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2004.1.31 [土] 0:40 am

仕事帰りの電車のなか、向かいの席に座ったおじい様がご自分の脈を脈を計っている。見ているこちらは「具合が悪いのー?大丈夫かなー?ひえーん」と心配でたまらない。しばらくのちに、鞄から『安芸乃島』と書かれた小冊子を出して読み始めたので、こちらも一安心。安芸乃島の断髪式を観て脈が乱れたのかしら?

私も、お相撲見たいなあ。5月に行ってみようかな。

2004.1.25 [日] 8:35 pm

新年会に行けず、残念。
葉山の夕焼けが見たかったなあ。

2004.1.24 [土] 5:46 pm

今日も今日とて千疋屋ギャラリー。昨日見た作品をもう一度見ようと思って足を運んだ。その品とは、今回はご縁がなかったけれど、いつかご縁がありますように。

その後、千疋屋でフルーツサンドを食べて帰宅。帰り道、誕生日ケーキも忘れず買って帰る。

2004.1.23 [金] 0:28 pm

格子の着物に絞りの羽織で、みなこさんのお見舞いへ。母子ともに元気そう。生まれて2日の赤ちゃんは不思議な存在だった。赤ちゃんはすべてが真新しいなあ。(画像は「こんにちはー」という感じで)

その後、千疋屋ギャラリーhttp://www.senbikiya.co.jp/...で第77回国展国画会工芸部受賞作家展を見た。そこで素敵な型絵染めの作品を発見。作者の名前を見ると、前にも良いなと思った方だった。

帰りにOZONE布づくし・展http://www.kanshin.jp/...にも寄った。天井から吊るされた布が、空調の風を受けてでゆらゆらと揺れてうつくしい。照明の具合によっては逆光の布を楽しむことも出来る。布を透かすと織り目がよく見えて、その美しさにまた打たれてしまう。

愛知の知多で木綿の織物を織っているグループがあるようだ。知多木綿と関係があるのかな?

木綿の風通織絣や、伊那紬も良いな(ギャグではないの)。館山唐桟は3点とも素敵だったけれど、特に緯糸に所々白い色が入った着尺が素敵だった。あれもこれも素敵で、見ているうちに頭が飽和状態になってしまう。

布をたくさん見た1日だった。

2004.1.19 [月] 9:14 pm

昨日のことで書き忘れたことをひとつ。きものサロンの特集「柳宗悦の美を受け継ぐものたち」にでた作家の方で合成繊維ビニロンの染めをしていた人が多いことを、謎に思っていた。そのビニロンの発明を祝う板画「美尼羅牟頌板画柵」(びにろんしょうはんがさく)が棟方氏の作品にあった。どういうことかと説明を読むと、ビニロンを発明した倉敷レイヨン(現在のクラレ)の大原社長との交友関係からうまれた作品だという。その社長というのは倉敷にある大原美術館の館長でもあり、調べると 彼と彼の息子さん2代に渡って民藝運動を支援したらしい。なるほど。

今日は新宿へコンタクトを買いに出かけた。先週末に伊勢丹で見た素敵な反物はもう売れてしまっていた。もっとじっくり見ておけば良かったー。

2004.1.18 [日] 10:10 pm

かずさんと渋谷で待ち合わせ。私は風邪気味と寝坊のために洋服。一応半襟かけはしていたのだけど、駄目だなあ。

行き先は棟方志功展。作品には文字が描かれたものが多かった。川上澄生http://www.city.kanuma.tochigi.jp/...という版画家の影響を受け、詩と絵が一体となった作品を生み出すようになったのだそうだ。そして仏教色の濃さは想像以上だった。観ているうちに仏教についても色々と勉強してみたくなる。ちょこちょこ本を読んでも、たまに思い出さないと忘れてしまうのよねえ。一度覚えたことは一生忘れない仕組みになっていれば良いのに。

吉井勇の「かにかくに〜」の句の作品は意外だったし、還暦の時の作品は微笑ましかった。

その後、竜田野でご飯を食べておしゃべり。私が歌舞伎や文楽や能、狂言も少しづつ見ていきたいなあと言ったら、寄席も良いよということに。かずさんのはからいで新宿末広亭へ急遽向かうことになった。わーい。

