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2003.4.30 [水] 金沢2日目

朝から雨。じゃんじゃん降り。
天気予報では金沢には雷注意報まで出ていた。
昨日はあんなにいい天気で暑かったのに。
「弁当忘れても傘忘れるな」が金沢の天候だそうで、一応傘と草履カバーを持って来たが、うっかり雨ゴートを忘れた!
今日は兼六園にいく予定だったのに。
午後には雨が上がるらしいが、それまでホテルにいるのはもったいない、昨日の銘仙なら濡れてもいいやと、傘さして出かけた。
散策ではなく、建物の中を見学することにしようと、友禅工芸館へ向ったが、
上前をびしょびしょにしていったのに休み!!!
うがっ。
残念だけどついでに隣の西田家庭園「玉泉園」へ。
すごくステキなお庭で、雨に濡れた様子もなかなかだったが、金沢にありそうな回遊式庭園なので、狭い石段や飛び石、坂道などを歩かねばならない。はっきりいって恐かった。草履カバーで滑りそうだし、着物の裾は汚れそうだし、
雨+着物+回遊式庭園の組合せは最悪かも。
雨降りの午前中は、石川県立美術館で北野恒富展を見て、隣の本多家蔵品館見て、建物の中で過ごした。
午後になって雨が上がったので、近江市場、加賀友禅の工房、武家屋敷街、幾つかある武家屋敷にあがって見学した。
こんなことしてるとすぐに5時になり、あとは飲んだり食ったり。
明日は兼六園に行きたいもんだよ。
今日の装いは、昨日と同じ縞の銘仙に、ベージュ地に赤で幾何学模様が染められた木綿八寸帯。

2003.4.29 [火] 初金沢

晴れ。
飛行機が羽田発7:35だったので早起きした。
4時に起き、5時には家を出て、6時過ぎに空港に着いた。
今日のいでたちは、青みがかった黒っぼい緑地に、茶色とベージュと黒の細い縦縞の銘仙着物、黄色の綴れ八寸帯。
草履は昨日買ったばかりの印伝。うふふー。
飛行機に乗ったのは、特に国内線は久しぶりだけど、離陸の時の傾斜が国際線よりきついような気がしたのは気のせいか。頭が痛くなった。
金沢までは45分でつく。近いなあ。
小松空港からはバスで40分くらい。

10時前にはホテルに着き、朝から精力的にふらつき始めた。
あちこちにきれいな公衆トイレがあり、便利な巡回バスがあり、古い町並みが残され、資料館がたくさんあり、現存する武家屋敷や茶屋の中を見ることができ、それらにガイドや説明文がつき、
コジンマリしているけど歩きやすい観光地だと思った。
私はこういった資料館や屋敷を時間をかけてゆっくり見て周るのが好きだが、いきたいところが幾つもあって昼間はとても忙しかった。大抵が5時には閉館してしまうので、とても全部の予定をこなせない。
一方で夜になるととたんに暇になり、飲んだり食ったりくらいしかすることがない。
この日は、二つの茶屋街、武家屋敷、お菓子やさんなどを見て周った。

2003.4.28 [月] 初長谷川商店

今日が問題の営業に行く日なのだ。
うがーっ。
緊張した。遅刻もした。が、なんとかなった。嬉しい。
すごく嬉しい。おわったー。ゴールデンウィークだー。
平日の昼間にお買い物だー。映画だー。
てことで調子に乗って、なかなかいけなかった長谷川商店へいった。
最近下駄ばかり買っていたので(こないだの辻和でも下駄買った)、草履が欲しかったのだ。
いろいろ見せて頂いたが、結局ぱっと最初に目に付いた印伝の草履に決めた。
台は赤く、巻の中段に黒字に赤で菊が線書きしてある印伝、鼻緒もお揃いの印伝。
ここんとこの経験で、どうやら私は鼻緒の前つぼをきつめにしてもらった方が歩きやすいようなので、お願いして調節してもらった。

せっかく浅草に来たので、こないだいけなかった合羽橋にもよった。
仕事着の白衣と、あればトタンでできた金盥が欲しいのだ。
白衣はいくらでもあったけど、いまどき盥ってないのね。あってもアルミの重たいやつで、形もちょっとちがう。
まえにハンズかロフトでトタンの盥をみかけ、形も正に望んでいるものだったんだけど、いかんせん小さかった。うちでは直径60cmくらいの大きいのが欲しいのだ。

映画「シカゴ」を見ようと思ったが平日昼間なのに満席、結局「ドリームキャッチャー」にした。こちらは空いていたが、私はこういうB級映画が好きだ。期待通りに楽しかった。

あんまりおいしくない中華点心を食べて帰った。
明日は朝が早い。

2003.4.27 [日] 初豆千代

友達3人と連立ってある呉服屋へ行った。
足腰の悪いおじいさんとおばあさんがしているお店で、
間口が二間くらいしかないような小さなところだった。
商品は埃をかぶって、長いことそのままにされているようなものばかりなので、物色しているとこちらの手が汚れ、そんな手で反物を触っていいのか、とても気になった。
仕入をしていた日本橋の問屋が数年前につぶれてから、新しいものは入れていないそうで、ここにある在庫を少しずつ売っているだけのようだった。
そう言う訳で一昔前のものばかりだが、それはそれでとてもかわいらしい柄の紬や小紋がそろい、今にはないような色合せを楽しめた。お値段もお安めで、質については必ずしも大丈夫とはいえないけど、気軽な普段着にぴったりだ。だって、新品の博多献上柄ひとえ帯が5000円だよ。いいのかしら。
このお店には友達に誘われて行ったのだが、よくもまあこういうところを発見した物だと感心した。私達4人が立っていることさえ窮屈な狭い店内で話していても、おじいさんおばあさんは耳も少し悪いようなので会話があまり成り立たない。不思議なところだった。

