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2008.6.29 [日] どしゃぶり着物

どしゃぶりの雨。
南国のスコールみたいな太い雨。
ここまで降るといっそ気持ちいい。

今日は、手ぬぐいを置いてもらっている「葉山は夏じたく」の会場へ出かける日。

着物コートは、ストンと寸胴なフォルムが好きじゃないから、できればあんまり着たくない。今の季節は、着物コートを重ねるだけでもやっぱり暑いし。
そこで、どしゃぶり着物。紫系の絣の長着は、昔の化繊。いただいた着物をみんなで分けた時、誰ももらってくれなかった物。化繊だし地味だしね。もらわれ手がいなかったので着てみたけれど、やっぱりこの化繊のごわごわ感は、気持ち的に幸せじゃなかった。シルエットも固くてきれいじゃない。私の場合、着心地は気分にかなり影響するようだ。
帯もいただいた名古屋帯。経糸:ビニロン/緯糸:絹紬糸。ビニロン....って。(笑)戦後の物資が少なかった頃の製品なのかな?一度も締めた形跡はない。でも、柄が和傘だったので締めてみた。
下着は、晒の半襦袢と絹の腰巻きで、手抜き。
一番の主役は、キース・へリングの傘。着物に蛇の目だと決まり過ぎてしまうから、この傘でカジュアルダウン。20年くらい前に買った大好きな傘。厚手の布も、お茶目な柄も。修理しながら愛用している。(でも、しょうちゃんと一緒の時は使いません:笑)

どしゃぶりの雨は、帰る頃には小雨になった。
腰越で、江ノ電を途中下車してちょっと寄り道。
雨上がりの路地散歩は、猫みたい。

2008.6.28 [土] 真楽のお誕生日

2002年6月28日に、真楽が生まれて六年。
マイペースな管理人ですが、
これからもどうぞよろしくお願いします。

六年も経つと、
メンバーひとりひとりにとって
それぞれの「真楽」があると思います。

それらがつながって、
ネットの空間に存在する“KIMONO真楽”
になるんだろうと思います。

みんなで大切に育てていきましょう。

着物をまとった時の
おだやかで平和な気持ちが、
自分も相手もその他の万人も、
ともにうるおう楽しみ
として、世界中へ広がっていきますように....。


えりりん@KIMONO真楽管理人



真楽の設立日は、なにか意味があって「2002年6月28日」なのか?....という疑問を、一部のメンバーが日記で話題にしていますが、特に意味はありませ〜ん。(笑)
最初は、ほんとに軽い気持ちで始めましたから。
確か、辞書で「真楽」という言葉を見つけた日だったか、その次の日だったか、たまたまです。

ちょっと詳しい事は、去年の日記に書きました。

2008.6.27 [金] nicole

ニコルの松田光弘さんが亡くなっていた。
先月の17日のこと。知らなかったよ。
若い頃は、ニコルの服が大好きだった。
キラー通りのお店でたまにお見かけした。
松田さんはいなくなっても、
作った服は、今でも残っている。
私の箪笥の中にも....。

時はどんどん流れていく。



以前、葉山空間に書いた日記


2003.11.24[月] ずっと好き

高校生の頃に買った"nicole"のブラウス。
細いピンタックが素敵で、今でもお気に入り。
既に四半世紀を越えて着ているわけだけど、
それほどくたびれた風でもない。
貝ボタンは、何度も付け直した。昨日も。
今日は、
アイロンをかけて、パリリとさせて、ほら素敵。

こんな風に、
ずっと「好き」が持続する物がいい。
そうした物には思い出もたまる。

使い捨てがキライなのは、
「好き」な気持ちが持続しないから。

このnicoleのブラウスは、ずっと好き。

2008.6.25 [水] カゴマニア

....な友人達が、今年もやります。
「葉山は夏じたく in 片瀬」
明日から29日(日)まで。
葉山だけど、片瀬。

世界中から色んな素材のカゴが100個以上。
アフリカの布、ガラス、アクセサリー。
私も手ぬぐいを並べさせてもらいます。

今日は、その納品がてら、
江ノ電にガタゴト揺られて行ってきました。
リバーサイドの個人宅が会場です。
ものすごぉ〜く気持ちイイ空間に、
かご、籠、カゴがたぁ〜くさん到着してました。
着物好きには、ふふふ、山葡萄のかごもちゃんと。

納品に行ったはずなのに、
サイザル麻の手提げ籠を買ってしまいました。
だって、かわいかったんだもの。
早い者勝ち!(笑)

