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2010.12.31 [金] 

午前中から買い物に出かける予定だったのに、テレビ東京の伝説を作った男たちを見始めたら、浮世絵に見る母子関係を読み解く部分がとても面白くて引き込まれてしまった。

北山氏は素敵に年齢を重ねた、団塊の世代の旗手の一人ですね。
限界も可能性も含めて「人生」としっかり向き合う真摯な生き方が、そのように思わせるのでしょう。
keywords: joint attention、横並び、心、裏、キリストとマリア、母と息子
.........................
今年は、やりきれたことと中途半端な事が入り混じった一年でした。
来年はより深く、より軽く、より遠くへ!
真楽のみなさま、2011年もどうぞよろしくお願いいたします。

2010.12.30 [木] 

おせちもお飾りもなしの年末は、いつもよりゆっくり時間が流れていく。
それなりのお掃除を済ませて美容院へ。
Aさんが異動後に担当してもらうKさんは今日も元気いっぱいで爽やか!
何気ない会話から、ものごとに前向きに取り組む姿勢と仕事に賭ける情熱が感じられ、帰る頃にはこちらも元気になっている。この資質は素晴らしい♪

買い物のついでに夕方実家に立ち寄る。
「地味なお花を少しだけ」とのリクエストは無視され(笑)、母はいつものようなお花を用意してくれた。
天寿を全うした父は寂しくひっそりしたお正月よりも、好きなお花を飾るお正月の方を喜んでくれるに違いない。
ということで、父の大好きだった庭の花と、これまた父が好んだ京都の干支人形を飾って、静かなお正月を迎えることにしましょう。

2010.12.28 [火] 

今日も良いお天気。
ベランダにはたくさんの雀さんたちがやってきて
餌をついばむ姿が最高に可愛い!
........................
昨夜は人生の先輩たちとの忘年会。
ワインだし、揚げものも出るし...と躊躇したものの、
石田節子さんの「お酒をこぼしちゃっても気にしない 飲み会のきもの」を思い出して着用する。

五人の会は楽しかった。
それぞれが山あり谷ありの経験をして、それぞれの場で頑張り、たくさん遊んで
力強く年を重ねている。
私が最年少だが彼女たちのパワーには、いつも圧倒される。
自分を大切にしつつ他者への配慮を怠らない方々と過ごす夜は、いつもながら
あっという間に更けたのでした。
食後に移動したこちらは素敵な空間。
ただ暖房+煙もくもくのせいか、長居したら空気が澱んできて息苦しくなったのが残念(涙)

飲み会仕様の覚書:
K子さんの横段長着
半幅帯+三分紐+kuraさんの帯留
Iさんの変わり縮緬(?)小紋羽織+F子さんの珊瑚の羽紐
アンティークの玉簪
ウールのストール
右近下駄

2010.12.25 [土] 

メリークリスマス♪
晴天に恵まれるも朝からとても寒い!
今日はワケあってK子ちゃんと一緒に墓地へ。
この時期にお参りする人は少ないようで、いつにも増して彩りに欠ける(笑)墓地。
その中で父の眠るお墓はひときわ綺麗で豪華に♪
父は庭の椿と山茶花、K子ちゃんからのバラ、Rのお酒を喜んでくれたと思う。
墓地の帰りはお食事とお話に花が咲く。
三人でゆっくり過ごして、ちょこっと渋滞にあって帰宅。
.......................
全日本フィギュア選手権を見ていると息子より電話が入る。
至近距離でひき逃げ事故を目撃して、相当衝撃を受けたようでした。
「あんな形で命を落とすことがあってはたまらないから、道路を横断する際にはくれぐれも注意して!」 とのこと。
この気づかいはとてもうれしくて心がぽかぽかに。
歩行者としても運転者としても十分気をつけますね。
...................
そして久しぶりの真央ちゃんの笑顔に思わずこちらもガッツポーズ!

2010.12.24 [金] 

おだやかな晴天に恵まれたイヴ。
今年も少しだけ飾りつけてクリスマス気分を味わう。

昨日はSちゃん宅の「見せて魅せる」収納に大いなる刺激を受けて食器棚の整理をした。
長時間にわたる大掛かりな入れ替え作業で結構疲れたけれど、器たちは歓んでいると思う(笑)

クリスチャンではないけれど楽しいイヴを♪

2010.12.22 [水] 

楽しみにしているカレンダーが、さりげなく素敵なお歳暮とともに届く。
...............................
20日(月曜日)は母のお使い+プチ忘年会。
まずは日本橋へ。
父を偲ぶこちらの福梅と恒例のカレンダーをいただく。
その後、小田益さんで愛らしい親子を選び、一足早いご挨拶を交わす。
そしてHiroko Hayashiのsecret sale(?)で素敵な出会いに恵まれ、小さなお買い物。

任務完了後はKさんと白金台のくれあさんへ。
前回より自信とゆとりに満ちた感じが好ましい径さん
作品たち。
素敵なオーナーとのお話もはずんで楽しいひととき。
何気ない縞の八寸にデミタスカップを合わせる、カップ&ソーサーのカップを大振りな茶卓に合わせてセットとは異なる味を出すなど、柔軟な発想に刺激を受ける。
センスよい方にコーディネートされると器はより輝き、魅力が増すことを実感する。
少しでも見習いたいものです!
迷った末に、ぽってりと愛らしい椿や小鳥や梅を連れ帰ることに。
Kさんもお気に入りが見つかって良かったです♪
そして〆はYさんも加わって、こちらでささやかな忘年会を。
都心とは思えぬ静けさの中、夕暮れから夜景への変化が
美しくて大好きな空間。
贅沢なひとときを過ごし、今年も残り少なくなったことを実感しながら帰路につく。

2010.12.19 [日] 

喪中のお知らせをしたN先生よりカードをいただく。
暖かいお心遣いに深謝。
でもそのカードでお若いお二人の訃報を知る。
濃密な人生を送られたN先生、E子先生のご冥福をお祈りします。

2010.12.18 [土] 

本日は大安なり。
愛しの色合いの諸紬のしつけをとって、渋く落ち着くコーディネートで出かける。
初心者の頃に手に入れて以来、様々な帯で楽しんできた白鷹お召をお手入れに出し、美しいものたちに五感の乾きを癒される。

本日の初おろし其の一:大高さんの諸紬。
このきものは縞のタイプも色合いも際立った特徴はないけれど、纏ったときの安心感+満足度は最高!
其の二:キイさんの薄手縮緬の帯揚げ。何としめやすい帯揚げでしょう♪
縮緬好きなのでいろいろ使っているけれど、群を抜いて美しい結び目ができます! 
其の三:祖母の形見の帯留。もとはローズピンクの絹地のベルトがついていたもの。
生地が退色して弱っていたので、使いやすい色合いの紐に換えていただいて初使い。

お気に入りのきものを纏い、お気に入りの小物で細部にまでワクワク感があると本当に幸せ。
雑事に追われ、悩みもつきない日々だけど、このような幸せが前に進むパワーになります!

大高さんの手織紬 青緑地縞
桝蔵さんのモールを織り込んだ名古屋帯 「プラハの花」
薄手縮緬帯揚げ(アトリエ kinami)
牛蒡で染めた紐を合わせて再生した祖母の形見の帯留
小紋羽織+薄手ストール
露木さんの寄木細工玉簪
白木の三味下駄(黒田商店)
籠バッグ

2010.12.18 [土] 

昨夜はザッピング中に『オペラ座の怪人』に遭遇。久しぶりにTVで映画を見ました。
DVDはもちろんビデオもなかった我が中学生時代@1970s。
50年代、60年代の名作の9割以上はテレビ鑑賞でした。
残る1割ほどは、親を説得して名画座に出かける(ごくごく稀)+テネフランセやフィルムセンターに出向く(稀)などで。
そんな当時の何よりの楽しみは各テレビ局の洋画劇場と不定期だった教育テレビの名画放映。
「ぴあ」もなかった当時の頼みの綱は「スクリーン」と新聞の番組欄。まさに真剣勝負でチェックに励む日々でした。
『太陽がいっぱい』『道』『鉄道員』『モロッコ』など名画の初見はすべてテレビ。
淀川さんや荻昌弘さんなどの解説付きは9時からのゴールデン枠。
ゆえに帰宅していれば9時のニュースはかかさない父とのバトルも多々ありました… 
居間のカラーテレビ鑑賞の闘いに破れ(笑)、一人古めかしい白黒テレビで見た映画もた〜くさん。
こんなほろ苦い経験も時を経れば懐かしい青春のヒトコマに。
あの頃は、個人が「映画」を所有できる夢のような時代が来るなんて想像すらできませんでした。

それにしても、メディアの発達は家族の在り方も大きく変えましたね。
自由を享受する機会は拡大したけれど、待ち焦がれる楽しみや一期一会のありがたさ、家族の価値観と個人の嗜好の擦り合わせ方を考える機会などは減っているのかもしれません。
こんなことをつらつら考え、今朝はこれまた久しぶりにオリジナルロンドンキャスト版を聞いています。
しばらく遠ざかっていたけれど、やっぱりこの世界も好き♪
特にM.CrawfordとS.Brightmanのファントム&クリスチーヌは素晴らしい。

2010.12.16 [木] 

今日は寒かった! 
夜のニュースで北見市で観測史上最寒だったと聞いて納得。
その昔、3月のモンゴルでマイナス20度を体験したことを思い出す。
寒いというより痛かったっけ!

本日はきもので出かける用意をしていたのに、ワケあって急遽キャンセル。
外出を取りやめたので、無地紬を土台にして、帯や帯留、帯締めを変えてしばし遊ぶ。
帯周りの組み合わせは、想像と着用との落差が激しいことがあるので、いろいろとシミュレーションできてよかった。
本日一番の収穫は、祖母の形見の繊細な二分紐のベルト式帯留がインド更紗や和風更紗の帯になじんで美しかったこと。
それにしても大正時代の帯留+二分紐が、平成生まれの帯をしっかり支えることに感動+祖母の胴周りが細かったことに驚愕!

土台になったきものは蕗で染めた諸紬。
ほっこりした着心地でこの時期に愛用している。毎年、少しずつ色が馴染んでいい感じ。
ところが自然光の中でよく見ると、細かなドット柄状に色が抜けたような箇所を発見。
今のところは「味わい」の範囲だけれども、この先ドットが増えるのはまずい…。
5年ほどで色落ち(?)するのは、糸染めの段階で色が定着していなかったということか?
染織をなさった方にもお会いしているので、求めた呉服店に聞いてみよう。
....................
Rは今年も年末帰宅ならずとのこと。
...............................
本日の着用メモ
蕗で染めた諸紬
生成の縮緬半襟
インド更紗名古屋帯
臙脂とチャコールの丸組帯締
ペパーミントに薄いピンクの細縞の縮緬帯揚

2010.12.14 [火] 

Gloomy Tuesday...
疲労もピーク。自宅に籠って気分だけヨーロッパの憂鬱を気取る(笑) 
父の箪笥に眠っていた未使用のループタイ。
タイをはずして三分紐に通すと帯留に!
........................
12日(日)大きな区切りがついた一日。
日々心配ごとやら何やらでイライラ気味だった母。
これで穏やかになると思われる。
「喪中ハガキも挨拶状も手作り」という母の強い希望を叶えるべく、
長きにわたったサポートも幕を下ろすことができた!
母はハガキも挨拶状も大変気に入ったので何より。
とはいえ
母のドラフトに本人の要望(多し!)をくんで、
あれやこれやと手を加えた私はヘトヘト…
振り返れば「言う(母)は易し 行う(娘)は難し」を絵に描いたような日々だった。
.....................
13日(月)朝から冷え込みが厳しく氷雨が降り続ける。
本日はピアノ再生プロジェクトの第2回目。
前回に続いて、長時間にわたる緻密な作業の結果は、素人の耳にも音色の変化が歴然。
まさに「再生」です♪
調律師さんとお話して「実家に眠るピアノ再生」=究極のエコなのだと実感する。
数十年の放置後に、プロに丁寧なケアを施され、文字通り生まれ変わったたピアノは
「歓び」に震えていると思いきや、今はまだ「びっくり!」に近い状態とか。
次回は半年後、その後は年に一度の調律でよいでしょうとのこと。
とにかくたくさん弾いてあげることが何よりだそうです。まずは目標設定を♪
..................
K子ちゃんとY叔父の状態についてお話する。
それぞれの家族にそれぞれの事情があることを心にとめても、
高齢者を上手にサポートすることは本当に難しい。
最善への模索は続く…

2010.12.11 [土] 

朝日の朝刊に「日影茶屋」など4件国登録有形文化財に、との見出しを発見!
日影茶屋の本店客室棟と石蔵が来年2月頃に文化財として登録される見通しとのこと。
訪れたことはないけれど、真楽でおなじみの日影茶屋。朝から嬉しいニュース♪
.....................
夜は定例理事会。
本日は3時間45分の長丁場。
そしてぞっとすること&呆れること多し。
疲れた!!

2010.12.9 [木] 

今日も良いお天気で、日向で餌をついばむ雀さんに癒される。
午後、たまプラーザでIさんにお会いする。
アストラカン風の手織ストールの軽くて暖かいこと。
味わいある素材と色合いにも感激。
きものにも洋服にも、ラフにもエレガントにも使えそう。ヘヴィロテの予感♪
............................
再開発プロジェクトで生まれ変わった駅前は活気があって好印象。
やはり街は人がいてこそ!
........................
夕方実家に立ち寄ると、丈夫なことが自慢の母が珍しく体調不良で元気なし。
嫌がる母を乗せて主治医のもとへ。
軽い風邪と食べ合わせ(!)による不具合だったそうでほっとする。
母も安心したのか受診後は顔色も良くなり一安心。

2010.12.8 [水] 

ポインセチアとシクラメンに可愛いオーナメントを飾った
クリスマスにふさわしいバスケットと
大量の写真を持ってK子ちゃん宅へ。
Tくんを偲ぶ冊子に胸が熱くなる。
彼は天国でも創作を続けていることでしょう。
.............................
我ながら呆れかえって爆笑するほどの方向音痴。
今更ながらナビをつけておいてよかった!

2010.12.6 [月] 

実家に預けて○十年の我がピアノ。
本日より復活プロジェクトが始動しました。
鍵盤もはずして解体状態となった随所に、木のぬくもりや綿密な装置を発見。
「ピアノは生もの」という言葉を実感できました。
Tさんの神業のような作業に目が釘付けになる数時間は、
まるで異次元を漂うような不思議な体験。
手をかけて作られたものに宿る迫力に感動して、これまで放っておいたことを猛省。
その日々を埋められますように! 
復活プロジェクトは続きます♪

2010.12.5 [日] 

昨夜はK子ちゃんと電話で長い時間話す。
二人とも、いろいろなことをじっくりと考えたいお年頃。
家族の健康、自分の生き方、高齢となった親のこれからなどなど…
お互いに励ましたり励まされたり。
人生って楽しく難しく奥深い。

やっぱり一人がよろしい雑草
やっぱり一人はさみしい枯草
山頭火
.................
そして脈絡のない画像(笑)
子どもの頃、大好きだったボンネット型の車両にも
ついていた凛々しい犬。
60周年記念で一部車両に復活したのね!
先日ロータリーで発見してパチリ。

2010.12.4 [土] 

2日(木)久しぶりのお稽古へ。お休みしていた間に炉になり、
今年は今日を含めてあと二回のお稽古となる。
先輩方とお揃いの袱紗をいただき、うれしいやら恐縮するやら…

明日の都内研修のために息子が帰宅。
リクエストの魚と野菜をたっぷりのメニューで迎える。
いつもながら気持よい食べっぷり。

[きものメモ]
総柄小紋に塩瀬のお太鼓柄染帯
Iさんの帯締め
ぼかし縮緬の帯揚げ
塵よけとして大島の雨コート
鎌倉彫の下駄
網代のバッグ

3日(金)いろいろな雑事を済ませて早い時間から夕食の準備に取りかかる。
鰯のレモン風味パスタは大好評♪ 久しぶりのケーキも上手に焼けて好評を博す。嬉しいな♪

4日(土)アパート周辺では手に入らないものをあれこれ持たせ、
用事を済ませた息子を送りだす。
TVで関西大学ラグビー王者決定戦、関西学院対天理を観戦。
結果は50対14で、天理が35年ぶりの優勝。
天理に負けてしまったけれど、今年も全国大会に出場する関学は、
関東勢をどこまで脅かすことができるかな!
アメフトも王者決定戦を控えている関学、ファイト!

2010.12.3 [金] 

おせちもお飾りもなしのこの年末。
例年の何となく慌ただしい感じもなく過ぎてゆく。
今日は美容院へ。Aさんの異動(祝:店長!)の後で
担当してもらっているKさんは明るくて元気な美人♪
何気ない会話から、前向きで仕事を愛する姿勢が伝わってきてうれしい。来年も頑張ってほしいな。

午後にはささやかなお掃除も終える(自己申告!)。
う〜ん、何のお飾りもないのはやはりさびしいなぁ。
天寿をまっとうした父は、お花もなく淋しいお正月を喜ぶまい…と思い実家へ。
「少しだけね」とのリクエストにも関わらず、母は例年と同じような花を用意してくれた。
ちょっと豪華すぎるけれど、ここは父の愛した庭の花たちなので良しとしましょう。
今年は、お花とこれまた父が好きだった小田益さんの干支人形を飾って、静かなお正月を迎えます。

2010.12.1 [水] 

今年最後のお一日は大安で快晴なり。
日向にいると暖かくていい気持ち。
........................
昨日はきもの熱を発症したYさんと一緒に、霜月・手の仕事展�Vの最終日に駆け込む。
ゆったりとした空間に素敵な作品がたくさん。
じっくり拝見して作品に関するお話が聞けたうえ、
繊細な金具でベルトのように使える古い帯留の二分紐の付け替えに関する相談もできてよかった。
キイさんいろいろとありがとうございました。

私は薄手縮緬の繊細な帯揚げとインドシルクコットンの木版型染め端切れ
=半襟用を連れ帰ることに。
Yさんは帯や風呂敷を手に入れて興奮気味。
それぞれの余韻に浸り、こちらのhappy hourで泡とおつまみを楽しんで帰宅。
................
大高さんの紬織絣着物「雪時雨」
生成縮緬半襟
kocariのインド木版の更紗名古屋帯
草木染の縮緬帯揚げ
伊藤組紐の二分紐(金茶耳安良柄 錆朱筋入)
露木さんの寄木細工帯留(初)
縞紬簪(竹蔵龍)
小紋柄羽織(祝 復活)+濃茶の薄手ウールストール
黒田さんの白木三味下駄
籠バッグ

2010.11.29 [月] 

週末は楽しみにしていたSちゃん宅へ。

きれいな紅葉や冬の到来を告げるような銀杏並木、
個性的なお庭や工夫を凝らしたクリスマスデコレーション
を楽しみながらのお散歩は最高。
何をどう語るわけでもないのに話は尽きず、ワケもなく
笑い転げるのは小・中学生の頃と変わらない。
鏡さえ見なければ(笑)、二人ともまるで子どもみたい♪
ホテルよりくつろげる空間で、美味しい手料理を堪能し、
Sちゃんの愛犬と戯れる時間は何にも代え難い貴重なもの。
日曜のお昼はこちらで季節の「柚子切蕎麦」をいただく。
柚子の香りも高い細い蕎麦に濃密な汁が絡んで美味でした。
おしゃべり+散策のあとはこちらで一息。
洋酒がしっかり凍み込んだピスタッシュに満足♪

たくさん遊んでなついてくれた愛犬Cちゃんの
「行かないで!」攻勢に後ろ髪をひかれながら帰路につく。
久しぶりに心身ともにリラックスできた週末でした。
Sちゃん、本当にありがとう!
近く再開予定のレッスンも楽しみなのでよろしくね!

2010.11.26 [金] 

午前中に宅急便でシミ抜きを済ませた羽織ときものを受け取る。
ドキドキしながら明るい場所でメガネをかけて確認すると
羽織もきものも悲劇の跡は見当たらず、羽裏のシミも裾回しのシミも綺麗にとれていた!
大丈夫だろうと信じていたけれど、本当によかった。
荷物の到着後に連絡をいただいたA子さんによると、
今回の「珈琲」のように原因がはっきりしているものは
シミ抜きも比較的ラクなのだそうです。
珈琲のシミよりずっと薄くても、原因不明の汚れや擦れによる劣化は悉皆屋さんも苦労するとのことでした。
とにもかくにも、ほっと胸をなでおろすとともに、Mさんの迅速かつご丁寧な対応に深謝! 
...............
午後からは母のお使い+息抜きで新宿へ。
久々の百貨店めぐりでちょこっとお買い物をして、クリスマス気分も味わえた。
暗くなってからのお楽しみはサザンテラスのイルミネーション。
今年も綺麗! 大人も子どもも立ち止まって写メの嵐でしたよ。
明日はSちゃん宅にお泊りの予定。楽しみだわ♪

2010.11.25 [木] 

管理会社より連絡のあったRPSの確認に行く。
母と二人でちょっとしたドライブ気分。
現場を見ると予想よりかなり軽症(笑)だったので
サクサクと作業終了。
渋滞にもあわず、気の重かった一件がすっきり片付いてよかった。
さらに気分転換ができたと母が喜んでくれたのも予期せぬ収穫♪

2010.11.24 [水] 

今日は父が実家を離れてお墓に入る日。
朝から気持のよいお天気に恵まれる。
実家でご住職とともに最後のお別れをしたあと、
分乗して霊園へ向かう。

実家のお墓は曾祖父母のために、祖父が昭和初期に用意したもの。
実家からは車で30分ほど。
澄んだ秋の空と可愛らしい小鳥のさえずりが和やかな空気を醸し出す中、
たくさんのご先祖が眠る場所に父も仲間入り。
父の介護から今日まで、あれこれ迷い悩むことは多かったけれど、
自分としては最善の選択を心がけ実行してきたので、
ある種のやりきった感はあります。
お墓の中の父にはありがとうと言ってもらえると思う。
K子ちゃん、R子ちゃん、そしてR、いろいろとありがとうございました。

2010.11.23 [火] 

今朝も、ぼたんさんの作品アルバ byしょうさんを
拝見して一人でにんまりしています。
素敵なモチーフ、そしてコーディネートに眼福の極み。
私もいつか背中にお願いしたいなぁ…
妄想を膨らませながら幸せな気分に浸ります。
美しいものが与えてくれる力に深謝!
.........................
美の女神からのパワーを糧に、明日の準備と心構えをしっかりと。
早めの買い物、しばしの息抜き=ラグビー早慶戦@TV観戦♪、そして夜は最終打ち合わせの予定。
.........................
準備はOK(のはず!)
早慶戦は10-8で慶應が2000年以来の勝利。
この試合は慶應の粘りのタックルに脱帽!
早稲田サイドは消化不良というか…何ともすっきりしない試合ではありました。
次の明治戦は今日のモヤモヤを吹き飛ばして欲しいな!

2010.11.21 [日] 

ぼたんさんの作品展は大盛況のようですね!
あらためておめでとうございます。

名古屋と京都に思いを馳せながら、雑事に追われる日々。
ふと思えば、ぼたんさんのお祝いスレッドが立った頃、
父はまだこの世の住人でした。
いよいよ来週は納骨です。
月日の流れは早いですね…

2010.11.18 [木] 

本日は楽しみにしていた見学会に参加。
茨城周辺の天気予報「午後は雷も」を信じてきものは大島に決定。
念のため雨コートも用意して早朝自宅を出発。
(この選択が悲劇を最小限に食いとどめる伏線になろうとは…!)

