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2005.5.29 [日] 

くもり

 近所で手に入らない物を買出しに行った。望みのものがみつかり、よかった。
 京王デパートで伝統工芸展を見た。去年ここできれいな茜染めの帯を見つけた。京王友の会で毎月積み立て貯金をしてお金を増やし、それをつかって翌年晴れて帯を買う、という方法をこのお店の方に教わった。その足ですぐに友の会に入り、今月ついに満期を迎えた。しかし商品券となった積立金を使えるのは6月になってから。つまり私が帯を手に出来るのは来年の伝統工芸展でのことになる。長くかかるなあ。まあ楽しみにしながらもう一年過ごせるってことだな。
 久しぶりに観た映画は「バタフライエフェクト」。おもしろく、悲しく、でもよいお話だった。いろいろと文句の付けようはあるだろうけれど、こういう記憶喪失ものや、過去をいじくって行く末が変わるドミノものは好きな分野だ。

2005.5.28 [土] 

くもり

 BBSで知った展覧会「華麗なる装いの世界」http://www.sen-oku.or.jp/...を友達と観にいった。以前行った「三井家の着物」http://www.kanshin.jp/...の、もっと規模の小さいもの、という感じ。おもしろかった。
 向かいにあるスウェーデン大使館の門が開いていた。大使館って門を固く閉ざし、警備員がいつも見張っているもの、と思い込んでいたので、家族連れが出入りしたりしてえらく開放的な雰囲気に、私達もちょっと入ってみようじゃないの、ということでついふらふらと。バーベキューパーティーをしてるような貼紙があり、別に肉を食べたいわけじゃないんだけど、去年イベントで来たこの大使館が面白いところだったので、また見てみたいなあ、ということで入っただけです。結局焼肉はもう終わっており、その中で着物でウロウロする余所者は明らかに怪しかったらしく、誰にも咎められなかったけどジロジロ見られました・・・。
 夜には、初めての能鑑賞のために増上寺へ行った。ここで薪能が上演されるのだ。演目は「羽衣」、狂言「棒縛り」、「船弁慶」。後者2つが面白かった。全部で3時間半もかかった。そういうものなのかな。

2005.5.26 [木] 

晴れ 最近あまり雨が降らない。降って欲しい

 パートさんに、自分ちで採れたというさくらんぼを沢山頂いた。佐藤錦だそうだ。すごいなあ。こんなのが作れるのか。

 今のところ、不義理をしてしまっている方が4名。すみません、週末でないと家を出られないのです。いま少し、お待ちくださいませ・・・。

2005.5.23 [月] 

晴れ

 さっき知ったんだけど、私が妹んちを発った翌日、妹んちから歩いて5分の映画館に、私のかなり好きなアメリカ人俳優の一人アダム・サンドラーが来てたんだって〜!!むむむ、入れ違いだったなあ。くやしいなあ。
http://story.news.yahoo.com/...

2005.5.22 [日] 

セントルイス:晴れ

 時差ぼけはあまりないほうだけど、今回は慌しかったせいか飛行機に乗ったらすぐに眠くなった。今朝も早い便だったし。またも5ドル払ってワイン飲んだよ。
 今回もヒューストンから成田までの機内で非常口前の席になってしまった。チェックインの時に英語は達者かと尋ねられ、いいえ達者じゃありません、達者じゃないので先日は席替えをされました、と伝えたら、成田までは長旅なので通路に面してないときついだろう、とりあえず席は非常口前にしといて、無理なようなら交代すればよい、とか何とか言われて、結局またも甘えてしまった。
 しかも隣の、同じく非常口前の席に座った韓国人の男性はどうやら私レベルの英語しか出来ない人のようだった。大丈夫なんだろうか、この飛行機。しかし、通路挟んだ隣の男性は軍人だそうで、いざというときはこの人に頼ろう、などとやはり心の中で甘えてしまった。
 この軍人さんは村上春樹「スプートニクの恋人」の英語版を持っていた。私の持っていた半村良「かかし長屋」に関心があったらしい。少しお話ししたら、何と、この4ヶ月、仕事でイラクに行っていたという。それを聞いて、ものすごく複雑な気分になった。というか、早い話が、こんなまだ若い、読書好きでごく普通に見える若者を戦争に行かせるなんて、ひどい話だ、ということ。戦争に行かせて、危険な目にあわせ、もしかしたら人殺しをさせていたかもしれない。そういえば、今日のヒューストンの空港は現大統領の親父の名前がついていたなあ。
 この人がどういうつもりでこの仕事をしているのか気になるし、イラクとアメリカについては言いたいこともあるけれど、でも「大変でしたね、無事でよかったですね」としか言えなかった。

