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2006.12.30 [土] 1:41 pm

松屋銀座で催されている「神々の造形展」を観た。辻村史朗氏の伊賀鉢に植え込まれた黒松が素敵だった。森前さんの盆栽はいつも心惹かれる。amadanaの店舗でもすぐにそれと判った。

自然を鉢に移した瞬間から、人間は自然の恵みを代行して執り行わなければいけいない。1日たりとて休むことはできない。樹齢150年の盆栽の前で、その命を慈しむ心に感動せずにいられない。

2006.12.26 [火] 11:58 pm

能扇について面白いお話を発見。
http://www.sensu-uchiwa.or.jp/...

扇については更に気になることも…。
確認しなければ。

蝙蝠扇を飾る扇立ても買わなきゃ!

2006.11.20 [月] 11:37 pm

湯木美術館とミホミュ−ジアムに行きたい。
特に「志埜茶碗 銘 広沢」がみたい。

関西へ行かねば。
すっかり焼物好きになったものね。

好きな物は伊賀!信楽!
次に井戸…唐津…。

備前は未だよくわからない。
正直、萩もよくわからない。

2006.11.9 [木] 0:21 am

時間が流れていないのは私だけなのか?

2006.10.9 [月] 9:22 pm

いつのまに10月。花も淡くなる季節。

近所の花屋で秋明菊があったので持ち帰る。花屋の花は、栄養が充分過ぎて、葉も花も数が多いなあ。末枯れた感は皆無だ。茶花の本で見るような凛とした 理想的な枝ぶりからは程遠い。(本は玄人が活けているから、仕事が違うのだと再認識。)

それでも、先日、習った秋草の活け方を思い出しながら活けてみた。花を活ける度に、自分の我の強さを思い知る。花一つ、生かしてあげられないのだな。ふむ。

画像/ひらいた花は洗面所の鏡の前に。これは洋風な感じ。

2006.9.9 [土] 2:00 am

黄瀬戸の菓子鉢が欲しい。
恋焦がれる油揚手とはご縁が結べそうにないし。
悩ましい。

焼物好きのおじさまってこんな気持ちなのかしら。
これって恋よ!恋!

2006.9.5 [火] 8:04 pm

『サライ』の特集が「漢方の力」。
頁をめくれば、よく見知ったお顔が。
今度お目にかかる機会があれば伺ってみよう。

2006.8.29 [火] 7:50 pm

「目が肥える」とはよく言うけれど「目が痩せる」こともある。
たゆまぬ研鑚が必要だな と思う。

それにしてもカルシウムが足りないなぁ。
いや、足りないのは私の器なのか?

2006.8.7 [月] 8:53 pm

つい先日、出光美術館の「青磁の美 展」へ行った。青磁が玉を真似て作られたのではないかという仮説がテーマだったのだけれど、なかなか面白かった。

青磁の青は1色ではない。耀州窯のオリーブグリーンや汝窯の瑪瑙、鈞窯の天青、そして粉青色…と時代ごとに様々な色合いをみせる。素地も白であったり茶であったり、十碗十色だ。

個人的には、南宋官窯の青磁(茶がかった素地に粉青色の釉調と、貫入が特徴)をいくつか観ることが出来、大満足。

色もそうだが形もまた筆舌に尽くしがたかった。
完璧な形。まさに傷無き玉の如く。


そういえば鳥蝶文の鳥の由来が思い出せない。蝶は蛾(絹を生み出す蚕の親なので尊ばれる+変体が崇拝の対象)。鳥は燕だったかしら?ただ単に飛べるから?(笑)

2006.7.26 [水] 0:07 am

このところ、漢方食に凝っている。
いまのところ下記の献立をつくってみた。

・棗と栗と芋の蒸し饅頭
・白玉の棗餡かけ
・山芋と南瓜の蜂蜜炒め
・美容炊き込み御飯
(甘いものばかりね)