小山駅からマイクロバスで記念館と美術館を訪れ、心暖まる逸話をうかがいながら美しい作品を堪能する。
趣あるお店でのお食事も美味しく、大変贅沢な時を過ごしていると、
珈琲を浴びるアクシデント!
一瞬何が起きたかわからなかったけれど、周囲の方々の「すみません!」の連発と、
じんわり伝わる違和感から「悲劇」を確認する。
自分が動いてお店の方のバランスが崩れたのでもないけれど、
誰がどう悪いとは言えない状況なので、パニックに陥らず冷静に対処することに専念する。
珈琲と保護色的な(笑)羽織を脱がずにいたこと、濃い地色の大島だったこと、
周りに頼もしいアドバイザーがいたことが幸いでした。
私以外の方に珈琲が飛ぶこともなく、悲劇は最小限に食い止められたのでした。

羽裏にシミができた羽織は帰りの車中でお預けし、「念のため」の雨コートを着て帰宅。
自宅に戻って確認すると、きものの表に目立つシミは認められなかったけれど、
裾回しにシミを発見。こちらも即刻お手入れに出しました。
お気に入りの羽織は、本当に可哀そうなことをしました…
必ず綺麗になって元の風合いのままで戻ってきてね!
身代わりとなってくれた羽織のおかげで、薄い地色に繊細な草花文を描いていただいた帯は
奇跡的に一点のシミもなく、きものも最小限の被害で済みました。
赤ワインを飲んでしまったSさんの泥大島も、珈琲を飲んでしまった私の大島も
綺麗になって戻ってくることを信じましょう。
..............
後半の産地見学では、糸とりから機織りまでの工程を見せていただく。
ふんわりと繊細な糸で細かな絣を織りだすためには、模様を整えるだけでなく、織の工程でも糸にできたダマの処理も大切な仕事だそうです。
まさに全身全霊を傾けて織り進む姿に、結城紬の魅力が身体にしみこむような感動を覚えました。
.........................
【悪天候対応覚書】
K子さんの赤黒大島紬
草花文の塩瀬名古屋帯
伊東組紐の二分紐(灰色に安良筋)+瑪瑙帯留
草木染めの縮緬帯揚げ
小紋羽織+濃茶の薄手ウールストール
水晶の簪(氷花)
Mulberryのバッグ
鎌倉彫の下駄

2010.11.17 [水] 

今日は朝から薄暗くて寒い。
いよいよ冬も本番かしら。
明日に備えて半襟付けを始めると、しまっておいた白半襟の汗シミが妙に目立つ。
付け方によって隠すことはできるのだが、今日は納得できなくてつけ直す。

明日は歩くところはほとんどないけれど、雨の場合も考えておかなくては。
草花文の塩瀬名古屋帯はほぼ決まり。
土台のきものは蕗の草木染の諸紬、赤黒の細かな大島紬、
軽やかな色合いのみさやま紬の三点が候補。
母の白鷹お召の色合いもしっくりなじむけれど、
このお天気だと温かみに欠けるかな…
用を済ませて帰宅したら、それぞれの小物合わせも含めて、
久しぶりに楽しく悩んで過ごそうと思う。

2010.11.16 [火] 

内科で処方された薬が効いて痛みは和らいだけれど、
木曜の外出に備えて耳鼻科へ行った。
ここに住んで15年になるが耳鼻科の受診は初めてのこと。
ネットで調べて二つに絞り、迷った末に選んだ医院が当たり(笑)でほっとする。
風邪が長引くせいもあり感染源が心配だったけれど、
中耳炎と外耳炎のダブルパンチということで…(汗)
いじらずに回復を待つことになり安心できた。
明後日はお天気に恵まれますように!

2010.11.15 [月] 

昨日は「にわかたこ焼き人」でパワー充電されたものの、やはり本調子とはいかず。
今日も家で大事をとることに。

手元にありながら、読むとすぐにでも父が逝ってしまいそうで読めずにいた『父を葬る』
を一気に読む。
抑制の効いた作品ながら、沸点に達しそうな怒りやどろどろした感情も渦巻いている。
でも読後はむしろ爽やか。よい意味で乾いた印象。
今の私の気持を代弁するような部分、共鳴できる部分も多く、救われた気分になった。
高千穂は今でも「結」が機能しているんですね…

2010.11.14 [日] 

本日はかなり消極的な気分で自治会のお祭りのお手伝いに出向く。
実際、風邪気味なのでおつきあいでたこ焼きパックを買ったら帰ろうと思っていたのに、プロ仕様の鉄板が並ぶ屋台を見たら俄然やる気が出てきた。
調理師免許を活かしてお店を持ったこともあるという方にコツを教わってトライすると、なんとも楽しい。
しかも三台ある中でも担当した台はことのほか調子が良くて、とても美味しそうに焼き上がる。
セミプロが準備した具材が見栄えよく焼き上がるので、当然ながら大好評を博す♪ 
すっかり気をよくして、液をじゅわっ→タコをぽんぽん→はみ出た液をきれいに収める→焼き加減をみてくるくる→仕上げを繰り返す。
買い求めた人たちの「○○のより綺麗で美味しい!」「今年のはすごいな!」などの絶賛にすっかり気を良くして帰宅。
予想だにしなかった「たこ焼き」作りにはまって我ながらびっくり。次は明石焼きにも挑戦してみたいな。
いくつになっても新たな発見はあるものです(笑)
だるさは残るものの、たこ焼きを機に体調が上向きになりますように!

2010.11.13 [土] 

このところ異様なほど長い時間眠れるのは、いろいろな疲れがたまっているからか…
今朝は激しい頭痛も加わり、午後までベッドに籠っていた。
だるくてやる気の出ない情けない一日の始まり。
一週間ほど前から感じた左耳の違和感もおさまらず、昨日はO医院へ。
耳の中の傷に黴菌が入ったようで、まずは薬で様子をみることに。
徐々に痛みとドクドク脈打つような違和感は治まってきたものの外出する気にはなれなくて
楽しみにしていた成城 学びの森オープンカレッジは諦めることに(涙)
とにもかくにも健康でいなくては始まらない。
来週も忙しいので体調を整えることに専念しよう。
.................
家に籠って鬱々としていたら、来週の見学会のチケットが速達で届いて気分が晴れ晴れとしてくる。
さらに、昨日丁寧な連絡があった千代田区役所から追加書類(無料!)が届いて調子が良くなる。
「病は気から」
明るい気持になれば諸々の不調から脱却できることもあると実感した一日。

2010.11.10 [水] 

九段下〜田原町〜三軒茶屋と大移動の一日。
画像は区役所へ向かう途中にある九段会館。

幼少期のほんの短い間、バレーを習っていた。
そして習い始めてすぐに出していただいた、あるいは人数の関係で出ることになった(笑)発表会が九段会館ホールだった。
右も左もわからないほど緊張したけれど、舞台に上がると不思議と楽しくて、その時の衣装ははっきり覚えている。とても印象的な幼少期のひとこま。

これまでも武道館でのコンサートやお花見、仕事関係で九段下駅界隈を歩くことはあったけれど、久しぶりに九段会館を見たら不思議な懐かしさが込み上げてきた。
そして、これまた久しぶりの千代田区役所はスタイリッシュなビルになっていてびっくり。
路面に竹がさわさわとゆらいで以前の古めかしい建物とは大違い。
書類を待っていると息子が四年住んだ関西の某市の視察団と遭遇。「綺麗ですなぁ」との声を聞きながら不思議なご縁を感じた。
快適な空間とスタッフの丁寧な対応のおかげで気分よく必要書類を揃え、コピーも作成してここでの任務は完了。
テラスでお茶の誘惑にかられるも、時計とにらめっこして断念。
本日からの洛趣展のポスターを横目で見ながら三越前で乗り換え、田原町で父の位牌をしっかり確認して受け取る。
その後、K子ちゃん宅にお邪魔してTくんのご冥福を祈らせていただく。
留守の間も淋しくないように音楽を流し続けているK子ちゃんの心配りに改めて胸が締め付けられる。
別れは辛く悲しすぎるけれど、Tくんはこの家に生まれてきたことを感謝していると確信した。
人生には酷なことも多く、時に立ち止まらざるを得ない。
そんなときは無理をせず、じっと佇むことも大切だよね…

2010.11.7 [日] 

今日も気持ち良いお天気。
鼻緒が色落ちしてしまったので足袋をゴシゴシ洗う。
午後からの外出は自主規制して、たまった作業を進めることに。
合間に、昨日連れ帰った帯留を見てにんまり。
愛用の簪とともにパチリ。
........
【番外編】
それにしても物凄い日本シリーズ!
解説者のひとりが、どちらも決定力のないチームだから
延長続きになると言っていたけれど、見応えは十分でしたよ!

2010.11.6 [土] 

日向では汗ばむほどの晴天にめぐまれた本日は楽しみにしていた箱根ラリック美術館へ。
お目当ては開館5周年企画展「寄木細工 アール・デコ ラリックに先駆けた和の工芸」と、その特別イベントの寄木ティーセレモニー

繊細なジュエリーから存在感あふれる花器まで、ラリックの作品には、うまく言えないけれど血の通った人間らしさが感じられ、作品に向き合うと穏やかな気持ちになる。
一方の寄木細工は地元の木々を活かし、手をかけて作り上げる幾何学模様の中にこれまた不思議な温かみが溢れる大好きな伝統工芸=県民の誇りでもあります。

ラリックと寄木細工の出会いは、モダンでスタイリッシュだけれど、普遍的な優しさに満ちて素敵なマッチング。
特に、ラリック1935年作のサイドテーブル「マルト」に、21世紀に活躍する露木清高氏がオマージュをささげたという「変り市松文様寄木テーブル」のコラボは時空を超えた素晴らしい出会いのよう!
素材への愛に満ちた作品たちは力強く、美しく、見る者の心に響きます。

そして寄木細工の若手のリーダー的存在である露木清高氏作の抹茶茶碗で、氏自らがお点前をしてくださる贅沢なティーセレモニーへ。
寄木細工の抹茶茶碗は、驚くほど軽く、口当たりがよく、熱さを遮断する優れもの。
このように斬新なお道具が受け入れられ、柔らかな広がりを見せるといいなと思う。
とっても和やかな雰囲気の中、複雑な文様制作の過程や作品ができるまでの楽しみや苦労など、たくさんのお話を伺うことができました。
その上、帯留や簪などの和小物に関する希望を伝えることもできて、本当に楽しく有意義な時となりました。

細かな市松寄木のお棗、寄木細工の茶杓も美しく、昨秋建長寺のお茶会で強く印象に残った麻の葉模様の風炉先と再会できたのもうれしい偶然。

美術館スタッフにも大変丁寧に対応していただいて感謝感謝! 迷った末に数点の新作からモダンな帯留を選ぶことができました。
また当初は送迎担当予定だった息子がお茶席に参加して新たな関心が広まったと歓んでくれたのもうれしくて、数週間の心の曇りが吹き飛ぶ一日となりました!

メモ
白鷹お召+藤山さんの吉野間道名古屋帯
草木染の縮緬帯揚げ(初おろし)
真田二分紐(灰色に安良筋)+瑪瑙帯留
小紋羽織+濃茶の薄手ストール
露木さんの寄木細工の玉簪
籠バッグ+細身草履(ぜん屋)

2010.11.5 [金] 

昨日今日と気持よい晴天が続く。

父のお別れに実家に来てくださる方もあり、有難いことなのですが、
なんとなく落ち着かない日々が続く。
自分なりに母を気遣い、いろいろと協力しているつもりだけれど、
昨日は母からの突然の番外編報告+「余計な一言」にとうとうキレてしまった。
帰宅後、ひとり反省するも後味の悪いこと。
親子といえども、いえ親子だからこそ難しいことも多い。やれやれだわ…
...........
仕事にも疲れたので気分転換に明日のコーディネートを考える。
きものに触れると沈みがちな心も元気になってきます♪
ますますきものラブ!

2010.11.1 [月] 

2ヵ月毎のカレンダーは最後の一枚に。
日が短くなり部屋で過ごす時間が愛おしく感じられる。
子どもの頃から冬に向かう、ちょっと物悲しい季節が好き。

今日は母の事務的な手続きのサポート(兼ドライバー)。
年齢の割にはしっかりしている母だが、ひとりでは心細いことも多く、
近くに住む私は良き相談相手(自画自賛)!
母の選択には「えぇ〜?!」と納得しがたいことも多いけれど、
ここはぐっとこらえて黒子に徹す。

週末は久しぶりにきものを着て外出する予定あり。
お天気に恵まれますように。そして体調管理をしっかりと!
.............
しんしんと積もる雪景色を連想する缶に魅かれて購入。
本日のお疲れ様麦酒は「冬物語」☆

2010.10.31 [日] 

この8月と9月は、あれやこれやの慌ただしさであっという間に過ぎてしまった。
そして「晩秋」の響きが似あう本日で10月もおしまい。
地元の神社には「七五三詣り」の旗がなびいて季節の移り変わりを実感する。
重労働をしているわけではないけれど、疲れが抜けきらない。
無理をせずに長いスパンで目標に近づけるようにしよう。

2010.10.29 [金] 

会津に本店のある仏具店@田原町へ。
祖父の位牌を持参して同じものをお願いする。
新しいものを並べると祖父の位牌は貫禄十分。
10日ほどで出来上がるという父の位牌も、時を経て
このようにずっしりとした位牌に変化することでしょう。

大事な用を済ませた後は、お隣の合羽橋を散策する。
まさに「無いモノは無い」ストリートは観光客も多くて活気があった。
交差点へ向かうあちこちから見えたスカイツリーをパチリ。
(こうして見るとホントに邪魔な電線たち!)
来た道を戻らずに稲荷町駅まで歩く。
そして本日二つ目の用事を済ませに三越へ。
父が好きだったフロアを散策すると、ちょっとしんみりしたけれど、
ジャパンスタイル 和の様式×モダンの、新しい生活
を開催中の各フロアはなかなか魅力的。
特に本館5階のJ・スピリッツのお茶をめぐるコーディネートは素敵で
長距離移動の疲れを忘れさせてくれました。

2010.10.28 [木] 

9月の下旬まで暑かったのに、ここ数日はまるで冬のような寒さ。
父がいたら間違いなくヒーターを点けている。

父の残したものを整理しながら偲ぶ日々。
天袋には明治・大正時代からの写真や資料が予想以上に保管されタイムスリップしたような錯覚に襲われる。
埃にまみれながら「何故これが?」と苦笑せざるを得ない空封筒から大切なものまで、母と二人で丁寧に確認する作業が続く。我が家の仕分け作業はとてもじゃないけれどスパッと斬っては進まない(笑)

若くして逝った愛妻の思い出の品を大切に守った祖父。母への思いをこめてそれらを丁寧に保管してきた父。
「大正七年春 小学校卒業・高女入学記念」と蓋に記された祖母の懐中時計や愛用していた帯留を手にすると厳かな気分になる。
同時にいのち、家族、絆の大切さと有難さ重さが心にしみて暖かい気持に満たされる。

2010.10.25 [月] 

静かな秋の夕刻に父は旅立ちました。
別れの準備をする時間がたっぷりあったので、心静かに父を見送ることができました。

今頃、父は13歳で死別した優しいお母様に再会して、思う存分甘えて楽しいときを過ごしていることでしょう。
あっと言う間に初七日も過ぎ、日常生活に向き合う毎日です。父が座っていた椅子に腰かけると、きゅんと淋しくなりますが、別れの哀しさはしっかり受け止めて、心の会話を続けることにしようと思います。

2010.10.14 [木] 

今月は変則スケジュールのため二週続けてのお稽古。
秋らしくはなったものの、お稽古中はうっすら汗ばむほど。
お稽古を終えて不在着信を発見。ドキッとするも今日のところは問題なし。
自宅の電話が鳴ったり携帯に不在着信を見つけると身構える日が続く。

メモ
白鷹お召+紙布に柚木さんの型染名古屋帯
ミントの縮緬帯揚げ
Iさんの帯締め

2010.10.13 [水] 

ちょっと立ち寄るつもりが、母と語ったり
片づけものを手伝ったりして半日以上実家で過ごす。
そして書棚の整理中に「重要な写真」と書かれた封筒を発見。
二人で中身を取り出すと叔母(父の妹)の三歳の晴れ姿、
婚礼時の打ち掛け姿、そして父が子どもの頃の家族の集合写真など。
70年余を経ても訴えるものがある写真たちに
母も私もしばし見入る。
女性たちのきもの姿が素敵。
私には思わぬ「出会い」が嬉しいひとときとなりました。

2010.10.12 [火] 

区役所の用事を済ませて図書館へ。
心に波風が立ったり不安になると自然と足が向く区立図書館。
本に囲まれると心が落ち着いてきます。

今日は「さらの生涯ベスト10」に入る「暗い日曜日」に
たくさんの頁を割いた「深読み映画論」なる一冊を発見してわくわく!
昨年から妙に気になる大島渚監督の「大島渚1968」も借りてくる。
.................
帰宅後、朝日新聞夕刊の「追憶の風景」を読み、サンモトヤマ会長の言葉にうなずく。
「今は世界中のブランドが日本に直接進出しています。
でも巨大資本による戦略が先立ち過ぎて、品質を維持するための誇りが失われかけている」
これもグローバリゼーションの陰の側面か...。
そして、同会長の「量やブランド名より、個性と質と美がある物を初心に戻って本気で売ることが今後は必要」との心意気に何故か勇気が湧いてくる。
巨大資本が個性を呑み込んでしまう負の連鎖を防ぐには、買う側の選択眼や責任も問われている...
安・速・短とは異なる価値観を大切に、「個性と質と美がある物」を選びとる消費者でありたいな。

2010.10.12 [火] 

特筆すべきことはない三連休。
入院中の家族がいるとどこか落ち着かないものですね。
でもプチ振り返り

9日(土)仕事+某理事会。今回も長丁場。高齢者も
幼児を預けて参加する理事もいるのだから、
さくさくと議論して世間話は個別にできない
ものかしらん。
10日(日)実家で弟も交えた相談など。
11日(月)爽やかな快晴でまさにお出かけ日和。
でも気分が乗りきらずに家で雑事に励む。
名古屋と京都@BBSに心躍る。
しばらくは予定が立てられない状況にある
のが残念…。
................
番外編
8日はゴダール監督の女は女であるをcinefilで。
難解で独りよがりでetc.ともいわれるゴダールには
異色のハッピーな空気に包まれた作品。
ヒロインの真っ赤なタイツ、カーディガン、青い
アイシャドウなどがとても鮮やかで生命力に
満ちている。
赤と青が印象的なのはコペンハーゲン出身のアンナ・
カリーナがトリコロールを纏うことでフランスに溶け込む
(=ゴダールとのロマンス)ことを象徴しているのかな。
とにかくアンナとの幸せな関係がそのまま映画になったようで
「恐るべき子供」と言われたゴダールの素朴な一面を見た感じ。
それでもケンカをすると、それぞれが書棚から本を持ってきて、
本のタイトルで会話をするあたりはゴダールの面目躍如(笑)
奇才とミューズの関係は長く続かなかったけれど
人生の一時期に、このような協働があったのは素敵。
肩の力を抜いて楽しめるゴダール映画もいいですね♪

2010.10.8 [金] 

澄んだ空気が心地よく、洗濯物を干す作業も楽しい朝。

昨日はお茶のお稽古へ。
先輩方の所作の美しさに感動する。
無駄なく流れるようなお点前、そして美味しいお茶。
素敵な時間を共有できるお稽古に感謝。
異常気象の影響なのか、自宅周辺のススキは全滅状態で
十五夜の頃も花屋の店頭にさえ見当たらなかった。
最近になって実家付近で母がススキを発見。
秋を実感できてうれしい!

メモ
白鷹お召+インドの木版更紗名古屋帯(kocari)
紫と抹茶色の帯締め
ミントと桜色の淡い縞の帯揚げ
ミントの鼻緒に鱗刺繍のクリーム色小判型草履
網代バッグ

2010.10.6 [水] 

予想気温は24度の秋晴れの本日は、小さな不都合と今後の治療の相談に。
ライトの元、渡された手鏡で患部を見ながら説明を受ける。自分ではとても見難い患部は想像していたよりも小さくて綺麗(笑)。
なるほどここを縫い合わせれば胡麻粒も細い蕎麦の欠片も入らなくなるわけね。納得です。
でも、聞くだけでぞっとするような新たな手術を受けるほどの不都合ではありませぬ。
洗浄を続けていれば問題はないそうで「とりあえず経過観察しましょう」とのご提案に笑顔で落ち着く。
心配の種の左の親知らずも、現時点では抜歯が必須ではないとのことで、こちらも様子をみることに。不安要素が一気に解消されて嬉しい。
いつもどおりのご挨拶の後、ふと気付くと当面は次の予約はないのでした。
ああそれなのに、これまでの感謝の気持を告げずに去ったおバカな私。
ほぼ一年、安心して治療を受けることができたのは、初診時から納得のいくまで
質問に答えてくださる丁寧な対応で不安を取り除き、患者の意思をも尊重してくだ
さった先生のおかげです。本当にありがとうございました。
これからも不安を抱いた際にはどうぞよろしくお願いします!
.....................
麗しの主治医との予約がない淋しさを紛らわすにはアートの力が必要(笑)と、
藝大美術館のシャガール展へ。
予想よりも混雑していなくて、何とか自分のペースで鑑賞できた。
シャガールは昔から好きな画家。
何故好きなのかを考えたことはなかったけれど、原画と向き合って、鮮やかなのに複雑で内省的な色合いや、夢の中を漂うようでありながら社会的な背景も込めるところが好きなのかなと思った。
「藍」や「クリムゾン」と呼びたくなる独特の色合い、繰り返し登場する鳥たちに強く心を動かされた。
特に鳥は画面の中心となる明確なものから、探さないと見えないほどうっすらと小さく片隅に描かれたものまでさまざま。正面を見据えた大きな瞳は何を訴えているのだろう。片隅の鳥は何を表しているのだろう。
アートを読み解く作業は刺激的です!
藝大の学生(入口で藝大生は無料と知った)たちもたくさん鑑賞していて、作品と向き合う真摯な眼差しにも心を動かされた。若い人の真剣な姿はいつみても美しい。
...............
往路は根津駅から歩き、帰りは美術館前から台東区循環バス「めぐりん」で千駄木駅へ。
このあたりは趣のあるお店やお寺がたくさんあって外国からの観光客にも魅力的に映るのでしょう。
「買い物目当て」の団体ではない外国人が一人で、あるいは二人連れでお寺や路地を散策していたのも印象的。
メガシティ東京のこんな顔も知ってもらえるとうれしいな。私も今度ゆっくり歩いてみよう。
.................... 
予想気温24度の秋晴れの本日は五分袖のオリーブのニットに抽象画のようなスカート+ストールで外出。milly のネックレスとピアス、ブレスレットは小粒のパール。黒のローヒールでバッグは年代物のマルベリー。
きものだと記録するのに、洋服はいつ何を着たのか記憶がまばら。洋服も好きなのでたまには記録してみよう。「きもの真楽」なのに(笑)!

2010.10.5 [火] 

数年前に一目ぼれして思いを育み、昨年の秋にお願いした紬が届きました。
子どもの頃から大好きなチェックの色合いを、さらに深く濃くしたような青緑地縞のきもの。
和更紗柄、インド更紗、すくいの八寸、草花文の染帯など、お気に入りの帯たちとの相性も
ばっちり♪ お願いしてからの一年を振り返ると感慨もひとしお。
長く大切に着てゆこう。

2010.10.4 [月] 

今日も一日家でのんびり過ごす。
数年前までの怒涛の日々とは対極のいま。
先の読めない人生もまた良きかな(笑)

本日の映画はハモンハモン@cinefil
身分違いの恋、妊娠、陰謀、誤算、勘違いの愛などが絡み合い、破滅へと向かってゆく。
誰か一人でも理性的に行動すれば防げたであろう悲劇。
抑制なく突き進む負のエネルギーには感情移入できず…
それなのに、一本の木さえない荒涼とした背景と、
登場人物たちの狂気が妙に印象に残る不思議な作品。
若き日のペネロペ・クルス、『髪結いの亭主』のアンナ・ガリエナ、
そして60年代から活躍しているステフェニア・サンドレッリら女優陣の力演+濃密さには圧倒された。
怖いくらい!

