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2003.3.30 [日] 悼む日

祖母が亡くなった。83歳だった。
ものすごくきれいな顔をして横たわった祖母は、白紺の春の花の浴衣を着せられていた。上前が逆なのには、お清めをしたとき初めて気づいた。

帰る前に母に連絡したときに「なんでもいいよ、黒っぽいもん着といで。洋服で。」と釘をさされたため、黒い服数枚と喪服用のスーツを持って出た。

母方の祖母で、母は四姉妹の長女。母は、叔母達と4人で黒紋付を着た。私は、母のお太鼓や叔母の着付けを手伝った。母とその下の叔母はお揃いの羽二重。下の2人は一越。母の半襟は私がつけた。羽二重にはアイロンをかけた。羽二重は手がかかる。黒を着ると、半襟と足袋の白がくっきりと出る。裾が短くならないように注意して着せた。

孫は10人。孫だけで棺を運べた。お坊さんも驚く。

告別式には、見覚えのある背の小さいおばあさまが、黒紋付に、黒い羽織でいらした。他の方はみな洋服だった。やはり身内でもないと着物は着ないか。

叔母と母に着物を着せていたときに、喪服をいつ揃えたのかと聞いたら、結婚したときだという。結婚する予定も気もない私はいったいいつ、なんの紋で揃えといたらいいものだろうか?着物で参列するのには、いい年にならないと無理そうだ。

火葬の間に、弟の携帯にメールが入った。不謹慎な弟たちは、高松宮記念のために前日からスポーツ新聞などを買って予想をして、携帯から馬券を買っていたのだ。確かに長い夜は暇だ。上の弟は、2万円かけた。その結果がメールできたのだが2万円が10万円になった。それも良く見ると、入力を間違えて自分が買おうと思っていたのと違う馬券を買っていた。それで勝ったのだ。彼はすぐお線香を上げに行った。下の弟はあたり馬券を買っていたはずだったのだが、入力ミスがあったらしく、買ったことになっていなかったらしい。上の弟が1万円あげていた。まあ今回の仕事量に比例していたのだろう。

私は私で、前日に、母の半襟がないというので近くの呉服屋に買いにいった。そうしたら、ちょうど羽織紐が外にでていて、しかも全て数百円。全部昔のままの値段だという。買い占めようかと思ったくらい安かった。ので5本くらい買った。それからSカンも。次は買占めに来ようと思った。不謹慎ながら。

葬儀が終わって、家の整理が始まった。家は貧しかったため、和箪笥の中は寂しいものだった。絹ものなんて2,3枚しかない。それぞれ、叔母にゆずられていった。ウールや木綿なんかもあったのだが私には地味すぎたため、本当に捨てるようになったら貰い受けることになり、結局私は黒いレースのショールを譲りでもらった。あとは、古いぼろぼろの主婦の友が1冊、小さい鋏を一丁、母達が子供の頃、元旦に学校に着ていった晴れ着(といってもガス木綿とモス)。
私が普段に着物を着るという事実は、台所では大不評だったのだが、着付けを私が全部してあげた叔母は和裁の学校に通っていたこともあり、ウールの着物を4枚とポリの着尺や木綿の帯などを持ってきてくれた。
それと、母の箪笥から、牡丹色の道行きが弟のヨメに渡っていたことを知り、慌てて他の着物を押さえてきた(笑)もう母は締められない、黄緑の松に赤い竜田川の刺繍の袋帯、ラメ入りの鶸色の付け下げ。蔦の模様だというが、私には桑の葉に見える。子供の頃、家の周りは桑畑ばかりだったが、今は桑なんてほとんどない。

今度は母に着物を買ってあげよう。

2003.3.27 [木] かえりみち

閉店10分前にマルナンにかけこみ、リボンを買う。雨コートの裾切れ防止にぬいつけるのだ。もう格好がどうとかいってられません。歩幅が大きいのかなー?歩き方わるいんだろうか。。。。
ついでに赤の紬用にも買う。計算をまちがって、お財布をからっぽにしてしまった。

