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2003.1.31 [金] 5:53 pm 着物日記、着物手帳

着付け教室の先生が、着物手帳を作る事を薦めてらした。
持っている着物や帯、小物類もすべて写真に撮り、それぞれの入手先や値段、サイズ、エピソードなどをそえてノートに貼れば、着物手帳が出来上がる。これをコーディネートの参考にしたり、あわせたい小物を探す時に持参してお店に行ば、とても効率がよいという。

また、着物日記なるものも薦められた。着物で人と会ったりした日は、その日のコーディネートをこれもやはり写真に撮り、どのメンツと会ったのか、書き加えておけば、次回同じメンツで集まる時に違うコーディネートを心がける事ができ、同じく効率的である、とのこと。

どちらもなかなか面白いアイデアで、どうでもよい事も含めいちいち記録しておく事が大好きな私にはぴったりだ。 聞いた時には、よし私もやろう!とすぐに思った。思ったが、結局面倒くさくて少しもやっていない。

だいたい、着物をきれいに撮影する事が出来ない。私は写真撮影が下手だ。飲み会には大抵カメラを持って行くが、ろくな写真がとれた試しがない。全員を狭いファインダーに収めようとしてかなわず、お膳の上の料理だけが写っていたこともある。せっかくにっこり微笑んでくれていても、出来た写真は鼻から下しか写っておらず、着ている服でしかこれが誰だか判別しなかったこともある。
部屋の中の照明もいけない。蛍光燈のもとでの私の顔は黒味がかった緑色で、どんなコーディネートをしてもミイラのように見える。こういう写真を日記に貼るのは気がひける。

まあそのうちね、と思って放っておいた着物手帳・日記計画だが、意外と友人がこれを作っていた。

結婚式に着ていくお母様の訪問着にあわせる帯が欲しいと、着物手帳を持ってお店に行ったのだ。見せてもらったところとてもキレイに撮れており、全体写真と柄部分の拡大と、二枚で一組にし、手帳に貼られている。お店の人にも用意がよいと誉められていた。いいなあ、私も欲しいなあ、着物手帳。彼女のカメラはがっしりとして、長くて大きな望遠レンズが幾つかセットになった立派なものだ。まるでパパラッチのようである。そういうカメラでとればきれいに写るのだろうか。照明にも特に苦労せず、室内の電灯で足りたという。私のカメラはAPSのズームなしの小さなものだ。カメラも違えば腕も違うのか。残念なり。

2003.1.29 [水] 6:51 pm 映画館での座り方

こないだの週末には、映画「ギャング・オブ・ニューヨーク」と「カンパニーマン」を観た。面白いか否か、これからご覧になる方に先入観を与えてしまうと申し訳ないので、黙っときます。

映画館に着物で行くと困るのが、椅子に座る時だ。背中の帯がつぶれるのは、まあ仕方ない事なので無視する事にしているが、私が気になるのは後ろへ抜いて飛び出している衿が、背もたれでぐしゃっ、となることだ。

そもそも洋服で映画を観ていた頃は、頭を低くしずめ、お尻が椅子にぎりぎりのっかってるくらいにそっくり返って座っていた。大変お行儀の悪い格好だった。近視だし、視界いっぱいに画面が広がるのが好きなので、いつも大抵前から3列目くらいに陣どり、混んでれば最前列でも構わない方だ。そうするとどうしてもふんぞり返った姿勢の方が観やすく、したがって後ろの衿も背もたれに押し付けられた形となる。この座り方だと、私の好きな角だしの場合、背中の帯は丁度、背もたれと腰掛け部の境目の角にうまくおさまり、意外と形が崩れない。しかしもちろん衿はぺちゃんこに。プラスチックの衿芯を使っているのだが、これがひどいとカッキリ折れ曲がり、元に戻らなくなることがある。今度、三河芯をつかってみようかなあ。
もちろん、姿勢を正して、背中も少し背もたれから離して映画鑑賞すればよいのだが、なんとかそっくり返ったまま観られないものか、毎回四苦八苦している。

で、「ギャング・オブ・ニューヨーク」の時にうまくいったやり方は、背中の肩甲骨の辺りに、持っていたショールを丸めて枕にする方法だ。こうすると、枕のおかげで首の後ろが背もたれから浮き、衿もつぶれない。背中の帯もいい位置(勝手にこれをスイート・スポットと呼んでいる)におさまり、万事がOKだった。
ただ、これをしていると、そっくり返っている上に、胸の辺りを突き出すようにし、頭は後ろへガックリ垂れ、伏し目がちに画面を観る、という、着物のエレガンスもへったくれもない格好になる。画面の中のディカプリオにガンを飛ばしているともとられかねない。しかし今のところこれが一番適したスタイルなので、当分これでいってみよう。

