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2009.12.31 [木] 大晦日

新年の準備らしいことをほとんどせず、大晦日に。
ゴミの最終回収日が28日っていうのがねー。最終回収日のお知らせが29日の新聞折り込みに入っているというのもねー。とぶつぶつ言ってみる。新年最初の回収日は4日。とゴミ話で年を終わる。

メンバー登録してから1年以上幽霊部員状態だったのですが、今年は着物供養にも参加できて、着物の楽しみが広がった1年でした。

多くのご縁に感謝しつつ、これからも着物を楽しみたいと思っています。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

2009.12.25 [金] クリスマスプレゼント

暖かなクリスマス。
できあがりを楽しみにしていた帯揚げを受取に紅型の工房へ。
とってもチャーミングな作家さんそのまま、といった雰囲気で、
夢のあるストーリーを感じさせる作品たちなのです。

柄の染め付け位置を中心部に寄せてもらったので、帯のお太鼓脇から紅型がチラ見えする予定。名前も入れていただいちゃいました。
地紋を選んで色を決めて…悩むのも待つのも楽しいセミオーダー。
自分へのクリスマスプレゼントということにしました。使うのが楽しみー。

1月には「書初めならぬ染初め」の体験教室も。早速申込みをしてきました。

2009.12.14 [月] コートの黒染め

もう10年以上愛用のロングコート(紺)が、少しやけて色あせてくたびれてきてて。紺はやけると赤っぽくなって、古さが目立つんですね。長年愛用のこのコート、シルエットが気に入っていること、割といい仕立てで生地もいいので焼けがなければ問題ないのだけど…ということで国華黒さんに黒染めをお願いしました。

ちょっと色あせていた肩のあたりも、見事に真っ黒。化学繊維は染まらないということで、糸が紺色なのだけど、それもよくよく見ると分かる程度。なぜか化繊のはずの裏地も黒く染まりました。

黒のロングコートは冬場に増える弔事関係でも重宝するし、8000円弱でお気に入りがよみがえったのが嬉しい。

ということで、今年は新しくロングコートの購入を検討中。品数が揃っているうちに買うべきかセールを待つのか?セールにならない商品を狙っているのだから、さっさと買うべきでしょう(笑)。今週は冷え込むようですし。

2009.12.9 [水] 15回目のルミナリエ

神戸ルミナリエ。今年で15回目です。数年ぶりに足を運びました。

14年前はテレビや新聞で話題になる度に、「これが本当に震災犠牲者の鎮魂になるのか」と思ったりもしていたのでした。でも、忘年会がてらと言い訳するように出かけたクリスマス前の東遊園地であの光を目にしたとき、あまりにも大きな変化のあった1年間と、私が出会うことのなかった6000以上の人の命と、なんか色々なことで心がいっぱいになって泣けてきちゃったのでした。
その夜も仮設住宅で炬燵にあたりながら、聴く、聴く、聴く。
14年前はそんな風に過ごしていたのでした。
暮らしも仕事も少しずつ変わっても、あの1年が今に続いているんだなぁと、改めて感じた冬の夜。

住んでいたアパートが全壊し隣人が亡くなったという彼、育った家と仲良しの兄弟を失った彼女、全壊の部屋から掘り出した当日締切のレポートを提出するためにパジャマにコートを引っかけて大学へ歩いて行ったという彼、みんなどうしているだろう。

2009.12.6 [日] 5:53 pm

写真は今年5月の法然院。
方丈で弦楽四重奏のミニコンサートがあった。
音楽に刺激されたのか池のカエルも大合唱で、ユニークな調べ。演奏が止むとカエル達も静かになるのが可笑しい。