2005.5.20 [金] 

セントルイス:くもり 昨夜は雷雨になり落雷もあったようだが、今朝になりさわやかに

 昨日かなり日差しがきつかったので、今日の卒業式で着物を着たらさぞ暑かろう、と思ったが、昨夜の嵐のせいか一気に涼しくなり、着物でかえってちょうどよいくらいの気温になった。一応式服ということを考えて、紫の無地着物にしたが、妹によればジーパンでなければOKという程度のドレスコードであったらしい。卒業見込生は、よく映画なんかで見かけるぞろりとしたガウンに角ばった帽子という、ふくろう博士のような格好で出席する。
 このガウンのセットを初めてよく見たが、かなり風変わりなものだった。ことに妹の学校のものはよそに比べても凝ったものであるらしい。地色は緑、襟周りに黒ビロードの縁取りがあり、両肩に校章、というのが基本で、学部生、修士生、博士生、その他によって細部が異なる。学部生はこの基本形ガウンと、四角い板天井がついた黒い帽子に専攻ごとに色の違う房飾りを付けたもの。まあけっこうイメージ通り。
 しかし修士生になると、袖がチマチョゴリのようにふっくらし、袖口の先に細長い袋状の袂のようなものがさがる。専攻ごとの色のビロードと赤い布を縫い付けた、やはり先に袋がついた輪っか状のフードに頭を通し、これをだらりと背中にたらす。帽子は黒ビロードの六角形で、赤ければ還暦のお祝いでチャンチャンコと共に身につけるあの帽子とそっくりだ。この帽子にもやはり専攻の色の房をたらす。
 更に博士生になると、袖がもっとふっくらし、黒ビロードの線を3本縫いつけ、フードの色あわせも変わる。もっとえらそうな人になると、地色が紫や赤になるらしい。成績優秀者や何かの貢献をした人は首に色のついた紐やメダル、模様の入った帯状のものを下げているようだ。
 何でも中世の衣服をもとにデザインされているとかだが、妹やその友人達も、かっこ悪い!と文句を言っていた。
 
 卒業式はとても面白く、以外にも感動的なものだった。
 卒業見込生が入場すると、参列の家族や友人達がいっせいに拍手し、自分の子供や友人の名前を叫ぶ。ちょっとしたお祭りのようなものだった。
 専攻ごとに分かれての修了証の授与式では教授たちが一人ひとり名前を読んで手渡ししてくれた。確かにかっこ悪いガウンだけど、でもこれは成し遂げた人だけが着られる衣装なんだよ。壇上に上がる誰もがとても誇らしげだし、拍手をする人たちも誇らしげだった。特に留学生には、只でさえ言葉や文化の違いで苦労が多いのに、同じ土俵で生き抜いてきた自負が感じられた。
 頑張ってねと言いたいけど負担になってはいかんと思い言わずにいて、それでもちゃんと頑張ってここまで来た妹やその友人達を本当に誇らしいと思った。去年の3月に妹を訪ね、空港で見送ってもらった時に、今はとても苦しいだろうけど、でも1年後には絶対に成し遂げる筈、と私は確信してました。

画像は、例のガウン。修了証授与前はフードは左手に掛けて持つんだそうだ。授与の時に教授に首からフードを掛けてもらっていた。

2005.5.19 [木] 

セントルイス:晴れ。日陰にいれば涼しいが日向はかなり暑い。わりとさわやか

 セントルイスは観光するほどのところがない町だ。晴れたら植物園、降ったらビール工場、としていたので、予定通りに全米一大きな日本庭園があるという植物園へ行った。楽しかった。こういう憩いの場があるのっていいなあと思った。
 スーパーにも行った。なんつーか、体に悪そうなものがけっこう沢山あった。青いケーキとかね。
 お昼はベトナム料理、晩は中華料理を食べた。どちらもおいしかった。アメ食はまだ一度も口にしておらず。

