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2003.9.28 [日] 

晴れ。今日もさわやか。

 平和島の骨董市へ、着物好きな友達と行った。最終日だったから早くも片付けモードの店ばかりで、あまりゆっくり出来なかった。着物の買い控えをしているので小物に目が行き、昨日の豆千代とあわせて5本も帯締めを買ってしまった。500円くらいのものばかり。

 本日のもう一つのお楽しみは、有楽町の「人体の不思議展」だ。夕方6時頃に着いたが、そんな時間でも入場制限するほどの混雑振りで、いろいろ興味はあったけど人だかりが凄くてあまり堪能できなかった。
 展示されているのはすべて本物の人体からとったもので、中には触ってよいものもあった。自分も含め来場者の大半が物見高い気持ちで来ているのだろうし、それを今更隠すつもりも無いけど、しかし何と言うか倫理的に少し抵抗があったのも確か。特に、展示会の宣伝用チラシのある文章を読んでからは、この会の意図がいまいちつかめず、かなり嫌な気分になった。
 そうはいっても私はあまりこういうものを見ても気持ち悪くなったりしない方で、けっこう平気。普段仕事で生肉を扱っているからかなあ。友達は帰りがけに家に電話を掛け、夕飯に肉を使わないでくれと母親に頼んでいた。私は晩御飯にトマトソース掛けの肉団子を頂きました。おいしかったわー。
 図太い神経してるからなあと自分に感心したりした一方で、あまり何も感じ無いのは、かれら(献体)をもはや人として見ていないからなのかと思うと、それはそれでかれらに大変失礼なのではないかとも思ったりして、なんかあんまりすっきりせずに出てきた。

2003.9.27 [土] 

晴れ。さわやかな一日。

 着物に興味を持ち始めた友達と豆千代に行った。西荻に来たついでにと、ニヒル牛という手作り品の委託販売の店にも寄った。また来よう。

 本日のメインイベントは豆千代の筈だったが、結局はこの後行った中野の喫茶Cの方が衝撃的で忘れられないものになった。ここは前から知っていたけど入り辛く、今回が初めて。賑やかな商店街の路地に押し込められたようなこの店へ既に来たことのある彼女に一緒に行ってくれと頼んだのだ。
 何が凄いって、まずその建物がとてつもなくぼろい。古い廃材で内装しましたとか、アンティーク風にしましたというような表面的な古さではなく、木造二階建ての基礎や屋台骨からして明らかに古く朽ちているのが分かる状態なのだ。だから我々の席のあった二階の床は一目瞭然に傾き、床板もでこぼこなので歩き辛く、よろめいて何かにすがろうにも全てのものがぐらついているので頼れるものが無く、東京にも多少は地震はあっただろうにそれらを今迄よくかい潜ってこられたもんだと、感心すらした。
 スゴイのはメニューも然りで、入り口で食券を買う際に見せられた表には、
 コーヒー ホットかアイス
 ティー ホットかアイス
ジュース ホットかアイス
とあった。全品400円。何のジュースかは書かれておらず、しかもホットとあるので、私は迷わずこれを注文した。
 出てきた代物は、透き通ったオレンジ色の液体で、オレンジの切り身が入っていた。甘ったるい味は、小児科で出された液体飲み薬を思い起こさせるもので、それが暖められてグラスに注がれていた。
 このジュースについては以前に別の友人から聞いており、やはり何ジュースか疑問に思った彼が店員に尋ねたところ、
「粉です」
と言われたという。粉って、あれですか、駄菓子屋で30円で売っていた、水に溶かして飲む、あれ。
 店内に、お代りは200円、と張り紙してあり、なかなかお安い、と思っていたが、30円の粉じゃ原価率かなりいいなあ。
 BGMはクラシック音楽で、今は廃盤になったような貴重なレコードがここにはあるそうだ。椅子も机もガタガタで、嘘にもキレイとは言えない店内だが、まあくつろげるといえなくも無いような気が少しはしたりした。

