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|  2015.4.26 [日] 京の筍 翌日 |  | 
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 | 前日のアルコールを朝風呂でリフレッシュ。 
 朝食はホテルのバイキング。小鉢やおばんざいの種類が多くお味もまあまあ。でもお値段を思うと当然かな。
 
 神泉苑、二条城、清明神社、一条戻り橋をめぐってようやく四条にもどり「たごと」でにしんそば。
 「ぶらたもり」の小道でかわいいお店発見。「ずら〜」連発の小学生を連れた若いご家族と一緒に楽しい買い物。
 新京極を四条河原町に向かう途中、冷やかしで覗いた「井和井」でリサイクル着物衝動買い。
 向田邦子さんご用達「永楽屋」でお土産を送る。笑
 
 新門前通りで古美術店を見る。素通りしようかと思った店に思い切ってお邪魔したところ素朴な平棗が目に留まる。この店らしからぬ拭き漆のしかも時代でもない品物に昨年故人となられたTさんの名を出したところ、ご主人は懐かしそうに思い出話を聞かせてくれた。亡くなられ たことをお話すると驚いて「さびしくなりますな」。
 
 平棗は友禅職人だった人が趣味が高じて作った品物だそうだが、松材を蘇芳で染めて拭漆をかけた木目の美しさが見どころ。同じ方の香合は一目で光悦の硯箱とわかるフォルム。これには夫が一目惚れ。
 Tさんが亡くなられて丁度1年。いつか一緒に連れてきてもらうはずだったこの店でTさんご夫妻が愛された漆の仕事の品物と出会えたのもご縁と思う。
 
 「みしな」で夕食(シチュー定食)を頂き帰途に着く。
 ゴールデンウィークに先取りの良い旅だった。
 
 着物メモ:白大島(?)友人のお母様からの頂き物。薄手の縮緬地染め帯。24日と小物だけ変えて。
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|  2015.4.25 [土] 京の筍 当日 |  | 
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 | 前日の精神的ダメージを朝風呂で洗い流す。 
 イノダで朝食の後、大西清右衛門美術館で茶釜を拝見。
 東向日でしょうさん達、バスでJR組の方々と合流し、いざ「うお嘉」さん。水の味、地の味に人の手間のかかった筍が更に美味しく料理され飽きることなくコースを頂く。
 
 その後は市内に戻り「高橋徳」さん。友禅についてのお話や工房見学は非常に勉強になる。いつか友禅染体験もしてみたい。
 もの作りの置かれた難しい環境にめげることなく美しいものを作り続ける心意気に打たれる。
 
 打ち上げはしょうさん宅へ。あれだけの大人数を迎え入れるなんてスゴイこと!先日たった3人をお迎えするだけでも大変だった我家とは大違い。お心入れのサラダやハム、チーズ、フーさんベーカリーのパンも美味しく、たっぷりと頂きました。
 
 「京の」と同じくらい「真楽の」がつくと楽しさ倍増するのを実感した1日。
 
 着物メモ:藍染め絞りぜんまい布。縮緬型染め帯。
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|  2015.4.24 [金] 京の筍前日 |  | 
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 | 頃も良し、結婚記念祝いも兼ねて夫と申し込んだ復活!京の筍。 前日に奈良で友人と再会の予定が叶わず残念。
 お母様に頂いた着物をきていったのに・・・
 
 春日大社 第六十次式年造替の特別拝観。藤の花は三分咲き。
 今西家書院は貸切状態。庭の牡丹の香りが部屋まで漂う。鶯の初音。
 入江泰吉旧邸では入江氏が生前目にしていた景色を見て、作品に思いを馳せる。東大寺戒壇院を見上げ大仏殿裏から二月堂へ。
 友明堂でお抹茶をいただき、時代の大棗に心動くも見るだけに。(苦笑)
 奈良国立博物館を出ると登大路の上に水色と薄赤色の夕空。
 夕食後、東大寺の梵鐘「奈良太郎」を聞きにタクシーを飛ばすが鐘楼の途中で撞き始まる。木立ちを通して聞くのもまた悪くない。負け惜しみ?
 
