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2003.7.31 [木] 9:05 pm

実は「粋」(いき)という言葉を皆がどのような意味で使っているのかわかっていなかった。「すっきりして垢抜けしている様」という辞書の説明もいまいちピンとこない。地味とは違う、男勝りなだけでもない、艶っぽいとも違う、裏まさりとは言えどもこだわる事が美徳というわけでもない。考えれば考えるほどよくわからない。考えるまでもなく「粋」の指すところがわかる人がうらやましい。祖父母も父母も東京の生まれだというのに、私は「粋」という言葉の指す意味を知らずに育ってしまった。粋とは一体何なのだ。

「粋」で頭がいっぱいになっている時に見たTV番組では「東京でも山の手は野暮、神田は鯔背、粋は深川」というではないか。余計にわからなくなった。そのうえ、「粋」は江戸前期の上方で「すい」江戸後期に江戸で「いき」と読むようになり、それぞれ指し示す意味合いが異なったと聞く。「粋」にも流行があったというのか。謎は深まるばかり。

そんな私に、ある程度の指標を示してくれる本があらわれた。九鬼周造の『「いき」の構造』だ。1930年初版だけあり、二元性を根底とした展開がやや古いように感じるが、この時代の知識人が「粋」をどのように感じていたかは良くわかる。「野暮」「上品」「下品」「渋味」「甘味」「地味」「派手」との関係も明らかに。感覚的な部分を言葉で掴むのは難しいが、なんとなく理解できたような気がする。これで「粋」の言葉を前にしてもいままでのように肩身の狭い思いをすることはなくなるだろう。粋な人に出会っても「粋ですね」と伝えることができる。ほっ。

(画像上:ちんぎれやで買ったがまぐち
画像下:勝ちたいんやっ!ドリンク)

2003.7.28 [月] 5:06 pm

今日はゆっくり着物のメンテナンス。湯船に少しお湯をはり、石鹸を溶かし、畳んだ麻の襦袢をざぶざぶと押し洗いする。水をかえて2回目のためすすぎ。そう言えば、ためすすぎと注水すすぎのすすぎ具合は変らないと聞いたことがある。効果が変らないなら水の節約のためにもためすすぎが良いだろう。うちのお風呂は追い炊きが出来ないぶん、随分水を無駄にしているので、ここで少しでも挽回できただろうか。よくすすいだら、しぼらずに着物ハンガーにかけお風呂場に干す。縦横にピッと引っ張り、皺をとって出来上がり。洗濯物を手で洗うのはとても気持ちが良い。

(画像上:華やかな菊唐草地紋の帯揚げ 画像下:爪皮)

2003.7.27 [日] 1:39 am

朝からフーさんと友人の2人共が薦めるパン屋ドンバルへ歩いて行く。食パンを持ち歩く自信がなかったのでロールパンを5つもらう。「ロールパンの表面って卵黄を塗っているからピカピカしているんだよ!」と訴えかける感じの焼き目がたまらない。お店の店構えも、お店のおばあちゃんも素敵。

大学時代の友人と、東京の友人が大阪から京都へでてきてくれた。3人でイノダコーヒへ行く。またまたアラビアの真珠を頼む。今回の京都旅はイノダに始まりイノダに終わったのだった。

来年といわず、今年のうちにまた京都旅行がしたいなあ。やはり1泊じゃ物足りない。

(画像:アラビアの真珠)

2003.7.26 [土] 11:08 pm

京都は朝から暑かった!
まずはイノダコーヒ本店へ。アラビアの真珠で目を覚ます。残り数ページだった本を読み終えてから街中にでる。

ふらっと寄ったちんぎれやで和更紗のがま口を購入。あんまりたくさんの更紗があって、更紗の帯が欲しいなあと思っていた私には積まれた更紗が帯に見えてしまう。危険危険。

井澤屋を見た後、フーさんと待ち合わせ。てっさい堂で簪や帯留めを物色し、お昼はフーさんお薦めのたから船でカツライスをいただく。ご飯少なめにしていただいたのに、ちょっと残してしまった。ちゃんと元気なときにもう一度食べたいなあ。閉店してしまうまでにもう一度行けるかしら。こういうお店がなくなってしまうのはやっぱり寂しい。