その後、本屋さんで「和風時間」ともう一つ新創刊の雑誌を立ち読み。「和風時間」には着物の記事が、もう一つには青木玉さん・奈緒さんがこちらも着物の記事にでてらした。ふむふむと読み、買おうかと思ったが寂しい財布を思い出して棚にもどす。
どちらかのエッセイに、ヴィトンモノグラムの由来がうんたらと出ていた。知っている人は知っている常識のようなものだが、今はこれがわかりやすく広まるよい機会なんではないかな。相互に影響しあってるのですね、文化というものは。

家に帰ると、5分くらいで選んだリボンは、ちと合わないことが発覚したが、まあ仕方ないので付けるしかなかろう。

2003.3.24 [月] おねがいに。

昼休みにマルナンに走り、強そうな先染めの布を2種買った。青地の格子と、薄茶地の格子。売りだし中で2足分で300円しなかった。
そして、みなこさん亭に、足袋布と、銀の煙草入れをもってゆく。
あと、銀の煙草入れはお直しをお願いする。煙草は吸わないので別の用途に使うのですが。
そしてまた夕ご飯(今日は筑前煮)をご馳走になり、旦那サマが買ってきてくださったケーキなど頂いて和み、着物話に花が。
が。またしてもまたしても終電を逃す。
というか、ほんとのとこ、終電て何時なんだろう。

下宿生としてまたお邪魔しにいきます。

2003.3.23 [日] 逆営業?

昨日行けなかった大丸が心残りで、大丸ながもち屋へ。
前より新しいものが増えてて、いまひとつ。
かわいいなと思った小紋は、布の状態が悪くて断念した。
というかもう買わなくていいんだが。

その後、1Fに降りて、かんざしなど見る。
そこの店員さんが、「簪ですか?素敵ですねー」と着物やら刺していた簪など褒めちぎる。
最初に声をかけられたときに、一つにまとめて簪を刺した髪型の私に、「よかったら(売り物の簪を)お刺ししますよ」とか言われたので営業だと思っていたらそうではなくて、どこで買ったのかとか、和モノが好きだとか、いろいろ話し始めた。
着物にも興味があるようなので、古着をまず勧めてみた。
10Fにあるながもち屋の存在を知らなかった模様。
おそらく感染。彼女の着物人生が楽しくありますように。

2003.3.23 [日] 骨董市の日

先月行かなかったので、今月は行かねばとちょっと早起き。明るくなってから出発。

ここの市にはあえて着物では行かなかったのだけど
今回は、露店のおじちゃんのリクエストに応えて着ていった。

おじちゃんの反応はすこぶる良くて、そこではだいぶまけてもらい、
サイケデリックな銘仙と博多の名古屋とどピンクのショールを抱き合わせ購入。綿の銘仙(紫の矢絣)の反物などもあってめずらしがる。こんな綿の反物がいっぱいあれば、きっと手ごろでかわいい着物がいっぱいできるのになと思う。
あと、昔の煙草入れだという銀の入れ物も購入。
他のお店で、夏の縮と昔の帯板を購入。

8時半ごろに来たお店は、トラックが着くと、周りのお店の人たちがわらわらと寄ってきた。
「おとうさん、おとうさん」と親しげに声をかけ、まだ解いていない荷にも手を出している。
どうやらお店の人もほしがるようなものを安くだすらしい。
ほとんどは朝一番で出てしまうようだ。
でも、着物は高かった・・・

骨董市は朝が勝負だ。10時すぎにはひけて、博多ラーメンを食べて帰った。

サイケな銘仙は友人に流す予定で買い、似合いそうだと思ってわくわくしていたのだが、
ふと思って羽織ったら私にも意外と普通だった。
黒の羽織でも羽織ったらよさそうだ。

2003.3.22 [土] 恒富!