 JRでとろとろと京都入り、ホテルへ。
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|  2015.4.21 [火] 母82歳 |  | 
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 | 旧暦の雛祭り。 母の満82歳誕生日。プレゼントは1か月前倒しで贈ってしまったので電話でお祝いを伝え、朝からおしゃべりする。
 といっても出勤前なので20分で切らせてもらったが。
 母の健康に感謝。
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|  2015.4.19 [日] 歌舞伎座夜の部 |  | 
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 | 高校時代からの友人4名+夫で夜の部。 観劇前に女子会。期せずして全員が白っぽい着物というのも面白い。
 着物&歌舞伎のセットでほぼ月1の同窓会。こんな風に集まれるのは幸せなことだと思う。
 
 着物は先週と同じ白地縮緬花唐草小紋に帯は團十郎格子アレンジの帯(川島織物)。小物をはんなり関西風かきりっとさせるか悩んだ末に、金糸使いの帯締めとブルーに結び柄染めの帯揚げで江戸風に。あくまで自分比。
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|  2015.4.12 [日] 週末 |  | 
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 | 11日 友人の一人息子が大学進学を機に一人暮らしを始めた。息子さんの入学祝と友人を慰める?べく手料理でお祝い会。 奈良で知り合った彼女へのおもてなしはお水取りにちなんだ絵。息子さんへはローストビーフ食べ放題。笑
 
 12日 茶事のための勉強会。会場には思いがけず東大寺別当清水公照氏の作品。
 昨日に続くご縁を感じる。
 実践と座学、両方やってこそ身に着く稽古とこれまでを反省。そして新しいスタートと言い聞かせる。
 
 着物メモ:縮緬白地に花唐草小紋、花喰い鳥紋織りの名古屋帯。
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|  2015.4.10 [金] 読み語り 響の会 |  | 
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 | 長谷川稀世さんが主宰される響の会の第6回公演へ。 山本周五郎作 「鼓くらべ」と「初蕾」
 主人公の境遇は全く異なるが、心を入れかえ生まれ変わって新しい境地で生きることを決心する、というテーマは同じ。この季節にふさわしい演目で、毎度ながら心が洗われる思い。
 
 終演後はご一緒した友人と久しぶりに一献。思いがけない顛末で職場を辞し、新しい職場に移ることを知りビックリ!
 同じ状況でどのように考えるか対応するかは人それぞれだが、彼女の選択が彼女らしく、結果的に良い流れを引き寄せている。どの場面でも悔いを残さないという考え方に拍手。今日の公演に通じる。お誘いして良かった!
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|  2015.4.8 [水] ローケツきもの展 |  | 
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 | 昨日は会社帰りに銀座煉瓦画廊へ。 
 鈴木啓子さんのローケツきもの展。
 ローケツ染は小学校の図画工作で1回やっただけで、素朴で単純な地味なイメージでしたが、会場の作品を拝見して認識を新たにしました。
 何色も使ってロウならではの線が生かされたきものや帯は独特の魅力があります。模様は大好きな正倉院柄も多くつい長居してしまいました。
 
 生地選び、ロウの扱いなどご苦労話を楽しそうに語る鈴木さんはとてもかわいいローケツに恋して30年超の永遠の乙女です。
 
 歌舞伎座横の小路にある銀座煉瓦画廊で12日(日)17時まで。お近くにお出での方がいらっしゃいましたら是非お立ち寄りくださいませ。
 きもの、帯、帯揚げ、半襟、ストールなど
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|  2015.4.7 [火] 龍村の帯 |  | 
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 | テレビの鑑定団に初代龍村平蔵の丸帯が出た。昨年の高島屋での展覧会を思い出した。カメラのアップのおかげで糸の盛りあがりや質感が見られ、こうした精緻な技術が遠目にも「龍村」と言わせるのかと改めてすごいと感嘆。 宮尾登美子さんの「錦」にも詳しいが、命を込めた仕事は対価では測れないほどだ。
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|  2015.4.3 [金] 卯月 |  | 
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 | あれれっ?3月は日記を1回も書いていなかった! 文楽のこと、菊之助のこと中心に歌舞伎のことなど
 いろいろあったのに怠慢に記憶も薄れ・・・
 きちんと定着させて完了させて次に向かうことを習慣化したいもの。
 
 で、4月!
 大学時代の友人の仕事を偶然見つけて連絡をすると今週末からご主人の仕事で海外に住まわれるとのこと。仕事の片づけに来た彼女と久々の再会。
 
 別の友人は一人息子が大学進学を機に都内で一人暮らしを始めることに。想像以上に複雑な淋しさに襲われている様子。そんな彼女の慰めもかね大学入学祝をするべく散らかった家を片付けるのが急務!笑
 
 下旬には奈良に友人を訪ね、その足で真楽の筍オフ!
 今月は友情強化月間。
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