おなかいっぱいになった後、ない藤へ。噂の白いiBOOKでKIMONO真楽のHPを見たり(!)、楽しいお話を伺い、猫のくろさんを撫でたりと、充実した時間を過ごす。

雨の日に備えて爪皮や雨下駄を見せていただき、ビニールの爪皮をいただく。私は御多分に漏れず、ビニールの草履カバーがあまり好きではない。ところがこのビニール爪皮はなんだか気に入った。どうしてだろうと暫く考えてわかった。「幸田文の箪笥の引き出し」に出ていた爪皮に似ているのだ。私はその爪皮がかかった足駄の写真がとても好きで、何度も舐めるように見ていた。それが「透明の爪皮=好き」という図式の刷り込みとなったのかもしれない。

ない藤の後は、まる捨で一服する。まる捨の前は勿論何度も通ったことはあるけれど、実は入ったことがなかった。外観から受けるイメージそのままのお店で、とても気に入ってしまう。フーさんの沖縄話を聞きながらミックスジュースを飲んだ。

そして、ゑり萬。一番明るい赤の飛び絞りの帯揚げを頂戴した。絞りの柄は花柄。もみじや蝶の形に染めてあるものもあった。地紋の菊唐草が思ったよりも華やか。光の加減で地紋が浮かび上がったり沈んだりする様が素敵で、家に帰ってからも電球の下で色々な角度にして楽しんだ。はやく10月にならないかなあ。どの着物と帯にあわせよう。

買い物を終えてから、フーさんも一緒にetwで開催されている友人の個展へ行く。夕方過ぎに帰ったフーさんと入れ違いで、フミコさんがetwに来てくれた。フミコさんはフーさんに会いたかったようで、もっとはやくフミコさんに連絡してあげれば良かったなあと反省。

夜10時頃までetwでまったりし、旅館へ戻る。今日は素敵な女性にいっぱい会うことができて大満足。

(画像は絵の前で)

2003.7.24 [木] 8:21 pm

「フリーダ・カーロとその時代」展に行く。私がフリーダ・カーロを知ったのは、実は森村泰昌の「私の中のフリーダ」シリーズがきっかけだ。オリジナルを後から見ることになるとはなんだか不思議な気分。

展覧会ではフリーダ・カーロやマリア・イスキエルドなどが気になる。フリーダの生きた時代は、メキシコ革命が終結し土着的なものを見直す風が吹いた時代でもあった。それも多くの人々に手が届くかたちで。様々な土地の民族衣装が好きだったフリーダだが、やはりメキシコの民族衣装が一番のお気に入りだったという。「私の心のディエゴ」という作品でもメキシコ南部、テワンテペク地峡の原住民の花嫁衣裳を身に付けていた。母親の出身地であるオアハカ地方の民族衣装テワナも好んだ。こちらも絵画の中でよく着ている。自分のルーツと生きる土地を大切にしていた事がわかる。時代のせいだけではないのだろう。彼女はメキシコで生きたのだ。フリーダの絵からはメキシコの強い日差しが感じられる。

映画「フリーダ」も観なければ。

(画像はフリーダ展チケット)

2003.7.23 [水] 10:04 pm

「降水確率30パーセントは折りたたみ傘が必要で、40パーセントで雨が降る」という。今のところ週末の京都は雨模様の予定だ。晴れたら着物で行こうと思っていたのだけれど、どうなってしまうことやら。

2003.7.22 [火] 9:52 pm

最近、読書ノートづくりに励んでいる。読んだ内容を咀嚼しながら、わからないことを調べ、ノートに記していく。私の読む本の殆どが世界史関係だということもあり、読書ノートはさながら歴史の授業ノートのようだ。

学びたいと思うこと、チャレンジしたいと思うことは山積している。絵も描きたい。着物や布についてももっと知りたい。興味のある事を挙げればきりがない。少しづつ自分のペースで挑戦していこうと思う。