 渋谷にある純喫茶Lに次回は行こうと約束して帰宅した。

2003.9.26 [金] 11:14 pm

くもりのち少し晴れ。

今週は映画を4本借りてきた。なかなか時間がとれなくて観るのが大変。
「デインジャラス・ビューティ」「セッション9」「プロフェシー」「トランスポーター」。
TSUTAYAが半額セールだったので調子に乗って借りてしまった。
今週末も新宿は半額みたいなのでまた何か借りそう。

2003.9.25 [木] 10:01 pm

どうでもいいけど、この2人似てるような。 http://www.muneo.gr.jp/
?path=pgallery&path_key=Palminteri,%20Chazz
当然後者の方がカッコイイけど、角度によってはかなり似ていることがある。

2003.9.25 [木] 

雨。寒かった。

 腰を痛めて暫く休んでいるパートさんに、お見舞いの手紙を書こうと思う。が、そういう手紙を書きなれておらずぐずぐずしていたら随分時間が経ってしまった。何か文例集を参考にしたいと思う。
 ずっと前に古本屋で見つけた本「模範手紙文」には、様々な用途の手紙の例文が沢山載っていた。この本はかなり以前に出版されたと見えて、その例文も当時を偲ばせるものが多く面白い。
 例えば「ファンレター」の例文には、
「前略 三船敏郎様」
なんてのがあり、うーん渋いなあ。他にも「友人に忠告する手紙」として
「さて、仲間から聞き及ぶところでは、君は最近競馬に凝っているようだね。いささか度が過ぎるとの話も聞いている。学生の本分をおろそかにしてギャンブルに走るのはあまり感心しないな云々」
とか、「知人に頼みごとをする」の例として
「・・・そういう訳で君にセーターを編んでもらいたいのだ。ここに材料費として2千円同封したから使ってくれ給え。特に希望はないけれど、出来れば胸の辺りに模様を入れて欲しいと思っている云々」
などがあり、例文として参考にするというよりも、たんに読み物として面白いのでお気に入りの1冊となっている。
 かように古臭く、あまりに個人的で限定された内容なために、今回の見舞い状を書くに当たってはあまりあてに出来ない本だが、それでも無いよりまし、ってんで探したが出てこない。大事な本なのに〜。古本屋へ行くとこういう例文集を探すが、どれもありきたりの内容であまり面白くない。もう二度と出会えない本かも。
 ぐ〜、くやしい。

2003.9.22 [月] 

雨のちくもり。肌寒かった。

 こないだの姫路の写真が出来てきた。予想通り、私の和装姿はどさ周りの歌手のようだった。ご一緒した友達に送ってあげなくては。
 
 京都国立博物館で仏像の部屋を見学していて初めて気付いたんだけど、お釈迦様って手の指の間に水掻きみたいなものがあるのだなあ。そんな話を聞いたことがあったようなないような。
 で、思い出したのが、前日まで一緒に結婚式に出ていた友達が高校時代、水泳にかなり打ち込んでおり、なんでもあと何人かの記録を超えればオリンピックに出られたくらいの実績があるとかで、その彼女が当時は指の間にやはり水掻きをもっていた、という話だ。
 そういう話は時々聞くけど、どういう理由で水掻きが現れるのだろう?例えば私が毎日風呂桶の中で水を掻いていたら、水泳をしていなくても水掻きができるのだろうか。同じ事を彼女に以前尋ねたら、
「う〜ん、気合いじゃないかなあ」
と答えがきた。そうか、気合いか。体が変化してしまうほどの気合い、って何かカッコイイぞ。どことなくSFちっくだ。大学に入って水泳を止めてからは水掻きもなくなり、私の手とさほど変らなかったのを覚えている。
 そんな彼女が最近になってまた水泳を始めたという。久々に会ったその結婚式では、最近参加したと言う遠泳大会で腕に焼け残った番号を、左右の腕に一つづつ見せてくれた。二大会に出場して両方とも優勝したそうだ。すごいなあ〜!その後来たメールによれば、今週辺りにまたどこかでレースに出るらしい。もしかして再び水掻きが出来ているかも。もしかしてお釈迦様の領域へ近づいている?是非見せてもらいたいものだ。