おやつを買って、道を訊きつつ、到着。17時から21時まで笑ったり 感心したり 買ったおやつを食べたり、4時間を充分に楽しんだ。新宿だったら近いし、またすぐに行ってしまいそう。

2004.1.15 [木] 11:15 pm

小正月らしいことは何もなかった。小豆粥もなし。どんど焼きは、子どもの頃に母とよく行った。私の中ではどんど焼きと餅花はセットになっている。母が「どんど焼きでは餅花と正月飾りを焼くのよ」と言っていたからだ。そのおかげで、餅花はお正月に飾るものだと思っていたけれど、小正月に飾るものなのね。母は間違えて私に教えたようだ。うちでは鏡開きも15日だった。

母が言っていたことで最近思い出したことがもう一つある。「大学の時、染料は何グラム(?)混ぜるべきか考えなさいという宿題がでて、クラスで一番成績が良い子に訊きに行った」という話。聞いた当時は面白おかしい話と思っていたが、今は興味深い。どのような色を組み合わせればきれいな色が出るか、きれいに染まる染料の割合を宿題に出しているのだろう。当たり前かもしれないが、やみくもに染めているわけではないのだな。

会社の懇親会を早々に抜け出して、東急東横店の職人展へ行ってみた。一番心惹かれたものhttp://www.kanshin.com/...は既に2本も持っていた。ガラスペンは万年筆より書き味が良いのでお気に入り。

---今日のメモ---
福助は実在の人物。ベラボーも人の名。(『大江戸観光』より)

2004.1.14 [水] 9:14 pm

吐く息が熱い。咽喉が痛い。風邪だ。

仕事帰りに伊勢丹に寄ると日本デザイナーのクリエーション展http://www.kanshin.jp/...が開催されていた。あけずば織を見ることができて良かった。布の向こうが透過して見える。こんなに細い糸をどうやって機にかけるのだろう。重力に負けず、空気の抵抗にあう。布がふうわりと動く。自然のもので染められた色も美しい。媒染には珊瑚を砕いた石灰も使うのだと本で読んだ。これもまた土地の色なのだな。

6階催事場の京都展へも行った。塩野屋さんで面白い薄物(ネリ?なんとか?織)を見せてもらった。一見、銘仙のようなのだけれど銘仙よりも絣が細かく、透けている。大胆な蝶や更紗風の柄などもあり、ちょっと値は張るけれど塵除けコートにしたらお洒落だろうなあ。

去年、京都で食べ損ねたヤオイソのフルーツサンドを買って帰る。フルーツサンド、大好き。

「飯炊き女」の話題にのってひとつ。うちの彼はトラックの運転手と喧嘩して「呑百姓めが!」と罵られたらしい。そんな喧嘩はしないでほしい。

そうそう。昨晩、足袋を履いて寝ていたのだが、熱がでて気持ち悪くなり脱ぎたくなった。
私「こはぜー。こはぜをー外してー。」
彼「何それ?」
私「こはぜも知らないの?」
彼「いや、知っている。俺は足袋を履いていた。」
私「そうか。剣道部だったのよね。」
彼「いや、現場仕事。」
私「足袋は力王?」
彼「よく知ってるなあ。」

地下足袋にもこはぜがあるとは知らなかったよ。

2004.1.13 [火] 6:43 pm

風邪の体を押しつつ、銀座へ出向く。まずは銀座たくみへ。全国の民藝品に囲まれて小旅行気分。階段には鳥取民藝美術館で見たものにそっくりな行灯があり、産地を見るとやはり鳥取とあった。2階には嶋田悦子氏の弓ヶ浜絣などが展示販売されていた。その反物が気になってじっと眺めてしまった。絵絣はやはりお高いよう。せっかく来たのだからなにか記念(?)にと、芹沢�C介氏の型絵が施された卓上カレンダーを購入し、店を後にした。今年もカレンダーに負けないくらい素敵な1年になりますように。

次は伊勢由。想像よりも入りやすいお店だった。根付.帯留め.りんごの帯揚げ.蝶のワンポイント柄足袋などの小物が可愛らしかった。それらをぐっと我慢して、目的の品を購入。可愛らしくて大満足。

最後に和織に寄った。秦荘紬(はたしょうつむぎ)をたくさん見せていただいた。近江上布の技法を絹に転用したのが秦荘紬なのだそうだ。秦荘紬の藍色はさっぱりしている。藍を建てるときに入れる灰が違うのだと聞いた。琵琶湖に棲む貝を信楽焼きの釜で焼いて灰にし、藍建てに使うとさっぱりした色に仕上がる。藍にも地方色がでるのだな。