2003.7.21 [月] 11:28 pm

午前中、ひとりでパペットアニメ映画「結んだハンカチ」を観にいこうと思っていたのにウトウトとお昼寝して寝過ごしてしまう。珍しく映画館に行こうと思ったのに。

夕方からは天嬢院ちゃんに誘われて、同学年ばかりが集うサークルに参加。みんなで月島でもんじゃを食べる。私は今日も浴衣に半巾帯。貝の口に結んでみたのだけれど、どうも崩れやすいので途中で文庫に結びなおしてしまった。貝の口は今後の課題としておこう。

(画像は今日とは関係ない髪の長いヘヴィメタの人)

2003.7.19 [土] 1:20 am

「草木染 染料植物図鑑」を購入した。植物の写真と、媒染による染めあがりの色の違いがカラーでわかるようになっている。

本を読んでいて気づいたのだが、私が「やぐるま」だと思っていた矢車は「やしゃ」と読むのだそうだ。矢車とは、鈍色を染めるあの矢車だ。正式には矢車附子(やしゃぶし)というカバノキ科ハンノキ属の植物だという。植物の別名も記載されているのだが「やしゃ」という音は「夜叉」と字をあてる事もあるようだ。そこまで読んで思い出した。毘沙門天は夜叉を率いて北(北の色は黒)を守っているのだ。やしゃが黒を染める、なるほどなあ。この本を読めばもっと発見がありそうだ。

仕事帰り家で浴衣に着替え、美容院主催のBarへ行く。最寄駅でみなこさんと待ち合わせ。みなこさんの旦那様も浴衣姿が決まってらした。ご夫婦で浴衣なんて素敵だなあ。私の今日の装いは、Barのテーマ「沖縄」にあわせて、ミンサーの半巾+藍地浴衣+ブーゲンビリアのキーホルダー根付。

(画像:浴衣の私 photoみなこさん)

2003.7.18 [金] 9:14 pm

いたさんがお忙しいということで、一人で尋ねた彩芽http://www.kanshin.jp/...のsaleだったが、なんとお店でいたさんにお会いする。私は後の予定があり少ししかお話できなかったのが残念。また今度遊びましょう。

いたさんとお別れした後、オーチャードホールでボストンポップスの公演を聴く。オーケストラがポップスを演奏するのだが、オペラあり映画ありミュージカルありの演目なので、聴いたことのある曲ばかりで面白い。私は音楽には疎いのだが、たまにはひとりで音楽を聴きにでかけるのも良いな。「アッピア街道の松」が夏の夜を爽やかに締めくくってくれた。

(画像はsaleで購入した絞りの兵児帯)

2003.7.16 [水] 8:23 pm

さっちんさんの日記http://www.kanshin.jp/...にあった「繁田真樹子 金魚日和展」に行く。

展示作品は金魚柄の浴衣が6点と浴衣小物とパネル作品が数点。入り口から正面に飾られた出目金の浴衣の大胆なこと!着るとどんな風に柄がでるのかしばらく見入ってしまった。展示作品の生地は綿コーマと、格子の織柄が浮いた木綿(綿紅梅ではない)、ところどころに浮き柄のある木綿の3種類だった。綿コーマ以外は洋服地のよう。

以前の繁田真樹子展覧会のパンフレットが売っていたので購入する。パンフレットには着物が6点載っていたのだが、この着物が金魚浴衣よりも面白いではないか。海老天ぷらを揚げる柄、アールデコな衣替え、スーパーの買い物袋、ホースからほとばしる水を浴びる蓮の葉...。浮遊感のある絵柄が、とぼけているようで可愛らしい。お値段は(浴衣から推測するに)可愛らしくないようだけれど。

それにしても東京の丸ビルはいつ見ても丸くないね。
(丸の内ビルヂングだから丸ビルだというのは知ってはいるのだけど。)

2003.7.14 [月] 2:00 pm

昨日干した2人分の着物を畳んで片付ける。彼は自分の浴衣姿が大層お気に召した様子。今年もあと数回は2人で浴衣で出かけられるかな。花火に夏祭り。梅雨明けが待ち遠しい。彼が欲しいという兵児帯も探したい。パーティーで他の男性の帯を見て(自分の角帯と比較し)「ああいうのもあるんだ。あっちのほうが楽そうだ。」と言いだしたのだ。できれば私も使えそうな絞りの兵児帯が良い。色は黒か緑か藍が良いなあ。少し前に古着屋さんで見かけた墨色の兵児帯がまだあるかな。肌襦袢と裾よけもTシャツとステテコに替えたらもっと気軽に着られそうな気がする。色付きステテコは一衣舎さんの商品にもあるのだそうだ。むふふ。来年あたりには長襦袢をプラスして夏着物として着ても良いだろうなあ。他人の着物のことで夢を膨らませるのは楽しい。