お茶してから、昨日行けなかった豆千代へ。初めての豆千代で、「幕末維新 明治・大正 美人帖」という本を買った。
この時期の有名な女性や花街の女性などがブロマイドのようにポーズをとっている写真が沢山載っている。いわゆる庶民の働き着姿は殆どないのが残念だけど、でもきれいな写真がいっぱいでたのしい。着付けも今とは随分違って面白い。
こないだの三井家の着物展にあった写真もそうだったが、おはしょりをつくるとなると、ものすごく長くつくるのね。ぶかぶかした前掛けみたいなのがついてるから何だろこれ、と不思議だったけど、きっとおはしょりだね。普段着っぽいものはもう少し短いけど、今に比べるとやっぱり長い。

本といえば、今注文していて楽しみなのが、キーワードにもあった「布の記憶」と、
もひとつ「木村伊兵衛 昭和の女たち」。
これには普通に着物を着ていた普通の女性達が沢山載っているそうだ。本屋やネットでみても今は廃盤になっているらしくなかなか見つからなかったが、アマゾンで最近になって載せていたのだ。時間がかかるらしいが注文は出来た。嬉しい。

2003.4.26 [土] 

本日の予定:
西荻で英会話教室−豆千代初日−辻和セール−貴和で帯留金具−合羽橋で仕事道具−何か映画
だったんだけど、変更になった。
昨夜から何故か視界にゴミみたいなものが急にぼやぼや浮いて気になり、目医者に行くことにしたのだ。
もともと飛蚊症があり、私のようなかなりの近視だとある程度は仕方ないものらしいが、急に起きた飛蚊症は網膜剥離の疑いもあるとかで、一応検査が必要だという。
おそろしー。
目医者は連休前だからか激混みで、結局2時間半かかってようやく出られた。
一応今は何も問題なしだが、2週間後に再検査するといわれた。
豆千代は今日は割愛しよう。
でも辻和には行きました。行って、調子に乗って小物買ってたらかなりの額になってしまった。
長襦袢反物にきれいなのを見つけて買っちゃったけど、これでまた縫ってない反物が増えたなあ。
せっかくここまで来たから貴和にもよって、予定外にアンティークモールにも行き、予定外に買い物までしてしまった。
白っぽいベージュ地に太い赤縦縞+細い黒縦縞のお召(袷)。
映画は「Bowling for Columbine」をようやくみた。
すごく面白かったけど、すごく恐かった。

今日のナリは、鎌倉オフの一文字で買った茶色い泥染め?大島着物に、母の紅型帯。桜の台の下駄。

2003.4.25 [金] 5:46 pm

くもり時々雨。
月曜日に訪問することになっていたが先方の都合で取り止めになった営業先に、再び電話を掛けた。ら、28日にアポが取れた。
嫌だ嫌だといつまでも言ってられないので行くけど、
無事に済むといいなあ。
これが終れば翌日からは金沢旅行なので、まあ頑張ろう。

週末には友達と着物屋さんへ行く予定。
「コントみたいによぼよぼのおじいさんとおばあさんがやっているお店」だそうで、小さいながらもかわいいものがいっぱい、とのこと。たーのしーみだー。

先週から、普段あまり売れないうちの商品に、あるお得意さんから異常な程に沢山の注文が入っている。嬉しい悲鳴を上げたいところだけど、何故なのかが不明でちょっと気味が悪い。
関西のお店で、電話がある度に理由を尋ねようとおもいつつ、向こうの話のペースに乗せられ、「ほな!」で電話を切られてしまう。くちばしを差し挟むタイミングが難しい。その地域には他にもお得意さんがあるのに、この店だけがこういう状態というのが更に解せない。
もしかして、うちの商品10個お買い上げの方の中から抽選でハワイ旅行が当たる!とか、そういうのでもやってんのかな。
このままあまり在庫を持たない状態でゴールデンウィークに突入する。足りなくなっても私は金沢でおいしいものでも食べているんだわー。

2003.4.24 [木] 7:47 pm 河の流れのように

天気予報に反して晴れ。
仕事が終った後に、先延ばしにしていたドブさらいをした。
我が家の周りを囲むように、ぐるっとロの字型に溝がきってあるのだが、ここが落ち葉や泥で埋まり、今では殆ど機能していないのだ。
だいたいこの溝の、どっちが上流で下流なのか、わかっていなかった。シャベルで掻き出した方へ淀んだ水はどっちつかずに流れ込むだけで、本来の道筋がちっとも分からない。エッシャーの絵の様に永遠にぐるぐる回っているだけなのかもしれない。
西側の一辺は埋まり方が特にひどく、辺りが笹の薮なので枯葉が満杯に溝を満たしていた。
面倒なことにここには蒸気ボイラーの蒸気抜きの管が出ており、さっき停めたばかりのボイラーの残留蒸気を時々すごい勢いで吹き出している。4本の管があり、それぞれが不定期にぶほぶほやっているので、ここでの作業は恐ろしい。
密生した笹薮に蒸気が満ち、気温も高かったのでちょっとしたジャングル気分。
数箇所の落ち葉を除いたら急に水が動き始め、祝・開通。
溜まった泥は、これで染め物が出来るんじゃなかろうかという程に黒くてつやつやした、粒子の細かいものだった。染めないけどね。
ごま油で練ったこしあんのようでもあった。食べないけどね。
一通りさらって試しに水を流してみたら、さらいきれなかった泥を含んだ黒い小川がジャングルをぬってさらさらと流れた。
疲れた。
腰が痛くなった。

2003.4.23 [水] 2:21 pm 草木染め

くもり。薄ら寒い感じ。
雨は降っていないので予定ではグリストラップの掃除をする筈だったが、寒いのでやめようよ〜ということになり、ゴールデンウィーク明けに持ち越されることになった。やれやれ。

うちの周りには草木染めに使える植物がありそうだなあ、と思っていたが、どうやら本当に沢山あることが分かった。
「草木染めを楽しむ」日本ヴォーグ社
を買ったら、そこいらに当たり前にあるものがばんばん載っていたのだ。
黄八丈を染める草も写真入で紹介され、あるある、嫌ってほどある、ということがわかった。他にも、いままで迷惑としか思えなかった雑草がとりどりの色の持ち主であることが分かり、この地域を見直した気分になった。

