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2009.12.31 [木] よいお年を

昨夜、テレビで放送されていた「男はつらいよ」を見る。
昔はわからなかったけど、面白い。
ぷぷっ、と笑ってしまうところだらけ。

テレビを見ながら、七五三で友人の娘に着てもらった着物を解く。
胴裏は黄変どころか、茶色だよ…
表にもちょっと響いてきている。

大人になっても仕立て直して着られるように、と作ってくれたらしい。
けれど、予想以上に私が育ってしまったことと、今となっては派手すぎて、きものとしてそのまま着ることはできない。

どうする?どうしようねえ?
母とそんなことを言いながら、夜更かししてました。

 ※

テキトーだけど、一応掃除終わり!
息子と窓磨きもしました。
新聞紙をぬるま湯で濡らして拭くという方法は、確かにきれいになる。
けど、ぴかぴかにするのには素早さが必要で、息子ではまだ戦力にならない…でも、去年は邪魔にしかならなかったのだから、進歩はしているらしい。

明日は、七五三で着た絣の着物と、伯父とじいさんが着たおめでた柄羽織を着せてやる予定。


皆様、今年もお世話になりました。
よいお年をお迎えください。

2009.12.30 [水] こんな募集が

「おしゃれ工房」のHPを見ていたら、「めしませきもの 母の着物をすてきに着こなす 参加者募集」というのがありました。
大久保信子さんが選ばれた視聴者の自宅で、その人の手持ちのものでコーディネートしてくれるそう!

 ※

ラッキーエビス、初めて知りました。
うちの到来物の缶エビスのケースには入ってないかな、と調べるも、あ、瓶のみなんですね。

ところでうちのエビス、上司の奥様が、何か私を誰か他の方と間違ってお歳暮に送ってくれたというもの。
上司に確認したら、
「間違いだけど…せっかくだから、飲んでちょーよ」
となった。
というわけである意味“ラッキーエビス”です。

2009.12.30 [水] おかたづけ

まがりなりに(笑)片づけていて、愕然とする。
自分が着尽くせる以上に洋服も着物も持ってるよ…

洋服の大半はサイズがアレで、流行もで、着られないんだけど。

その時は一生ものだ!と思って買った「紺ブレ」も、大変時代を感じさせるものになってしまった。
そもそも流行したもので、一生モノなんてないはずなのに、そういうことがわかっていなかった(肩パッドを外してリフォームしたら、なんとかなるだろうか???)

でも、着られなくても、たまに見るだけでも幸せ〜、となる服もある。
たとえば柳田剛さんによるNAiyMAの服。
今は休止しているこのお店の服は、着ても気持よかったし、ハンガーにかかっているのを見ていてもラインが美しくて、涙腺が緩んでしまうぐらい。自然で、リラックスしていて、でも凛とした感じもして、大好きだった。

伊藤美恵さんのローブイーゴの服も捨てられない。
お小遣いで初めて買ったアニエスbのカットソーもいまだに箪笥にしまってある。

こういう“箪笥のこやし”はきっと、一生減らせないだろうなあ。

2009.12.29 [火] 新平家物語

気になる映画『ヴィクトリア女王』
ヴィクトリアン・ジュエリー展もあるんですね。

 ※

大雷蔵祭には行けないので、家で一人雷蔵祭。
しばしば家族に邪魔されながらも、お正月用に用意したDVDと古いビデオをぼちぼち楽しんでます。

で、『新平家物語』を見ているのですが、雷蔵の眉毛がすごい!
清盛役のイメージってそうなんでしょうが…刷毛のような眉毛が付いてます(笑)
あと小暮実千代(清盛母)の衣装がすごい〜
小袖なしでいきなり素肌に袴をつけ、胸の上で紐を結んで、ベアトップのドレスみたいな感じにしてます。
胸の谷間もばっちり。その上にうちぎを重ねてます。
(調べたら、小暮実千代はそういう役が多かったそう。でも実生活ではボランティアも励んでいたとか。)

とはいえ、民衆や僧兵たちの集団の動きが迫力があったり、衣装がこれでもかというくらいぼろぼろにしてあったりして、実際の平安の町もこんなだったろうか?なんて気にさせられ、楽しいです。

2009.12.27 [日] 美の壺 スペシャル

新年 1月3日(日)朝 7:20〜
着物特集だそうです。

2009.12.26 [土] 10:10 pm

帯屋捨松のHPができたそうです。
おもしろいです。

知らずに購入していた一本の名古屋帯が捨松製。
まじめにも、おちゃめにもつかえて、でも無難にならず。
お気に入りです。

HPを読んだら、織の7割は中国で行われているそう。
でも、そこには大変な努力と苦労もあったとか。
私の帯も、価格から考えるに、たぶん中国うまれ。
でも、使いやすくていい帯には変わりない。
大事にしようと思います。

2009.12.25 [金] 9:50 pm

ぴったんこカンカン見ました!

 ※

写真店で七五三写真を受け取る。
笑えます。
演歌歌手か?
韓流スターか?
というようなポーズとヘン顔ばかりです。
写真屋さんの折り込みチラシにあるような、愛らしい写真が一枚たりとない!
まあ、実態でしょうが…

「これ、店に飾らせてね」
と御主人に言われた一枚は、マルコメ味噌の坊やのようだし。
いえ、笑ってもらえるなら、どうぞ飾ってください…

ところで、一緒に写った自分を見て、反省。
髪が大事とはよく聞くけど、本当です。
テキトーに自分で結った髪は、アホ毛飛び出してるし。

おまけに、来ていた万筋は写真ではモアレかかっちゃったし。

そして、うっかりはいて行ったふだん履きの草履…プロに撮ってもらうときって、草履が想像以上に目立ちます。

もしまた、撮ってもらうことがあれば、そのあたり、気をつけたいです。

2009.12.24 [木] 冬至とかクリスマスとか

皆さんの萩尾展レポを読み、羨ましがっていたら、全国巡回予定もあると知りました。
名古屋にも来てー!

「半神」80年代終わりの頃の遊民社版、私も見ました。
学生だったので、なけなしのお金はたいて〜。
小さい劇場で、一列目かなんかで、すぐそばに役者さんがきたりして、そういうのは初めてだったのでびっくりしました。
双子をどう表現するのかと思っていたら、
「ええっ!!!」
というやり方で、唖然というか笑えたというか…そのくらいしか覚えてませんが。
原作にとらわれ過ぎていて、舞台を十分味わえなかったかも。
ビデオが出ているようなので、一度見直してみたいです。

 ※

冬至のカボチャ。
今年は宿儺かぼちゃをもらって、食べました。
おいしいです、これ!
キッチンに転がっているのを見たときには季節外れのヘチマだと思ってましたが、食べてみたら、とってもあまくてほくほくです。
あまりにおいしいので、しっかり種をとっておきました。

 ※

半日前倒しでクリスマスのお祝い。

子供へのプレゼントはずっと欲しがっていたもの二つ。
二年も前に一度レンタルした時、はまりまくり、いまだに主題歌を歌い続けている「パンダコパンダ」DVDと、デルブロ

デルブロ、いいですよー。
大人も、お年寄りも楽しめます。

ケーキはスーパーで買ったスポンジ台に、子供と飾り付け。
料理はうまいと評判の鶏肉屋製のモモの照り焼き。
うわさ通り、本当においしかったです。軟らかくて、味も奥までしみていて、さめていてもおいしい。
鳥の丸焼きも販売していて、一羽四〇〇〇円くらいだったかな。
何か特別なことがあった時に、丸焼きもためしてみたいです。

 ※

息子が1歳半のころこの本みながら浴衣を縫いました。
もっと大きな子供用の寸法だったけど、むりやり肩あげ腰揚げして着せてしまいました。
肩あげが大きくなりすぎて、まるでかみしも(笑)
その後、プロに頼んだ七五三のきもので、肩あげ・腰揚げがダブルになっているのを見て、なるほどそうすればよかったかー、と納得しました。

2009.12.21 [月] 上々颱風

チョコレート、有名なのですねー。
シナモン、オレンジも試してみます。

 ※

上々颱風!!
うらやましー!

昔、かるく追っかけでした。
聴いていると、ほんとうに心が洗われる感じです。
ライブは熱いし。
でもずっとライブもご無沙汰なので、チャンスがあったら行きたいものです。

2009.12.20 [日] 9:00 pm

People treeのチョコレートをいただきました。
うまーい!
オーガニック・ビター、ということで、カカオの味がします。
毎年食べている人は、ワインでも味わうかのように「今年は酸味が」とか「苦味が」とか感じながら食べるのだとか。
フェアトレード製品だというところにも、ひかれますが、何よりおいしくて、私も思わずお取り寄せしてしまいました。

 ※

昨年の冬、三姉妹のお店で惚れて、ダイブしたものが届きました。
一年もかかったのは、はい、ひとえに私の責任です(笑)
寸法であれこれ迷ったりなんだりしていたもので…往生際が悪かったわけです。

それにしても、きれいだなあ。
布ってきれい。

2009.12.16 [水] 一陽来福

もうじき冬至ですね。

冬至の日に、いちど行きたいと思っているのが、穴八幡
写真を見ると、ものすごいにぎわいです。

一陽来福のお札は「金銀融通」の御利益があるとか。
行きたい!行かねば!

 ※

この穴八幡のすぐそばに、むかし、古布の細工物のお店がありました。
漫画家Belneさんの作品にも登場していた(“うさぎのフレッド君”が経営しているお店のモデル)筈。
繊細な細工物はどれも魅力的で、でも、当時の私には高価で手が出なくて、いつかいつか、と思っていたことを思い出します。

昨年あの近所にでかけた時、そのお店、店舗はあったのだけれど、閉まっていました(昔も、週の半分ぐらいしか開いてなかった筈)。
思いついて、ストリート・ビューで見てみたら…工事中?それとも検索しそこなった?

あのおみせ、もしご存知の方がいたら、教えてくださーい。

 ※

ストリート・ビューといえば。
叔母が写っているというので、見てみました。
洗濯物を干している後ろ姿がばっちり。
同居するお嫁さんに
「おかあさん、世界デビューしたがねー」
と言われたそう。

2009.12.13 [日] スーツとか

のりんさんの日記に反応して。

そうそう、黒いスーツが多いですね、今の若い人の一着目って。
新社会人用・新成人用のスーツカタログ(青○とか○オキとかの)を見たら、「使用頻度の高い黒のスーツを、まず一着目に」と勧めているようです。

 ※

通りがかりに「蝉丸」を覗かせてもらう。
お宝をたくさん見せてもらい、いいお話もたくさん聞かせてもらって、ほくほく。
布を見たり、触ったりすると、幸せになりますね。

 ※

老人ホーム経営をしている親戚に、以前、入居者の方の古い箪笥やきものについての悩みをきいたことがあります。
入居する際に、できるだけ片づけてくるのだけれど、思い出のあるものはやはり手放し難い。
どうしたものだか、ということでした。
でも、車椅子利用や、足腰が元気でなくなってきていても、着られるのなら、入居するおじいちゃん、おばあちゃんも、御家族も気持ちが救われることもありそう。
KW「車椅子で着物」、KW「車椅子で着物を」、紹介しようと思います。

2009.12.11 [金] 月日荘へ

「吉水」、好きなお宿です。
円山公園を抜けて、てくてくてくてく。
街中からすぐなのに、ちょっと異世界にいった気分です。

 ※

祖母が松本糸舗の結び糸で作ってくれて、そのまま三十年近く茶箱の中にしまわれていた白生地があった。
何度も染めようと思い、あちこちにあたって、でも、思いきれないままでいた。

よし!と思ったのは、月日荘三橋工房の染物を見てから。
こんな柄、あんな柄、とシュミレーションして、春の展示会で三橋さんに相談した。
大体のところを決めて、あとはお任せ。
それが出来上がってきた。

華やかな、でも落ち着いた、今着ても、もう少し若い時でも、八十歳でも着られそうな小紋になった。

おばあちゃんも喜んでると思います。

2009.12.10 [木] 夢工房

仕事がらみの勉強会後、名古屋駅のタカシマヤを覗く。
夢工房�U、こむさでもーどの着物、長じゅばん、帯、小物がセールになってました。
三分紐、四分紐、羽織紐もたくさん。

 ※

『銀座開化おもかげ草紙』(松井今朝子)を読む。

正直なところ、主人公が煮えきらなくて、ちょっと読みにくい。
でも、面白いのは、維新後の街の雰囲気が感じられること。きれいごとでなく、混迷の時代だったんだろうことが書かれている。
たとえば、旗本の少年が辻で太平記を語っていたり。
馬車で道がぐちゃぐちゃになったり。
日本初のサンタクロースの様子とか。
当時の新聞や資料を丁寧に調べて書いたそうだ。なるほど。

明治といえば、ドラマ『坂の上の雲』の登場人物たちのきものを、へー、と思って見ている。
徹底的にぼろぼろだったりして、制作者のやる気を感じる。

2009.12.9 [水] 五感

「五感」のマドレーヌ「ええもん」をいただく。
んまい!

 ※

「新銀座学」という本が発売されるそう。
恵泉女学園の銀座センターで行われた講座をまとめたもの。
講師は、銀座の老舗や銀座ならではのプロジェクトを行う方たち。
ギンザサヱグサ、壱番館洋服店、銀座いせよし、教文館、天賞堂、松崎煎餅、銀座ライオン、銀座ミツバチプロジェクト、銀座みかわや、銀座木村屋、渡邊木版美術画舗、香十、和光。
いろいろな体験談や考えが読めそう。
1,800円とちょっと高いけど…

2009.12.8 [火] りんごりんごりんご

そういえば、京都の地下鉄内では、マスクをしている人をほとんど見かけませんでした。
なんで?通勤時間帯ではないから?
日々マスク必携で通勤しているので(こちらの電車内はそういう人多い)、ちょっと驚きました。

 ※

今朝、職場で若い同僚青年が近寄ってきて、小声で、
「甘いものお好きですか?」
「大好きです」
と答えると、これをひとつくれました。
「林檎屋本舗」の林檎バターどらやき。
彼のおうちで大ブームとか。

その場で食べたかったのですが、家で息子とはんぶんこすることにして、持ち帰りました。

で、先ほど夕食後に食べました。
(しかも家族全員参加…どらやきを四等分って、「一杯のかけそば」みたいだわ・笑)。
これが、とってもおいしい。
四分の一個でも十分、しっかりおいしかったです。

 ※

実はこの他にも、生のりんごを一箱、他の同僚からもらいました。
その同僚の親戚のリンゴ農家から送られたものの、食べきれないということで、おすそわけならぬ、大量わけしてもらったのです。
「木から落っこちて、売り物にならないものだから、気にせず食べて」
と言われたのですが、これが、とても上等のきれいなリンゴ。届いてから、家じゅうリンゴのいいにおいがしています。
こんなにいいリンゴなのに、育てるまでにはたいへんな苦労があっただろうに、「売り物にならない」だなんて、どういうことだろう。

そんなことを思いつつ、丸かじりしたり、ジャムをつくったりしています。

2009.12.8 [火] 週末

楽しく、充実した週末でした。
ありがとうございました。

土曜日。
ふろしき講座見学&ランチとおしゃべり。
参加者の興味を引き出し、かつ分かりやすく説明してもらいました。とてもよい講座でした!
ちといちさん、ありがとうございました。

日曜日。
ひさびさのきもの。
前日の“着物供養”には参加できなかったけれど、ふとそういう気持ちになる。
着たのは、秋初めに亡くなった方に選んでもらったもの。箪笥を開くたび、畳紙を見るたびに、その方に教えられたいろいろを思い出す。

相国寺の美術館(山口安次郎作能装束展)ではいいものをたくさん見られました。
表地だけでなく裏も見られる展示があり、舞いやすいようにという配慮が見られました。愛情ある仕事と感じられました。

で、私も着たいとは思わなかったのですが、あー、こんな柄の帯が欲しー、というのはいくつも。
ただ、解説を読んだら「怪物などに使われる」とあり、妙に納得(笑)

能も楽しめました。
『屋島』の那須与一語(「にほんごであそぼ」で萬齊さんがしていたの)は大蔵流というか茂山家のを初めて見たのですが、和泉流とずいぶん雰囲気が違っていてびっくり。どちらも楽しくて好きですが。
もちろんシテの味方玄さんはすてきでしたよ。

glovesさん、フーさん、ありがとうございました。

2009.11.29 [日] スカートを繕う

気に入って(+経済的な理由で)この5年ほどはき続けたスカートが、破れた。
というか、擦り切れた!

レキップ・ヨシエイナバの定番もので、流行もあんまりなく、スリーシーズンははけて、冠婚葬祭にもOK、皺にもなりにくい。
一点一点は安くないけど、何シーズンも着られるので、もとは十分とれるというすぐれもの。

でも、さすがに酷使がたたったのか、ひだが擦り切れてきた。

付属の当て布を使って、目立たないようにちくちくする。
面倒だけれど、けっこううれしい。
ものをここまで使いこむことができるなんて、なかなかない。

以前はそれなりに流行の服を着なくてはいけない感じがして、当然服はたまって、それはシーズンごとに処分したりしていた。
それはかなりのストレスだった。
なんでそう思っていたのかな?
環境?年齢?世の中の風潮?

いずれにしても、今、一枚のスカートを擦り切れるまで使えることがうれしい。

できればきものも、これくらい使いこみたいなあ。

2009.11.29 [日] 3:33 pm

風邪で声が出なくなり、不便この上ありません。
あらためて、おしゃべりだったんだなー、自分、と発見(笑)

 ※

週末の読書。
『宇宙兄弟』
他の漫画目当てでモーニングを読んでいるうち、はまってしまいました。

 ※

HANAに注文したクリスマス菓子が届く。
昨年クリスマススペシャルケーキを注文しようかどうしようか迷っているうちに売り切れたので、今年は早々とおねがいしておいたもの。
小さい。でも、ずっしりと重いケーキです。
ブランデーたっぷりなので、子供には内緒でパクリ。
これからクリスマスまで、薄く一切れずつ、お楽しみにします。

2009.11.26 [木] きものサロン

フーさん、やっと見つけました!
おお、すてきだ〜

 ※

昨夜は桂まん我さんの「お笑いまん我道場名古屋編」へ。
お寿司屋さんの座敷で7時からの会。
本人の希望で前売り券なし。
この開始時間と前売りなし、というのが、勤め人にはありがたいです。
前売り券を握って当日を待つのも楽しいけれど、仕事で何度もチケットを無駄にしてしまうとかなり落ち込むし…
その点前売りなしなら、気負わず、楽な気分で聞けるし。

開始10分前につくと、会場の座敷はほぼ満員。
平日夜なのに、びっくり。
話は電車が遅れた話、ざこば師匠との話から「子ほめ」へ。
続いて「大ホールでは決して聞けない」話をいくつか(大笑いさせてもらいましたよ)と、「紙入れ」(こういう話で笑えるようになったとは、自分も大人になったなあ。そして大人には、時にはこういう話も必要だね)。
中入後、「二番煎じ」。

気楽に楽しく聞けて、気分良く帰ることができました。

2009.11.24 [火] きものサロン…というかリサイクルというか

「きものサロン」をめくってみました。
で、気になったのが、弓岡氏考案伸縮紐。
うーん、これって、古ストッキングで代用できない?

既に何度も日記に書いたような気もするのですが。
むかしむかしの大昔、『三時のあなた』だか『三時に会いましょう』だかの奥様番組で、古ストッキングを利用した腰ひもが紹介されていました。
祖母がこれにはまって、一時うちの腰ひもの大半が古ストッキング製でした。

作り方は簡単。
股のところで足を入れる部分を切って、縫い合わせるだけ。

で、使い心地はどうなのか?
私には正直、よくわかりません(爆)

でも今よりきもの人口が多かっただろう時代に、わざわざテレビで紹介されたものだったし。
日常的に着物で過ごしていた祖母は気に入っていたようだったし。
それで着つけてもらって、崩れたということもなかったし。
なので、伸縮性があってもいい場所に使うのなら、大丈夫じゃないかと思います。

じゃあ、なぜ今それを使っていないのかというと…
たまにしかきものを着られないので、せっかくなら美しい紐を使いたいなあという女心ゆえです(笑)

 ※

突如、母に自慢されました。
「あんたよりも、私のかかとの方がきれい!」
なにほざいてんだ、と見てみたら、あららら…本当でした。
60代半ばのくせに、とんでもなくきれいなかかとをしているではないですか。
なんで!?

問い詰めると、なんでも何年も前に購入した「かかとがつるつるになる靴下」を思い出し、はいてみたらそうなったとか。
悔しいので、その靴下を借りてみました。
なんともいえない、おばさん色を通り越して、おばあさん色ですが、背に腹は代えられません。それに家でしかはかないし。
はきだして二日目、効果が出るのが待ち遠しいです。

2009.11.23 [月] 着たもの記録

今日私が着たのは、先日着そこなった、千筋だか万筋だか(違いがわからない…)の江戸小紋。一つ紋付。
デパート催事に来ていた「鎌倉はなぐるま」にて購入した未使用リサイクル品。
今回よくよく見たら、名のある染め師の方の落款があり、へええっ、と驚く。元の持ち主の方に感謝。

紋は日向紋の抜き紋。○のついた三つ柏。
母方も祖母の実家も紋が三つ柏ということもあって、この着物を購入する決断をした。

ただ、中部地方では、女は紋に○をつけないのが一般的。
また、私の見た範囲では、一つ紋は縫い紋でも抜き紋でも陰紋が多いと思う。
そのせいか、この紋を見た伯母に「ちょっと変わった紋だねー」と驚かれる。

ところでこの着物、手持ちの長じゅばんと袖丈があわなかった。
なので、仲介をお願いし、沖縄で替え袖を作っていただいた。
箪笥の底に眠っていたポリエステルの羽裏でお願いしたのだけれど、とてもきれいに仕上げてくださった。
感激です。

帯は数年前にタカシマヤのセールでダイブした洒落袋。
業平菱の破れた感じのもの。100歳でも締められそうな色柄だ。
お太鼓柄だったので切らない作り帯にしてあった(というか、サイズ的にそうした方がいいと、強く強く勧められた・笑)。
確かに作り帯は便利だと今回実感。

2009.11.23 [月] 七五三第二段

紋付袴で写真を撮ってきました。

長着は簡単に着せられました。
帯は、以前私が織の名古屋帯を崩して作ったものを発見したので、それで。
ちょっと袴の縞と合わない気がしないでもないけど、まあいいや。
厚めの帯ゆえウエストによりボリュームが出たけど、まあよし…

問題は袴!
前紐を後ろに回したら、あら、あららららら…短くて結べないではないですか。
やはり帯が分厚過ぎた模様。
仕方がないので、ここでまたしても“古ストッキング”登場。これで足りない分を足しました。

後ろ紐も足りなくなるのでは、とどきどきしたものの、こちらは長すぎるほどで、ちゃんと袴の紐も十字型にできました(写真を撮った時点では崩れてますが)

履物は数年前に黒田商店でお願いした桐下駄。
フランスのシャツだったという鼻緒です。

その後、私もあわてて着つけて(息子が我慢できているうちに)、村の写真店へ。
そこで白扇を家に忘れて来たことに気付きました。
せっかく用意したのに…仕方ないです。

撮影後は、伯父夫婦の家を訪問。
伯父は山の畑に行ったというので、追っかけていくことに。
山の畑の中で、伯父とも写真撮影(息子が畑の中をどんどん行こうとするので、ちょっとひやひや)

帰宅して、庭でもう一度写真撮影。
写真店ではかっちんこっちんになっていたのに、家ではリラックスしまくり。
モンゴル相撲の鷹の舞のような感じで、しばらく庭で踊りまくっていました。

2009.11.22 [日] とある反物

見つけてしまった。
ずっと欲しいと思っていた、けど、今では作っていないもの。
作っていたとしても、私には分不相応、無理だ無理だ無理だと思っていたものを。かなり安く、しかも反物の形で。

ぎゃー。

こういうときはどうするか。
見なかったことにして、売れてしまうのを待つか。
それとも…

 ※

誘惑に負けて、お店に電話してみた。
どきどき…
問い合わせるだけよっ、まだ買うわけじゃないのよっ。
自分に言い聞かせながら、商品を確認してもらう。

はたして、その反物は既にお客さんが決まってしまっていた…

残念なような、ほっとしたような。

ほっとしたような、残念なような。

2009.11.22 [日] なぜボケるのか

携帯電話を新しくしてから、二か月ほど。
その間、ずっと不思議だったのが、
「なぜ写真がボケるのか!?」
ということだった。
いくら安い機種だからといって、以前のものより新しいんだから、こんなにボケなくてもいいじゃないか…

理由が分かった。

最初に接写モードになっていたものを、そのまま使っていたから。

ボケていたのはカメラじゃなくて、自分だったよ。

2009.11.15 [日] 呉服島内展→サイアムガーデン

昨日、呉服島内名古屋展を見学してきました。
あれこれたくさん見せていただきました。
堪能…そしてあの帯…まだ気になっています。

展示会見学の後は、納屋橋のたもとに建つサイアムガーデンでお食事会。
私はまたしても着物を着られませんでしたが(着物姿の中に一人だけ洋服というのはとても寂しい…)、みなさんの着姿、眼福でした。
楽しい時間をありがとうございました。

 ※

写真は橋の袂から撮ったサイアムガーデンのビル。
昭和6年建築で、おもしろい歴史があります。

 ※

そうそう、御園座に行くならこれをお土産にしなくては!
と、展示会場を早めに出たのですが…
薄皮まんじゅうで有名な山本屋菓子舗は午後五時に閉店(土曜は午後4時まで。日曜日は休み)でした。残念!

