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2003.6.29 [日] 8:15 pm

暑さに負けて今日は洋服で過ごす。友人達と原宿でご飯を食べたあと、なごみ堂へ行く。まず、目に付いた男物の下駄を購入する。彼に履物をプレゼントしようと思っていたので、丁度良かった。(しかも予算よりかなり安くあがったので良い気分。)お茶をいただいたあとは自分のためにと、ねじりだまの根付(画像)を買い求める。ラムネの壜のような涼しげな色味。夏はこれをぶらさげてたくさん出かけよう。

なごみ堂にはKIMONO真楽の男性メンバー、キムラさんが浴衣で来てらしたので、いろいろと質問する。下着から腰紐のことやら補正のことまで、根掘り葉掘り。勉強になった。

2003.6.28 [土] 8:15 pm

仕事帰りにライヴハウスへ。
歌に癒される。

2003.6.27 [金] 9:12 pm

今月はなんだか仕事が忙しい。片付かないデスクを後にして、定時に退社。西表の布たちhttp://www.kanshin.jp/...の展示会へ行った。

展示作品はみんな生き生きしていた。見ていて楽しくなってくるものばかり。舞台衣装、のれん、ティサージ。どれも元気な織物たちだった。西表島もこんな元気な島なんだろうか。

そして、楽しみにしていた糸うみを体験。芭蕉と苧麻から選択できたので、苧麻をチョイス。苧麻のほうが柔らかくて縒りやすいのだそうだ。毛糸玉のように巻かれた小さな麻のかたまりをいただく。

このかたまりになるまでを訊くと、麻も芭蕉も刈り取ったあと、細く切り、灰で煮るのだそうだ。煮ながら余分なものを取り除く。そのあと小さく巻いてかたまりにするのだとのお答え。芭蕉は茎の外側が繊維が太く、内側は細い。そして中心の芯の部分は食べるのが楽しみ(!)だと教えてくださった。お味はアスパラ風なのだとか。そして同じ茎でも水はけや日当たりによって繊維の色が違ったりする。見せていただいた糸には紅色っぽい部分や、白い部分があった。「植物染料は育った土によって出せる色合いが違ってくる」という話を読んだばかりだったので、植物には土と水と光と酸素が重要だということを再認識した。小学校の理科のよう。

いよいよ糸うみの作業に入る。始めは、苧麻を水で湿らしながら(特に東京は乾燥しているからたくさん水に浸す必要があるのだそうだ)、少しづつ裂いていく。いくつか細い糸ができたら、それを縒ってつなぐ。これがなかなか難しい。指紋が深いほどうまく縒ることができるのだそうだが、縒りすぎていると終いには指紋がなくなってしまうのだとか。私に教えてくださったかたも、「指紋がないから悪いことができるよ」と笑って、つるつるの親指と人差し指を見せてくださった。

心に残ったのは「生えている方向に逆らわず、自然の流れに沿って作業を進める」という注意だ。全ての作業が茎から根に向かって、自然に逆らわないようにできている。逆に進めると糸がささくれだってしまって、進むことができない。

なんとか最後まで糸をつなげ、最後に小さな毛糸玉のように巻く。30分程かけて、やっと60cmほどのほつれそうな糸が完成。お手本の苧麻は、つやつやとして絹のようなのだが、私の苧麻はお土産を包む竹皮の紐の用だ(画像)。今度は芭蕉でリベンジしたい。

糸うみの間のおしゃべりもとても楽しかった。月桃の匂いを嗅がせていただいたり、芭蕉の生命力に驚いたり。あんまり楽しいので、西表島に行ってみたいとまで思ったのだった。いつか行くことができるかな。

今日は貴重な経験をした。こんな体験ができたのもKIMONO真楽のおかげだとつくづく思う。この1年、メンバーのKWがきっかけで色々なところに足を運ぶようになった。日記だけでは書ききれない知識と経験を得ることができた。知識や情報、楽しみや喜びを共有できる、まさに「真楽」だなと思う。ありがたい。

2003.6.26 [木] 10:57 pm

友人とエスペリアでご飯。
着物に興味があるという彼女と、着物話に花を咲かせる。
趣味を訊くと薄いピンクやグレーの、落ち着いたものが好きなのだそうだ。
彼女の着物姿が楽しみ。

