座っていた、何だか知的そうで品のよい男性が、
「列車を代えるのですよ、ついてきなさい。」
といってくれた。他の乗客と共にこの素敵なおじさんについて駅の外へ出ると、そこには青い長距離用バスが3台停まっていた。今もって事情は全く不明だが、どうも終点までの3駅へはこの代替バスで行ってくれ、ということらしい。出たな、代替バス。南イタリアでは何かっつーと、電車の代わりにバスが出ます、というのが多い気がする。
 おじさんはベネベント行きのバスを私に教え、他のバスに乗っていった。ありがとう。助かりました。さてこれで予定通りにベネベントで新幹線に乗ればいいんだ、と安心していたが、しかしこのバスはもとの電車とちゃんと同じ時刻にベネベントに到着するんだろうか、と新たな不安が持ち上がった。ベネベントでの新幹線の発車時刻まであと30分ない。間に合うんだろうか。普段は「ゆっくり走ろう山梨県」の合言葉どおりに安全運転を心がけている私だが、こういうことになると心の中では、
「ぬかせーーー!!とばせーーー!!信号で止まるなーーーーー!!!」
と叫び続ける。叫んだ甲斐があってかどうか、ベネベント駅には発車の1分前に着いた。駅員さんに切符を見せてどの乗り場か尋ねると、あっちのホームにあるあれだっっ!と既に入線している列車を教えてくれた。周りの人たちも急げ急げ(多分)と手を振ってくれ、さっきの駅員さんは列車を止めておいてくれた。担いだ荷物が左右にぶんぶん揺れて走りにくい。こういう時ナンバ歩きだと揺れないんだよな〜、なんて場違いなことを考えながら急いだら、ギリギリでまにあった。これでどうにか当初のプランAの通り。よかった。

 オストゥーニの駅にはほぼ時刻表どおりに着いた。今晩のお宿は、旧市街の中にある普通の民家を旅行者向けにアパートとして貸し出しているもので、管理人さんと町の中心部の広場で待ち合わせることになっている。
 広場で管理人さんに電話をしたら、そのお義母さんという人が現れ、私を路地に面した小さなドアまで連れて行った。ここが私のお家だ!1階には台所兼居間、トイレ・風呂場があり、はしごを上った2階は寝室になっていた。調度品類は別段凝ったものではないが、清潔でこざっぱりとし、何より普通の家、という感じがとてもよかった。台所には食器類が一通り揃い、洗濯したシーツやタオルがベッドの脇に積んであった。ベッドカバーは、余った毛糸をかき集めて作ったような、かぎ針編みのかわいらしいものだった。
 このお義母さんというおばさんは英語を全く話さず、しかし構わずにイタリア語でじゃんじゃん話しかけてくる。私も片言のイタリア語で応じようとしたがどうにもならず、仕方がないので管理人さんに電話をしてもらい、彼とならば英語で話せるのでこの家についての説明を聞いた。
 私が確認したかったのは、宿を引き払うときに鍵を返したり、最後に備品や部屋の点検をしてもらうための事務所がどこにあるのか、ということだった。そしたらなんと、事務所なんてない、チェックアウトは特に手続きは必要ないので、鍵を部屋のテーブルに置いてそのまま出てくれればよい、のだそうだ。鍵を置いてそのままって、誰か悪い人とかが勝手に入ったら困るでしょ?と尋ねたが、心配ないからそうしてくれ、と。いいんだろうか、こんなことで。もし私が部屋をうんと汚してそのまま出て行ったとしたら?備品を持ち出してどこかへ行ってしまったら?そういうことは考えないのだろうか。そういえば、次の滞在地であるマルティナフランカのアパートとの事前のメールでのやり取りでも同じく、鍵は部屋に置いてそのまま出てよい、と言われていたなあ。のどか、ということなのかなあ。
 ようやく事情が飲み込めた私が電話を切ると、さっきのおばさんはイタリア語で、
「モウマンタイ無問題」
と言って帰っていった。
 荷物を置いて、さっそく町歩きを始めた。迷路のような道を端から制覇していくのはたのしい。
 晩御飯は、しょうさんに教えて頂いた、スローフード協会のオステリアガイドに載っていたお店「OSTERIA DEL TEMPO PERSO」で。イタリアでは御飯にハズレが少ない、と思い込んでいたけど、まあ確かにそうなんだけど、しかし当たり前だがうまいところもあればそうでないところもある訳で、どうせならうまいもん食べたーい!ということで期待していきました。で、本当においしかった!!というか、この後のことを考えても、ここが今回の旅行で一番おいしかったと思う。ここでは、白いんげん豆とブロッコリーのスープ、そして私もロバを食べました!ロバ肉のトマト煮込みでした。お店の対応や雰囲気もとてもよく、私のような怪しい外人にも丁寧に接してくれました。しかしうっかりして、「半人前にしてください」といういつもの決まり文句を言い忘れたために、とてもじゃないけど全部食べ切れなかったのが本当に残念。でもデザートまで頂きました。