明日は紅花餅に挑戦する予定だ。
美味しく、楽しく、健康に。
あまり考えすぎずにいけたら と思う。

2006.6.30 [金] 10:44 pm

雨も通り抜け、薄物の季節がやってくる。
歳月人を待たず。
月日のあまりの はやさに身支度を整える暇もない。

2006.6.27 [火] 11:31 pm

焼物の肌って美しい。
見ているだけで癒される。

2006.6.18 [日] 6:12 pm

黒田陶苑さんで信楽の片口を頂戴する。
トタン板皿も良かったなぁ。

エルメスのギャラリーを観て、
ミキモトでお茶をして帰宅。

雨が降っていても、銀座の散歩は楽しい。

2006.6.17 [土] 9:55 pm

初台のICCへ行ってきた。
面白い。

2006.6.11 [日] 9:40 pm

中目黒のHIGASHIYAとKAKITSUBATAへ。

杜若では、既知の日本の作家物から、海外の珍しい小物まで色々と見せていただいた。佐瀬氏のガラスペンも取り扱ってらして、ペン置きには箱根の寄木細工があしらわれていた。手持ちのガラスペンにと、ペン置きをひとつ頂戴する。月影屋さんの写真帯も面白い。プロデュースなさっている女優さんの色は消されていて、物が光る素敵なお店だった。

お隣のHIGASHIYAでは蓬茶と卵焼きでお腹を満たす。別誂えだという四方釜が素敵だった。

美容院で髪の毛を切って帰路につく。

画像/ガラスペンとペン置き

2006.6.10 [土] 7:55 pm

久しぶりにMOTへ行った。MOT講座を受講したり、カルティエ現代美術財団コレクション展を観たり。装飾とは視覚野における祈り。人間は けなげであるのだなと思う。シュタイナー教育にも興味が湧いた。

美術図書館では色々な釣果があった。杉浦康平氏(季刊銀花の装丁デザインの方)の著書を読んだり、民具について調べたり出来た。

ぼたんさんの日記にあった熨斗目についても記述を見つける。

「本来は経に生糸、緯に半練糸を用いて、縞あるいは段模様を織り出した平地あるいはしじら地の絹織物をさすが、これらの織物で仕立てた小袖も熨斗目小袖、略して熨斗目と称する。熨斗目小袖には無地小袖と、腰替りといって、腰の部分だけに格子や段、縞、絣などの文様を織りだしたものとがある。(中略)また能装束の衣装として用いられる熨斗目は、形態は武家のものと変わりがないが、舞台衣装としての性格上いくぶん派手な意匠となっている。例えば腰替りは、機織前に経糸をその部分、糸で括って染め分ける、いわゆる締切りの技法によるものであるが、同じ技法で腰だけでなく全体に大胆な色どりの段をくり返したり、全体を格子とした華やかなものなどもある」

ちょっと俗っぽい見方をすれば、今の熨斗目の着物流行りは「能あるいは小袖→白洲正子氏→柳悦博氏あるいは本郷大二氏」という事になるのだろうか?

画像/花の画像ばかりね…

2006.6.8 [木] 7:50 pm

読書週間に突入してしまった。貯めていた星を繋げて、星座にする時期でもある。

『流転清朝秘宝』に記された"中国正統美術を需要したのは茶道ではなく、文人趣味の煎茶であった"という表現が、すんなりと入ってきた。茶の美というのは、藝術的見方からすれば傍流にある物に価値を見出しているという訳だ。名物は無いが、国宝になった志埜を思い出す。(尤も、志埜は美濃のものであり、中国正統美術 云々とは 違う言説のなかに在るのだけれど)

あれこれ調べるうち、茶の美を振り返ってみようと益田鈍翁氏について調べてもみた。以前にT家の方から、益田氏の電話の遣り取りについて伺ったことがあった。そんな中で人間としての一面を垣間見たり(見なかったり)。

また、益田鈍翁ゆかりの展示室が小田原にある事を知る。しかも西海子小路にあるというではないか。この辺りは、小学生の時に住んでいた場所だ。(西海子小路やお花畑小路について調べたこともあったなぁ。)繋がってしまった…。うつわ菜の花さんだけで充分と思っていたのに…。

これは近いうちに小田原へ行かなければなぁ。

あともう一つ。佃島の氏神でもある住吉神社にある水盤舎。この背面に白子組と書かれているそうだ。白子組は呉服屋問屋、木綿問屋の総称で、その木綿の殆どは真岡木綿だったそうだ。

またひとつ、星座が出来る。

2006.6.8 [木] 7:39 pm

(真楽的に)話題の音については学生時代から色々と調べている。ゼミの教授がアッザーンの説明をしていた時だろうか「昔は声を発する事自体、神事に近かった気がする」と言った。(「言霊」や民俗学とはまた違った視点で。)その言葉がどうにも気になってならない。