夕方過ぎにシルクラブからDMが届く。7/22-7/27の予定で京都の問屋 太田和さんの個展が開催されるのだそうだ。DMを読むとなんとも面白そう。良い物をたくさん見て知識を吸収する為に、行きたいと思う展覧会にはできるかぎり足を運べたらと思う。シルクラブもこれから足を運ぶことが何度かありそうだ。

(画像上下:私の昨日の髪型 photoぬほりんさん)

2003.7.13 [日] 7:48 pm

1周年記念パーティー当日。
早起きをしてまずは自分の支度を済ませる。その後で彼の着付けをする。帯結びも心配していたほど難しくなく、貝の口に結ぶことが出来た。

中目黒の美容院で髪をセットしてもらい、会場へ移動。会場に次々と着物姿のかたがいらしてなんだかわくわく。みんな素敵な装い。お洒落するのは楽しいなあ。装う喜びは、生きることをちょっとだけ(私にとっては大分)楽しくしてくれる。これからもずっとお洒落をするイキイキした気持ちを忘れずにいたいなと思った。

パーティーは予定の時刻に始まり、楽しいひと時を過ごす。みなこさんの南京玉すだれ、はづきさんからの電報にも感激。

その後は庭園散策+写真撮影。残念ながら用事の為に途中で退席し、青山へ。彼のスーツが出来上がったのだ。テーラーの店主は、浴衣の彼と着物の私に大喜び(?)していた。若い定員さんは最近、和裁も習っているらしい。そのうえ、店員さん皆が皆「着物が着たい」と言うではないか。洋服の仕立て屋さんなのに。笑ってしまった。

(写真上:かずさんに釣られるかず君 写真下:今日の私の着物:小千谷縮-杉山織物の小千谷でしょう と教えていただいた-/ミンサー半巾/吉岡染めストール)

2003.7.12 [土] 0:07 am

やっと彼の小千谷縮が届いた。ほっと一息。あとは帯を貝の口に結べるかどうかが問題。まあ、どうにかなるか。帯結びの本もあることだし。

TVでナインティナインがオリジナル浴衣をつくるという企画をしていた。なんと先生は金子國義氏。絵羽の着物を後ろから見たような形の紙型を使用していた。なるほど。絵をつけるのもコツがありそうだったが、そこらへんは編集でカットされていたようだ。出来上がった浴衣は黄色の地に茶のコーヒー豆の柄で、なかなか可愛い。

2003.7.8 [火] 11:24 pm

彼のお遣いでワイシャツの布を選びに行く。余り布で足袋や鼻緒を作れることもあって、微塵格子や縞を選ぶ。余った布を有効に活用できるのがなんだか嬉しい。物は大切にしなくてはね。以前に作った分の余り布をはやく足袋にしなければなあ。

(画像はワイシャツ色見本と以前の余り布たち)

2003.7.7 [月] 10:32 pm

関東は今日が七夕。

みなこさんから夕方に東京タワーへ行こうとお誘いをいただいたので、今日は藍地の浴衣を着る。帯はミンサー半巾。待ち合わせまでの時間まで、一人で浅草で買い物をして時間を潰す。まずは高砂屋で絽の裾よけ、続いて長谷川商店で下駄をみる。塗りのものが欲しいなあと物色しているとお店のかたが奥から糸春(いとはる)という塗りの下駄を持ってきてくださった。形は千両と右近。右近を持っていなかったので台は右近に決定する。続いて鼻緒選び。夏らしい水色の鼻緒に一目惚れしてしまう。台と坪の色もぴったりだったので、迷わずそれを挿げてもらう。歩きやすそうなお気に入りの1足ができた。(後でかずさんと形と鼻緒の色だけ違うおそろいの下駄になってしまった事が判明。やっぱり姉妹?!)