やっと恒富展を見に行く。しかもぎりぎりの時間に。

ちょっと理由があり、昨日と同じ組み合わせ。そして明日も。3連休で3日共着物なのに、なぜ同じものを着るんだ私は、と少し落ち込む。

着物の方もちらほら。羽織をほめられる。知人ともすれちがった。
帯の結び方や、着物の描写の細かさに見入る。

ステーションギャラリーは、なんだか空気が重くてどっと疲れた。

パスタを食べて帰ろうとしたら、大丸は9時までじゃなくて土日は8時までだと知ってショックを受ける。
ながもちやを見ていこうと思っていたのに。
わかってます。買いすぎなのでいいんですよいかなくてもね。

2003.3.21 [金] 落語→西荻で買いすぎ

いい天気!
アパートを出て3歩あるいたところで羽織っていたショールをバッグにしまった。

今日は知人と落語。
なので紬にしようかなーと思っていたのだけど、西荻にバッグみせにいかなきゃーと思ってバッグに合わせて着るものを選んだ。
ら、ものすごいアンティーク風味に。
バッグから着るものを選んだのってはじめてで、ものすごく苦労した。
唐草模様の紫銘仙に、撫松庵のポリ半幅。絞りの羽織。

目立つだろうなーと思って家を出た。

新宿は安田生命ホール。前売りがとれなかったので、当日券狙い。
なんとか最後の2枚をゲットして、大戸屋でお昼を食べた。

志の輔落語を聞くのは10年ぶり。ものすごく楽しみだった。
前座で楽しんで、いよいよ志の輔登場。「三方一両損」と「百年目」だった。
すごくおもしろくてよかったのだけど、びっくりした。
だって、あれじゃ談志じゃないか。
枕と「一両損」の方は、もうほんとうにそのまんまなくらいそっくり。昔の、10年前のまだ声が枯れていないころの談志に。
しゃべり方も間もしぐさも手つきもなにもかもがそのまんま。驚いてぐるぐるした。
「百年目」は、まあ志の輔っぽかった。

志らくを聞いてみたくなった。(実は夕方から志らくがあったと後で聞く)

枕をきいてて「日本は平和だなあ」としみじみ感じる。
「アメリカも神の子、イラクも神の子っていってますねぇ。だけど日本はそうじゃないからね、日本人は親の子だからねぇ。」

おおいに笑った後、ながもち屋などでちょこっと買い物し、
西荻へ。
7人の仕事展をのぞく。でもバッグはあまりにもテイストが違ってうーむ。連絡先だけメモって出た。
その後、古着屋を3件はしご(しちゃいけないよねえ、うん)。

1件目。この間ちらっと欲しいと口走っておいた古い大島が入っていた! ・・・お取り置き。だって買う予定じゃなかったんですもの今日は。
2件目。なんとか買わずに出た。
3件目。ここははいっちゃいけなかったような気がします。キケンな値段設定でした。桜丸の漆の黒羽織(鱗の紐つきで道明寺!)、単の紬、に合わせた袋帯、元はお振り用の絵羽仕立て長襦袢。 3点はお取り置きで。羽織だけ持ちかえり。

おいしいごはんを食べて帰る。

知人とおおいに反省しながら帰路につく。
「志らくを聞きにいってればよかったかしらねえ(笑)」
複雑な心境です・・・

2003.3.20 [木] おめし

上司が休みなのをいいことに早く帰り、
みなこさん亭にお邪魔して、晩御飯を頂く。

揚げ出し豆腐に手作りショートケーキ!
#や、揚げだしももちろん手作りです

みなこさんはウールの袷にラメラメ羽織で御出迎えしてくださった。
旦那サマにもオメモジしました。
旦那サマは、私とみなこさんの会話がほとんど理解不能らしく、
(つまりは着物用語がわからない)
はじめの頃は、「お召し」のことを、「お飯(おメシ)」だと思っていたらしい(笑)
かなりウケた。
お飯(笑)

有次の包丁にうるうるしながらケーキカットをし、
ウエッジウッドのワイルドストロベリーのお皿にうっとり。
有次もまさか生クリームまみれになるとは思っていなかったろう。

気付いたら終電?!な時間で、わざわざ送っていただいた。
外にでたらひゅうっと寒さが足にすべってきたが、着物なみなこさんはへっちゃらな顔。
洋服な自分がうらめしい。いくらウサギの毛がついてても寒いんだもん。