私は、最終日の日曜日に行くつもりです。
鎌倉散策のついでなど、
よかったら立ち寄ってくださいね。

:::
それにしても、
江ノ電って乗ってて楽しいなぁ。
こっちの方まで乗ったのは高校生以来かも。
のんびり感がたまらない。

2008.6.21 [土] 初ビアガーデン

辛夷さんのお声かけで、
同世代が集うミニオフに参加させていただく。
今年、初めてのビアガーデン。
呑んで食べてしゃべって騒いで、楽しいひととき。
飲み放題だからって、
どんだけ呑むんだ?この人達。(笑)

着て行った着物は、帯締めが主役。
先日の青空アート市でゲットしたさくらさんの作品なのだ。
青から白へのグラデーションが涼しげできれいでしょ。
これからの季節に大活躍まちがいなし。
真楽ちくちく部って、ほんとにみんなスゴイのだ。

長着は、綿麻のグンボー。
帯は、紅型の名古屋帯。
帯揚げは、松原染織工房の絽ちりめん。
長襦袢は、水色の麻素材。

2008.6.20 [金] 栗駒の地震のその後

花兎さんも日記に書いていらっしゃいますが、私も昨日“正藍染の千葉家”のニュース見ました。調べたらネットにも詳細が。
表の川の水が濁り、今年のこの先の反物染色は断念せざるおえないそうです。正藍染の藍は自然発酵だから、ほんとうはちょうど今くらいが一番染めに適した時期なのに残念です。

それから、花山の曽祖母の実家は、長屋門も家もまったく大丈夫だったそうです。土壁のはがれすら無く、昔の建物は頑丈なんですね。

ただ、まだいろいろな部分で、これからの暮らしにボディブローの様に影響が表れそうで心配です。早く、これまで通りの落ち着いた暮らしに戻れますように....。



※写真は、
2005年夏の文字地区。栗原はどこも米どころ。日本の田舎の原風景。

2008.6.16 [月] 地震

今回の地震は、両親の故郷を直撃した。
母の実家は、震度6強のエリアだけれど人形ケースが壊れた程度でほぼ無事だった。父方はお墓の灯籠が倒れた程度。近い親戚は、どこもたいした被害は無かったけれど、田舎は、たどっていけばどこも遠い親戚だから心配で気になる。
曽祖母の実家が、花山の芦ノ口という集落だと母から教えてもらった。山間部で断層の影響がありそうな場所だ。私は行った事がないのだけれど、立派な長屋門のある古い家で、崩壊していないか叔母と一緒に心配していた。私・母・祖母・曽祖母と、全員が第一子の長女。そんなご先祖様の集落が断層エリアなのかもしれない。活火山である栗駒山の活動も、まだまだ収まらない余震も、なにもかもが心配だ。

それから、もう一ヶ所気になっているのが、正藍染の千葉家。文字という地区で、やっぱり心配なエリア。大丈夫だろうか。

とにかく被害のあった場所と、報道される情報が噛み合わない。市町村合併で行政的に“奥州市”だの“栗原市”だの言われても、それはいったいどこ?という状態。地元の人が昔から使っている“字名”こそ、こうした災害時には必要なのではないだろうか?



※写真は、
2005年に撮影した一迫地区の一迫川支流。

2008.6.15 [日] 単の紬

いきなり出かけることになったので、
鎌倉へはワンマイル普段着のまま。
日中はちょっと汗ばみましたが、快適でした。

この時期、見た目と自分の心地良さの折り合いをつけるのは、なかなか難しいかと思います。参考になるかどうか分かりませんが、今日の私の場合を書き出してみます。

長着は、単の紬。絹。透けない薄手の軽い紬です。
帯は、木綿の半幅ミンサー帯をカルタ結び。
レースの筒袖の半襦袢。晒。
半襟は、水色地に麻の葉柄の手ぬぐいをそのままかけています。多少もこもこしますが、首筋の汗取りになり、長着を保護してくれるので普段は手ぬぐい半襟です。
半襦袢なので、下半身は、浅葱色の一衣舎の腰巻きが長襦袢代わりです。絹。
胸には、晒を巻いて補正と汗取り。木綿。
湯文字は、リネンで自作した夏仕様。肌に一番近い所から、素材を夏仕様に切り替えると、自分の快適性がずいぶん違うと思います。リネンは肌触りもひんやりして、ほんとうに涼しい。
ウェスト部分にはタオルで自作した補正を。私は夏も汗取りも兼ねて使っています。腰紐もくいこまないし、楽。
足袋は、ベージュ地に青海波柄。めうがや。
下駄は、小松屋の舟形。苔色のほんてんの鼻緒。

