KIMONO真楽
ホーム
キーワード一覧パーソナリティ一覧つながり一覧ニュースヘルプ
キーワード最新5: 「さよならは別れの言… | KIMONO真楽同窓会 | 猫心〜にゃんはーと | 和服猫 | ホセイン・ゴルバ「時… | ...more

えりりんの空間
最近の5件
2016年 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2015年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2014年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2013年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2012年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2011年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2010年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2009年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2008年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2007年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2006年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2005年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2004年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2003年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2002年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 6月 | 5月


2007.12.31 [月] 一色の日没

今年もつつがなく平和に、
年越しを迎えることができました。

どうもありがとうございました。
たくさんのご縁に感謝。

昨日から台風のような大風が吹き荒れる葉山ですが、
先程、浜へ出て、今年最後の日没を撮ってきました。
皆様へおすそ分け....。

では、良いお年をお迎えください。

2007.12.30 [日] 今年のお正月準備

東京で忙しく仕事をしていた1980年代後半からは、
毎年の様に年末年始は南の楽園BALIで過ごした。
だから、ずっと日本のお正月がすっぽぬけていた。
とは言え、なぜかいつも、
友人が経営する日本食レストランの厨房で年越しした。
現地在住日本人のために
年越し蕎麦やお節料理もどきを作っていたのだ。
数年間は、現地の材木で杵と臼まで作って餅つきまでした。
最初の頃は、コシのないバリ米を扱い慣れてなくて、
ベチョベチョしたお餅にしかならず苦笑した。
鏡餅はだらしなぁ〜くのびて形にならない。
しかも、南の材木は柔らかいから木屑がだいぶ混入してた。
それでも、懐かしい日本のお正月の味は、
とてもみんなに有り難がられた。

なんだか、
それはそれで正しいお正月だったのかもしれない。
現地の日本人が家族の様に寄り添って暮らしていた。

今は、在住日本人も増え、
日本食の材料も不自由なく色々揃う。
お餅だって美味しい切り餅がお正月に限らず売られている。
たぶん、“日本食に飢える”という感覚は、
今はないんじゃないかなぁ?

今日、ふっくら形の良い鏡餅を飾りながら、
そんな事を思い出した。

:::

さて、今年のお正月準備いろいろ。

年賀状はなんだか印刷が嫌で一筆ずつ手書きした。
宛名はラベルにプリントアウトしちゃったけど。
やってみたら楽しかった。下手でもいいのだ。

鏡餅は、いつもの和菓子屋さんに頼んだ。
そして今年は、音羽楼の板長から閉店時に三方をいただいたので使ってみた。おぉ、なんだか立派。去年同様に無い物は適当に代用。こんぶは横須賀走水。庭や近くの物や今ある物で飾る。
リビング、玄関、水場の代表として洗面所、台所。
一年の感謝を込めて...。

門松は先の日記に書いたように手作りした。
余った材料で写真の様な小さなお飾りをテラスに飾る。
松の葉を束ねて、万両の赤い実。
敷物は紅白の紙。

飾り棚には水仙。
今日の強風でたくさんなぎ倒されたので。
紅白の水引きを両わな結びで束ねた。
写真は後日。
などなど、あちこちに色々ちょこちょこ。

黒豆、煮物も、ついさっき完了。
さぁて、のんびりしようっと。

2007.12.27 [木] 買わない豊かさ

お正月を迎える準備をしながら、
“買わない”という豊かさをこの年の瀬に実感した。

■森山神社のしめ縄
12月の半ばに、森山神社のしめ縄を氏子会役員が本殿に集まって作る....と聞いて、見学させてもらった。葉山の棚田で育った稲藁の束が用意されていた。男衆がきりきりと凛々しく力強く綯えていく。「左向きに綯うんだよ。」と教えてもらう。普通の日用品は右向きに綯うそうだが、神様を迎える神聖なしめ縄は左に綯うとの事。ほほぉ、興味深いお話。しめ縄は結界の標識でもある様だし、地方によって様々な違いがあり、面白いなぁと思う。手水に飾る短い縄のれんの様な物も作っていて、それを“さがり”と呼んでいた。そう言えば、お相撲のさがりにそっくりだ。
こうした風習を葉山っぽい適当さ加減で、今も続けている森山神社が好きだ。
ここに暮らせて嬉しい。
でも、こうした集まりに宮司さんを見かけない。こちらは兼任だしね。つい先日までは葉山町の町長も兼任してたしね、忙しいんでしょうね。
ちなみに、宮司さんのお膝元の森戸神社は、丈夫なプラスティックしめ飾りだ。毎年こんな事をしなくても大丈夫なんだって。私は、神様の罰が当たりそうな気がするけど。