2003.3.17 [月] 手をかける

この間買った黄八は、布に押してある判?に、
「本場 甲 秩父」
とあるように見えてならない。

本場秩父って一体…秩父では黄八もどきも作ってたのでしょうか。
検索したけど出てこない。

洗濯機洗い仕様にしようかとも考えていたが、
自分で湯のしして、揉んでから、普通に仕立てに出そうと決断。

まずは揉んでみた。結構のりがかかっていて、手が白く、赤く(樺で)なった。
でもやわらかくはなる。
糊を先に落とすか、と、湯のし。
ぬるま湯に全部つけて、糊をおとしてみた。
色落ちはそんなにはしなかった。

洗濯機で軽く脱水してからアイロンかけ。

そうしたらぱりぱりに!!! まるで紙みたいな音が。
・・・銘仙かこいつは。秩父出身みたいだし。
以前銘仙をほどいて水洗いしたときも同じようにぱりぱりになった。
柔軟材を入れずに水だけで洗ったので多少は仕方ないけど
ここまで固くなるとは。

アイロンをかけた後、揉み作業にはいる。
もむと、やっぱりやわらかくなるけれど、
その上からアイロンをかけるとまた少し固くなった。
もんだ後は、多少の折り皺はとれるようになる。

揉んだら八掛けを選ぼうかな。

2003.3.16 [日] その4 合宿明け

友人が絹より気軽に着られるものがほしいということで
うちのウールや木綿など見せる。
あまりに似合うものがあって、言い値でいいわと買っていった。
もう一人の友人にもかっこよく似合うウールがあって、それも売れた。

なんで友人相手に商売してるんだろう私…

その後、着せ替えショーが始まって、かなりおもしろかった。
一人が着ると清純そうにみえる着物が他の人が着るとお金とる女みたいに見えたり、
一人には丹前に見えるものが他の人がかっこよく着られたり、
誰にも似合わないだろうと思っていた銘仙が面白く似合ったり。
山と詰まれた脱いだ着物たちは、彼女達が練習にと畳んでいった。
二人とも、着物の感覚への慣れが早くて、洋服とは違うのを既にわかっているので選び方も面白い。
もともと趣味も趣向も洋服などもまったく違う雰囲気のものを着る人たちなので、着物もそれぞれ似合うものがまったく違っておもしろいといったらない。

山梨の友人はかえり、残った友人と、着物でごはんを食べに行き、お茶などして帰る。
友人はウールを手に入れたため、家でも着る気まんまんで
私が着ていた割烹着を欲しいといい、近所のおばちゃん洋品店で買って帰った。1000円と安かった。

その後あまりの寝不足さに12時間くらい寝た。

2003.3.16 [日] その3 うちで着つけ教室

浅草でしょうさんと友人一人とお別れし、
私の部屋で着付け教室。

ごはんを済ませ、お茶とおみやげのお菓子など食べて
まったりしたところで開始。

二人ともまだ自分ではまったく着られないため、
小物の解説から。
更に、二人とも手持ちの帯が名古屋帯なので
お太鼓の練習をすることになった。
ポリのうそつきを着て長着を着たところで休憩。素材の解説をはさんで、お太鼓へ!
二人ともなんとか着つけられて、写真をとったり。

プリンなど食べ、いろいろ話ながらお茶をし、結局毎月1000円で着付け合宿をすることになった…

川の字になって3時ごろ就寝。

2003.3.15 [土] その2 浅草へ

その後浅草でお志津さんと合流。
お志津さんはこってりアンティークな組み合わせで、
この間辻和でお買い上げのポリをお召しだった。
かづさやなど流して、合同さんへ。
英語圏?の観光客に写真をとられ、
さらに台湾(?)からの観光客にわさわさ写真をとられた。
さすが浅草。

しょうさんも合流。横じまの大島でいらして、
和傘をお持ち。美しいできの傘だった。

山梨の友人が迷わずなんとか合流。お志津さんはお帰りに。瑞江の友人も合流。

それぞれに下駄などお買い上げ。

私も最後になってみんなを待たせたまま鼻緒をすげてもらう。
ちょいちょい履きのかわいい下駄ができた。次は胡麻竹だ!

