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2006.11.16 [木] 色無地

先日の日記に書いた葉山庭園ミュージアムのイベントのひとつに、「茅山荘の茶会」がある。“近代最後の数奇者”のひとりに挙げられる畠山一清が創建者で、葉山で最も美しい別荘と言われる茅山荘。ここを会場に、現在のオーナーが席主となり茶会が行われる。お茶の事に詳しくない私でも、なにやらスゴイ....という事がまわりの反応から伝わってくる。今回は、主催する地元NPOのスタッフとしてお手伝いに入るのだけれど、どうも全てにお茶のルールが適用され、NPOスタッフも着物で対応する。

で、そうなってくると、紋付色無地が相応しいとの事。
若い頃に作ってもらって、一度も袖を通していない若草色の色無地があるので、先日実家に取りに行った。帯も、母の箪笥から白地に糸菊の袋帯を借りる。白の冠の帯締めと蘇芳香色の帯揚げも、ついでに母の箪笥から。
これまで色無地は無難な装い....というイメージがあり、あまり興味が無かった。でも、今回ちゃんと手に取って、組み合わせなどを考えていると、これはこれでシンプルで奥が深い装いなのだなぁと、新鮮で面白かった。茅山荘は、山荘風な侘び寂の世界なので、華美でない抑えた装いが似合うと思う。また、「お客様を迎える」という気持ちを装いに表す場合、確かに色無地は控え目で無敵だ。そして、そうした制約の中で、更に“相応しい装い”を目指すのだから、難易度は高い。なんだ、ちっとも無難ってわけじゃないじゃん。(笑)
シンプルだからこそ、ごまかしが効かない装い。
色無地も面白いかも?と認識を新たに、四半世紀寝かせた色無地をもうすぐ着る。



※写真を撮ろうと広げたら、下前に落款が入っていた。
「梶山伸」とある。調べたら加賀友禅の作家の様だ。色無地なのに....?

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