2010.10.3 [日] 

秋になると「きもの着たい熱」が高まりますね。
母から譲られた大島と藍型の帯を引き立てるコーディネートを考えたり、半襟の確認をしたり♪
....................
日曜美術館で上村松園の解説を聞く。
27歳で未婚の母となった松園。娘の才能と生きざまを常識の枠にはめずに支えた母。
二人の女性は柳のようにしなる強さを持っていたのだと思う。
強風にしなる柳は時として巨木よりも強いから。

2010.10.2 [土] 

本日は自宅でのんびり。
フィギュアスケート・ジャパンオープン2010を楽しむ。
五輪にワクワクしたのはついこの間だったのに、
新たなシーズンの幕開けとは!
真央ちゃんのジャンプ不発は残念だけど、ここは
まぁチームジャパンの勝利を素直に喜べばいいのかな♪
.................
時系列が妙だけど(笑)ちょこっと振り返り。
息子がプチ休暇をプレゼントしてくれたので30日(木)は母と姥子へ。
癖のないお湯が大好きな露天風呂と美味しいお食事を満喫して
心も身体もリフレッシュ♪ 
植物好きの母は、温泉・食事に加えてフロントに飾られた「あけび」から
露天風呂の草花にまで反応して大喜び。
私も訪れるたびに新しい発見があって楽しい。
1日(金)は小田原をのんびり散策。
蓄積した疲労が癒されて母の顔色が良くなった気がする。
心の健康が大切なことを痛感する。
親・婆孝行ありがとう♪

2010.10.1 [金] 

温泉の帰りに散策した小田原の商店街のそこここで、緑のカーテンを発見する。
猛暑の今夏、立派に成長したゴーヤのツルは強烈な陽ざしを和らげてくれたことでしょう。
グリーンウォールプロジェクトは成功ですね♪
母が珍しいゴーヤの花を見つけたので私もパチリ。
なんともエキゾチック!

2010.9.29 [水] 

今日は愛車の点検、買い出し、そして美容院へ。
特別優待券を利用して、10年ぶりにパーマをかけてみた。
ゆるーいウエーブが出る程度だけど、顔まわりが少し華やいだかな。
お手入れもラクだし、まとめやすくなって満足。
若くて綺麗な担当のKさん、ありがとう!

2010.9.26 [日] 

今日の日曜美術館は「究極の技と美を競う日本伝統工芸展—名品誕生の舞台裏に迫る」。
魅力的な帯留が印象的な小川郁子さん、今年度の総裁賞を得た磯飛節子さん、
久留米絣の松枝さんなど、注目の方々の工房と作業を拝見できてうれしい。
朝からテンションが上がりました!

2010.9.24 [金] 

秋を通り越して冬のような本日は、メトロパスを利用して美術館めぐり。
まずは竹橋の国立近代美術館の「上村松園展」へ。
ひたすら美しい作品の数々。緻密な描写や素晴らしい構成はもちろん、
ごく若い頃から女性の艶やかさや情念を捉える研ぎ澄まされた感性を持ち、
それらを静かに表現する力量にも息をのみました。
丁寧に描かれたきものや襦袢の柄、簪から下駄にいたるまで、
きもの好きにはたまらない作品ばかり。
文字ではなく絵が訴える「内面」にも浸ることができて見応えたっぷり。

2階のアクアでのランチ後は、隣の工芸館「茶事をめぐって」へ。
こちらは現代作家による新しいお茶の世界。
全体に大振りで力強い作品がたくさん。ずっしりと重そうな水差し、茶筅は
ふれるのかしらと思うほど深いお茶碗など、フォルムも素材感もユニークで
モダンなお道具の数々。
使い勝手が良さそうなものは少なかった気がするけれど、
ここは造形美や新しい世界観を楽しめば良いのかな…
プリミティブ、アグレッシブといった単語が頭をよぎる作品たちには少し疲れて、
併設の「人間国宝・巨匠コーナー」の展示にほっとしました。

次は日本橋三越の「伝統工芸展」へ。
さすがに足が疲れたけれど、確かな技術と豊かな感性の結晶を観賞できて幸せ。
最後は新宿に移動して用事を済ませて帰宅。
満足の一日となりました♪

2010.9.22 [水] 

9月も下旬なのに涼しいと言いきれない日が続く。
何となく気合いの入らない毎日は、実家の整頓(笑)やら何やらで過ぎてゆく。こんな時期もありということで…。
雑事の合間にアンダリアの残り糸で妹分を作成。
小さくても形あるものを作ると、ちょっぴり気分が上向きます。
.....................
本日の映画は「once ダブリンの街角で」@cinefil.
名前もないguyとgirlの関係、彼らの友人たちとの関係、guyの父とgirlの母が子どもを見守る姿勢のそれぞれから、深い愛情と信頼が感じられて、気持が暖かくなった。
「生存のための音」とでもいいたい数々の曲も心にしみて、そっとしまっておきたいようないとおしさに満ちた作品。
............
昨日は映画史に必ず登場する「ロシュフォールの恋人たち」を(何故か)初めて鑑賞@movie plus.
日常的な設定の中で唐突に歌い踊り出すミュージカルはどちらかといえば苦手で、この作品も出だしはトホホな感じ。でも、しばらくすると異様な設定が鼻につかなくなって楽しめたのは、人生の軸は愛というわかりやすい設定と綺麗な色彩のなせる業かな。
いろいろな形の恋と愛がすっきり整理されて、見終われば気分爽快。全編が歌の「シェルブールの雨傘」でも美しい画面設定が際立っていたドゥミ監督。この作品も歌より躍りより絵画的な美しさが印象的でした。 
若き日のドヌーヴは硬質な美しさ(+身体も固そうで、躍りには若干の違和感あり)
個人的には華のあるドヌーヴよりも、このような娯楽映画でも随所に確かな力量が際立つドルレアックに拍手を送りたい。彼女が若くして逝ったのは本当に残念。
事故がなければフランスを代表する「女優」として、味わい深くキャリアを重ねたことでしょう。

2010.9.18 [土] 

籠っていたひと月の反動か、今日も外出。
お目あては恵比寿麦酒祭
何気なくのぞいたHPの情報に反応して即決♪
レトロ気分に浸りながら、屋内のビアホールで期間限定の白樽エビス、スタウトなどを堪能。
屋台が楽しそうで家族連れや若者でにぎわう屋外にまけずの盛況で、一時はトレイ片手に席を求める「麦酒難民」も出るほど! 幸い短時間で混雑もおさまり、のんびりと麦酒を楽しめました。
リボンちゃん列車や屋台など、子ども連れも楽しめる企画と並行してオトナもくつろげる空間があるのはよいですね♪

2010.9.17 [金] 

久〜しぶりに銀座へ。
まずは先日送っていただいた単衣の実家へ。
いつものことながら、目にも心にもたっぷり栄養補給させていただく。
本日の目から鱗は、大島の織元作という綿薩摩の着尺。
おなじみの絣ではなく、絹と見紛うほど細くてしなやかな糸をむら染めにして織りあげたもの。
張りも光沢も素晴らしく、しばし見とれる。
奥様のさりげなく素敵な着姿も拝見できて眼福なり。

次は新装三越へ。噂どおりの変貌にびっくり!
フロアガイドを握りしめて上階へ移動する。
8階のジャパンエディションの一画には、清課堂、露木木工所などの作品もあって楽しい。
路線変更は明確で各フロアともにぎわっていたけれど、食品フロアの盛況ぶりには負けてます(笑)

松屋では「昭和・メモリアル 与勇輝展」を見て、これまた各フロアを探索する。
三越、松屋ときたらやはり松坂屋も。
ということで、フォーエバー21で話題となった松坂屋にも足を運ぶ。大音量のロックが流れる21の隣で静かにネクタイを選ぶ初老男性あり。ミスマッチを絵に描いたようなひとこま。う〜ん「21」は「松坂屋」ではないね…
外に出るともう薄暗くて、出勤途中のきもの姿のお姉さま方にも遭遇する。本日見かけた方々は、みな暑さを感じさせない柔らかものでお綺麗。
ふと午後に出たであろう判決の被害女性を思った。
クスリと縁のない生活だったなら、彼女も今日ここを歩いていたのかもしれないね。
などなど銀座の日常と非日常に思いを馳せつつ帰路についたのでありました。

2010.9.16 [木] 

今日も涼しい!
大雨の中、先生のご都合で二週続けてのお稽古へ。
単衣にお太鼓の雀さんが大好きな染帯で。
先輩方の複雑なお稽古で長時間正座を続けたためか、
はたまた年齢のせいか、立ち上がると膝に激痛が走る。
正座、得意だったのに…(涙)

K子さんの三越単衣
お太鼓柄の染名古屋帯(雀と粟)
Iさんの凝った組紐
絽の帯揚げ
鎌倉彫の下駄
網代のバッグ

2010.9.15 [水] 

昨日の夕立から空気がひんやりしてきて今朝は肌寒いほど。
「もうたくさん!」と叫びたいほど異様な暑さが続いた後では、涼しいというだけで幸せを感じる。
................
父が入院して三週目。いろいろな請求書が届き始める。介護保険の利用も点数計算も介護支援の書類も初めてなので確認に時間がかかる。
これに慣れるのも嬉しくはないけれど、ささっとチェックできるようにはなりたい。

実家に眠っていた糸を利用してこちらを参考に編み始めたポーチは糸の足りないところを編み分けで胡麻化し、ファスナーをボタンに変更した手抜き版(笑)。
介護や病院通いで余裕がなかった日々を経て出来上がったら、アンダリアの季節は終わってしまいました(涙)。でも完成したので記念撮影。

2010.9.13 [月] 

夕刊でクロード・シャブロル監督の訃報を知る。
『いとこ同志』のジュリエット・メニエルのアンニュイな魅力が印象深く、『二重の鍵』も懐かしい。
またひとつヌーベルバーグの旗手が星になった。
ご冥福をお祈りします。

2010.9.12 [日] 

朝夕は秋の気配、日中は真夏!
初日の賑わいが話題の銀座三越のリニューアル。
こちらの「究極の一本」も気になるので仕事が一段落したら出かけたい♪

10日(金)主治医、ケアマネと面談する。大きな変化はなし。
11日(土)某理事会。週末の夜7時から3時間以上は長い。長すぎる! 
懇談会と勘違いしているのでは…

2010.9.9 [木] 

昨日の大雨以来、涼しくなって少しだけ秋の気配を感じる。
予報によると暑さはぶり返すみたいだけれど…

今日の映画はケン・ローチ監督の『この自由な世界で』(2007)。
今や「社会派の名匠」と言われるローチ監督は、20代の頃から弱者の生きざまを描き続けている。ハリウッドの資本に買収されることなく、地球規模の問題を提示する姿勢にブレはない。
不法入国者が身を潜めるイーストロンドンの一画は「ロンドンの第三世界」そのもの。荒んだ地区の厳しい現実は、魅力溢れるロンドンの「もうひとつの顔」に他ならない。
移民たちの労働斡旋に自己実現を賭けたアンジーのパワーと葛藤はこちらの心がひりひりしてくるほどリアルだ。
ローチ監督の作品は、いつもハッピーエンドでもビターエンドでもなく幕を閉じ、私たちは、地球の裏側の問題でも他人事と思えなくなって心を揺さぶられ、そして妙な居心地の悪さを覚える。
作品をとおした当事者意識の共有は映画というメディアの使命のひとつだと思う。商業映画をベースとして、その使命を全うし続けるローチ監督に拍手を送ります。
...................
午後からはお茶のお稽古へ。
先生は毎年8月はお休みになさるので、本来9月には使わない釣瓶を用いて
仮想八月(笑)のお稽古となる。洗い茶巾で一足遅れの涼感を堪能。

今日のきものはアンティーク。
暑さは和らいだものの単衣を着る気分になれなくて...
苦肉の策で引っ張り出した夏お召しはずいぶん前にこちらで手に入れたもの。
今なら手にしないであろう一枚だが、当時ご縁の深かった国立で一目ぼれ。
ちょっぴり苦いけれど、思い出の多いきものなので大切にしている。
袂が長くてお稽古にはふさわしくないけれど、大胆な柄行きが好評でした(汗)

夏お召しに麻の半幅帯
渋い桃色と白の変わり組み帯締め(Iさんより)
鎌倉彫の下駄
網代のバッグ

2010.9.7 [火] 

久しぶりの横浜へ7月以来のきもので出かける。
まだまだ暑いけれど、きものを着られるだけで嬉しくて、今日は暑さも吹き飛ぶ♪
とはいえ、猛暑日に単衣は着られないということで、大活躍の小千谷の着収め。

小千谷縮に捨松のカラフルな夏八寸帯
ブルーグレーの絽の帯揚げ
真田二分紐にKURAさんの帯留
舌切雀の扇子(アトリエkinami)
銀の波千鳥の簪(神楽坂ここん)
籠バッグ
辛子色の前つぼの焼下駄

2010.9.6 [月] 

タイミングよく特別コーナーにディスプレ中の青いエビスはASUKA CRUISE。
早速ゲット♪

2010.9.5 [日] 

朝夕はほんの少し秋を感じるものの、日中は真夏の日々! 
猛暑でなかなか疲れが取れない日々は家で映画に浸るのも良し…

本日は1962年度アカデミー外国語映画賞とヴェネツィア国際映画祭特別表彰に輝いた 『シベールの日曜日』を観る。
初めてみたのは中学生の頃@自宅のテレビだった。
アンリ・ドカエによる冬の木立や湖面が墨絵のように美しかったこと、12歳という少女シベールの年齢設定になぜか居心地の悪さを感じたことを覚えている。
時を経て見直すと、作品を貫く二項対立的な構図と社会的弱者の声にならぬ痛みがひりひりと感じられた。
インドシナ戦争、キリスト教的でないとして少女の名前を変えてしまう指導者の傲慢さなどなど、悲劇の根は深い。
.................
2日(木)
ヒッチコックの『フレンジ—』(1972)は公開当時に劇場で見たけれど、あまり印象に残っていない作品。
40年の時を経て見るとそれなりに楽しめた。
とはいえ、ゴミも生活の臭いもさらけ出した「リアリズム」は、G・ケリーをはじめとするクール・ビューティーを好んでお洒落に演出したヒッチ監督には似合わない。
本領発揮とは言えなくて、後味はちょっぴり虚しく淋しい。
...............
3日(金)
本日は『華麗な関係』(1977)を。
耽美派と言われたロジェ・ヴァディム監督がラクロの『危険な関係』をリメイクした作品。
独自の世界観で一世を風靡したヴァディムにしては、あまりにも凡庸で華麗とは程遠い…
S.クリステルも???で、これまた淋しい作品。
彼が発掘したバルドー、A.ストロイベルグ、ドヌーヴ、そしてJ.フォンダと創り上げた世界のなんと素晴らしかったこと。まさに奇才とミューズの幸せなマリアージュ。
彼女たちと創り上げた世界には遠く及ばぬ晩年の作品は、昨日に続いて哀しい後味。
長年の蓄積がキャリアと比例しない創造の世界も厳しい。
.......................
4日(土)
介護疲れで体調不良の母を労う。
ひたすら休んで体力の回復に努めてね。 

2010.9.1 [水] 

新しい月の始まりは大安なり。
それにしても暑い。洗濯ものを干すだけで汗が流れる。

7月にお願いした単衣が届く。
いつもながらの丁寧な梱包とプラスαのお心遣いに感謝。
さっそく紐解いて、ひとりでにっこり。
繊細ながらさりげない主張のあるぼかしが美しく、
さまざまな帯を引き立ててくれそう。
大切に着てゆこう。
嵐の8月が過ぎて、お一日にこのきものが届いたことで
心の疲れが癒される。眺めているだけで、じんわりと心が暖まる。
.............
これまた久しぶりの映画観賞@自宅は1967年制作の
『世にも怪奇な物語』。
ジェーン・フォンダがバービー人形みたいに美しい第一話。
アラン・ドロンの美貌に潜む残虐さと愚かしさをえぐりだした第二話。
テレンス・スタンプの怪演(快演)が見事にハマった第三話。
E.A.ポーの原作を各監督が俳優の際立つ個性を活かして染め上げた
三つの物語は鮮烈な印象を与えて、40年余を経ても色褪せないのはさすが。
きものと映画が好きで本当に良かった♪

2010.8.31 [火] 

August is a wicked month...『8月はいじわるな月』は、その昔読んだアイルランド出身のエドナ・オブライエンの小説のタイトル。
突然激変した父の在宅介護、そして月末の入院、某訃報などなど、嵐のような今年の8月を振り返ったらふと浮かんできた。

在宅介護に一区切りついて先週末は箱根へ。
当初は両親も一緒に出かける予定だったので複雑な思いは断ち切れないが、ほぼひと月休みなしで朝から晩まで実家に詰めていたので、まさに命の洗濯となる。

そして本日は母のお使いを兼ねて、玉川高島屋へ。
開催中のこちらに駆け込む。
暖かさと凛々しさがじわーっと感じられる作品に触れ、その作り手の一人であるエツコさん+デザイナーの方との談笑は、枯れ木みたいな私への素敵な給水となる。
楊柳の絹のストール・真田を連れ帰り、幸せな気分に浸る。

私にはいじわるだったこの8月も今日で終わり。
『9月になれば』という映画もあったっけ…

2010.8.26 [木] 

自宅・実家・クリニック・病院が近いので、最近は半径1.5�`が生活圏。便利だけれども閉塞感もあります…

昨日は探し物があって実家の各部屋を探訪。
そしてまるでふさわしくない某所でK子さんのものと
思われる下駄を発見。
理路整然と片付いていない実家は問題山積だけれども、
このような意外性にも富んでいるということで…
今日のところは許す(笑)
肝心の探し物も見つかって、まずはめでたし。

とても大振りな朱塗りの下駄は銀座ぜんやさんのもの。白の鼻緒はビニール製。小雨の日に使ったのかな。角ばっていて男物かと思うほど大きい。
もしかするとホントに男物かもしれない。でもこの色…
今となっては確認のしようもないけれど、乾ききった心にちょこっと給水された気分。

2010.8.24 [火] 

いつの間にか八月も残り少なくなっている。
酷暑はいつまで続くのか…

21日(土)病院で処置(カテーテル)+点滴
     介護用品買い出し。
     勤務後に息子帰宅。久しぶりの外食は最高の気分転換になる。本日の労いは箱根地ビール「足柄茶仕立て」美味なり。
疲労がピークの先週はビールを飲む気力さえなかった。
少しは心身の消耗に慣れたのかな…
22日(日)Aも交えて介護の傍らの談笑
23日(月)主治医と今後の相談・確認
24日(火)状況激変の説明と指示を求めにKクリニックへ

2010.8.20 [金] 

楽しみにしていた暑気払い@銀座の日。
キャンセルの連絡をすると、みなから励ましのメールが届く。ありがとう!

この夏は父の思わぬ激変で7月下旬から外出はなし。
せめてネットで目の保養&気分転換。こちらの夏の葵バッグ、涼しげで素敵だわ♪

2010.8.19 [木] 

日々、想像だにしなかった変化に遭遇する。
いつか振り返る時、自分はこの夏をなんと形容するのだろうか…
ベランダのホワイトプリンセスが可憐な花をつけていることに気づき、しばし幸せな気分に浸る。
.................
16日(月)
訪問看護開始。ケアマネ打ち合わせ。
17日(火)
訪問看護による処置+契約。
ベッド+キャスター導入
18日(水)
K医師訪問診察。介護認定
ケアマネ打ち合わせ
ドラッグストア買い出し
19日(木)
病院で処置
ケアマネ、訪問看護師との連携で無事帰宅。
母の体力は限界と見える

2010.8.15 [日] 

介護の重圧は想像を絶するもの、そして
心身の疲労の蓄積との戦いでもあります…

13日(金)
母と二人三脚でそれぞれの用事を済ませ、見守る一日。

14日(土)
弟と三人で病院へ。
親身に相談に乗ってくださる主治医のおかげで、
月曜から(見切り発進で)訪問看護サービスを受けることに。
父の点滴中に、担当者との面会もできた。
月曜の午前にはケアマネと三人で実家を訪問してくださるとのこと。
暗闇に一筋の光が射した午後となる。
「人」に恵まれるか否かで、その後の人生は大きく変わることを痛感する。感謝!

2010.8.12 [木] 

本日もフル回転。

某所で負の化石のようなスタッフに唖然。
当然のこと本人への注意+報告。

緊張を強いられることばかりでへとへと。
代休の息子と早退の弟も合流して何とか乗り切る。
家族に感謝の父の笑顔がうれしい。

2010.8.11 [水] 

昨日は午前、午後とフル回転。
今日から夏季休診に入る主治医と休診中の対策を練る。
どうにか乗り切る目途がついて一安心。

老いや介護から目をそらさず、真摯に向き合うことが大切だと痛感する。
被介護者の運命はある意味で家族と主治医の手にゆだねられる。
この重みを心にとめて行動しなければ。
とはいえ、これは実家が近く在宅の仕事だからできること。
どちらかが欠けていたら、今のようにはとてもサポートできない。
この状況に感謝するとともに、大変な状況で介護を続けるMさんやHさんにエールを送る。

今月の日記は病気とケアのことばかり!
そんな日々の中で、箪笥を開けてきものや帯を
愛でるひとときはかけがえのない宝のよう。
絹の力でしょうか、愛でていると心が穏やかになり
パワーがみなぎってくるのです!

2010.8.9 [月] 

ほっとすること、心配なことがひとつづつ。
日々、思うことあり。
考えなければならないこともあり。
反省しつつ前向きに。

本日の労いビールは「箱根ビール・春めきペールエール」
イギリス伝統の淡色ビール。華やかでフルーティーな香りとホップの強い苦みが特徴です。←缶の記載より
美味しかった♪

2010.8.8 [日] 

このところ父の消耗が激しくて実家に通勤状態。
理解が定着しなくなってきているので、何かと難しい。
「尊厳」を心にとどめてサポートすることに。
猛暑の間は母との二人三脚が続く予感。
.........
偶然発見した「ボクらの時代」@フジテレビで藤原竜也さん、中村勘太郎さん、
高橋大輔くんがトークを展開中。
それぞれの個性が際立つ和装がカッコよかった。
白地に麻の葉がさわやかな藤原くん、濃い地色の伝統柄にブレスや指輪で
個性的な味付けの大輔くん、ただ一浴衣ではなく夏きものが落ち着いた
風情の勘太郎さん。
みなさん伝統の良さが際立ってお洒落度高し!
ギャルたちも、藤原クンの着こなしや大輔くんのアクセ使いをお手本に、
モダンな浴衣姿を演出したらいいのに♪
.................
以下、振り返り
5日(木)
前日の歯の治療後、調子が良いと思っていた父の具合がよくないので、
帰省中のR子ちゃんとのアポをドタキャンする(涙)。
なんとか2階の自室から出ようとしない父を階下で休ませることに成功。
夕方までぐっすり休んだ父は、何事もなかったかのように回復して安心する。
母も私も心身ともにぐったり疲れた一日。

6日(金)
勤務を終えた息子が久しぶりに一泊する。
若者がいるだけで家が華やぐ(笑)
たくさんのおみやげ、楽しい報告ありがとう。

7日(土)
今日の父はクーラーの効いた部屋で、ごく普通に過ごしていた。
久しぶりに孫を見て笑顔がこぼれる。
息子には力仕事を手伝ってもらい感謝。
夕方駅まで送る。一泊だったけれど、栄養補給はできたと思う♪

2010.8.4 [水] 

息子が高校生の頃から飼っていた愛鳥一家の最後の一羽が
巣の中で眠るように旅立っていた。老衰だと思う。
いつだって別れは辛い。
でも年齢から覚悟はしていたので、今回は笑顔で送り出してあげられそう。
ちっちゃいのにワイルドなキャラのKタン、
長い間、愛と癒しそして笑いをありがとう!
...........
父は模範的な患者として治療を受けました。
長い間、「何でもない」と強がっていた患部の
レントゲンを撮ると、それはもう大変なことになっていた。
体調その他を考慮して、現時点でのベストと思われる治療を受けて
母とともに我が家に連れ帰る。
お昼は一緒に食べようと用意した、数種の野菜を柔らかくなるまで煮込んだ
スープを「美味しいねえ」と飲み、ピラフや浅漬けもちょこっと
だけど食べました!
その後もご機嫌で、いつになく雄弁。
昨日までとは別人のようでした!
I先生&スタッフの皆さま、ありがとう!!
.................
両親を実家に送り届けて帰宅。
「ただいま!」と言うと「ピィ」とこたえてくれた
Kタンはいないんだ… 猛烈に哀しくなりました。

2010.8.3 [火] 

連日の猛暑、特に高齢者には酷ですね…

地元の某スーパーに山積みされた図に違和感を覚えながらも、
ワタクシは「買える」ラッキーエビスを歓迎したのですが…
Tくんいわく「ラッキー度数が下がった!」。
言われてみればその通りかも(汗)
............
実家の父のことで母とKクリニックへ相談に行く。
昨年末の健診から4�`ほど痩せてしまった父。
もともと食が細いのだが、最近は表現のしようがないほど食べてくれない。
水分補給にも一苦労。
主治医にアドバイスをいただき、弟にも連絡してこの夏を乗り切るための対策を練る。
明日は父本人の了承を得て予約を取った歯科医へ連れていく予定。
素直に車に乗ってくれますように!

