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2003.11.30 [日] 百周年の母校へ

中学・高校・短大と、八年間も女子校通いだった。
その反動のせいか、乙女チックが割合苦手だ。
さて今日は、中学・高校時代の同窓会で、在校時の1/3にあたる100人が、母校に併設された同窓会館に集結した。卒業後初めての同窓会は、五年前で、私も幹事だった。その時は、初回だった事もあり、ニューオータニで気張ってしまったが、150人が集まった。今回は、社会状況も反映しての同窓会館だったのだが、久しぶりの母校は懐かしかった。
ちょうど創立百周年を迎えた事もあり、宴の途中、学校の中を見学させてもらう。
卒業後25年も経つので、校舎の半分は新しくなってしまったが、懐かしい校舎もそのまま残っていて、皆、中学生に戻った様にキャアキャアと声を上げる。
教室の窓から見える景色は、随分と変わってしまった。
新しくなったTBSが邪魔をして東京タワーは、全く見えない。
富士山だって見えたのに、すっかり空も狭くなってた。
でも、大きなビルの谷間に見えるそこここの路地はそのまま残っていた。
四半世紀だもんなぁ。
変わるよね、町も人も。
同級生達の元気な顔を見ながら、気持ちはしばし少女だった昔に戻る。
それぞれ、いろんな25年だったと思う。
いろんな人生の断片を聞いた。
どんな時間を積み重ねてきたか....は、やっぱり顔に表れているような気がした。
次の同窓会は、5年後。

着て行ったのは....、
着物のつもりで用意していたけど、朝の雨にめげて洋服。
フォーマルシーンは着物にお任せなので、洋服となるといきなりカジュアルしか持っていない。
開き直って、イタリアンカジュアル。ま、それはそれで結果オーライ。

※写真はダンジョンの様に複雑な校舎。上:校庭の下は教室。下:教室の屋上は校庭。

2003.11.29 [土] 百歳と鼓童

遠縁の告別式で、中野坂上まで。
今年百歳になった故人は、中野で床屋さんを営み、なんと90歳まで現役で働いていたと言う。
一世紀の人生ってスゴイよなぁ....と、棺に花を入れながら年月の重みを噛みしめる。

その後、久しぶりに「鼓童」の公演へ。
80年代後半に鼓童の存在を知り、ずっと見守ってきた。
佐渡で行われる打楽器の祭典「アース・セレブレーション」にも二度ほど足を運んだ。
が、今や初期のメンバーは皆ソロで活躍していて、最近の鼓童はよく知らない。
今年は坂東玉三郎氏が演出。
前半は、これまでの鼓童らしい体育会系の男っぽい構成。
大太鼓が腹に響く。
太鼓を叩く為に鍛えられた筋肉はとても美しく、全身から「気」が溢れ出てくるのが目に見える様だ。日本男児は、全員子供の頃から太鼓で心と体を鍛えたらいいと思う。カッコイイぞ。
後半は、玉三郎色が感じられる演出だった。
演奏する後ろを、シルエットで「おけさ」の列が通り過ぎる。
静かに流れる様な動きに、控え目な日本女性の精神性が感じられた。
音と音との間にある空白や、拍子木の余韻....。
そうした部分にこそ、日本人の美意識がある様に思う。
私も「おけさ」を踊れるようになりたい。なりたいなぁ。

●鼓童
http://www.kodo.or.jp/...

2003.11.22 [土] 恋だね、それは。

なんて葉山らしくて素敵なお店!と、
いっぺんで好きになったSUNSHINE+CLOUD。

この店で、HENRY CUIRというイタリアの革製品ブランドに出会う。
トレードマークの小さな自転車の刺繍が、
可愛くて忘れられなくて夢にまで出てきて、困った。

何度かお店を覗いていたら、
白地の小さなショルダーバッグが飾られていた。
カワイイ。欲しい。
こんなにモーレツに欲しいと思った物は久しぶりだ。

でも、忘れようと思った。
時が経てば忘れられると思った。

パチン!
「欲しい」気持ちは、逆にむくむく膨らんではじけてしまった。

そして、恋い焦がれた小さなバッグは、
忘れられてた半年遅れのお誕生日プレゼントとして、
今日、私の物になった。今日から一緒。
始まりの記念に、ここに記す。


●SUNSHINE+CLOUD
http://www.sunshine-cloud.com/...
●HENRY CUIR
http://www.henrycuir.it/