2003.9.21 [日] 

雨。さらに台風が近づいているらしい。

 眼鏡を作って、TSUTAYAで半額なので沢山借りて、映画「ノックアラウンドガイズ」を観た。楽しかった。変な話だったけど。
 映画館は銀座シネパトス。だいたいこの映画は昨日封切られたばかりだと言うのに、都内ではここと歌舞伎町の小さなとこで上映されているだけで、あまり期待されていないようだ。
 シネパトスは、東銀座駅近くの晴海通りの地下、日比谷線の上、という立地であり、上映中も度々足元からは地下鉄の揺れが伝わってくる。しかも隣のシネパトス2だかの工事のためにガガガガガガガという音までもし、あまり環境はよくない。大雨のせいか、今日は雨漏りをしており、ますます場末感が高まっていた。
 地下の劇場の並びには飲み屋が数件並び、いつだったか、年末にここを訪れたときには、これらの飲み屋のオヤジさんたちが映画館の前で餅つき大会をしていた。変なところだなあ。

2003.9.20 [土] 

雨。台風が近づいているらしい。

 前々から気になっていた渋谷のカレー屋Mでお昼を食べてみた。大槻ケンヂの本に度々登場し、カレー好きの人の話にもよくのぼる店だ。
 カレーは評判通りおいしく、また聞いていたようにちょっと面白いところだった。再び来たいと思わせる店だった。
 しかしこの店の場所が普段あまりに馴染みのないところであり、今回私は一人で行ったが、女性の一人歩きは時間帯によっては危ないかもしれない。カレーを食べたついでに、来たことのない界隈だからと散歩がてら、近くのお稲荷さんへお参りすることにした。
 そしたらもう、右も左も前も後ろも風俗のお店ばっかりで、参りました。昼日中なので人もまばらだが開店しており、そういう中を傘さして和服の女がとぼとぼ歩く様っていうのは、どういうふうに見えるんだろうなあ。
「雇ってください・・・。」
とか言って周っているとか思われてないだろうなあ。まあ雇う人はいないだろうけど。

 東急本店で万華鏡の展示会をしていたのでちょっと覗いた。すごくキレイで、一瞬の逃避には打ってつけのものばかり。欲しくなったが、自粛。

 かわいい帯とこれから挑みたいオモシロ柄の銘仙とに吸い寄せられたが、これも自粛。でもとても綺麗な蜻蛉黙を見つけた。早速お財布につけてます。

 久々の映画は「シモーヌ」。面白かった。前作の「ガタカ」の方がもっと面白かったけど。

 今日の装いは、ネットオークションで手に入れた反物を縫った石下結城紬の単、ピンクの博多もどき帯。

 

