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2003.10.31 [金] ジャズで u*fu*fu な夜

突然のお誘いがあって、鎌倉芸術館まで山下洋輔のライブへ。
今晩は、「山下洋輔NYトリオ結成15周年記念コンサート」のツアー初日。
山下洋輔さんは、以前、我が家のすぐ近所に住んでいた。
すぐ裏が山なので、近所にも気兼ねなくグランドピアノをぶっ叩いていたらしい。
また、私達が今住む家の前住人も音楽プロデューサーで、山下さんもこの家に遊びに来ていたらしい。そんなわけで、この場所には、山下ジャズのエキスがしみ込んでいる。....気がする。(笑)
ライブはね、「シャボン玉」がすごぉ〜く良かったなぁ。
終わってから、新譜にサインを入れてもらった。
NYトリオの三人のサインが揃うなんて、なかなか無いよ。嬉しいな。

着て行ったのは....、
ジャズ・夜・モダンを意識して。
蚊絣が入った黒地の大島に、臙脂の博多帯をカッチリお太鼓。
長襦袢は、八掛の草色に合わせて、白生地から染めた鶯茶色の物。
半襟は薄いクリーム色のちりめん。
帯揚げは、細かい柄入りの深緑色。
帯締めは、銀鼠の冠。
黒地に麻の葉柄の足袋に黒いエナメル草履。
大島の光沢と軽さが、ジャズの音色に合うと思った。

2003.10.25 [土] 笑天

鎌倉の友人に誘われて、「笑天」というイベントへ。
http://www.partie.net/...

会場は、鶴ケ岡八幡宮の奥にある鎌倉宮。
ライブもショップもフードショップも南半球メインに国際的。
楽しいなぁ、好きだなぁ。
フラフラしてたら、バリ仲間や葉山仲間に次々遭遇。
こんなに世界は広いのに、
よくすれ違う人って決まっているみたいだ。不思議。

ライブの合間に、西アフリカ/マリの布を買う。
テーブルクロスにもなりそうな大きな木綿の布。
10cm位の帯状の布をはぎ合わせてある。
綿を栽培して収穫し、紡いで糸にして、織って、泥染め。
地色を染め、はぎ合わせて大きくした布に、模様は手描き。
家族単位で作っているそうで、質感や模様に違いがある。
どんな人達の手がこの布を生み出したんだろうなぁ。

着て行ったのは....、
茶の紬は、紅絹裏の付いた古着。八掛の裾が擦り切れてきた。
黒地にベージュの麻の葉柄の半襟がついたままの長襦袢をそのまま。
木綿の縞柄の半幅を角だし風、たれ長目でブラブラさせる。
臙脂色の紬地の足袋に右近下駄。
草色の編みバッグを肩に斜め掛け。

ライブのラストは、アフリカンドラム。
友人知人が次々と踊り出す。つられて、私も踊り出す。
前にも書いたと思うけど、
着物で踊るのは、袖が揺れてスゴク楽しい。
楽しいったら、楽しい!
KWにあった地下足袋だったら、もっとカンペキに踊れるかな?

2003.10.24 [金] ナコイカッツィの日

amazon.comから、「ナコイカッツィ」のDVDが届く。
region1だけどね。
早速、夜に鑑賞。

【NAQOYQATSI】とは....、
アメリカ先住民ホピ族の言葉で、「互いに殺しあう命」「日常と化した戦争」「文明化された暴力」

公開前なので、印象を一言。
“アスペクトレシオの歪みがリアルとバーチャルを曖昧にする”

http://www.conversation.co.jp/...

2003.10.18 [土] ポワカッツィの日

【POWAQQATSI】とは....、
アメリカ先住民ホピ族の言葉で「変容する世界」「自己の繁栄の為に他者を食い物にする生き方」などの意。

昨日に引き続き、カッツィ三部作の第二作目であるポワカッツィのライブ演奏上映。
1988年製作だが、こちらは今年になって初めてDVDで観た。
二作目は、テクノロジーが自然や伝統文化に浸透し侵略していく過程と、その結果として失われてしまった伝統文化の輝きを描いている。
被写体は、ペルー、ブラジル、ケニア、エジプト、イスラエル、パレスチナ、香港、インド、ネパールなど、12カ国の人々や自然。映像は、場所も時間も脈絡無く“すべてのものが同時に生きる”という視点で描かれている。
音楽と映像に飲み込まれながら感じるのは....、
肉体を使って働く人間の姿は躍動的で美しい。祭りの様子は文化の多様性を感じる。自然は荘厳で偉大。エトセトラエトセトラ。
経済優先の北半球に生きる私には、テクノロジーの浸透していない第三世界の人々や文化がとても豊かで幸せそうに見える。そしてテクノロジーが人間らしく生きる事を侵害している様に感じる。
でも、もはや、地球上のニンゲンはテクノロジーを無視して生きる事は不可能な時代なのだと思う。
ならば、せめて、テクノロジーをどう利用するか....を、一人ひとりのニンゲンが意識して、考えて、選択して、行動するしかないんだろう。
KIMONO真楽は、インターネットというテクノロジーのお陰で存在し、尚且つ、着物というキーワードで伝統文化の一端に貢献できていると思う。とても素敵なテクノロジーの使い方。世界を牛耳る人達も見習って欲しい。(笑)
カッツィ三部作の第三作目「NAQOYQATSI」は、来春公開予定。人間とコンピューター、生命とテクノロジー、知識と支配、そして、戦争と未来。
叶うならば、またフィリップ・グラス・アンサンブルのLIVE演奏と共に体感したい。