今年は夏の帯と羽織が欲しいですと、アピールして帰る。帰った頃には風邪が悪化していた。うーん。

2004.1.11 [日] 11:29 pm

髪を染めて真っ黒。
髪を切ってさっぱり。

さて着物のときにはどうしようか。今までのようには結べない。

2004.1.10 [土] 11:54 pm

学生の頃、8年間ばかりTVがない生活を経験した。ゆえに大河ドラマや時代劇にも縁がなかった。時代物といえば、最近になって「お江戸でござる」を気が向いたときに見るくらいだろうか。

そんなわけで私は江戸時代の知識には明るくない。(時代劇や大河ドラマの殆どが江戸時代だというのは知っている。時代考証が比較的 楽だからだ。珍しく「NHK大河ドラマ 北条時宗」が13Cを舞台としているけれど、その時代考証のいい加減さには杉山正明氏も首をひねっていた。)以前の日記に書いたように「粋」というのもよくわかっていないし、きっと江戸についての基本的な知識も備えていない(と思う)。

だからだろうか、『お江戸風流さんぽ道』は頁をめくる度に今まで知らなかった江戸を垣間見ることができた。江戸時代の行事、娯楽、暮らし、町、そして心意気。

以前にお志津さんに借りた杉浦漫画も面白かったなぁ。未読のものも読んでみたくなってきた。

2004.1.9 [金] 9:28 pm

ポストを見ると思いがけず年賀状が1枚入っていた。なんと漫画家 鈴木志保さんからの手書きの年賀状だ。鉛筆で描かれたタバコに感涙する。宛名まで手書きだ。この人のこういうところが好きなのだよなあ。

さて私の年賀状は松の内を過ぎてから届いたらしい。新年早々申し訳ない。

2004.1.8 [木] 8:32 pm

東急東横店の「加賀百万石の観光と物産展」へ行ってきた。輪島塗の棗がうつくしくて目を奪われた。牛首紬の売り場も覗き見て、帰路につく。

今日は『大江戸観光』(杉浦日菜子著)を購入。

2004.1.7 [水] 9:21 pm

東急本店の「棟方志功と民芸の作家たち/知られざる棟方志功」展を観る。健康的な美しさは心を打つ。観ているだけで元気になる。難を言えば値段が健康的ではないということくらいか。買うわけではないから良いのだけれど。

本屋では『もめんで楽しむおしゃれ着物』を立ち読み。気になっていた真岡木綿についても少しだけれど触れられおり、益々興味が湧いた。真岡市は結城市が近いために、結城の影響を受けたのだそうだ。そういえば『手仕事の日本』(柳 宗悦著)には「結城は茨城県にある土地の名でありますが、そこはむしろ取引する町で、織るのは川向うの栃木県に属する絹村でなされます」とあった。絹村は今の小山市。

真岡木綿については他にも少しばかり調べたので、忘れないように書いておこう。2003/07/05の日記に書いたように益子の藍染め作家のかたが栽培しているという事。浴衣地で有名な岡木綿は三河でつくられた真岡木綿の模造品である事。現在は保存振興会が中心となって復興に努めているという事。

東京からそう遠くはない。真岡、益子、結城を巡る旅行も良いなあと空想する。あまりにも焦がれすぎて、ついつい栃木県の組紐(帯締め)を購入してしまった。

夕飯は七草粥。
今年は笑う門松は東急本店でしか見かけなかった。
うちの会社の門松は縦に割れていた...。

2004.1.5 [月] 7:06 pm

新宿京王百貨店の新春おんな職人40人展http://www.kanshin.jp/...に足を運ぶ。お目当ては向島のめうがやさん。試履しサイズを確かめてから、綿紬の山葵色と水色(23.5cm)を注文した。これでようやく自分の足にぴったりの足袋を手に入れることが出来る。