2005.5.18 [水] 

晴れ

 機内では、英語達者じゃないのに非常口前の足の延ばせる快適な席にしてもらってしまった。何か起きたらどうしよう。非常時には35キロ相当の重さのある非常扉を開け、乗客を呼び集め、脱出させてから自分も逃げる、ということが可能なだけの英語力、体力、行動力を必要とします、と書かれてあった。あるのは体力だけだなあ。いいのかなあ。
 コンチネンタル航空に乗ったのは初めてだ。飲み物サービスの時にアルコールを所望したらお金をとられたのも初めてだ。いつもの調子で白ワインください、と言ったら、5ドルか500円かクーポン券が必要です、と返された。ええっ!お金払うの?でも飲みたかったので千円札で払ったらおつりが今ないので後で返す、とのこと。隣のアメリカ人のおじさんもビールに5ドルとられていたよ。
 随分経った頃に先ほどの乗務員が、おつりの500円がまだないので5ドルで返すがよいか?というので、じゃあ今度は赤ワインください、ということで結局2本飲んでしまった。
 ヒューストンからの乗り継ぎ便でも非常口の前の席になった。乗務員に何か言われたとき、まっとうな答えをさらりと返せなかったために、む、こいつ英語出来ねえな、ということがばれ、席を変えられてしまった。

 前回は入国審査のところで、パスポートの写真と顔が違う、とか言われて別室送りになったので、今回もひっかかるかとびくびくしていたが、難なく通り過ぎることができてよかった。
 空港へ妹に迎えに来てもらい、この辺りでは一番おいしいというインド料理屋へ晩御飯を食べに行った。噂どおりおいしかった。

2005.5.17 [火] 

晴れ。乾燥した気持ちのよい天気。日向はあたたかいが風が冷たく、日陰は寒い

 週末の余韻にひたりながらぼんやり仕事してたら、気がつけば明日はセントルイスへ行く日だ。本当に明日でいいんだろうか。日にちに関して自信がなくなったなあ。
 去年セントルイスへ行ったときには漫才のセントルイスがコンビを解消するとか何とか言っていたように思うが、今はもう二人とも亡くなってしまったようだ。今回の滞在は本当に短く、向こうで過ごせるのは2日だけ。あんまり仕事休めないのでしかたないけど、あわただしいなあ。
 いってきます。

2005.5.15 [日] 

曇ときどき雨 ところによりひょう、雷

 予定外のこと続きの葉山滞在は、今日で3日目を向かえた。何時頃においとましようか、色々考えたが、昨日のアート市などのお祭りの後片付けが今朝あるそうなので、せめて掃除なり手伝わせていただこうということになった。
 板張りの長い廊下を雑巾がけしたり、Aさんは数え切れないほど沢山の灰皿を洗ったり、自分ちの掃除と随分違う内容だった。なんだかすっきり清清しい気分になり、やってよかったと思った。
 お昼には、今日が最終日というネパール餃子のお店にも行った。お店、というか普通の民家だった。昨日のお昼御飯のお店もそうだったが、こういう趣向って、おもしろいなあ。しかもどの家もごく庶民的な感じのする普通の家で、変にこじゃれた気取った家ではないのもくつろげてよい。もちろん御飯もおいしいし。今日のお店、というかお宅に着いたときにはまだ、餃子の皮を延ばして包んでいるところだった。わーい、のんびりしてるぅ。待ち望んだ餃子はおいしかった。ついぺろりと平らげてしまったので、もっと食べたいところだった。
 本来の予定ではここで帰るはずだったが、小腹が空いたので結局また別のお店へ。ああ、こうして葉山の魔力に絡みとられていくのだなあ。
 駅まで送っていただいて、お別れしたのが16時だった。本当に濃い週末だった。とてもよい思い出になりました。それもこれも皆さんの助けがあってこそのことです。ありがとうございまいした。