家に帰ると、麻雀牌帯留めの情報が伝言で届いていた。早速注文。
(しかし牌の絵の意味がわからない...。)
情報ありがとう、リリコさん。

2003.6.25 [水] 8:53 pm

仕事帰りに「芝崎るみ10年のゆかた仕事」展へ。

濃い藍地に、青の大胆な芝模様が気になった。しかも私に似合う(気がした)。ちょっと悩んだが「浴衣は既に1枚持っている」と自制する。自制するのは得意なのだが、たまに諦めのよさを後悔することも...。出会ったときに見極められるようにしておかなければいけないなあ。

浴衣のかわりに隣の家の庭に咲いているヒメツルソバに似た、つまみのピアス(画像)を買い求める。つまみのアクセサリー類はつまみ簪の職人さんに無理を言って作っていただいたのだそうだ。

そうそう。展示されていた過去の作品も素敵で、チューリップの柄が復活したらなあと思ったのだった。

2003.6.24 [火] 7:59 pm

霧雨で煙る一日。雨を喜ぶ蛙をよけながら帰ると、うちにも決算市の葉書が届いていた。ここで散財すると秋冬に困る気がするのだけれど。参ったな。

2003.6.23 [月] 4:00 pm

芝崎るみ10年のゆかた仕事http://www.kanshin.jp/...を見に行こうと思い立ち、アンティークのちりめん単衣を着る。意気揚揚と表に出るとポツポツと雨が...。もちろん踵を返す。

1時間後、表を見ても相変わらずの雨模様だったが、そうだ 銘仙 お召 楽しもうhttp://www.kanshin.jp/...に行き先を変更し、出かける。沼袋のほうが根津よりも家から近いのだ。

会場は平日のためか私のほかに3組ほどのお客様がいるだけ。木村さんのコレクション展示では、なんとご本人が解説してくださった。木村さんは会場に来た皆さんにお声をかけていらして、優しい笑顔がとても印象的。気になったパイナップルの柄の銘仙について尋ねると、南の国に対する憧れを高めて戦意を高揚させる目的でつくられたのだと教えてくださった。他にも地場産業を盛りたてる柄のものも。銘仙は時代や場所を映す鏡のようなものでもあったのだな。

そして、私の着物が錦紗ちりめんだと教えてくださった。確かに軽いし、購入したときも「普通のちりめんじゃないけど...何だろう」とお店のかたに言われたのだった。これからは胸を張って「錦紗です」と言うことができる。

2003.6.22 [日] 11:24 pm

ストレートパーマをあてに美容室へ行く。なんと、美容師さんがKIMONO真楽の私の日記を見たというではないか。恥ずかしい。

帰りの電車で着物のかたを何人か見かけた。お召し物は、紗あわせの訪問着、単衣の訪問着、単衣の色無地、絽小紋、単衣の木綿などなど。この時期は特に着物姿のかたが気になる。私も着物の時はこんな風に観察されているのかしら。

帰宅後は、夏至のライトダウンにあわせて早めに夕飯をとる。

そうそう。彼の浴衣は小千谷縮に、綿の角帯、麻の裾よけ、麻の肌襦袢にした。
私が全て決めた。
意見を聞かずに準備してしまうのが一番良い方法だと悟ったのだ。

2003.6.21 [土] 0:43 am

珍しく土曜休日。

ゆっくり起きて、半襦袢に絽半衿をかける。ここでみなこさんから頂戴した針が大活躍。針が長いので運針しやすい。縫い針でこれだけ違うということは待ち針にも良し悪しがあるのだろうか。着物を着始めてから裁縫道具に興味が湧いてきている。

夕方過ぎからは銀座へお出かけ。中学時代からずっと好きな人とデートだ。うふふ。日比谷公園を散歩して、銀座5丁目のルパンでお酒をいただく。バーテンダーさんがお話上手で楽しい時間を過ごすことができた。

あんまり気分が良くて大声で「てぃんさぐぬ花」を歌いながら帰ってくる。酔っ払っているよ。

2003.6.20 [金] 1:38 pm

人は身の回りの恒常性を無意識に信じてしまう癖がある。だから変わることに反発を感じてしまう。変わることが生きることだと知っているからかもしれない。そんなことを思いながら夜の表参道を歩く。