その時は方丈の襖絵は外してあったのだけど、昨日は狩野光信と堂本印象の襖絵も拝見できた。ありがたい。

2009.12.6 [日] 5:45 pm

昨日の失敗

(1)懸案の時雨下駄&雨草履をそのままにしてしまったため、「つまがけ」なしの時雨下駄で出かけるはめに。

(2)雨コートのホックの糸が弱っていて、朝からお針仕事。指ぬきをしたまま、出かけてしまいました。

(3)ホックの糸が弱るということは、当然他の縫い部分の糸も弱っており。帰り道歩いていたら雨コートの脇縫いの糸が切れ、身八つから腰まで脇縫いがばっくり。安全ピンも持っていなかったので、脇が裂けた状態で帰りました。雨がやんでいたのが、不幸中の幸い。

さて雨コート。取り急ぎ、裂けた脇縫いの応急処置をしなくてはいけません。
皆さんのコートも様々に工夫がされていて参考になることがいろいろ。
私も誂えたくなったりしつつ。うーむ。

2009.12.3 [木] 11:31 am

今日は朝から雨模様。土曜日の着物を準備する。

着る予定のものは、たぶん昭和初期の染物。昭和10年生まれの伯母のお宮参りの写真で、若き日の祖母が纏っている。伯母や母が着るために仕立て直しをしているが、それからも40年以上になるようで、着用に耐えるのかちょっと心配。でも、着物に目覚める前、高校生の頃から着てみたいと思っていたので、袖を通すのが楽しみ。
長襦袢に塩瀬の半襟が付いていたが、古い着物の質感に合わない気がして付け替えることに。織柄の綸子か、刺繍か、ちりめんか…選択肢が少ない中で悩んでみる。

2009.11.21 [土] 23:47 pm

辛夷さんが書かれている大野さんの「逆極鮫」、名工展で拝見したことがあります。ご本人はいらっしゃらなかったのですが、出品されていた他の作家さんが、「これはすごいんだよ〜、どうなってるかわかる?」「鮫、極鮫、超極鮫。これは逆極鮫」と、呪文か早口言葉のように解説してくださいました。

京都は朝から観光のお客さんでたいへんな混みよう。紅葉も見頃だし、御所西では魅惑的なイベントも行われているし。

地下鉄の中で赤いPENTAXを持った着物姿の方をお見かけしました。私はスーツに紙袋下げて、外まわり中でした…。

2009.11.20 [金] 9:00 pm

吐く息が白くなって、手袋がないと自転車に乗れなくなってきました。

この連休は後半お天気が優れないようで残念。
きものを着る予定があるので、雨の支度を…と思って準備をしていたら、時雨下駄のつまがけが劣化していました。お手入れが不十分だったか!?と青くなったものの、よくよく考えたらお下がりの30年モノなのでした。つまがけはビニール製のようだし、劣化は仕方ないことなのでしょう。
下駄は傷で痛々しい部分はあるものの健在なので、つまがけだけ新しくするのがいいのかしらと思案中。真楽キーワードで「向掛け」と「爪皮」の違いなど知り、必要に迫られたからといって、きものまわりのものをコンビニでビニール傘を買うように手に入れるのはやめた方がいいのかも、とも思う。
雨草履も欲しいと考えていたところなので、ちょっと悩み中。予算もないので(しくしく)。

2009.11.18 [水] 9:00 pm

仕事のあと、そのままホテルの宴会場での「懇親会」。
えっとスーツでいいんですか。
少しはお洒落だったりするほうがいいんでしょうか。
ということで、ショールなどお伴させてみました。

今年の葡萄染ショールはレディなのです。

※※※

写真のショールは、京都の高橋徳さんの「友禅染教室」で染めたもの。
年に1回の特別編「葡萄染めショール2009年版」です。

2009.11.14 [土] 11:00 pm

紅葉も進み始めた週末、衣笠の堂本印象美術館へ。
「和装美人から洋装美人へ —大正・昭和の女性像—」を見る。
大正、昭和の、和装から洋装へと変化する時代に焦点をあてた美術展。
鏑木清方の描く女性像が好きだなー。
雑誌やポスターなども当時の世相が覗えて面白い。ビールなどアルコール系の広告に美人画が多いのはアイキャッチ効果なのでしょう。
「和装美人」の着物も、着付け方も面白い。
帯板やプラ衿芯を使わないからか、堅さがなく自然。
ちょっと帯が胸高なんだけど苦しそうに見えない。
今の「きれいな着付け」は、作り込んだような感じなんだなー。