2003.1.28 [火] 10:40 pm 紋付きの丹前

先日アンティークモールで見つけた二枚重ねの着物について、かずさんから情報を頂いた。骨董市などではそういう着物は度々あるそうで、別冊太陽にも載っているらしい。そう聞くと、一日も早く骨董市に行ってみたくなり、別冊太陽も欲しくなってきた。しかしここは人里離れた山奥村なので、別冊太陽などという気の効いた雑誌は手に入らない。週末に東京に行くまでお預けだ。残念なり。
かずさん、ありがとうございました。

変った着物、ということで、また思い出した。この前鎌倉の「はなぐるま」へ行った時、本店の棚を漁っていたら、男物の丹前が出て来た。しかしこの丹前、なぜか五つ紋付きなのだ。丹前って普段着なのだと思っていたけど、そうじゃないの? その時のお店の人も余りよくわからないみたいだった。五つ紋付きの丹前着ていくシチュエーションってなんだろう?極寒の中での結婚式とか?

もともと丹前が欲しかったので、男物だろうが構わないからと値段を尋ねたが、多分オーナーでなければ分からないらしく、売ってもらえなかった。残念なり。

五つ紋付き、五つ紋付き、と繰り返したが、実はちょっとちがう。正確には、紋を入れる予定の丸い位置(石持ち?)に何も描かれずに白抜きのままになっていたのだ。だから全体としては、褪せたブルーグレーの地に、白い丸が五つ、ぽんぽんとある状態だ。

で、私の推測だが、もしかして、
紋付きの礼服を作ろうとして反物を買っといたんだけど結局仕立てず、最近寒いなあ、丹前が欲しいなあ、あ、そういえばずっと前の礼服の生地があったっけ、いいや、これで丹前つくっちゃえ、うわ、あったかあ〜。
てな具合だったのではなかろうか。

礼服としては未使用なくせに、この丹前は随分と使い込んでくたびれた状態だった。お店の人にも、コレクションとして持ってるならともかく実用にはもうむかないでしょ、といわれてしまった。

古い着物って、まあ確かに気持ちが悪いということもあるけれど、その状態をみると来ていた人の事をあれこれ想像できて楽しい。私はこういう、あれこれ使い回してやりくりしたり直したりした跡がある着物を見るのが大好きなのよ。

2003.1.27 [月] 11:34 pm やらねばならぬ事リスト

日曜日に買った解いた麻の生地を見ていたら、そういえば他にもこうやって買ってきて、仕立ててなかったり直してなかったりして、放置している着物がいくつもあったことを思い出した。
余暇を使ってこれらを早いとこ着られる様にしてしまわねばならないが、他にもやることがあるので結局どれもが前に進まない。試しにこういうやり掛けのことをリストアップし、優先順位を付けてみることにした。
その結果、
1)「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」を読み終える
2)「天才・柳原教授の生活」を読み終える
3)作りかけの半纏を完成させる
4)直しかけの単お召を完成させる
5)反物を切っただけで作りかけの浴衣を完成させる
6)鎌倉で買った着物に袖丸みを付ける
6)ネットで落札した綸子着尺反物で長襦袢を縫う
6)アンティークモールで買った洗張りの麻着物を縫う
6)湯通しから返って来た両面染め絽浴衣を縫う
6)ネットで落札した麻長襦袢反物で長襦袢を縫う

我ながら随分ため込んだものだ。殆どの物がやり掛けで放り出してあった。上位に来ているハリー・ポッターだの柳原教授だのは、人に借りている本なので早いとこ読んでしまわねばならないからで、実は着物の方を先にやりたい。今日も結局これらを読まず、お召の直しをしたり、もっと読みたい本「鬼平犯科帳」と江戸の古地図を眺めて過ごしてしまった。上のリストがすべてこなされるのはいつになるのか。

2003.1.26 [日] 9:42 pm 二枚重ねの着物

銀座アンティークモールへ、修理に出しておいた祖母の帯留め二つを受け取りに行った。これでようやく付けられるのが嬉しい。特にべっ甲の方は椿の形なので、今の季節に是非使っておきたかったのだ。来週の着物友達とのつどいにつけていこうっと。

アンティークモールに来たからには、帯留めだけ受け取ってさっさと帰るのはつまらない。なんだかんだで、洗張りの麻の着物(紺地に細い白の縦縞模様)6000円を買ってしまった。今から夏に備えて・・・とかなんとか言い訳しながら、年頭に立てた誓い(当分は着物は買わない)を、鎌倉に引き続きまたも破ってしまった。