 帰宅して母に湯文字を見せた。母によれば、火事になったら湯文字を外して火をぱたぱたと扇ぐとよいのだそうだ。女の湯文字は不浄なので、火の方が不浄を避けて通るから火事から逃れられるのだとか。じゃあ、褌はどうなのよ。よく燃えるのだろうか。

2005.5.14 [土] 

晴れ
  
 そういう訳で昨日は慌てて家を飛び出したために、あれこれ忘れ物をしていた。歯ブラシは道中で気づき買ったが、パジャマはお借りした。それでいて用のないミニ三脚なんかがかばんにしっかり入っていた。
 今日になって新たにまた、なんと着物一式をお借りしてしまった。ここまでずうずうしい客もそういないのではないかと思う。そして、ここまでお心づくしくださる方々も。
 お蔭様で出品者や店番の皆さんが到着する頃には、そ知らぬ顔で準備を始めることが出来た。
 去年も思ったけど、真楽のブースに集まった作品は工夫がされ、ハイレベルなお店が連なるあの参道の中で、存在感がしっかりあるものばかりだった。そういうものにちゃんと目を留めてくれる人が沢山いるのだなあ、ここは。だから民家を利用してのお食事処などのイベントも盛り上がるのだろうなあ。
 湯文字の効用というのを改めて知った。商品として出している方がいたので、効果的な巻き方、というのも教えて頂いた。来場者でごった返す参道で、下着である筈の湯文字を着物の上から巻きつけて練習する私達。知らない人にはエプロンを前後逆にしてえらくきつく巻きつけているようにしか見えないだろうが、本来は下着の試着である。洋装に置き換えれば、洋服を着た上からパンツを穿いて喜んでいるようなものだ。しかしためになった。さっそく使ってみたいと思う。

 去年のアート市の会場だった空き家が素敵なレストランに変身していた。今年の打ち上げはここで行われた。チョコレートのような濃厚な甘さの紹興酒と、中華料理がおいしかった。皆さんのお話もとてもおもしろかった。初対面の方ともお話が出来た。よい宴会だった。だから時間はあっという間に過ぎた。過ぎて終電がなくなった。1度ならずも2度までも、結局今晩も、葉山邸のお世話になりました。ああ、自分が情けない。この自己管理の悪さ。もう床のシミになるくらいでは足りない。肥溜めにでも沈まなくては。
 夕べお借りしたパジャマを再び使わせていただき、大反省のもとに休ませていただきました。

2005.5.13 [金] 

晴れ

 葉山アート市の日を、一日勘違いしていた。正しくは明日の開催だが、明後日だとずうっと思い込んでいた。なので、葉山での前日のお泊りは明日だと決め込んでいた。
 仕事を終えて一息ついて気づけば19時、メールが来ており、「もう着きましたか?」という一緒にお泊りするAさんからのものだった。
 え?着いた?さっき品川を出たってあるけど、なんで今日?
 あれ?私、Aさんに間違ったお泊りの日を伝えてしまった?違うのよ、今日じゃないのよ、明日なのよ、お泊りはアート市の前夜なんだから。
 と、日にちを間違えたAさんの前途に不安を感じ、改めて掲示板を確認したら、間違っているのは他でもない私のほうだとこの時やっと気がついた。あわてて葉山邸に電話をし、こんな馬鹿馬鹿しくも失礼な間違いをしでかしたことをお詫びし(たのかどうかももうわからない。動転してわめくばかりで何もお詫びの言葉を申し上げていなかったのかもしれない。)とにかく荷造りして駅へ向かった。
 結局、葉山へ着いたのは22時を過ぎていた。事前の伝言では、17時頃に着きます、とお知らせしていたのに・・・。17時頃に着くという私のために、ワインを用意して待っていてくださったのだそうだ。しかも正月に行ったシチリアにちなんでシチリアのワインを・・・。申し訳なさと情けなさとで、そのまま融けて床のシミになってしまいたい気分だった。そしてそのシミを皆さんに踏んでもらいたかった。
そんなシミの私に皆さんは、フライパンをふるってご馳走してくださり、私がガツガツやっている脇では明日の私の作品に値札をせっせとつけて下さった。
 ごはんはどれもおいしかった。特に、何と自家製だというアンチョビや、ニンニク、ケイパーなどと和えたタコが。それから、生まれて初めて食べた生しらすが。しらすって、生だととろっと甘いのです。
 うんまーい!と堪能して満腹になり、シーハーくつろいでいるとお風呂を勧められ、何?パジャマを忘れた?ならこれをお使いなさい、とお借りし、お部屋へ通されれば既に布団が敷き延べてあり、とんでもない間違いをした私に対して手厚いおもてなし。ああ、いいのか?こんなにしてもらって。これに相当するようなどんな恩返しを私が出来るというのだろうか?
 思えば中学生の時には運動会の日を1週間早く間違え、準備万端用意して登校して学校についてから今日じゃないということに気づいたことがあった。詐欺に騙されたのは根本的には私の欲が原因である、とここ数日分析していたが、何のことはない、ただ単に「とろいから」だと今日気がついた。