手に入るのは染料となる草木だけではなく、媒染剤も身の回りの物で作れちゃうのだ。中でも、木灰汁は今では手に入りにくい物の一つとされているが、
灰!あるんだなー、これが。
我が家では薪を燃料にした食品加工もしているので、これの灰が嫌でも出来、近所の方には時々分けてもいる。畑に蒔いて肥料?にしたり、山菜を茹でたり蒟蒻を作ったりするのに使うという。焚き付けの際に新聞紙を少し燃やすが、それ以外はすべて雑木を使うので、きっといい媒染剤になると思う。

更に読み進むと、木綿などの植物繊維には染めつきをよくするために予め人工的にたん白質を付着加工するとよい、とあった。これを「豆汁づけまたはたん白質処理」というそうだが、
大豆!あるんだなー、これが。
我が家では大豆を原料にした食品加工もしているので、これの間引いたものが嫌でも出、山鳩に餌としてあげる他は殆ど捨てているのだ。
大豆で豆乳を作って薄めたものに布を浸せばよいのだという。
うーん、本当に出来てしまいそう。

草木染めの色で今一番気になっているのは、クサギ色だ。
あのトルゴブルーのような青は、植物の中では唯一クサギだけが出せる色なのだそうだ。さすがにこれは近所で見たことないなあ。
以前和織に着物を受け取りに行った時に、他のお客さんがクサギで染めた紬の色無地を見せてもらっていた。私も横目でちらちら見ながら、目の覚めるようなこの色が植物からとれたと聞いて本当に驚いた。すごく印象的な色だった。まあこれを私が着て似合うか否かは別問題だけど。

2003.4.22 [火] 11:42 pm

とてもよい天気。
でも明日は雨になるとか。
明日、雨が降らなかったら、グリストラップという
下水処理施設の掃除をすることになっている。
うげー。
しかし3ヶ月に一度くらいはしないとならないので、できれば明日のうちに済ませてしまいたい。

例の髪型と眉型を美容師のいいようにされてしまったという友人は、どうやらカツラを諦め、しかし今では育毛剤を使っているらしい。ぜんぜん効き目がない、と文句のメールが届いた。育毛剤ってのは毛の本数が少ない人が使うもののように思うが。
そんなに気にすることないと思うんだけど、当人には重大なことなのだろう。
私の方はというと、最近髪が少し長くなって来て、髪型を考える余地が出来て来たのが嬉しい。
キーワードの椿油が欲しいが、今あるベビーオイルを使い切ってしまいたいのでこちらを髪に付けたらわりといい塩梅。でもはやく椿油が欲しい。

2003.4.21 [月] 3:04 pm

ここ数日、台所の前の野鳥用餌台にヒヨドリが沢山集まりすぎて、はっきりいって気持ちが悪い。今朝も私が餌を出しに行ったら、既に隣の木で数羽が待ち構えていた。台所から観察していたら、6〜8羽が餌場をめぐって激しい空中戦を展開しており、さっき置いたばかりのパンの山はたちまちなくなった。
春になれば自然界にもっといい餌が増えるから冬場ほどには来なくなるだろう、と思っていたが、どうやら逆である。日に日にその数を増しているようだ。昨日などは20羽近くいたそうだ。ここに来ればただで食い放題、ということが口コミで広まったのか。
勝手な推測だが、春になるとおそらく子育てなどで栄養が以前にも増して必要になるので、それでここがこれだけ繁盛するのかもしれない。
みていると、バトルは単独でそれぞれするのではなく、大抵がつがいでやって来て、今いる2羽を追い出そうとしたり、新参者の2羽を追い払おうとしたり、しているらしい。
まさに縄張り争い、仁義無き戦いだ。
「Gangs of New York」でいうとファイブポインツの広場といったところか。
よく考えないで餌を無尽蔵に与えすぎた結果、鳥たちを甘やかしてしまったのかもしれない。一時期などはりきって、パンやクラコットを砕いたものに、バナナを加えて更に練り、団子にして栄養満点の食事を用意してやったこともある。
風の強い日にはパンが飛び去ってしまわない様に、牛乳に浸して出してやったこともあった。
自然界にはどれも余計なことだったのか。
まあいいけどね。
気が済むまで続けておくよ。

2003.4.20 [日] 9:02 pm

昨夜はあれからちょっと大変だった。
毎週末には妹のところに泊まっているのだが、
今週は予め泊まることを連絡していなかったからなのか、
律義に玄関のドアにチェーンがかかっていて入れなかった。
いつものことなんだから外しておいてくれてもいいのにさー。
すでにかなり遅い時間だったため、妹をたたき起こすのも気の毒に思い、
さて、この晩をどこでどう過ごしたもんか、結局、吉祥寺でホテルに泊まった。
さっきのネットカフェに戻ってもよかったんだけど、
急にホテルに泊まって旅行記分を味わいたくなったのだ。
ああ無駄遣い。
吉祥寺第一ホテルに幸運にも空き部屋があり、そちらに泊まりました。

今日の映画は「catch me, if you can」。
面白かった。
けど、隣の席の男2人組が、上映中だってのに喋ったりメールを確認したり送信したり、大迷惑だった。一体何しにここ来てんの?!
映画が終ったら、「うん、おもしろかった」だって。
あれでちゃんと観てたわけ?