帰り際にのりんさんを発見!菜の花みたいな着物をお召しだった。

画像は、お買い得に見えた鎌倉彫りの畳表。

2003.3.15 [土] その1 銀座でお華

うちで着付け教室をするため、
友人が瑞江と山梨からやってきた。
瑞江の友人は履物がないため、浅草の合同履物へ。

もう一人、午前中に約束があった友人もついでに、
しょうさんとお志津さんともご一緒した。

朝、雨が降っていたために、このあいだも雨に降られた
青に赤白の格子紬に、赤と白の格子半幅。薔薇の人絹羽織。
コートを着て出た。

銀座松坂屋で友人と待ち合わせ、お華の展示へ。
友人は、この間買った春用お召しなどを着たかったようだが
雨のために青い紬に変更。黄色い絞りの羽織。
かわいらしい見たことの無い花や木などを見る。
植物園のかおりがした。

画像は、お華展のめでたい富士(型ものなのか?)と
雷門前でみた人力車に乗ったお嫁さん。
手前の藤色の着物をお召しの方は、どうやらお姑さんかお母さんらしかった。

2003.3.13 [木] 昔のファブリック

別冊太陽の新しいのを購入。

本屋に2冊あって、1冊を手にとって真剣にみていて、
はっと気付いたら、目の前にあったもう一冊がなくなっていた(笑)

ギモンが2つくらい解けて、ちょっとすっきりしたが、
新たなギモンも発生し、調査しなければ〜。

人絹って、レーヨンなの????
繊維新聞でもみようかな。

最近、ビロードの種類と、お召の種類、縮緬などの、
ファブリックの見分けに力を入れてみようと思ったが
錦紗とかパレスとか写真じゃわからない。
もしかしたら箪笥に入ってるかもしれないんだけど。。。

自分が欲しいと思っている単の羽織素材は
風通お召だということはわかったんだけど。

2003.3.12 [水] 主婦を迎えて。

仕事が終わってから主婦みなこさんに連絡し、
本などお借りする。
そして黄八など見せていただく。

人が着てると着物きたくなる。
なんで自分は洋服なんて着ているんだろう?
って思う。

刺繍は時間もないが、図案で悩む。

2003.3.11 [火] ユザワヤへ。

うちのアパートにケーブルTVがはいるとかで、
なぜか私の部屋の天井に分配器があって、
工事の人がはいってきた。

仕方なくお休みをとる。
洗濯したり、着物のメンテしたりしてて、
ふと、「ユザワヤへいこう!」と思い立ち、
南武線メイトのみなこさんを誘って蒲田へ。

1時間しかなかったためにあまり選べなかったが、
刺繍材料だけはかってきた。
時間があればいろいろ作りたく思う・・・

なぎなた目打ちを作る職人さんがご病気のため、
取り扱いができないという話を聞いた。
うーん・・・呉服関連業界の衰退はおそろしい。

長板中型の職人さんも、なくなったらしいという
ウワサを聞いた。・・・・・かなしい。

2003.3.10 [月] ・・・

去年すごく狙っていた浴衣が
今年はもうちがう色になったことが判明して
かなりショック・・・・

ものすごいキレイだったのになぁ
なんで買わなかったんだろう・・・・

2003.3.8 [土] お着物ツアー その5

おもーい荷物を両手に提げて、渋谷のMacイベントへ。
お店は混雑していて、盛況なり。
しょうさんは木綿の半幅をされていて、片襷?と思ったら
カメラをさげていた。
そこで絵織ちゃんに会う。虹色アップルマークが衣紋に!
絵織ちゃんはオレンジの絞りの羽織を着ていて、
なんだか姉妹のようになった。
パイナップルのビールを頂く。おいしい。

買い物の荷物を預かって頂いていたのだが、
しょうさんは、目立つ羽織ではなく、ぐるぐる巻かれていた
反物の方に目をつけられたらしい。さすがだ!
お買い上げ自慢などしてしまう。

しょうさんが、お店のお手伝いをされていて、
ご自分の飲みもの代を帯の間に挟んでいたのに
衝撃をうける。
「わたしも何か飲もうかな」といって帯の間から漱石さんが!
自分の語彙のなさに愕然とするが、
なんといっていいかわからないけれどその状況のなかで
その仕業?がなんとも素敵というかさすがというか。
お酒のあまり飲めない私には真似できないわ。