2009.11.15 [日] やゝ@銀座

円窓乃やゝ、銀座にオープンだそう。
場所は銀座一丁目の奥野ビル。
画像を見たら、クラシックですてきな建物。

道の向いにはホテルモントレ・ラ・スール ギンザ(以前泊った時に、とても親切にしてもらいました)。

いつか行ってみたいです。

2009.11.13 [金] 6:13 pm

大雷蔵祭!
http://www.dairaizosai.jp/...

いいなー。でも東京と大阪か・・・

 ※

みずえさんご紹介の萩尾望都展、興味津津です。

2009.11.9 [月] 栄メルサに

名古屋栄メルサ2階に、呉服店が開店した。
『みさ和』。
以前、伊勢由名古屋店のあったスペースだ。
ご縁があってお知らせをいただき、9月7日の開店にさっそく覗かせてもらった。

これまで店舗を持たずに営業していた呉服屋さんで、社長の徹底したこだわりの感じられる帯や着物が並んでいた。
展示してあった小袖写しの訪問着、きれいでした。

2009.11.8 [日] 七五三 当日 その3

それにしても、息子も、友人娘も、元気。
きものでも、走る走る。
きものが窮屈でなくてよかった。
窮屈な思いをして着物を嫌いになられることだけが心配だったのだ。

元気に参拝し、お茶をして、お昼には帰宅。

お昼に寄った鰻屋さんで、お店の人に
「ぼく、なんで着物着てるの?」「好きだから?」
と聞かれ、
「七五三だから」
と答えると、口々にほめてもらう。
お店を出てから、
「僕、大人気だったねえ」
とつぶやいているところを見ると、息子も着物が嫌ではないらしい。

よしよし、着物男子養成計画はひとまずうまくいっているようだ。

 ※

それにしても。
今朝、私が、宝物くーん、と呼びかけると、
「みんながみんなの宝物なんだよ」
真剣な顔で息子が一言。
どこまでわかって言っているかは知らないけれど、その通りだね。

2009.11.8 [日] 七五三 当日 その2

あんなに準備したのに、結局私がきものを着る時間はなくなった。
しかたなく、仕事で使っているスーツで電車に飛び乗り、友人宅へ。

友人宅には、かねて準備していた着物を宅急便で配達済。それを友人の娘に着てもらうのだ。
私がする、なんちゃって着付けなので、適当きわまりないけれど、一応形になって、ほっとする。

その後、その場所で息子も紋付袴に換える予定だった。
けれど、道中、息子が着物の裾をぱっくり割って座っていたり、あっちこっち引っ張っていたりするのを見て、予定変更。
紬のアンサンブルのままで行くことにする。
明治か大正か昭和の子供スタイルもまたよし。

熱田神宮に到着したのは9時過ぎ。
混雑とまではいかないものの、かなりの数の七五三参拝客の姿があった。

きものを着ているのは大抵女の子で、うれしそうにおとなしく手をひかれている。
驚いたのは、大半の子がちゃんと草履をはいていたこと!
でも、歩けなくなって、親に担がれている子もけっこうたくさんいたけど…無理もないよね。

友人はそうなることを恐れ、写真撮影の時だけ、草履をはかせて、その他はクロックスで歩かせていたし、私も息子に運動靴をはかせていたけれど。

境内では、男の子のきもの姿もかなり見られた。
でも、袴がえらいことになっている子もたくさん(汗)
5歳児といえば、まだずん胴で、しかも激しく動くから、当然ともいえる。
それでも、荷物を持ってくれる人がいたりすれば、着崩れを直すこともできるだろう。
けれど、私たちのように子供と親が1対1では、きっと無理…アンサンブルのままで来てよかった、と思う。
(せっかくなので、後日紋付袴で写真撮影だけはするつもりですが)

 ※

写真は大楠の前で。
熱田神宮境内の弘法大師お手植えと伝えられる、樹齢約千年の巨樹です。

2009.11.8 [日] 七五三 当日 その1

七五三、無事終了。
はーっ、疲れた…

いつも通り5時半に起きて、ばたばた支度をし、まず、息子に紬のアンサンブル(羽織は綿入り)を着せる。

この時点で、大変なことが発覚。
襦袢を着せるのが面倒なので、長着の衿に手ぬぐいを畳んで縫いつけて「襦袢着たつもり」にする予定だった。
なのに、それを縫うのを忘れていた!

あわてて手ぬぐい(かんからさんにいただいたもの)を畳んで、ええいっ、両面テープでくっつけようとしたものの、その両面テープが行方不明。

あわてていたら、ばあさんが、荷造り用のものすごい両面テープを持ってきたので、それでしのぐ(はがすときにどきどきするほど粘着力強し)

次いで、着せてみたら、付け紐が短い。
というか、息子がでかい。
すかさず、ばあさんが、古ストッキング(!)を切って持ってくる。
それで付け紐を延長してやり、兵児帯で隠す。
(古ストッキングを胸紐代わりにする、というのは大昔に奥様番組で紹介された小技ですが、伸縮性もあるのでけっこういいですよ)

やっと自分が着物を着る番になったものの、時間がなくなる。
えーっ、どういうことだ!
この日を楽しみにしてたのに!!

 ※

写真は電車の中。
KANGOLの中折れ帽をかぶっているはずなんだけれど、頭をぐいぐい突っ込んでいるので、違う帽子になってしまいました。

2009.11.5 [木] 11:09 pm

HASUNAにお願いしたリフォームが出来上がってきた。
とてもすてきに仕上がっている。
カジュアルにも、フォーマルにもいけそう。
とってもうれしい。

もとになったのは、父の実母の遺したあこや真珠、淡水真珠、オニキスの、それぞれいわゆる“プリンセス”の長さのネックレス。
ただし小柄な人だったので、ちょっと短めにしてあって、そのままでは私には使いにくかった。
糸も弱っているようだったし。
それに、血縁上は“祖母”とはいえ、縁の薄い人だったので、そのまま使うには、なんとなく抵抗もあったのでリフォームしてもらった。

今、リフォームされたものを見ると、改めて、それを入手した時の、その人の喜びのようなものがわかる。
夫を亡くした後、華道と茶道を主に、いろんな仕事を掛け持ちして、苦労して伯父を育てた人(父は養子にだされてしまったわけだけど)。
嫁入り道具もほとんど手放していたはず。
生活が少し落ち着いて、ひとつずつ装身具や着物を買えるようになった時には、どんなにうれしかっただろう。

大事にしようと思う。

2009.11.1 [日] やったー

鈴木明子さん中国杯優勝、うれしい!

 ※

友達の女の子に着てもらう着物の肩あげ、腰揚げをする。
わー、縫い目がたがた・・・(苦笑)
でも、ま、大目に見てもらおう。

2009.10.25 [日] 隊員

ではなくて退院できました。
ふー。
元気になるとどたばたどたばた。
しかしどたばたできることに感謝。

 ※

石亀が二匹に。
庭に置いた鉢に、石で島も拵えて飼っている。
で、さっき覗いたら、なぜか島にヤモリが。
なぜ?どうやってそこに到達した?

 ※

栗の渋皮煮が届きました。

山の栗の木はよく実をつけるのだけど、毎年ゆでて食べるか、栗ご飯にするだけ。
ちょっとバリエーションが欲しいなあ、と思っていたところに、叔母が栗の渋皮煮がおいしいという話を持ってきました。
でも、話を聞くと、とても手間がかかりそう。
二三日はかかるということで、我が家で作るのは不可能。
「じゃあ、栗をあげるから、うちのも作ってー」
ということになったのです。

いや、ほんと、おいしいです。
大きな栗が、口に入れたらほろほろっと溶けてなくなりそう。
しかも無農薬(消毒が面倒だから)無添加。
マメな叔母さんに感謝。

2009.10.24 [土] あした

『聖☆おにいさん』
『きのう何食べた?』
『テレプシコーラ』
新刊でました。買いに行こう。

 ※

明日はデニーズで朝ごはんして、ファミマでコーヒーキャンディを買おうと決めた。TABLE FOR TWOという取り組みを知ったから。

2009.10.24 [土] ばたばたばたばた

先週末。
息子が風邪をひき、そのあおりでまたしても落語会、しかも三三さんとまん我さんの会をキャンセル。
あああああ…風邪をひくなら、どうしてもう一週間ずらしてくれなかったのだ…
今年度ダメにしたチケットは財布の中で既に束になっている。チケットを手配して、行けた確立は二割以下。
…前売り券を買うのはもうやめようかな。

 ※

水曜。
息子の風邪がぶり返し、急性肺炎で入院に。
軽めだけれど、小児病棟はだれかが付いていないといけないので、私も欠勤して、病室で持ち帰り仕事をごそごそ。
今週はわりと暇だったので、助かった。先週末に思ったのと違うことを思う。
「仕事の代わりはいるけど、親は代わりはいないから」と言ってくれた同僚に感謝。

でも、今はこういう場合に休めるけれど、ちょっと前までは休めない位置に私もいた。
世の中にはこんな時でもどんな時でも休むに休めない人はたくさん…

 ※

病室で仕事ばかりもしていられないので、読書。
『そろそろ旅に』(松井今朝子)。
ああ、とうとうハードカバーに手を出してしまった…
けれど後悔なし。面白い。
確かにこういう人いる、と思える。

2009.10.15 [木] 『家、家にあらず』

松井今朝子『家、家にあらず』(集英社文庫)を読む。

おもしろい。
大奥もの(この作品の舞台は、大名家江戸屋敷だけれど)好きとしても楽しい。
ミステリー好きとしても面白い。
階級、性格、境遇とも多彩な奥女中が登場するので、働く女性としても共感するところ大。

『非道、行ずべからず』(集英社文庫)と、この本と、『道絶えずば、また』で“花伝書シリーズ”ということなのだけれど、『道絶えずば、また』はまだ文庫になっていない…本を増やさないようにとは思っているものの…読んでしまいそうです。

2009.10.12 [月] 三銃士

NHKで人形劇『新・三銃士』始まりましたね。

ラテン風味で、なかなかいい。
むかーしむかーし読んだ子供版三銃士の挿絵のような古臭くて暗い感じがツボです。

ただ、子供にはこわかったらしく。
何度も拒否にあいましたが(苦笑)

2009.10.11 [日] おまんじゅう 他

熱田神宮の遷座祭に、ご近所の長老たちと、じいさんが参加してきました。
長老、足元が暗かったため、ふらつき、ころびはしなかったものの、隣席の人の膝の上にすわっちゃったとか!
そんなハプニングを聞きながら、朝、参加記念の両口屋の紅白まんじゅうをいただきました。
おいしかったです。

今日から奉祝奉納行事(pdfファイル)があり、午前は石見神楽・八岐大蛇の奉納もあって、見たかった!
けれど、すごい人出だとかインフルエンザだとか散々おどされて、断念。
一人ならまだしも、息子連れでは…

 ※

友人の女の子に着てもらう七五三の着物を整えたり、洗い張りに出すものを解いたり。

きものは丸洗いに出そうと思っていたのだけれど、出したところでそれほどきれいにならなさそう…
じゃ、ま、いっか、ということになる。

七五三の長じゅばんには、本来の袖の下に、更に飾りとして真っ赤な袖が付けられていた。
祖母の婚礼衣装を解いて作ったものだと思う。

その袖を外し、きものに直接縫いつける。
この方式ですね。
衿は手ぬぐいを畳んで芯にし、半襟と一緒にきものの襟に縫いつけた。
これでかなり軽量化。

長じゅばんの方は、汗じみなどでひどいことになっていたので、まずは洗い張りすることに。
解いてみると、これも大人用に仕立て直せるように裁ってあった。
染め直して、着てみようかと思う。

それにしても、きものを解く度、和裁ってよくできていると思う。

ところで、なぜ七五三にこのきものを選んだの?
と、母に尋ねた。
思わぬ嫁姑の確執話になった。
やぶへびやぶへび。

2009.10.10 [土] 熱田さん

今夜は熱田神宮の遷座式。
これからの一週間、舞楽や流鏑馬などが行われます。

 ※

『大奥』5巻(よしながふみ)を読み返す。
この先どうなるんだろう、楽しみ。
笑わせつつ人間の底を見せてくれて、ぞくぞくする。

『きのう何たべた?』新刊は10月23日発売だそう。

 ※

自分の七五三の着物を、丸洗いに出すことにする。
胴裏の黄変はきれいにならないにしても、多少さっぱりするでしょう。
で、友人のむすめに着てもらって、その後は、洗い張りして長じゅばんにしよう。

それにしても、付け紐があまりに汚くなっていて、これはとりかえることにする。
はずしたものは、一度洗って、仏壇の仏具磨きの布にでもしてもらおう。

2009.10.8 [木] 9:37 pm

エシカル・ジュエリーのHASUNA
8日〜一週間、池袋西武に出店だそうです。
今期はルワンダの少年たちがけずった牛の角を使ったアクセサリーが展開とか。

牛の角…これ、帯どめにもならないかな、と妄想。

 ※

昼過ぎ、電車復旧。
それから出勤しましたとも〜

自転車は職場においてきたし、バスはない時間だし。
しかたなく駅からタクシーを使う。
その窓からなんとなく外を見ていたら、前方に何か動くものが。

よーく見たら、手のひらに載るサイズの赤ちゃん猫が、よちよち、道路を横断しているではありませんか!

運転手さんも最徐行でよけたし、住宅街の公園のそばの道だったので、他の車もおらず、赤ちゃん猫は無事道路を横断。
それにしてもあまりに驚いて、茫然と通り過ぎてしまったけれど、大丈夫だったんだろうかあの子。
台風で迷子になった?

2009.10.8 [木] 台風

午前三時に目が覚めて(だって家が揺れてる〜)、テレビを見ながらコーヒーを飲んでいたら、停電!
停電なんて、何年振りだろう・・・
朝9時近くになってやっと電気が復活しました。
電気って有りがたいと、しみじみ(オール電化にしたので、停電だとお茶も飲めない)。

そして台風だろうがなんだろうが出勤しなくてはいけないということなのですが、電車がうごかない。
ということで、休日になりそうです。

 ※

昨日電車待ちの時間に、ちょろっと○鉄百貨店のリサイクル着物の催事を覗きました。
京都からYUYAが特別出展していました。
時代着物の他、着物から作った服や、くくり猿のようなオリジナルバッグもありました。

また、同催事場の○鉄百貨店出品のワゴンには、爽○の襦袢が何本か出ていました。
一反3000円+消費税。
あまりの安さに、一瞬買占めようかと思いました(笑)
○竹の襦袢は、洗ったらアイロンがけの手間も要らず、便利です。

2009.10.6 [火] 古いきもの雑誌と古い着物

みずえさんのジンジャービア!
聞くだにおいしそう!ぜひ作り方を教えてください〜

 ※

ねこももさん、よい旅を!

LAというと、夢二を思い出します。
何度か行ったLAの宿は、夢二が滞在していたという地区にありました。
夢二とアメリカ…しかも西海岸。ちょっと不思議でした。

 ※

80年代の『美しいキモノ』冬号が出てきた。
表紙は初々しい沢口靖子。
特集は「大正ロマン」で、真野響子がモデル。
冬号ということで、振袖もたくさん。振袖のモデルはみんな髪をハーフアップにしている。流行だったんだなあ。

また、毛糸の羽織の編み方や、コートの仕立て方のページもあって、当時はまだ家庭でそういうものを作る人が多かったんだろうなあと思わされた。

 ※

友人と七五三の話になる。
彼女には7歳の女の子がいるのだけれど、いつやろうか迷っていたとか。

「でも、せっかくだから、一緒にしようか。でも、着物は今からだと、借りられないかな?」
「私のでよけりゃ、着てよ〜」
ということで、私が30数年前に着た着物を出してみる。

しかし、胴裏が黄変。
長じゅばんは全体がくすんでいる。しかもやたらと重い。
作り帯もちょっとくすんでるなあ。

長じゅばんは袖だけ取って、着物に付けることに。
帯は、どこかリサイクルショップで袋帯を安く買って、リメイクしようかと画策。

2009.10.4 [日] ジンジャーエール

突如として母がジンジャーエールの作り方を聞いてきた。
なんで?
伯母に話したら、ぜひ飲みたい!作り方を教えて!となったという。
ということで、村の老人クラブにジンジャーエールが広まる日も近いと思います。

 ※

おいしかったそうです。
喜んでました。

2009.10.3 [土] おつきみ

保育園でおだんごを食べながら、お月見のことを習ってきた息子が、爺さんをせかしてススキと萩を採ってきた。

団子用の粉の買い置きがなかったので、ホットケーキを丸く小さくたくさん焼いて、代用に。

夜の庭に出て、ホットケーキをお月さまに見せながら、何事か御祈りしてました。

 ※

一枚だけ袖丈の違う着物用に換え袖をお願いしようと決意。>ありがとうございます〜
で、長じゅばんの残り布があった筈、と反物や残り布の入った茶箱をさがしてみる。

見つかったのだけど、な、なんと…残り布だと思っていたのは記憶間違いで、縫いかけの長じゅばんではありませんかー。
祖母が袖だけ(でもこの袖も件の着物には合わないのだけど)縫って、そこで中断していたらしい。
とほほ…

で、箱を探ると、やたら出てきたのが、中途半端に残っていたり、手つかずの羽裏や裾回し、それに洗い張り済の胴裏(祖母は自分で縫っていたので、こういうものがたくさん…)。

ちょうど使えそうな長さの羽裏を見つけたので、替え袖はそれでお願いしようと思う。
それにしても、残っている布はどうしたものだか…

2009.10.2 [金] ころもがえ

私が学生のころは、10月1日の朝の教室は真っ暗、だった。
9月までの夏服から、一斉に冬服に替わり(中学も高校も、男子は黒の詰襟、女子は濃紺セーラー服だったし)、秋が来たなあ、と思ったものだった。

でも、今はなんだか違いますね。

温暖化の影響か、世の中が融通効くようになったせいか、「移行期間」というのが設けられていて、夏服にカーディガンやベストを重ねたり、冬服でもジャケットを省略したり、気温に合わせて制服も調整できるみたい。

でも、昨日見た某男子校の生徒たちは違った。
駅で見かける子見かける子、全員が完全に冬服になっていて、それがなんだかかっこよかった。

 ※

という私はまだ半そで。
息子もドライ機能のランニング着てますが。

2009.9.30 [水] 京都展へ

「夢みるように眠りたい」、好きです。
You Tubeに予告編が。 

 ※

松井今朝子さんの『非道、行ずべからず』を読み始める。
やっぱりおもしろーい。読みだすと止まりません。
書き込まれた細部も面白いのだけれど、出てくる人々の姿にものすごい説得力が。
亀の話も出てきます。

 ※

御なじみ名古屋タカシマヤの京の老舗名品展に寄る。
まずは呉服サロンの方で花園ゆかりさんの着物を見せてもらう。
ラブリーな天使やクマさんに加え、大人っぽいもの、古典的なものも増えていた。
襦袢にも新柄が。刺繍の帯も(クマさんがぷっくり表現されていてかわいい)。

京都展の会場では呉服店は「むら田」「ゑり善」「に志田」が出展。どのお店も、それぞれの個性が際立って、うっとり。
中でも、に志田オリジナルの、とある帯にぐぐっとくる。
この帯、消費者の側に立った工夫もされていて、そういう姿勢もすてき。

また、祇園小石の方の着物姿がとても素敵で、なんども振り返ってしまった。

2009.9.29 [火] ばたばた

インフルエンザの影響で、ばったばたです。

 ※

『やゝ』七五三コーディネートを見て、男子の地味なアンサンブルに帽子、ってのもいいなー、と思う。
知人から貰った、絣のアンサンブルがあるのです。
帽子はやはり、ハンチングかな。
「定吉や」って感じになりそうだけど(笑)。

でも、なかなか子供用のいかした帽子って見当たらない(あっても高い…)
心当たりのある方、教えてください〜

 ※

自分の準備をしなくては、と箪笥を除く。
息子のリクエストの「ピンク」のきものは却下して、数年前、「花ぐるま」@デパートの催事で入手した、未使用江戸小紋をひっぱりだしてみる。
「いやー、どうせ私の寸法じゃ、リサイクルのきものは無理だし」
「それが、あるのよー、おっきいの!」(←ストレートな…)
と、見せてもらったら、ほんとぴったりサイズだったもの。

でも、なかなか着る機会がなくて箪笥の肥やしだったのだけれど、今回、やっと仕付け糸をとりましたよ。
関東で仕立てられたものゆえか、しつけ糸のつけかたが違っていて、面白い。

が、長じゅばんと袖が合わない!
私の長じゅばんより、びみょーに袖丈が長いのです。
換え袖つける?
半端にに残っている襦袢地もあるし。

いや、でも、自分で作れる気がしない…
どうしたものか…

2009.9.28 [月] 訃報

懐かしい方からの封書が郵便受けに。

もう一人の、懐かしい、私にはきものの先生といってもよい方が亡くなったとのお知らせだった。

今日、箪笥の整理をしながら、その方に教えてもらったあれこれを思い出していたところだった。

ご冥福をお祈りするばかり。

2009.9.28 [月] 休日

今日は休み。

久しぶりにきものを着るぞ!と思ったら、なんだかすごい空模様です。
天気予報ではいつ雷雨が始まるかわからないというし。
なので、箪笥の整理をしてみました(湿気が多いのに危険?)