明日は慣れない営業にいく予定。
考えただけでげんなりし、本当に具合が悪くなって来た。
前向きに考えようとあれこれ自分を励ましてみたがあまりうまくいかなかった。
と思ったら、帰宅して父の言うことには、先方より連絡があり、不幸があったために今回は見送って欲しいとのこと。
正直、うれしかったー。
しかし、これでいいのか。嫌なことを先送りしただけでなく、
先方ももしかして方便で面会を断って来た、ということなのかも。ぐぐぐ。
どうなっちゃうのかなー。

2003.4.20 [日] 0:36 am

こんばんは。
さっき新宿散歩に参加の皆様とお別れしたばかりです。
今日の日記はネットカフェから書いています。
日本でネットカフェに入ったのはこれが初めて。
うーん、緊張するなあ。
なんかキーボードもうちのと違うので打ちにくい。

今日は真楽の皆様と沢山お話できてとても楽しかったです。
木綿着物についての情報も得られることが出来て有意義でした。
わかっていたことですが、私は一方的に演説みたいに話す話法を改めた方がいいということを改めて自覚いたしました。

三井家の着物展にはまた行きたいと思った。
行きたいし見たいけど、しかし私のさまざな疑問に答えてくれるような物知り博士が是非傍らに必要だ。
今この酔っ払った頭で思い出せるだけでもいくつかの質問事項がある。
*小袖、として説明されているものと着物、とされているものとがあったが、その区別はどうされているのか。
実はこれについてはある来場者の方に質問され、返答に大いに困ったから。
小袖、という定義について幾つか違う記述を聞いたことがあったので、よくわからないとしながらも適当にそのうちの一つをその方にお答えしておいたが、果たしてそれでよかったのかどうか。
*背中に繰り越し上げのあるものと無いものとがあった。
どういう違いでそうしているのか。ないものは切り繰越にしているのか。
*展示してあった着物の多くを、どのような着付けをしていたのか。幾つかあった写真ではいまいちわからなかった。婚礼写真ではおはしょりを作らず、下着と一つ前で着ていたが、そういう来方が一般的だったのか。
*紋の種類が沢山あったが、三井家にもずいぶん沢山の本家や分家があったので、それらにそれぞれの紋があったということなのか。中には一見、葵のご紋みたいなのもあったが、アレも三井家のものなのか。

などなどなどなど・・・・。
もっとあったように思うが、酔った頭にはこれが限界。

それでは、おやすみなさい。そろそろ帰ります。

2003.4.18 [金] 1:53 pm

今日もやたらいい天気。
桜が終ったと思ったら、そこいら辺の雑木の芽がいっせいに吹き出し始めた。
去年は藤の花が例年以上に美しく咲いた。
その辺に自生している藤が、今までそんなところに藤があったとはこっちは気付いてなくても、自らの存在をここぞとばかりに主張して咲き誇っていた。
滝のように何mもの間を藤がしだれている箇所もあって、
思わず車を停めてしまったものだ。
ぐるりと見渡すとあっちにもこっちにも藤が咲き、
そんでまた香もかなり強い。
あまーい、匂いがする。
5月の半ば頃かな。もう少し先の話です。

ここ数日、本当はやりたくないんだけど電話し続けていた営業先と連絡が取れた。伺いたいと言うとあっさりOKが出、来週の月曜日に行くことになった。話が少し進んで喜ぶべきなんだろうけど、いやだー。いきたくないー。知らないオジサンに会ってこれ買って、っていうなんていやだー。営業きらいー。
しかたないが。
話が進んで結構なことじゃないの。
明日の真楽では仕事のための鋭気を養うとしよう。
そう言う訳なので、一層楽しみにしています。

2003.4.17 [木] 富士山ともんちっち

とてもよい天気。
桜はもう花の見頃を過ぎて、桜吹雪の見頃、といったところか。
近所へ車で出たついでにちょっと遠回りして、今頃の時期に花がきれいな道を通った。
その辺りの家々では何故か庭に枝垂桜を皆植えており、
今を盛りに咲き誇っている。
更に、うちの周りでは桜はもう殆ど散ってしまったが、
こちらはやや標高が高くなっているので桜がまだ満開に花を付けている。
くわえて、ここは小高くなったところにあり、周りに遮るものが少ないために、富士山がよーく見えるのだ。
葛飾北斎の富嶽三十六景のなかに、「甲州犬目峠」という一枚があるが、ここはその近辺だ。
近くに住む友達の話では、自分の家のすぐ下が旧甲州街道で、そこからの景色がこの絵のモデルらしい、とのことだ。
冬の晴れた日には澄んだ空気の向こうに真っ白な富士山の頭がすかーっと見えて美しい。
今日は冬のようにくっきりとは見えなかったが、
春霞の中に煙った富士山がボンヤリ見えた。

で、その犬目峠に住む友達を夕方から訪ねた。
美容院で頼んでもいないカットと眉毛剃りをされてしまい、
「これでかわいくなった」
と美容師にいけしゃあしゃあと言われて泣くに泣けずに帰って来た友達だ。
本人曰く、頭はもんちっちで眉は平安時代、だそうだが、
楽しみにして会いに行ったら大したことなくて、ちょっと拍子抜け。
確かに、今迄の髪型の方がずっと似合っていたし、眉も剃りすぎ。だいたいその美容師のしたことはおかしいし、二度とそこへいくものではない。
けど、カツラを買おうかと思う、という程ではないし、
死にたくなった、というけどその内伸びてくるんだから今死んじゃったら損だよ、と
なぶってるんだか慰めてるんだかわからないようなことを言ってやった。
彼女は学校の先生をしているのだが、不登校になりそうなほどらしい。
そもそも、週末にお気に入りの先生を含めた飲み会があるので、その為におしゃれしようと思って行った美容院だという。これでは勝負の前に不戦敗だわ、と彼女は嘆く。
散々言いたいことを言った私達だが、それでも終いにはやはり気の毒になってきた。
大丈夫、彼女はそれでも充分かわいいから、きっとうまくいくよ。

そういえば私も学生の時に初めてのパーマをかけて、
おばさんおばさんと言われたもんだった。
しかもその時期に卒業アルバムの撮影があり、抹消してしまいたい事実なのにしっかり写真に撮られて残ってしまった。慣れないスーツを着て映った姿は、初々しい友人達に混じって一層目立ち、中学のPTA役員、といったところだった。
そういうもんだよ、しょうがないのよ。

2003.4.16 [水] 6:30 pm.