2003.9.19 [金] 21:25

晴れ。暑かった。

 先日の友達の結婚式で頂いた引き出物のカタログが、ずいぶんと分厚いので驚いた。何にするか、じっくりみているが、鼻洗浄器セットというのがあった。
 以前、鼻ブラシの事を書いたら、鼻洗浄スプレーというものがありますよと教えてくださった方がいたが、これもそれのようなものか。説明が殆どないので実態がよく分からないが、どうやら電気製品のようだ。何でも温水シャワーが飛び出るのだそうだ。
 微笑んだお姉さんがノズルを鼻にあてがっている写真が載っているが、飛び出た温水は鼻の穴に入り、そしてどこへ行くのだろうか。お姉さんはにっこりしているのであまり刺激はないのだろうが、喉へ水がまわってむせたりしないのだろうか。
 最近は鼻の穴が汚れる仕事をしていないのでブラシを使う必要もなくなった。ブラシを使うようになってから気付いたのだが、確かに鼻はものすごくすっきりし、私って清潔〜、という自己満足を味わうことも出来たが、しかし一方で今迄感じなかったようなわずかな埃でクシャミが出たり、逆に今迄識別できていたようなわずかなニオイの差に鈍感になったり、あまりよくない兆候もあった。やはり以前アドバイス頂いたように、あまりブラシに頼りすぎるのはよくなかったのか。
 そういう意味ではブラシより水流での洗浄の方が鼻に優しい気がする。万一鼻の掃除に向かなかった場合でも、この水の勢いを利用してなにか細かいものを洗うときに使ったり、花の水遣りに使ったりすることも出来よう。使い道は色々ありそうだ。
 そういう訳で鼻洗浄スプレーに決定し掛けたが、他にパスタマシーンやヨーグルトメーカー、漆器などの面白そうなものも載っているので、目下考え中。

2003.9.18 [木] 

晴れ。暑かった。

 今朝、出勤してきたパートさんが、
「そこに今、蛇がいるよ」
と私を外へ連れ出した。行ってみると、長さ50〜60cm、直径2〜3cm(掴んで確認した訳ではないが)の黒っぽい蛇がごろんと草地に横たわっていた。そういえば数日前にも別のパートさんがこの場所で同じ時間にやはり長い蛇を見たといっていた。ここいらを縄張りにしているのだろうか。
 「蛇がいるよ」と言いに来たということはつまり、退治してくれ、と頼んでいるのと同意なので、朝から殺生は気が乗らないけれど長い柄の鎌をもって立ち向かった。が、蛇は、
する、する、する、
とゆっくり這って物陰へ逃れてしまった。模様などをよく見なかったがマムシじゃなかろうか。いやだなあ。
 中には、家の周りで出た蛇は守り神だから殺してはならない、という人もいるけど、ここいらの人は、マムシと見るとまず殺さねばならないと思っているようだ。もちろんキケンだから、生かしておいてまた何か悪さをするといけないから、なのだが、殺すったってはっきりいってコワイし、それにただ通りがかっただけなら何もいちいち親の敵のように目くじら立てて殺すこともないだろうにとも思う。
 昔話「たのきゅうさん」に、馬鹿でかい蛇は煙草の臭いが嫌い、という話が出ていたが、それを真似して実は数日前から父の煙草の吸い殻を浸けた水を付近に撒いて蛇除けをしてみていたのだが、今朝の蛇は正に私が撒いたところに堂々と現れた。だめじゃん。私も余計な殺生をしたくないので、蛇よ、どうかもう来ないでくれー。

2003.9.15 [月] バンコクの午後

晴れ。暑かった。

 昨夜、姫路から京都へ移動し、今日は少しの時間だけど京都をうろうろした。
 宿はネットで適当に予約した旅館で、建物は古く設備のいちいちが昔臭いのだが、大変安くて便利な場所にあり、清潔ではあるので、結局はリーズナブルなところだった。また来てもいいなあ。何より畳の部屋ってのが嬉しかった。

 田村資料館はここから遠い上にお休みだとかで、では京都国立博物館の染織コーナーを観ようと出かけたら、今日は運よくも入館無料の日だった。しかし期待した着物類は少なく残念。それでも田村氏寄贈の化粧道具はステキだったし、他の常設展示も学校の歴史の授業の復習になり楽しめた。向いの三十三間堂にも寄って、なかなか京都旅行らしくなってきたぞ。

 新京極の和雑貨屋「井和井」に、アンティーク着物売り場が出来ていた。以前はなかったと思うが。昨夜ここでピンクがかった赤い地色の絣着物を見付け、これから挑みたい色な上に4千円と安かったので衝動買いしていた。かわいい木綿の風呂敷も買い、ここいらで他に古着を商っている店はないかと尋ねたら、鴨川の東側の縄手通りや古門前通りにあると教えられた。
 さっそく行ってみると、今日は祭日だからか閉まっているところが多く、これも残念。でもそのうち何件かに入り、また別の地域のお店情報も頂くことが出来て、皆さん親切だなあ。お世話になりました。