 ※

幸田文『きもの帖』を読む。
分相応、という言葉に出会い、思い出すこといろいろ。

二十代半ばのある日、祖母に「訪問着か付け下げをつくってあげるから、下見してこい」と言われた。
祖母が年をとってきていたこともあったが、「そろそろ自分できものを選べるようにならないと」という思惑もあったらしい。

とはいえ、当時の私は、着物にそれほど興味もなく。
適当にあちこち廻り、とある呉服店で、まずまず好きかも、という付け下げを見つけた。

すると、店員さんがもう一枚、訪問着を見せてくれた。黄色ベースの遠山霞のきれいなきもの。やや予算オーバー。
でも始めのよりも、もっと好みの。

翌日、祖母を連れてその店に行った。
けれど、私が欲しい、と思ったきものを見た瞬間、祖母は
「これはだめ」
と却下した。
分不相応だ。
値段の問題ではない。
今のお前には格が高すぎる。
将来、結婚して環境が変わるか、出世して環境が変わるかして、それに合う身になったら、作ってもいい。
でも、今はおとなしい一枚にすべきだ。

そして、最初に目をつけていた、おとなしい、出ず入らずの付け下げを作ってくれた。

今日、その時のきものを改めて見て、いろいろ思った。
当時はきものを見る目も、買い方も知らなかったんだなー、とか。
今なら、同じ額の現金があれば、同じくらいの格で、もう少しいいものを買う場所も方法もわかるのに、とか(笑)

それと同時に、なるほどこういうことを祖母は言っていたのか、と思う。
その着物は、友人の披露宴に、稽古ごとの発表会に、御宮参りに、幾度となく着た。この先も、卒園式でも入学式でも卒業式でも、何度でも着られそうだ。
対して、欲しかったあの訪問着を手に入れていても、私には、あの時も、今も、着ていくべき場所がない。

でも、あの時見た黄色の着物は、今も忘れられないけど。

2009.9.27 [日] 七五三準備その後

近くを通りかかったので、「蝉丸」に久しぶりに寄る。
以前、こちらで素晴らしい男子七五三衣装(長着・羽織・袴のセット)を見せてもらった。一からあつらえたんだろうなあ、と思わせる逸品。
あれが忘れられず、せめてもう一目…と思ったのだけれど、やはり売れてしまっていた(どういうわけか、袴だけ残っていた…)

他にも見せてもらったところ、長着・羽織・袴(おそろいであつらえられた)一式、初着から直したらしきもの、大人の色無地から作ったらしい羽織、着物など、男児用もかなりあった。

ところで、息子用の帯、三歳のときには私が古い帯を崩して作った。
しかし、それが現在行方不明(あったところで、たぶんもはや寸足らず)。
なので、帯をなんとかしなくては、と思っていたのだけれど…ありましたよ、子供用の帯が。
渋くてかっこいい錦の帯と、博多献上の帯。
錦の帯は素敵で超好みだったけれど、予算はるかにオーバー。一方献上の帯は1,000円。そら、こっちでしょう(笑)

さらに、子供足袋が500円で見つかる。
ソックス型と、こはぜ式があった。こはぜ式はなかなか見つけられないので、そちらをいただく。

一応、準備が進んできました。

 ※

羽化した蚕ボーイズ3羽。
今朝、見たら、羽先にいまだ繭の殻をつけたままの一匹を除いて行方不明ではありませんか!
飛んでった…?

2009.9.26 [土] 自転車

修理してもらったついでに、空気をぱんぱんに入れてもらった私の自転車。
いやー、今日乗ったら、早い早い!
空気が入っていると、大変早く進めます。

これから冬に向けて、自転車通勤、どうしよう?
一応、SOU*SOUのセールで購入したサイクリングジャケットなどもあるのだけれど、真冬には寒い?
ポンチョとかどうだろう?きものにも使えるし…邪魔かな?
それから、耳あてもいる?手袋は?
どうしたものだろう。

 ※

夏にすれ違ったインドの方々。
紅一点の彼女は、サリーで自転車に乗っていた。
一瞬のことで、どうやって乗っていたのかを確認できなかったけど、スムースに乗ってたなー。
どうやっていたんだろう?

 ※

古本屋の軒先に並んでいた文庫本『マークスの山』上下(高村薫)を読む。
重い、重いよう…上巻途中でかなりつらくなる。
でもやめられない。

この小説、崔洋一監督が映画化していた。
地上波でちらっと見たら、やたらこわかった記憶が…
一度見直してみよう。

2009.9.25 [金] 覚書

朝、駐輪場で違和感…自転車の後輪がパンクしてました!
少しでも早く出勤する必要があったため、やむなくタクシーを拾うことに。
すると、運転手のおじいちゃん、世の中にいろいろ不満がある方で…おもしろいんだけど、話に興がのりすぎたりも(^^;)

さて、自転車を修理する必要があるのだけれど、どうしようか…
検索したところ、出張自転車修理なるサービスを発見。
早速夕方の時間を予約し、駐輪場で待ち合わせ。
出張自転車屋さんは、ぴったりの時間に軽のワゴン車で到着。ちゃっちゃっと後輪その他部品を外し、チューブを丈夫なものに換えてくれました。
所要時間20分弱。
出張費600円(地区により変動)を含んで3,800円でした(チューブを換えない、単なるパンク修理は1200円〜)。

 ※

帰宅したら、きれいなDMが3通届いていました。

工芸ギャラリー 手児奈
石田瞳 染織展
10月1日(木)〜10月9日(金)
石田瞳さんは名古屋在住の染織家。
DMにはモノトーンの美しい絣の写真が。
麻の絣・帯、マフラー、ストール、テーブルマットが見られるようです。

月日荘
ジャワ更紗とラオスシルク
10月10日(土)〜20日(火)
深い紫の紬(ラオスの草木染め・手織りシルク)にブルー系の更紗…ぞくぞくっ。
天野ミサさんの新作も見られるよう。
また、期間中には半襟つけ教室もあるそうです。

花園ゆかりきものコレクション
9月30日(水)〜10月6日(火)
JR名古屋タカシマヤ
(大阪、新宿、日本橋のタカシマヤでも順次開催)

2009.9.24 [木] 足音

職場にインフルエンザの足音が
ひたひた・・・
ではなく、
ずかずか、ずんずん。
こわいです。
ひたすら手洗い、うがいにマスク着用。

2009.9.23 [水] アニメ三昧

出かけようにも、インフルエンザが怖くてこもり気味。
家でDVD見たり、本を読んだり、ごろごろしたり。
DVDと言っても、結局、息子も見られるものになりますが。

連休に見たもの。
ポケモンDVD(おやくそく)

『カンフーパンダ』
予告編で見ていたよりも、ずっとしっかりしたストーリーだった。
カンフーシーンも(アニメなので当然なんだけど)すごくて、満足。劇場で見たかった。

『あらしのよるに』
おおかみとやぎの友情?愛情?物語。家族で楽しく見ました。
でも、映画よりも「てれび絵本」で中村獅童が朗読していたのの方が好きかも…つくりこめばつくりこむほど、不自然さが目立つ気がしました。

『王と鳥』
「こわい〜、やだ〜、ポケモン見たい〜」と泣きわめく息子を無理やり抑え込んで最後まで見ました(でもヤツもすぐに喜んで見てましたが)。
薄気味悪く、意地悪で、美しい映画です。
あー、おもしろかった!
フランス語のセリフ、字幕も漢字だらけ、でもセリフ自体が少なくてきれいな音楽がたくさんなので、子供でも理解できたようです。

 ※

じいさんが息子と寺詣りに行った隙に、『カムイ外伝』を見に行く。
おもしろかったです。
カムイも忍者たちも、肉体を持つ人間だと感じさせてくれるところがたくさんあったり。
ふんどし姿の男性がぞろぞろ出てきて、南の海の雰囲気があったり(ああ、でも、毎日漁に出てるにしては筋肉が…という人もいたけど)
細かいところでは洗い張りした板が出てきたり。
CG技術もすごくて、ずいぶん長いこと実際に舟を海に出して撮影したんだと思いこんでました。
ちょっとよくわからないところもいくつかあったけど、1800円分は十分楽しめました。

伊藤英明というと、私の中では『陰陽師』に出てた印象が強いのだけど、今回見たら、大人になったというか、たくましくなったというか。

2009.9.23 [水] 博多帯

先日のこと。
名○百貨店で博多帯をいろいろ見せてもらいました。

手元の数本の博多帯は、半幅も、なごや帯も、こちらで購入したものばかり(しかも間道柄の一本以外は、すべてB反のびっくり価格で購入。さらに自分でかがって安くあげました)。

で、正直なところ、私にはそれで十分、と思っていたのです。
が!
その認識をぐらぐら揺さぶられるものに出会ってしまいました。
手織り・草木染めの博多献上。
軟らかく、しなやかで、とてもきれい。

奥が深いなあ。

2009.9.22 [火] でんちこ2

後ろ側です。

ボケボケ画像…スミマセン。
最近携帯を変えた(突如壊れて、閉店間際のショップで一番安いのを購入した)ので、まだ扱いに慣れてないのです…

 ※

亜細亜紀行「凛」
JR名古屋タカシマヤ10階呉服売場にて09.9.30〜10.13期間限定ショップ開店予定です。

2009.9.22 [火] でんちこ

さがしていた「でんちこ」が出てきました〜

以前、知人にいただいたものです。
とはいえ、我が家に来た時には、息子がでかすぎて着られなかったのですが(苦笑)
その後、しまいこんでいたら、どこにしまったか忘れてしまっていたという…

2009.9.21 [月] 七五三準備 & かいじゅうたちのいるところ

そろそろしなくては…
ということで、息子の着物を出しました。

息子の祝い着(掛け着)は、本断ちで作ってもらった黒紋付(なので、通常掛け着にはないはずの背縫いがある)。
これを、三才の時に、肩あげ、腰揚げ、ひもの付け替えをして、着られるようにしてもらってありました。
男子七五三は5歳だけれども、せっかくなので、3歳でも着せてみたのです。

けれど、その時は撃沈…
足袋を嫌がって履かないし。
袴を履かせようと抱きあげれば、ふざけて足をすくめてけたけた笑っているし。
やっとの思いで袴の紐を結んでも、キューピー体型ゆえすぐ脱げるし。
写真を撮る(写真館でなくて、素人写真)のがやっとでした。

さて、今日、揚げの具合を見るために着せようとすると、息子逃亡。
「じゃあ、七五三しなくていいんだね!」
「七五三って何!?」
うーむ、そうきたか。
「おかあちゃんと二人で着物着て、お宮さんにお参りして、写真撮って、おいしいものを食べること!」
「別にしなくていいよー」
「お前が欲しがっていた、あの長い飴もつくよ!てか、七五三しないともらえないよ!」
「じゃあやる!」
千歳飴の威力ってすごい(笑)

なんとか着せてみると、やはりつんつるてん。
大きく大きく作ったために、ダブルになっていた肩揚げと腰揚げを解き、適当に縫いなおし、所要時間30分で完成。
着せてみると、うむ、まずまず。

ただ、ちょっと困ったのが、
「おかあちゃん、七五三の時はピンクの着物きて。ぜーったいピンク。ピンク、かわいいもん!」
という息子のリクエスト。
ピンクの着物持ってないよ。いや娘時代のが一枚あったか。しかしその着物は今ではいろんな意味で着られないよ…
「でも絶対ピンクー!」

 ※

絵本『かいじゅうたちのいるところ』が映画化されると聞いたときには驚いた。
えーっ、どうやって?どんなふうに?

予告編を見てみたら、かいじゅうたちも主人公マックス君も、原作のにおいを濃く残しているようで、ひとまずほっ。

アメリカ版予告編日本版予告編が微妙に違うところが面白い。
(あらためて見直したら、そういうわけではなかった。アメリカ版では複数の予告編が、日本版ではひとつの予告編だけが見られるということだった。アメリカ版には作者らのインタビュー動画もあり)

ところで『かいじゅうたちのいるところ』。
昔昔には、三島由紀夫やハル・ライシャワーが関わった版もあったとか(『いるいるおばけがすんでいる』というタイトルらしい)。
一度見てみたい。

2009.9.21 [月] いろいろ

熱田神宮 本殿遷座祭 奉祝奉納行事(PDFファイルです)の予定表が熱田神宮HPに載っています。
10月11日〜18日、賑やかな日が続きそうです。

 ※

佐藤亜紀「外人術」を読む。
サブタイトルは「大蟻食の生活と意見〜欧州指南編〜」
「外人術」とは、自分が「外人」になる術。
つまり、海外でどうするか、という本なわけです。
ただ本文にもことわりがあるように、初めて出たのは10年以上前なので、情報は古(いらしい。私にはわからないけど)く、実用書向きではない。
また、独特のスタンスに違和感感じる人もいるだろう。
でも、内容はともかく、この人の文がなんとなく肌に合うので、おもしろく読めました。

ただ、食事のシーンを読んでいると、とてもおなかがすいてきて困ります(笑)

 ※

蚕さん。
最後の一匹も羽化していました。
繭を作ったのは、他の子よりもかなり遅かったのに、羽化は一日違いだなんて、なんだかすごい。
遅れをとってはならん!とおもったのでしょうか。

でも、翅の一部に繭がからまっています。
こいつの繭は毛羽をとってやったのになー。
邪魔にならないように繭をとってやりたいのだけれど、力をいれすぎて翅がとれてもいけないし…

そして、悲しいことに、最後の子もオス。
今、飼育箱には三匹のオスが所在無げにしています。

2009.9.20 [日] いろいろ

以前、友人がチベット支援プロジェクトに関わっていた。
先日彼女に会ったとき、活動の様子を聞いたところ、プロジェクトは終了したという。
(国立公園ができるとかで、住民強制退去となったのだそうだ)

残念…
このプロジェクトが撮影したチベットの映像(暗闇の中で過ごす尼僧たちの映像もあった。その地域の高僧撮影)は本当に感動的だった。

そのプロジェクトは、今、形をかえて活動しているという。
TPC チベタン・チルドレンズ・プロジェクト
スタッフ・ブログでは子供たちの様子になごまされます。



四国の某呉服店のHPをたまに覗く。
催事のDMくらいしか画像はないのだけれど、ちょっとどきどきさせてくれるものが映っていて、好きなのだ。
で、先ほど覗いてみたら、秋の催事のお知らせに何本かの帯の画像が載っていた。

そのうちの一本が、忘れもしない、私が他店の催事で惚れて惚れて惚れて、でも買えなかった帯だったのです。
いや、何の自慢にもなりませんが(笑)
でも、あの店主と同じものに目を付けた、ということだけでもかなりうれしい(笑)

 ※

必要があって、新旧硬軟とりまぜて読書。
「サマータイム」「一瞬の風になれ」(佐藤多佳子)
さわやかすぎて、おばちゃん=私じゃあ、読んでられません。「しゃべれどもしゃべれども」はおもしろかったけど。

「風が強く吹いている」(三浦しをん)
これはおもしろかった。
甘い!そんなに簡単に箱根駅伝には出られないだろう!と突っ込みながらも、でも、もしかしたらできるかも?と思わせてくれる勢いがあった。
昨年の銀座百点一月号に載った篠田正浩監督(箱根駅伝経験者)と三浦しをんの対談もおもしろかった。

「忍ぶ川」「白夜を旅する人々」三浦哲郎
正直いままで侮っていました。というか、文庫本の裏に描かれたあらすじを読んだら怖そうで、短編以外は避けていたというか。
すみません。
読んでいると、しっかりした、まともな、実直な人と向き合っている気分になります。

2009.9.20 [日] 知らぬ間に・・・

蚕さん。
あれ?
知らぬ間に羽化してる!

繭を作って一週間くらい後(中のサナギが安定してから)、繭の毛羽をとったほうがいいとアドバイスをいただいていたた。
毛羽がついていると、成虫が絡んで、出られないんだそうだ。
で、そろそろ毛羽をとってやらないとなー、と思い思い、忘れていたんだけれど…

昨夜覗いてみたところ、からまりもせず自力で出て、「まぶし」代わりの筒の上に待機していました。

下に敷いたティッシュが液体状のもので汚れているのは、フェロモンかな?
(調べてみたら、どうやら繭をとかす酵素らしい)
(酵素ではなくて、おしっこだと教えていただいた。羽化直後におしっこするんだそうだ。人間の赤ん坊でいえば、緑便?)

今朝はもう一匹も羽化して待機。
数日遅れで繭になったくせに、早いなー。

ところで、この二匹、ほとんど動かないところをみると、同性どうし?
(メスのお尻にはオレンジ色の一対の袋がつくと教えてもらう。ということは、羽化済みの二羽ともオス…)
残る一個の繭には、オスがいるのかな、メスがいるのかな?

2009.9.16 [水] 10:27 pm

仕事に鍛えられて、日々、凄みを増してるなー自分、と思う今日この頃。

近所のいぢわるばあさんが息子にした質問。
「おうちで一番怖いのは、だあれ?」
「おかあちゃん!」
息子は元気に答えましたとさ。

2009.9.13 [日] 草ビロード & 江戸友禅

デパートの呉服サロンにて、草ビロード制作の実演がある、と教えてもらった。
現地の方が来日するのかなー、と想像していたのだけれど、来るのは某有名老舗機屋の職人さんだという。
…ん?

よくよく聞いたら、草ビロードを基に、その機屋で考案された技法による帯制作の実演だった。

実際見学してみると、つづれ織のような感じ。
糸は絹。
ビロード状になるところは、芯になる糸に絹糸を巻きつけて「クリスマスツリーに飾るモールみたいにした糸」(職人さん談)で織るのだそうだ。

元来の草ビロードと、それを模して絹で作った帯(ちょっと遠目には違いがわからない)。

同じ技法で織った(ただし色は草のようでなくて、普通の色)帯。

うーむ。
本来の草ビロードの作り方が分からないし、以前見た「モール帯」とどう違うのかもよくわからない。
これは、モールを使ったつづれ(すくい?)織と考えればいいのか?

でも、そういう細かいことを気にしなければ、美しい布だった。

 ※

『泰三ブログ』に、江戸友禅の展示会予告が載っていた。
10月10日(土)〜18日(日)
江戸友禅・小倉悟作品展

気になって検索してみたら、息子さんのための七五三の羽織とか、たいへんおもしろい。

こんな記事とかこんな記事も。

 ※

「江戸友禅」と聞くと、数年前に中日新聞夕刊で読んだ、ある江戸友禅師と遺作展の紹介、そこに載っていたモノクロ写真を思い出す。
三味線を弾く髑髏の描かれたものだった。

その人の着物を収集していた人は、江戸友禅博物館を作りたいと希望していると記事にはあったはず…

ふと思いついて、検索してみたら、ありました。
江戸友禅館

完全予約制だそうですが、いつか行ってみたいです。

2009.9.10 [木] ゑり善所蔵 半襟展

『ゑり善』の京都本店で、所蔵の半襟展が開催されるそうです。
ネットの画像を見たら、どれもこれも、すてき!

新築一周年記念 ゑり善所蔵 半襟展
日時 9月16日(水)〜10月16日(金)
※定休日:9月28日(月)・10月5日(月)
午前10時〜午後6時
場所 四条本店2階展示場 (四条河原町御旅町)
http://www.erizen.co.jp/...

2009.9.9 [水] 三匹目も

三匹のうちで、一番ちいさかったお蚕さん。
今朝、桑の葉をやろうと見たら、繭を作り始めたところでした。
薄くて、透けている繭の向こうで、せっせと仕事しているのが見えました。

一番先に繭を作った最大の子と比べ、ほんとうにちいさかった最後の子ですが、繭になるまで長いことひとりにされずによかったよかった。

それにしても、ちゃんと繭になるための場所(紙でつくった小さな筒)を用意したのに、見向きもされず…
他の二匹の蚕同様、下にしいたティッシュと桑の葉の陰で繭になっていました。

2009.9.7 [月] 二匹目が

お蚕さん。

今日は息子が保育園に同伴。
ゴマ粒サイズの時から、一度保育園に連れていきたいと言っていたのを、やっと許す。
で、保育園にいるうちに、もう一匹が繭を作り始めたそうです。
絶妙のタイミングだわ。

しかし、うちの蚕三匹は、脱皮のぬけがらを残さないんですが・・・
なので、いつ脱皮したか、何齢か、はっきりしないままでした。
そういうもの??

 ※

覚書

刈谷市の悠遊舎ぎゃらりぃで、グラスマーブル、とんぼ玉、ガラスアクセサリーの展示会があるようです。

デモンストレーションとして、数人の作家さんの制作現場を見られたり、制作体験も。

悠遊舎ぎゃらりぃ
http://www.you-yuusya.com/...
9月11日(金)〜9月30日(水)
期間中休館日:17日(木)、24日(木)

2009.9.6 [日] 今日は

熱田神宮でお白石持ちが行われている。
これは改修完了間近の熱田神宮で、本殿敷地内に白玉石を敷き詰めるという行事。
74年ぶりだとか。

うちの爺さんも、今日、お白石を奉納させていただく。
決まった時からけっこうウキウキして、衣装(ドレスコードは白・もしくは白っぽい服)など調えていた。

が!
朝になって、白いハンカチがないことに気付く。
お白石を包んで運ぶために必要なのに。
あわてて家じゅう探したのだけれど、真っ白いハンカチって、無い。
ワンポイントとか花柄とかが入っているものばかり。
見つけたとおもったら、経年黄変したものとか…

この際、白くてきれいならいいんじゃないだろうか、と、箪笥をあさる。
半襟(未使用)、留袖用帯揚げ(未使用)を見つける。
でも、半襟は幅が狭い。帯揚げは大きすぎる。
最終的にはコンビニに走って、なんとかなりました。
ふー。

 ※

奉納を済ませて帰宅した爺さんに、改修なった本殿の様子を聞いてみた。
「とても大きかった」
…もうすこし、何かコメントは?

今後、県内外のいろいろな団体が、舞踊や流鏑馬、舞楽などを奉祝奉納するそうです。

 ※

うちのおかいこさん。

元気に育ってます。、
塩野屋さんからいただいた無農薬の桑の葉はなくなってしまったけれど、田んぼの畦の桑の葉(もらったのと種類が違って、葉の形が違う)をばりばり食べて、大きくなりました。

それにしても、いったい、いつ繭を作るんだろう?
繭を作るころは、餌をあまり食べずに、動きが鈍くなるそうです。
でも、我が家の三匹は活発だし大食…

と、思っていたら、今朝、一匹が突如として繭を作っていました。
桑の葉と、下に敷いたティッシュの間で繭づくり…
まだ作り始めたばかりらしく、中でもぞもぞしている様子が透けて見えています。

2009.9.5 [土] いろいろ

覚書。
【トルコ草木染・キリム・絨毯展】
工芸ギャラリー手児奈
9月7日(日)・14日(月)
11時・18時(土日、最終日17時)
草木染、古い技法の遊牧民の手仕事によるものが見られるそうです。



トンボ玉展を見に行く。
7人の作家によるグループ展だが、7人7様。
それぞれ技法も傾向も違い、おもしろかった。
また、それぞれの作品も、たくさん。
在廊中の作家・林裕子さんによると、各作家が通常のグループ展よりも、たくさんの作品を出しているそうだ。
好きな作家が出展していたら、よりどりみどり…
いえ、よりどりみどりすぎるのも困りますが(笑)

で、川北友果さんのものにも自制心を揺さぶられたのだけれど、こちらは春に入手したのでがまん。
今回は、念願の田上惠美子さんの作品をいただいてきました。
抽象的なライン、不思議な色…
本やネットで写真を見た時から、ずっとあこがれていたんです。
ペンダントにもできるサイズなので、これから大事に、でもがんがん使います。

【とんぼ玉・ランプワーク展 −小さなガラスの広がる世界−】
日時:2009年9月3日(木)〜9日(水)
会場: 丸善・名古屋栄店・4階ギャラリー
時間: AM9:50〜 PM8:00(最終日は PM4:00閉場)
出展作家: 川北友果 小暮紀一 高田範子 高橋若奈・珠美  田上恵美子  林裕子

2009.9.5 [土] ひたひたと

というよりも、ずんずんと?迫ってきました、インフルエンザ。
職場でも続出。
無理して出てきて、高熱で帰るという例も。
無理するな!しないでくれ!!