■門松
切り出した竹が余っているからミニ門松を作ってみるかぃ?と誘われて、作ってみた。太い竹を節を残してコップ状に二本切る。その中に入れる三本のマダケを斜めに切る。これが難しくてちょっとブサイク。畳を巻いて棕櫚縄で縛る。ここまでのパーツを揃えたところでタイムアウト。残りの作業は持ち帰り、今日続行した。三本に束ねた竹を入れ、周りを松や梅や千両で飾るとの事だったが、我が庭には万両の方が多いので万両を飾る。庭の梅はまだ咲いていないので、東京に住んでいた頃に買った梅の造花で代用。
あらやだ、素敵。

■黒豆
相棒の親戚から、自然薯と一緒に黒豆も届く。で、今年は黒豆に挑戦してみようかと思う。母に電話して、祖母の煮方を教えてもらう。「難しいのよ」という母も、確か祖母から習って作り始めたのは五十代になってからだったはず。今は亡き祖母の味を、私は受け継いでいけるだろうか。
お節料理は、いつも食べられる分だけを簡単に用意する。煮物だけはちゃんと作る。今年からは黒豆も。

:::

いろいろな物が、簡単に買って済ませられる今。
でも、裏を返せばそうしなければならない忙しい時代。
盆も正月も、ハレもケもない、いつだってコンビニエンス。
本当の豊かさって何だろう。
“買わない”という豊かさが、確かにある。
自分は、どう暮らしたいか....、
ちゃんと考えてみればきっとみつかる。

2007.12.23 [日] 環境パーティーやるます!

葉山は、今ものすごく色々あって、
各新聞の湘南版など、お騒がせしているわけですが、
そんなこんなひっくるめて、
明日「葉山環境パーティー」が開催されます。

以前、真楽メンバーにも署名を呼びかけ、
ご協力いただいた“音羽楼跡地開発”の事や、
海や山の開発の事など、ディスカッションします。
ナマケモノの辻信一さんもお話しに来てくださいます。

そして、葉山だもの。
葉山在住ミュージシャンのライブもあります。

さらに、エコマーケットはなかなか充実。
最新葉山の注目店が集合します。

私は映像裏方でお手伝いしておりますが、
たぶんずっと会場に居ます。
会場の大ホール、なんと500名も収容できるので、
葉山にお住まいの方はもちろん、
湘南方面にお住まいの方、
環境問題に興味がある方、
明日の予定が流れちゃった...なんて方も、
ローカル話題で盛り上がる「葉山環境パーティー」に
ご参加ください!

この星に住む、みんなで一緒に考えましょう。

2007.12.19 [水] 布に導かれて

:::

布が好きだ。
布が好きで着物をまとっている。
今日はずっと行きたいと思っていた展覧会ふたつ。

柚木沙弥郎2007
インド・大地の布

ギャラリーTOMに飾られた柚木沙弥郎のモノトーンで大きな布。
空間にも柄にも、ぽかんとした間(ま)。
つまり、何もない“無”....。
日本人は、そうした無を匠に使いこなす民族なのだと思った。
心地良い間を五感で学んだ時間。

松濤から、キャンパスを抜けて駒場の民芸館へ。
むふふ、これは近くていい散歩道だぞ。

「インド・大地の布」は衝撃的だった。
これほど多くの生きた布をいっぺんに、
しかもきちんと分類された状態で見せてもらえた事に
感謝の気持ちでいっぱい。
インドにはあらゆる染織技術があり、
周辺各地へと広まっていった事が実感できた。
インドの広さと多様性が見事に展示されていた。
一枚ずつのそれぞれの布に心がぶるぶる揺さぶられた。
今後、日本各地の民芸館を巡回するのでお見逃しなく!
とてもとても、見ごたえがあります。