その後、池袋に移動し全国伝統的工芸品センターに寄る。センターで勤務されているおじさまに浴衣を誉めていただく。藍地の浴衣は人の心を掴むのが上手なようだ。浴衣よ、ありがとう。

2階の展示場では「沖縄の伝統工芸品展」が開催されていた。この展示品の素敵なことよ。気になったのはウージ染め。ウージ(さとうきび)の葉と穂で染めているのだそうだ。「西表の布たち展」でもウージ染めを見かけたのだが、草いきれのするようなの緑色に染まっている。自然の匂いがして、良いなあ。

その後、みなこさんとかずさんと落ち合いキンカ堂。着物売り場が不思議ゾーンと化していた。みなこさんが手芸用品をお買い上げ。

キンカ堂を出る頃には19:30をまわっていた。早足で東京タワーへ移動。途中、駅でイタリアのかたに浴衣を売っている場所を尋ねられた。彼らは英語で話し掛けてくれるのだが、私は英語と歴史の偏差値の差が35くらいあるのだ。そして英語の偏差値のほうが低いのだ。ヒアリングは「なんとなく」できても日本語でしか答えられない。かずさんとみなこさんにバトンタッチ。

イタリア人とお別れし、東京タワーに到着。霧がかったタワーはぼんやりして幻想的。タワー内は七夕らしく浴衣のカップルが多かった。しかしこの天気じゃあ織女星と牽牛星は会えないだろう。九州の七夕は8月だから1ヵ月後の南の夜空に期待しよう。

(画像上:糸春右近 画像下:東京タワー)

2003.7.6 [日] 9:45 pm

一衣舎さんへ小千谷縮を引き取りに行く。寸法をおまかせしていたのだが、以前に仕立てていただいたものから少し変更があった。羽織ると、今まで着ていたものよりも細みだということがわかった。平均体重から比べるとかなり痩せている私は洋服が大きくていつも困っているのだ。(ちなみに体脂肪率は11パーセント。)洋服のサイズがない痩身の人は着物を着るべきだと思う。自分サイズの服の嬉しいことったらない。

1周年パーティーhttp://www.kanshin.jp/...にはこれを着て行くのだ。1週間後がとても楽しみ。

(画像は昨日の友人のお母様に頂戴した蜻蛉ブローチ)

2003.7.5 [土] 11:58 am

友人の家で着付けを教える。飲み込みの早い友人は1回教えると、2回目からは自分でできるようになっていた。これで素敵な着物美人が一人増えた。

着付けが一段落した後、彼女の実家近くの藍染め工房の話を聞く。『きものサロン』にも綿の自家栽培をしていると書いてあったのだが、真岡(もおか)木綿という木綿を栽培しているのだそうだ。真岡木綿は肌触りがよく丈夫なのが特徴で、最近TVでも"復活のきざしあり"と、とりあげられていたという。真岡木綿、実物に出会ってみたい。

(画像は友人着姿)

2003.7.4 [金] 7:58 pm

7月には欠員が補充され、仕事の忙しさも解消されると思っていた。少しは休めるだろうと旅行に行く予定もたてていた。だのに補充されたメンバーが急な退職。明日までに予定をたてなおさなければいけなくなった。これはきっと着物の神様が「働けー」と囁いているのだろう。2泊のはずの旅行は、やりくりして1泊にしようか。ううむ。

2003.7.3 [木] 10:04 pm

高校時代の友人と連れ立って、もとじの決算市へ行く。同伴者がいると心強い。私は手持ちの着物に合いそうな帯をいくつかみせていただく。

綿薩摩と夏大島の話になったとき、友人が「都城」という地名に異様に反応していた。私の時と同じような反応。やはり、鹿児島県人と宮崎県人はこの地名に反応するのね。偉大なり、郷土愛。各地を転々としていた私には「ここ」という故郷というものがない。故郷の織物を着ることができたらどんなに幸せだろう。故郷のない私は、せめてとばかりに民族衣装の着物に袖を通す。故郷がないかわりに色々な土地の染物や織物に縁があると良いな。

夕飯は鳥繁。串をつまんだ後は、名物だという懐かしい味のドライカレーをいただく。店を出る頃には、たぬきのようなお腹に!

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