京都のお人からは「京都の鐘はその音の高低で結界を張っている」なんて気になる事を言われるし、松屋銀座で『 宇宙を叩く—火焔太鼓・曼荼羅・アジアの響き』なんて本と出会ってしまうし。これまた「火焔太鼓は幔幕と対をなして描かれるが、理由は謎」というキーワードにも掛かってくる。舞楽も気になる。

しかし、いくら調べども、自分のなかで固まる様子を見せない。まだ機は熟していないようだ。

画像/益子で見た陶製太鼓。
島岡達三氏の陶板が嵌めこまれている。

2006.6.5 [月] 9:49 pm

茶席の会話集を色々と立ち読みする。
恐い…恐いよ〜。

会話(と思考)の瞬発力に欠ける私にとっては修行の場となるのか?!
うむむ。

画像/書肆、あなおそろし。3冊も買うてしまった。
しかし買う本は「美術」「歴史」「服飾」の類だけ…。
わかりやすい趣味だ。

2006.6.4 [日] 9:00 pm

割高台って、どうして割れているの?
意味があるの?

追記/かずさんから情報あり。謎が解けた。うふ。

2006.6.4 [日] 8:13 pm

三井記念美術館へ おとのう。「ととや茶碗 銘かすみ」の枇杷と青の色味が美しかった。「青井戸 升屋井戸」も観ることが出来た。

如庵の写しも面白かった。
別名を暦張席とも暦の席ともいうそうだ。

ごけ底(碁笥底)の漢字も判ったし!
言われてみれば確かに碁笥のかたち。
よく言ったものだ。

1つおきに稜となっている花弁と そうでない花弁で構成された稜花鉢も素敵。

展示自体は全体に「写し」(実際の写しと、創作の写し)を感じ取れる構成となっていたように思う。菊置上香合にしても、あれは木地に胡粉を盛り上げる物で、焼物の型では決してない。和全の「乾山写色絵草花文小皿」も乾山風なだけあって、狭義の写しには当てはまらないところが面白い。

次回の展覧会は『美術のなかの「写(うつし)」−技とかたちの継承』だそうだ。楽しみ。

画像/家の裏に咲いていた

2006.6.4 [日] 1:23 pm

扁平糸について調べていたら、多摩シルクライフ21研究会の方の「能には能の、踊りには踊りの、お茶にはお茶の、それから、香道には香道の、そういう日本の着物を着たときの行動美学、行動科学と結びつかなければ」という言葉を目にする。

素材が、場と時と格を得る…それはそれは幸福な事だろうなと思う。

2006.6.3 [土] 9:44 pm

画像/
上:茶綿(この状態で3年程度寝かすと色が濃くなる)
下:色々な綿

2006.6.3 [土] 9:12 pm

いざ益子へ。

日下田藍染工房にお邪魔する。同居人のおかげで日下田正氏に直接ご説明いただくことができた。

益子の地で、茶棉やグリーンコットンなど様々な棉を栽培なさっているそうだ。ひとつの環境の中で まかなう事で、物が自然に出来上がる。無理がこない。

真岡や岡木綿、知多木綿の話。エジプト綿とアメリカ綿の話。
さらに、アルパカやカシミアの話まで、大変勉強になった。
綿だけでなく、色々な素材に挑戦される姿勢が素敵だなあ。

見本裂帳も垂涎の品だった。
ご厚意に甘えて、また是非うかがいたい!

画像/左:綿の見本(茶綿やトルファン綿なども)
右:花器に活けられた棉

2006.5.31 [水] 10:59 pm

皇帝陵壁画が京都大総合博物館で公開されるようだ。
観に行きたい。

2006.5.31 [水] 9:46 pm

六輔流 桃屋寄席を観た。

入船亭扇橋師匠の高座を見たのは初めてだったけれど、独特の語り口は 優しくて安心して聞ける気がした。「柳家小三治 入船亭扇橋 二人会」なんて云うものがあるようだ。行きたい…。

扇橋師匠、袖口から覗く真っ赤な襦袢を誉められて、
「年寄りは寒さが身にしみるんでね」と。素敵。

2006.5.30 [火] 9:24 pm

以前に観た写真展で気になる作品があった。
今日、やっと2年越しの再会を果たす。

エデショナルNo.が入っているのだが…なんと「2」。
美術館やギャラリーで美術品を観ても、実際に手にする人の少なさよ!
お金は選挙権だと思う。
支持する世界に対して使わなければ、紙切れ同然だ。

