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2009.3.30 [月] 羽織る物

先週末は、家族八人で箱根の温泉に行ってきました。
ロマンスカーと登山鉄道を乗り継いで列車の旅。
まわりに何もない宿の離れに家族みんな一緒です。
たっぷりしゃべって、のんびりゆっくり水入らず。
いいお湯に浸かって、いい時間が過ごせました。

さて、温泉が目的なので、気軽な格好で出かけました。
木綿で洗える袷仕立ての館山唐桟は、
この時のツーショットでも着ている常着です。
野あざみが描かれた紅型の名古屋帯を合わせて着たきり雀。

そこで、ちょっと困ったのが羽織る物。
普段は家でつんぬきを羽織ったり、保多織りコートが多いのですが、今回はもう少々お出かけ気分。でも、木綿の着物に、絹の柔らかものの長羽織などはよそ行き風で似合いません。こうゆう場合、素材感が似た者同士が合うんでしょうね。紬の羽織があったらいいのかな?
とは言え、そんな風にそれぞれの着物に、ジャケット感覚で色んな素材や色柄を揃えるのは大変です。
羽織る物って、難しい。キリがない。

今の気分は、やっぱり物を少なくしたいから、
持っている物やそこにある物で間に合わせよう...と思います。

今回は、バリの木綿織物の腰布とロロ・ピアーナの二枚重ねで。
小さくたためる四角い布は、やっぱりなにかと便利です。
ちょうどいい塩梅でした。

2009.3.23 [月] 新芽色

柔らかな緑色が
あふれている。
縮こまっていた何もかもが
ほぅっと、ゆるむ。

ちょうど、
昼と夜が半分ずつ。
暑さ寒さも彼岸まで。

こたつをしまわなくちゃ。
でも、大相撲を観ながら
一枚ずつ手ぬぐいを畳む日々。
こたつ・すもう・たたむ。
かなまら、かなまら
珍満柄。
追い込みなのだよ、
がんばらなくちゃ。

葉山芸術祭の準備も佳境。
フライヤーをデザインして、
校正もしてもらって、先程入稿。
ほっと一息。
pdfはこちらから。

自分のペースで、
こつこつ・たんたん・もくもく
と、作業する仕事が性に合ってる。
何を着てても誰にも文句は言われないしね。
ここんところは、絹唐桟。
八掛がぼろぼろになってきた。
天地替えでしのげるだろうか。

なんだかいろいろあって、
文章がまとまらない。
ま、そんな時もございます。

無理なく、ゆるく、近況報告。



※写真のこと(03.24/追記)
下の写真、毎年、庭で見かけるけれど名前を知らなかった。
貝母百合(バイモユリ)っていうそうだ。
矢谷さんと石田さんのブログ「草虫こよみ」に同じ花、発見。
そうなんだよね。伸びたつるが「ねぇ、ねぇ」って感じで、かわいいの。

2009.3.20 [金] 卒業式

甥っ子が、小学校を卒業しました。

えぇっっっ、もぉ???

ほんのちょっと前に、
入学のお祝いねって、
音羽楼で会食したばかりなのに。

母である義妹も
「あっという間だった」と言いました。
やんちゃな男の子の子育ては、
大変だったと思います。

卒業、おめでとう。

昨日の卒業式に義妹は着物を着ました。
きちんと、式らしく、着物のルールに則って。
鴇色の色無地に錦織の袋帯。
焦げ茶色地に源氏香が散る縮緬の羽織。
白半襟に白足袋。
品良く、母らしく、控えめな装いです。
私が着付けをしました。
着付けも、品格を心がけました。

人生の節々で、きちんと纏う着物も好きです。
印象深い思い出として、
着物姿が目に焼き付くような気がします。

甥っ子も、いつか
卒業式に参列した母の姿を思い出すのでしょうか。
思い出してくれたら嬉しいなぁ。



※写真は、六年前の入学の頃。
あんなにちっちゃなガキっちょだったのに。
枠内は、昨日の義妹の装い。

2009.3.13 [金] 糸印

結婚式の引き出物として、手ぬぐいの注文をいただきました。

手漉きの楮紙をアイロンがけして、吉の作法で包みます。
「中の組み合わせが分かるようにしてください。」とのご依頼に、しばし悩みました。シールはなんだか似合わないしすぐ剥がれない。付箋もちょっと。う〜ん、困った。
ある時、ふとひらめきました。和裁の知恵、糸印です。
手渡す時に、するりと抜けるし、付いたままでもなんとか許せる範囲でしょう。

手ぬぐいの柄を糸の色でイメージしてもらいます。
赤い糸は、緋色の富士ぼかし。
白い糸は、白場の多い波待ち縞。
青い糸は、熨斗目花色の砂浜縞。

紙が相手なわけですから、針が太いと糸が抜けやすくなってしまいます。細くて長い針がいいんじゃないかと、みすや針の「四ノ三」で作業しました。うん、いい塩梅。

こんな事も、お針箱が手近にある着物暮らしのお陰だなぁと思います。

:::

話は変りますが、鎌倉の穴場カフェ「大佛茶廊」
今月、鎌倉市の景観重要建築物に指定されたそうです。

2009.3.10 [火] うぐいすの初音

昨日の朝、
うぐいすの初音。

まだへたっぴだから、
「ん?」と思ったけど、
やっぱり、うぐいす。

近かった。
庭に来てくれた?
「うぐいすだよ、うぐいす!」って、
まるで大ニュースみたいに騒ぐ。
うれしいなぁ。

七十二候の「黄鶯○○/おうこうけんかんす」
“鶯が山里で鳴き始める”
立春の次候だから、暦だと遅い?
暦って、複雑。
難しいけど面白い。

葉山的な七十二候は「浜若布干」
“新若布が浜辺で天日干しされ始める”
これは、勝手な創作ですけどね。(笑)
とは言え、天然わかめは今が旬。
歯ごたえがあって美味しいのです。

2009.3.8 [日] 葉山から花便り

裏庭の豊後梅が満開。
めじろがたくさん戯れる。
春うらら。

近所の梅。
白く小さく、楚々と咲く。
控えめで主張せずとも、心に残る。

浜への用事の行き帰り、
近所の様子を、花便り。

ミモザの花がたわわに黄色。
辛夷の花もそこここで、白や紫。
桃の花もぽわぽわ満開。
雪柳はちろちろ白が混じり始め
沈丁花が香りを放ち
家の庭の地面では、
ハナニラとスノーフレークが
ぽつりぽつりと咲き始めてる。
椿はマイペースにまだまだ色々。

一日ごと、目に映る景色が春めく。
四季があるって、楽しいなぁ。



写真上:2009年3月2日16時/裏庭の豊後梅
写真下:2009年3月5日13時/近所の梅

2009.3.1 [日] ハナニラ

: : : : :

今月のサイトトップは、ハナニラ。

三月の半ばになると、
わぁ〜っと庭一面に咲き始めます。

梅、桃、椿は、
高いところで咲きますが、
ハナニラは、地面の低いところで
白っぽい小さな花がかわいく咲きます。

確かに、葉をちぎると、ニラの匂い。
でも食用のニラとはちょっと違うらしいので、
私はまだ食べていませんけど。(笑)

夕暮れの薄暗がりでは、
星形にボワッと花が浮かんで、幻想的です。

三月。
眠っていた植物達が、
いよいよ活動を始める時期。

私達も春らしい色の着物をまとって、
元気に一歩前へ進みましょう!

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