2003.11.16 [日] 放浪記

たまには親孝行でも....と、義妹や母達を連れて、森光子の「放浪記」を観に行く。
http://www.toho.co.jp/...
ちょっと待って下さい。森さんて、おいくつ???
カフェーのエプロン姿で舞台上を飛び跳ねる彼女は、娘にしか見えない。
肌なんか透けるように白く、顔にだって皺ひとつ無い。うわぁ〜、スゴイなぁ。
母達も「私達の方が若いのよね、年取ったなんて言ってられないわね」と、元気をたくさんもらった様だ。私も同じく。
前から四列目と言う超特等席だったので、細かい所までよく見えた。
消え物の味噌汁の具は豆腐だったとか、カフェーの女給が着ている銘仙はみんな紅絹裏なんだネとか、足袋は別珍かぁ....などなど、話の筋からは全然関係無い所まで後から話題に出来て楽しかった。特に、お金持ちになった林芙美子の元に、尾道から呼び寄せられた芙美子の母親役の着付けが笑えた。豪華なお被布の下に柔らか物を着ているのだけど、それがちゃんとツンツルテンなのだ。リアル。母とバカウケしてしまった。(笑)
舞台の上も、客席も、着物がいっぱいで幸せな一日。
みんな、とても喜んでくれたので、また面白そうな芝居を見つけて連れて行こう!と、心に誓う孝行娘なのでございます。

着て行ったのは....、
・唐桟七々子/雨かもの予報だったし....
・草木染めの紋袋帯/小森草木染工房
http://www.kanshin.jp/...
・鴬茶色の長襦袢にクリーム色のちりめん半襟
・帯締めは、朽葉色の冠/道明
・帯揚げは、深緑ベースに水玉みたいに顔が並ぶロングスカーフ/IGREG
・白足袋に、畳表の草履

2003.11.9 [日] 葬式と選挙とSoundEdit

地元の知人の母上が亡くなり、通夜と告別式に参列。
葉山は、色々な意味でマニュアルから外れた生き方をしてきた人が多い。そんなわけで、冠婚葬祭もマニュアル通りには進まない。でも、いろんな事をプロと言われる誰かに任せて、思考を停止させてしまうよりも、周りの人間みんなで考えて、動いて、なんとかする....という方が、あちこちに不備があっても、ずっと素敵な事の様に思う。そんなあたたかい印象のお葬式だった。

自宅で形式にとらわれない葬儀だったので、通夜には、
・黒地の紬(SoundEdit柄と呼んでいる)
・紺の半幅をカルタ結び
・それまで着ていた白地に緑の格子縞の半襟が付いた半襦袢
・それまで履いていたベージュの足袋に、黒地布草履

告別式は、
・黒地の紬(SoundEdit柄)
・白地の長襦袢に白の塩瀬の半襟
・喪服(袷)用の名古屋帯・帯揚げ・帯締め
・白足袋+黒地布草履

告別式の後、投票所が帰り道の途中にあるので、そのまま立ち寄って投票。
越してきて初めての選挙。投票所のこぢんまりさ加減に驚く。考えてみたら、東京以外の場所では初めての選挙だ。ふぅん。どうやら私の中には、無意識な「東京スタンダード」がある様で、たまにガツンと反省させられる。この一年はガツンガツンな日々。(笑)
さて、政治も「この人に任せておけば大丈夫!」と思考を停止してしまってはダメなんだと思う。任せておけば大丈夫な人なんて居ないし、自分の考え方とまったく同じ人なんて居るわけないんだから。だから、今日の結果がどうなろうとも、ずっと自分の一票の行方を見守らないとね。

※写真はSoundEdit柄の紬と、SoundEditの波形画面。

2003.11.2 [日] お茶会&バザー

ギャラリー陶花を一日丸ごとお借りして、「お茶会講習&バザー」。
メンバーやメンバーのお友達、50人の着物姿が集まった。すごいなぁ。
茶室や庭もある日本家屋に、それぞれの着物姿が映える。美しい。

今回は、準備のほとんど全部をしょうちゃんがやってくれたので、私はお客様モードで、うきうき浮かれて秋の一日を楽しませてもらった。
バザーは、出品するとは言ったものの、ホントに不用品しか無いので、前日、値札などをかわいらしく付けて「それなり」な商品に見える様に手をかける。こんなに小さなスペースだけど「自分のお店」って感じで、「売れるかなぁ?」と、わくわく楽しい。お陰様でほぼ完売。お買い上げ下さった皆さま、どうもありがとう。

夜のオフ会は、お店で食事する状況よりも自由が利いて、大変良かった。台所でおしゃべりしたり、庭に出て月を愛でたり、ほんとうに寛いだ時間が流れていた。

それにしても、みんなの進歩が早くて驚く。
この間まで、「何にもわからない」なんて言ってた人も、会う度に着物力がアップしているのが如実に分かる。組み合わせ方や着付けが、どんどん板についてきて、魅力的になっていってる。素晴らしい!
私も精進しないといけないなぁ。

着て行ったのは....、
・唐桟七々子/バスケさんとは色違い
・大正ロマン風な柄のちりめん染め帯/萌で購入
・母の着物を仕立て直した長襦袢に、黒地の麻の葉柄半襟
・松葉色の綸子(麻の葉柄)の帯揚げ
・帯締めは道明の朽葉色の冠/唯一のお初モノ
・ベージュの柄足袋に右近下駄

【写真提供:リリコさん&絵織ちゃん】

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