ワクチンの優先順位…「11人いる!」を連想してしまいます。
母親が子供にスプーンでワクチンを飲ませているシーンがあったはず(未確認)。
それにしてもまさか、そういうことがリアルに起こるとは。

 ※

そんなに怖い映画なら見てみたいですー。

自分にとっての忘れられないこわい映画…なんだろう?
大昔の日曜午後のテレビの映画枠で見た『ローズマリーの赤ちゃん』や、『怪談牡丹灯籠』(東千代之介の出てたの)かな。
子どものころで、意味もわからず、でもひたすら怖かった。牡丹灯籠の方はきれいさも印象に残ってます。

あと、怪談ではないけど、夜中にテレビで見た『ダントン』。フランス革命を舞台にしていて、ラストがギロチンを連想させるシーン…真夜中に見るにはキツかったです。

2009.8.31 [月] ピロシキ

ふと思い立って、久々にピロシキを作る。
レシピは『きょうはロシア料理』(加藤美由紀・文化出版局)から。
ピロシキのパン生地に、ヨーグルトチーズ(ヨーグルトを水切りしたもの)が入っていて、とてもおいしいのです。
作る時に、息子も楽しんで手伝って(邪魔して)くれたし、家族も喜んでくれたし。
たくさん作ったので、明日の朝食とお弁当の分まであるし。
面倒だけど作ってよかった!そしてこれとジンジャーエールがよく合いますわー。

それにしても、手持ちの料理本は一〇年以上前に出た文化出版局のものばかり。
なんだか、見ているだけで、その料理を作って食べてみたくなる本なのです。
長嶺輝明氏による料理の写真も、とても好き。

2009.8.30 [日] にちようび

なのに出勤。職場でちょっと休憩中、みなさんの日記を読んで、あっ、投票の紙(なんていうんだっけ)を忘れたことに気付く。
投票に間に合うかな。期日前投票も、以前よりずっと簡単になっていたのだから、やっておけばよかった。



名古屋タカシマヤを覗いたら、いいもんのセール中だった。
千総、千切屋、矢代仁、川島などの売り出し。
矢代仁の絣御召が1/3以下の値段になっていた。小倉淳史さんの竹生島の訪問着も出ていた。
自制心がぐらぐらぐら・・・でも無い袖はふれません(なら覗きにいかなきゃいいのに・・・でも寄ってしまうんだよな・・・)

 ※

間に合いました、選挙。

 ※

「きものサロン」に挟み込まれていた、晴れ着特集の小冊子。
「もとじ」の産着から十三参りまでいける仕立てって、どんななんだろう?
産着・三歳の祝い着は、ほどけば一反の布にもどる(七歳の祝い着にするときに、初めてはさみを入れる)と書いてあるけど…そんなことができるなんて、驚き。

 ※

ジンジャーエール、作ってみました。
冷蔵庫の片隅にあった、かなりやばいかんじの生姜だった(なので、かなり厚く皮をむいて作った)けど、とってもおいしかったです。
砂糖をごく控えたものの、子供も喜んで飲むおいしさでした。

2009.8.28 [金] 落語会

行ってきました「お笑いまん我道場 名古屋編」

8月26日(今池 玉寿司)
「寄合酒」「一文笛」「青菜」

今池末広亭(お寿司屋さんの「末広の間」でやるので、このネーミング)での初めての会。
ぎっしり、50人くらいのお客さんで、二度ほど「お膝送り」で前に詰める。

この日はわりとあっさりした感じの高座で、夏によかったかも。
寄合酒のばかばかしさに笑って、一文笛でしんみりして、青菜でもう一度わらって、楽しかったです。
それにしても、関西版「青菜」って…(笑)
以前他の人で聞いた時、関東版とのあまりの違いにびっくりしたのだけど、今回免疫ができていたのか、めちゃくちゃな会話も夫婦仲がいいってことね、と納得できました。

 ※

ウィーン、うらやましい。
中学生の時のペンパルはウィーンの2歳上の女学生でした。
ペンパル手引書を読んで、ウィーンの女学校の校長先生宛てに手紙を出し、文通相手を紹介してもらったんでした(なぜウィーンか。英語ネイティブスピーカーでない相手の方が文通しやすいんじゃないかともくろんで・笑)
いろいろ教えてもらったなー。
いつしか文通も絶えてしまったけど、どうしているんだろう。

(それにしても今では海外文通なんてやっている人はあまりいないだろうなあ)

 ※

覚書

とんぼ玉・ランプワーク展 −小さなガラスの広がる世界−
日時:2009年9月3日(木)〜9日(水)
会場: 丸善・名古屋栄店・4階ギャラリー
時間: AM9:50〜 PM8:00(最終日は PM4:00閉場)
出展作家: 川北友果 小暮紀一 高田範子 高橋若奈・珠美  田上恵美子  林裕子

2009.8.26 [水] いろいろ

放置していたあれとかこれとかそれとか。
お金がらみのことで、強制的に見直しをすることになりました。
見直した方が得なのはわかっていても、面倒だったり忙しかったりして、先送りにしていたんですが・・・
おとといから連鎖的に見直しせざるをえない状況になり、時間の余裕もある、というのは、やはり頂いた弁天様のおつかい・白蛇さんの根付けのおかげでしょうか。

 ※

伊勢型紙といえば、学生時代、白子出身の同級生がいて、
「白子ってどんなとこ?」
「伊勢型紙で有名かなー。お隣のおじいちゃんは伊勢型紙の人間国宝なんだよ」
とか言っていたのを思い出します。

 ※

松阪といえば牛。
肉大好き地元民の知人お勧めのお店が、こちら、丸中本店
一度連れて行ってもらったんですが、外見も中の雰囲気も「町のお肉屋さん」。
でも、おいしいお肉がお手頃値段でした。

津でならやはり朝日屋らしいです。

2009.8.24 [月] 久留米がすり 他

久留米がすりの布をいただく。
久留米絣会館で購入されたらしい。
きものには足りないけれど、子どものじんべいか半纏ならできそう。
(とはいえ、いつできることやら…)

 ※

「のだめ」と「ピアノの森」の新刊が出た。
「のだめ」は電車で読んでたら、笑いを止めるのに苦労しました。
「ピアノの森」の方は涙をこらえるのに苦労。
映画はアレレレレ…でしたが、原作はいいです。

 ※

繁盛亭、いいないいなー>fさん日記
そして途中で高座をおりて、とは!?

この頃、なかなか落語を聞きにいけないー、とフラストレーションがたまっていたら、いけそうな会を発見。
うれしい。
一つは26日の『お笑いまん我道場』
そして10月の名古屋丸善の落語会は、三三さんとまん我さん。
くー。
私にはとってもうれしい組み合わせ。

2009.8.23 [日] 花火

昨日は地元の花火大会へ。
といっても、会場ではなく、毎年、山の上(知る人ぞ知る、花火見物のスポット)に行く。
現地で隣あった人たちと言葉を交わしながら、見物。
思いがけず遠方から来た人(ホームステイ中の若者)もいたりして、「袖触れ合うも他生の縁」なんて思う。
山奥だけれど、浴衣を着た小さい女の子たちもいました。いいね、きっと大人になっても覚えているはず(うちの子はユニクロのドライメッシュ上下でしたが。夏はこればっかり。)

夏も終わりに近づきました。

ところで、社団法人日本煙火協会という団体があります。
こちらのHPには、花火大会情報も載っています。

2009.8.22 [土] フードロス

朝のNHKニュースに「フードロスをなくせ 企業の取り組み」という小特集があった。

ゴミ収集場には、手つかずの食品が山のように捨てられている。
ごみ全体の三割近くがそんな食品ではないかと言われる。
(そういえば、昔、東京で絵描き修行中の友人宅に泊まった時、超豪華な朝ごはんを食べさせてもらった。友人が、バイト先のコンビニで廃棄処分になったのを拾ってきたものだった。十分おいしくいただききました。)

番組では、そういう「ロス」を減らすためのいくつかの取り組みが紹介されていた。

賞味期限近いお菓子を安売りするお店(以前は安売りをするとイメージが低下すると考え、余ったお菓子は廃棄。でも廃棄には何千万円もかかった)。

スーパーの賞味期限切れ食品を加工した飼料で育てたヨーグル豚

レストランや販売店から余った食料を集め、必要なところに分配するフードバンクの活動(番組で紹介されていたのはNPO法人セカンド・ハーベスト・ジャパン)。

ごはんをみんながおいしく、無駄なく、必要なだけ食べられる世の中であってほしい。

2009.8.21 [金] 今日の蚕 その他

おかいこさん。
どんどんおっきくなってきました。
桑の葉を食べる速度も、はじめの頃と段違い。
もらった桑の葉で足りるのかな・・・

 ※

『チーズスイートホーム』にはまりました、息子が。
アニメをあんまり喜んで見ているので、試しに単行本を与えたところ
「絵本だー」と真剣に読んでいます。

きもの男子に育成する前に、マンガ好きに育成してしまいました。

 ※

それにしても暑いです。
でも、もうじき秋。
あと10日もすると、新米がとれます。

2009.8.20 [木] 3時10分、決断の時

今日は休日で映画レディースデー。
『3時10分、決断の時』を見てきました。

おもしろかったー。
先が読めず、最後までハラハラドキドキできました。

舞台は南北戦争から数年しかたたないアメリカ西部。
登場するのは、貧乏な牧場主と彼を尊敬しない家族。
強盗団を率いる頭目と彼を崇拝する副頭目と手下たち。
大ベテランの賞金稼ぎや、うっかり巻き込まれた獣医。
荒くれ男と土漠と馬とガンファイトの連続で、画面全体はたいへん埃っぽいです。
出てくるのも99%男だし。

だけれど、そのことが逆に彼らを「男」というよりは「人間」に見せているように思えます。

また、派手さ、華やかさがない分、衣装のラインの美しさが際立ったり、質素な御飯がおいしそうだったりして見え、細部も楽しめます。

そして何よりラッセル・クロウがかわいい。
おなかがぷっくりしてるけど、それもよしと思わせるかわいさ。
女の口説き方も男の口説き方もうまくて、しかも極悪人。
そりゃ、あいつもこいつも惚れちまうよな〜。

予想外にいい映画でした。

  ※

しかし、ふと、思う…
この映画の舞台になったような時代・地域に生きるのはつらいだろうな。

  ※

帰りに名鉄百貨店の「呉座の市」へ。
「む○田」では若松華瑤の名古屋帯が安くなっていて、ぐらり。ぐらぐら…でも、がまんがまん…

2009.8.19 [水] かいことごはん

昨日〜今日は、一泊二日の出張。
昨夜は家に電話して「蚕に桑の葉をやっといて」と確認したけど、今朝は忘れた。
蚕が無事か心配...

 ※

無事でした。
朝もちゃんと世話してもらっていました。
そして、たかだか二日見なかっただけで、でかくなっている!びっくりです。

 ※

今回の出張は某所にての研修に参加するため。
しかしなー。
宿泊施設の御飯が無意味に豪華すぎる。

以前、他の場所での研修に参加した時にも同じことがあり、
「地味な御飯にできないんですか?」
と尋ねてみた。
すると、食事はその施設の宣伝になるので、けずれないということだった(勝間本のどれかにもそういうことが書いてあった。
確かにおいしい料理の出る施設になら、また行きたいと思う。今回のご飯もおいしかったし…
でもなー、大量に出るであろう残飯のことを考えると、気が重い。

2009.8.16 [日] お伊勢参り

思い立って、お伊勢参りに行く。
息子と電車とバスを利用して、外宮、猿田彦神社、内宮を参拝。
いいお天気で、ほどほどの人出、安心して参拝できました。
お昼ごはんとおやつはおかげ横丁で。
おやつは当然、赤福氷。
デパ地下でも食べられるけど、暑い時期に現地・しかもクーラーなしの場所で食べるのが一番ですね。
おかわり自由の冷たいお茶もおいしいです。

 ※

うちのおかいこさんたち。
元気です。
が、何齢なのか、わからない。
「眠」とか「脱皮」とかしてるのかどうかもわからない(一度、でっかい「ふん」のようなものを見つけたけど、あれが脱皮した皮?)。
もらったのが9日前、その時には既に孵化していたので、現在生後10日以上は経っているはず。
それ相応のサイズなのかも不明。
…どうなるんでしょう。

2009.8.15 [土] 色

やってみました。
茶・桜・茶・橙、特殊色なし。
なるほどということたくさん。
特に「色と病気の関係」はぴったりで、驚きました。

 ※

名鉄百貨店本店の『日本の職人技まつり』(〜8月18日(火)、最終日は18時に閉場)に、輪奈ビロードの(株)タケツネさんが出展しています。

この物産展のある度に、いいなー、と思っていたタケツネさんの輪奈ビロード。
今回、いろいろお話を聞き、品物を見せていただいた。
値段は、コート地でも何段階かあり(仕立て付きで15万円を切るくらいのものから、70万円近いものまで)。それは、かける手間によって違ってくるのだそう。

コートの他には、丸ぐけの帯締め、半襟、マフラー、ショール、洋服、ショール、袋帯など。
振り袖もあった。

今回、初めて半襟を1枚いただく。
白で、唐草模様のようなもの。
留袖などにもよいという。
なるほど、ボリュームもあるからフォーマルによさそう。しかもそこまで絵柄がはっきりしないから、半襟をつけるのも面倒ではなさそう。
アンティークやアンティーク風のコーディネートをしたいときにも合いそうだ。
(色は白、クリーム、若草色、黒など)

手入れは、半襟の場合は丁寧に手洗い。
コートなどはブラシでほこりをまめに払えば、そうそうクリーニングの必要もないとか。

2009.8.14 [金] 何を着るか

高校以来の友人とランチ。
「今までの服が似合わなくなってきた」
と友人が言う。
彼女は仕事のできる美人だが、
「職場で制服着ていると、特に思うよ。
19才や20才の若い子と同じ制服だとさ、違いがわかるんだよ!」
なるほど。

で、対策として二人の間で一致した意見としては、制服のことは措いておいて、私服でなんとかするしかないということ。その際、
「単価は多少高くても、ちょっといいものを。」
「代わりに買う回数と数を減らす」
「流行のものでなくて、最低5年は着られるものを」
「明るめの色をどこかに」
こういう会話をしながら、お互い大人になったと思う。お互いいっぱい散財してきたもんね(笑)。

 ※

今月号の『モーニング・ツー』を書店で見つけられず(売り切れたらしい)。
でもホームページを見たら、あら。
『モーニング・ツー』無料公開ですと!
『聖☆おにいさん』『ファンタジウム』も大好きですが、『荒呼吸』が最近とても好きです。笑えて、しんみりします。
(『モーニング・ツー』は普通に書店にも並ぶそう)

2009.8.13 [木] もうひとつ

もうひとつ、『ココ・アヴァン・シャネル』という映画が公開されるそう。
シャネル役は『アメリ』の主演女優。なるほど。

 ※

シャネルの伝記本はいくつも出ているけれど、私が読んだのはどれだっただろう?
本棚をあさったら、『獅子座の女シャネル』が出てきた。
でも、漫画でもあったはず…と検索したら、ありました。高口里純『わたしは薔薇 ココ・シャネルの秘密』。
かなりおもしろかった記憶がある。

2009.8.12 [水] いろいろ

某日。
先年、ある方に、ありがたいことに、袴と小物のセットをいただきました。
やった!これで七五三準備はばっちりね!
と思っていたのですが・・・息子が予想外にでかくなってしまいました(4歳にして身長110�p以上)。
仕方がないので、小物はいただいたものをつかわせてもらうことにし、袴だけ単品で探すことに。
チェックしたところ、一番幅広い価格帯の商品(つまりお手頃価格もあれば、高級品もある)が揃っているようだったので、松坂屋でお願いしました。
先日、届いた品物を受け取りに行きました。
私が頼んだのは「一番安いの!」なんだけど、さすが老舗、とうぜん高級品もあります。ため息のでるようなものも。
で、そういう品々に母がうっとりしている間、息子は先日塩野屋さんでもらった繭で遊んどりました。
担当のおにいさんや、売り場責任者のおじ様に「ちょうちょが中にはいってるんだよー」と見せたりして。
お店の方も親切に「ぼく、これできものを作るんだよー」と説明してくれたりしました。
おいそがしいのに、スミマセンでした。

 ※

休日。
久々に映画を見たい(子供向け出ないのを)と思い立ち、上映時間のちょうどよかった『ココ・シャネル』に入る。
シャーリー・マクレーンがシャネル役というので、そこも興味がありました。
が、想像していたのとかなり違う映画でした。
ラブシーン(かわいい感じのものだったけど)が多くて、ちょっと、あれれ…と。

あと、登場人物が英語(フランス語のような英語?フランス語混じりの英語?)で話しているので、ちょっと不思議な感じ。
その他、あれ?と思うところもいくつか。

シャネルの伝記本などに載っている本人の写真の方が、若い時のシャネルを演じている女優よりもきれいだったりするのも、ちょっと気の毒。

とはいえ、お洋服などがたくさん出てきて楽しいし、まずまず、という感じでした。

検索してみたら、秋にはこんな映画も公開のよう。

2009.8.11 [火] さかのぼり

台風による九州地方、兵庫県の被害、たいへんですね。
そして台湾も、ひどいことに。
お見舞い申し上げます

 ※

台風に備えて、念のため職場に出ている。
が、誰もいないじゃないか・・・
そして、台風どころか、名古屋はすごい青空になりました。
この先、他の地域でも被害がでないといいのですが。

 ※

レオナール・フジタ展に行く。
見たい見たいと言っていたら、招待券をいただく。
しかも二枚・・・しかし連れがいない。

でも、せっかくのチケットを無駄にするのももったい。
一枚どなたかに使っていただこうと、チケット売り場付近で待つこと30秒。
来あわせた方に事情を話したところ、気持ちよく受け取っていただきました。
よかった。

展示内容は、壁画や模型、藤田の手作りの品、陶器、再現されたアトリエなど。
近年発見され、修復された壁画「構成」「闘争」のために藤田がやとったモデルは50人以上とか。
自分のアトリエの模型を作るのにたいへんな時間をかけたとか(トイレとトイレットペーパーまで作ってあった!)
自分や夫人の衣類を自作したとか。

すごいエネルギー、すごい意志を感じた。

もちろん絵はすてきでした。
ポスターになっている「花の洗礼」に見とれてしまいました。

2009.8.11 [火] 今日のおかいこさん

台風情報が気になり、早起きしてテレビを見ていたら、緊急地震速報が!あわてて玄関を開けたところで、きました。
震源地に近い皆様、ご無事でしょうか。



養蚕キットの卵は12個。
いただいた時には、胡麻粒よりも小さな蚕が4匹(あとは乾燥のため、昇天してしまっていました)。
家で、箱を替えたり、桑の葉を換えたりしている時に、一匹が行方不明に。どんなにさがしても、見つかりませんでした・・・
で、今は、大きめの子2匹と、小ちゃい子1匹がいます。

実は私は虫が大の苦手。
なんですが、蚕は見ているとかわいくなってきたので、不思議です。

でも、実際に飼った経験のある(農業学校で、大規模に実習)父が、脇で、うるさくってたいへん。
「そんなお菓子の空き箱じゃいかん」
「餌やりがたいへんなんだ」
「それじゃ桑が足りん」
「湿度が足りん」
「繭を作る時なんか、全員徹夜で作業するんだぞ」

いや、三匹だけですし。

2009.8.9 [日] おかいこさん

自然食bio(名古屋・桜山)で開催された、草木染講座に参加。
講師は織道楽・塩野屋御主人・服部氏。
「台所で出来る草木染めが体験」ということで、普段料理教室の会場になるキッチン(木のぬくもりのある、とてもすてきなスペース)でのワークショップでした。
草木染めについて、絹について、お話しを伺ったあと、色と生地を選んで(塩野屋さんの白生地から。サービス価格でびっくり)、開始。
私は「練貫」を蘇芳で染めることにしました。
「練貫」はこの本で、桃山時代の小袖に使われていたと知り、あこがれていた布。
これをストール分断ってもらい、まずはアルミで媒染して赤に。
続いて、両端を鉄媒染して紫にしました。
(塩野屋の御主人のアイディアなのです)
うーん、いい感じ。
他の方のも、それぞれすてきな色に仕上がっていました。

帰りに、展示用?に持ってこられていた生まれたて蚕と桑の葉をいただきました。
息子と育ててみます。
(でも、本格的に育てた経験のある爺さんに、「蚕なんてな、これくらいでかくなるんだぞー」と指で20�p位を示されて、ちょっとびびってます)

2009.8.9 [日] 東京てくてく その4

もう一週間近く前になりますが。

日本橋三越・高島屋の呉服コーナーで、しみじみ思いました。
名古屋とちがーう!
規模やディスプレイも違うけれど(日本橋高島屋の龍村コーナーは、照明暗めで、黒を基調にした抽斗や展示棚があって、まるで海外ブランドの店のよう)、そもそも品物の色合い、柄ゆきが違う。
地味目ですっきりはっきりした着物が揃っていました。
でも、よくよく見れば、名古屋でもお目にかかるメーカーの札がついていたりします。
作り分けているのか配り分けているのかはわからないけれど、地域によってこんなに違うのかと思いました。

(もし道具的に着物をそろえる必要があって、その時に「一味違う」ものにしたい、と思ったら、他地域のデパートで探すというのも手かも)

 ※

ウィンドウ・ショッピングばかりしていたわけではありません(笑)
三井美術館の特別展 知られざるタオの世界「道教の美術 TAOISM ART」
−道教の神々と星の信仰−
も見てきました。
想像よりも楽しい展覧会でした。

昔の出土品、銅鏡、仏教の影響を受けて作られた石像などはかわいい感じがしました。
が、日本で描かれた掛け軸類はちょっと怖くて…

うちの村は、青面金剛像の掛け軸を村中で廻し、定期的に読経・宴会を催す「おこしんさん」(康申講)がまだあるし、辻に石像もあり。
「星祭り」は数年前までは毎年行っていたし。
というわけで、なんだかリアルに感じてしまうのです。

あの有名な安倍清明の画像を生で見られたのは良かったです。

 ※

夜はお付き合いいただき、おいしい料理とお酒と楽しい時間を味わわせていただきました。
しかもプレゼントまで!
ありがとうございます。

という感じで、楽しい東京行きでした。

2009.8.9 [日] 東京てくてく その3

しつこく(笑)

呉服関連も、もちろんいくつか見せていただきました。
くのやの小物は、無駄がない感じ。
たとえば飛び絞りの柄もすっきり、はっきりしている。
で、幅や長さがちょうどいい。
なお、有名なくのやの足袋は、名古屋だと名鉄百貨店のぜん屋で既製品の扱いがあります。
松坂屋を通じての注文もできるとか。

「七緒」で見て、いつか行きたいと思っていた「つむぎや」。
とても親切な女将さんの説明によると、ちょうど入れ替え時期にあたるので品薄、ということでした。
にもかかわらず、面白い柄の帯やすっきりした(しかもお手頃価格!)の着物がありました。いい色の紬もたくさん。
入口付近のショーケースに収められたアンティークの帯留や官服でつくったバッグもすてき。

「伊勢由」本店にもごあいさつに。
名古屋店でいろいろお世話になっていたので、一度本店にも伺いたいと思っていたのです。

そして、「伊勢由」若女将が独立・開店した「銀座いせよし」へも。
クラシックなビルの三階にある、ちいさなお店。
でも商品は充実していました。
そしてお値段がかわいい。
「この帯がこんな値段でいいんですか?!」と思わず確認してしまいました(笑)
「本物を、お求め易い価格で」という女将さんの心意気が伝わってくるお店です。

2009.8.6 [木] 東京てくてく その2

「梅園」であんみつを食べる(昼食にあんみつ…我ながら…)。
相変わらず、甘い。なんとも古典的な甘さ。
でも、この店の前を通ると、つい入ってしまうのです。

高島屋を出て、銀座方面へ歩き出す。
途中道を尋ねた交番では、
「えっ?歩くの?8丁目まで?」
「歩いて歩けないことはないけどね…」
驚かれる。でも歩く。多少カロリーは消費されるでしょう(笑)

途中、目に着いたお店のショーウィンドウを覗いたり、入ってみたりしながら、てくてく。
なんでだろう?銀座あたりはとても歩きやすい気がする。歩道が広いからかな?
それとも他に何か理由があるのかな?