そして思い出す。
私は、この本に出てきたネパールのおばあさんの写真に衝撃を受け、自分の民族衣装である着物を着ようと思ったんだ。生き様そのままが佇まいになっているから、誰にも真似なんか出来ない。いつかあのおばあさんの様に着物をまとう人になりたいと思ったんだ。まだまだ先は長いけど....。



写真は、
上:柚木沙弥郎2007@ギャラリーTOM
下:締めていた読谷花織のアップ。アジア各地でみる浮き織り。

2007.12.15 [土] 浜辺にて

病気の人、元気な人、
生まれたばかりの赤ちゃん、
よぼよぼの老人、
いろんな命が今を生きているけれど、

“明日”を迎えることができるかどうかは、
きっと誰にも平等に不確実。

たっぷり未来がある...と思うのは
きっと幻想。

未来を信じて希望を持って生きることは大切だけど、
あたりまえに未来があると思っちゃいけない。

だから、
“今”を大切に
精いっぱい生きる。



今日は、穏やかないいお天気。
森山神社へ寄って浜散歩。
キラキラとよせてはかえす波を見ながら、
そんな事を考えた。

2007.12.7 [金] 注染手ぬぐいの縁

先日の葉山空間アーティストギャラリーの展示に「手拭いづくし」という本と注染教室のテキストを資料として置いておいた。これらは現在、注染の事が最も分かり易く解説されている一般向けの本だと思う。それを見た知人から、呑み会のお誘いが舞い込む。

「これらの本を書いたのは旧友で、我が家の呑み会に彼女も来るが、君も来るかい?」...と。

うそぉ〜〜〜ん!まぢですか?
行きます、行きます、もちろん行きますと喜んで返事をした。

で、のこのこ出かける。....と言ってもすぐ近所だけど。
注染の本を書かれたのは女子美の教授である大澤美樹子先生で、私が注染教室&型紙教室でお世話になったN先生は大澤先生の教え子だった。「じゃあ、孫弟子ね」だなんて気さくにおっしゃってくださる。うぅ、嬉しい。

知人と大澤先生は、大澤先生の師である柚木沙弥郎作品集(1984年)を知人が手がけた事が縁だと知る。呑み会には他の女子美の先生もいらっしゃったので、話は自然と女子美や民藝の方向へ流れる。お酒もどんどん入って、私もいつのまにか調子に乗って遠慮無く話しに加わる。

楽しかったなぁ。
終いにはただの酔っ払いとなり、午前2時まで。

:::

女子美_柳悦孝_齋藤裕司と連想したので、齋藤さんの館山唐桟を着て行った。となれば、柚木沙弥郎の帯でも締めて行きたかったが、まだ持っていない。涙



※写真は、注染教室での作業の様子。

2007.12.6 [木] 日影茶屋

音羽楼が無くなってしまったので、
来年の真楽新年会は、
葉山の老舗「日影茶屋」で行う事にした。

歴史と風格を感じさせる大広間に
老若男女の個性豊かな着物人が集う...。
想像しただけでうっとりだ。
メンバーの皆様、
葉山はちょっと遠いけど、
お気に入りの着物をまとって
旧暦の初春にお集まりくださいね。

:::::

ちなみに、以前家族でうかがった時の日記

こちらの「老舗ものがたり」もご参考までに。



※写真は、
上:お店の斜め向かいにある鐙摺のバス停
中:料理旅館だった頃の面影が残る正面入り口
下:会場となるひろぉ〜い大広間

メンバーログイン
新規メンバー登録
お店お店
素材素材
着物・帯着物・帯
小物小物
着こなし着こなし
How To & TipsHow To & Tips
メンテナンスメンテナンス
本・雑誌本・雑誌
イベント・場所イベント・場所
ノンカテゴリノンカテゴリ

KIMONO真楽 について | KIMONO真楽の利用規約 | Syndicate this site Powered by 関心空間