とてもよい天気。
ここんとこ鶯がよく鳴いている。
ちょっと前の寒かった頃にはまだうまく鳴けなくて、
「けきょ、けきょ」
なんていってたのに、今では調子に乗って
「ほーほーほほほほほけきょ」
だってよ。

昨日、友達からメールがあり、話したいこと(たぶん恋愛話)があるので会いたい、とのことだった。
更に、近々「勝負」があるのでその為に日曜日に美容院へ行ったら、トンでもない髪型と顔にされてしまった、慣れない美容院へこういう時にいくものではない云々、ともあった。
恋愛話の方はあんまりそそられないけど、そのトンでもない容姿を拝んでみたいので明日会うことにした。
なんでも、髪はモンチッチのようにされ、ちょっといじってもいいかと聞かれたのでいいと応えたら、眉を平安時代の人の様にされてしまったとか。あまりにショックで、今週末にはカツラを買いに行こうかと思っている、そうだ。
こりゃ会うのが楽しみだわい。うしし。

2003.4.15 [火] 6:25 pm

一日中雨が降っていた。

端布をはった糸巻きを作るとかいって作ってなかった。
変わりに、自作の帯留を入れる箱を作った。
これも簡単。
厚手のボール紙で出来たしっかりしたお菓子の箱に端布をかぶせるだけ。
こうすると箱自体も布とボンドで丈夫になるし、お気に入りの大切なものを仕舞っています、っていう感じがしてとてもよい。
こないだ浅草橋で手に入れた帯留金具を、以前から買い込んでおいたガラスの箸置きや、七宝焼きのボタンなどに貼り付けて帯留を作ったのだ。使うのが楽しみ。週末の新宿散歩にどれかしていこうかなあ。

2003.4.14 [月] 7:20 pm

曇り。風がちょっと冷たかった。

昨日手に入れた偽べっ甲の櫛を入れる専用の袋を作った。
着物を着るようになってからは端布よりも着られる着物の方に目がいってしまいがちだが、それ以前は端布が好きで、バッグや巾着を作る為に沢山買い集めていた。
結局殆どは買いっぱなしで仕舞ってあるが、久々にこれらを広げてちょうどいいものを探してみた。
あほみたいに沢山ある。
一時期、狂ったように買い求めていたもんなあ。
押し入れ用のプラスチックの引き出し2段と、隙間に入れる用の同じくプラスチック引き出し2段に、パンパンに入れても入りきらず、後は適当に袋に入れて積んである。
結局、紫と黄緑色がベースの友禅の縮緬を使った。
裏地には、柔らかいのに少しぷかぷかとした張りのある、薄いココア色の錦紗縮緬(たぶん)を合わせた。櫛を優しく包んでくれそうだ。
巾着の綴じ紐にはちょうどよく残っていた細い皮紐、
桃が手書されている白い陶器のビーズを通した。
表地と裏地の間に真綿を薄く入れてやればよかった。
今からでも入れるか。
こういう、専用の袋を自作するってのもいいなあ。
今まではただ、四角く切って縫ってただけだけど、中身に合わせた形、素材や色を探すのって楽しそう。
一昨日浅草で買ったつげの櫛の専用ケースを作ってみようか。そういや暑くて扇子も買ったのだった。久しぶりに創作意欲わいてきたなあ。
つげの櫛といえば、一日我慢して伊勢丹に行ってから買えばよかった。まあいいけど。

しかし今日はこのあと、もっと簡単なものを作る予定。
やはり昨日の伊勢丹で、みすや針の売り場に、厚紙にきれいな端布を貼り付けた糸巻きカードが売っていたのだ。これを真似して作ろうと言う訳。
裁縫箱の中に使い掛けの短い糸が沢山渦を巻いているので、これらの整理にぴったりだ。
特に、半襟を掛けた時に使った糸は、いつもしゅーっと抜いて半襟を外してからまた次の半衿付けに使っているので、専用の糸巻きがあってもよさそう。
使用済みの糸巻きカードやミシン糸の芯を使ってもよさそうだな。
仕事が終ったので頭が働くこと働くこと。
今日は肉体労働のみだったので頭をあまり使っていなかった。

2003.4.13 [日] 10:58 am

いい天気だった。
西荻界隈を少し散歩した。
「西荻倶楽部」にある、べっ甲の櫛や簪が前から欲しくて時々見ていたが、今日こそは買ってみようというつもりで再び訪れた。骨董市なんかでもよく見かける、髪にちょこんとさしておく飾りの櫛だ。
相場をあんまり知らないが、骨董市と同じくらいか少し安いくらいかなあ。しかしよく見ると袋に、べっ甲、と書かれたものとそうでないものがある。尋ねてみると、書いてないものはべっ甲ではないという。じゃあ何なのか、ということまで、聞いておけばよかった。
結局、べっ甲じゃないらしいけど細工のきれいな櫛を一つ買った。

真楽の皆さんが時々行くという慶屋に初めて行ってみた。
アンティークのものもとても状態がよい様に思った。
ここにもべっ甲の櫛や簪、帯留があってまたも物欲が頭をもたげて来たが、あまりにも予算外なので断念した。
このあと、女子大通り沿いに見かけた蜂蜜専門店へ行きたかったのだが、歩いているうちにさっき飲んだビールが効いて来て、一刻も早くトイレへ行かねばならなくなったので、こちらも断念した。

伊勢丹の京都物産展はおお賑わいだった。
私もここで抹茶パフェなんか食べたいなー、と思っていたがあまりの長蛇の列にまたしても断念した。
ここにもべっ甲の髪飾りのお店があった。
当たり前だけどべっ甲って高いのね。
となりのみすや針で、刺し子用針と木綿針を買った。
昨日、今日と買い物してばっか。

2003.4.12 [土] 10:51 am

またしても土曜日は雨だ。
浅草橋で帯留め用の金具を幾つか買ってみた。
ここだと安いなあ。
ついでに辻和がもし開いていたらいいなあ、と思って行ってみた。が、休みだった。近くの丸和に行ったら、帯芯250円というのがあった。これで帯を自作してみよう。