バスケさんは着物じゃなかった。残念。

またおもーい荷物を提げて帰った。

おつかれさまでした。

2003.3.8 [土] お着物ツアー その4

西荻で、繭子さんと合流。
風が冷たくなる中、ひたすら歩いて古着屋へゴー。

友人が私を待っていたようだ。(正確には私のお財布を・・・)
友人はかわいらしい春モノを一揃え購入した。

友人としゃべっていてふと後ろをみたら
みんなそれぞれ棚をわさわさと探っていておかしかった。

古着屋のおかあさんに、繭子さんの帯合わせなどおねがいし
自分もとっておいて頂いていた黄八を拝見。。。。
買いました。もう胸がいっぱいです。

繭子さんが、ものすごく似合う(そしてサイズも合う)
紬を発見し、その紬を着ている間、とりつかれたようなお顔をされていた。
でも冷静な繭子さんは、帯をご購入。
その冷静さを見習いたい。
だって私は他にも羽織と半幅を買ってしまったのだ。

お志津さんも薔薇の帯を、みなこさんも羽織などお買い上げし、
まきこさんも初めて着物+帯をお買い上げされた。

その後、夢飯で海南チキンライスを頂く。
私は携帯を脱いだ着物たちの下にわすれていて、
取りにもどり、なんとお店のおあかさんに
バス代を頂くという情けないことをしてしまった。

お志津さん、みなこさんはオカエリになった。

さてさて夜も更けかかって渋谷へ移動。

2003.3.8 [土] お着物ツアー その3

陶子さんと合流。
丸善の上でハヤシなど食べ、高島屋盛岡物産展へ。
繭子さんとは一旦お別れし、まきこさんが合流。

蛭子屋さんと、となりの紫紺・茜染めブースをとりまく。
みなさん帯締などお買い上げ。
黄色い帯締を!とまたゴネてきた。
木綿の着尺、なぜか千鳥だけおいてきたらしく、
残念・・・・。まあそのうち。
ケ鼓さんが大物をゲットぎみ。蛭子屋さんのおかみさんいい人だ。。。

わたさんがこのまま(!!)ベトナムへ直行のためお別れ、
のりんさんもお時間なようでおわかれした。

もらった抽選券で南部せんべいやぶどうジュースなどもらい、
フォションでお茶して西荻へ移動。
陶子さんともお別れ。

2003.3.8 [土] お着物ツアー その2

東日本橋で、よし井さん、繭子さん、わたさんと合流。
丸中→辻和とはしごする。

前より小物がいろいろ入荷していて、目移り。
丸中で、のりんさん、辻和で、ケ鼓さんも合流。
結城展で、200亀甲などみてしまう。
みんなはポリの吊るしでフィーバーしていて
楽しかった。

が、後でなんであの帯揚を買わなかったのか?
選んでだしておいたはずの若草色の半襟を買わなかったのか?
後悔しきり。

かなり陶子さんをまたせつつ日本橋へ移動。
よし井さんとはいつのまにか別れてしまった。

2003.3.8 [土] お着物ツアー その1

辻和ツアー開催日。
昨日選んだ緑お召しに絞りの羽織、
アヤシイ更紗帯、蛭子屋さんの帯締。
小町を履いて出た。
すごく良いお天気でうれしくなる。

まずは浜町でお志津さんとみなこさんと待ち合わせ。
洗物を、染め洗い張りやさんにお願いしてきた。
梅の小紋と黄色の一つ紋。
お志津さんがかたばみのお召し。
カステラなどいただいて話に花がさく。
おかみさんから、ウールと木綿の袷をいただいた。
旦那さんが戻ってきたところで時間が!