2010.8.2 [月] 

今日も朝から蒸し暑く、ちょっと動くと身体がべとつく。
家事・仕事が一段落してNHKの「涼! 絞り染め浴衣」を見る。
服部家の庭先では熟練職人による「突き出し鹿の子絞り」「巻き上げ絞り」
「杢目縫い絞り」の実演と説明。
それぞれのこだわりを絞りで表した町内会の浴衣お披露目、
雪花絞り工房訪問など、盛りだくさんの内容。
珠玉の技が生み出す素敵な浴衣の数々を楽しむ。
リズミカルかつ力強く布を絞ってゆく三人は、みな女性の熟練技術者でした。
見事な手仕事に暑さも忘れて気分爽快♪
...........
息子より連絡が入り、昨日のイベント@屋外に出向いたと言う。半病人の身で!
現在配属の部署で、今後この企画に立ち会う機会はないかもしれないからとのこと。
若さは無謀を熱意に換える…?

2010.8.1 [日] 

夕方、母を乗せて駅前まで買い物に行く。
そしてゲット♪

相変わらず暑い一日だったけれど、5時を過ぎると風がほんの少し涼しかった。
まわりでも体調を崩す人が続出。
どうぞ皆様もご自愛くださいませ!

2010.7.31 [土] 

早いものでKくんの結婚式から一週間が過ぎた。
そして気付けば今月も最後の日。

お昼過ぎに、N子叔母さまから「お暑い中、涼しげなおきものでありがとうございました」とお礼の電話をいただく。
やはりきものは印象的なのね♪
当日も洋服のセンス抜群の叔母さまに「素敵な色合いで涼しげだわ」とおほめいただいたので嬉しい。
...................
この春、家族の事情で名古屋に引っ越したR子ちゃんからへヴィなメールが届く。
帰省中に是非会いましょう!と返信し、心穏やかに過ごせる時間が増えることを祈る。
....................
夕方、息子より電話あり。
勤務中に突然の高熱で早退し、近くの医院で検査すると特に悪いところはなく、
熱中症と栄養不足とのこと(涙)。
数日前に「若くても熱中症を侮らないでね。食事にも気をつけて!」と伝えた時は
「大丈夫!!」と元気そうだったのに。
点滴でそれなりに蘇ったそうだが、楽しみにしていた明日のイベントは微妙…
お見舞い=食事サポートを申し出るも、大丈夫と固辞されたので、
電話を受けるや煮込み始めた野菜スープは自宅の夕食となる。
そんなこんなの合間には(逆か?)仕事に励む一日となりました。
画像は夏にぴったりと求めたガラスのお香立て。
目に入るものは少しでも涼しく…!

2010.7.29 [木] 

久しぶりの雨、そして気温も上がらない本日は、
午後からお茶のお稽古へ。
盛夏用だという瓢棚がとても涼しげ。
来月はお休みなので、いつもより気合いを入れてお稽古に臨む。
相変わらず課題が見つかるばかりですが…

時折雨風が激しくなるので、濡れることを覚悟して出かける。
きものは、これまた決して自分では選ばないであろう、大きな破れ麻の葉柄の縮でK子さんから譲られたもの。
かなり着こんであるので肌触りもよくて着心地は抜群。
このような古いきものを自分で仕立て直せたら、どんなに良いかしらと痛感した。

K子さんの破れ麻の葉柄の縮
麻の半幅帯にIさんのお義母さまの帯締
右近下駄に網代の籠バッグ

2010.7.27 [火] 

口腔外科手術の入院以来、生まれて初めての早寝早起きが続き、最近は朝刊の配達を待つほどに(笑)

25日(日)
両親を自宅に呼んで、昨日の結婚式の画像、おみやげのお菓子、お花のお披露目など。
父はずっと自宅の庭以外は外にでようとしない。
お食事や近くへの買い物にどれだけ誘っても、今年に入ってからは首を縦に振らない。
今日もどうせ「俺は行かない」の一点張りだと思っていたので、素直に車に乗ってくれてびっくり。
低姿勢でお願いしたのが良かったのかな(笑)
おみやげのお菓子をいただき、写真を眺めて、しばし親戚の話に花が咲く。
当日のテーブルを飾ったアレンジメントの1ブロックをいただいたので、花好きの母に分けてあげる。
稀に外出してもすぐに「もう帰る」と言いだす父が、長時間滞在したのも驚きで、今回の「父を外に連れ出す作戦」は大成功でした♪

26日(月)
土用の丑の日なので鰻を用意しようと思ったが、二人ともそれほど好きではないので、鰯のかば焼きと野菜の炊き合わせを持って実家へ。
普段は穏やかだけれど、一度気分を損ねると誰がどう頑張っても他人の言うことを受け入れない父。今でも娘である私には、あらゆる面で負けたくない母。
両親のプライドを傷つけずに、適切な生活を送れるようにサポートするのはとても難しい。
.................
土曜日に着たきものや帯を点検して仕舞う。
シミもなく無事でした♪
両親のことで意気消沈気味のところへ息子から電話。
元気な声に蘇る。

27日(火)
今日も朝からカンカン照りで暑い!
何をしてもしなくてもどうせ暑いこんな日は掃除(笑)
カーテンを洗い、網戸を拭いて一汗かいた後のシャワーの気持良いこと。
これが夏の醍醐味と言い聞かせる
ビールを飲みたかったけど、昼前なので我慢。
誘惑にまけなかったので午後から車で買い物に行く。
今日も実家に立ち寄り、エビオスと野菜ジュースを届けがてら両親の様子を確認。

2010.7.24 [土] 

本日は、一番年下のいとこの結婚式・披露宴♪
チャペルでの挙式、記念撮影、披露宴というオーソドックスな流れだけれど、
こじんまりしたお祝いのため、両家の皆さまといろいろお話できて、とても素敵な一日でした。

35度を超えれば何を着ていてもどうせ暑い!←今夏のモットー(笑)
健康の観点からはマズイのかもしれないけれど、昔から「汗だく」知らずの体質+自宅からホテルまで歩くところはほとんどないので、家からきもので行きました。
36度の本日も、汗がにじむこともなく無事に帰宅。
タクシーのドライバーに「この暑さでおきものをお召しとは立派です!」と
おほめいただくおまけつき(爆)

控室でいただいたカクテルから、メイン、高齢者の多い参列者の誘導まで、
老舗ホテルのお味と心遣いはさすがでした。
爽やかな美男美女カップルの笑顔溢れる門出に皆が幸せのお裾わけをいただきました。

淡いブルーグレーの経絽江戸小紋(竹柄)
乳白色に淡いエメラルドの雲柄の二重紗帯(三風魯)
幾何学的な透かし文様の生成色の絽半襟(K子さんより)
銀の二分紐に祖母の形見の翡翠の帯留
桔梗と流水の地模様の淡いブルーの絽帯揚げ
水晶の簪(氷花)
数種の葉をあしらった優雅な扇子(アトリエkinami)
淡いクリーム台に鈍い金糸の名物裂鼻緒の草履(ぜん屋)
hiroko hayashiのバッグ(girasole)

2010.7.22 [木] 

今日も朝から暑いこと!
 
ポストに涼しげな暑中お見舞いを発見。
こちらからのお知らせでした。
これはゲットしなくては♪
エビス会のみんなにも知らせましょう!
.................
夜、息子より電話あり。
久しぶりにジジババに電話したら大喜びだったと♪
しかし「お婆ちゃんは予想以上に元気だけど、お爺ちゃんはちょっと…。
一杯飲んだ後っていうのもあるね。今度帰ったら顔を出すよ」とのこと。
確かに晩酌後の父は、夢の世界を漂っている感がある。
だんだんと夢見心地の時間が増えているのは事実。
いずれにしても、今日は可愛い孫からの電話で猛暑で消耗した気力体力が蘇ったことでしょう。

2010.7.21 [水] 

午前中はR子ちゃんと、24日のKクンの結婚式のことで打ち合わせ。R子ちゃんは高齢のお母様の付添的な役割で、私は両親の代理で出席するので、お互いの心得などを確認。

その後、仕立て上がりの連絡をいただいた帯を受け取りに銀座へ。
愛用の小千谷に八寸帯で出かけると、お店の方に「涼しげですね」と声をかけられて素直に喜ぶ♪
都心の午後3時過ぎは35度ほど。
さすがに筒袖に麻のきものでも涼しいとは言えないけれど、35度超えではきものだから暑いとも思わない。

そして仕立てあがった帯とご対面。
なんと美しい! そして絽小紋から小千谷までしっくり合ってしまう万能ぶりに感激♪

こちらで桔梗の地模様の絽の帯揚げ(@sale)と結婚式におろす足袋を求めて帰宅。
昨年の今頃は口腔内の(超)不具合で、夏のきものを着るどころか外出さえ控えていたので、健康で移動できることに改めて感謝の一日となる。
...........................
小千谷縮に八寸名古屋帯(母の箪笥から)
麻の葉と紫の絽の帯揚げ
伊藤組紐の真田二分紐(紺に安良筋)+KURAさんの帯留
舌切雀の扇子(アトリエkinami)
籠バッグ
更紗のパラソル
胡麻竹の右近下駄(雀の鼻緒)

2010.7.20 [火] 

8周年@葉山のアルバム拝見。
ゆったりとした空気が伝わってくる素敵な画像をありがとう♪

雑事多々ありでくすぶっていた週末日記:
17日(土)
猛スピードでひと仕事終えて、午後から外出。
20代の頃は自分のモノ中心、30代は子どものモノ中心、40代からはキッチンン周りのモノを求める我がsale変遷記(笑)
本日の戦利品(笑)は、こちらの小ぶりなおろし金+繊維を取り除くための小さな竹のヘラ。
自宅でお昼を食べる機会が増えたので、ちょこっとおろしを作るミニサイズは大活躍の予感♪ 
若いスタッフが勧めてくれた竹のヘラは形もお値段も可愛すぎ。それでもしっかり10%off♪
帰りは無料バスサービスを利用した。
買い物を終えてバスを待つ人々への整列指示、溢れそうな車の整理などなど、猛暑の中、てきぱきと指示を出す若い男女スタッフの姿に感謝! 
ブランドイメージは、こんなところでも高まったり裏切られたりするもの。
今日のスタッフの奮闘ぶりはもちろん前者です。

18日(日)
雑事を済ませて実家へ。
弟も合流して沖縄在住の従兄から送られたパイナップルとパパイヤをいただく。
大変美味なり。この甘さは今朝のテレビで見た石垣パインではないかな? 確認してみよう。
パパイヤも素晴らしい味と香りでした♪ 
Rくんありがとう!
......................
極度の用心深さから目を離すとすぐに窓を閉めてしまう父。家の中でも熱中症で倒れる危険があることを繰り返し伝えるも、理解=行動に結び付かなくなってきた。
両親の場合は、冬よりも夏の暑さの方が消耗が激しく、体調を崩す危険に満ちていることを再確認。
冷房嫌い、水分補給は不要との思いこみ、etc.
長い人生の中で刷り込まれてきたこと、かたくなに拒むことがあり、こまめな水分(ポカリ)補給、換気、などごく単純なこともすんなりと受け入れられなくなっている…
...............
帰宅して受け取った資料を確認すると、肝心な頁が抜けてますよ〜!
どうして確認なしの「最終版」を配布するのか理解に苦しむも、今回は手遅れになる前に気付いてよかったということで(苦笑) 

2010.7.15 [木] 

本日は先生のご都合&私の体調不良によるお休みがあって、久々のお稽古。
先生が長野にお住まいの頃に作っていただいたという
檜の吉野棚がとても涼しげ。
今日もまた、数々の愚行(汗) 次こそは…!

超初心者の頃に勧められて手に入れた小千谷縮は、涼しくて着心地がよくて、着るごとに愛着の湧くきもの。ご次男のお見立てに感謝♪ 
桔梗千鳥の帯は、夏もきものを着たい!との思いが高まった頃に
こちらで求めたもの。
時代物でやっとお太鼓ができるほど短いけれど大好きな一筋♪

メモ
小千谷縮に紗の桔梗千鳥柄の名古屋帯
絽の桔梗飛び絞り帯揚
Iさんのお義母さまの帯締
麻のトートバッグに下駄

2010.7.14 [水] 

昨日から某議事録の確認などで籠る。
背景の異なる多くの人が関わる組織運営の
難しさを実感。まして私はリーダーでもないし…
人柄も実務経験もなにもかも温度差ありすぎます!!
このズレをどう埋めればよいのか考慮中。

2010.7.13 [火] 

週末の振り返り

10日(土)小田原で息子と合流し、磯料理・活魚料理のこちらでお昼を食べてから家族で箱根へ。
非力な息子の愛車、箱根の山道をよく頑張ってくれました(笑)
姥子は下界とは別世界のような涼しさで、湿気という言葉を忘れるほど快適! 
こちらのお湯も癖がなく、長湯をしてものぼせないのがうれしい。
ひぐらしの声を聞きながらつかる露天風呂は風情があって最高でした♪
じっくり温泉につかった後はマッサージ機も独占できて(笑)大満足。 
日頃の疲れがすーっと取れました。
新鮮な食材がうれしいお夕食の美味しさにも感激。
ルームナンバーのプレート、テーブルなど
館内のあちこちに寄木細工があしらわれ、
地元への愛を感じて暖かい気分になりました。
息子よハッピーな時をありがとう!

11日(日)
最近、早寝早起きのワタクシ、朝湯も一番乗りでした。
温泉を楽しんだあとはお庭を散策。
美しいアジサイ、可憐なホタルブクロなどの草花を眺めながら周囲をひとまわり。
お腹もすいてきたところでいただく朝食も美味しくて、みんなでにっこり。
曇り空の中、ちょっぴりだけ顔を出した富士山を見たり思い出の場所を訪ねたりして帰路につく。
こちらでおみやげを買ったついでに、箱根地ビールを一杯♪ 運転手がいるって幸せ(笑)

やっぱり温泉はいいな♪ 年齢を重ねるごとに、その魅力が身にしみます。
帰宅しておみやげをつまみにビールを飲んでいたら睡魔に襲われて9時ごろ寝てしまった。

12日(月)
予定外(笑)の早寝が幸いして午前3時に目が覚める。
いよいよ決勝戦♪
無敵艦隊スペインと悲願の初Vをかけたオランダ戦。
素人が見ても明らかなプレースタイルの違いが面白く、120分はあっという間に過ぎてしまった。
歴史の一頁にその名を刻んだスペイン、優勝おめでとう!
.................
夕方、実家におみやげを届けに行く。当初は両親も一緒に行く予定だった今回の箱根行き。
高齢の父が参加を拒否(笑)したので、お留守番となっ母は写真を見ると改めて残念そう。
可愛い孫のお誘いだったので、無念の極みといったところ。
元気だけれど移動は億劫(家以外で寝るのがイヤというのも)という父の言い分、自分は出かけたいものの、やはり心配で父を一人にはできない母の葛藤(大袈裟だけど)のどちらもわかるので、ちょっと辛い。
これからは、二人の気持と体力のズレを上手に埋めることが必要だと痛感する。 難しいなぁ…

2010.7.9 [金] 

本日は術後3ヶ月の検査・診察。
二度も切って縫ったので、多少のツレ感があり、開窓した穴はまだ完全にふさがらない。
でも削った顎の骨は再生してきたし、問題はなく経過は良好♪
患部のツレた感じも半年ほどでなくなるとのこと。
9月末のチェックで問題がなければ、年内に残る親不知も抜いてすっきりする予定。
本日のドクターは、何故かマスク無し。
さらに麗しくて目がハートになってしまったわ。

検査・診察後は銀座でダイブしてハッピーな一日となる♪

2010.7.7 [水] 

哀しいお知らせのあとに嬉しい報告もあり、バタバタと日々が過ぎている…

昨日は産地見学会に参加。
黙々と作業を続ける方々の姿を見ると、染や織が孕む人々の思いと
気の遠くなるような時間が、鮮やかな「現実」として浮き上がる。
資料を読むことは好きだけれど、現場で見て聞くと、机上の空論的な
知識が急速に血となり肉となる感じ。
ビバ・フィールドワーク♪
湿りがちな心も晴れる、楽しく貴重な一日となりました。
.............
今日は七夕☆
午後からは強い雨のおかげで涼しくなる。
午後5時過ぎ、雨脚が弱まってきた。
窓から入る風が爽やか。
二人は会えるかな?

2010.7.3 [土] 

昨日までの蒸し暑さは一休み。午後からは涼しさを感じる。

ある訃報にやるせない思いが募る。
彼女の無念と哀しみはどんな言葉にも
癒されることはないと思う。
せめて時の流れが助けになりますように。

2010.7.1 [木] 

「PKを失敗した駒野を責めないでほしい。駒野も自分を責めないように。PK戦はサッカーではない。」(オシムの目@朝日21面)。
................
夕方から友人とお食事の予定なので、メトロパスを
利用して地下鉄で移動する。
まずはスパイラルへ。
三渓園とはまた違う輝きを放つアトリエkinamiの世界@表参道。
すっきりとしたディスプレイはビルの谷間に
凛とした風を運んでくるよう!
三渓園で連れ帰り損ねたムガシルクの鼻緒を選び、
鳥好きには見逃せない「舌切雀」の扇子をいただく。
裏面にはお化けたち描かれている渋くてお茶目な扇子です。

日本橋三越で目の保養をしてsaleをチェックするも時間切れで広尾に移動。
今夜はYさんお勧めのAQUAVINOへ。
四人で飲んで語って夜は更けて…
同時代に同じ国に生まれても歩む道のなんと違うことか…! 
ワケあって心から楽しいとは言い難い集まりとなったのが残念。
メモ:Anthonia シチリアの白辛口
..................
帰宅して、鼻緒と扇子に癒される♪
いよいよ7月。今年は薄物を存分に楽しめますように!

2010.6.30 [水] 

対パラグアイ戦、日本選手の平均走行距離は9.8�`とか。
120分走って守って攻めた後でのPK戦は苛酷…
終わってみれば紙一重の差でベスト8を逃すも、
日本チームの団結力は感動的でした。
PK戦の前に選手、スタッフ全員が円陣を組む姿はとても美しかった。
感動のとどめはキャプテン長谷部のコメント。
チームメイト、スタッフ、サポーターへの感謝の気持ちを述べた後で、
これからは各選手が所属するJリーグの試合にも足を運んでください、という心遣い。
ダイナミックな死闘と細やかな配慮に感動の深夜となりました。
岡田ジャパン、ありがとう!

2010.6.27 [日] 

都内オフ会のアルバム拝見。
お店も皆様の着姿もとっても素敵♪
朝からハッピーな気分になりました。
..............
某総会へ。
蒸し暑い屋内での2時間は辛かったけれど、議案書だけでは見えない問題を認識できてよかった。
.................
夕方、買い物のお迎えに実家へ。
すると母が「こんなものが出てきたわよ。」と珊瑚の帯留を持ってくる。
「松竹梅ね」「見事な彫ねぇ」など二人でワイワイしていると父が出てきて、
「これはお袋がしていたものじゃないかな」と。
美人薄命を絵に描いたような父の母。
母も私も会ったことはないけれど、残された写真を見ると、きものも洋服も
センスがよくて素敵な女性。
身内ながら秘かに憧れの存在です。
もしおばあさまが使っていたものだったらますます嬉しい♪
帰宅後、早速お手入れすると見事によみがえりました。
身につける日が楽しみ!

2010.6.26 [土] 

菅夫人のきもの姿、さりげなくて爽やかな装い♪と見ていましたが、
帯の柄までは確認できず。
キイさんとこの帯なのですね! 祝 サミットデビュー♪
八周年を祝う都内オフ会と重なる素敵なニュースです。
うれしいことを即時に共有できる真楽情報網にも感謝☆
雀さんとカンムリウミスズメ親子@画像も喜んでいます♪

2010.6.25 [金] 

地元の駅前ですくすく育つ雛三羽。
カメラを向けていたら、次々と人が立ち止まって巣に注目。
写メをとったり、可愛いね!と言い合ったり♪
今日は朝から良い気分の一日!

2010.6.25 [金] 

やった〜!!
3対1でデンマークに勝利☆
観戦中も試合後も気分爽快。
こんな試合が見たかったのよ♪

トルシエ氏が「自信と誇りに溢れ、
退場者もないフェアプレーでの勝利。
まわりへの感謝も忘れない日本選手たちの
姿をフランス人に見せたい」と発言!
パラグアイ戦も楽しみです♪
...................
午後からは友人と浅草へ。えりの高砂屋さん、文扇堂さんなどを巡る。
私はうそつき作成用の袖なし襟付き襦袢と、洗える絹の半襟を購入。
友人たちも、それぞれ必要なものを購入。浅草を提案したことを喜んでいただいた。 
カラっと晴れた本日、浅草はたいへんな賑わい!
活気のある町っていいな♪
....................
気温は上がるも湿気が少なくて、きものに優しい一日だった。
日本の夏じたくでいただいたKURAさんの帯留は
二分紐に通してもバランスがよくて好評です♪

メモ
母の夏大島
夏八寸帯
伊藤組紐の真田二分紐+KURAさんの帯留(デビュー)
橙の飛び絞りの絽帯揚げ
麻の長襦袢+絽縮緬の半襟
雀の鼻緒の胡麻竹右近下駄
籠バッグ 

2010.6.24 [木] 

私の中では、デンマークといえばゴダールのミューズアンナ・カリーナと童話のアンデルセン。
それからレゴもデンマーク産♪
今夜はライバルだけど、訪ねたい国ベスト3に入るデンマーク。
気持ち良い試合で日本が決勝トーナメントに進みますように!

2010.6.22 [火] 

地元駅前のカーネルおじさんが、サムライブルーの
ユニフォームを着ている。ワケもなく嬉しい。
................
蒸し暑い本日は、久しぶりに都会へ。
糸交換を済ませたネックレスを受け取った後で、私にはあり得ない即決。
とはいえ、ずっと欲しいと思っていたものなので衝動買いではありません(笑)
対応してくださったスタッフが丁寧でとても感じがよく、いつか手に入れるなら今日にしようと。
リボンのかかった小箱はいくつになってもうれしいものです♪
......................
夜はSさんの弟さんの隠れ家的なバー@白金へ。
お酒とスイーツの関係に思うところあり、仏での修行後に、オトナのために開いたお店とのこと。
カウンターのみの小さなスペースにこだわりが凝縮してフードもドリンクも美味、居心地満点。
バンブー、ミントジュレで生ハムやチーズを楽しみ、
お勧めのウィスキーで生チョコを含むショコラプレートを。
う〜ん、贅沢な時間でした♪

2010.6.21 [月] 

cinefilの欧州女優図鑑でカトリーヌ・スパーク主演の『禁じられた抱擁』を見る。
老齢画家が若いモデルに翻弄される醜態、精神的にも経済的にも自立できない金持ち息子、おカネがすべてを操作できると思いこむ母親など、資本主義の危うさに呪縛されたような登場人物たち。
ヒロインは、そんな複数の男性の間を軽々と行き来する17歳。はたして彼女はファムファタルなのか、カネや地位に惑わさることのない無垢な存在なのか?
映画ではすっきりしないので、モラヴィアの原作『倦怠』を読みたくなる。

ヒロインを演じたカトリーヌ・スパークはスレンダーな肢体と癖のない美貌の持ち主。
さりげない前髪のヘアスタイル、シンプルなドレスにバレーシューズや大き目のバッグという装いは、今見ても違和感がない。
ジェーン・バーキンとも重なる植物的な魅力。
ただ、綺麗な花には棘がある。その中に危険因子が組み込まれているような危うさがヨーロッパの女という感じかな。
『太陽の下の18歳』と『狂ったバカンス』も見てみよう。
..............
久しぶりのちくちくも。
プレゼント用のシュシュとロングポーチ。
口金つきのポーチはキットを購入したのに、私の設計ミスで仕上げに苦労した。
いろいろ胡麻化して何とか完成♪

2010.6.20 [日] 

@集会所がサクサクと終わり、パラグアイ対スロヴァキアを観戦中。
ワールドカップは地球儀片手にいろいろな国に思いを巡らせるのも楽しい。
子どもが小学生の時に教育効果を口実に我が家にやってきた
Replogleの地球儀。
効果のほどはさておき(笑)、今も私の佳きコンパニオン♪
..................
8周年都内オフ会、残念組です(涙)
参加できたなら…お気に入りの半幅帯を「八」にかけて「矢の字」に結んで、ミツバチトート(by 8スタ)を手に楽しいお出かけができたのに。

2010.6.19 [土] 

通るたびに気にしている駅前のツバメの巣。
親鳥の姿は確認済み。
今日は親鳥から餌をもらう可愛い雛の姿を発見する♪
今年も来てくれてありがとう!