京王百貨店の後は、みなこさん宅へお邪魔した。みなこさんお手製甘味をいただき、新年から甘いものに浸る。幸せー。帯留めの材料も頂いて、色々と作る。

帰り道、蝋梅の匂いが夕闇に溶けて鼻先をくすぐった。春は少しづつ、冬に紛れながらやってくる。

2004.1.4 [日] 10:50 pm

一日、本を読んで過ごした。『日本の色を染める』(吉岡幸雄著 岩波新書)を再読し、『お江戸風流さんぽ道』(杉浦日向子編著 世界文化社)『染と織のある暮らし』(太陽編集部編 平凡社)に目を通す。

『日本の色を染める』は忘れている部分も多々あった。読んだ内容を忘れてしまうなんて学生時代は考えられないことだったけれど、私の記憶力も寄せる年端には勝てないようす。読書ノートの要性を感じる。

杉浦氏の本は、とても読みやすかった。これを機に江戸についても何冊か本を読んでみようか。江戸開府401年目(401kみたいね)。心がにわかに江戸へ傾いた。

『染と織のある暮らし』は、さすが太陽編集部編。館山の唐桟 田島拓雄氏の地機織 染司よしおかの自然染など本を読む前から気になっていたものは勿論、この本で初めて知った 滋賀の木綿織(築添純子氏)や、愛媛の挽き糸紬(志村明氏)、島根の出西織-しゅっさいおり-(多々納桂子氏)も素敵だった。どれも写真と文章から布の息遣いが聞こえてきそうなものばかり。巻末の「いい布に出会えるショップ」「着物と布の素朴なギモン」「全国染織マップ」にもためになる情報が盛りだくさん。気になる部分にポストイットを貼り付けていたら、ポストイットだらけの本になってしまった。

気になっている本も2冊ある。『もめんで楽しむおしゃれ着物』http://www.kanshin.jp/...と『日本の自然布』http://www.kanshin.jp/...は、近所の本屋にはなかった。明日、新宿の本屋に行って探してみよう。

2004.1.3 [土] 0:12 am

とあるCM。「涙がとどめなく流れます!」と言っているではないか。「とめどない」ではないの?

■とどめ 【止め】
息の根を止めること。
「—の一撃を加える」

■とど・める
その状態のまま残す。
「原形を—・めないほどのこわれ方」

■とめど【止め処】
とどまる所。終わり。限り。際限。
「とめど(も)ない」「とめどがない」の形で用いる。
「—なくしゃべり続ける」「いつまで見ていても—がない」

(以上 goo辞書より抜粋)

日本語というのは1語くらいひっくり返っても、意味を推し量って聞く事ができる。それが良いか悪いかは判断つきかねるのだが、私自身は少しでも美しい日本語を話せるようにはなりたい。

去年のニュースを思い出した。100年前の日本人の声を録音したロウ管が発見されたというニュースだ。http://kiemon.hp.infoseek.co.jp/...大学教授の寄せたコメントに「現代の東京ことばとの共通点の多さに、むしろ驚かされる」とある。1語ひっくり返って意味が変わってしまっても通じる日本語、幾星霜を経ても変わらない日本語。変わっているのか、変わらないのか。日本語はおもしろい。

2004.1.2 [金] 8:09 pm

仕事帰りに新宿伊勢丹に寄った。お正月はどの店も休めば良いとは思いつつも、開店しているとついつい寄ってしまう。

伊勢丹は着物一色に染まっていた!ザ・ステージにも正面階段にも 振袖姿のマネキンが立っている。ポスター写真も振袖姿の可愛い女性。たくさんの人が足を止めて着物に見入っていた。

さて、洋服も一通り見てまわろうと思ったのが大間違い。sale会場に踏み込んでしまった。靴を履き...ワンピースやトップスを見て...。でも買わなかった!今日の分は着物貯金にまわそう。

(画像は今年のきなこ)

2004.1.1 [木] 10:36 pm

頌春

今年はタクシーの中で新年を迎えた。年明けはミレナリオを鑑賞した。神戸ルミナリエが好きだった私としては「ルミナリエは復興の光。ミレナリオは一体何なのよー。かたちだけでしょー。」とミレナリオを馬鹿にしていたが、実際に見てしまうと夜景好きの私はやっぱり骨抜きにされてしまった。負けた。江戸切子をイメージしたということで、青が基調の清々しい電飾がうつくしかった。着ていったものはウールのアンサンブル+木綿名古屋。

朝は、ゆっくり起きた。お雑煮やきなこや練り胡麻を和えた餅を頂いてのんびりする。明日からはまた仕事だー!

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