結局、銀座一丁目から八丁目まで歩き、そこから有楽町へ、さらに銀座東二丁目へ。
万歩計をつけとけばよかった

見せてもらったお店はたくさんあるのだけど、特に感動したのがサヱグサという子供服店。
有名なので、名前は聞いたことがあったけれど、実際にお店や商品を見たのは初めて。
さっぱり、あっさりした、着やすそう、着せやすそうな子供服が並んでいた。
お値段も、想像よりもずっと「普通」。デパートの子供服売り場でよくみるくらいの値段だった。
ま、子ども服はユニクロに頼りっぱなしの私が言うのはアレですが。

ところで、サヱグサHPのお店の歴史を紹介したページによると、人力車の赤いひざ掛けや、ビロウドの肩掛けはこちらの店がその昔輸入したのがもとだそうだ。

2009.8.6 [木] 麻の背広

かずさんの日記にインスパイアされて、麻の背広のことを思い出す。

向田邦子『父の詫び状』に、筆者の父がお洒落で身綺麗だったという話があった。
夏になると麻の背広を着て出勤するのだが、手入れが大変で、母親が苦労していたというエピソードだ。

寺田寅彦の随筆にも、麻の背広のことがあったはず。
麻の背広、パナマの帽子というものが出てきていた。

男性が夏に麻の背広を着なくなったのはいつ頃のことなんだろう?
それとも昔も「お洒落な人」だけが麻の背広を着ていて、他の人はあまり着なかったのかな?

2009.8.5 [水] 6日の朝のNHKニュースで

「子ども兵」という存在を知ったとき、本当におどろきました。
もし、自分が、子どもが、無理やり攫われて、銃を持てと強要されたら?
想像するだけで恐ろしいし、そんな境遇にある子どもがいるということも悲しいです。

NGOテラ・ルネッサンスは、ウガンダで「元子ども兵社会復帰支援事業」を行っています。

6日朝、NHK総合のニュース「おはよう日本」で、その活動の一部が紹介される予定です。
ウガンダの反政府勢力の現状、少女兵の社会復帰について取り上げられるそうです。
午前6時台か午前7時台のニュース内の予定。

8月7日夜には、BS1『きょうの世界』でも取り上げられる予定。

2009.8.5 [水] 東京てくてく その1

月・火と、仕事にかこつけ上京。
てくてくてくてく歩きました。

東京駅に着くと、まもなく10時。
そのまま歩いて日本橋の高島屋へ。
お目当てはもちろん「日本の絹」展です。

まずはアトリエ・Kinamiで念願の扇子をいただく。
ふっくらした尻尾のきつねの切絵がかわいいのです。

次に中島洋一氏の古典織物を見る。
ネットの画像を見て、ああ生で見てみたい!と切望していたのだけれど、やっとかなった。
小さな、日々の暮らしで使えるものをいただく。
見るたびに嬉しくなりそう。

展示された矢絣の着尺を発見し、塩野屋さんの御召だー、と近づこうとすると、一歩手前で御主人に呼び止められる。
で、絹についてのレクチャーをいろいろ受ける。
蚕も(生まれたてと生後10日前後)見せてもらう。
おもしろかった。

そういえば、辛夷さん、キイさんがインドネシアのすてきなシルクのことを書かれていたな、と思い出し、「アジアの雑貨展」会場に移動する。

コーナーでは、花織のような地に細密なバティックで花や鳥が描かれたストールを見せてもらう。
たたんであっても美しいが、ドレープを作ると、模様が浮き出るよう。
すてき!>nekomamaさんがご覧になったのもこれでしょうか?
でも予算的に合わず。
いつかシルクのストールを入手する機会があったら、こちらのにしようと決心。

画像を探したら、ここにありました。
モニターで見てもすてきだあ。

2009.8.2 [日] さかのぼり

いろいろさかのぼり。

某日。
41回目誕生日前日。
休日だったので、一日前倒しで自分で自分を祝うことにする(笑)
といっても、きもので美術館さんぽして、
そのあとケーキを買って帰宅、という簡単コース。
時間がなくなって、きもののままで保育園に息子のお迎えに行ったところ、年長組のおにいちゃんに、
「あっ、どこにお参りなんですかー?!」
お、お参りって?(笑)
同じく年長組のおねえちゃんたちには、
「かわいい!」
と大好評をいただく。
「わたしもこんどゆかた買ってもらうのー」
「この前ゆかた着たのー」
としばし5歳児とガールズトーク。

その後、夕食のテーブルでケーキカット。
しかし、ろうそくをもらうことを忘れていたことに気づく。
どのみち41本立てることはできないので、もういいや、と思ったのだけど、
「誕生日のケーキにはろうそく!」
と、息子の激しい抗議にあう。
挙句の果てには、
「これを使えばいいのに!」
と、仏壇から、和蝋燭を何本か持ってきて、直接ケーキにぶっ立てられる(涙)

 ※

某日。
知人と知人を合わせる。
うふ。
いい御縁になるといいなあ。
まあ、本人たち次第ですが。
場所に選んだのは、
晴快荘
新鮮なお魚がおいしいお店です。
名古屋場所中には連日おすもうさんが訪れます。

2009.8.1 [土] 献上 その他

羅献上・絽献上というものがあるんですね。
以前、「クロワッサン」の着物の時間で近藤典子さんが「絽献上」を締めて登場していて、?と思っていたんですが。
検索したら、千年工房に画像がありました。

 ※

博多帯、大好きです。
名古屋近辺で探すなら、名鉄百貨店呉服売り場の「みかた」さんがお勧めです。
種類も、数も豊富。
時にはB反も見つかります。

 ※

息子と近所の映画館で「ボルト」を見る。
しかし、近所の映画館では3‐D上映はなく(苦笑)
まあ、楽しかったですが。
特に、先日飼い犬を見送った私としては(なんと18歳の永眠。人間だったら100歳は軽く超えた、大往生でした)、ぐっとくるところもたくさん。

ただ、未就学児にはストーリーが難しかったらしい。
途中で「もう出たい—」コールがあちこちから上がる。
実際、前の席の親子連れは、半分すぎたところで出てしまったし…
4歳の息子も帰ると主張したものの、「ここからがいいんだよ!」「飼い主の女の子と再会できるところを見たくないのか?」と説得して、なんとか最後まで見られました。

2009.7.31 [金] 三越散歩

名古屋三越の呉服売り場に黒田商店さんが来ていると教えていただき、仕事帰りに寄る。
今回もすてきな下駄、草履、バッグがたくさん。
バラ模様の堺更紗の鼻緒、バッグにぐっ。
ピンクベースのストライプにぐぐっ。
駕籠バッグの中のアフリカ?な袋にぐぐぐっ。
ああ、でも、迷いすぎて今回はそのまま帰ってきました…

隣のやわらかものスペースでは、小宮工房の江戸小紋の展示中でした。
袷用、単用、絽、また訪問着などを見せてもらい、眼福眼福。
なかでも、思わず私がダイブしそうになったのが、長襦袢。花兎、鴛鴦、桜吹雪に笠(おいらん道中?)などの美しくたのしいすてきな長襦袢でした。
一番気になったのが、狐がおいらんになっている図柄。
破れた簾の中を行く狐の行列が、もー、すてきなのだ!
でもお値段もすてきすぎ(苦笑)

2009.7.24 [金] さかのぼり

某日
松坂屋美術館にて開催中の国立能楽堂コレクション展を見る。
美しい。
昔の装束は、サイズも現代人には合わないだろうし、保存のためもあるだろうから、もう二度と舞台では使われないだろう。
でも、かつては幾度となく舞台で使われ、大切に大切に手入れされていたんだろうなあ。
擦り切れた唐織を見ながら、そんなことを思った。

そういえば、『着付師一代 きもの語り』に、花柳章太郎が舞台衣装を非常に大切にし、衣装の隅っこをまたいだ弟子を叱り飛ばしたという話が載っていたのを思い出す。

仕立てからみる時代判定なども書かれていたので、つい図録を購入。



某日
アーツ&クラフツ展を見に行く。
ラファエル前派とかモリスとか、むやみやたらに好きだった時期があった。
大人になったら、モリスの壁紙を貼った部屋に住みたいと思っていた。
今はちょっと好みが変わったし、大人になったので、そんな部屋は日本に合わない…というか、自分の財力に合わない、とよくわかる。
でも、あの雰囲気はやはり好きだ。

2009.7.22 [水] 気になるジュエリー

HASUNAという、まだ新しいブランドがある。
よく読むブログに紹介記事があって、それで知ったのですが、もうすっかりとりこになりそうです。

HPは美しいし、アクセサリーは可憐だし、お値段もまあまあだし。
それに、コンセプトがすばらしい。

Ethicalな、環境や社会に配慮した物をめざして作られています。
ダイヤモンドを使う場合も、紛争にかかわる危険のない、コンフリクト・フリーなものを使用。

こちらでは、オーダーやリフォームも手掛けてくれるそう。
父の実母が遺して私のところに来たいくつかのアクセサリーを、こちらにお願いしてみようかと計画中。

2009.7.21 [火] 港祭り

昨日は名古屋港祭。

毎年、この日はあちこちで、大量の浴衣の若者が見られる。
そして、毎年、いろいろな意味でびっくりさせられる。

今年もやはり、大量の浴衣姿の若者に圧倒された。
でも、数年前よりは落ち着いた雰囲気の若者が多かったようである。

それと、浴衣に関する知識が行き渡ってきたのか、「バカボン」風味の男子がずいぶん減った。
胸高に帯を締めている青年を毎年大量に見ていたのだけれど、今年は一人しか確認できなかったもの。

ただ、逆に、帯を下にしすぎた感じの子がちらほら…
そうそう、パンツ見えそうなくらいにズボンを下げるファッションがあったけど、あんな感じ?
角帯が落っこちるんじゃないかと、おばちゃん、ひやひやしてしまいましたよ。

しかし、息子がデートに浴衣を着るのはいつになるんだろうな。

2009.7.18 [土] 松井今朝子さんの講演

大先輩に誘っていただき、初めて業界系大学同窓会のようなものに参加する。
目当ては、総会の後の講演会。
そう、この日の講師は松井今朝子さんだったのです。

松井さんの『ぴあ歌舞伎ワンダーランド』は初版を持ってるし、小説は面白いし、NHK「知る楽『極付歌舞伎謎解』」は息子と一緒に楽しく見ていたし。
これは聞きに行かねば、ということで、いそいそ出かけました。

講演タイトルは「私が作家になった理由(わけ)」。
そもそもは研究者を目指していたのに、いろいろなめぐり合わせやら何やらで作家になられたということだった。
たいへんおもしろい話で、実演者と研究者の違いやら、武智鉄二や木下順二との関わり、初期のコンピュータというかCD−ROMの仕事をした時の話も興味深かった。
特に、なるほど!と思ったのが、時代小説がなぜ今さかんになっているのか(理由の一つとして、現代が描きにくいことが挙げられていた)という考察だった。
ひとつひとつのお話が、なるほど納得、という感じで、実にたのしい時間だった。

2009.7.18 [土] 気になる帯

何年も前から、某ネットショップで気になっていた袋帯がある。
そう、何年も前からたなざらしだったのだ…
それが、とうとう売れたらしい。
うれしい!

某ネットショップ。
何千本も袋帯を扱うそのショップの、どうしてその一本の帯が気になっていたかというと、私の帯と色違いだったから。
そしてそれはある方にプレゼントしてもらったものだったから。
ずいぶん前のことになるが、京都の問屋さんへ一緒に行って、選んでもらったんだった。
その時は、けっこういいお値段だったのですよー。
(そして問屋さんは「この帯は数を作らないから、だれかとバッティングすることはまずないですよ!それに締めると映えるんです。いい柄を選びましたね!」と言っていたのだ・苦笑)

なのに、なのに…色違いクンはえらいお安く。
そして見るたびに安くなっていき…
なんだか切なくなってしまった。

7万円位にまで下がった時に、
「気になるなら、これ買っちゃえば?色違いもあってもいいじゃないの。長く使える帯だし」
と母親に言われた。
しかし踏ん切りがつかず。
だって、振袖にも結べるような帯を、私の年で改めて買うのもな。

それから二、三年たち、先日見たときにはとうとう3万円を切っていた(号泣)。

それが、売れたのだ。
ああよかった…
そんな扱いを受けてはいたけれど、ほんと、いい帯なんです。
使い勝手もいいし、デザインもいいし、着付け師さんも褒めてくれた(セールストークかもしれんが)んです。

どうぞどうぞ、大切に締めてもらえますように。

2009.7.18 [土] みそか寄席in 上野

【伊勢神宮と神々の美術】が上野国立博物館で開催されています。
その関連イベントとして『みそか寄席in上野』があります。

『みそか寄席』は桂文我師匠を中心に、毎月末、おかげ横丁「すし久」で開かれている落語会です。
今回、それを上野で。
「東の旅」の中から「宮巡り」などが聞けるそうです。

事前申し込みなどの詳細はこちら

2009.7.14 [火] またしても

仕事トラブルと落語会が重なる。
もー、どういうことだ!

とばっちりをうけて、仕上げられなかった明日締め切りの仕事を持ち帰ると、家では10時というのに息子が待っていた。
そして見せてくれたのは蛍。
田圃でつかまえたんだそう。
心もすこし明るくなった。

2009.7.12 [日] 着ないスーツはありませんか?

Recycled-Suits for Youth Projectというものを知った。

若者の自立支援活動を行うNPO法人「育て上げ」ネットが進めているもので、若者が就職活動する際に使用するスーツ(バッグ、ベルト、ネクタイなども)の寄付を募っているのだそうだ。
そういえば、うちにも使わないネクタイが何本か…
買ったものの、あまりにものが入らなくて、使っていない若者向けビジネスバッグもあるなあ。

2009.7.12 [日] 新刊

近藤ようこさんのコミックエッセイ『着物いろはがるた 』(徳間書店)、7月16日に発売予定。

『老舗の若女将が教える とっておき銀座』(祥伝社・黄金文庫)。
銀座いせよしの千谷美恵さんの本だそうです。
こちらは7月24日発売予定とか。

読むのが楽しみです。

2009.7.11 [土] 朝稽古見学

土曜日だというのに、今朝はいつも通りの早起きをしてしまいました。
息子も一緒にあわただしく電車にとび乗り、バスを乗り継ぎ、目指すは某寺。
名古屋場所中の九重部屋の宿舎に朝稽古を見学にいったわけです。

稽古見学は、今日が初めて。
なので、ネットで確認したエチケット(静かにする、一般的に撮影は自由だがフラッシュはたかないように…など)を繰り返しつつ、どきどきしながら現地に急ぎました。
到着したのは7時半すぎでしたが、もう多くの見学者が来ていました。その隙間からのぞかせてもらったのですが、いやー、すごいです!
迫力ありますね。
これはぜひ、生で取組も見てみたいものです。

ところで、見学中、息子がいきなり嬉しそうに、自分のボウズ頭をなでながら、
「今、お相撲さんが、ぼくの頭、ぽん、ってしていったー」
えっ?どのお相撲さん?
息子が指すのは、立派なまげとりっぱな体格のお相撲さん…
千代大海関?
千代大海関に撫でてもらったなんて、強い男子になれそうではないですかー。
なんだかいきなり親近感がわいてきました。
今場所は千代大海関を応援するぞー

途中からは、九重親方も登場。
私が相撲を一生懸命見ていた(テレビだけど)というのは千代富士全盛時代の頃。
生で見られてうれしかったです♪
(撮影自由だというので、何枚か撮らせてもらったのだけど、映せたのはストレッチ中の親方の頭頂部ばかり…)

2009.7.11 [土] 雨具その後

ライディングコート、購入翌日雨が降ったので、さっそくつかってみました。
やはりすぐれもの!
足元のベルトをつかうと、服もほとんど濡れません。

ただ、フードがちょっと大きく…
しっかりかぶれば前が見えず、かといって浅くかぶると風ですぐはねのけられ。
結局出勤したときには、頭部ズブ濡れ。
職場で失笑される始末。

しかたがないので、今日の土曜日、レインハットを別に購入することにしました。
どうせなら雨以外にも使えるものを、と[こちらをセレクト。

しかし、アウトドア用品にはとんと縁がなかったのに、自転車に乗るようになってから、あれこれ気になってきましたよ〜

2009.7.9 [木] タカシマヤ リサイクルキモノバザール

7月15日(水)〜21日(火)
名古屋タカシマヤ10階きものサロン

出店
大福屋(名古屋)
やや(京都)
美々(大阪)
最旦館ケイコ(神戸)

2009.7.7 [火] 織姫に逢う

名古屋タカシマヤ9階リビングコーナー(エスカレーター脇)を通りかかったら、美しい布が目に飛び込んできました。

蘇芳で染めた鮮やかな赤、黒檀で染めた深い色、複雑な幾何学模様…ラオスの紋織りのシルクでした。

期間限定のそのスペースにいらしたのは、大阪のワカバハウスさん。

実演用の機も置いてあり、奥さんに織を見せてもらったり、話を聞かせてもらったり、布を触らせてもらったりしてきました。
会場には、その他、タイシルクのワンピースや、ヨーヨーキルト、ラオスの木綿(ビーズがおりこんである)、アクセサリーやバッグも。

14日まで、開催中だそうです。

【ラオシルクの世界】
6月30日(火)〜7月14日(火) 
JR名古屋高島屋 
9階イベントスペース

 ※

ビーズを織り込んだ木綿の布。
これを織っているところの写真も見せてもらったのですが、この機がすごい。
竹数本を組み合わせた、かなり単純に見えるものです(地機の原型?)。
それでいてかなり広い幅の布まで織ってしまうんだそう。
魔法のようだ。

美しい布をたくさん見せてもらい、異国の織姫さまのことをいろいろ思った。

2009.7.7 [火] レインコートとキャスと七夕

晴れとはいわないまでも、雨がやんでよかったです。
息子が短冊とともに笹にぶら下げたものは、トイレットペーパーの芯で作った「お掃除ロボット」。
えっ?
家が散らかっていることをそんなに気にしていたのかっ?
「ううん、このロボット、地球全部お掃除するんだよー」
そらまたスケールのでかいことで。

 ※

昨日は仕事早上がり。
教えてもらった近道を自転車で試したところ、迷子に。
延々迷った挙句、気づいたら目的地の駅から三駅離れた場所にいるではないですか!
びっくり。

その後、自転車用レインコートを探しに、AIGLEヘ。
ライディングコートというすぐれものを見つける。
ちょっと高かったけれど、ここの製品は丈夫だろうということで即決。
なにせ、レインブーツとして使用中のラバーブーツは、15、6年たっても未だ現役なのだ。

 ※

その後、キャス・キッドソンを冷やかして帰宅。
なので、mさんのKWと日記を読んで(私のは和装のレインコートではないけれど)思わぬリンクにびっくり。

2009.7.5 [日] 産業技術記念館へ&七夕準備

KWにもなっているトヨタテクノミュージアム、いちど行ってみたいと思っていました。
特に、今開催中の「ジャガードの世界」展は魅力的だし…
ということで、息子と散歩がてら、出かけてきました。

車が作られる工程を見られたり、無料ミニカーづくりができたり、機械的なおもちゃ(?)の並ぶスペースがあったり、楽しかったです。
家族連れもけっこういましたし、4歳の息子も、もっと小さな子供たちも楽しんでいました。
ガイドのスタッフも親切だし、きもちいい場所でしたよ。

ただ、織機のスペースは、私の頭ではついていけず…
超巨大織機についての説明聞いても、ちんぷんかんぷんでした(工学系の学生らしき若者たちが、最新機械を前に、あーでもないこーでもないとやっていたのを、尊敬のまなざしでみてしまいました。)

ジャガードについての展示は、まあまあ。
体験スペースのスタッフも本当に親切で、うれしくなるくらいでした。
でも、量は少なく…

機会以外の展示品としては龍村と、フランスのストーブリ社の製品がありましたが、それほど多くはありません。
正面玄関に西陣の「埋機」もありましたが…ちょっと期待しすぎて行ってしまったかな、と思います。

 ※

家では七夕の準備。
山で爺さんが採ってきた若竹に、折り紙であれこれ飾り付け。
しかし、小さめの竹を一本伐ってくるかと思っていたのに、けっこう大きいものを二本も持ってこられると…
飾るのが大変なので、こちらを見て、一枚の折り紙で簡単にインパクトある飾りをせっせと作ることに。「かいだん」、「ひしがたかいだん」ばっかりいくつも作ってしまいました。
願い事は明日書くことに。
しかし外は雨。どうか上がって、晴れの七夕になりますように。

2009.7.5 [日] Voice of Africa

NPO法人テラ・ルネッサンスは、アフリカの元子ども兵を支援する活動などを行っています。
今回、そのウガンダ駐在代表・小川伸吾さんと事務所職員トシャ・マギーさんが来日、ウガンダの事業を報告する会がもたれたそうです。

数年前に来日したトシャさんのインタビュー記事を読んだときには、本当に驚きました。
内戦で家族を殺され7歳で難民となり、苦労して自立、その後、自分と同じ境遇の子どもを集めて育てたそうです。 毎日新聞京都版にもその紹介記事があります。

報告会はこのあと、九州(長崎、佐賀、鹿児島)で開催されるそう。
くわしくはこちらに。

2009.7.4 [土] ポニョ三昧

アマゾンから『ポニョ』と、萩尾望都新刊『レオくん』、久々に猛烈に読みたくなった坂田靖子作品数冊、そしてPonia‐pon大野らふさんの『アンティーク着物スタイルブック』が届く。


『ポニョ』は映画館で見たものの、改めてDVDで見ると、気づくことがたくさんある。
そしてやはり、ストーリーもさることながら、動きの美しさにひきつけられる。
ポニョが女の子やおばあちゃんに水を掛けるシーンを見て、どういうわけか、息子が「こわい」とちゃぶ台の下に隠れたり、柱の陰に隠れて覗いたりしている。人間間トラブルがこわいのか、女同士のトラブルがこわいのか。

坂田靖子を久しぶりに読んで、やはり好きだなあと思う。
HP
サカタBOXには、無料ダウンロードできる塗り絵や絵葉書もあり。

萩尾望都『レオくん』は、淡々と、そうだよなあ、と共感しつつ読める本。
猫が出てるけど猫まんがという感じではない。

 ※

ところで、アマゾンの箱を開けて、にびっくり!
なんか、間違えて、『アンティーク着物スタイルブック』を二冊買ってしまっていたのだ。
本自体はいい本です。大人がアンティークを着るときのあれこれが、前著より、より実践的に紹介されています。

でも、同じ本が二冊って…
やはり夜中に注文するのは危険だったか…
どなたか、一冊お要りようの方はいらっしゃいませんか?

2009.7.4 [土] 明日まで

KWになっている明治神宮宝物展・特別展 —櫛・簪・宝飾品— 「日本の飾り」

7周年オフで上京するのなら、と勧めてくれた方がいて、改めて明治神宮HPやKWを確認する。
うお!行きたいー。
でもやはり時間的にぎゅうぎゅうで、断念。

ご興味のある方、いかがでしょうか。

2009.7.4 [土] ふりかえり日記

先々週。
上司(そして自転車通勤の先輩)が、
「近道教えてあげよう」
というので、一緒に帰る。

しかし、空模様があやしい。
かなり怪しい。
めちゃくちゃ怪しい。

レインコートを持っていない私が躊躇していると、
「大丈夫だって、10分もかからないんだから!」
という上司の言葉に従い(彼は自転車用合羽を着用済み)、自転車を漕ぎ出して1分後に雷鳴が響く。
3分後には土砂降り。
でも雨宿りできるようなスペースもないので、ひたすら駅に急ぐ。
顔にワイパーをつけたいと思うくらいのひどい雨でした。
あんな思い、自転車通学をしていた中高校生の時でもしたことなかったよー。

駅に着いた時には当然ずぶぬれに。
しかも電車は豪雨で運行ストップ(上司の乗る線は無事運行)
濡れ鼠でクーラーの効いたカフェに一時間いて、すっかり夏風邪をひきました。

 ※

先週。
トラブル続き。
自分の人間観察の甘さを反省したり、窮地で発揮される人間のすごさ、覚悟みたいなものに触れて感動したり、笑ったり泣いたりでした。
歌じゃないけど「人間っていいな」ですね。

今週。
日曜日は七周年オフで命の洗濯。
工作したり、祓えをしたり、願いごとしたり。
飲んだり食べたり、おしゃべりしたり。
本当にたのしかったです。
みなさま、ありがとうございました。

着たのは浅黄の鱗模様の透かし織。
骨董店で見るジョーゼットのような感じの、でも現代ものです。
いちおう絹ものだけど、もともとお手頃価格だし、スコッチガードもしてあり、
伊勢由名古屋店の店長に、気軽にどんどん着るようアドバイスをもらったもの。
はい、どんどん着ます。
帯は春に「やゝ」でお願いした、波に千鳥。
ばっちり長さを足してもらったので、安心して締められました(笑)

週明けからは元気に仕事。
でも事どうも元気になりすぎたらしく、調子に乗って残業してたら、楽しみにしていた喬太郎独演会に行き損ねてしまいましたよー(涙)
落語つながりの友達から「今日の会はとてもよかった」との報告もあり、また悲しく…
いやでも、14日のみんなDE落語会 IN NAGOYAは逃さないつもり。

2009.6.28 [日] 祝

七周年おめでとうございます。そして、こういうすてきな空間を作ってくださってありがとうございます。
真楽があってよかったです。



「東京はきっと晴れてるって」
と、傘も持たずに家をでました(家ではパラパラきてたのに)。
晴女晴男の皆様、よろしくお願いします!