2005.5.10 [火] 10:19 pm

晴れ

 最近皆さんの日記や掲示板をみておらず、お知らせ小窓が青く長くなってしまった。チクチクぬいぬいもやってますよー。
 日記をつけていなかった間に観た映画:
「コンスタンティン」「PTU」「ハイドアンドシーク」「シャルウィーダンス?」「ドッジボール」(←すばらしかった)「ブレイド3」

画像は、連休中のお散歩で見つけた野いちごの花。そこいらにじゃんじゃん咲いている。

2005.5.1 [日] 

晴れ

 連休だが特に大きな予定はなし、詐欺には騙されるわ、更に改めて見直すと怪しい新規取引がまだあることに気づいたわで、本日は昔とった杵柄、というほどではないが、数年ぶりで現場視察などをしてみた。
 といっても、ただ単にいくつかの住所を見にいっただけだけれど。
 怪しい取引先の登記簿を取り寄せたので、そこに載っている取締役2名の住所を訪ねてみた。まっとうな会社なら少なくともそこにわざわざ嘘の住所を載せる筈はないだろう、と思ったのだ。試しにこれらの住所と名前を104電話番号案内で尋ねてみたところ、そういう登録はない、と言われ、うーん、ますます怪しい。
 で、一件目、その住所は賃貸アパートになっていた。二件目は、焼肉屋になっていた。どちらにも当該の表札はなく、違う人が住んでいるようだった。
 一件目の近所で採れたての筍の無人販売があった。せっかくだから買った。小さい頭3本で200円。いいねえ、こういうの。都心から近いこの辺りでもこんなのあるんだなあ。
 騙したことが確実な会社の住所にも行ってみた。案の定もぬけの殻だった。すぐ近くに警察があったので被害届を出しにいった。
 刑事課なんてところに初めて行ったが、なんというか、変なところだね。狭い廊下に数人が集まってガーガーやっているので先へ進めず、躊躇しつつも野次馬根性で暫く眺めていたが、はっきりいって、これらの男達のうち、どれが警察でどれが犯人・被害者なのか、まったくわからなかった。どの人も皆、ガラガラとしておっかなかった。
 私が事情を説明している間にも隣の部屋から怒鳴りあいが聞こえ、やくざの喧嘩かと思ったらどうもどちらも刑事さんのようだった。別の部屋からも怒鳴り声と丁寧な返事とが聞こえ、これもどうやら説教する刑事さんと悪さを反省する若者のようだった。
 話を聞いてくれた女性刑事さんはかっこよかった。テレビでよくあるようなスーツをぱりっと着てすらりとした人ではなく、ゆるいズボンにシャツのすそを出して着た、背の低い化粧っけのない女性だった。こんながさがさした中で何にも動じることなくピンとしていて、筍もってウロウロと挙動不審な厚化粧の女(←私)に、
「どうしました?」
と微笑んで話しかけてくれた。
 いまの時点では警察が捜査に乗り出すかどうかはわからないが、捕まって欲しいもんだよ、犯人。
 隣の駅の近くにちょっと有名な鰻屋があった。せっかくだから前々から気になっていた八つ目を食べた。うまかった。うまかったけど、うーん、この一回でもういいかな〜。

画像は、八つ目の蒲焼。一見すると普通の鰻と大差ない。やや肉厚で脂っこく、ソーセージにかぶりついた時のようなブツっ、という歯応えがある。

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