 昨日の姫路では街で着物姿の人に誰にも会わなかった。京都ではどうだろうと思ったが、いたにはいたけど、案外少ない。ここんとこ暑い日が続いたからかなあ。縮緬の単を来ている人が多かった気がする。後は白大島とか、絽の人もいた。
 着物の人が少ないからか、いやあ海外からの観光客に写真を撮られる撮られる、まいったねえ〜。でへへ。

 京都のバスはとても便利だけど、今日はとても暑い上に、人が多く、渋滞してなかなか来ず、来ても遅々として進まず、この状態は何かに似ていると思ったら、ちょうどバンコクのようだと気付いた。バス停で大勢がたむろって、バスはまだかと同じ方を首を伸ばして見詰めているところなんか、そっくりだなあ。
 帰りの新幹線は自由席は立ち乗り状態で、名古屋で座れるまでは大変だった。
 

2003.9.14 [日] 

晴れ。暑かった。

 今日の結婚式での私達の任務は2つ。
ミッション:1 受付をまかされていること
ミッション:2 披露宴で歌を歌うこと
いやあ、どっちも緊張するなあ。特に受け付けが。何でも世間にはこういうお目出度い日に御祝儀泥棒をする輩がいるとかで、そういう責任や、お客様へ粗相のない様に振る舞えるかという不安で、昨夜はよく眠れなかった。

 今日の装いは、水色地に紺色の線でカーネーションを手書きしたシンプルな付け下げに、金やら七色やらの袋帯。どちらも母の若かりし頃のものだ。九月だがこの季節の礼装をもっておらず、式場の中だけだし、と袷で臨みました。着付け教室で習った二重太鼓を、初めて外で結んだ。でも苦手だなあこれ。
 参列者をみて驚いたが、和装しているのは私だけ。親戚のおばさんとかそういう人達が誰か黒留袖くらい着てくるかと思ったけど、誰もいなかった。まあ、殆どのお客が私達のように遠方から来ているので、そこへわざわざ大荷物になる着物を持参する人ってのもいないのかなあ。
 着物は私だけだったが、しかしこの結婚式でいいなあと思ったのは、あんまり鯱張らない自由な格好の人が多かったことだ。特に、新婦である友達のお姉さん一家が、お揃いの生地で出来たハワイのドレスやシャツを着ていたのがステキだった。この方達は仕事の都合でハワイに住み暮らしており、結婚式のために帰国していた。
 他にも気軽なシャツにスラックスというイデタチの上司の方もおり、こういうカチッとした式場でするには随分ラフな会で、新郎新婦が自己紹介していたように、ざっくばらんで気軽な気質がよく表れていると思った。

 受付は滞りなく済み、御祝儀も無事に新婦のお母様に渡し、歌の方も会の取りでもあり一応場を盛り上げて終ったし、無事に任務完了となった。よかった。

 会の後に、せっかく姫路なのだからとお城を見て、お開きに。
 私は、姫路名物の明珍風鈴をどうしても欲しく、
http://www.e-himeji.com/...
皆と別れた後にもこれを求めて駅周りをさまよった。炎天下に着物着て、スーツケースを引きずった甲斐アリ、キレイな音色のものを手に入れることが出来た。
 姫路には他に牛革細工の財布やカバンなどもあり、キーワードのものもこれに由来しているので、
http://www.kanshin.jp/...
結構期待していたのだが、私の好みにしっくり来るものに出会えず、またの機会をうかがうことにして姫路を発った。

2003.9.13 [土] 