2009.6.17 [水] 6:44 am

【Japan blue 2009 森くみ子の藍】
ギャラリー濫觴(豊橋市駅前大通2ー53ー20)
●6月20日〜27日
化学的なものを一切使わない森さんの藍は本当に澄み切って、きれいです。

 ※

はーい、しょうさん。
初日は森さん在廊だそうなので、お会いできたら、きっと♪



『愚か者、中国をゆく』(星野博美、光文社新書)を読む。
星野博美さんは1966年生。
80年代末の大学在学中に香港中文大学に留学。
日本への帰国前に、友人と中国を、鉄道を使って、いわゆるバックパッカーとして旅した。
その思い出を、二十年を経てから綴ったもの。
なので、旅の情報として実用的に読むものではない。
ただ、同年代の者としては、また中国や香港好きとしては、読みながら思うところ、得るところが多い。
ああ、それにしても、若い頃、こういう旅を、経験をしたいと願っていたな。勇気も度胸もなくてできなかったけど。

2009.6.15 [月] 8:44 pm

通勤カバンを替えた(もとからあったのだけど)。
そうしたら、職場最寄り駅から職場まで乗っている自転車のキーをもとのかばんにいれっぱなしにし。
帰りには自宅最寄り駅から自宅まで乗ってる車のキーを、なぜか職場に忘れ。

帰れない。

キー災難の1日。
キーホルダー換えよかな。

2009.6.14 [日] 8:38 am

夏じたくをしようと、あれこれ見ていて、KW黒い腰紐を思い出す。

そういえば、祖母が真っ白な襦袢を縫い上げた時のこと。
地紋はたてわくに小花が少し飛んだものだった。
祖母は、それをじーっと見ていたかと思うと、やおら、針に紅色の糸を通し、地紋の小花にあわせて、簡単に刺繍を始めた。次いで、空色、卵色、と三輪の小花を襟下に咲かせた。
「真っ白なままだと、なんだか喪服みたいで気づまりだ。こうしておけば、そういう着物ではない、ということになるから」
その時子どもだった私は、めんどくさいことをするなあ、とか、どうせ刺繍するならもっと全体にすればいいのに、とか思っていた。
今なら、ちょっとだけ崩したい、欠いておきたい、という気分も、なんとなくわかる気がする。

 ※

伊右衛門のてぬぐいプレゼントがはじまった、という情報をいただく。
ありがとうございます!
いそいそと近所のコンビニへ。しかしない…田舎故か?
場所を変えて出勤路のキオスクで探す。あった、ありましたよ・
まず二本入手。今年もコンプリート目指します♪

2009.6.12 [金] 南光・こごろう親子会

またしても職場トラブル処理に追われ、朝からこの会には遅刻決定...どうも、落語会のある日を狙ってトラブルが起きるようである。
加えて寝不足で、かなり落語会向きでない状態。
でも行く(笑)

さて、高座は…ほぼ記憶にない。
でも南光さんの声を聞きながらうとうとしていたら、サイコーに気持ちよかったです(気持ちよく寝られるっていうのは、それがいい芸だから、と思うのです。そうでない時って寝たくても寝られないから)。

開口一番  ?(遅刻につきわからず)
桂こごろう「青菜」
桂南光  「五貫裁き」
中入り
桂こごろう「愛宕山」

こごろうさん、「愛宕山」で、一八が縄を綯い、竹を引っ張り、のところが実に鮮やか(以前、「不動坊」を聞いた時も思った)。マイムでもやってたんだろうか、というくらいきれい。
ただ、よく噛んでたのが、ちょっと気になった。
袖口からちらっと見える紫の長襦袢がきれい。

2009.6.9 [火] 6:58 am

毎年ゴールデンウイーク前後の楽しみだったサントリー「伊右衛門」についてきた「てぬぐい」。
あれ?今年はないの?
使いにくいという意見もあるようだけど、私的にはとても使い勝手が良く、重宝しているのに…

そういえば、昨夏の「天然水」とSOUSOUコラボハンカチ、大人には小さいけれど、子供用ハンカチにはベストサイズです。今年もあるといいな。

2009.6.8 [月] 6:44 am

仕事帰り、名古屋三越の江戸物産展に寄り道。
「めうがや」さんにまずご挨拶する。昨年のこの催事で誂え足袋をお願いした直後に体調の変化で足のサイズが激変し、めうがやさんに迷惑をかけてしまった(丁寧に対応してもらい、その後快調です)。
次は銀座越後屋のコーナー見学。巻かれたままで見ても、かなり好みの色の帯があり、広げてもらったらますます好み。洛風林だった。やはり好きなものは共通するらしい。でも無い袖は振れず…
金欠のくせに、竺仙も覗く。お目当ては、文久小紋。クロワッサン「着物の時間2」で紹介されていたのを見て、ぜひ実物も見たいと願っていたもの。江戸の絵双紙を思い出すような柄にうっとり。値段にううむ…いや、妥当だと思いますが、私の財政的にはね。

2009.6.5 [金] 10:25 pm

先日、ダイヤのピアスを落とした。
もう10年以上使っている、二組目に買ったピアス。
当時流行だった爪が四つという形や、小ぶりなサイズが、年齢とともにだんだん似合わなくなってきていた。
それでも愛着があり(なにせ失恋した時に買ったんだったよなー)、週に二三度は出番のあるピアスだった。
なのに、気づけば片方がない!
これまでも何度も落として、何度も見つけたのだから…
と探したけれど、とうとう今回は発見できなかった。

もうひとつ、やはり10年以上つきあっている携帯ストラップというか根付けが、忽然と消えた。
毎日毎日触れていたもので、大切にしていたのに、消えてしまって、見つからない。

しょんぼりしていたら、すてきなお手紙とプレゼントが届いた。

とってもうれしい。
なくなってしまったものたちは、このプレゼントとバトンタッチしたのかな。
ありがとうございます。

2009.6.4 [木] 8:41 pm

息子のヘアカット(つーか丸刈り)は私担当。はじめはヘタクソだったけど、最近うまくなってきた。
さらなる向上を目指し、知り合いの坊さんにインタビューしてみた。
どうやって剃ってるの?
その人はボディシャンプーをつけ、T字カミソリで自分で剃るそう。
終わってからタオルでゴシゴシやると、タオルが黒くほど地肌の汚れが取れるとか。
究極のスカルプケアだ!

2009.6.4 [木] 8:21 pm

【開館15周年記念 ジャガードの世界 〜 織りの美・おどろき発見 〜】
会場:トヨタテクノミュージアム産業技術記念館
会期:開催中(7月12日)
※西陣織ジャガードの体験、実演あり

2009.6.2 [火] 訃報

能楽鼓方・柳原冨司忠師が亡くなった。
まだ62歳、くも膜下出血だったという。
残念でならない。

ご冥福をお祈りします。

2009.5.31 [日] メンテナンス

ヘッドスパについて、以前みにひつじさんの日記で読んで気になり、私も試してみたことがあります。で、これがたいへんよかった。
なまじなマッサージよりも私には効いたのです。
なので、昨日仕事帰りに電話してみたら…ま、土曜日午後の美容院は、早くから予約が埋まってますよね…

でも諦めきれず、以前何度か行ったバリ式ヘッドスパのクリームバスに電話をしたところ、入れるといいうことで、こちらに行くことに。
一年ぶりにクリームバスとリフレクソロジーをしてもらい、夜はぐっすり。
ただ、「老廃物がたくさん出ますよ」という担当者の言葉通り、今朝からトイレが近くてそれはちょっと(笑)

2009.5.31 [日] いろいろ

自転車通勤(とはいえ、ちょこっとの距離だけど)、快適です。
バスを待つ必要もなく、したがって通勤時間も短縮できて、らくちん。
電動アシストなので、上り坂もぐんぐんいけます。
また、電動アシスト自転車って、「電池が切れたら重くて大変なんじゃないか?」と思っていたんですが、今のはそんなことはまったくありません。
自転車、手放せなくなりそう。
 
 ※

私も、光瀬龍『百億の昼と千億の夢』、萩尾版も読みました。でも何だかよくわからず、わからないけど記憶に残り。
いま読み返したら、どう感じるかな。

 ※

そういえば、80年代のハヤカワ文庫は漫画家が表紙やイラストを担当していた。
覚えているのは萩尾望都、岡野玲子、中山星香も。
毎月書店に新刊が並ぶのを楽しみにしていた。

中でも印象に残っているのが、萩尾望都担当の野阿梓『兇天使』。
読み返したくなってアマゾンで探してみたら、復刊されていたけれど表紙が変わっていて、残念。

 ※

同じころ、栗本薫さんの本も読んでたっけ。
いつか読まなくなっていたけれど、書店で新刊を見つけると、やはり表紙をめくって見てはいた。
ご冥福をお祈りします。

2009.5.26 [火] 夏の帯と自転車

先月頭に、名古屋で開かれた『やゝ』の催事で入手した帯。
お店に、長さを足す加工をお願いしてあったのが出来上がって届いた。
うっれしーな!
いつ締められるかな。

 ※

職場最寄駅から職場に通うために、自転車を購入した。
真楽メンバーの中にも自転車愛用者がおられるようで、そのサイクリングの様子を読むたび、気になっていたのです。

明日から自転車通勤。楽しいな。

2009.5.25 [月] 立川談志独演会

行ってきました。

うーん、なんともはや...

開口一番の筈の平林さんが、出ては引き、出ては引き、結局三度高座にあがり(三度目はかっぽれを踊っていた。これがうまい)、やっと談志師匠の噺が聞けました。
しかし、正直なところ、よくわからない。
嫌ではないというか聞いていて気持ちいいくらいだけど、何がなんだかわからない。

2009.5.24 [日] ROOM TO READ と BOOK OFF

先日、職場の懇親会兼歓送迎会にて。
引退した大先輩と「本がたまって困る」という話になった。

先輩曰く、
「子どもたちは読み終わったらブックオフに持って行けという。
けれども、昔気質だからか、本が内容に関わりなく値段をつけられるというのが居心地悪い。
だから図書館のリサイクルコーナーに寄付する。」
でも、まだなかなか整理できずにいて、奥さんに「家が傾くから何とかしてくれ」と言われているそう。

そうそう、私もですよー、と盛りあがった。
私は、本なら新本でも古本でも、買うのは気にならない。
でも、一山いくら、という感じの売り方には、抵抗があって、なかなか売り払うことはできない。

でも、ちょっとその考えを改める気になった。
というのは、今読んでいる本『マイクロソフトでは出会えなかった天職 僕はこうして社会起業家になった』を読んだから。
これはROOM TO READという「2020年までに1000万人の子どもたちに教育の場を提供する」ことを目標として活動する団体の代表の著書。
で、その活動に寄付するいろいろな方法の一つに、「ブックオフ不要な本を送ると、その代金が寄付される」というものがあるのだ。

これ、いいかも。
なにぶん本のたまりやすい職場にいるので、周囲にも知らせようと思う。

2009.5.24 [日] ひとえ帯

単衣帯です。
テとタレが三つぐけになっています。
画像の左半分がテを裏から見たところ。
右は表面。

この帯を箪笥から見つけて締めていたら、祖母が思い出話をしてくれた。
戦後しばらくたって、ちょっと余裕もできた、たぶん昭和三〇年頃のある日、つきあいのあった市内の呉服店の小僧さんが自転車でやってきた。
荷物の中からこの帯を取り出して言うことには、

「女将さんが、この帯を奥さんに締めて欲しいと言ってます。いい帯だけど、この帯を締められるのは奥さんくらいだと言ってます」

ハタが聞いたら、めちゃめちゃすごいセールストーク(笑)なのだけれど、当の祖母はまんざらでもなく、

「そうまで言われて買わなかったら、女がすたる」

と、へそくりを出したそう。

果たして呉服店の女将さんが言うほどのものだったかどうかはさておき、以来ちょっとお出かけ、という時には祖母はこの帯を締めていた。

さんざん祖母がしめたせいか、それとももともとそうなのか、かなりやわらかい。
ふつうの太鼓には長く、でも昔のものだからか二重太鼓には短い。
でも、やわらかくて二重太鼓でないと形がきまらない。
(数年前に締めて、名古屋の『むら田』に寄ったときも、二重太鼓用だと教えてもらった)
半幅帯として使おうかとも思うけれど、私には半幅の出番が少ないので、どうしたものかと思案中。



ちょっと気になって、箪笥をひっくりかえしたところ、他にも単帯が出てきました。

やはり祖母の箪笥にあった、くたくたになった帯。これも両端はみつぐけになっていた。
一応絹物だけれど、普段着用にしていたはず。

牡丹唐草の、端だけ袋状に織られ、内側に折ってかがってある帯。
これはぎゃらりぃ竹林で、ひとえの時期に改まった席にもどうぞ、と言われて購入した。

もう一本は、手触りからするとポリエステルのもの。
黒地にに水色や赤や銀で抽象柄が織りだされている。
雰囲気からすると昭和30年〜40年代のもの?
これも両端がうすい袋状になっていて、内側に折られている。

2009.5.16 [土] 『働き方革命』

『働き方革命』(駒崎弘樹)を読む。
駒崎さんは病児保育サービスなどを行うNPO法人フローレンスの代表。
この人の前著「『社会を変える』を仕事にする」があまりに面白く、また感動して、以来ブログを愛読している。

この駒崎さんの新しい本『働き方革命』(ちくま新書)
が先日出版された。
たのしくさらりと読めて、でも深く考えさせられる本。
これを読んで、忙しさに流されて忘れていたもろもろを思い出しました。
そもそも働かなくちゃおまんまいただけないんだけど、でも、どうせ働くなら、みんなが楽しい方がいいな、と。

 ※

駒崎さんのブログに、この本のチラシ(引用・転載可だそう)があったので、ご紹介。

。+°☆°+。★。+°☆°+。★。+°☆°+。★。+°☆°+。

  「働き方革命」
 〜あなたが今日から日本を変える方法〜
http://www.qurl.com/...
     NPO法人フローレンス  駒崎弘樹著
      5月7日より全国書店にて発売!!

。+°☆°+。★。+°☆°+。★。+°☆°+。★。+°☆°+。

 2007年、Newsweek日本版で「社会起業家100人」に
選出され、日本を代表する若き社会起業家として
活躍するNPO法人フローレンス代表、駒崎弘樹が
本を出版することになりました。

○仕事をしながらも、自分の家族や社会に貢献したい方
●こどもの寝顔だけでなく、笑顔が見れる時間に帰りたい方
○政治家や官僚は信頼ならないが、かといって自分が
世の中を変えられるとは思っていない方

こうした方々に向けて、私達一人一人が社会を変える方法を
本書は提示します。そんなことできるのか?って。簡単です。
私達が「働き方を変える」だけで良いのです。
私達の働き方の変革と、社会の変革がどう繋がっているのか?
その答えが本書にはあります。

この本を読み、日本を変える一歩を共に踏み出しましょう。
「働き方革命」という一歩を。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
        — 本書のキーワード —
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

少子高齢化・課題先進国・雇用崩壊・正社員の働き方・長時間労働
生産性向上・仕組み化・仕事と生活の調和・ワークライフバランス
在宅勤務・業務の棚卸・残業ゼロ・コスト削減・会議術・メール術
貢献する個人・自己実現・市民社会・草の根民主主義・課題解決先進国

2009.5.13 [水] ひとえ

月末京都行きを決意。
見たい能会のチケットをくださる方がいるのだ。
やっほー!!

で、やっぱりここはきものを着たい、と思うのだが、はたと気づく。
やわらかものの単衣って一枚しかない。
そして場所は京都で能楽堂でかための会…
最近着てなくて着付けに自信ないし…
蒸し暑いだろうし…
いろいろ考えたら、ガマの油のように冷汗が。
どうしたものか。

2009.5.13 [水] 柳家三三ひとり会vol5

愛知県芸術劇場小ホール
18時30分開始

野ざらし 右太楼
悋気の独楽 三三
魚屋本多 三三
(中入り)
引越しの夢 三三


ハプニング後処理に追われて、職場をでたのが開演時間。よほど諦めようかと思ったものの、やはり行くことにする。
かろうじて中入り直前に到着し、「引越しの夢」は聞けた。
気楽に笑えて、でも細かいところまで行き届いていて気持ちよい。
たとえば、大店のおかみさんの動きはたおやかで、絹物着てそうだ。
そして三三さん、冬に聞いた時より落ち着いて、というか年齢不詳に見えた。

一席だけだったけど聞けてよかった。明日からまた働こう!



ハプニングをチームで処理しながら、何が面白いって人間だよな、と思う。

2009.5.10 [日] のんびり日曜日

うちの庭は、超ド級の善意で言えば「ナチュラル・イングリッシュ・ガーデンのよう」(byたまたまうちを見た上司)。
実態は草ぼうぼう。
でも、この季節、花の種類と量だけは豊富です。
なので、庭の花を切って、息子と墓参りに行ってきました。
10時頃に行くと、すでにうちの墓にきれいなカーネーションの花束が供えられていました。
カーネーション農家の親戚がお参りしてくれたらしい…そういえば、今日は母の日だったと思いだす。

お参り後は、家で冷凍ピザの台に生トマトやチーズ、庭のハーブを載せて適当ピザでごはん。
ハーブも、昔流行した時に、適当に私が種をまいて、そのまま野生化しているので、ハーブだか野草だかよくわからなくなっているけど、まあ食べられたからいいや。

午後は近所の温泉
ごんぎつねの湯へ行って、のんびり。

特に何もないけれど、気持ちいい休日でした。

2009.5.9 [土] 月日荘へ+パン厨房ポン・ヌフ

今日も土曜出勤...
ぼやいていたら、家族に叱られる。
そうですね。そうです。

で、働いたのち、帰りに月日荘へ。
大盛況でした。
三橋京子さん、天野ミサさん、月日荘のお二人、皆さんすてきな着物姿でした。
わーん、私も着物で伺いたかった・

さて、今回もすてきなものがたくさんあったのだけれど、がまん。
実はちょっと計画があり、その相談に行ったのです。祖母の形見をなんとかしようと、ふふふ...祖母もきっと喜んでくれるでしょう。

【三橋工房と天野ミサ】
・5月9日(土)・5月20日(水)
・11時・19時
・期間中無休
・9日10日は三橋京子さん、天野ミサさん在廊



月日荘へ行く途中、経由した八事で、パン厨房「Pont Neuf ポン・ヌフ」に立ち寄る。
こちらのパン、かなりおいしー!
たまたまこの店がバス停前で、バスが来るまで時間があった…というだけの理由で入ってみたのですが、大ヒットでした。
しかも、わりとお手頃値段(○ィ・ド・フランスや○トールくらいの価格帯。100円代がほとんど)
またぜひ行きたいお店です。

2009.5.3 [日] ジーザス・クライスト=スーパースター

劇団四季『ジーザス・クライスト=スーパースター』ジャポネスク・バージョンを見る。
えええ...というところは多々。
四季とは相性がよくないらしい、私。

でも。
でも、今回、ときめいてしまいました。
ジーザス役の金田俊秀さんの声に、姿にどきどき・・・
のびやかな、美しい声。すらりと高い身体。
エルサレム・バージョンも見たくなってしまいました。

 ※

しかし途中、何度も「聖☆おにいさん」を思い出してしまいました。

2009.5.3 [日] 片岡球子

日曜美術館、今日は片岡球子特集です。
好き好き、大好きだ、片岡球子!
見ているとエネルギーが湧いてくる。

番組中では、片岡球子はもんぺ上下に縞の前垂れ、琉装ぽい髪型で絵を描いていた。
インタビューを受けるときは、紬の横段の訪問着(?)
70年代、60年代の雰囲気が漂ってくる。

院展に一度入選した後は落選続きで、「ゲテモノ」扱い。しかし小林古径に、あんたの絵はゲテモノだが、そのまま突き進めば、ある時変わる、というようなことを言われ、それを励みに描いたという。
小学校の教員をしながら画業を続けたというけれど、大変だっただろうなあ。
(小学校で撮影したらしい写真で、球子が和服だったのが意外。当時は教員も和服OKだったのか?)