私は、普段着こそ“素材”・見えない下着こそ“素材”だと思います。
気候と自分の肌感覚に合う自然素材を見つけられれば、着物はぐっと快適です。

2008.6.15 [日] 鎌倉へ

混雑は承知の上で、義父と一緒に鎌倉へ。
あじさいの観頃がピークな日曜日の鎌倉は、やっぱりたくさんの観光客で溢れていた。
江ノ電は、ラッシュアワーの様にギュウギュウ詰め。
あじさい名所のポイントも老若男女の人ひとヒトで溢れている。
私達は評判で人の多い所にはなるべく出かけたくないひねくれ者だが、義父は違う。
みんながいいと言う評判の場所へ行きたいし、名物が食べたいと言う。

でも、今回しぶしぶ付き合ってみたら、やっぱり鎌倉のあじさいは見事だった。(笑)
いろんな色、いろんな種類があるんですねぇ。
そこここで咲く様々なあじさいは、ほんとにきれい。

またひとつ、うつくしい思い出ができました。
きっかけを作ってくれた義父に感謝。



※写真は、
上:あじさい渋滞。ずぅ〜っと先の階段下まで牛歩です。
下:でも、ひょいと路地裏に入ればとっても静か。

2008.6.14 [土] 父の日に集う

朝ニュースを見ていたら、緊急地震速報。
震源地のバッテン印が両親の故郷に近い。
すぐに母に電話して知らせ、ほどなく叔父たちの無事は確認できてひとまず安心する。

今日は、ここ数年の恒例となっている“父の日の食事会”。
家族で葉山に集まって、美味しいものを食べるのだ。
今回お世話になったのは、昨年、弟宅のすぐ近くに開店した「藤の家」という割烹料理の店。私達9名で貸し切りになってしまうほどの小さなお店だが、お料理は大変おいしかった。特に“藤の家のこだわり”という出汁は、ほんとうに心にしみる美味しさ。葉山には、作る人・食べる人、お互いの顔が見える小さくて美味しいお店がひっそり在ってありがたい。やっぱり、ここは食いしん坊の天国だ。
みんな、幸せな気持ちになって会話も弾む。弾み過ぎてうるさかったかもしれない。ごめんなさい。貸し切り状態でよかった。藤の家さん、心のこもったお料理をどうもごちそうさまでした。

今年もみんな元気で、父の日に集えた事に感謝する。



※写真は、
上:海岸道路から細い路地を入った所にあるお店。
下:食後の腹ごなしは、みんなで路地散歩。

2008.6.13 [金] どくだみ その弐

うちの庭の普通のどくだみ。
ほぉらね、かわいいでしょ。

白い花とハートの葉っぱが
可憐なんだなぁ。。。

お茶にしたり、
化粧水にしたり、
その薬効には
いつもお世話になっている。

のりんさんが言うように、
私もどくだみの匂いは
けっこう好き。
気持ちが静まって安心する。

今日も庭で、
かわいく咲いてるどくだみの花。

:::

さて、今日は....
名古屋の先からお義父さんがやってくる。
自分でクルマを運転して。
今頃、どこを走っているんだろう?
もうすぐ会える。
楽しみだ。

2008.6.12 [木] どくだみ

先日、
ご近所さんが届けてくれた
八重咲きのどくだみの花。

へぇ〜〜〜。
初めてみました。

うちの庭には
普通のどくだみの花がたくさん咲く。
独特の匂いで
嫌われ者なのかもしれないけれど、
私は楚々と咲くその姿が可憐で好きだ。

八重咲きのどくだみは、
それに比べてちょっとゴージャス。
うふん、アタシだってどくだみよ。
匂いはやっぱりあの匂い。

2008.6.8 [日] レンズの魔力

長いこと集めてきたスチールカメラのレンズ資産。
優秀で明るい単玉レンズがいろいろある。
でもここ数年、防湿庫の中で眠っていた。
もったいないなぁ....と、
相棒が、これらを活かすデジタルカメラを先日買った。

一昨日、出かける前に、着物姿を撮ってもらった。

おぉぉ、やっぱ違うじゃん!
光が柔らかい。
ボケが美しい。
画が瑞々しい。

レンズの魔力だ。
これからは、ご面倒でもこっちでよろしく。(笑)