2010.6.17 [木] 

真夏のように暑い一日。
渋谷はお昼前に31度とか!

もともと月に二回なのに前回は体調不良でお休みして
しまったお茶のお稽古へ。
この気温なら小千谷を着たいけれど、頑張って単衣を着る。
気合いは十分なのだが、単衣が手薄なのことを実証するかのごとき暑苦しい素材感(涙)
とはいえ、うそつき+絽の裾除けという手抜き土台のおかげで、見かけよりは涼しかった(笑)
しか〜し、総合評価はマイナス70点!
あの着尺への思いが更に募る…

本日唯一の清涼感を漂わせる帯締めは、多分伯母のお義母さまのもの。
銀座の「三河屋」さんの箱に入ったまま譲られた。
今では見かけない凝った組みと生地がアクセントの
華奢な細工が素敵なお気に入り。
冠が好きだけれど、たまにはこのような紐も気分が変わって楽しい。

この帯締めは幅が細いだけでなく丈もかなり短い。
これが標準的な長さなら、当時のご婦人はかなり細身だったのね…

K子さんの三越単衣
松本糸舗の八寸帯
絽のぼかし帯揚げ
年代物の凝った帯締め

2010.6.15 [火] 

祝 初戦勝利・勝ち点3♪
シュートが決まった瞬間、思わずこぼれた岡田監督の笑顔。
チーム一丸となっての喜び爆発。
いい光景でした♪
.......................
問題発生後、放置状態の実家のパソコン。
母に代わってサポートセンターとやりとりすること1時間以上。
丁寧に対応していただくも、予想どおりほぼ最悪の結末となる。
主なユーザーである母はかなりのショックを受けるも、立ち直りが早い。
私だったらもっと凹むなぁ。
さすが! というべきか(笑)

高齢者の生活を豊かにするパソコン。
楽しい+便利だけでなく、「危機管理」も徹底できるとよいのだが…
ネットの怖さetc.を実感できないので難しい。

2010.6.13 [日] 

12日(土)
19時から新メンバーによる初の理事会@集会所。
正直、休憩をはさんでの3時間半は辛い。
いろいろな意味で…
初回だからだと思いたい。
勤務後の息子が車で帰宅する。
3時間半の会議だったと言うと「寮会は深夜までのこともあったよ」と、涼しい顔。
これでもましということなの(笑)?!

13日(日)
3月に譲った車の点検(@パック加入のため当地)を済ませて息子は帰る。
運転主が変わった途端に、毎日山道をガンガン走ることとなり、車も驚いたに違いない!
酷使したタイヤを交換したとのこと。
新しいタイヤで頑張って♪ >元愛車

ワールドカップの影で存在感が薄いけれど、
プロ野球の交流戦でオリックスが初優勝!
やったね♪

2010.6.10 [木] 

母との外出予定がキャンセルとなった本日は、午後から陽射しが強くなる中、大洗濯&ベランダの鉢植えのケアに励む。

昨日は気合いを入れて、絽と麻の長襦袢+うそつきの半襟かけに励んだけれど、箪笥の中の単衣はちょっとさびしい。気になっているあの着尺への思いが募る…
....................
夜、息子よりtelあり。
勤務地のケーブルテレビとラジオの取材を担当したとのこと。
ここではテレビは見られないけれど、ラジオの方はネットでチェックできるかな。

2010.6.9 [水] 

祝ロックの日♪

全体にブカブカで借り着のようだった雨コートが生まれ変わって戻ってきた。
さっそく試着すると、これなら「私のコート」と言える♪
このコートは「これからきものを着てゆくのなら雨コートは作っておいた方がいいわよ」との母の勧めで、右も左もわからぬうちにお願いしたもの。
ずっと愛用してきたが、それなりにきもの歴が長くなると、いろいろな不具合を発見。
ダークな大島で、ちょっとハードな印象というのもしっくりこない一因だった…。
サイズ直しをお願いした際に、仕立て師さんにご提案いただき、袖と裾に少し丸みをつけることに。
結果、これが大正解で、全体にスマートでちょっとおしゃれな感じになった。
納得のお直し(笑)ができてよかったです!
初心者だったので仕方ないのかもしれないが、小さな違いが着姿に影響を与えるコート類は、仮縫いをすべきだったと反省。
「標準サイズ」ほど曖昧なものはないということも肝に銘じ、あるかどうかわからない(笑)次への教訓とする。

2010.6.8 [火] 

6日の日記で触れた、皆川さんと川島さんの記事を読んで感じたこと。
丁寧に心をこめて作られたものは、受け取る側の魂に響く。
今、自分の目の前にあるモノが作られた過程や作った人を思うと気持ちがほんわかとしてくる。
時に過酷な状況で作られたモノもあり、その場合はモノを通して「引き締まる」思いがしたり、
いろいろな状況に対して、何ができるかを考えたりする。
いずれにしても貴重なコミュニケーションだと思う。
御縁があって自分のところに来たものは、末永く大切にとの思いは深まるばかりです。
..............................
今朝は、折り込みを見てアイヌ刺繍 手鏡をつくるを体験してみたいなと思っていたら、
ぴったりのキーワードが。
さらにHASUNAの白木さんがグラン・ジュテに登場との情報も♪ 
真楽とのご縁にもわくわくします!
........................
母が長年愛用してきた藍色の夏物。
細かな蔦の模様が織り出されてなかなか素敵。
しか〜し、お手入れを怠ったために、背中の帯が当たる部分や袖口が著しく擦れて色が抜けたように劣化しているのを発見。
かなり古いものだが、いつか譲り受けたいので地元の悉皆屋さんへ相談に行く。
汗は飛んでもたんぱく質や脂質などは繊維に残って黄ばみや変色の原因になるため、夏の絹物はこまめなお手入れが必須とのこと。
でも、帯を締めれば劣化部分は見えないし、洗うだけでは変色は治らないので、「もうひと夏着てから考えてもいいでしょう」と割とのんきな悉皆屋さん(笑)。
細かいことは気にしない母にぴったりのコメントでした(爆)。
というわけで、この夏が終わってから洗い(これは必須)+色かけを検討することに落ち着いた。
焦ったのは私一人という事で…!

2010.6.6 [日] 

振り返り。
3日(木)
朝日新聞に掲載されたミナ・ペルフォネンのデザイナー皆川明氏の「物に感じる愛着」に深く頷く。
「…安い物を大量に、というだけでは生活に潤いや余韻は生まれない。生活の中で人が物に感じる愛着という気持ちが大切だろう。そういう気持ちは、作り手も感じながら作らなければならないものだと思う。」
........................
5日(土)
☆朝日の文化欄より。マーケッターの川島蓉子氏の「不況疲れ 潤い与えて」にも共感し嬉しくなる。
「本当の生活の豊かさとは何か。今こそ考えなおすべき時ではないかと思う。日本人が古来、大事にしてきた、四季に彩られた繊細な感性、器用な手先が生み出す精緻な仕事、几帳面で礼儀正しい気風などに根差したモノを、もっと積極的に提案すべきではないか」

☆息子から素敵な提案があり、親戚一同のスケジュールを調整してエントリー。抽選の結果待ちだけれども8月下旬にエビス会ができるといいな!
☆ 某所にて引き継ぎ+諸作業。
..........................
6日(日)
総会。テンポよく進行して無事終了!

2010.6.2 [水] 

本日は、30代の若い友人たちと新宿でお食事。
余裕を持って出発して、しばらくぶりの伊勢丹へ。
5階で開催中のニッポンの美しい手仕事展では、三渓園でも魅せられた荒川さんの涼しげなグラスや兵庫県の杞柳製品協同組合のバッグなど美しいもので栄養補給♪
館内をくまなく楽しんで、ベトナムの工房で作ったという水牛の角の箸置きをゲット。
レンコン型は、紐をとおして愛用のトートに添えるのもよさそう♪ 

そして夜は隠れ家のようなこちらで若い友人たちと盛り上がる。
彼女たちとは15年を超えるお付き合い。
昨年は会えなかったので、話がつきなくて久しぶりに飲みすぎ+駅からタクシー。
次からはペース配分に注意すべし(笑)>自分

2010.6.1 [火] 

しばらくご縁のなかったラッキーエビス。
本当に久〜しぶりに出会いました!
お一日から縁起がいい♪
みなさまにも良いことがありますようにお福分け。
ラッキーエビスを楽しみにしている親戚一同にも知らせましょう!

2010.5.31 [月] 

月末のプチ振り返り:
30日(日)
某所にて勉強会。いろいろな人がいる、いろいろな事が起こる。毎日無事にその日を終えられるのはある意味で奇跡と痛感する。
備忘録:初辰さん(48匹の猫)@NHK

31日(月)今月は複数回訪れた小田原。
見なれた建物や路地にも新しい発見があって楽しい。
本日は、これまで無意識に通り過ぎていた重厚な黒板塀に心を奪われる。江戸川乱歩を思い出して思わずパチリ。

用事を済ませ、散策の途中でこちらへ立ち寄る。
パナマ、竹を編み込んだもの、ホースヘアなど夏にふさわしい履物を見せていただく。
ここ数年、夏を前にするとあこがれるも着用回数を考えて踏みとどまっている夏草履。
現物を見るとやはり魅力的で心が揺らぐ…
お店の奥には可愛らしい子ども用の下駄や、かつては粋筋の方が愛用したという台の低い洒落た草履、雨用の草履などが可愛いお値段でずらりと並んでいる。
奥の一画は昭和の香りただよう資料館のよう。
特に畳や竹を用いて細工を施した女性用の下駄の台と、子ども用の胡麻竹の下駄に感動する。思わず手にしたくなる愛らしさとお値段。
ウィンドウショッピングだけでは予想もできない品ぞろえは嬉しい発見となる。
見せていただいたものをインプットして、本日は和菓子や塩辛などをおみやげに帰宅する。
いつもながら街歩きは楽しい♪

2010.5.29 [土] 

曇り空だけど予定どおりに日帰りの小さな旅。
電車で車のある最寄り駅まで行って、そこから車。
パーク&ライドの逆バージョン。
海沿いのドライブを楽しむ♪

5月も末になって冬場に食べ逃した小田原おでんを食す。この季節にはミスマッチだけど、気温もあがらない本日はおでん日よりということで(笑)
食べ応え十分のおでん、美味でした。この冬はぜひとも熱燗をお供に食したい。

真鶴界隈で2階がギャラリーというアート・カフェにも立ち寄る。素敵な空間でケーキとお茶をいただき、ギャラリーも見せていただいて満足。
テラスはペットもOK。お店のアイドルたちもおりました。
真鶴半島まで行くつもりだったけれど、のんびりお茶を楽しんだら暗くなってきたのでここでUターン。たまには特別な目的もないドライブ@助手席で景色を楽しむのもいいね♪

2010.5.28 [金] 

ずいぶん前に百貨店のデモンストレーション販売で威力を認めたドイツ製のハンガー。
必要に応じていろいろな種類を買い足してきた。
便利で頑強で、これまでは壊れたことなどないのに、昨年末に仲間入りした新顔が、スカートを挟んだ途端に壊れてしまった。ショック!
購入した百貨店に連絡して破損の様子を説明すると、交換可能とのこと。
本日、売り場で壊れた現物を見ていただく。すると修理可能でしょうとのこと。
製造元に修理に出すのかと思いきや、「お掛けになってお待ちください」と案内されて待つこと数分。
見事によみがえったハンガーを持ち帰ることができました。
製造元から部品を預かっているそうで、破損した部分を百貨店のスタッフが修理する連携は素晴らしい♪
「修理して使う」ことが当たり前ではなくなった今、この対応は嬉しい。
使い捨てが嫌いな私の心にしみる「もったいない」精神の鑑です!

その後もこちらの紫なでしこと嬉しい出会いが♪

2010.5.25 [火] 

気持ち良く晴れた本日は、沿線のSちゃん宅へ。
「テラスでバラを見ながらお茶しましょう!」とのうれしいお誘いに、ケーキと実家の母から託された「イワタバコ」の鉢を持っていそいそと出かける♪

彼女とは40年以上のお付き合い。
おたがいに○年期の悩みを抱える世代となり、本日はサプリや化粧品の情報交換+たわいもないおしゃべり。

砂粒のような個人的悩みから、地球規模の不安まで、あれやこれやと気に病むことは多いけれど、今日のように純粋に楽しい時間を持てることに感謝。
Sちゃん、いつもありがとう♪

2010.5.22 [土] 

またも真夏日の本日は、楽しみにしていた「日本の夏じたく」へ。
25度を超えるとの予報を聞いて単衣+小幅帯で出かける。

今年は受付で履物や荷物を預かってくださった。
混雑しても履物が行方不明になる心配いらず+日傘を持ち歩く不便さから解放されるうれしいサービス。

晴れ晴れとしたお天気のもと、鶴翔閣で心躍る作品との出会いを楽しむ。
生紬の着尺、印象的な半幅帯、繊細な刺繍半襟、美しいガラスなどなど… 
連れ帰りたいものがたくさん。
本日は、とってもチャーミングなKURAさん作の渋い色合いの帯留をいただく♪
染色iwasakiのエツコさんが着ていらした素敵な生紬は、
自宅でお手入れができるそうです。
「何度も洗いました」とおっしゃるきものを拝見して、
力強い美しさに目と心をわしづかみされる。

一息ついた後は、重要文化財の旧燈明寺本堂へ。
重厚ながらものびやかな空間で、キイさんの着尺と小熊さんの書のコラボを堪能する。
そして、きものも帯もご自身の作品を纏ったキイさん。
刺繍半襟・小ぶりな帯留・草木染めの帯締めもぴたりと決まってとても魅力的でした!
上布に匹敵する苧間の上麻に絞りを施した「墨絞り染め・夏きもの」。
こちらも洗って乾かす、というシンプルなお手入れで大丈夫とのこと。
キイさんが着ていらしたものも、何度も洗ったそうです。身を乗り出して間近で拝見。美しかった!
生紬に次いで、本日の目から鱗パート�Uとなりました。
 
素晴らしい空間で作り手と出会い、作品への思いや制作過程のあれこれはもちろん、お手入れ方法までうかがえる「日本の夏じたく」。
美しいものを日常に楽しむ喜び、幸せを再認識させていただきました。
お誘いした友人たちも大変喜んでくれてよかった♪
最後に、ハッピーな一杯をこちらでいただいて帰路につく。
う〜ん満足♪

結城縮(単衣)
ミンサー小幅帯
真田二分紐+ガラス帯留
雀の根付
銀の波千鳥簪
鎌倉彫下駄
籠バッグ

2010.5.20 [木] 

昨日に続いて雨でもきもの♪
今日の行き先は近場なので、会津木綿に博多の半幅帯という気軽な装いで。
本日のハイライトは雨下駄+ポップな爪掛け。
きものも帯も地味なので、いただいた爪掛けがアクセント! 

2010.5.19 [水] 

「夕方から雨」という予報よりも早く降りそうな予感。
そんな中、ワケあってきもので外出。さらにワケあって雨コート不在。
絶対に降る… ということで雨に強いK子さんの藍大島(妹)+、ぬれてしまったらお手入れにだすから許してね、と語りかけて桝蔵さんの名古屋帯を合わせる。
ガード要員として男物の大きな折りたたみ傘と大判のストールを携えて出発。
今日は歩く距離が限られているのでこれでよいかと。

予想どおりお昼過ぎから雨脚が強まるも、ストールが帯を守り評判どおり雨に強い大島は目立った被害なし。
「雨」と聞くときものを敬遠してきたけれど、適切な選択+横殴りの暴風雨以外なら、きもので外出@雨の日もそれほど苦にならないことを実感♪ 
徒歩で移動する距離にもよりますが!

メモ
水牛の角の雀の帯留
ぼかし縮緬の帯揚げ
辛子色のツボの下駄
木綿の大判ストール
mulberry・scotchgrainバッグ

2010.5.18 [火] 

帰宅する度にトホホな物を忘れていく息子。笑うしかありません。
今日は「お届けもの」を済ませた後は、気持ちよいお天気がうれしくて散策。かなり歩く♪
まずは手術の成功の御礼に。ありがとうの気持ちをこめて「幸せの鈴」を結びつける。
その後は、小田原城内の資料館(無料)に立ち寄ったり、お気に入りのお店で会話を楽しんだり。
予定外の遠出だったけれど、とても楽しい一日となる。

画像は大漁時に配られたという「万祝(まいわい)」。
江戸時代末期に流行し、背には船主の名前や定紋を入れ、色鮮やかな絵柄が描かれたとのこと。
生地は三河木綿が多く用いられ、房総を中心に、青森県から静岡県の太平洋沿岸の地域に見られる民俗史料としても貴重なもの。
鮮やかな色合いとダイナミックな図柄、そして丁寧な染が印象的!
..................
ビールのお供はこちらの「金目鯛のあげたい」と「四季木の葉」。美味なり♪

2010.5.17 [月] 

葉山の画像、とっても素敵。
なかでもKURAさん邸の佇まいは素敵すぎます♪
今年は諸々の事情があって参加できなかったけれど、来年はぜひ行きたいです。
.............................
ブレッソン監督の抵抗とジャン=ピエール・メルヴィル監督の海の沈黙
これは見逃せません。

2010.5.16 [日] 

ちょこっと振り返り。
14日(金)夜。連休中も会えなかった息子が帰宅。
母の日のプレゼントありがとう♪ 
リクエストに応えて魚づくしの食事を用意する。
小田原産の鯵の洋風刺身、イサキと茸類の土鍋蒸しをメインに。
ラタトゥイユ、ほうれん草と揚げの炒め煮、薩摩汁その他、という支離滅裂な品々を並べる。
以前より小食になったと言いながらもパクパクとよく食べる。
自分自身が小食のせいか、気持ち良く食べる人を見るのは大好き。
15日に息子を送りだしてからは家に籠って…(涙)。
..........................
今夜は「小倉遊亀・105歳長寿の日本画家が梅に託した心」を再放送で!
遊亀さんの「梅は強情」という言葉には、華やかな花を咲かせる枝や幹の力強さや美しさへの愛情があったのでは、というお孫さんの言葉が心に残る。
誕生月の「花舞小枝(はなまいこえだ)小枝の幹の色」が急に愛しくなりました。
..........................
22時からはETV特集「水俣病と生きる医師・原田正純の50年」を見る。
弱者に寄り添って行政の不備を問い続ける原田医師の姿は、文学の世界から水俣病を世に問うた石牟礼道子さんの姿と重なる。
この二人の存在なくして、水俣病は語れない。
公式認定から54年を経て、新たな患者認定が続く水俣病は終わっていない。

2010.5.14 [金] 

ちょっと肌寒いけれど今日も快晴。
私は「花舞小枝 小枝の幹の色」。
華やかな色の中でひときわ地味(笑)。
...................
映画は見なかったけれど「マカロニ ウエスタン」の頃から知っています♪
ポンチョ姿のガンマンだったイーストウッドが
こんなに長く活躍するとは思いませんでした。
スキャンダルも乗り越えて、今や名監督ですものね。

2010.5.12 [水] 

今年も綺麗に咲いたアルメリア。
ベランダの鉢の中でも思い出の詰まった大切なもの。
鮮やかな色合いが元気を与えてくれる。
.......................
睡眠と夢は切り離せないので、実際は「夢を見る」のではなく、夢を「覚えているかどうか」だ。 
その昔↑のようなことを読んだ記憶があります。
20代前半頃までは、寝付けない夜もありシュールで不思議な夢が多かった。
それから数十ン年後の最近は、基本バタンキューで夢もほとんど覚えていない。
それでもときどき、記憶に残る不思議な夢があって…
最近の傑作は、高校の制服を着た私と同級生の二宮くん(嵐!)の悲恋という切ないもの。
うっかり息子に伝えると「完全に病気だね〜」と笑われた。
ロマンや恐怖が入り混じった夢の世界は不思議ですね。
登場する人とは何らかの形で繋がっているのかな。

2010.5.10 [月] 

早いもので本日は術後一ヶ月のレントゲン撮影&診察。
長かった治療も無事に終了した。
手術前後のレントゲンを見ながらの理論的かつ丁寧なドクターの説明はいつもながらお見事。これを聞くだけでも気分爽快♪
手術前は恐怖と不安で我ながら情けない有様だったのに、終わってしまえば笑顔あるのみ。
これならば残された不安分子=左の親不知も抜いてすっきりと老後を迎えたいので(笑)、時期を見て麗しのドクターに処置していただくことにする。
それにしても今回の通院・入院・手術が快適だったのは、ご紹介くださったSちゃんご夫妻のおかげです。 
持つべきものは良き友なり♪ 本当にありがとうございました。
.........................
病院を後にしたワタクシは10ヶ月も悩まされた不具合完治を祝して、こちらで二本立てを観賞。
『ミレニアム』はぐいぐい引き込まれる展開が心地よい作品。暴力に屈しないヒロイン、リスベットの闘う姿は『愛より強く』のシベルとも重なる。
強い女性というよりも、強くならざるを得ない状況そのものが作品に深みを与えている。
ハリウッドのド派手さとは異なるインパクトで、続編も楽しみ。
『ミレニアム』の後で見た『ウイニングチケット』は、
『暗い日曜日』と同じハンガリー映画なので期待していたけれど、
訴えるものがややぶれた感じがしてちょっと残念。
.......................
完治祝い@自宅の画像=ギネス+患部を洗うための器具のツーショットはちょっと怪しい(笑)

2010.5.9 [日] 

今日は母の日。
真楽にも心暖まるエピソードが!
...............................
ちょこっと振り返り。
7日(金)はマネとモダン・パリ展へ。
平日の昼前なのにかなりの混雑。
4月にオープンしたこちらの展示は、区切られたスペースを巡回して観賞する形式。
移動の途中で外を眺めて一息ついたり、建物の装飾に目をやったり、作品観賞+αの楽しみも。
ゾラやボードレール、ヴァレリー、ポーなど、文学の世界との繋がりにも心が躍る。
そして「肖像画」がレトロに感じられる現代は、ちょっとさびしいと感じた。
観賞後にランチ。たくさんおしゃべりした後は、生まれ変わった東京駅周辺を散策。
なかなか刺激的な一日となる。Kさん、お誘いありがとう。
...........................
(おまけ)
「横たわるベルト・モリゾの肖像」
フジの中野美奈子アナに似ています!

2010.5.6 [木] 

連休明けの今日も初夏のように暑い。
予報によると、このあたりの最高気温は25度!
久しぶりのお稽古では、珍しい亀甲竹の花入れに魅入る。

今日のきものはK子さんのお気に入りだった藍大島(姉)。
このきものは相当着こんであるので、肌の一部のように
しなやかで着心地は最高!
いただいた時は、大胆な柄行きにたじろぎ、私に着られるだろうかと不安だったけれど、着るほどに愛着が湧いて、今やお気に入りの一枚に。
K子さんと私の人生がこのきものを通して交差するようで楽しい。

メモ
草木染め博多八寸帯
臙脂とチャコールの丸組帯締め
白地に紫の梅の飛び絞り帯揚げ
籠バッグ
鎌倉彫の下駄

2010.5.4 [火] 

本日も晴天なり。
久しぶりに、きもの友だちのSさんと横浜へ。
個性的な逸品で目と心に栄養補給した後は、
そごう10Fのこちらへ。
横浜へ出る度に立ち寄ろうと思いながら果たせずにいたので、
今日はしっかり予定に組み込んだ。
噂どおりデパートの一画とは思えぬ静かな空間!
ゆっくりとおしゃべりと夜景を楽しんで、バーの雰囲気を堪能する。
マティーニをいただきながら、わけもなくやる気がみなぎってくる
素敵な一日となりました♪

メモ
母の白鷹お召(胴抜き)
インド更紗の名古屋帯
ミントと桜色の細い縞の縮緬帯揚げ
二分紐に北斗七星
勾玉根付
タイシルクの鼻緒の三味下駄
籠バッグ

2010.5.3 [月] 

今日も快晴。
シーツやバスタオルがカラッと乾いてうれしい!