青山周辺で用事を済ませたあと、青山みとも http://www.aoyama-mitomo.co.jp/ に寄ってみる。表参道駅から歩いて1分。記憶の中の地図を頼りにたどりつく。が、20時をまわっていたのでシャッターが下りていた。残念。

2003.6.17 [火] 0:22 am

今日は『呉服なか志まや』展http://www.kanshin.jp/...でご縁のあったゴトウさんのお手伝い。

他人(なか志まやさん)に着付けてもらうなんて、七五三ぶりだった。長めの襦袢の端折り方もじっくり観察させていただき、これからは襦袢が裾からでるなんてことはなさそう。勉強、勉強。私の持っていった黒地に水玉柄のお召しもなかなか好評で、ほっとしたのだった。

そして家庭画報インターナショナルhttp://www.kateigaho.com/...のモデルの可愛い子ちゃんを拝み、感動。顔がグレープフルーツのように小さかったよ!漫画を読む様も絵になっていたよ!睫毛にマッチが5本のりそうだったよ!世の中にはあんなに奇麗な人もいるのだね。眼福ー。

2003.6.16 [月] 7:53 pm

昨日の晩、彼の浴衣についてもめる。

今までは、私が乗り気だと引いてしまうだろうと平静を装っていた。が、そろそろ6月も半ば。どうするか答えをきかせてもらわないと7月に間に合わないだろう。家で仕事をしている時に「浴衣はどうしたいの?」と訊いてしまったのだ。旅行疲れの狭い心には浴衣のことを考える余裕などなかったらしい。逆鱗に触れてしまった。

おかげで今日はちょっと寂しい。

2003.6.15 [日] 8:03 pm

来月末は京都旅行の予定。etwで開催される友人の個展を観に行くのだ。

そのための宿の予約をする。1泊目はPrinzhttp://www.delicious.ne.jp/...。ギャラリーとカフェに併設されたホテル。ここは時代裂屋梵も近いので寄ることができそう。2泊目は紫http://www.delicious.ne.jp/...。空き室があるか電話でうかがうと「ちょっと待っておくれやっしゃ」と言われる。素敵な京都弁。祇園はどこへ行くにもアクセスが良い。ここからなら目的地のetwにも歩いていけるだろう。

予約電話という一仕事を終えて、浜町へ向かう。かずさんと待ち合わせして太田屋さんに連れて行っていただく。お願いしたのは、袷の着物の丸洗い。仕上がってくるのが楽しみだ。

2003.6.14 [土] 11:57 pm

今日はちょっぴり変わった趣向のBarへ行く。どう変わっているのかというと通っている美容院が月に1日だけBarに変身するのだ。Barのご亭主は美容師さんが月替りで担当し、テーマを決めて営業する。今月のテーマは「和」と「花」。

Barへ行くために仕事帰りに家で着物に着替える。雨なので塩瀬の半衿がついた半襦袢にウールの単衣。帯は博多の半巾をカルタ結びに。雨を考えての装いで、不本意ここに極まれりといった感じ。ちょっと可愛くしたいなあと、洋服用のショールと大き目のピアスをプラスする。気分はプロミスのCMの姫。

家を出たとたん、大雨にめげる。そのままタクシーを捕まえて運んでもらうことにする。到着すると、お手伝いの為に既にお店に着いていたみなこさんとかずさんが出迎えてくださった。

今日は他の用事もこなしたというかずさんは、お出かけ着物から普段着物に着替えてらしたのだとか。雨というだけでめげている私は、衿を正す思いがしたのだった。

そして中学生の頃から好きな歌手の方とおしゃべりし、一緒に写真も撮っていただき、幸せな1日を過ごすことが出来た。心残りと言えば、私の粗忽っぷりをかずさんに知られてしまったことぐらいだろうか。胡瓜の餌につられて、羞恥心のなさを暴露してしまった。(余談だけれど、京都祇園では7月になると胡瓜を食べなくなる。そのわけを出先では思い出せなかったのだが、そうだ、八坂神社の社紋が胡瓜の切り口に似ていたの[木瓜紋]だった。調べると京都の祇園だけではなく、博多の祇園などでもおなじように祇園祭の間は胡瓜を食べないのだとか。)

(画像上:Barでゲストの皆で活けた花 画像下:プロミスの姫)