老いてから苦手の水墨画を学んだり、裸婦に挑戦したりしたという話もすごい。
いいなあ。

 ※

ところで久しぶりに「日曜美術館」を見たら、司会者が姜尚中教授になっていて、びっくり。

2009.5.2 [土] マインドマップ

マインドマップ基礎講座を受けてきました。

面白かった!
思考を深めるとか創造性を高めるという効用も納得しましたが、それ以前にカラフルなペンでいろいろ描いていくこと自体が楽しい。
同じテーブルの人と見せっこするのも、楽しい。
同じテーマで描いているのに、あまりにも違うマップになるのも楽しい。
普段、いわゆる“ビジネスマン”と接しない私にとって、彼らの話し方、表現の仕方、分類法を見るのも楽しい(あちらから見たら、私のもかなりフシギだったろうなー)
とにかく、いろんな面で「楽しい」と思える講座でした。

私が受講したのは矢嶋美由希さんによるもの。
保育士としての経験もある方で、そういった視点や、現在の活動における志にも共感しました。

2009.5.2 [土] ギャラリー手児奈

ギャラリー手児奈に伺いました。
一目で「ただ者ではない」感じの織物がたくさん。私は琉球ものにハートを射抜かれましたが、大島や本薩摩、草木染や風通御召のコート地もすてきでした。

【染織家・高木久七の遺した草木染・手紬ぎ・手織りきもの展】
・ギャラリー手児奈(名古屋鶴舞)
・4月30日(木)・5月5日(火)
・11時・17時

2009.4.29 [水] 私の学校

伊勢由栄メルサ店は、私にとってきものの学校だった。

店長に帯揚げと帯締めを選んでもらい、そのセンスに感激したのがきっかけで、こちらにいろいろお願いするようになった。
たくさんのいいものを見せてもらった。
席に、立場に、私自身に似合うものを教えられた。
わからないことがあればいつもこちらを頼っていた。
きものいの他にも、多くのことを教えられした。

時々浮気して他のお店も覗いたけれど、やはりこちらが私にとっての基本で、この先も人生の節目節目できものを作ることがあれば、こちらにお願いするものだと思っていた。

その伊勢由栄メルサ店が5月末で閉店すると聞いたとき、「これから私、どうしたらいいんでしょう…」
と言ってしまった。
でも、少しして落ち着いて思うに、こんなふうに信頼できるお店、お店の方々と御縁ができて、本当によかった。
この先、こちらでお願いしたきものや小物に触れるたび、そう思い続けると思う。
御縁に感謝する。

 ※

一昨日改めて届いた案内によると、伊勢由栄メルサ店は昭和48年12月1日開店以来35年間の歴史があるそうだ。
栄メルサ店は5月31日までの営業。
その後のことは銀座本店で受け付けてくれるそう。

 ※

伊勢由は、本店、コア店の他、若女将による銀座いせよしも開店したそうです。

2009.4.26 [日] 夏は総持寺

先週のこと。
「これ、夏の研修ね。」
と渡された一枚の紙。

8月に総持寺にて一泊二日の参禅ですと。

ということは、朝三時に起きて座禅とか掃除とか。
掃除も、すべて人力。長い廊下を雑巾がけとか。
同期はみんな私よりはるかに年下…座禅はともかく、雑巾がけレースに勝てる気がしない(←レースではないのか)

2009.4.26 [日] DMより

名古屋市鶴舞のギャラリー手児奈からDMが届きました。

【染織家・高木久七の遺した草木染・手紬ぎ・手織りきもの展】
・4月30日(木)〜5月5日(火)
・11時〜17時

DMによると、ご自身も染織作家であった高木氏は、何代も続いた呉服屋さんであり、全国の産地・織元で色柄を指示・指導されたそう。
その高木氏の遺した反物の紹介だそうです。30年以上前のいい仕事の品だそう。


月日荘からもお知らせが。
【三橋工房と天野ミサ】
・5月9日(土)〜5月20日(水)
・11時〜19時
・期間中無休
・9日10日は三橋京子さん、天野ミサさん在廊

2009.4.25 [土] さかのぼり日記2

19日(日)
昼過ぎに、母から急に買い物を頼まれる。
「お遣い物にするお菓子を名古屋で買ってきて−」
そりゃ定期券は持っているが…どうせなら前日でかけた時に言ってくれ…

しかたないのでまたしても息子の手を引きひき、電車で名古屋へ。
用事を済ませて、名鉄百貨店内の喫茶店「ぶどうの園」でおやつタイムにする。
席で待っていると、奥の方に、たいへんすてきなグループがいるのに気づいた。
御高齢の方を含む4、5人のグループなのだけれど、なんだかとても上品な、ゆったりした雰囲気がただよっていた。
その方たちが帰る時、ちょうど私達の席の近くを通ったのだけれど、そこでちょっと感動的な出来事があった。
グループ内のお一人、御高齢のおじいちゃまが、息子を見て、にっこりし、手を振ってくださったのだ。
息子が振り返すと、今度は、
「バイバイ」
「バイバイ」
なんだかとてもうれしい、温かい気持ちになった。

ところが、ことはそれで終わりではなかった。
一旦店を出たと思ったおじいちゃまが帰って来られ、
「ぼうや、いい子だね。おじいちゃんにバイバイ、って手を振ってくれたね」
と、なんと、お小遣いをくれたのだ。
驚いて、とんでもないですー、と申し上げたのだけれど、お嬢さんかお嫁さんらしき付き添いの方が、
「これくらいの孫が自分にもいるから、かわいいと思ったようだから」
「おじいちゃんの気持ちだから、受け取ってちょうだい」
とのことで、ありがたく頂くことにする(というか、その前にもう、息子がうけとっていたけど…)

お小遣いだけでなく、息子が大きくなった時に話してやれる、いい思い出をいただいた。
ほんとうにありがたく、うれしい出来事だった。
(お小遣いは帰宅後、「おなかすいた?食べる?」と言いながら、息子がカエルの貯金箱に入れていました。)

2009.4.25 [土] さかのぼり日記

18日(土)
息子の手を引き刈谷市雅趣KUJIRAの、楽しみにしていた展示会を拝見する。
夏の楽しく美しいものを拝見できて、うれしかったです。

会場の雅趣KUJIRAもすてきでした。
駅からすぐ(とはいえ、あまりにも近すぎて、一度は通り過ぎてしまいました・笑)

お昼は近くのお好み焼き屋さんで。
お店のお母さんと話していたら、思いがけずうちの近所の出身ということで、ちょっと盛り上がってしまいました。

その後、場所を移動して名古屋へ。
栄の伊勢由名古屋店から、お願いしていたものが届いたとお知らせをもらったので伺った。
希望にぴったり、いえその何倍もすてきなものを見せていただく。

こちらへは息子も産着や祝着、七五三とお世話になっているのに、一緒に行くのは初めて。
しかも、呉服関連の場ではいつも「もう帰ろうよー」となるのに、この日はおとなしくしていてくれて、ほっ(笑)

2009.4.18 [土] 10:14 am

伊藤美恵さんが手がけていたワゴン・リとローブ・イーゴ。
柳田剛氏のナイーマ。
閉鎖されて久しいブランドだけれど、今でも大切にしています。見ると惚れぼれします。

同じように、それ以上に、大切に思っているお店が閉じられると先日知りました。
一瞬目の前が真っ暗に。
でも、とてもいい時間、いい思い出をたくさんくれたことに感謝。

2009.4.12 [日] 桂まん我第一回独演会

桂まん我噺家十周年記念「第一回独演会」へ行ってきました。
「お笑いまん我道場」など個人の会はあったけれど、「独演会」はこれが初めてとのこと(どう違うのかな?)

噺家生活十周年 桂まん我独演会
 〜あれから十年、これから十年〜
4月12日 日 14:00 名古屋市中村文化小劇場
道灌 露の団姫
まん我 ちりとてちん
文我 京の茶漬け
まん我 桜の宮
中入り
まん我 佐々木裁き

楽しい会でした。
ちょうど一年前にまん我さんの「桜の宮」を聞いてファンになったのだけれど、また聞けてうれしかったです。
ストレートに楽しい、おかしい噺で、きもちいい。

文我師匠によると、30人来た弟子入り志願者の中で唯一ここまでになった弟子だそう。
登場するなり文我師匠にかかった「たっぷり!」の声に、「今日はたっぷりやってられません、まん我の会ですから。別の機会にたっぷり」とにっこり(とはいえ、けっこうたっぷりでしたが・笑)。退くときにも、立ち止まり、あらためて深々と客席に一礼した姿に、弟子への愛情を感じました。
また今は亡き人たち、松鶴師匠の破天荒ぶり、先代の文我さんや枝雀師匠の思い出(文我師匠による枝雀師匠のものまね、ものすごーく似ている)も面白かったです。

佐々木裁きを終えて、一礼するまん我さん、感極まったという表情がちらりと見えました。
これからの十年、二十年も楽しみにしたいです。

会場は、秀吉・清正生誕の地に建つ豊国神社の隣。
広い参道の両脇の桜並木がきれいでした。

この会は、各地でも開催されるそうです。
4月19日(大阪 ゲスト 豊来家玉之助)
4月26日(金沢 ゲスト 桂南光)
5月9日(東京 ゲスト 柳家喬太郎)
http://kamanga.exblog.jp/

2009.4.11 [土] 怒涛の一週間と祭礼

目の回る週でした。
いそがしくて、昼食が3時とか4時とか食べられないとか。
そんな5日間を過ごしたら、同じ部署から一緒に異動してきた同僚(といってもかなり年下)は「3キロやせた」。
えっ、そうなの!?と私も体重計に乗ったけれど、こっちはぜんぜんそんなことなかった…やはり若いと代謝も違うのかね。

 ※

今日、明日は市内の半分以上の「組」の祭礼。
山車がさや(山車の車庫)から引き出され、練り歩く。
村に人があふれて、昔ほどの活気はないものの、やはり楽しい。
息子とじいさんも半被を着て揃いの手拭いを首に巻き、朝から村中をぐるぐる…

 ※

ぼーさんの日記で読んだNHK「スタイルアップ」ファッションチェックを見る。
「人がどうあなたを見るかは決められない。決められるのはあなたが自分を人にどう見せるかだけ。」というようなことをアドバイザーが言っていた。
ファッションに限らず言えることかも、と思い、わが身を振り返ってみる。

それにしても、このファッションチェック番組、おもしろい。
コーディネーター氏らが相談者を説得する方法は真似してみたい。

2009.4.4 [土] 袈裟男さん、桜の森の・・・、安吾、TARO鯉

そうだったんですか!>「袈裟男」さんや「袈裟寿」さんの名前由来
せさんの日記で初めて知りました。
(ずっとお寺関係の名前だと思っていました…)

 ※

『桜の森の満開の下』(坂口安吾/近藤ようこ)を読む。
花見しながら再読したい。

 ※

そういえば、安吾は「三寸くらいほこりが積もっていても動じないような女」がいいと言っていたとか(うろおぼえ。壇ふみ『父の縁側、私の書斎』で読んだ気がする)
私、資格があるわ。

 ※

やゝの催事@名古屋テレビ塔へ、息子の手を引きひき…
オーナー、スタッフの皆さんに息子を気遣っていただき(ありがとうございます、スミマセン〜)その隙に見せていただく。
えへ。見るだけでは済みませんでした。

ところで名古屋テレビ塔付近は公園になっているのだが、その公園内の池の上にロープが渡され、ミニ鯉のぼりがたくさん飾られていた。
白系統と赤系統が交互につるされている。よく見ると、岡本太郎デザインの鯉のぼりではないですかー。
テレビ塔の真下には、でっかいサイズのものも飾られていた。

この岡本太郎デザインのものには思い出がある。
息子のための鯉のぼりを探しに行ったとき、古い店の片隅にこれ(たぶん最初のバージョン)があった。
「これがいいー」と私が主張したのだけれど、スポンサー(=両親)の意見により、却下されたのだった。
でも、今でも、あれよかったなー、と思ったりしている。
(室内専用の豆鯉なら、自分でも買えるかな?)

2009.4.2 [木] 10:04 am

「○日は略礼装で出勤ね」
と上司に言われる。

略礼装…色無地でいいですか?

尋ねたら、
「スーツとかでね」
いや、わかっていたんだけれど、もしかしたらOKかと思って。

2009.4.1 [水] 10:29 am

そうそう、「つばさ」楽しみですねえ。
吉行和子さん、半幅の博多献上をきゅっと結んで、かっこいい。

ところで、あの帯は幅広く見えるのだけど特注?きれいにみえるね…とテレビを見ながら話していたら、母がひとこと。
「あんたとは体型がちがうってことだがね〜」
バッサリ。

2009.3.31 [火] 読書、『撫松』

『赤めだか』(立川談春)、本当におもしろかったです。いや、おもしろかったで片づけられない、すさまじく切なく。

『吉原手引草』(松井今朝子)
展開の読めない(=続きを知りたくなる)筋、登場人物それぞれの特徴的な言葉(=それぞれの世界、それぞれの見方)と、「読む」楽しさがいっぱいの本でした。
まさかのラストは不思議にさわやか。

『仲蔵狂乱』(松井今朝子)
『吉原…』が面白かったので、こちらも図書館で発掘。
落語でもおなじみ・中村仲蔵の生涯を描いているのだけれど、読みながら、歌舞伎の世界を間近で見た人だから書けるのだろう、生のにおいがする。
『吉原…』のような仕掛けはないけれど、読み終わってしみじみする。

そういえば、中村仲蔵と同じ江戸の空の下にいた喜多川歌麿を書いた『歌麿 抵抗の美人画』も面白かった。

 ※

新装大橋の『撫松』フェアが今日までだったと思いだし、タカシマヤの呉服売り場にちょっと寄り道。

『撫松』は『撫松庵』の大人バージョンというか、高級バージョンというかのブランド。
『撫松庵』でデザインしたものを、老舗メーカーで制作したという。
制作は、帯は龍村、川島、服部、渡文、きものは紅花染や大島紬(メーカーを忘れてしまいました…)、これに刺繍紋をつけることもできる。しかも紋は誂えも可能とか(そしてこの刺繍紋が、粋でよいのです)。
もう、好みのものばかりで、見ていて楽しかったです。

2009.3.29 [日] 9:14 pm

おめでとうございます!
末永くお幸せに!!

 ※

「やゝ」の催事が名古屋であるそう。
4月3日〜6日
パークギャラリー(栄、テレビ塔4F)

 ※

強風の日曜日、息子と動物園へ。
豊橋総合動植物公園は入場料大人600円、小中学生100円、未就学児無料。
併設遊園地の乗り物も安くて、すてき(笑)
全体的にのんびりしていて、結構な人出なのに、窮屈に感じない。
園内のそこかしこの桜がほころび、それもきれいだった。

この公園では映画「ヘブンズ・ドア」のロケがあったそうで、あちこちにポスターがありました。
観覧車に主演の2人が乗ったそうです。
 
 ※

動物園からの帰り、京都の友人と久々に落ち合って、お茶をする。
気にかけてくれて、本当にうれしい。
で、その時に、足袋の伊勢屋さんが今月末で閉店すると教えてもらう。
えっ!閉店…いつか行ってみたかったのに…

2009.3.27 [金] 古い布団、その他

帰宅したら、布団の山が。
祖母のだか曽祖母のだかの長持ちから、母が取り出してきたという。
長持ちを空にして、収納スペースにしようという腹積もりらしい。

布団皮はうち織の木綿の、格子、縞、無地。
曾祖母の母か、祖母の母かが織ったのだろうか。

さて、この布団、出したはいいけど、どうしよう?
綿を打ち直しして使う?
しかし現代ではこういう布団、使いにくいなあ。
でも、せめて皮だけはとっておこう。
でも、綿の使い道は他にないのかな?

 ※

長持ち。
昔、中に誰か入っていると思ってた。

 ※

刈谷市の悠々舎へ、ガラスのジュエリーを見に行く。
想像していたよりずっと大きな建物で、びっくり。
在廊中の作家の方とギャラリーオーナーに、技法その他いろいろ説明してもらう。
美しいものをたくさん見られて、うれしい。

その後、ギャラリー手児奈へ、更紗を見に。
ここでもいろいろ更紗について教えてもらう。
落ち切っていないロウをどのように処理したか、など面白かった。
垂涎もののアンティークから、お手頃価格の現代もの(数千円台〜)まで、たくさん見られました。

『インドネシアの更紗展』
工芸ギャラリー手児奈(名古屋市中区千代田3丁目)
3/27(金)〜4/4(土) 11時〜18時

 ※

そうそう、青梅市の白木屋呉服店、いつか行ってみたい(って遠すぎるけど…)お店です。
御主人のブログ「今日の一点」、日々の楽しみの一つです。

2009.3.26 [木] 9:08 pm

今日は、ちゃんと(?)Karan colonを覗いてきました。
お弁当箱、箸、風呂敷、ぽち袋、和柄バッグ…かわいくて、ちょっとしたプレゼントにも、もちろん自分用にも、よさそう。

近くの遊 中川も覗いて、小物物色。
毎年夏に出る着物や帯について尋ねると、夏物のカタログに載っていないという…どうしたのかな?

で、一階まで降りて、お茶でも飲もかー…と思った時、
なんとも心惹かれるバッグを、とあるショウウィンドウに見つける。
ふらふら〜、と店内に吸い込まれ、店員さんにいろいろ見せてもらったところ、どれもこれもかっこいい!
しかも使いやすそう。
きものにも似合いそう。
ファッション誌を全然読まない身では知らなかったのですが、そこは
Hiroko Hayashiというブランドのお店でした。
折しもその時、一人のものすごくかっこいい女性が入ってきて…林ヒロ子さんご本人でした。
そういうわけで、幾重にもこちらのバッグに惚れこんでしまいました。
いつかひとつ、入手したいわー!

2009.3.26 [木] 7:14 am

保育園の卒園式+終業式があった。
とはいえ息子は卒園ではないし、私は仕事につき、ばあさんが参加。
聞くと、卒園生のママに着物の人が複数いたという。
入園式では着物は私だけで、かなり珍しがられたのだけれど(それでその他行事では着物は避けていたのだけど)、この調子で着物人口が増えてくれることを祈る。



まがりなりにもしたおまじないがきいた?
あっと驚く人事異動があり、この年で新ジャンルにチャレンジすることに。
チェンジはチャンスと思うことにします。
しかしそれにつき、とっておいた資料の大半を後輩に譲ったり、廃棄したり…あれ?もしやもっともっと捨てるものがあったということ?

2009.3.25 [水] 7:05 am

「米糠もらえない?」という電話が相次ぐ。
ぬか漬けでも流行ってるのかと思ったら、そろそろタケノコのシーズンでした。


最近物忘れが激しくて、自分でも唖然とする。
取り寄せてもらった鬼おろしを取りに(近所でいくら探しても見つけられず...)タカシマヤに寄ったのに、二度までも目的を忘れて、手ぶらで帰る。
おとついは、ぼたんさんKWのkarancolon名古屋ラシック店を覗こうと栄に寄ったのに、ラシック入り口手前でソフトクリームを食べているうちに、全て忘れて帰路に。

大丈夫か、自分...



メモメモ

【若松華瑤 唐織帯地展】
4/1(水)〜7(火)
JR名古屋タカシマヤ きものサロン

2009.3.23 [月] 栗山紅型

栄地下街のかどやで、栗山吉三郎の紅型展開催中。
栗山紅型を一度にあんなにたくさん見たのは初めて。
やわらか物だけでなく、からむし、竹絹の着物や帯も。
また、ちりめんの帯の柄を麻に(逆もあり)、というようなオーダーも受けてくれるそう。



「聖☆おにいさん」「テレプシコーラ」の新巻が発売に。

2009.3.21 [土] 

数日前、テレビを見ていたら、江戸刺繍の竹内功氏と奥様が。青汁の紹介番組だったのだけれど、刺繍の行程などが見られて良かった。



三連休。
一日目のおやつはホットケーキ。「試してガッテン」方法(レシピとおりに焼く、フライパンの熱を濡れふきんで冷ますのを一秒にする、など)+「魔法のフライパン」でふっくら、厚いのが焼けた。
2日目はドーナツ。古い「暮らしの手帳」のレシピで、でも揚げるのが面倒で、揚げ焼きに。
膨らみがイマイチ?味はまずまず。



着付けを終わったところで、都合が悪くなって、お出かけは中止。
つまらないので、そのまま着付け自主トレ。久しく締めていない帯を何本か締めてみる。そして...お気に入りの帯が...帯が...というより、腹があああ...

2009.3.20 [金] 

>おまじない
リミットの時間までにしようと思っていたのに、ばたついていたら、こんな時間…
でも、徹底的に不要になものは片付けることはできた(要らないと思っていたのに、面倒で片づけてなかった)ので、リセットできたかなー。

 ※

鈴木明子選手を追ったドキュメンタリーを見る。
本人、お母さんへのインタビュー、日常、試合、子どもの頃の映像など。
今、この人が元気にいてくれて、よかった、と思う。

「母にささげる氷上の舞」〜フィギュア・鈴木明子選手〜 NHK総合
3/22(日)午前8:00〜8:25(再放送)(愛知・岐阜・三重・石川・福井・富山県向け)

 ※

『きもの・BASICルール』熟読・愛読しています。
ふむふむ、えっ、そうなの?とモニター前でつぶやいたりして。
しかし、なごみ別冊「京都で、きもの」は好きな雑誌だったので、今刊行されていないなんて、残念(新刊はいつ出るかと、書店に行くたび棚を覗き続けていました…)

2009.3.19 [木] 

某高校合唱部定期演奏会のチケットをもらう。
部としても優秀だというし、全国音楽学生コンクール全国大会声楽の部(高校)で入賞した部員の独唱もあるという。
楽しみ♪

 ※

野暮用を済ませに寄った先で、時間があるとついつい覗いてしまうのが呉服コーナー。
通りがかりにもいいものを見せてくれるデパートって、ありがたいです。

この日、松坂屋本店に展示されていたのは、加賀友禅作家・中町博志さんの夏の訪問着、付け下げ、紗羽織など。加賀友禅に対して私がもっていたイメージと違った、でも、魅力的で明るい色、抽象画のような、シャープな形。
見とれてしまいました。
讀賣オンラインに紹介記事がありました。

 ※

月日荘へ。
もめんの着物展ということで、片貝木綿(無地、縞、格子、三橋工房の型染の施されたもの)、バティックの帯、awaiの久留米絣や半幅帯などなど見せてもらう。
ラオスの浮織のスカーフなどもありましたよ。

 ※

かずさん日記に刺激を受け、掃除に励む…が、はかどらなーい!
どんだけ余分なものがたまっているのかと、あらためて反省。

2009.3.17 [火] 

「母にささげる氷上の舞」という番組が20日に放送される(中部地区)。
フィギュアスケート・鈴木明子選手を追ったドキュメンタリー番組だそう。

ふるさと発ドキュメント
「母にささげる氷上の舞」〜フィギュア・鈴木明子選手〜
NHK総合
3/20(金・祝) 
午後6:10〜6:35 (中部7県向け)

NHK総合
3/22(日) 
午前8:00〜8:25(再)(愛知・岐阜・三重・石川・福井・富山県向け)

 ※

小倉充子さんの展示会を見に、名古屋鶴舞の、工芸ギャラリー手児奈へ。

浴衣、羽裏、長襦袢、下駄、帯揚、手ぬぐいを見せてもらう。
おもしろい。
狐の嫁入りの長襦袢、着たい…
かなり惹かれる下駄も複数あったのだけれど、一つに絞りきれず、今回は見送り。
自分の干支にちなんだ手ぬぐいをいただいてきた。

 ※

手児奈の次回の催事は更紗展。

『インドネシアの更紗展』
工芸ギャラリー手児奈(名古屋市中区千代田3丁目)
3/27(金)〜4/4(土) 11時〜18時

バリ舞踏と更紗を愛する鈴有美子さんが集めた更紗が見られるそうです。

 ※

帰宅したら、豊橋の濫觴さんからお知らせが届いていた。

【愚直なまでの『ラオスの布展』】
ギャラリー濫觴(豊橋市駅前大通2−53−20)
3/21(土)〜3/28(土) 11時〜19時

ラオスの手仕事に魅せられてラオスに移住した谷由紀子さんによる展示会です。

2009.3.16 [月] 8:58 pm

仕事帰りに「凛」の品々を見るため、デパート10階へ。
草ビロードのバッグ、辻が花のバッグや帯、きもの
、すてきなコート、紫水晶やサンゴの玉を組んだ帯締めなど、見せてもらう。

その後、智積院講堂襖絵完成記念・田渕俊夫展を見る。
NHKの新日曜美術館で、氏がOHPを使って制作する様子が紹介されていたのだけれど、それを知っていてもびっくりするような、不思議な絵だった。

 ※

4/15(水)・20(月)の名古屋タカシマヤの展覧会は『柳原白蓮展』だそう。
きものや愛用の品々などの展示もあるらしい。

2009.3.15 [日] 週末

昨日はお誘いをうけて、とことこ夜の町へ。
途中迷子になり、目の前のビルで道を尋ねると、なんと雷門幸福さんの落語会開催中であった…
後ろ髪をひかれつつ、予定のお店へ。
おいしい料理、楽しいおしゃべり、おいしいお酒(持ち寄りにつき、いろいろ楽しめました)、美しい着物女子(含・わたし………含んでくれ〜!!)、と、楽しい一夜でした。
外で飲むなんて、何年ぶりだろう。
帰りのタクシー代は痛かったけど、たまにはいいかな、と思う。

 ※

昨夜両親に預けて出たので、その罪滅ぼしにと、息子と出かける。
私の定期券の範囲で電車に乗る、というお気楽パターン。
文具を少々購入し、糖朝でイチゴプリンとマンゴープリンを食べ、昼食用のパンを購入して帰宅。

途中通りかかった名古屋タカシマヤの呉服売り場で、『凛』のミニコーナーが開設中なのを知る(3月24日まで)。
もっとじっくり見たかった〜。
しかし、近頃着物関連の場所を通りかかると、息子がぐいぐい私の手を引いて遠ざけようとするため(何かを察しているらしい・苦笑)、今日のところは断念。
近いうちに、再チャレンジしよう。

2009.3.13 [金] 11人いる!