連休前半に、ひなびた温泉へ行った息子は、
渋滞に煩わされることもなく楽しんだそうでなにより。
前半は家事にいそしんだ私は、今日から少し
羽根を伸ばします。
...........................
夜は久しぶりに会う友人とお食事。
彼女が選んでくれたお洒落なエスニックを楽しむ。
若い友人が選ぶお店は、同世代の視点とは
異なって新鮮! お店選びの幅も広がって楽しい。
30代になった彼女は美少女から大人の女性へと進化している。
相方との生活も安定して、次なる目標は家族を
増やすこととか。 仕事も家庭も充実の30代に
なりますように!
................................
気温が上がると単衣が恋しくなります。
数字上はピッタリなのに、着方がマズイのか襦袢との
相性が悪いことがある(涙)。
いただいた単衣襦袢の寸法確認と試着をしておこう。

2010.5.2 [日] 

今日も気持ちのよいお天気。
予定どおり網戸の張り替えに取りかかる。
昨年、実家の網戸を総出で張り替えたので、
優れもののローラーがあれば、素人でもラクに作業できることは確認済み。

ただ、ほぼ大きさが揃っていた実家と比べ、我が家の網戸は大きさがバラバラ。
ワケもなく大きなものから取り掛かったが、これはミスだった。
だんだんと網の引き加減や角の始末のコツがつかめてくるのだから、小さなものから始めればよかった。
結局、さほど目立たないところの網戸が一番綺麗に張れたのがちょっと残念(笑)。
それでも素人芸にしては上出来(だと思う)♪

2010.5.1 [土] 

いろいろあった4月も何とか無事に過ぎ、
今日から5月。
初夏のように暑くて汗ばむほど。
ホームセンターで買い物をして
セルフリフォーム(?)に備える。
明日も晴れるようなので作業がはかどるでしょう♪
父がくれた庭の椿がとても美しい。

2010.4.30 [金] 

世代を超えた友人のSさん宅へ。
昨年の冬に会った時はお腹の中にいたMくんは五ヶ月半。
色白で穏やかでとっても可愛い。
目があってにっこりほほ笑む姿に、自然とこちらも笑顔がこぼれる! 
Sさんの美味しい手料理とワインを堪能した上、お祝いまでしていただいて感激。
可愛いネコちゃんたちにも癒されて、とってもハッピーな一日でした。
来月からは職場復帰とのこと。
時間と体力勝負の毎日も、いつも前向きで明るい彼女なら楽しく乗り切れることでしょう。
頑張ってね!

2010.4.28 [水] 

3月でプロジェクトに区切りがついたバイト先の慰労会。
いろいろな意味で喜怒哀楽を絵にかいたような職場だった。
いくつになっても「人生で初めて会うタイプの人」は尽きないことも再確認。
言いたいことは多々あれど、そこは大人のたしなみで(笑)
本当に伝えたいことはみんなに届いたと思う。

2010.4.26 [月] 

朝刊でアラン・シリト—の訃報を知る。
「怒れる若者たち」とくくられた多くの作品の中でも、シリト—の「長距離走者の孤独」と「土曜の夜と日曜の朝」から受けた衝撃は忘れられない。
シェークスピアやピーターラビットとは違う、もうひとつのイギリス文化。
ご冥福をお祈りします。

2010.4.25 [日] 

やっと春を感じる今日は久しぶりにきもので外出。
やわらかな陽ざしにふさわしい帯を締めると、それだけで気分が晴れ晴れとする。
まずは色合いも構図も今一番のお気に入りの帯の「実家」へ。
単衣にふさわしい着尺を見せていただく。
印象的だったのは淡い色合いの段ぼかしの小千谷お召。
さらりとした風合いが涼しげで、袋帯から麻帯まで合わせられるおりこうさん。
数を持てない身には頼もしい一枚になりそう…
続いて、糸替えのお願いにミキモトへ。
保存状態と扱いがとてもよいとお褒めいただく。
「そろそろ25年です」と言うと、さらにお褒めの言葉をいただいて照れくさいほど。
これからもずっと大切にしていきます♪
今日はものすごく丁寧に対応していただき、未知の領域で逸品の帯留などを見せていただく。
ゼロの数も半端ない帯留は眼福の一言でした。
次は日本橋に移動して、最終日前日の東日本伝統工芸展へ。
昨年は小雀の香合が印象的だった押山元子さんが、今年は雀打ち出し匣「残雪」(すずめうちだしばこ「ざんせつ」)で第50回展 記念賞を受賞された。
私は鳥好きで、特に雀や千鳥の意匠は大好きなのでとてもうれしい。
疲れたので休憩したお店でも、スタッフの動きがきびきびと心地よく、さらによく気がつく対応で気分爽快♪
美しいものと気持良い対応が重なってとっても幸せな一日となる。

メモ
白鷹お召(銅抜き;母の箪笥より)
塩瀬の染帯
銀ねずの冠帯締め
淡いピンクのぼかし縮緬帯揚げ
パールグレーの細身草履
girasoleのバッグ

2010.4.24 [土] 

三寒四温どころか、気温もお天気も日々めまぐるしく変化する。
今日は久しぶりに晴れ間がのぞくも、ぽかぽか陽気ともいえず。
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先日実家で発掘したK子さんの草履@伊と忠。
私の草履よりもかなり台が低いので測ってみると9分。
自分の台の高さも知らないことに気づき、今更ながら測ると、ほとんどが1寸2分。
一般に前者は洒落着用・普段履で、後者は準礼装・洒落着用とのこと。
しかしK子さんの伊と忠(と呼ぶ)の細部を見ると、凝った文様があしらわれ、普段履きではなさそう。
新品同様に綺麗なので、用途を確かめて再デビューさせてあげようと思う。
革の鼻緒が履きにくかったらすげ変えてもいいしね♪
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少食の「しょう」だったんですか(笑) >しょうさん
私も似たようなもので、かつては一人前を食べきるのは大仕事でした。
お酒はたくさん飲めたのですが(爆)

一番つらかったのは、山もりの手料理で迎えることが最高のおもてなしというトルコで、お世話になった方の自宅に招かれた時。
あらかじめ「極端な小食」と伝えたものの、目の前には信じられないほどの種類と量の美味しそうな手料理の数々が。
私は数種の前菜ですでにダウン寸前。同席した人たちに必死で助けを求めるも、彼らの胃袋にも限界があり。
冷や汗をかきながら、たくさん食べられないけれど、決して口に合わないのではないこと信じていただけました(涙)。

好き嫌いはないけれど一度に量が入らない。
最近はそれなりの量をいけますが、それでも「食糧難でも生き延びられる」「地球にやさしい胃袋」「小鳥の食事」などと言われます!

2010.4.19 [月] 

箪笥の中は圧倒的に紬が多いけれど、柔らかものも好き。
K子さんからいただいたものは、古代紫に羽ばたく鳥(かなり大きい)を描いた付下げ、華やかな吉祥文の寿光織灰桜色無地、松葉の地紋の緑(これまた印象的な色!)の色無地など、どれも素敵だが小柄な私にはちょっと手ごわい個性派揃い。
色無地は数回袖を通したけれど、重目の付下げは着る機会がなくて箪笥に眠ったまま。

最近は柔らかものへのあこがれも高まっている。
鮮やかすぎずくすまずのほど良い加減の地色に、余白を生かした柄と刺繍の江戸友禅。
綺麗だったな♪ 

2010.4.17 [土] 

経過は良好だが、油断大敵と自粛の一日。
外出は控えて家事と仕事、適度に励む。

2010.4.16 [金] 

朝のニュースで息子の勤務地は雪と知る。
4月も半ば過ぎの雪って、大丈夫か地球…

午前中に来客があり、午後から母の友人が出展中のこちらへ。
最近になって雨コートの襟開きが深すぎて、非常にバランスが悪いことを発見。
襟開きがおかしいと気付いたのは、キイさんの日記の画像がきっかけ。美しい襟もとに我がコートとの落差を実感。
近場はともかく都心まであのコートで行くのは嫌…。
早く直さなければ。ということで私は洋服。
「きもので行くわ」と言っていた母と駅で待ち合わせる。
そして現れた母はなんとポリの中柄小紋を着用。
「えぇっ! なんでそれなの(>_<)」
「だって雨ですもの(すまし顔)」
会場は付け下げ、江戸小紋、色無地など、場にふさわしいやわらかなきものにお似合いの帯を合わせた品のよい着姿の方ばかり。
さすがの母も自らのいでたちはマズイと思ったのか「コート脱がないと失礼かしら」と少し弱気になる。
そしてコートを脱いだ母の姿は言うまでもなく浮いていた(涙)。
私の頭の中は近頃あまり耳にしない「TPO」という言葉がぐるぐると廻り続けたのでありました!

2010.4.15 [木] 

氷雨降る中、新たな相棒でお茶のお稽古へ。
美しい所作とお点前を目標に細く長く焦らずに続けよう。
今日のきものはK子さんの藍大島(妹)。
自分では決して選ばないインパクトの強い一枚。
でも着心地の良さは抜群で、着るたびに愛が深まるきものです♪

メモ
草木染めの博多帯
臙脂の飛び絞り帯揚げ
チャコールと臙脂の丸組帯締め
大島のコート
畳付き右近下駄

2010.4.14 [水] 

抜糸後も順調のようで腫れも引き、痛みもほとんどなくなった。
術後一週間で外出できるとはうれしい誤算♪

明日からお天気が崩れるらしいので、私も駆け込みでこちらへ。
永田町9b出口周辺は都心のエアポケットのようでのどかな雰囲気。
GPの成果の展示@紀尾井アートギャラリーとは素敵!
「ぬぐい」は伝統の技の継承と斬新な視点が優しく融合していて楽しかった。
ポップな色柄、壁に飾りたいアート感溢れるものなど、手拭の可能性は無限♪
螺旋階段を上って、2階の常設展もじっくりと拝見する。靴を脱いでの和室の見本帖(コピー)も眺めるだけで楽しく、型染めの魅力に浸る。

次は半蔵門へ。
しばし思い出の場所を歩いて諸々の感情に浸りながらROZA洋菓子店へ。
子どもの頃に祖父宅で食したこちらのクッキーは独特の美味しさで、今でも香りや触感が鮮やかによみがえる特別のお菓子。
当時は親戚が大勢集まったので、ROZAは大人向け。
孫たちは美しい缶の中につまったクッキーを羨望の眼差しで眺めながら、少しだけお相伴したものです。
お菓子だけでなく、食事や身だしなみなどいろいろな分野で、昔は今よりも大人と子どもの世界がはっきりしていた。そして大人になったらこうしたい、と魅力的に映ることが多かったように思う。 

残念ながらお目当ての袋入りクッキーは売り切れ。
ところがショーケースにはプリンが3個残っていた! 
いろいろな意味で商売っ気のないこちらで、午後3時にこの現象は奇跡なのです(笑)。
数も半端だし、まだ移動するけれどここは迷わず購入。
ROZAのプリンを抱えて、千鳥ケ淵の桜をちらりと見る。
都心の春も素敵…

文化的な刺激・知的好奇心が満たされる空間は心の栄養源。生きる上で不可欠との認識を新たにする。

最後に三越で所用を済ませて帰宅。
もうひとつ予定していた場所は時間+体力切れで断念するも、久しぶりにワクワク感に満ちた一日でした♪

2010.4.12 [月] 

朝から薄暗い曇り空。9時頃、雨が降り始める。
この一年もいつも見守ってくれてありがとう。
今日も心穏やかに過ごせますように。
.......................
そして雨のなか病院へ。
経過は良好で抜糸完了!
昨年12月に開窓したときより術後の痛みがなくて
腫れもひいてとてもうれしい。
この調子で回復すれば、美味しいモノを食べられる日も
遠くなさそう。
来月レントゲンを撮って、長かった治療が終わる予定!

2010.4.11 [日] 

穏やかな陽ざし。暖かな一日。
たいした痛みもなく腫れもひいてきたので、風に吹かれてはらはらと桜が散る中を歩く。
あたり一面、花びらを敷き詰めたよう。
この時期だけは見なれた「道路」が美しい「路」に感じられる。

友人が「自宅から実家まで2500歩、ほどよい距離」と言ったのを思い出し、数えてみると実家まで1800歩ほど。
買い物帰りや用事のついでに車で立ち寄ることが多いけれど、
今日のように花吹雪を愛でながら歩くのは最高。
ライトアップされた夜桜も妖しげで美しい。
若い頃にはなかった桜への思いが深まる。
儚げな中にも凜とした強さがあって琴線に触れる美しさ。

2010.4.10 [土] 

術後の経過は順調で、生活する上で心配したほどの不都合はないけれど、問題は食事。
柔らかいものしか食べられない(涙)。
病院では「きざみ」表示のもと、私の食事はお粥をメインにすべての食材が刻んであった。
それを真似して家でも刻んだりつぶしたり、当分は離乳食です(笑)。

まぁパン粥もお粥にふりかけも悪くはないが、早くも飽きて美味しいモノを食べたい熱を発症中。
ずーっと自分は「食」にはそれほど執着がない方だと思ってきたけれど、実はそうでもないみたい(笑)
とにもかくにも普通の食事ができるようになる日が待ち遠しい!
............................
夜は逃れようもなく廻ってきた管理組合役員@集合住宅の役割決め。
まずは70代後半の方が複数という高齢化を絵にかいたような集団に驚く。
しかし高齢化よりショックだったのは、悪気もなく、無意識のうちに出てきたのであろうジェンダー無視の数々の言葉とやりとり。
ある程度予想はしていたが、久しくこのような空間とはご無沙汰だったので、ボキャブラリーの違いに戸惑う。
任期終了まで、いろいろと覚悟して臨まなければ(笑)。

2010.4.9 [金] 

一泊入院日記

7日(水)
10時に入院手続きを済ませ、看護師によるオリエンテーションを受ける。
最近は一日だけの入院でもこんなに丁寧なのかと感心する。少しでも不安を和らげ快適に、という姿勢がうれしい。
.............................
朝から曇っていたが、お昼前から雨が降り始める。
ロンドンでも雨だったな…私にとって雨は決してネガティブではない。
...............................
13時より静脈麻酔+抜歯。
予定どおり1時間ほどで終了。麻酔が良く効いて手術中のことはまったく記憶にない。
主治医の声で目を覚ました時は、もう終わっていた。
手術室でまだぼんやりしているときに、ちいさな袋に入った物体を渡され「あら綺麗」とつぶやく。
後でじっくり眺めると、珊瑚のように見えたのは砕いて複数の破片となった我が親不知。
どうみても綺麗ではなかった(笑)。
しばらくほーっとするも術後の気分は良く、たいした痛みもない。
はからずも病室から夜桜まで楽しめて、得をした気分。
とはいえ、21時の消灯後はぐっすりと眠ってしまった。

8日(木)
6時頃目がさめる。何故か患部ではなく腰が猛烈に痛い。
これほど長い時間横になることは稀だからかな。
ブラインドを開けて外を眺めると、昨日とはうって変わった晴天で青空が美しい。
ラジオでは、「春に青空の快晴は珍しい」と言っていた。
駅に向かって足早に歩く人たち、そしてひっきりなしにホームに滑り込む電車…
都心の朝は忙しい。
この日は入学式に向かう親子も多数。
新しい門出にふさわしいお天気でよかったと思う。
いつの間にか腰の痛みが失せ、術後の診察も問題なし。次回の予約を入れて、9時から手術に向かう主治医にご挨拶。
神経も顎の骨も無事に手術が終わりホッとする。
腕はもちろん、手術前後のケアもありがとうございました! 優しいって大事なこと。
快適とさえ言える入院で唯一残念だったのは、主治医に見苦しいノーメークの顔をさらしたことでございます(爆)
..............................
帰宅後に新たな相棒が納車された♪
これを区切りに心機一転、前向きな春になるといいな。

2010.4.6 [火] 

抜歯後はしばらく柔らかいモノしか食べられないし、長湯もNGということで、駆け込みで双方を満たすことに。

小田原で所用を済ませた後、Rお勧めのさかなの食堂 こじまへ。
店内にたちこめる濃厚な煮汁の香りがたまらない♪
私は鯵たたき定食をいただく。
すがた造りという風情の豪快な鯵たたき。
鮮度に勝る技なしという力強さで当然ながら美味。
これに比べると、ネギや生姜と併せて細かくたたく自作の鯵たたきは「お姫様」のよう(笑)。
蜆のお汁も、減塩、薄味、控え目といった言葉がふきとぶ濃厚な味付けで、磯の香りと味噌の風味が最高。
Rは金目鯛の煮つけ定食をチョイス。
魚はもちろんのこと、大きな切り身にからむ煮汁のおいしいこと!
煮汁だけでもご飯いけます。
こちらは煮つけがお勧め、というのもうなずける一品だった。

そして4時頃に天山へ。
前回は平日の午後にも関わらず混雑していたが、今回は時間帯がよかったのか比較的空いていた。
湯疲れも湯あたりもないこちらの温泉は、のぼせやすい私でもゆっくりつかれてうれしい。
熱めのお湯にじっくりつかって明日に備える。

美味しいモノ.温泉・小田原城の桜 etc.と満足の一日。
Rよ、おつきあいありがとう!

2010.4.4 [日] 

地元の神社境内も美しい桜に彩られる。
周辺ではお花見にはどうかしらん?と思われる砂利道の歩道にシートを敷き詰めて桜を楽しむ人多数。
数年前から、隠れたお花見スポットとなっているよう。
場所取りはいらないものね!

Xデーに備えて、必要なものをリストアップする。
寝付くまで音が欲しいと思うも、普段は携帯で音楽を
聴くことはなく、i-podもsonyのも持っていない。
取り出したのは父からもらったラジオ!
薄型でもない昭和の香り漂うラジオにイヤホンを
とりつけて、何ともレトロな音源確保となりました。

2010.4.3 [土] 

数えられないほど歩いている道なのに
今までまったく気付かなかった。
本日、桜を見上げて発見!
ご近所の動物病院前のお洒落な風景

2010.4.3 [土] 

幼馴染みのSちゃんの誕生日。
お祝いメールの返信は「xx歳て自分のこととは思えないです。○子といるとずっと中学生でいられそうなので、これからもよろしくおつきあいくださいね」。
その気分、私も一緒!
月末に+1歳を追いかけま〜す。
.................................
甲子園は延長12回の熱戦の末、沖縄の興南高校が優勝。
序盤は守備の乱れでどうなることかと思ったが、立て直して粘りの勝利、おめでとう!
余談ながら、我喜屋監督は興南の選手として甲子園に出場したのでは?
調べたてみたら、やはり68年の50回記念大会時のキャプテンでした。
雛から手乗りに育てた愛鳥が、テレビの「ガキヤ」選手という声に反応して「ピィ!」と力強く鳴いたっけ。
野球少女Sの記憶は正しかった(笑)

日大三高はゲームを決めるところで打線が繋がらずに残念だった。西東京は激戦区だけど夏を目指して頑張って欲しい!
三高のエース山崎君は、病を克服してのマウンドだったと知る。どんな時も冷静でポーカーフェースを貫いた姿が印象的。優勝はならなかったけれど、病と闘う人々の励ましとなったことは間違いないね!
...........................
夜はズーラシアで遊んできた従姉妹一家に合流。
祐天寺商店街の来々軒でなごみの会。
駅前商店街の気取らないお店で子どもたちも伸び伸びお食事。
青菜や牡蠣の炒めモノ、名物の揚げギョーザ、とろける胡麻アン入りのゴマ団子などなど、どれも美味しい♪
8歳、6歳、3歳の女の子が集まると、テーブルに花が咲いたよう。
春から小学校に入るたまちゃん、3年生になるともちゃん、もも組さんになるゆめちゃんにプレゼントを渡すのが本日の目的。喜んでもらえてうれしい。
会うたびに成長する子どもたち。
その姿は春の光そのもの。

2010.4.2 [金] 

80円切手+αかなと思い、郵便局の窓口で確認してもらう。
受け取る方に合わせて貼った切手をほめられて、気持がほんわかする。
....................
「飲みたい女たち」@NHK
20代の飲酒率は女性が男性を逆転したそう。
「飲める」と公言する女性は稀だった(=可愛い女子は
飲まない)我が20代を思うと隔世の感!
あ、私は「可愛い女子」にあらず(笑)。
いずれにしても「ストレス解消のやけ酒ではなく、明日の活力につながるお酒」に一票!

2010.4.1 [木] 

四月最初の本日は、お天気も諸々も嵐のようで疲労困憊。
毎年、春はいろいろあるので仕方ないと思いたい。
そのような巡り合わせらしい。

向かい風の強風の中、今日も歩いてお稽古へ。
へとへとになって戻ってきたところ、お隣の奥様(超美人!)にきもの姿をほめられ、うれし恥ずかし…
確かにきものは着ていたけれど、突風のせいでアップは崩れ、涙目+鼻水というひどいいでたち。
穴があったら入りたいほど。
それでもおほめの言葉はうれしくて、諸々のショックから少し復活する。

しかし、プチ復活の後にさらなる悲劇がありました(涙)

今日のきものも母が譲られたものをさらに譲り受けたもの。いつもはウエストで腰ひもを締るのだが、このきものは腰で締めると具合が良いことを発見。
サイズの世界も奥が深い。手持ちのきものの採寸→理想のマイサイズ設定は今後の課題。

メモ
Tさんの細かい井桁絣
桝蔵さんの縦和紙名古屋帯
濃い辛子色の縮緬帯揚げ
飯島さんの帯締め
辛子色の前ツボの下駄
大島の雨コート

2010.3.31 [水] 

三月最後の日。
区切りをつけた某所で、感謝の言葉と想像もしなかったお礼をいただく。
終わりよければすべて良し!
............................
be アートの絵画・工芸欄にキイさんの作品展が紹介されて、なんだかうきうきする。
改めて真楽の奥深さを実感♪

2010.3.30 [火] 

仕立て上がりが楽しみだった帯が届く。
丁寧な梱包を解きながらもわくわく感が高まって、ご対面の瞬間が待ちきれない。
予想どおり、染上がりで見たときよりもずっと存在感のある仕上がりに思わず顔がほころぶ。
興奮がさめてゆっくり眺めると、ますます虜になる味わい深い一筋。大切に愛用していこう。
..........................
「眺めのいい部屋」は、ジュリアン・サンズも…ね(笑)。
ダニエル・デイ=ルイスは変幻自在で、どんな作品でもハンサムとかセクシーとか上手いとう概念がかすんでしまう存在感がたまらない。
英国好きなので、古くはアラン・ベイツ、ダーク・ボガード、ピーター・オトゥール、テレンス・スタンプ、最近(でもない?)は、ジェレミー・アイアンズ、レイフ・ファインズもいいな。
身につけるものも男性も、10代から超渋好みは変わりません(笑)
.........................
Yさんからお気遣いをいただく。
とてもうれしかった!

2010.3.29 [月] 

地元の神社境内にも桜が咲き始め、空気は冷たいものの目には春を感じる一日。
今日は毎年やってくる鴨たちが、大小交えて三十羽ほども豪快に水辺を飛んだり、スイスイ泳ぐ姿に思わずにっこり。
今年はひながたくさん孵ったのかな!
汚池(オイケ;笑)でごめんね。
.......................................

達成感や充実感を得る歓びよりも、苦痛や重荷としての比重が圧倒的となり、頭を抱えてきたことに区切りをつけることにする。

2010.3.28 [日] 

記念すべき100回目の世界選手権で、男女ともに金メダル! 
大怪我から復帰した高橋選手、これでもかというほどの苦難を乗り越えて、シーズンの最後にパーフェクトな「鐘」を見せてくれた真央ちゃんの強さに感動♪ そして心からの拍手を送ります。

でも、でも…
素人目には完璧に見えた真央ちゃんのフリーより、ミスの目立ったキム・ヨナ選手の方が高得点なのはなぜ??
実にすっきりしないんですけれど…
ジャッジの視点は素人とはまったく違うということなのかしら。

2010.3.27 [土] 

花冷えの本日は成城のこちらでSちゃんとランチ。
眺めのよい席でランチコースをいただく。
カルパッチョやチーズをとり合わせた四種の前菜+三崎産のホウボウのハーブ詰めグリル+ティラミスやジェラートなどこれまた四種のデザートまで、どれも大変美味しくて満足♪ 

芝生の上を速足で歩く愛らしいセキレイや気持ちよい眺めを楽しんでおしゃべりも尽きない。
お互いの両親が健康でいることに感謝しつつ、プチ愚痴も共有してストレスも発散する。
美味しいものを食べて、ちょっとブルーな気分を払拭できて、精神衛生上、この上なく素晴らしい午後となる。

今日は洋服で。シトリンやアメジストの色合いが美しいHASUNAのRwanda Sunshineが主役。
新たなビジネスモデルで貧困解決に一石を投じる白木さんの活躍にも元気をもらう!