浅草に移動して、この前見かけた呉服屋さんを幾つか見て歩いた。
途中、履物屋さんで、変な草履を見かけた。
「じかばき」というそうで、婦人物の草履なのだが、とにかく台が薄くて、男物の雪駄よりも薄いんじゃなかろうか。台の形も変っていて、小判型というよりも、少し角張った八角形か。つまさきの辺りで反り返っていて、巾はややたっぷりめ。そうよね、これだけ低いんだから足がはみ出たら足袋がすぐに地面についてしまうな。
お店の人の話では、あくまで普段のお洒落履き、裾を短めに着るような着物に合わせるんだとか。それもそうよね、ぞろっとしたの着たらこれも地面についてしまうな。
しかしお値段は普通の草履かそれ以上くらいには高かったと思うんだけど。
最初これを見た時は、きっと底の部分だけ好みで付けてもらって、高さを調節できるようになっているのだろう、と思ってたけど、何とこのまま履くのね。
合同履物にもあるかしら。

浅草寺の前で外国からの観光客に、写真一緒にとって、と所望されてしまった。くくく。
揚げ饅頭食べてるとこだったけど、あんな写真でいいんだろうか。

ここんとこ映画を観てなかった。
新宿高島屋の上で、「WATARIDORI」ってのを観た。
とても面白かった。
ちょっと作った感じのドキュメンタリーだった。
パンフを見たら、「キャラバン」の監督だった。
こういう大変そうなのをよく作るのね。

おいしいうどんを食べて帰った。

今日のいでたちは、
例の赤い矢絣のウール着物と、黄色の八寸綴れ帯。
こないだ合同履物で新しく鼻緒をすげてもらった母の下駄。

2003.4.11 [金] 10:33 am

ようやく桜が本格的に咲き始めた。
家の辺りでは桃やブドウなどの県の名産品は全くとれないが、
この季節になるとよく、桃はもうじき見頃ですか?というようなことを聞かれる。が、実は私は全然しらなくて、ていうか桃の花を見たことが殆どなくて、気がついたらシーズンが終っていた、ということばかり。
こないだも西荻で同じようなことを聞かれ、
もうとっくに終りましたよ、東京の桜よりも先に咲くようですよ、
と、本当にそう思っていたから言ったのだが、知ったかぶりをしてしまった。
そしたら、実は今頃がちょうどよいみたいで、
うちのあたりでの目安は、ここらで桜が咲く頃に勝沼あたりで桃が咲く、
ということらしかった。
知らなかったよ。

例の公証人のところへサインをもらいに、父に行ってもらった。
こういうこと慣れないので、サインをもらえた段階でほっとしたが、どうやらこれだけでは事は終らず、更に法務局にも行かねばならないという。
誰それがこの書類にサインをするのを公証人は確かに見ましたよ、という公証人のサインのほかに、
この公証人のサインはホンモノですよ、偽の公証人ではありませんよ、というサインだかハンコだかが更に必要なんだと。
そうすると、も一つ上があって、この法務局のハンコはホンモノですよ、っていうハンコをどこかにもらいにいかなくちゃならないとか、そういうことないだろうなあ。
それは結局なかった。
なんかめんどー。

2003.4.10 [木] 5:39 pm

今日の天気:晴
妹に頼まれ、産まれて初めて公証人役場っつーところへ電話を掛けた。
私文書に署名してもらうにはどうしたらよいのか、ということを尋ねたかったんだが、「せんせえ」と呼ばれたその人の偉そうなこと。
こっちは何もわからないから尋ねてるってのに、こんなことも知らないのか、っていう態度で最初から居丈高だった。
だいたい、公正証書を常日頃から作りなれている普通の人なんているわけないっつーの。遺言状何枚も作ってるような身分じゃあるまいし、知らなくて当然だっつーの。まったく。

ゴールデンウィークの金沢旅行をさっき予約した。
うわーい。着物で旅行だーい。
2泊3日なので着るものをどうしようか。
限られた荷物の中であれこれコーディネートをひねり出すのは楽しそうだぞ。お天気いいといいなあ。
あの辺りには工芸品が沢山あるみたいで、最近欲しくなって来た和傘なんかも金沢和傘、とかいうのがあるらしく、とってもキケンに満ち満ちた旅になりそう。
いくらなんでも加賀友禅の着物を記念に買ってくることはしないだろうけど、他にも竹細工とか鉄の風鈴とか、漆器もいいし、蒔絵かな?もあるみたいだし。
うーん、スリルあるなあ。
お土産には森八のお菓子を買ってくるように言われている。
海産物も豊富だし、クルミの佃煮だって!おいしそー。
これはもう、すばらしい日々になることは確実だろう。
うひひ。

2003.4.9 [水] 6:15 pm 金沢くん

今日は曇りのち雨。
昨日の小学校の火事というのはたいしたことはなかったらしく、しかも小学校ではなくその近くの工場かなにかのボヤだったようだ。
消防車が何台かうちの前を通って現場の方へ向ったのを見たが、彼らもてっきり小学校が火事なのだと思い込んでおり、しかし行ってみたら違うので、ではどこが火事なのか、消防車が火事場を探す、という状態だったとか。
結局、個人経営の工場かなにかで機械オイルが発火して119番したらしい。
まあ何事もなくてよかったよかった。

ゴールデンウィークの過ごし方だが、金沢に行ってみようかと思う。
金沢ってどんなとこか。
確か兼六園があったり、前田の殿様のお城の跡なんかもあったりするんだと思うけど、
金沢と加賀を同じところだと思っていたあたり、
実は殆ど何も知らないのだ。
そもそも日本海側にはあまり行ったことがなく、
そういう慣れないところに行くのはさぞや面白かろう、
という理由で私の中では行くことはほぼ決定している。
行き方だが、どうせ新幹線や特急が上野あたりから出てるんでしょ、
くらいに気軽に考えていたら、東京からだと電車ではけっこう面倒らしい。
少なくとも列車一本では行けないようだ。
そんなこととは知らなんだ。
試しに「infoseek乗り換え案内」で調べてみたら、
うちの最寄り駅から片道で7〜8時間かかることになっている。
どうやら飛行機で行くのが簡単みたい。
そうか、飛行機か。
国内線は久しぶりだ。
羽田から1時間で小松空港へ着くらしい。
そういうことなら、ほら、着物で旅行すればいいじゃん。
ほほほ。
ということで、ゴールデンウィークは着物で金沢旅行、とほぼ決定いたしました。