晴れ。暑かった。

明日の友達の結婚式に備えて、今日のうちに友達と共に姫路へ移動した。
ついでだからと、岡山に住んでいる別の友達も訪ねることにした。
4歳の娘さんと共に迎えてくれた彼女は、私達を郊外のキリンビール工場へと連れていった。なんでもここで試飲ができるとかで、人も少ないので穴場的なくつろぎスポットなのだとか。
試飲、と聞いて想像したのは、お猪口みたいな小さなコップに少し、という程度のものだったが、なんとここでは中ジョッキくらいのグラスに生ビールがなみなみと注がれて出て来た。しかもお摘まみ付き。更に、もう一杯おかわりもできるのだ。運転する人や子供向けにはキリンの清涼飲料水が代わりに振る舞われ、いやあキリンって太っ腹だなあ。工場の見学も出来るのだが、時間がないせいもあって飲み場へ直行して、広いお庭を見ながらいわれていたようにくつろぎました。

姫路には既に他の友達も到着しており、連立ってまずはカラオケへ向った。
カラオケなんてもう何年振りだろう。どうしてこんなところへ久しぶりで会う仲間といきなり出かけていったかというと、明日の披露宴で歌を歌うように言われていたので、その練習のためなのだ。
2時間借りて、繰り返し歌いました。スマップの「世界に一つだけの花」を。延々と。
お陰で殆ど歌詞を覚えてしまった。

岡山も姫路も暑かった。
今日のイデタチは、祖母の着ていたごつごつした荒い織りの単紬。こげ茶地に青緑とクリーム色で斜め格子のような柄が絣模様になっている。帯はピンクの博多もどき。
確かに暑いが、今日の暑さは洋服でもどうせ暑いのだから、そのこと自体はあまり気にならなかった。大変だったのは汗の量で、どっか悪いんじゃなかろうか、って位に汗をかいた。お陰で長襦袢のおなかのところに、着物の柄がうつってしまった。

2003.9.10 [水] 

晴れのちくもり。蒸し暑かった。

 週末の友達の結婚式が姫路で執り行われるので、その為の切符をとったが、うっかり油断していたけど今週末は三連休なので座席が既に満杯に近く、思うような席が取れなかった。
 姫路だけではつまらないからと、15日は京都へ寄ることにした。
 京都へ行ったら是非見てみたいと思うのが、「おんなのよそおい三百年」に沢山のステキな昔着物を載せている、田村資料館というところだ。時間もないし、ここだけ行ければ他の観光はしなくていいや、と思っていたが、いざ確認の電話してみると10月上旬まで閉館しているとのこと。がーん。しかも、地図で調べたらこれがまたかなり山奥にあるらしく、いってみれば私の住んでいる村のようなところだ。これは次回、気合いを入れて臨まねば。
 この資料館はどうやら京都国立博物館にも寄贈をしているらしいので、こっちを見るか。

2003.9.9 [火] 4:39 pm

晴れ。

今日も座り仕事なので、週末の結婚式で歌うことになっている某アイドルグループの歌を聴きながら過ごした。

2003.9.8 [月] 

くもり。肌寒かった。

昨日の体調不良が今日にまで引きずられ、そのせいか寒かった。思わず、しまってあった半纏を出して来てしまった。
もともと血気盛んで平熱も高目の方だが、珍しく貧血気味。
これって昔だったら血の道の病、とか言われるんだろうなあ。お岩さんか>私。
どんよりとしてしかめ面をして過ごしていたが、ふと鏡を見てあまりにも変な顔をした女が映っていたので、思わず爆笑してしまった。
気をつけよう。

2003.9.7 [日] 

くもり。

映画「アダプテーション」の一回目に行こうと早起きしたのに、出かける前に具合が悪くなり、
というか出るに出られなくなり、ドタバタしているうちに間に合わなくなってしまった。
今日は気合いれて映画を2本観ようと思っていたのに、残念だ。
それでも「アダプテーション」は観た。面白かった。

2003.9.6 [土] 