溝口健二監督映画の衣裳考証、風俗考証を担当した画家、甲斐庄楠音のスケッチも数点。先月見た「お遊さま」「雨月物語」も甲斐庄による衣装考証だった。

きものパスポートの対象施設なので、着物姿なら期間中いつでも無料です。今日は洋服だったので、500円なりーと思っていたところ、洋服でも入場無料。

11月14日、15日は「関西文化の日」。
関西地区約400の美術館・博物館の入場料が無料です。

2009.11.7 [土] 10:00 pm

白生地の産地、滋賀県長浜での「きもの大學」というイベントに参加。
箪笥の中から、珍しく素性のわかる浜縮緬の小紋を引っ張り出してみた。
お下がりだと仕立てたときの残布や証紙がないものが多いが、この小紋の残布には浜縮緬マークがついているのだ。

きものを着て長浜の文化を楽しむ、という主旨のこのイベント、30近い講座の中から2つコースを選んで参加する。定員もあるので希望とは違うコースになることも多いようだけど、それぞれ趣向を凝らしてあって楽しそう。
午前はものづくり系『金箔押し教室・銘々皿づくり』、午後は浜縮緬の産地ならではの『白生地工場ツアー』に参加。
「しぼが高いちりめん地ですね。長浜ですね、ハッチョウネンシですね」。
言葉として聞いたことはあるが、どのようなものか実はよくわかっていない。
興味津々で見学し、へぇ、ふむふむ、なるほど、と驚きや納得の連続だったのですが、いかんせん勉強不足。予習・復習が必要です。
【勉強したこと】
・生地づくりの工程の8割が糸の準備
・緯糸は強く何度も何度もねじって作る「強撚糸」を使う
・生糸の種類や撚りのかけ方、織り方など、様々な工夫で生地に表情が生まれる

振袖姿の人から洋服、ブーツと合わせたスタイルまで、参加者のきもの姿も色々。
自分で金箔を貼った銘々皿の他、ガラストレーの参加記念品もいただき、とても楽しく勉強になる遠足でした。主催の長浜市、ボランティアスタッフの方々、講師の先生方、ありがとうございました。

2009.11.5 [木] 10:00 pm

先日、興生寺で目にとまった「若松」の帯。ちょうど高島屋で展示会をやっているということで、仕事帰りに立ち寄ってみた。
興生寺では結構な混雑でゆっくり拝見することができなかったのだけど、さすがに平日の夕方の百貨店呉服売り場はゆったり。一つ一つ、傍から見たらあやしいほど、じっくり目の保養を。

以前、私の着物師匠のお宅で、能装束復刻名物裂を裂取りして作ったという打掛を見せてもらったことがある。あれは、若松華瑶の仕事のパッチワーク、ある意味集大成と言えるのかも。

若松華瑶の帯、『売り申さず お賞めくだされ』では値札が出ていなかったのだけど、高島屋では立派なお値段でした。

2009.10.31 [土] 11:00 pm

最高気温25℃の京都。
京都文化博物館『京の名工展』、千總ギャラリー『激動の昭和初期〜友禅染の世界〜』、
ちおん舎『布の仕事、花の仕事』のハシゴ。

『京の名工展』では様々な技巧を凝らした友禅染めの数々を。匠の技にクラクラ。
千總ギャラリーでは、戦時中に技術保存の為に作られた友禅染の優品の数々が。
技術保存を目的にしているので、こちらも大変な技法。
ガラスケースの距離がもどかしくなる程。

一衣舎展は、やわらかものメインの私にはちょっとした衝撃。
布って糸を織って作られているのだ、と当たり前のことがとても新鮮。
糸の持つ個性、布から風景が浮かぶおもしろさ。
藤井礼子さんのジャワ更紗にも釘付け。お茶室ではフーさんのお呈茶も。

高揚した気分は、気候のせいだけではないはず。ちょっとお腹いっぱいの一日。

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