2006.5.29 [月] 0:12 am

最近、感銘を受けた言葉。
「ほかの人が活けた花で、 足りないとか多いと思う部分があったら、心の目で補って見る」

他人の着姿についてだって、あれこれ言わずに心の目で補える。
いつだって、変われるのは自分の方だということ。

2006.5.28 [日] 9:17 pm

経糸の数が多いほど光沢が増す。それは、絹の三角の断面が光を反射する確率が上がるから。他にも沢山聞いたのだけれど…一度に記憶できない。

禁色にも驚愕した。白熱灯と蛍光灯の下で、あきらかに違う反物に…。「そんな深緑色の反物、ありましたっけ?」と思ったよ。恐るべし。(ちなみに白熱灯の下では藤鼠色)

2006.5.28 [日] 0:49 am

先日、塩蔵にされた小石丸の反物(塩蔵は乾燥や生繰りに比べて黄変に強い)を拝見した。「塩蔵って志村明氏がされていたなぁ」と思い出す。

長野、行きたいな。

2006.5.27 [土] 7:42 pm

ダッカ木綿を手にする機会に恵まれた。
柔らかい。とても優しい布だった。

ブルダン展の後、Kakitsubataへ行こうとしたのだが、地図を忘れたために場所がよく判らず…。雨の降る中目黒をぶらぶら散策するに終わる。

2006.5.22 [月] 10:49 pm

垂撥が欲しい。

ネットで検索するも良い物は見当たらず…。こういう物は、足で探す物なのね。今のところ気になるのは、「古竹花一輪 徳永誠也 展」(7/4〜7/17 @野の花 司)。忘れないように。

2006.5.21 [日] 9:30 pm

宙に浮いていた伊兵衛のネクタイ、ちょっと面白い形で陽の目を見そう。収まる場所があるのだ。何事も。

画像/花空木を自然釉花入に活けた
この花入れ、稲穂などを放射状に入れても良いだろうなあ。
他にはどんな植物があうかしら?

2006.5.16 [火] 11:27 pm

「一番奇麗な芸舞妓は、何故か水色の着物を着る」という話をされた。そんな事を言われたら、もう水色を着られないよ…。

2006.5.16 [火] 0:16 am

「伊予とはモアレの事」という話を小耳に挟んだ。
モアレになる事を「伊予になる」とも言うのだそうだ。

モアレとは言わずと知れた干渉縞のこと。けれど、モアレを伊予と言うなんて聞いた事が無い。とても気になったのでネットで検索するも、核心的な文言は見当たらない。

伊予縞という干渉縞が確かにあるのだが、どれも染めだ。肝心の伊予絣の伊予縞に関しては、画像は愚か、表記さえ見当たらないのだ。何故だろう。

絶対に伊予絣の柄にモアレ縞があると思うのだけれど…。

2006.5.14 [日] 11:13 pm

・無(無地)に対する畏怖から縞が生まれる。
 線を引いて結界。魔が入り込まない。

・パジャマの横縞

・横断歩道(車禍の防止)

・お太鼓は鏡。後ろから魔が入り込まない。
 (金銀糸、獣の柄)

・「笑み」=「弾ける」(綻ぶ=綻びる)

2006.5.9 [火] 9:48 pm

ただ、ただ、花を活ける事だけが楽しみ。

2006.5.1 [月] 10:30 pm

染司よしおかの新しい店舗「和の扉」へ おとのう。

今までになかった紙や漆製品などのラインナップが嬉しい。二十四節季を色で表現したという色見本がとても奇麗。和綴じの本もあった。綴じかたも色々と選べるようだ。気になったのは「康煕」という綴じ方。なぜ康煕なのかは諸説紛々だそう。