この日のアンティークモールでは、いつもの布フロアの他でも、古布や着物、帯の展示販売をしていた。特に面白かったのが、濃い紫地に何だかの花の裾模様、胸に紋がついた留袖or訪問着だ。この着物、比翼のように衿下や裾にもう一枚、表と同じ模様が描かれたものが重なって見えるのだが、よく見ると、どうやら比翼ではなく、もう一枚別の着物を下に重ねて着てるようなのだ。袖からも振りからも表と同じ生地がみえる。お手を振れないで下さい、とあるので覗き込むことしか出来ないが、下になっている着物の裾は、衿下や裾の部分だけに表と同じ生地・模様が施してあり、隠れて見えない部分はどうやら派手な長襦袢のような、別の記事になっているらしかった。これって、そういう長襦袢なのかしら。

以前母に聞いた話:
母の大学時代、随分良いところのお嬢さんだという同級生がある日、突然の雨降りに着物の裾をめくりあげて、「どうせ下にも同じ模様があるんだからめくったっていいわよね」と言って雨の中をタクシーに向って走り出したそうだ。その時の彼女は、刺繍の着物の裾をはしょりあげ、その下に見える長襦袢?の裾にも、表の模様と同じものが描かれていたとのこと。

展示されていたのはこの時の母の同級生の着ていたようなものなのかな。

2003.1.22 [水] 9:17 pm 袖丸みのない着物

先日の鎌倉着物屋さん巡りの際に買った縦縞銘仙長着には、ちょっと変ったところがある。袂の先に、袖丸みが全くないのだ。ふつう、たとえ1cmでも丸みをつけるものだと思っていたのだが、この着物の場合、全くの直角、びしーっときっちり折り込まれており、丸みをつけようという気が全然なさそうな、そんな袖になっている。

袖丸みのないものといえば長襦袢もそうだが、長襦袢ではない。竪衿はなく、衽がちゃんとつき、袖口の下も縫ってある。裏には八掛けも胴裏もつき、丸みがないこと以外は至って普通の着物なのだ。

単に、素人の仕立てでうっかりまちがえたとかいうのかなあ、などと思ったが、気になったのであちこちに聞いてみた。これってこの状態で着て出歩いても変じゃないのかな?と思ったのだ。

よくわからない、というお返事が多い中で、そういう仕立てもあります、と教えて下さった方がいた。仕立てが面倒だと丸みをつけないままになっている場合もあるとかで、年齢と共に丸みは小さくなるものなので、お年寄りが着ていたものかもしれない、ともおっしゃっていた。なあるほど。

ではこのままでもそうおかしくはないのだな、ということにしたが、ただでさえ老けてみられがちな私なので、とりあえず自分で丸みを付けとこうかなあ、とも思っている。

2003.1.20 [月] 7:08 pm 指輪を帯留めにする方法

先日の鎌倉着物屋さん巡りの待ち合わせの前に、北鎌倉駅近くにある「北鎌倉小瀧美術館」へちょっと寄った。「大ヴェネチアン・アンティークビーズ展」というのをやっていたのだ。こじんまりとした美術館だが、散歩の途中などにちょっと寄るには丁度良い規模で、展示してあるものもなかなか面白かった。

ここのショップで、金太郎飴のようなガラスで出来た四角い指輪と、楕円形の板状のガラスがついたキーホルダーを買った。どちらも本来の使い方をしても充分素敵なんだけれども、これらをなんとか帯留めとして使えないものか、と思っている。楕円形の板の方は、帯留め用の金具を貼り付ければまあそのまま使えるとして、指輪の方をどうにか工夫できないものか。ただ帯締めに通しただけでは、なんだかデベソみたいにぼこっとお腹にくっついてて面白くない。一番いいのは、背中からまわして来た帯締めの左右の紐を共に指輪に通し、指輪を折り返し地点にしてそれぞれ左右にひっぱり、背中の帯の中で結ぶ、というものだが、帯締めの長さが足りない。あれこれやってみたが、インドの飾り紐を帯締めにしようと買った2mのものがあるので、これで上記の方法で結ぶのが、いまのところ一番よさそう。でももっと他の帯締めでも活用したいので、更なる研究が必要だ。

2003.1.18 [土] 6:55 pm 鎌倉の古着屋2軒

着物好きな友達2人と共に、鎌倉へいった。昨年11月にやはり着物仲間6人と来ているのだが、その際に見つけた古着屋さんへまた行きたくなったのだ。初詣も兼ねて、このお店ともう一軒、看板だけ見つけて結局行けなかったお店にも行ってみようということで、また無駄遣いするにきまっている、と家族に言われながらも出掛けていった。