※着ているのは、
・長着:柿渋染めの万筋、シャリ感のある絹の単。
・帯:白地に紅型の名古屋帯。垂れ先と手が青地。
・長襦袢:去年の夏じたく展でお願いした一衣舎の洗える長襦袢。麻絹素材で楊柳っぽい生地は今くらいの時期にちょうど良かった。白。
・半襟:麻絽の楊柳、生成り色
・帯揚げ:三浦さんで抹茶色に染めた絽縮緬
・帯締め:黄緑の変り組みに茶色の房
・足下:白足袋に畳表の草履

2008.6.7 [土] 梅の実

そろそろ収穫時期だなぁ...
と思っていた梅の実。
晴れた今日こそやりましょう。

最近のスケジュールは、自然任せ。
自然の恵みをいただくならば、
人間が自然に合わせるしかないんです。

うちの庭には、白梅と豊後梅がある。
越してきたばかりの頃、
梅の実は「年毎に豊作と凶作のリズムがある」
と、教えてもらった。
ほんとうだった。
今年は白梅の方が豊作。

木に登って、
毛虫さんに遭遇しつつ、
手を伸ばす。
ぷっくりふっくりかわいいなぁ。

こうして木の枝に足をかけて登っていると、
木が大きく育っているのがよく分かる。
去年足がかりにした枝は、
太くなってしっかりしてきた。
越してきたばかりの頃に比べたら、
木の上から見える景色もすこぉし違う。

木が大きくなって、
手の届かない実も増えてきた。

毎日見てると気がつかないけど、
木は、着実に確実に、育っているんだ。

収穫した梅の実は、
そりゃあもちろん“梅酒”になります。
飲ん兵衛だもの。



※写真は、白梅の実。

2008.6.6 [金] 脇阪展@女子美アートミュージアム

KWにもしたこの企画展をやっている女子美へ。

北欧の夢 ニューヨークの洗練 日本の情緒
脇阪克二 テキスタイルデザインの世界

今日は、トークイベントもあった。
・脇阪克二(テキスタイルデザイナー)
・小松修(画家)
・堀井和子(食文化研究家)
・三原佳子(日本刺繍家)

専門分野が違う方々のテキスタイルにまつわる話は、面白かった。
最初、50人の定員で募集したこのイベント。あっという間にいっぱいになり、急遽もっと広い会場に変更され再募集が始まった。でも、それもすぐに締切られてしまった。なんだかすごい人気だぞ。行ってみたら、なんと300人の人々が階段教室を埋め尽くしていた。いろんな分野や立場の人々が、年齢や性別も越えて集まっている。
そんな“多様性”は、とっても素敵だ。

私が今日ここに居るのも、
いろんなご縁が、重なって繋がって絡まったから。

それにしても、
女子美のキャンパスは居心地がいい。
ふと、
もう一度、学生もいいなぁ
....なんて考えた。



※写真は、レセプション会場の様子

2008.6.5 [木] 川遊び

昨日やっと、衣替えした。
この晴れ間を逃しちゃイカンと思って。
ふぅ、やれやれ。

今日は、久々にミシンかけ。
ベッドカバーなどの大物類の修理と、
航空絹布(一衣舎謹製)の腰巻きのほつれを修繕。
以前、手縫いで繕ったら、
縫い針を三本も折ってしまった。
ミシンで垂直に針を入れないとダメらしい。

写真は、先日届いた相棒の角帯。
藤本染工芸謹製。
三月の工房展でお願いしたもの。
二寸四分(約9cm)幅の角帯に、
三寸の生型(ツリが無い)二枚を使って
染められた緻密な川遊びの様子。
すごいなぁ....。

2008.6.3 [火] ヤマタン

....と呼んでいた母校が閉校するらしい。

ふ〜ん、ずっと定員割れだったのか。
“短大”自体が、今の時代には半端だものなぁ。
私も、推薦というエスカレーターで進学した。
受験は中学入試以降は体験してない。
勉強、嫌いだったから。(笑)

八年間、ずっと女ばかりの環境で育った。
とても校則が厳しい中学と高校だったから、
「ルールって何だ?」
「集団の中における個人の主張は我侭なのか?」
「個性ってなんだろう?」
という類いの事をずいぶん考えた。
考えて、抵抗して、行動した。
変な奴で、浮いていた。(笑)
つるむのも嫌いだったから、
学校の中の友達は少なかったな。