せっかくなので茜染めの手帳をお願いしてきた。
染めあがりは1ヵ月後。楽しみだ。

2006.4.2 [日] 11:09 pm

今日も副業アルバイト。

お客様から「薄紅色に染まる染料は何だっけ?」と訊かれ「茜か紅花か…。梅や桜でも薄紅色が出ますわね。」と返答するが、どうも求めている答えと違ったようだ。

暫くして思い出されたのか「蓮だ。蓮の実!」と教えてくださった。なるほど。蓮の実で和紙を染め、経典を作った話を教えてくださる。良い話を聞いた。

蓮は染料としてはあまり用いないことを考えると染めが堅牢ではないのだろう。しかし色褪せない事が絶対価値ではない。「弱さ」「脆さ」「柔らかさ」「儚さ」は優しい感覚なのかもしれない。今まで気が付かなかったが、強さも弱さも、不自由も自由も、同じくらい大切な価値観なのではないのだろうか。

強さの魅力にばかり目を向けていた。
すこし、考え方を変えても良いのかもしれない。

2006.3.31 [金] 7:12 pm

ソメイヨシノは満開。

画像左/靖國神社
画像右/佃

2006.2.24 [金] 11:51 pm

紙のお香(@サンタ・マリア・ノヴェッラ)を誕生日プレゼントに頂く。

紙のお香は、商品名をアルメニアペーパーと云うらしい。そのルーツを聞けば、なんとも素敵な話だった。アルメニアで出会った香木をいたく気に入ったイタリア人。どうにかイタリアにその香りを持ち帰れないかと試行錯誤し、香木をオイルに漬けて香りをうつし、紙にオイルを染み込ませた。それがアルメニアペーパーのルーツなのだそう。形無き香りを持ち帰ろうとする心が素敵だなあ。

この紙のお香、帯に挟んで香りのお洒落を楽しむ事も出来る。お洒落の幅が、またひとつ広がった。

2006.2.23 [木] 8:56 pm

BSで放映されていた「琉球藍」http://www.bs-i.co.jp/...を観た。伊野波盛正氏を追ったドキュメント番組なのだが、視覚的に琉球藍の製造過程を見る事が出来、とても勉強になった。

ミカン栽培には、温暖な気候と 水はけが良く通気性に長けた土壌が必要だ。琉球藍は、ミカンの木陰になった土地での栽培が適している。藍作りで余った藍葉は、このミカン畑の堆肥として再利用するのだそうだ。

自然というものは丁度うまくいっていて、全てが与えられている。神々しい程に、完璧だ。

神様を失った私たち(私)にも、こうした自然の叡智と美は残されている。神に成り代わった自然の美しさに、今日も感謝せずにいられない。

2006.2.19 [日] 10:53 pm

久しぶりの着物。「素人の目にも玄人の目にも美しい着姿を」と云う初心に立ち返る。

2006.2.18 [土] 2:11 am

「綻びる」で思い出した。

漢字において「偏は意味を 旁は音を表す」と言うが、旁が表すのは どうやら音だけではないようだ。

【定 錠 綻 碇 掟 諚】

上記の6文字のいずれも音読みは「ジョウ」だ。どの漢字の偏もそれぞれの意味をよく表している。金偏は金らしく、石偏は石らしくある。

それでは旁である「定(ジョウ)」はどうだろうか。旁が音だけを表すならば、意味が通う筈はないのだけれど、不思議と意味が通っていることに気づかされる。どれも「決まりごと/動かし難いこと/必然であること/固定されていること」など「定(ジョウ)」と同じ意味を含んでいるのだ。

音は意味を表し、旁は音を表す。即ち、旁は意味を表しているという事のようだ。

なんだかとても面白い。こうなると他の漢字が気になって仕方が無くなる。漢字字典でも買おうかなぁ…。

2006.2.15 [水] 0:14 am

この時期になると思い出す、好きな言葉がある。

ほころ・びる 4 【▼綻びる】

(動バ上一)[文]バ上二 ほころ・ぶ
(1)縫い糸が切れて合わせ目が開く。
(2)つぼみなど、固くとじていたものが少し開く。
(3)固い表情が和らぐ。笑顔になる。
(4)衣服・几帳などの合わせ目の一部を縫い残す。
(5)感情・秘密などが、抑え切れなくて外に現れる。

(goo辞書より抜粋)

糸が解ける、花が咲く、微笑がこぼれる、感情が溢れ出す。これらを同じ一言で表現出来る。なんだか可愛らしい言葉だ。梅が咲くのを見るにつけ「笑いすぎてお腹が弾けたみたい」と思うのは、この言葉のせいかもしれない。

2006.1.3 [火] 11:44 pm

謹賀新年

画像左/獅子舞に噛まれたダルマ
画像右/笑う門松

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