着て行ったのは....、南半球のイメージ。
10/12のMaciTokyoとほぼ同じで、赤い着物に木綿の半幅をカルタ結び。
その他、小物も一緒。
少し寒くなってきたので、厚手の綿素材の腰布をショールにして羽織る。
この布はバリ島西部のヌガラ地方の織物。
カラフルな模様は、刺繍に見えるけれど手織物で、反物の様に狭い巾でしか織れない為、二枚の布をはぎ合わせてある。昨日の帯の読谷花織と似た様な技法に見える。
厚手で暖かいからショールに最適なのだが、現地では気温と湿度が下がる乾季でなければ暑くて着られない。したがって現地でも割合マイナーな織物なのだが、様々な要因で今では織り手が減少している。
なんだか、いろんな事柄が繋がっているんだね。

2003.10.17 [金] コヤニスカッツィの日

【KOYAANISQATSI】とは....、
アメリカ先住民ホピ族の言葉で、「平衡を失った世界」などの意。

この映画を初めて観たのは、1984年。
今は無き六本木WAVE地下のシネ・ヴィヴァンのこけら落としではなかったか。
当時、とある制作会社に席を置き、映像演出で食べていこう!と決心した頃で、映像の持つ力と可能性を再認識した、私の中のマイルストーン的な映画だ。
今回は、その映像と共に、音楽担当のPhilip Glassが、フィリップ・グラス・アンサンブルを引き連れて来日し、ライブで演奏をするのだ。チケットは6月に予約済み。
http://www.kanshin.com/...

映画には、ストーリーもセリフも無い。
1975年から82年に製作され、徐々にテクノロジー偏重に傾きつつある都市生活の映像が淡々と続く。テーマは観る人に委ねられている為、観客が自ら思考する映画なのだと思う。
驚くべき事は、20年以上前の映画なのに、今まさに世界が直面している問題を孕んでいる。
つまり、ちっとも世界は、人間らしい方向へは進化していないという事なのか。
この映画の後、「POWAQQATSI」「NAQOYQATSI」と製作され、カッツィ三部作で完結する。

着て行ったのは....、
唐桟七々子に沖縄・読谷花織の名古屋帯をお太鼓に。
母の着物を仕立て直した長襦袢に、黒地に灰色の細かい麻の葉柄の半襟。
松葉色の綸子(麻の葉柄)の帯揚げ。
ひよこ色の冠の帯締め。
黒地に灰色の麻の葉柄の足袋。
萌葱色の鼻緒の右近下駄。

ところで、ちょうどこの日は狙ったように、バカチンブッシュがカツアゲしに(笑)来日した為、羽田線が交通規制されてしまった。しょうがないので、早めに出て銀ブラでも....と思ったら銀座通りでしょうちゃんに会う。びっくり!(笑)
それにしても、世界を牛耳る人達にこそ、この映画を観て欲しいと思う。
ブッシュもコイズミも、ビンラディンもフセインも、この人達を操っている裏に居る人達も、
「みんな揃って、ここに座って観れ!」....と、思う。

2003.10.12 [日] * aka *

所用があって、丸ビルで開催されている「Mac iTokyo」というイベントに行く。
ケ鼓たんが「着物で行こうかなン」なんて言うので、春に鎌倉の花ぐるまで衝動買いした真っ赤な着物に袖を通した。
40も半ばになって、こんな赤い着物を新たに買うのはどうなのよ?とも思ったが、このアフリカンテイストな赤に魅せられてしまったからしょうがない。(笑)
写真では分かりにくいけれど、黒くて細いよろけ縞が入っている。
麻の葉柄のポリ長襦袢に、黒地にベージュの麻の葉柄の半襟。
木綿の半幅帯は貝の口に。
黒にベーシュの入った細目の帯締め。
赤地の麻の葉柄の足袋はめうがや。
萌葱色の鼻緒の下駄。