2003.6.13 [金] 9:12 pm

自分の夏物がぼんやりと見えてくると、今度は彼の浴衣をどうにかしなければと悩み始める。小千谷縮などで着物としても着られるようにしようか、はたまた気軽に着てもらえるように普通の浴衣にしようか。帯は何が良いのか、履物はなにが歩きやすいのだろうか。男物はまだよくわからない。

答えを求めて、帰りに「男の着物人生、始めませんか」http://www.kanshin.jp/...を立ち読みする。「なぜ、あの組み合わせ?」と謎に思っていた書生風の着こなしについて言及されていたり、手入れのコツなどが書いてあり、女性の私にもとても面白かった。今度、購入しよう。

さて、彼の夏物はどうなることか。本人と相談してみなければいけない。今年は小千谷を浴衣として着て、来年も着たいようだったら襦袢をつくるのも良いかもしれないなあ。

みなさま、良い案があれば、ご教示ください!

2003.6.11 [水] 8:22 pm

彼は明日から社員旅行らしい。
おかげで私は支度におわれている。
SARSを避けるために今年は国内旅行。
沖縄へ行くのだとか。

1週間前から「お土産は...ごにょごにょ...」
「ちんすこうは要らないよ」
「ミンサーというものがあってね」
「ブーゲンビリアの根付とかあるのかなあ」
などとアピールしているが、きっと持って帰ってくるのは「沖縄へ行ってきました」と書いてあるパッケージのクッキーとかなんだろう。お土産のセンスを磨いて欲しい。

2003.6.10 [火] 10:09 pm

仕事帰りに映画「春の惑い」を観る。

映画の観どころは何と言っても旗袍(チャイナドレス)だろう。旗袍の起源については諸説あるようではあるようなのであえて言及しないが、長い時間を閲し形を変えていったことは確かなようだ。洋服も和服も、着方や形は時代によって様々だ。今の形に袖を通すとき、連綿と続く歴史を思わずにいられない。

銀幕のなかの旗袍は1946年の風を受けてひらひらとゆれていた。

2003.6.9 [月] 7:58 pm

午前中はなにもせず、ひたすらぼーっとしていた。何もしない。ただのんびりするだけ。それだけで心と体が元気になっていく。

夕方過ぎに和織から電話が来る。
夏大島の件。似たような色の反物が入ってきているということと、草野満代の朝なま報道局http://www.kanshin.jp/...で前のものと同じ色を使用する予定なのでそれで良ければ同じ色もある、との事だった。似たような色にも興味があったので、今週中にうかがうことを約束する。電話を切ったあと、ひとりでにこにこ、否、にやにやする。残りの疲れもこれで吹き飛んだ。

日も暮れかけていたけれど、元気がでたので小千谷の反物をお願いしに一衣舎さんに伺う。以前に和織経由で仕立てをしていただいていたので、寸法表が残っていた。なんだか嬉しい。腰まわりと裄をはかっていただき、小さな変更などはお任せすることにした。こうして仕立屋さんに直接お会いすると安心してお任せすることができる。居敷当は、襦袢が麻なので必要かなと思い、洗える航空絹布をつけていただく。

その後、衿衽続きの着物を羽織らせていただいた。胸と脇のあたりがスッキリしていて、小さい着物なのかと思い違うほどだった。自分のサイズで作ってもらったらもっとスッキリするだろうし、良さそう。

そうそう。2日の日記に書いたひびのこづえコレクションがみとも銀座コア店http://www.aoyama-mitomo.co.jp/...に展示されているらしい。見に行けるかしら。

2003.6.8 [日] 6:48 pm

スーツの仮縫いの日。

仕立て途中のスーツは躾糸がついたままで、どうして立体になっているのかが推して知ることができる。見ていて面白い。

それと今日は小千谷縮の反物を買い求めた。白地に黒の太縞と細縞がはいっている。縞の黒の分量が多いので少し灰がかって見えるけれど、白は涼しげだろうと思ったのでその反物にした。色の濃いものも締まって見えるので涼しげだけれど、ぼんやりしているのも個人的には好きなのだ。

さあ、これを形にしていただかなければ。

2003.6.7 [土] 11:05 pm

そういえば今日、広田レオナ氏が着物でTVにでていた。黒い紗にちどり柄の着物、半衿は大正友禅ぽいもの、襦袢も半衿と同じような柄を着ていたので、紗あわせのように透けていた。薄物の下に、柄の襦袢を透けてみせるのは素敵だな。