画像は、階段に継ぐ階段、オストゥーニの町角

2006.1.3 [火] 成田→ナポリ

 早朝に家を出、成田からミラノ経由でナポリへ向かった。
 今回の旅行はまたも南イタリア、長靴型のイタリア半島のヒールの付け根辺りの町を3つめぐる予定だ。本なんかによればこの辺には、それぞれ特徴のある個性的な町が、互いにそう遠くないところに点在しているらしい。一昨年に行ったアルベロベッロはとんがり屋根の集落、マテーラは穴居、が面白かったが、やはりこの地域にある。今回訪れる予定のオストゥーニ、チステルニーノ、マルティナフランカ、の三箇所は、建て増しの繰り返しで複雑な構造になった白壁の家が密集する、これまた風変わりな町のようだ。楽しみだなあ。

 飛行機の中では度々ビールやワインを貰ってみたものの例によってろくに眠れず、こんなぼやけた頭で深夜の異国に降り立っても大丈夫なんだろうかという状態。そういえば前回ナポリに行ったときにはぼんやり歩いていて引ったくりにあいかけたのだったっけ。
 宿は駅前にとってあるのですぐに辿りつけるが、その前に、明日の早朝出発に備えて、できれば今の内に列車の予約をしてしまいたかった。深夜のナポリ中央駅、できれば行きたくないなあ、と思いつつも、とにかく向かってみたら、うーん、これはもう、宿へおとなしく帰れ、というムード満点。駅は営業しているのかもしれないが、入り口前の狭い通路には、ホームレスの人たちのサナギのような寝床がずらあ〜っ、と並び、その間を縫って駅に入るのは大変勇気のいることだった。よどんだ空気に気おされ、即刻きびすを返して宿に逃げ帰った。切符は明日でもいっか。
 宿で通された部屋は、多分一昨年に泊まったときと同じ部屋だろう。懐かしいような、相変わらずのしょぼさが面白いような気分だ。

画像は、ある朝の朝食。モツァレラもトマトもおいしい!

2006.1.2 [月] 

くもり一時雨。久しぶりの雨!恵みの雨となるか、このあと雪となるか?

 年末は忙しいが、年が明けると途端に暇になるので今日もごろごろ、もつまらないので、今更だけどガラス拭きなどの掃除をした。ちょっとだけだけど。
 雨が降っているのを利用して、車も少し拭こうかと(洗おうかと、ではない)思ったけど、やんじゃったのでやめた。
 生まれてこの方、洗車をしたことがない。というかうちにあった歴代の車って一度も洗われたことないんじゃないかな。車検に出すと時々、少しだけきれいになって返ってくることがあるので、もしかして業者の人が見かねて洗ってくれたのかもしれないけど、うちの家族が洗車したことは、多分ただの一度もないと思う。
 ある時思いついて、土砂降りの中で車体をこすってやったらきれいになるかも、とやってみたら、これが塩梅よくて、そこそこきれいになるし、水道使わないですむし、片手で出来るし、途中でやめてもいいし、お勧め!!>汚れまくりの車限定。傷もつくかも。

画像は、うちでもお正月に飾りました、水仙。すごくいいにおいがする。

2006.1.1 [日] 

あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします。

晴れ 案外あったかい

 することがないからとごろごろしているのもなんなので、近所へ散歩に出た。
 季節柄、もうきれいな花や葉はなく、殺風景だけど、寒くてもそれなりに頑張ってる草花も多くおもしろい。

画像上は、名前のわからない実。岩場などに這うようにして短く生える、冬でも葉の青い木のような枝。
画像下は、龍のひげとか蛇のひげと呼ばれる草の実。

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