2003.4.8 [火] 5:21 pm

今日は朝から曇ったり雨降ったり。
一日中玉葱と共に過ごしたので、体中がくさい。

さっき、うーう〜という消防署のサイレンが聞こえたのでなんだなんだ、と思ったら、地元の小学校で火事があったとの町内(村内?)放送が流れた。
一応雨が降っているのであまり大事にならないと思うが、心配だ。
このサイレンの音を聞いてすぐに、あれ、火事?
と思い至ったのは、1月の末にもすぐ近くで火事があったため、その時さんざん聞いてあれは火事のサイレンだということが染み付いていたからだ。
1月の火事は、近くの山の上の家3軒ほどが全・半焼した、かなり大きなものだったため、うちからもよく見えた。山の頂上が真っ赤になり、私の家の中も曇りガラス越しに明るくなったほどだった。
時間帯からいってまだ児童が残っていたはずだが、何事もなければよいが。

このあとまだ数時間は玉葱との付き合いが残っているが終ったら、
以前買った薄いピンク地に赤で網目みたいなのが織り出してあるお召(多分)の裾を直す予定。お召の古着だから仕方ないのだろうけど、裾が袋になっているのだ。
こういう裾の直し方が
http://homepage1.nifty.com/...
に載っているので参考にしてみるつもり。
でもなんか大変そう。

2003.4.7 [月] 6:09 pm

今日もいい天気だった。
友達に借りた白洲正子本を少し読んだ。
なかなか面白いなあ。
載っている着物もすごく個性的で、変ったものが多い。
着物を見る時どうしても自己中心的になってしまい、それを自分が着たいか、似合うか、などで良し悪しを判断してしまいがちな私だが、そういう観点で言うとこれらの本の着物は必ずしも私向きではない。
織の着物が好きみたいで、私も織が大好きだから、見ていてとても楽しいし、わー、これ欲しい!と思うものもかなりある。が、全体に私にはまだまだ着こなせない感じ。着物に食われそうな、こっちがすっかり霞んでしまいそうな着物という印象だった。
選ばれた人が着る着物ってとこかな。私が選ばれることは、うーんないだろうなあ。
中でも私が特に気に入っているのが、手書きの縞模様の帯だ。これだけの縞を手で書ける人は他にいない、のだそうだ。手書きの素朴さ、なじみやすさが溢れているのに、しかしちゃんと全てがきれいに平行な線なのだ。描かれた線の色合いも、これまたきゃーステキ!これほしいなあ、ほんと。
鶴川に有るという武相荘にもいつかいってみたいね、と友達と話した。

2003.4.6 [日] 10:24 pm

きもの園遊会が今日ならよかったのに、ってくらいの晴天だった。
友達に誘われて井の頭公園へ花見に行った。
昨日の雨風にも負けず、散るのを待っていてくれたかのように満開だった。
しかしすごい人込みだった。
風も冷たかったので早々に切り上げて、KuuKuuでお茶した。

友達には、他の着物友達からまわってきた着物本3冊を借りた。
白洲正子「衣匠美」と、
「特別展 白洲正子の世界」のパンフ?と、
「太陽 こんなカッコいい男がいた! 特集★白州次郎 20世紀の快男児」だ。
3冊目のは、実は着物本ではなく、白洲正子の話から派生して、その夫の白州次郎ってどんな人?えっ、かっこいいじゃん、てことで貸してもらった。
読むのが楽しみだ。

2003.4.5 [土] 9:58 pm 浅草へ

今日は待望の隅田川きもの園遊会のはずなのに朝から天気が悪かった。
ものすごく悪かった。
なんたって、こっちでは雪が降っていたのだ。
ミゾレだったのが本格的に雪になり、風も混じって吹雪のようだった。
これじゃスタンプラリーは当然中止だろう、
ってことで確認の電話もせずに洋服に着替え、中止でも決行でもとりあえず水上バス乗り場に11時集合、という友達との約束に従って家を出た。
が、行ってみたら何とやってるじゃないの。
小雨決行、と聞いていたけどこんな大雨+大風でもやるのね。
しかも、夕方行った合同履物で小耳に挟んだところでは、景品やら何やらを用意しちゃってあるので今更中止には出来ず、結局小雨だろうがなんだろうがやることになっていたとか。
そして今回は景品200点ほどのところへこの雨で参加者がやはり200名位だったために、何ももらえない方が珍しい状態になっていたらしい。
なんだ〜、行けばよかったー。
まだまだだな、私達は。
きもの若輩者の読みの甘さが露呈した一件だった。

洋服着て来たんじゃどうしようもないので、とりあえずご飯食べてお茶して、ぶらぶらしてから合同履物へ行った。
愛用してすっかり歯が擦り減り鼻緒も切れ掛かった、畳地というかゴザみたいなのが台に貼ってある母の下駄と、先月こちらで作ってもらった桜の皮の台の下駄とを持っていった。
お店の方達の鉄火な会話をしっかり聞かせてもらいながら、
畳の方は新しい鼻緒をすげてもらい、桜の方は緩んでいた鼻緒を締め直してもらった。
草履もいいけど私は下駄が好きだ。
ここには楽しい下駄がいっぱいあって、どれもこれも欲しくなってしまう。
前から気になっているのが、みなこさんも買われたというカラスの下駄と、竹が台に貼ってある下駄だ。特に竹の方はこれからの時期にぴったりで、時間の問題で本当に買ってしまいそうだ。

近くに傘屋さんがあった。
16本骨の傘が欲しいなあと思っていたが、ここで和傘を幾つか見せてもらい、うーん、こっちもいいなあ、と心変わりし始めた。これもこれからの時期にぴったり、とかなんとかいって時間の問題で本当に買ってしまいそうだ。