TVを観ていると彼が「広田レオナは戸川純と内田春菊を足したような雰囲気だ」と言い出した。戸川似というのはアングラな雰囲気がそう言わしめるのか?内田似というのは『内田金玉』を立ち読みしたせいだと思うのだけど。本を立ち読みしたことは忘れていても、心のどこかでその2人が関連付けられているのだろう。結局、私はどちらも同意しかねたのだった。似ていると広く認識されるのだろうか、この御三方。

2003.6.6 [金] 11:25 pm

可愛いなあと思っていた家庭画報インターナショナルhttp://www.kateigaho.com/...の表紙のモデルさん(白塗り)と、これまた可愛いなあと思っていたなか志まや浴衣のモデルさんが同一人物だと知る。私好みの顔は、どんなにしたって私好みということなのね。

2003.6.2 [月] 6:02 pm

今日は走墨展へ行く。
曇り空ながらも雨は降りそうにない。
単衣のお召し.博多の半巾.絽半衿.エナメル草履.麻絽の襦袢.金魚の根付というコーディネイトにした。帯はいつもうまく出来ない文庫結び。今日もなんだか変な仕上がりに。そして、着物の衿が細いので、首の後ろから半衿がでてしまう。常に気にしておかないとひょっこり顔を出してしまう。

すこしはやく銀座についたので和織をのぞいた。実は、前に見せていただいた微塵格子の夏大島がずっと気になっていたのだ。しかし残念(幸運?)なことに、他にご縁があったらしい。このままでは本当に夏がきてしまう。どうしよう。どうにかしよう。

お店を早々に後にし、みなこさんと待ち合わせの場所へ向かう。みなこさんは網と飛び魚と太鼓柄を芋版で摺ったお着物だった。網の柄が涼しそう。

会場につくと、着物姿のしょうさんがいらした。説明をしていただきながら作品を拝見。メッセージのある作品が素敵。墨の滲みも色々な色合いがあり(茶墨と青墨で表現するそう)味わいがあった。象形文字からできていった漢字などは創作に適しているなあなどと思いながら、絵画的な書の世界を堪能した。

その後は同じビルにある「ぜんや」「青山みともつむぎ館」を見て回る。みともは他の店に比べて木綿が多く、薩摩絣.館山唐桟.久留米絣.弓ヶ浜絣.広瀬絣 等々があった。柿渋と藍の広瀬絣などをみせていただく。花織なども素敵。皆が危険ゾーンだというのもうなづける。

その後、松屋で印度カレー味とはちみつ味の歯磨き粉(!)を購入し、お茶を頂いて帰路へつく。

夕食後にいつもの通りe-SPURをみていたらひびのこづえ氏が着物をデザインしたことを知る。http://spur.shueisha.co.jp/...帯が可愛らしい。

2003.6.1 [日] 5:38 pm

彼のスーツの仮縫いについていく予定だったのに、急に仕事が入ったらしい。こんな事なら銀座に行けばよかったなあと思いつつ、近所の「ギャラリーくらくら」http://www002.upp.so-net.ne.jp/...へ行く。

ギャラリーは家から歩いて10分程度。室内の壁にかかったバティック(ジャワ更紗)が目を引く。

お店の方に「帯にするにはどういった布がむきますか?」とうかがうと丁寧に説明してくださった。一番大きなジャワ更紗は「カイン・パンジャン」という胴巻きで、次に大きいのがサロン(腰巻)。この二つだと充分に名古屋にできるそうだ。一番小さな布がスレンダン(肩掛)で、こちらは半巾帯向き。

扱っている布は手書きの現代ものだけだそうだ。つまりアンティークや機械染めのものは置いていない。染料は藍と木などの植物染めと化学染料のどちらもある。お値段は製作までに掛かる時間と比例しているとのこと。

名古屋帯が欲しいなあと思いながら、箪笥3棹に整然としまわれている布を物色する。両面から染められた布はどちらが裏か表かわからない。それくらい丁寧に書かれている。

着物とのあわせかたや、帯になったときの柄の感じなどを考えるのが楽しい。
まずは手ごろな半巾をつくってみても良いかもしれない。
更紗帯のイメージを膨らませながら帰宅。

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