後ろ髪をひかれつつ東日本橋へ急ぐ。

2003.3.6 [木] くみあわせ

土日はお着物。
やっと?お天気も良い様子だし、
何を着るかいろいろ考えてみた(めずらしく)。

春っぽいのがいいなーと思ってはみたのだが
どんどん春らしくない組み合わせが出来上がる。

締めたかった帯には合う羽織がないし、
春っぽいと思って冬に買った羽織は
合う着物がないことが発覚し、
使える羽織は濃い色ばかり。
逆に使えないなーと思っていた羽織が合う組み合わせを
発見して、ふむふむ。
日曜はお茶だから、きちんと目なのがいいし、
じゃあ土曜は銘仙ぽいのにしようかな、
でも高島屋にもいくな…

などと一人着せ替え人形をやっていたが、
土曜日は蛭子屋さんへ寄ることを思い出し、
あの南部染めの帯締めを締めなくては!!!
といきりたつ。
そして帯締めに合いそうな帯を探したところでダウンした。

着物と羽織は明日…

2003.3.1 [土] その2 西荻

その後、みんなと別れて西荻へ。
古着屋さんのセール初日で、
狙っていたものがあるのだ。

雨脚はどんどん強くなるが必死で歩く。

たまたま今月は豆千代さんちがまだ会期中なので、立ち寄ってみた。
このお天気だけあって、お客さんゼロ。
ものすごくめずらしい。
店内にきれいに新しい畳がはいっていた。

豆千代さんは、必ず着ているものやなんかを
褒めてくれる。それがはずれない。さすがだ。
薔薇の羽織は、ポリだと聞いて買った(500円くらい)のだが、
「これ、ポリじゃなくて、人絹ね」
とのこと。だから洗ったときにあんなに色が出たのか!
というか、ポリと人絹の区別がつく豆千代さんてすごいわやっぱり。と目がきらきらしてしまった。

しばし豆千代さんを独り占めという贅沢な状態で和む。
店内をひととおり見た後、豆千代さんが素敵なバッグを持ってきた。
「かわいいでしょーこれ。」
というのがこれ(画像)。
有名なブランドのデザイナーさんが、個人で趣味みたいに作ったのだそうだ。
そして今度何人かで展示会をするらしい。
さっきまで値段がついていなかったのだが、
今連絡が来たので出したというが
安い。びっくり。
そして買ってしまった。
私しか見ていないという優越感もあって思わず・・・
大きい着物用バッグを探していたところだったし(なんて)。

それと、今月は初日に店内入替制を導入してみたが、
なんとナカノヒロミチさんがいらっしゃって、
2時間並んで待っていただいたらしい(笑)
世界的にJapanブーム?で、パリコレなんかにも
和を意識したデザインのものが主流。
小物なんかを見にいらして、本日も来店したとか。
ブローチをたくさんお買い上げされて、
今度のコレクションで、つけるんだという。
お会いしてみたかったー。

肝心のもうひとつのお店は、
まだ閉店10分前くらいだったのに閉まっていた!
がーん。
きっと、お客さんが来ないからと思って
早仕舞いしてしまったのだろう。電話すればよかった。

とぼとぼ帰る。

2003.3.1 [土] その1 浅草

天気予報のとおり、昼前から雨。
今日は、よし井さん率いるMLの浅草散歩。

雨だけど3月だしちょっとは春っぽい格好しようとおもって、
鴇色と藤色の縞の、綿?とポリ?の紬もどきに、
薔薇の羽織。博多の帯。もちろん雨コート。
この長着は、高校の頃に野点のお茶会に着ていて、
その頃、私は今より+10kgで、身幅が足りなく、
膝をわっちゃいそうで怖かったのでよく覚えている。
他の着物は記憶にない。。。

雷門前で待ち合わせて、
かづさや->小物屋いろいろ->仲満->ふじ屋->
桐生堂->浅草寺->合同履物->ちどりや->ゑりの高砂屋
とまわる。

仲満の2Fで男物を物色。
ちょうどふたりに似合うものがあり、
お値段もほどほどの本大島。
無言だったお一人はお買い上げ。
襦袢なんて化繊だけどお直し代でつけてくれた。
さすが仲満のおじちゃん。

履物屋では男性2名が夫々カラスの雪駄を購入。
女性は草履と、鼻緒など。

ちどり屋さんでは、男性がウールのお対を。
高砂屋さんではまた足袋や小物を購入。

私は、桐生堂さんで、根付用の紐を3本、
合同履物さんで、よし井さんとおそろいの鼻緒、
高砂屋さんで衿芯を2枚購入。

寒さにやられた。

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