2010.3.26 [金] 

朝一番の嬉しいニュースは、高橋大輔選手の世界選手権金メダル! 
ジェルソミーナのテーマは、個人的にツボなので、このプログラムは記憶に残ること間違いなし。
...................................
そして再来週に迫った抜歯に向けた診察と麻酔の検査のために飯田橋へ。
いつもいつも論理的かつ丁寧な我が主治医♪
その先生から入院の説明を受けながらx日頃は夜桜も綺麗だろうな…などと妄想が膨らみ「夜景の綺麗なお部屋はありますか」という愚問を発する。すかさず笑顔で「それはないですね!」とのことでした(汗)
そして本日のご挨拶は「それではx日はよろしくお願いいたします」。
こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします!
私は麻酔で眠ってしまうはずなので、先生のお手並みが拝見できずに残念です(笑)。
その後、麻酔担当の先生方からも丁寧な説明を受ける。そして、ここでも懲りずにおバカな質問を発してしまった。それにも笑顔で答えていただいて感謝(+汗)。
体調を整えて、リラックスして臨みたい。

そして本日もこちらでランチを。
「十割蕎麦」で決める予定が、小雨降る花冷えに負けて「カレー蕎麦」に変更。
しかしこれが大正解! 「夏はカレー! 冬もカレー!」と謳うはずだわ。 
これまで食べてきた「カレー蕎麦・カレーうどん」の概念を一新する感動の美味しさ。
これはお勧めです。

カレー蕎麦のほかにも、神楽坂で嬉しい出会いがあり、通院も悪くないなぁ…♪

2010.3.25 [木] 

氷雨の中バイトへ(涙)
震えるおばさんが遭遇したのは、ショールもなしで颯爽と卒業式会場へ向かう袴姿の若き女性たち。
若いってスゴイ!
でもおばさんは、きもの肩の雨しみや、階段で擦れる袂が気になって、ひとりで冷や汗(涙)
ポリでも貸衣装でも、濡れないように、引きずらないように、という心遣いが欲しい…
「チョイス」のひとつとしてのきもの、大いに結構!
ゆらゆらカールに大きなお花も、バッグにぶら下げたキラキラのテディべアも、できれば磨いておいて欲しかった編み上げブーツも、それなりに微笑ましい。
でも…、慈しむ心なしに纏うきものはコスプレっぽいな、と感じた「花冷え」というにはあまりにも寒い春の一日でした。

2010.3.23 [火] 

いろいろな事情が重なってお休みが続き、久しぶりのお稽古。
15日に愛車を譲った(買い取らせた;笑)ので、今日は先生宅まで20分ほどてくてく歩く。
このところずっと籠りがちだったので、まずマンション敷地内の桜がほぼ満開でびっくり。
次に、この冬は所在が確認できなかったカモさん親子が(ドブのような池だけど)楽しそうにスイスイ泳いでいるのを見つけてにっこり。
桃や桜が美しく、お散歩中の犬たちにも癒されて、面倒なはずの移動が嬉しい時間に。
来月からはお稽古日が変わり、しばらく安定しそう。休まずに通いたい。
今日のきものは母が恩師であるIさんからいただいたもの。箪笥の中に唯一の総柄小紋。
Iさんは小柄だったようで、サイズがピッタリ。
きものは包容力豊かな衣装だが、やはりサイズが合うと着やすいことを実感する。
マイサイズで仕立てたものよりラクに着られるのは素材のせい??
時間ができたら、寸法をチェックしようと思う。

メモ
総柄小紋に綴れ帯
畳み付き右近下駄
ペイズリーの地模様の水色のストール
籠バッグ

2010.3.22 [月] 

親も、生まれる国も選べないまさに「運」まかせの誕生。
飢餓や紛争のない20世紀の日本に生まれたことをしっかりとらえ、
人生という名の航海も悪くはないな、と思える一年でありますように。

「人間というものは、ただ一度の人生を送るもので、
それ以前のいくつもの人生と比べることもできず、
それ以降の人生を訂正するわけにもいかない(後略)」
クンデラの一節より。
..........................
みにひつじさん
そのとおりです♪
最近目にされた引用にも付箋ついてます。実は他にも複数個所に(笑)。
原書で読みたくてチェコ語を学びたいと思いつつ、はや15年が過ぎました…。

ともあれ『存在の耐えられない軽さ』は、大好きなD.D=ルイスが出演していても、映画より原作の方が断然良くて、私の愛読書ベスト5に入っています。

2010.3.20 [土] 

パリーグは今日開幕、高校野球は明日から。
ということで野球観戦好きのワタクシはちょっと嬉しい。
子どもの頃からナイター観戦が楽しみだった。
ビールも飲めなかったのに(笑)
いわゆるスポ根ものや精神論は苦手だけど、
リアリズム好きの血が騒ぐのかも…

風は強いけれど、午後から今月初のきものでの外出予定。
裾の乱れと半ヅラ(笑)の入念な固定に注意が必要!
..................................
卒業式の袴姿をはじめ、今日はきもの姿が目についた。
帯つきに薄手のショールの方もあり、装いからも春を実感する。
.............................
祝オリックス開幕戦勝利!
見ごたえのある投手戦だったようで、幸先のよいスタート♪

メモ
白鷹お召に和更紗の帯
灰色に松葉筋の二分紐+瑪瑙帯留
薄いクリームの小判型台に鱗模様鼻緒の草履
籠バッグ

2010.3.19 [金] 

若い頃は大安でも仏滅でも、どーでもよかったのに、
最近はなんとなくカレンダーが気になる。
そして深いワケもなく、仏滅だと「やーめた」ということも。
特にきものや帯の初おろしは避けている。

本日は大安なり。そして相棒を決定する。
初代・二代目ともにシルバーメタリックだったが、
三代目はクール+ラブリーなライトパープルに♪
ご対面が楽しみ。

やっぱり素敵なだるまの佇まい。
二代目での最後のドライブ@15日の記念画像。
実は2枚同時アップができないので(笑;涙)

2010.3.15 [月] 

晴れ間ものぞく本日は息子と小田原まで車で行く。
海沿いのドライブは、春の空気に潮の香が混じり合ってとても良い気分。春は「生命(いのち)が華やぐ季節」との言葉がぴったりで心も弾む。

最短距離ではなく、ちょっとこだわりのルートでの移動。息子が幼稚園時代を過ごした辻堂は、すっかり様変わりして北口に駅直結のマンション群を建設中らしい。東海岸を経て「平塚から小田原って何キロくらいかな?」と問うと、「駅伝の区間だから20キロ以上あるんじゃない」との答えに長距離ランナーの強靭さを実感する。平塚あたりで濃厚な潮の香に感動し、西湘バイパスを経て到着。
愛しのだるまで遅めのランチを。外観は重厚そのものだけど、気取らぬ庶民の味、そしてお値段に今日も満足。その後、私は再びしあわせの鈴に願いを込めに行く。

車を置いたら帰る予定だったが、平日に親子で過ごす機会などめったにないので、息子お勧めの天山・一休へ行くことに。月曜の夕方なのに駐車場はほぼ満杯という予想を裏切るにぎわいにびっくりする。
天山はかなり混んでいたので、受付の方のお勧めでまず一休へ。こちらは人も少なく、実に静かにゆっくりと温泉を楽しむことができた。そして日も落ちたところで天山へ。こちらは子どもからご老人までたくさんの入浴者でにぎわうも、うるさい感じは皆無で、それぞれのペースでお湯を楽しむことができる。
のぼせ体質なので、あまり長湯はできないのだが、こちらのお湯は体質に合うのか、ずいぶんゆっくりつかっても大丈夫。たまった疲れがすーっと引いて、心身ともに再生した感じ(笑)。
いろいろな温泉を楽しんだ後は、春の夜風に吹かれてほてりを静める。命の洗濯とはまさにこのこと…
我が愛車を譲り受けた息子は「天山・一休」通いを宣言。地元のスーパー銭湯で満足していた私には羨ましすぎる!
私にしては長距離ドライブ、そして予想外の温泉と、久しぶりにアクティブで楽しい一日となった♪ 籠る日々にはもう飽きました〜 

2010.3.13 [土] 

来月初めに抜歯(入院!)予定なので、家にいる今日はいろいろな連絡など。
気にかけて心配してくださる方の優しい声が心にしみます。
それにしても今月はバタバタしている。確定申告は終えたものの、雑事が多すぎて落ち着かない。
優雅で丁寧な暮らしとは正反対の毎日(涙)。

そして着用を予定していた日が大雨だったこともあり、今月は一日もきものを着ていない(哀)。
活力がみなぎってこないのはそのせいかも…
きものを着ないから気分が沈み、きものを着る気力がわいてこないという悪循環を断ち切らなくては。

仕事の合間の情報収集:
今夜9時からのNHKのドラマ火の魚を見ようと思う。主演二人の演技と「広島発」のドラマがどのような雰囲気を醸し出すのかが楽しみ。

2010.3.9 [火] 

みにひつじさん日記後半の「過激」な部分に共感!
そして原作をメモメモ。

差異に寛容な共生を掲げながら、現実は線引き=差別が絶えない。そしてナイジェリアでの悲惨なニュースに、朝から何ともいえぬ焦燥感に襲われる。
異なる信仰、異なる民族への憎悪が火種となる紛争はあまりにも厳しく悲惨。
ヒトには殺し合いという悲劇の宿命が刷り込まれているかのよう。
「地球市民」という自覚を持つ人が増えてなお、紛争の火種を絶やせない21世紀のこれからを、砂粒のような自分の悩みを恥じつつ考えた朝でした。

2010.3.8 [月] 

本日は書類を郵送して晴れ晴れ。
その後、愛車の養子縁組が濃厚となったので、ディーラーのもとへ相談に行く。私専用の足ならば軽か中古もありかな。ますます遠のくminiで颯爽と移動するカッコいい白髪のレディ像!

アカデミー作品賞は「ハート・ロッカー」に。
どちらも未見だけれど「アバター」との賞レースは、ビグロー監督を応援する気持が強かったので嬉しい。
女性監督の初受賞と聞いてびっくり。その後、ちょっと考えて、確かに前代未聞なのだわ…!と妙な納得。

2010.3.8 [月] 

週末の振り返り日記。

5日(金)バイトで消耗。
帰りに新宿小田急百貨店の物産展で、羽根さぬき本舗の和三盆糖を購入。これを苺やグレープフルーツに振りかけるととっても美味♪ 試食で納得のもり家のさぬき生うどん&うどん醤油もゲットして帰宅。大根おろし、生姜汁、海苔、山葵を用意してこのお醤油で食したら、うどんのコシとさっぱり感が美味しくて、いつものダシも良いけれどお醤油もイケる♪

6日(土)朝から暗くて氷雨がしとしと降っていたが、今日を逃すと最終日に間に合いそうもないので、泉屋博古館へ。
お天気とはうらはらに、「春の妝い」にふさわしい展示品の数々に心がなごむ。14時からのギャラリートークに参加して、美の世界の奥深さに日常の雑事を忘れ、ちょっと枯れそうな心にたっぷりと栄養補給。この満たされた気分が永遠に続けば良いのにと本気で思う。
おみやげに波山さんの手拭を求め、次なる移動の前に泉ガーデンIFPAULのワインセットで一休み。
銀座に移動して、まずはITOYAで愛用のボールペンの換え芯をゲット。通りかかったhiroko hayasiのお店では魅力的な定番の品物に加えて新作やスカーフも見せていただく。いつもながら、凛としていてエレガント。きものを着るときは小柄で良かったと思えるのだが、こちらのバッグやアクセサリーを見ると、あと10cm大きかったらな…と思う。
最後に、色かけで新しい表情になった帯と再会。そして、手持ちのどの帯にも合うこと間違いなしの渋い渋い紬との再会も悩ましく…。あぁ宝くじあたらないかしら(笑)


7日(日)田無の友人宅で「祝!キッチン改造&床暖房完備」の集まり。久しぶりに五人がそろう。
おみやげ用に朝からケーキを焼くも、これが生まれて初めての失敗(涙)。何故かオーブンの温度設定を誤ったらしい。綺麗に焼けて型から出したのに、しばらくすると中心部分がへこんでしまった。ショック! 切ると焼が甘い…。焼きなおす時間はないので、大好きなロールケーキをと思いニコラスに出向くと、なんと13時で売り切れだった! 結局、第二候補のケーキを買って友人宅へ向かう。プチショックの連続は仏滅だからか…とワケもなく思う。
しかし、友人宅での楽しいひと時でプチショックは吹き飛んだ。リフォーム+模様替えでモダンでおしゃれな空間となったリビングで、飲んで食べて話は尽きず。結局10時過ぎまでお邪魔してしまった。Mさん、お招きありがとう。

2010.3.4 [木] 

今夜の「ブラタモリ」は赤坂。
やっぱり都会もいいな♪

迎賓館の一般公開は年に一度で、抽選の結果、10間で2万人が見学できるとのこと。
私はその昔、くじ運の強い母のおかげで一緒に見学している。
迎賓館という響きに、ちょっとときめいてお気に入りのワンピースを着て行った。暑い夏の1日だった…
この番組を見ると、街に出かけたくなります♪
来週の六本木も楽しみ。

2010.3.3 [水] 

お正月からあっと言う間の雛祭り。
2月はやはり飛ぶように過ぎて行った。

2日に都内勤務だった息子が久しぶりに2泊していった。
水が変わると特に顔の肌が荒れてしまう私の過敏肌を受けついで、神戸から小田原に移動して半年を過ぎたころから肌荒れに悩まされている。頭痛と敏感肌が似るとは、劣勢遺伝を絵にかいたようでお気の毒さま…。水に慣れれば治るので、もう少し闘ってね!

午後は頑張って、面倒な処理の目処が立つ。14日までの泉屋博古館の2010年新春展に行く目処が立ってうれしい。 板谷波山さんの重要文化財 「葆光彩磁珍果文花瓶」が特に楽しみ。

2010.3.1 [月] 

バンクーバー五輪の閉会式。
ソチ五輪で金を目指す真央ちゃん、世界で誰よりも早く33秒台を出す宣言をした
加藤条治くんなど、選手たちの確かな目標設定に感動! 
最後までたくさんの感動とパワーをもらった五輪でした。

そんな中で「驚愕の事実No.1」は、男子フィギュアの高橋選手の名前が
俳優の嶋大輔の「大輔」(by名付け親)だったこと。
アスリートで大輔と言えば甲子園のアイドル荒木大輔と勝手に思いこんで
いたので見事な肩すかし(笑)。
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やっぱりムスカリですね♪ 
子どもの頃、庭の片隅に咲いていた可憐で懐かしい花です。
そういえば最近のキーワードは「懐かしい」かも...
懐かしさに浸るだけではマズイ。
今月の目標は「前に進む具体的な計画とパワーを!」としよう。

2010.2.28 [日] 

冬季五輪の年は閏年ではなくなったので、今日は2月最後の日。あっという間に真楽デビューから一年が過ぎました! 昨年の2月8日に登録して、ドキドキしながら初日記をアップしたのは11日でした。以来、本当にたくさんのワクワク・ウキウキ・ニコニコをいただいて幸せ。これからもよろしくお願いします♪
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オリンピックもいよいよ大詰め。女子パシュートはものすごく惜しいけれど、世界ランクの上位国が次々と敗退してゆく中での銀メダルはスゴイ。おめでとう!

ジャネット・リン! 懐かしいわ〜
ブロンドに真っ赤なコスチュームがキュートでしたね。そういえば2位だったカナダのマグヌセン選手も赤いコスチュームを着ていた記憶が… 
札幌五輪といえばジャンプとリンちゃん♪ 実は銀メダルか銅メダルかも忘れていたけれど、まさに記憶に残る選手でしたね。 21世紀も半ばになった頃に、オリンピックを振り返れば、「バンクーバーはキム・ヨナ+トリプルアクセルの浅田真央」と言われることでしょう。

2010.2.26 [金] 

日本中が注目する女子フリーの本日は予約キャンセルも頭をよぎったけれど、予定どおり病院へ。
レントゲン撮影の後、M先生から丁寧な説明を受けて親不知の抜歯の予約を入れる。たかが親不知、されど親不知…。私の親不知は顎の骨に埋もれ、真横を向いていて諸々の不具合の要因となっており、やはり抜歯は避けられぬ事態となりました(涙)。
そもそも前回の手術は親不知を抜くための一段階だったのに、痛みもなくなると抜歯を忘れかけていた。首から上にメスを入れるのはやはり怖い。でもでも…、今回もとっても素敵なM先生に手術していただくので前向きに受け止めよう(笑)。
診察の後で、偶然にも隣のビルで短期の仕事をしているKさんとランチ。彼女の昼休みは45分なので慌ただしかったけれど、ちょっと沈んだ気持ちが晴れてよかった。いつもほんわかと前向きなコメントをありがとう。
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帰宅までフリーの結果は封印予定だったのに、予想もしなかった病院のTV@フリー中継の誘惑に負けました。
Kさんと別れた後、病院に戻ってたくさんの患者さんと一緒にライブ中継に見入る。文字通り、日本中が注目した試合でしたね。鈴木さんの演技から観戦し、真央ちゃんのパーフェクトを逃した演技に、感動と無念の入り混じった熱いものが込み上げてきた。新宿で号外を受け取り、帰宅してニュースを見ると、あらためて真央ちゃんの無念に胸がしめつけられる…。 とはいえ金メダルの女神は微笑まなくても、トリプルアクセル成功の偉業はオリンピックの歴史に輝かしい一頁を加えたのだもの、やっぱり「おめでとう」と言わせてね!
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夜になって鈴木明子選手の晴れやかな笑顔とコメントにも感動した。困難を乗り越え、周りへの感謝を込めて、自分の歩んできた道のりを凝縮した演技時間はまさに人生の宝物でしょう!

2010.2.25 [木] 

時差日記(笑)

女子フィギュアのSPは浅田選手(いえやっぱり真央ちゃんと呼ばせて!)に拍手喝采。今季の不調を克服してのトリプルアクセル成功とのびやかな表現力に魅せられました♪
今の真央ちゃんは、大人の雰囲気と瑞々しさの危ういバランスが魅力的で、技術面も表現面も素人目にはまだまだ進化中のように見えます。そのダイナミズムが彼女の最大の魅力だと思う。
そしてキム・ヨナ選手のスピード感あふれる演技はさすが。あの舞台で自己ベストを更新する強靭な精神力はお見事。
ちょっとバタくさい表現だけれども、二人を見て感じるのはお米の文化とキムチの文化。同じ「しなやか」も、真央ちゃんの柔らかで包みこむような動きに対して、キム選手はより強靭でキリリとした印象を抱く。両者ともにミスのない演技で悔いの残らぬ演技をして欲しいな。特に真央ちゃんには、これでもかというほどへヴィな『鐘』に観客を引き込んで演じきって欲しい。
明日もLive中継を見られないので、帰宅するまで結果を封印しておこう!

2010.2.23 [火] 

きもの+お酒好きなYさんと、出光美術館の「麗しのうつわ」展へ。晴れて気温も上がった今日は春の匂いを感じて気持ちも華やぐ。
美術館では、文字通りたくさんの「麗しのうつわ」を堪能する。素晴らしい器たちの中でも板谷波山さんの初期の作品、小さなたまねぎ型の花瓶のフォルムが特に印象に残った。柿右衛門や鍋島などもまさに眼福。
見ごたえのある展示で心に栄養をいただいた後は、窓からの景色も楽しむ。幼いころ、祖父宅を訪ねた時に歩いたお堀端には思い出が多く、久しぶりに感慨に浸る。

次なる目的地は神楽坂。人気の蕎楽亭はおつまみも日本酒も豊富で自然と目じりが下がる。今日も運よくテーブル席につけたので、生湯葉、天ぷら、焼のりなどで日本酒を楽しむ。好みのぐい飲みを選べるのもいいですね♪箸置きや器にもこだわりが感じられて楽しい。千鳥の型抜きのある焼のり器(?)には、Yさんも私も「これ欲しいわね!」。〆のざるそばも美味しくて、ちょっと沈みがちなもろもろを忘れさせてくれる満足の一日でした!

三分紐+北斗七星
ぼかし縮緬の帯揚げ
小紋羽織
焦げ茶の薄手ストール
パールグレーの細身草履
Girasoleの箱型バッグ

2010.2.22 [月] 

平成22年2月22日の本日はどんよりした曇り空。

クリスタル・ジャパン(カーリング娘の方が馴染んでる?:笑)がロシアに逆転勝利したとのニュースを聞きながら、金魚坂のアルバムを拝見する。
素敵すぎます! みなさまの着こなしも趣ある空間も♪今更ながら締め切りが恨めしい(怒)。

2010.2.21 [日] 

ぼたんさんのキーワードのむすび糸、とても懐かしい響きです。
ずっと前に母がコツコツと結んで、当時銀座にあった松本糸舗さんで何点か作っていました。出来上がったコートや帯を見て、夕食後におしゃべりしながら母が結んでいたあの糸が!と驚いたことを覚えています。
10月6日の日記の袋名古屋帯は私が譲り受けて愛用しています。実は今でも「本当にあの糸玉からできたの…?」と信じられない感じ(笑)。
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ちどりさんのお祝いの会@金魚坂はとても素敵な会になったようですね! あらためておめでとうございます。
......................
オリンピック前半のハイライト。
高橋選手の演技は何度見ても琴線に触れます。
涙もろくない私なのに、うるうるしてしまう…
そして、技術面のみならず精神面をしっかり受け止めて支えた長光コーチもすごく素敵。
良きスタッフに恵まれ、選手生命の危機を乗り越えてつかんだメダル。本当によかった!

2010.2.20 [土] 

久しぶりに朝から快晴の土曜日。
以前いただいたものを小さな鉢に分けて何度も冬を越してきたガーデンシクラメン。なかなかつぼみが見えなかった遅咲きの鉢も花をかせ始めた。
気がつけば5時を過ぎても明るくて、昨日の夕方は春の空気を感じた。

2010.2.19 [金] 

高橋大輔選手、本当におめでとう!
4回転には失敗したものの、自らのゴール目指して前向きに挑戦する姿、そして氷上の名優というべき豊かな表現力に感激しました!
久しぶりに気持ちがスカッとして本当にいい気分。

フェリーニ監督の『道』は、10代で初めて見てから節目節目に何度も何度も見てきた。いろいろな経験を重ねるごとに、新たな視点や感動が湧いてきて私にとってはとても大切な映画。そのテーマ曲を彼なりの解釈で演じきっての快挙は二重にうれしい。

2010.2.18 [木] 

目覚めると雪がうっすら積もっていた。
白銀の世界は綺麗。でも画像を見ると電線が邪魔。
昨日は忙中閑あり(無理やり)ということで、カーリングと男子フィギュアのSPを楽しむ。 長い手足をもてあまし気味な選手がたくさんいるの中で、高橋選手はひときわ小柄だけど、スケールの大きさとパワフルかつしなやかな動きと抜群の表現力が素晴らしくて魅せられました♪ 明日は織田選手、小塚選手ともに悔いの残らぬ演技をしてほしいな。ジェルソミーナのテーマには思い出が多いので、より楽しみです。
......................
先週肩すかしをくらった件は「お話は伺いましたが納得はできません」ということで。

2010.2.16 [火] 

日本勢の銀銅フィニッシュに拍手! 長島、加藤両選手は金メダルでなくて悔しそうだった。特に加藤選手は「最低限の責任は果たした…」と、喜び爆発とはいかない姿が印象的。でも、魔物が住むといわれるオリンピックでこの成績は素晴らしい。金メダルを目指してきたご本人の悔しい気持ちもわかるけれど、それでも「本当におめでとう!」と言ってあげたい。

喜びの後にちょっと一言。スピードスケートの500mは、整氷車の故障で一回目のレースは後半10組のスタートが1時間以上も遅れた。4年に一度の舞台になんというお粗末なアクシデント…(怒)
................................
私もどうかなぁと思います >国母選手騒動
個人的にはドレッドヘアに「適切な着こなし」も、これまた妙なお姿になると思うのですが(笑)
いずれにしても「日本選手団として不適切」な着こなしの問題を人格攻撃にすり替えるのはマズイと思う…。

2010.2.13 [土] 

朝刊で山口安次郎さんの訃報を知る。7日に105歳で旅立たれたとのこと。作品が素晴らしいのはもちろんのこと、おひさまのような笑顔も忘れられません。天国でもにこにこと織り続けていらっしゃるような気がします。

バンクーバー五輪開幕。
ノーマルヒルの日本勢は全員が予選を通過した。長野から連続出場で金メダルへの思いが燃えたぎっている葛西選手、がんばって!