浅草の新仲見世通りなんかをふらついていたら、けっこう着物屋さんがあった。それも高級呉服屋、というのではなくてウールや木綿なんかの本当に普段着、って感じを沢山置いていて実にそそられる品揃えの店だった。代え袖用の布とか柄ものの裾除け、木綿やウールの着尺、半巾なんかがウィンドーに沢山出ていた。今度ゆっくり物色しに来よう。これからの着物ライフにぴったり、とかなんとかいって時間の問題で本当に買ってしまいそうだ。

2003.4.5 [土] 0:11 am

日中は晴れ、夜から雨になった。
明日は隅田川きもの園遊会のはずだが、この分では雨で中止になりそうだ。
残念なり。
友達とはそれでもとりあえず浅草で待ち合わせているが、
実に半年ぶりに洋服で週末を過ごすことになりそう。
かなり降りそうだからだけど、
うーん、でもやっぱり着物にしようかな。
久しぶりの洋服なので、一体何を着たらよいのやら、
見当がつかなくなっている自分にびっくり。
いくら着物が好きだからって洋服を放棄した訳ではないし、
どちらも楽しく着たいので、こんなことではいかんよ。
そろそろ洋服を着るいい潮時だったのかも。

2003.4.3 [木] 9:34 pm

曇りのち晴、かな?
今日も午後から着物で過ごした。
昨日とそっくり同じ格好。
桜はまだ咲かない。
この辺りで一番最初に咲く木には一つか二つくらいはほころんでいるのがあるが、
まだまだだな。

台所の窓に面したところに、野鳥用に餌台を置いている。
冬の間は食べるものがなくてひもじかろうと、パンの屑や、時には豪勢にバナナなんかも置いて観察していたら、暫くするうちにヒヨドリがやってくるようになった。
常連になったヒヨドリはどうやら2羽いるらしく、微妙に体格や仕草が違う。大雑把に言って、おっとりした方とがさつな方とに分かれる。
おっとり者は時間を掛けて丁寧に餌を食べる。ミカンの房が有れば、くちばしを突っ込んでジュースを飲むか、摘み上げて器用に食べやすい向きに変え丸呑みする。
一方、がさつ者の方は、房を好みの大きさに千切りたいのか、くわえてブンブン振り回して、結局半分くらいをどこかへ放りとばしてしまってから、残った小さなカケラを食べている。パンの屑の時も同じく、餌台の中を引っ掻き回して辺りを散らかしながら食べる。
この餌台のすぐ脇にぴかぴかのステンレス製の煙突がたっており、食事中のヒヨドリ諸君の姿がそこに映っている。
がさつ者の場合、それが自分の姿だと分かっていないらしく、自分の食事を邪魔しに来た輩と勘違いして、煙突に向って脚蹴りを食らわせたりつつき回したり、あほか、ってくらい大騒ぎしている。
おっとり者の場合、そもそもそこに何か写っていることにすら気付いていない様子で、お構いなしに食事を進めている。
最近はあったかくなったので、他に餌になる虫やら何やらが手に入りやすくなった筈だ。以前何かの本で、冬の間は鳥も餌が乏しいので何か与えてやるのもいいが、春になったら自力で餌を取る生活に戻してやらねばならない、とかいうことを読んだ気がする。たしかに、今では日に何度となく訪れ、どこかで私達を監視しているのか、餌を置いてやるとすぐにやってくる。
こいつら、ここに来れば腹一杯食べられると思っているな。
やはりこれは少し厳しくしてやらねばならないか。
しかしねー、うちは仕事の都合でペット飼えないのよ。
ペットといえるのはこのヒヨドリくらいで、これがいなくなったら結構さみしいなあ。
こうなる以前は、ヒヨドリなんて図体がでかくて色もきたなくて、ちっともかわいくないと思っていた。こいつらがいると他の鳥が遠慮して来なくなるし。
しかしこうしてみると分かれはなかなかつらい。
うーっむ。

2003.4.2 [水] 5:59 pm

朝から雨降りだった。
今日も力仕事や汚れ仕事がなかったので、今度はきもので過ごした。
いつもの赤とベージュの矢絣のウールに、1年位前にネットで落札した着物についてきた名古屋帯、薄いグレー地にこげ茶と白で花火みたいな柄が織り出してある。
ゴールデンウィークの旅行はなしになったので、
おとなしく着物を着て過ごすか。
そろそろ単の準備もしたいし、たまっている反物を縫うことにしよう。

2003.4.2 [水] 10:08 am インド旅行はとりやめに

とても残念だけどインド旅行をキャンセルした。
なんたって私の予定していた飛行機は香港経由で、帰りなんて一泊しなくちゃならない。
他の航空会社も軒並み肺炎の流行っている地域を経由しているので、直行便以外はどれも同じなのだ。
直行便の方はもう今更席は取れず満席で、キャンセル待ちも入れられないらしい。
残念なり。
せっかくノートを作ったけど、またの機会に使おう。
さて、ゴールデンウィークをどうするかな。

2003.4.1 [火] 10:40 pm

今日もいい天気だった。
こまごましたことをしていたらいつのまにか一日が終った。
明日はパートさんは来ず、家族も全員出かけてしまうので、一人できものに着替えて仕事しよう。ていうかインドの下調べしよう。

昨夜作った旅行用ノートの表紙は、あれこれ考えた挙げ句、
紅型の端布を使うことにした。
もともと何かジャパニーズなものにしようというイメージはあったが、友禅とか縞木綿とかいろいろ合わせているうちに、ふと同じ暑いところ同志の沖縄の布はどうだ?と紅型に思い当たった。
これがなんだかぴったりきたので即決だった。
ボンドでぴったり貼り付けて表紙が少し厚くなり、重厚感が増した気がするなあ。
しかし、4月、5月はアグラーなんかは48度だってよ。
そんな酷暑の中ではボンドも溶けて布がはげてくるんじゃなかろうか。
石鹸とけたりしないだろうか。
ライターなんかは爆発することもあるとか。
だいたいそんなところにいて頭は大丈夫なんだろうか。
うーん、未知の世界だ。

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