晴れ。さわやかだが暑かった。

次の週末には友達の結婚式が控えているので、それの準備のためもあり、今日は色々と買い物をせねばならない。細細としたことを済ませて、礼装用の草履を買うべく某履物屋さんへ行った。
礼装なんて滅多にしないしあまり興味がないために、履物選びにもあまり力が入らない。
これが下駄を選ぶんだったらあれこれ迷うところだが、とにかくシンプルなもの、ということだけで選び、白い台に薄いピンクの線が巻に入った踵の高いものを一足求めた。
ついでに、前から揃えようと思っていた喪履きもここで買った。
これはもう黒けりゃいいでしょ、ってことで、
「一番安いのを下さい」
お願いしたら、山と積まれた商品をかき分け、引っ張り出す様にしてビニールのぷかぷかしたものをみせてくれた。埃まみれの草履をお店の方が息をハアっとかけてエプロンで拭いて、これで充分よ、というのですぐに決めたが、後になってなんだか後悔。心を込めたお弔いの場に履くにはあまりにいい加減な品定めだったなあと。

せっかく浅草なのだから、お参りして御神籤ひいた。
お参りではここに限らずいつもそうだが、高々五円かそこらのお賽銭でずうずうしくも10項目以上のお願い事を延々とつぶやき、
「ということで以上よろしくお願いします」
石段を降りた。
御神籤は、なんといきなり「凶」だった。
前にも何回これが出たことあるけど、御託宣を改めて読むと本当に碌なことがかいてなかった。
状況はますます悪くなり、逃れようと遠くへ行ってもやはり悪くなり云々、
願望叶わず、病人は治らず、無くし物は出てこず、待ち人は来なくて引越屋作り悪く、結婚も駄目、旅行も駄目。ことごとく駄目なことだらけだった。
悔しいので再びひいたら今度は「吉」。
調子のいいことにさっきまでの凶と正反対なことが並べ立てられていた。
よかった。

今日は映画「座頭市」の初日なので映画館が込んでいたが、私の観たのは「HERO 英雄」の方。座頭市はまた今度観よう。
「HERO」私なりには楽しめました。同じような武片では「臥虎伏龍」の方が好きだけど。

今日の装い:石下結城紬単着物+ピンク博多もどき名古屋帯(大変重宝しています)

2003.9.5 [金] 

晴れ。湿気がなく、さわやかな一日。

昨日からの断水だが、昼頃になってようやく水が出た。よかったー。
やはりワタクシのにらんだ通り、水を押し出すポンプが壊れていた。
ただ、壊れた箇所の部品が月曜にならないと手に入らないとのことで、それまでは応急処置でしのぐため、今は水が出るようになってはいるものの、またいつ止まるか知れないという。
応急処置って、何をしたんですか?と尋ねたら、
「叩いたんです」
と水道屋の兄さんは答えた。では月曜までの間にまた止まったら、私も叩いて応急処置に挑戦してみよう。昔のテレビの修理と似たようなものね。

相変わらず調子の悪いパソコンだが、調子が悪いといいつつも、何度やっても消えない、エラーを知らせるウィンドウをひたすら無視し続ければ、今のところはいつも通りに何でもこなせることが分かった。
このエラーが初めて出た日にはオンラインにすることが出来なくて焦ったが、どういう訳かそういうこともなくなった。全然なにも解決していないけど、まあいいか、これでも。
「無病息災」ではなく、「一病息災」でいこう。