あんまり楽しい思い出、無いかも。

短大に上がったら、いきなり自由になって
みんな弾けた。
極端に変身する様子を目の当たりにした。
少女から女へ。
私は自分のやりたい事があったから、
卒業できればいいと思ってた。
ここで、これを学ぼう!
なんて気合いはちっとも無かった。

なんだかなぁ?
母校ってなんなんだろうね。

でも、そんな環境に居たからこその今がある。
知らないうちに、校風にも影響されていたんだろう。

なくなる....と聞いて、寂しいもの。

ヤマタンの卒業生、
今、通っている五百人弱を含めて三万人。
社会に出て、仕事で同窓生に会った事は、一度もない。



※写真は、たぶん短大生の頃。
カレッジリングが指に光ってる。
髪形が聖子カットだ。(笑)←イメージできる人、やってた人は同世代。
:::
FREE TIBET TEAM JAPAN のアクション。
お知らせくださってありがとう!>ふうままさん

2008.6.1 [日] ひきこもり、かたつむり。

応援している“遊悠楽舎”がNPO法人になる。
今日は、そのお祝い。
設立趣旨書がとても素敵です。
だいぶ長いんですけど、全文引用します。


:::設立趣旨書:::

いま8才を生きている
ここで15才を生きている
小学生・中学生・高校生
少年少女、青少年....
不登校・中退・ひきこもり....ニートとか。
「わたし」の名前は置かれたまま。
「わたし」につけられる名前はいろいろ。
でも、生きているのは「わ・た・し」

うまく人と関われない子どもとか
社会とつながることに困難を感じている若者とか
誰にどんな風に言われようと
わたし達は「いま・ここ」を生きている。

とパンフレットに書きました。

わたし達は 目標を設定し
「いま」の自分を否定して「努力」し、明日の自分を獲得することを求められて来たように思います。

「いま」の自分を認め 自己肯定から始めるのではなく自己否定から始まってしまっていたのではないでしょうか。
「努力すること」を否定しているのではありません。
まず「いま・ここ」の自分を認め 無二の存在である自分の持ち味を活かして生きる道を手に入れることが求められているのです。

わたし達は
生まれも育ちも違う父(男)と母(女)から生まれました。
当たり前に 一人ひとり みな違います。
しかし 多くの場面で「同じ」である事が求められてきたのではないでしょうか。

「違い」を認め合う、というのは 言う程 簡単ではありません。

未だに続く 世界のあちこちでの紛争を見れば明らかですし、
夫婦・親子・兄弟を見ても「認め合う」ということの難しさを強く感じます。

認めることで認められ 受け入れることで受け入れてもらえる。

どう自分と、そして他者とかかわっているのか、日々の自身の在りようの中にすべてが表現されている、といえるでしょう。
すべては「日常」の中にあります。
かかわり、つながり つらなりの中で肯定された 自分を生きて行く。
じぶんの中から湧きあがる したい、と思うこと(もの)を楽しんでいるすがたを
応援してくれる 他者の存在によって じぶんが想像していた以上(以外)のものが生みだされてくる。
じぶん一人で考え 行動し成し遂げられること(もの)など存在しない、と言っても過言ではないと思います。

認め合い、肯定しあう かかわり つながりの中で
はじめて じぶんの持ち味を発揮して生きることができるのだと思います。

長い間
求められることに従い応えることが自分にとって 最も大切で 必要とされていることだ、と思い込んできました。
そのことで 自分の内から湧きあがる必要、想いを 見失って来てしまった。

何だか 気持ちが悪い、落ち着かない。
何かへんだ。腑に落ちない。

そんな 自分の気持ち、湧きあがるものに
正直に 素直に 従い応えることが何よりも大切なことであり
そうする勇気こそ、自分を肯定するにふさわしいのだと思います。

何もしないこと、
つまり、何かをさせられることから解き放たれ、
自分が 自分として「いま・ここ」に在り、
同時に 他者の存在が在る。

迷い とまどい 右往左往する気持ちのまま、他者と「場をともに」する。

いま、生き苦しさ生きづらさを感じているもの同士が
そんな「場をともに」しつづけることができますように

おおくの他者(ひと)と気持ちを繋ぎあって、

遊悠楽舎は「居場所」をつづけます。

そのために、新たに特定非営利活動法人として設立することとします。


2008年6月1日
     特定非営利活動法人
     設立代表者 明石紀久男



※写真
今月のトップは、かたつむり。
からから天気の、かたつむり。
雨が降ったら、出ておいで。

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