ちなみに写真の場所は、10月11日にオープンした「神奈川県立近代美術館・葉山館」。
http://www.kanshin.com/...
丸ビルへ向かう前に、バス待ちをする間、ちょっと立ち寄ってみた。
いやぁ〜、すてきなロケーションだよ、ここは。
近所に美術館がある....って、すごく幸せ。うふふ。

ところで、この着物の着心地も、昨日の久留米絣と同等な位、ゴワゴワだった。
一応、絹素材なのだが、地が厚くて木綿の様な風合いの紬だ。
素材感がゴワついていると、着た時の皺が美しいドレープにならない。
まぁ、この着物は風合いより「色」が重要だからいいんだけどね。
それにきっと丈夫そうな生地だから、雨の日なんかもいいかもしれない。
目立つし、気持ちが多少「るん!」ってなるしな。

で、現地で落ち合ってみたら、ケ鼓たんは洋服だった。
ダメじゃん!(笑)

2003.10.11 [土] 初めての本久留米絣

鎌倉のギャラリーで近所に住む画家さんが個展をやっているので、お邪魔する。
こんな帯があったら素敵かも....なんて思えるきれいな色合いの抽象画が並んでいた。
そう言ったら「よくテキスタイルやらない?とか言われる」とご本人。
そうは言っても、紙と布ではイロイロきっと違うんだろうなぁ。
http://www.kanshin.jp/...

いい機会なので、これから着倒そうと思っている本久留米絣の着物をおろした。
この着物は、今年の誕生日に母がプレゼントしてくれたものだ。(詳細は5月13日の日記)
普通の絹裏の付いた袷仕立。
実は、私、斉藤さんの唐桟を着るまで木綿の着物に縁が無かった。
今、普段に着ている木綿も、いただきものなので、既に柔らかく着やすくなったものばかり。
いわゆる普通の木綿の新しい着物を着るのは、これが初めてかもしれない。
母が「木綿はゴワゴワするからキライだ」と言っていた理由が、着てみて分かった。
ほんとに布同士がもたつくと言うかゴワゴワすると言うか、確かに新しい木綿の着物はチョット着にくい。それでも、これは裏に絹が付いているから、その分、布の滑りはまだいい方だと思う。
ふぅむ、なるほどなぁ。
でもきっとずくずく毎日着ていれば、風合いも変わってくるだろう。
ゆっくり育てていくつもり。
そして、更に確信した。
斉藤さんの唐桟を一衣舎の木村さんに洗える様に仕立ててもらう....というのは、これは単なる「木綿の着物」とは別物の、そうとうなスペシャル仕様なんだなぁ....と。
今頃、今更、実感してる私です。

この着物に合わせたのは、
白地に緑の格子柄の保多織り木綿の半襟をかけた半襦袢。
付け袖も付けずにレースの筒袖のまま。
ブルー系の半幅ミンサー帯をカルタ結び。
ビデオ業界で言うトコロのクロマキーブルー(笑)の足袋。
萌黄色の鼻緒の右近下駄。

2003.10.4 [土] 土浦花火_ハジケル

遊ぶための労力は惜しまない。
今日は、土浦全国花火競技大会。
全国の花火師達がココに集結して、その技を競う。
今年も先月徹夜で並んで、スターマインの真ん前に升席を確保。
三日前から干しぜんまいを戻したり、朝五時半起きでおいなりさん50個を作ったり、宴会準備も怠らない。
一年に一度、この花火を見る為に、仕事だって調整する。(笑)
花火は、一瞬の消えて無くなる光の藝術だから、こんなにも魅かれるのかな?
澄み渡った秋の夜空に描かれるスターマインは、目眩く光のシャワー。
10号玉は、大きく丸く開いた後、すぅっと全てが同時に消える様が美しい。
一瞬だけど永遠。
心にずっと残る花火が観たくて、毎年ここにやって来る。
かずさんも毎年通っていると聞き、升席にご一緒出来た。
来年も、元気にみんなでここに集って花火が見られますように....。

着て行ったのは、
随分前に買ったものの初めて袖を通した縞柄のお召し。
紅絹裏の付いた中振り袖は、大正か昭和初期のアンティーク。
こんな機会じゃないと着れないからね。(笑)
その他は、麻の葉柄づくし。
黒地にベージュの麻の葉柄の半襟。
かすれ麻の葉柄の半幅帯は、短いので適当に片結びっぽい結び方。
足袋も紺地に鼠色の麻の葉柄。
手拭も麻の葉柄。ふふふ、楽しい。
下着は、裄が極端に短いし、中振りなので、付け袖も付けずに筒袖のまま半襦袢。
まぁ、その辺はテキトウに手抜き。
赤い鼻緒の右近下駄。
そして、極め付けは、おかっぱのウィッグ。
たまには違う人になるのも楽しいのだよ。

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