朝のNHKで得た新宿にまつわる覚書:
・正受院の針供養、「一針三礼」
・小塩英明さん(悉皆@中井駅)
・江戸小紋工房(高田馬場)
・新宿区には今も約50件の染もの工房がある。これは、関東大震災で被害を受けた日本橋の工房が、神田川の下流から上流の新宿に移動してきたため。さらに昭和32年頃のきものブームで、都内のデパートからの受注が増えたことも追い風となったそうだ。

2010.2.12 [金] 

冷え込みが激しい本日は父の誕生日♪
大好きなグルミットとやリンカーンも今日が誕生日。
最近は、一緒に外出する機会はめっきり減ったけれど、もう長い間、医療機関と縁がない健康な父。これは本当にすごいことだと思う。

昔は飲みすぎ防止のために、晩酌の日本酒を律儀にメジャーカップで計る姿を見て「お酒が不味くなりそう…」と苦笑・冷笑したものです。 
あぁそれなのに、ふと気がつくと私も日本酒をはかってお燗するようになっていた(笑)。最近は無意識のうちに冷酒までも…(爆)。

若い頃の父は身体も弱くて神経質で厳しくて、ちょっと近づきがたい存在だった。むしろ大人になってから気があっていろいろな話をしたり、一緒に出かけるようになった。
曾祖父から受け継いだ買い物好き。といっても贅沢品にあらず。フィスラーの鍋やリーデルグラスなど、長く愛用できるモノを選ぶのが好き。実家の食器や鍋類は父が選んだものが多い。休息期間はあったものの、30年ほど愛用しているマグカップはRoyal DoultonのLambethware‘Tangir’。当時、英国・インド病を患っていた(笑)私にと、父が買ってきてくれた。
買い物好きは私も受け継いだので、少し前まではよく二人で出かけた。20代の頃は、父と一緒に買い物に行くと夫婦やワケありの関係に見られたことも懐かしい。
これからも元気でね!

2010.2.10 [水] 

ものすご〜く構えて出勤したのに肩すかし@バイト先。
これはこれで疲れる…

鴨居にかけたきものや帯を眺めていて突然思いだした昨日の忘れもの=真珠の首飾り(和風に)
花兎さんの日記を読んで糸替えをお願いに行こうと思っていたのに! 
四半世紀ほど前にはお店の方に「毎年糸替えのためにお持ちください」と言われた記憶があります。いずれにしても備えあれば憂いなし、転ばぬ先の杖かな(笑)ということで、次こそ忘れずに。

木村さんも斎藤さんも参加されるとは! 
ますます素敵な会になること間違いなしですね >みにひつじさん
何とかならないものか… >自分

2010.2.9 [火] 

突然春が来たように暖かな本日は、先日お願いした帯の下絵ができたので銀座へ。
想像以上に素敵な構図と色合で、ますます出来上がりが楽しみ。

そして、単衣にしたら肌触り抜群と思われる大きさの異なる十字絣をセンス良く配置した石下縮、濃茶の色合と大きな破れ格子がおしゃれで帯合わせが楽しそうな士乎路紬、さらりとした縮緬地にロウケツ染の更紗の小紋などなど… 眼福!
先週から蓄積した心身の疲れも忘れて幸せなひとときを堪能する。
でも…明日は厳しい現実が待っている(涙)。

今日のきものはK子さんの藍大島姉妹の妹分。大きな柄が手ごわい一枚をすくいの袋名古屋帯と大振りな象牙の帯留で中和(?)してみた。これまでは無難にまとめることしか考えられなくて無地の帯を合わせてきたけれど、面白みに欠けていた…。相変わらず地味ではあるけれど、今回は少し楽しい味つけができたような気がする。

空色と乳白色のぼかし縮緬帯揚げ
濃紺に安良筋の二分紐+北斗七星
小紋羽織
チャコールの細身エナメル草履

2010.2.8 [月] 

久しぶりに息子と長電話。
ご冥福をお祈りしますと言うのも辛いオリックス期待の星の訃報が重い。プロに入ってすぐにお母様のお墓を作ったという孝行息子。こんなに早く自分も入ってどうするの…というファンの嘆き。
短かった選手生活の中、公式戦唯一の本塁打を打った試合を観戦したことも、単なるニュースとして受け止めにくい一因です。
大リーグから復帰した田口選手のリーダーシップで、彼のためにも優勝をと、チームの絆がより強く固まったよう。神奈川の片隅からオリックスの躍進を応援します!

2010.2.7 [日] 

花兎さんの日記に反応。
自分のネックレスもしばらく身につけていない+昨年は糸換えをスキップしてしまったので、念のためチェックして無事を確認! 

私は20歳のお祝いに、両親からMモトのピアスをプレゼントされました。パールのピアスをつけるために穴を開けたも同然だったので、晴れて本物のパールを身につけたときはとても嬉しかった。 
○十年の歳月を感じさせない美しさで、今も何かあるときはこのピアスを付けています。いえ、特に何もなくてもつけている(笑)。
ネックレスは、数年後に父とお店の方と一緒に選んだもの。小柄なのでチョーカータイプにして止め具もシンプルなものに。「年齢を重ねたら少し長くして、止め具も重厚なものに変更されてもいいですね」とアドバイスをいただく。その時は、なるほどねと思ったものの、今でもチョーカータイプが好きだし、重厚感が似合うマダムでもないので、長さも止め具もそのままで。

毎年一度の糸換えは長く大切に使うためのメンテナンス+逸品に触れて目の保養をさせていただく時間。糸を換えていただく度に、このお店を選んでくれた父にも感謝! 
.........................
非営利組織はもっと評価を重視すべきだと思う。とはいえ評価基準も評価者の選択も難しく時間もおカネもかかるので、実施は困難。
実施しても下手をすると単なる自己満足や帳尻合わせの恣意的なものになってしまう。ということで本当に難しい…
それでもやっぱり評価は必要だと思う。以上、本日のボヤキでした(疲)。

2010.2.5 [金] 

久しぶりの快晴。
今週はあれやこれやで、バタバタと忙しい。
高崎タワー美術館で開催中の藍田さんの作品展、
記念講演やイベントもあるんですね。行きたいな…

2010.2.2 [火] 

所用のため本人不在の息子宅@小田原へ。
お昼頃に着くと曇り空に小雨も降ってきて、あらまぁという感じ。
雪は降らなかったそうだけど、小田原もかなり冷えている。
少々歩いて用事を済ませたら凍えそうになり、寿庵に駆け込んで鍋焼きうどんをいただく。
冷え切った身体にうれしい熱々の具とおうどん。
小田原ですからかまぼこはもちろん、しっかりお味のしみこんだ肉厚のシイタケ、お麩、エビの天ぷら、ほうれん草、存在感たっぷりのネギなど、豊富な具を楽しんで身体の芯から温まる。
お店を出ると日がさしてきて、結局プチ散策をしてから帰宅。恩師への贈り物に寄木細工を求め、守谷の甘食、ロックケーキ、栗まんをおみやげに。
同じ神奈川県だけど、やはり自宅よりも暖かいと実感する。駅前でほころぶ梅がその証拠♪

そして地元で、ちどりさんの著書を購入。手にすると心が温まる一冊をゆっくりと楽しみましょう♪

2010.2.1 [月] 

2月最初の本日は大安なり♪
今年は羽根木公園の梅を見に行きたいな。

愛用のカゴといえば忘れてならないのが有馬籠くつわさんの湯籠。5年前に有馬温泉から連れ帰って以来、湯めぐりのときも地元のスーパー銭湯に行く時もお伴はこちら。少々かさばるけれど水切れの良さが抜群に気持ちよいお気に入り。
............................
ちといちさん、おめでとうございます♪
風呂敷大好きですが、なかなか使いこなせません。
今度カフェに行きたいです。
.............................
天気予報どおり夕方から雪が降り始めて、
こちらはうっすらと積もっている。
息子によると箱根は谷川や蔵王を思い出す雪景色だったけれど小田原は雨とのこと。
11時過ぎに窓の外を見ると、ちょっと幻想的で綺麗。
雪景色、大好き!

2010.1.31 [日] 

1月もあっという間に最後の日。

いつも忘れてしまうブラタモリ
先週は気合いを入れて観たのに、日記に書き忘れ(笑)。
何度も渡った「聖橋」は湯島聖堂とニコライ堂というふたつの「聖」を結ぶところから名づけられたんですね…小さな疑問や不思議に向き合うと日々の生活に張りができていいなと痛感した。好奇心を大切にして、小さな発見や偶然がもたらす出会いを楽しめる人として年齢を重ねていきたいな。
HPをチェックしたら、見逃した回の魅力的なこと。
来週からは忘れずに!

2010.1.29 [金] 

出がけにニュースでサリンジャー氏の死去を知る。
中学生の頃、少しオトナになった気分で紀伊国屋で買った『ライ麦畑でつかまえて』を、久々に本棚から取り出す。小脇に抱えて帰るのがとてもうれしかったっけ。
白水社の新しい世界の文学河出書房新社の「今日の海外小説」シリーズなどは、引っ越しを繰り返した間もずっと一緒に移動し続けてきた。
本には購入日を書くので、ぱらぱらめくると70年代の日付が並んでいる。30年を優に超える所持品ということ!

10代の頃に何らかの影響を受けた本は、時を経ても当時の感動や衝撃が鮮やかに蘇る。甘酸っぱくてほろ苦くて、青春って過ぎ去ってから実感するものなのかな…

2010.1.28 [木] 

なんて素敵な裾除けでしょう! >苗さん
思わず見せたくなってしまいます♪
シンプルの極み(又の名を「実用最優先」)の裾除けに
ちょっと物足りなさを感じているところなので、とても
良い刺激を受けました。
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火曜日の神楽坂散策のおみやげ。
とっても軽い急須は、山下漆器店の奥様が「和にも洋にもいいですよ」とお勧めのもの。継ぎ目のない柔らかさに惹かれて連れ帰ることになりました。お手入れもラクな根来塗りとのこと。
店内には昭和を感じる「鏡台」や書道の先生宅にあった筆掛け(正式名は?)など欲しくなるものがいろいろと…。立ち寄ると気持ちがほんわかするお店。
ちょっとしたプレゼント選びにも素敵な椿屋さんで、今日はお稽古用の御菓子切りを購入。今使っているものより細身で薄いので、羊羹などが切りやすいといいな。
この界隈には魅力的なお店が多くて楽しい。
来月の予約も午前中にしたので、散策とお蕎麦が楽しみ♪
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年末にうきうきと申し込んだ、リーデル・グラス&ラッキーエビスの企画。
「全員当たったらラッキーエビスに囲まれるね♪」と、
当選を前提に構えていたのに親戚一同より吉報なし(涙)。
まさかの全滅&おそるべしラッキーエビス人気♪
その代わり(?)、田村正和とのジャンケンゲームに勝利したことを祝す認定書のパッケージに包まれた「麦とホップ」12缶が届きました!
確かにビール(っぽい)です♪

2010.1.26 [火] 

術後2ヵ月のチェックの日。
いつもながらに丁寧で信頼できるM先生に診察していただいた後は、楽しみにしていた蕎楽亭へ。
診察の予約を午前にしたのは、こちらでお昼を食べたかったことも大きいのです(笑)。
のんびり神楽坂商店街を散策した後訪れると、お店の特徴のひとつのカウンターもテーブル席も活気に溢れて満席状態。
でもタイミングよく、待つこと数分で着席できてラッキーでした。
今日はかなり冷えていたので、ランチのお勧めの暖かい「花巻蕎麦」を選んでみる。
コクとすっきり感のバランスが絶妙な美味しいお蕎麦でした。たっぷりと盛られた生海苔が溶けて、おだしがだんだんと茜色になっていくのも美しかった。

大好きな斎藤清さんの版画が飾られた店内はクールでモダンなテイストの中にも暖かさがあって心地よい空間。
魅力的な日本酒も並んでいて心ときめく!
次は日が落ちてから日本酒をいただいて、ざるで〆たいな♪

2010.1.25 [月] 

週末は籠って仕事に励む。
夜になると目がかすむので無理はいけないと
理由づけして(笑)、細かい字とお別れして
映画観賞(やっぱり目は使っている!)。

何気なくテレビで見たのはデトロイト・メタル・シティ。 
松山ケンイチの公然猥褻カットと
内股でトコトコ走る姿に爆笑、そしてときどきホロリ。
松雪泰子のドS社長ぶりもぴたりとはまってこれまた爆笑。
当時キワモノ扱いされていたKissやAerosmithを
リアルタイムで聴いていたので、妙な懐かしさと
やんわりアレンジされた和製ヘビメタのギャップに遠い目をしながら楽しんだ。
もう一本は「ブリジット・ジョーンズの日記」。
こちらは二度目だけれど、イギリス独特の
アイロニカルな設定や笑いに随所で爆笑。
いわゆるミニシアター系の映画の方が好きだけど、
純粋なエンタテイメントとして愉しむには
こんな映画がピッタリ。

2010.1.22 [金] 

お正月に行きそびれて、それ以来楽しみにしていた銀座へ。
落ち着いた雰囲気の中で、図録やたくさんの資料の中から美しい草花文をアレンジしていただくことにする。
無地紬にも小紋や色無地にも使える、「ひねりなき美しさの中にこだわりがある帯」が理想。
下絵の出来上がりと色の選択が楽しみ。

色の参考にと持参した、古い古い名古屋帯は
地元の悉皆屋さんも半ばお手上げ状態で、
もう無理だろうと諦めて自分で解いたもの。
その帯の再生の途を提案していただいて感激!
まずは見積もりを取っていただくことにした。
こうしたきものや帯への深い愛情が本当に嬉しい。

きものを慈しむ気持ちに心がじんわり温まったところで
いつものよし田さんへ。きものを着ていると
必ずタオルを持って来てくださる心遣いにも感謝♪
お腹を満たした後は、くのやさんへ。
こちらはセール開催中で、定番の冠組も20% off。
以前、在庫切れだった色が揃っていてニコニコと購入する。
「たとえ銀座でもおいそれと定価でモノを買わない本領発揮!」
と自分に突っ込みを入れながら帰路につく(笑)。

メモ
若草色の縮緬帯揚げ
淡い小豆色の草木染帯締め
インド更紗のバッグ
パールグレーの細身草履

2010.1.21 [木] 

和三盆の虎、可愛いです! >百花さん

そして百花さん日記の後半部に深くうなずく。
うん、私も雇われの身+オトナですから
たいていのことはクールに対処というか流します(笑)。
が…、昨日は某女史のあまりにもずさんな「足跡」に
怒りと苦笑が入り混じって複雑な気分で帰宅。
冷えたビール@オリンピック応援仕様に惹かれて購入で
気分転換!
メダル候補と言われながら選考段階で苦戦した
皆川選手が代表に確定してアサヒはホッとした
でしょうね!
怪我を克服した大輔くんも、ベテランとなった
愛子ちゃんも頑張ってほしい。
バンクーバーが楽しみです♪ 
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そして欧州選手権では川口・スミルノフ組の快挙!
うれしい情報に感謝です >みずえさん
今年はバレエに挑戦してみたい…
幼い頃にしばらく通ったレッスン場の魅力は、
いまだに色褪せることのない強烈な思い出!

2010.1.19 [火] 

Sさんが家に来て、きものの話題で盛り上がる。
先日、江戸更紗の帯をお願いしたそう。
私まで月末の仕立て上がりが楽しみに。
自分のものでなくてもうれしくなってしまう
きものの世界。
不思議、そして素敵♪
少しずつでも輪が広がるといいな。
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『ミレニアム』私も観てみたいな >はななおふくさん
最近の映画事情に疎い私はスウェーデンというと
条件反射のようにベルイマン監督が浮かびます。
中でも『野いちご』は個人的ベスト10に入れたい作品です。
真楽のそこここにヨーロッパ映画ファンがいてうれしいな♪

2010.1.17 [日] 

破壊された高速道路の映像に愕然とした15年前。
次々と報道される火災や瓦礫の山の映像に言葉を失った。
ボランティアに行った知人、早速募金を始めた友人。
いてもたってもいられずに行動を起こした人がたくさんいた。

翌夏の神戸には、亀裂の入った道路に震災の傷跡が生々しく残っていた。
イチローが活躍していたオリックス・ブルーウェーブのユニフォームの袖には
「がんばろう神戸」のメッセージ。
グリーンスタジアムの観客は、精一杯オリックスと神戸を応援していた。
立ち直りつつある神戸に来てくださいとのアピールとオリックスファンの
息子の希望が重なって、しばらくは毎年神戸に行った。
その後は息子が4年住んで、より身近な地域となった。
震災から15年。あらためて犠牲となった方々のご冥福をお祈りいたします。
生かされている私たちは、あの日を風化させることなく犠牲者の無念を
心に刻んで前にすすまなければと思う。

2010.1.14 [木] 

懐かしくてワクワクする名前が並びました♪
『冒険者たち』『男と女』『スリ』『地下室のメロディー』『恐怖の報酬』などなど
浮かんで興奮気味 >ユウナさん

私も中学時代からヨーロッパ映画ファンです。
フェリーニ、デ・シーカ、R.クレマン、ヴァディム、アントニオーニなども好み♪ 
さらに大のイギリス映画好きで、T.リチャードソン、K.ライス、N.ローグ、K.ローチ、
M.ウィンターボトムなども大好き。
最近はトルコ出身のファティ・アキン監督に注目しています。
今観たいのは岩波ホールで上映中の『カティンの森』
そうそう、ベルイマンやポランスキー、ワイダも好きです。
世界の名監督方、敬称略で失礼しました(笑)!

2010.1.13 [水] 

バイトに出かける前にお願いした初荷が届く。
丁寧な梱包をほどくと、包装紙と同柄の「御手富貴」と
『銀座百点』が添えてあって思わず笑顔に。
いつもながらの心遣いとセンス、そして梱包も決して手をぬかない丁寧な対応に、老舗の誇りと心意気を感じて幸せな気分に包まれる。

きものに対するこのように細やかな配慮に触れると、譲られたもの、新しく箪笥に入ったもの、どれもみな益々大切にして長く愛でていこうと思う。
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バイトの帰りに三徳包丁を購入する。
出刃の方は一昨年、とても切れ味よく使いやすいものを
手に入れたが、三徳の方は10年選手でさすがに疲れ気味。
家族の胃袋を満たしてきた先輩はベンチ入りということで、これからは新人に活躍してもらおう♪ 

2010.1.12 [火] 

7時台に駅までドライブ。久しぶりに車内でJ-WAVEを聴く。
車で通勤した6年ほどは毎日Tokyo morning radioを聴いていたっけ…
などと遠い目をしているとエリック・ロメール監督の訃報がとびこむ。
個人的にはゴダール、シャブロル、ルイ・マル監督たちのように印象深い
作品はないけれど、ヌーベルヴァーグの軸としての存在感は大きい。
ご冥福をお祈りします。

2010.1.11 [月] 

昨日はプチ同窓会の母を駅まで送り、実家でお留守番組と一緒に鏡開きのおぜんざい(母作)をいただく。今年は七草をうっかりやり過ごしてしまったので、鏡開きのお餅がうれしかった。

街には振袖姿がちらほらと。たまたまかもしれないけれど、今年はこれまでより古典的な振袖姿が目について個人的にはうれしかった。お母様が着たものと思われる総絞りの振袖と豪華な伝統柄の黒地の振袖が特に印象的。

20歳のとき、自分は振袖には全く関心がなくて、振袖をつくるよりも海外に行きたいと思っていた。それから○十年を経て、こんなにきものに愛着を抱くようになり、そのおかげで楽しみが増えるとは思ってもいなかった。
これだから人生は面白いのかな…(笑)

2010.1.9 [土] 

きもの大好きSさんと地元で落ち合う。昨年きものの世界に転職した彼女、体力勝負の搬送やクレーム対応など、なかなか厳しいながらも好きな世界で働くのは楽しいとのこと。ただ、仕事で着る機会が増えたら休日にきものを着たいという欲求が失せたとも。好きなきものを着る喜びが感じられない状況は残念だけれど、時間とともに変化するのではないかな…。今年は純粋にきものを慈しんで楽しめる時間が増えるといいね!

2010.1.8 [金] 

今朝の「生活ほっとモーニング」、吉永小百合さんのきもの姿が印象的。柔らかく透明感のある色合いが美しいきものにシルバーグレーの帯+ひょうたんの帯留。ヘアスタイルもさりげなくて素敵。

きものは志村ふくみさんが京都のパンやさんのタイルにインスパイアされて創られたものとか(情報by母)。冒頭部分を見逃したのが残念。お話の随所に軸のぶれない生き方がにじみ出ていて、健康的な美しさに輝いていた。最後に紹介された好きなことば「遊びごころ 学ぶこころ」もいいですね♪
...............................
一休みしてザッピングすると、スタジオパークに寺島しのぶさんが出演中。こちらは白地にのびやかに描かれた流線が印象的な装い。モダンな美しさで、今の彼女にぴったりのきものだと思った。それにしても仕事@自宅に疲れると無性にきものが着たくなります!

2010.1.7 [木] 

今日は楽しみにしていた初釜、そしてきもの始めの日。
久しぶりの柔らかもの+二重太鼓のハードルもなんとかクリアして、いそいそと車に乗り込み出発する。
紬の風合いは大好きだけど、柔らかものを纏ったときのとろけるような感触もたまらない…。控え目な白茶の江戸友禅付け下げと深みのある山口さんの唐織の帯は大好きな組み合わせ。先生にはいつも「地味ねぇ」と言われるので、臙脂の飛び絞りの帯揚げと青林檎色の冠組帯締めでいつもより華やかさを出したつもり。

先生宅ではいつにも増して穏やかな時が流れ、ほんわかとした空気に包まれた初釜となる。
有吉でのお食事もゆっくりと堪能できて優雅な半日。
残念ながら先生のご都合で次のお稽古は2月半ばの予定。今年は自ら学び前進する歓びを感じたいと思う。

[メモ]
艶消台(白金)の細身草履
正倉院宝文の利休バッグ

2010.1.4 [月] 

諸事情から(笑)、小田原へ。まずは12月に鈴に託したお願いがかなったのでそのお礼に行く。お正月早々に来られて良かった! その後はいつもの神社へのお参りや気ままな散策で楽しい半日となる。
閉めは勤務後の息子との夕食。古い民家を改造したようなおしゃれなお店で、お味お値段ともに大満足。都心では考えられないような良心的な設定に拍手♪
そしてロマンスカーに乗って帰宅。乗車時間は急行とさほど変わらないのだけれど、停車毎に冷気が舞い込むことのない車内の温かさがしみじみ嬉しい。若いころには考えてもみなかった新しい幸せ(笑)。

2010.1.3 [日] 

年末から6連勤の息子が今年初の帰宅。
疲労でしぼんでいるかと思いきや、「お正月に働くのも悪くない」とのこと。さすが若者! 
おせち、お雑煮、ケーキ(母=私作♪)などをぱくぱく食べて慌ただしく帰宅した。食欲旺盛・元気でなにより。

夜は親戚に電話でご挨拶する。いつの間にかお話できるようになったYちゃん、一人でお婆ちゃん宅にお泊りするというTちゃん、画像のきもの姿が可愛いMちゃんは春から小学生と聞いてびっくり。三人は従姉妹で、今年はYちゃんがTちゃんとMちゃんが着たきものでお祝いする年♪私も今から楽しみです!

2010.1.1 [金] 

午後から地元の神社に初詣。
普段はひっそりとしている神社も、今日は長蛇の列ができてにぎやか。
今年も家族のみんなが健康で楽しく充実した毎日を送れますように! そして、たくさんきものを着て幸せな時間を過ごせますように♪

2010.1.1 [金] 

あけましておめでとうございます
今年もどうぞよろしくお願いいたします!

快晴ながら空気は肌を刺すように冷たい。
丑の親子からバトンタッチして玄関に陣取った寅の親子土鈴。伝統の文様を纏いながら、ちょっとユーモラスな表情が何とも可愛らしい♪

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