2003.9.4 [木] 8:01 pm

くもりのち晴れ。

夕方、急に水が止まった。
またあ〜?
年中こんなことばっか。
素人判断では、途中で水に加圧しているポンプがおかしいと思われる。
しかしもうこの時間では水道屋さんは来てくれず、明日まで待つことに。
うえ〜ん、お風呂に入りたいよう〜。
夕飯は出前でもとれば何とかなるが(さすがにこの僻地でも寿司の出前はとれる。しかし寿司だけ。ピザとかそういう気の効いたもんはとれない。)
風呂は出前ないからなあ。
車で小一時間ほどのところに温泉があるが、これがまた閉まるのが早く今からでは間に合わない。
今夜は病人のように清拭か。
久しぶりに鼻ブラシも使おうかと思ったのにさ。
まあ汲み置きがあるので顔くらいは洗えるけど。
仕事場には、製品を煮沸消毒するための馬鹿でかい風呂桶のような水槽があり、この水を沸かすことも出来るが、しかしここで「かぽーん」とか銭湯のようにすることはさすがに出来ぬ。
その隣には煮沸した製品を急速冷却するためのやはり馬鹿でかい冷却槽があるので、煮沸槽でのぼせたらこっちで体を冷やす、ということも可能。
しかも二つの水槽をつなぐクレーンまであるので、これで摘み上げてもらって移動することまで出来る。
もちろんやらないけど。

こないだのクワガタに与えておいたスイカやら桃やらがいい加減、腐り始め、部屋がくさい。
水が出ないこととは何の関係もないが、水がないと思うと嫌に臭うような気がして、古いのを捨てた。
貴重な水で手を洗った。

2003.9.3 [水] 死後の世界

晴れ。

昨日からのパソコン不調でそろそろ本当に買い替えを考えているが、しかし買い換えるときって何したらいいんだ?とそれすらわからず、
とりあえずアドレス帳だけはどこかに確保しておかねばと慌ててコピーをとった。
とったが、はたしてこれでとれているのか全然自信なし。
まあなんとかなるでしょう。

両親は、私の歳の親にしてはかなり年をとっている。だからなのか時々、今は死語となっているようなおかしな言葉を使う。
今日も何かの話題の中に、「ヒゴノカミ」という言葉が出てきた。
父とナイフの話(なんで親子でこんなこと話題にするのか?)をしていたら母が、
「それはヒゴノカミとは違うの?」と言った。
何すか?それ?
「ヒゴノカミ」とは「肥後の守」と書き、要は折畳式のナイフのことらしい。
でも何でそれが肥後の守?
何か由来があった筈、というが未だ不明。
こういう変な言葉がさらっと出てくるところに時代を感じるなあ。
前にも、「パレスホテルはどこだっけ?」の私の問いに父が、
「キュウジョウの近く」というので、「何駅の近く?」と更に問うと、
「東京駅」と答えた。
東京駅の近くに野球場なんぞあったかいな、と考えたが思い付かず、何て説明の下手な人だ、と
後日この話をパートさんにしたら、年配のパートさんが、
「昔はよく皇居のことを宮城といったよ」と教えてくれた。
この時初めて知りました、宮城(キュウジョウ)という言葉を。
大正時代に流行ったという髪型、二百三高地、も今では死語だろうけど、これを聞いた時もびっくりした。なんで戦地の名前が女性の髪型の名前になるわけ?
なんかこういう言葉って、その指し示すもの自体が消え去れば当然言葉の方も消えていくけど、
でももったいないなあ。
また、指し示すもの自体はまだあっても、今ではもっと違う呼び方をしているために廃れてしまった呼び名とかも。
「ナウい」とか「ゲロうま」とかの言葉はどうでもいいけど、でも本当に消え去る前にちょっと知っておきたい。
確かそういうのを集めた本があったように思うんだけど、探してみよう。

2003.9.2 [火] 0:37 pm

今朝、パソコンがおかしくてなかなかオンラインにならなかった。
ついさっき、ようやくこうして繋げたけど、またいつ何時おかしくなるか知れない。
新しく買い換えろってことかしら、もう長いもんなあこのパソコン。
ということで、もし暫く音沙汰がなくなっても、パソコンが壊れただけですので、またどこかネットカフェからでも参加します。
もしかしたらこれでしばしの別れ、とならないことを心より祈ってますが、
みなさま、お元気で〜。

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