「はなぐるま」本店へ、友達の一人が寸法直しに出していた大島を受け取りに行き、そこであれこれ試着して1時間余り、近くに来たついでだからとちょっとのぞくだけのつもりだった支店で2時間余り、前から気になっていた「一文字」で閉店間際なのに長居させてもらってまた1時間余り、結局、初詣どころかお昼ご飯もとらずに、半日を着物に囲まれて過ごしてしまった。
お腹もすくけど着物も見たい。目の前にきれいな着物が沢山あったために興奮して、初詣のこともご飯のことも時間が経つことも、忘れてしまった。
昨年調子に乗って着物を買いすぎたので、当分はおとなしくしていよう、という年頭の誓いを、松の内が明けたと思ったらあっさりやぶってしまった。

2003.1.12 [日] 10:58 pm 着物でする労働

今日は一日家の中にいたが、とりあえずウールの着物を着てみた。母のベージュ色のウール紬に、ユザワヤで買った木綿の洋服生地で作った半巾帯、背中には例の真綿を密かに羽織って、更には半纏まで着込んだので、ものすごくあったかい、というか暑かった。

今日は家事くらいしかせず、着物で出来る身の回りの仕事としてはおとなしい方かな。2日には正月早々に雪が積もり、せっかく着物でぐうたらしていたのに雪かきをせねばならなくなり、しかたなく今日と同じかっこうでスコップ持って外へ出たものだった。裾がちょっと気になったけど、短めに着付けていればそう不自由な状態ではなかった。足には別珍の足袋、長靴で、肉体労働のせいかあまり寒く感じなかった。汚れることを気にしなければ、大抵のことは出来そうな気がした。

2003.1.11 [土] 10:34 pm 染め替え

家族のお見舞に飯田橋へ行った。ついでに神楽坂をうろついていたら、偶然、リサイクル着物の「甚衛門」を見つけたので入ってみた。中野のお店には一度行ったことあるけど、どちらもとても状態のよい品ばかりで、私の中の基準としてはややお高めだった。

この建物の二階には、宝石や金銀の細工物のアンティークを扱うお店があり、前から気になっていたのだが、今日はお休みだった。残念。

ちかくの毘沙門天へお参りして、またしてもたった五円のお賽銭で10項目以上のお願い事を延々として帰って来た。

今日の装いは、初めて買ったリサイクル着物(黒地の綸子小紋)に、リサイクルの木綿染め帯、リサイクルの小紋羽織。
黒地の綸子小紋は、恐らく元は色無地か何かだったものを、シミが出来たか何かで染め替えたものだろう。裄を直す時に解いてみたら、裏に何ヶ所か薄茶色い大きなシミがあった。黒地に唐草や王冠、蝶などを白抜きの柄に染めたもので、表からはシミは全く分からない。へんてこな模様だなあ、と思っていたが、こういうごちゃごちゃした柄の方が染め直ししやすいのかな。八掛けも、裏のシミが透けない様になのか、真っ黒だし。買った当初は、何でこんな変な柄の買っちゃったんだろう、と思ったが、こうしてみるといろいろ工夫の凝らされた着物で、物を大切にしているって感じがなかなかよろしい。母には年増くさい着物だといわれたが、コーディネート次第でそう気にはならないことも今回分かったし、まあいいか。

神楽坂の食器屋さんで、蜻蛉玉みたいなガラスの箸置きがあったので買った。金具をつけて帯留めにしてみよう。

2003.1.5 [日] 10:04 pm 巣鴨の別珍足袋

 今日は友人達と初詣に行った。着付け教室で知り合った仲間達と、着物で巣鴨のとげぬき地蔵へお参りしたのだ。初詣といえば都内にはもっとメジャーなところがいくらもあるだろうに、誰が言い出したか巣鴨に行くことに。あまり混雑していないだろうという予想は外れ、なかなかの盛況ぶりだった。

 地蔵通り商店街には、意外と呉服屋さんが見当たらず、ここを訪れる人の中にも着物姿は殆どなかったのではないか。しかし、商店街の入り口付近にあるお店で、別珍の足袋を見つけることが出来た。こちらのキーワードでも紹介されており、いつかは欲しいなあと思っていたので嬉しい。しかもこのお店、一足¥1480(だったと思う)とけっこう安めだった。黒・臙脂・紺・ピンクなどがあった。私はピンクと紺を買った。他にも、男物の黒足袋やしゅす足袋なんかもあった。このお店は着物の小物屋さんと言う訳ではなく、主に婦人服を扱うお店で、厚手の靴下などに混じって足袋も少しおいている、というものらしい。年配の方が多いこの界隈らしい品揃えだった。

 お昼に近くのホテルで中華料理をたらふく食べて、腹が割れそうになった。帯枕のガーゼや帯締めをゆるめての帰途となった。

2003.1.5 [日] 10:03 pm

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