はい、はーい!11人いると、呟いてます(笑)

宇宙飛行士の最終選抜試験の番組、おもしろかったです。人間が最終的に求められるもの、宇宙に限らず、そういうことだよなあ、と。

 ※

そう、ぼたんさんと、またしてもすれ違いでした…しょんぼり@月日荘
そうそう、あの日、私、決意を新たにいたしました。というか、目の前に人参ぶら下げました!
堂々と採寸してもらえるよう、頑張ります(笑)
 
 ※

昨日はシネマ歌舞伎へ。
今回は「らくだ」と「連獅子」二本立て。
以前より広い劇場になって、でもお客さんはかなりたくさん入っていました。

で、映画(といってよいのか?)たのしかったー。

すごい迫力。
日本の技術ってすごいですね。
そして、演者もすばらしいのだけれど、これ、映っているお客さん達の様子もまたいい。
いいところで、惜しみない拍手が送られて、それがまた臨場感を強めているように思います。
もう、見ているうちに、映像の中のお客さんたちと一緒に拍手したくなっちゃいましたよ。
そしたら同じ思いの人が他にもいたらしく、あちこちから、ぱらぱらっ、と拍手がおこり、私も便乗。
(できることなら、噂に聞くインドの映画館のように映画と一緒に歌…わないまでも、もう少し大きく拍手したかったけど・笑)

終演後、隣の席の方と自然に
「すばらしかったわね!」
「そうですね!」
と、にっこり。
本当に楽しかったです。

やはり歌舞伎となると、距離的にも料金的にも気軽にとは言い難いけれど(そういうところから生まれる楽しさもあると思うけれど)、シネマ歌舞伎という形なら楽しめる人も増えて、いいなあ。
こんなシステムを作ってくれた松竹さん、ありがとう!

2009.3.10 [火] 小倉充子 染色展

KWにもなっている、小倉充子さんの作品展が名古屋で開催されます。

【小倉充子 染色展】
○2009年3月16日(月)〜25日(水)11時〜18時(土、日、最終日は17時まで) 
○工芸ギャラリー手児奈(てこな) 名古屋市中区千代田3丁目(最寄駅は地下鉄鶴舞駅・6番出口、もしくはJR鶴舞駅 横山胃腸科病院の前をもう少し金山方向に歩いたところにあるビルの二階)

 ※

ギャラリー手児奈へは、先日、キイさん参加の展示会を見るために、初めてでかけた。
行ってみて、そこが、以前通勤に使っていたJRの電車の窓から、何のお店だろうかと思いながら眺めていたお店だと気づく。

楽しいもの、きれいなものがたくさんあって、迷いに迷い、石川優さん・俶子さん「花更紗」の麻のバッグをいただいて帰る。とても落ち着く、いい配色で、使っているとうれしい。

その日はちょうど節分で、ギャラリーオーナーに「アントニオ猪木の農園で採れた豆」をごちそうになった。
世界を旅してきた豆だから、きっと幸運が詰まっているだろう、というお話だった。
イチゴ大福とお茶までもごちそうになった(笑)

2009.3.9 [月] 整理収納無料相談会

KWにした「整納舎・浜荻」の森下さんら、京都・滋賀在住の整理収納アドバイザーによる「整理収納研究会」が、今月下旬に整理収納の無料相談会を開くそうです。

○日時:09年3月24日 午前10時〜正午
○会場:京町屋be京都(地下鉄今出川駅近く)
○詳細:京都・滋賀 整理収納研究会blog 京都新聞夕刊(09/3/24付)などに掲載されています。

2009.3.8 [日] 品川恭子作品展

KWになっている姫路市のえり新のメルマガに、この案内がありました。

『 品川恭子 作品展  - 北村武資の帯と共に - 』
2009年3月20日(金)〜23日(月)

北村氏の帯は何度か呉服店などで見せていただいたことがありますが、品川さんの作品は未見。
姫路はちょっと遠いけど、いつか生で拝見したいものです。

2009.3.7 [土] よかった!

皆さんの日記を拝読していたら、お孫さん誕生された方、よい検査結果が出た方、家族(ですよね、猫ちゃんも)が元気になられた方、お誕生日を迎えられた方…
いいことがたくさんで、にこにこしてしまいます。
おめでとうございます!

 ※

徳川美術館聞香講座、そうそう、足がちとしびれました。
そして緊張して、深く聞くことができず(おなかの中まで入れるつもりで、と先生のお言葉だったのですが)、感じたのは「ああ、香炉ってあったかい(笑)」。
そのせいか、炭の香りのせいか、ぽかぽかしてきてしまいました。
雅を感じるにはワタクシまだまだ修行が足りないようです〜
でも、本当に楽しかったです。

会場は、年に二度しか使わないという茶室で、それもうれしかったです。
お雛祭り展も、何度見ても美しく。

しかし現代人でよかった!
世が世なら、農家の子で、しかも女の身の私なぞでは大名道具なんて覗くことすらできないものなわけです。
この現代で、日本に住み、美術館なんてものがあればこそ見られるわけで。
もちろん問題は山のようにある世の中だけれども、ありがたいことだなあ、と思ったりしました。

 ※

徳川美術館で岡山県林原美術館のポスターを見かける。
『大名の装束 −生活の美−』
平成21年2月1日(日)〜3月22日(日)
備前池田家に伝来する、歴代の藩主・夫人達の装束の紹介だそうです。

以前、こちらでは池田家伝来の能装束、狂言装束の展覧会もあったはず。
一度行ってみたい美術館です。

で、この美術館って、あの宇宙人のお父さんと娘さん二人のCMの「林原」の美術館だったのですね。
先日読んだ野村進『千年、働いてきました』にこの会社が紹介されていて、興味をもったのだけれど、美術館もあったのか〜

2009.3.4 [水] 9:30 pm

今年も日本刺繍の紅会一日体験講座と全国展があるそうだ。
昨年初めて全国展を見学したのだが、作品の数々にうっとり。会場にいる会員の方々着用の自作らしき刺繍のきものや帯にうっとり。
眼福眼福のひと時を過ごさせていただいた。

ただ、行けたのが最終日だったので、即売場にはほとんど商品がなく…係りの方によると、たくさん用意したけれど初日にずいぶん売れたとか。

名古屋展の初日は4月16日(木)からなので、初日に行ける自信はあまりないのだけれど、なんとか早めに出かけたいもの。

 ※

何人かの方の日記に書かれていた阪本順治監督映画『闇の子供たち』
気になっていたものの、なかなか映画館に行くことができず、未見なままだった。
先日、梁石日の原作本を図書館で発見したので、借りて読んでみた。
怖かった。
あまりに残虐なシーンが続き、途中で読むのをやめようかと何度も思ったくらい。
でも、こういう現実があるのなら、せめて知る努力くらいはしないと。そして何かできることを少しでも。

2009.3.3 [火] 9:46 pm

保育園に雛人形が飾られて以来、
「うちにもおひな様ある?」
と息子が質問を繰り返した。
「あるなら飾って〜」
いや、君用には鯉のぼりとかだから。

 ※

とある集いに持参するお酒を求めて、ご近所の蔵元へ。
山間の村にひっそり、といった感じの蔵でした。
隣接する昔風のお店にうかがって事情を話すと、丁寧に説明してくれました。
集まり用の一本の他、自分ち用にも、つい一本。
飲むのが楽しみです。

 ※

映画『ブラジルから来たおじいちゃん』(栗原奈名子監督)を見る。
七十二年前にブラジルに渡った、現在九十歳過ぎのおじいちゃん=紺野さんは、毎年のように日本にやってきて、日本にデカセギに来ている友人たちの様子を見て歩く。
このおじいちゃん、あらゆる面で実にクール。優しく、かつ、現実的。
HPから予告編が見られます。

2009.2.28 [土] 読書日記

「ジャパン・ブルー 青の文化と家康小袖の再現」に巻頭言を書いていた故・徳川義宣氏のエッセイを読む。
『徳川さん宅の常識』
旧仮名遣いで書かれているのだけれど、堅苦しいなんてことはまったくなく、ユーモラス。読みやすい。
大学で教えていた時の話、先先代義親氏(この方についてのエピソードの数々も、すごい)による徳川美術館設立や、その維持にあたっての苦労話も興味深い。

 ※

『図説 江戸の芭蕉を歩く』を読む。
写真と文章で、芭蕉ゆかりの地や芭蕉、周囲の人々について書いてある。

学生時代、近世文学の先生に出された夏休みの宿題が「芭蕉ゆかりの地を歩く」。
で、そこで行った証拠写真を撮ってくる、というもの。

「芭蕉ゆかりの地、って、いったいどこへ行けば…?」
と尋ねたところ、
「過去には奥の細道を歩いて旅した学生もいる。伊賀まで行くのもいいし、愛知県出身なら大垣はどうだ?」
というお返事が。
それはちょっと遠いですー、と言ったところ、東京都内の芭蕉旧跡をいくつか教えてくださった。

それで出かけたのが深川芭蕉庵。
しかし覚えているのは、水上バスと、清澄庭園と江戸深川資料館、江東区役所前に置かれた「駕籠」、あと深川飯…。

正直、あの頃の私には、芭蕉のよさとか、まして芭蕉旧跡を訪ねる意味とか面白さとか、よくわからなかったんだよな(今もよくわかってないが)。
『図説 江戸の芭蕉を読む』をめくりながら、いつかもういちど、そういう散策をしてみたいものだと思った。

件の宿題を出したのは雲英末雄先生だった。
どうなさっているだろうかと検索してみたところ、昨年秋に亡くなられていた。
教えていただいたのは先生がまだ40代のころだったか。
きさくで、面白くて、学部学生からでも普通に話せて、でもきりっとしていて、かっこいい先生だった。
ご冥福をお祈りします。

2009.2.28 [土] ガラスのアクセサリー展

3月の愛知県はトンボ玉などの展示会もいくつかあるようです。
八事と刈谷での情報が入りました。

【蜻蛉玉 丙午 グラス・ジュエリー展】
・期間:2009.3.13(金)〜 3.20(金)
・時間11:00am 〜 19:00pm  会期中無休
・出品作家 小暮紀一 林裕子
・出品作品 とんぼ玉とガラスのジュエリー類、帯留・かんざしなどの和装小物
・林裕子さんによる、オーダージュエリー承り会もあり(13日〜15日)
・会場:ART GLYCINE アールグリシーヌ 名古屋市瑞穂区弥富町緑ヶ丘5番地 Bonne Chance �U


【硝子のアクセサリー展 2009】
期間:3月27日(金)〜4月9日(木) ※4月3日(金)は休館
時間:11:00 - 19:00
会場:悠遊舎 愛知県刈谷市半城土町大湫99-3
出展作家:東かおり 川北友香 田上恵美子 荻原房子 林裕子 八木橋裕美

2009.2.28 [土] 3月の月日荘

月日荘から3月のお知らせが届きました。
いつもながら味のある美しい字で、感じのいいひとことが添えられて、うれしくなります。
しかも3月はきもの関連企画が二つも!

【なか志まや 一衣舎 二人展】
2009年3月5日(木)-3月8日(日)4日間 11:00-19:00

【もめんの着物】
2009年3月10日(火)-3月22日(日) 11:00-19:00

2009.2.22 [日] さかのぼりさかのぼり

Sさんに教えていただいた、こちらなどのおかげで、輸入DVDを見ることができました。ありがとうございます!

見たかった「マーフィー・ブラウン」。
アマゾンで取り寄せて、早速視聴。

このドラマ、主人公は人気キャスターという設定なので、90年代の流行がいっぱい出てくる。ヒールの形とか、アクセサリー使いとか、懐かしい。

でも、ドラマの内容は今も古臭く感じられない。
若い後輩の屈託のない言葉にショックを受けたり、人生を振り返ってみたり。生きてると必ず出会うだろう場面が描かれている。
そして、そんな微妙なところを描いているはずなのに、わかりやすくて、それもすごい。
英語イマイチな私だけでなく、一緒に見ていた4歳の息子まで笑っている。
さすが多文化のアメリカのテレビ番組、と感心したりした。

 ※

半襟を求めて、久しぶりに某呉服店へ。
ここは私にとってはきものの学校のようなところ。
本当にいろんなことを教えてもらっている。基本的なことから、着物の本だけではわからないことまで。

 ※

最近読んだ本。

Sさん、Nさんの日記に背を推されて、
西原理恵子「この世でいちばん大事な「カネ」の話」
リアルだ。本当のことを書いていると思う。

もう一冊、米原万里
「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」
60年代にプラハの「ソビエト学校」に生徒として通った著者が、成人して後、かつての同級生を訪ねるというノンフィクション。
日本であまり報道されない、教科書にも載らない、複雑で困難な世界があることを思い出させられる。

2009.2.21 [土] 祝!

おめでとうございます!
赤ちゃん誕生、NYデビュー、日記を拝読してパワーをいただけました♪
これから良いことが、またどんどんどんどん続きますように。

 ※


職場で先輩に、
ガトーフェスタ・ハラダのホワイトショコラをいただく。
うまい!でもか〜なり甘い!でもうまい(笑)
チョコレートのついていないラスクもおいしいらしいので、いつか挑戦。

2009.2.15 [日] バレンタインデー

昨日は土曜出勤。
ちょっと前に、この日の出勤を要請・確認された時に、
「バレンタイン・デーだから無理です」
と言ってみた。
同年代の主任(男性)に無表情に、
「わかりました」
と言われて、
「すみません…言ってみたかっただけです…」
と即座に降参してしまいました(笑)

息子の誕生日前日だったので、一日前倒しで、ケーニヒスクローネでチョコレートケーキを買って帰宅(サイズも値段も手ごろで嬉しい)。
そうしたら、従姉から、近頃この地方で大流行の「天使のチョコリング」も届いており、思わぬチョコ三昧な夜でした。

2009.2.15 [日] サタデ—プログラム

東海高校・中学サタデ—・プログラム(土曜市民公開講座)のチラシをもらいました。

参加自由・入場無料(一部申込、材料費の必要な講座もあり)。
全64講座です。

「チームバチスタの栄光」の作者・海堂尊氏、「もやしもん」の作者・石川雅之氏の講演、
堤幸彦氏と京極夏彦氏の対談、
田嶋陽子氏と男子高校生5人のトーク、
クラシックコンサート(東海学園交響楽団)、
落語(古今亭志ん弥さん、午前午後二回、演目はそれぞれ別)、映画(インディ・ジョーンズ)。
バナナの茎による紙すき。

その他にもまだまだ、講座があります。

詳細はこちら。
http://www.satprogram.net/...

2009.2.13 [金] 洗い張り おまけ

結城(だったらいいな・笑)の男ものアンサンブル↓

もう一度広げてみたら、洗い張りをしてくれた方のメモが出てきた。
「タテ絹 ヨコ綿 50年以上前のものか?」

あらら…
はからずも、自分の見る目のなさが証明されてしまった!
古い着物だ、っつーところしか当たってなかったよ。
で、でも、気に入って入手したんだから、いいんだもんっ(半分負け惜しみ、半分本気)

2009.2.13 [金] 洗い張り その2

某店で入手した、古い男ものの結城(だったらいいな・笑)アンサンブル。

そういうものがあったら、長着を私用に仕立て直し、将来的には羽織と一緒に息子用になおして…と、以前から考えていた。
件のアンサンブルは、古いわりに、汚れもなく、傷みもなく(と、この時点では見えた)、購入。

そして、洗い張りに出したのだが・・・
お願いしたお店から、連絡が入った。
作業を始めたところ、思いのほかに弱っている。
仕立て直しには、まず、耐えられないだろう。
お店では、この状況を気の毒がって、大変親切に、丁寧に対応してくれた(感謝してます!)

帰ってきた布に触れると、これもふわふわ、いい風合い。でも確かに端などが弱っている。残念。
うーむ、これも勉強か…

それにしても、この布、どうしよう?

2009.2.11 [水] 洗い張り その1

洗い張りをお願いした何枚かが、返ってきた。

その1

ひとえのきもの。
セールで買った男ものの真綿紬を、祖母が自分用に仕立てて、
「でも、安かったもんでかねえ、縫いにくかったし、ごわごわして着にくいで、やだ」
と箪笥の底に放置してあった。

それを私が発見し、色が気に入って着ていたのだけれど、やはりゴワゴワ。
考えてみるに、どうも、糊抜きせずに仕立てたらしい…
そりゃ縫いにくかったでしょう。着にくいでしょう。

しかし、なんで、祖母はそんな暴挙にでたのか?
糊抜きを知らなかったわけでもないと思う(他のものは糊抜きして仕立ててあるし)。
洗い張りを頼んでいたところが廃業して、新しい業者さんを探すのが億劫だったのか?
それとも着倒すうちに、糊も落ちて柔らかくなると思っていたのか?

いずれにせよ、洗い張りされ、糊も落ちた生地は、ふわふわ、やわらかく、艶やかになった。
祖母の縫ったものを解くのをためらわなかったわけでもないけれど、この仕上がりを見ると、これでよかったかなと思う。
本来は若い男性向けの色だと思うので、そのうち息子用に仕立ててもらおう。

2009.2.11 [水] トイグヮー他

こゆきさん、みなさんのトイグヮーの話に、へえへえ、ふむふむ。

 ※

うちのあたりでは、鳥(主にツバメ)が家に入ってくると、いいことがあるー、と喜んでいます。

あと、イタチが前を、向って右から左に(きものだと、ちょうど懐に入ってくる方向に)横切ると、よいことがあると言います。
これも鳥と同じようなことかな。

2009.2.7 [土] 蜻蛉玉

数年前、グループ展のチラシで見て、ひきつけられた、川北友果さんの蜻蛉玉

念願かなって、やっと現物をみることができた(JR岐阜駅駅ビル アクティブG 3F『'09春一番のとんぼ玉
北から南から20人の女性作家』〜2/11・水)。

四季の植物の、一瞬を、艶消しのガラスで表現した帯どめ、根付、ペーパーウエイト…
好きだー!

東京のこちらの展示会にも参加されているらしい。

 ※

岐阜の展示会、どの作品もかわいくて、じっと見てしまったのだけれど、出品された中に、もうお二人、やはり作品を見たいとねがっていた方がいた。

田上惠美子さん。神秘的な、現代的な、不思議なかんじ。(竹蔵龍さんの本にも紹介されていました)

いそのあきこさん
なんともユニークな世界。カエル好き、海もの好きにはたまらないです。

2009.2.6 [金] さかのぼり

2月1日
新年会。
ほんとうにいい一日でした!

2月2日
諸星大二郎作「西遊妖猿伝」1・2巻まとめ読み。
長い間入手困難だった作品だが、モーニングで続編が始まったことから、講談社から復刻版で発売された。
西遊記に材をとった、名作漫画。あやしくてよい。
以前の潮出版社のものも持っていたんだけれど、昔の彼に貸して、そのままになっていたんだった…とか、いらん思い出もよみがえる(笑)

2月3日
節分。
爺さんが画用紙でつくった鬼の面(こころなしか、ばあさん似?私似?)に、紙の筒を貼り付け、空きペットボトルに立てて、鬼とする。
で、新聞紙や広告をちぎってまるめた「豆」で、豆まき。いや、炒り豆も用意してあったんだけど、それは食用にまわされました。

2月4日
立春大吉。

2月5日
万城目学の小説「鴨川ホルモー」を読む。
おもしろかったので、続編「ホルモー六景」も読みはじめる。
京都を舞台にした、ふしぎな競技「ホルモー」をする学生たちが主人公なのだけれど、登場人物のひとりひとりが、そうそう、クラスにこんな子、いたいた!という感じ。
続編では、小説のいろんなアイディアがもりこまれていて、たのしい。

2009.1.25 [日] リージョンコード

ところでリージョンコードって何ー?
「マーフィー・ブラウン」シーズン1(以降は売れ行き不振で出てないらしい!)のDVDを購入しようと思ったら、「リージョン1」とか書いてある。
ほんとに日本製DVDプレーヤーでは見られないの?パソコンでもだめ?
機械オンチは途方に暮れるのでした…

 ※

職場でその話をしたら、一言で片づけられる。
「パソコンでみられるよー」

 ※

パソコンでも見られる、けれども回数に限度がある、と教えていただく。
うーむ…集中して見ることにします!

2009.1.25 [日] 8:39 am

3歳の息子のマイブーム「オバマ」(笑)
新聞やテレビニュースで顔を見るたび、「オバマだー」
呼び捨てはやめましょう...

 ※

就任式での、アレサ・フランクリンの歌を聞いて、思い出したのは「TVキャスター マーフィー・ブラウン」
主人公のマーフィーは40代の超辛口キャスター。社会風刺てんこもり、笑いもたっぷり、時々しみじみ、というシチュエーションコメディで、大好きだった。
そういえば、マーフィーがアレサ・フランクリンのライブで絶叫して声が出なくなる、というエピソードがあったっけ。
あのドラマが今も続いていたら、今の世界をどんな風に表現するのだろうかと、ふと思う。

2009.1.24 [土] 8:25 am

今日も土曜日出勤。くー。
通勤途中で中学受験に向かうらしき親子連れを多数見かける。そういうシーズンなんですねえ。

2009.1.23 [金] 貝合わせ

徳川美術館では「聞香」や「貝合わせ」も体験できるそうだ。
15名前後のグループから申し込めるそう。
やってみたいよー。

2009.1.20 [火] 9:09 pm

『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』(村岡恵理)を読む。
『赤毛のアン』などを訳した村岡花子の生涯について、孫の村岡恵理さんが書いたもの。
出版されたころ、いろいろなところで紹介されていた。

読んでみると、まるで『赤毛のアン』シリーズの一冊か、番外編のような感じ。
村岡花子は10歳で父の方針でミッションスクールの給費生(学費免除の代わりに成績不振なら即退学)になり、カナダ人婦人宣教師による教育を受ける。卒業後は家族を養い、恋をし、仕事をし...
『赤毛のアン』の好きな人は、きっとこの本も好きになると思う。

では『赤毛のアン』の大ファンというわけでもない人(=私)はどうかというと、やはり興味深く読めました。
背景となる時代、社会について、クリスチャンとして生きていた花子や周囲の人々の立場から書かれており、新鮮だった。
また、柳原白蓮、沢田廉三(外交官、日本の国連加盟に尽力)・美喜(エリザベス・サンダース・ホーム設立者)夫妻、市川房江などとの交流についても触れられ、時代の雰囲気が分かる気がする。

2009.1.16 [金] 2:24 pm

最近、朝、電車に乗ると空いている。
卒業間近い学生が休みにはいったせい?
で、たいてい座れるのだが、背中にした車窓から冷気が伝わってくる。寒い!



明日はセンター試験。電車の中で一生懸命に単語帳とにらめっこしている若者たちを見かける。
どきどきしてるだろうなあ。
いい天気とまではいわないけど、せめて悪天候になりませんように。



さかのぼり日記

13日
船橋さんの催事@名古屋タカシマヤ最終日。ちらっと見せてもらう。
もちろん新作もたくさんあるのだが、以前私が一目惚れした(でも諦めた)帯にまた出会う。
呼ばれてる...?
いやいや、それは錯覚よ・

15日
帰り道に名古屋三越の京都展・ゑり正を覗く。袖なしの襟付き半襦袢を購入。うそつきを作ろう(いつになることやら)

2009.1.13 [火] 成人式

成人式を迎えられた方々、おめでとうございました。
式の準備をされた方々、お疲れさまでした・

自分のときのことを思い出すと、着丈がえらく短かったな、とか(裾を踏まないようにとの、着付けの先生の配慮だったとあとで気づく)、一緒に髪を結ってもらっていた同級生が丸首ババシャツを着てきたことが髪完成後に発覚し、しかたなくハサミでシャツを切って脱いだとか(笑)、今となってはいい思い出です。

2009.1.11 [日] ケーキと桂離宮

昨日は母の誕生日だった。
なのに落語を聞きに行って帰ってこない不良娘のワタクシ。
罪滅ぼしに、今日は朝からチーズケーキを焼く。
なぜチーズケーキかというと、スーパーでクリームチーズ3パック1,000円セールをしていたから(笑)

このところ料理熱心(?)な息子もすっ飛んできて邪魔なのか手伝いなのかをしてくれ、無事焼ける。

ケーキが焼けるのを待ちながら、新日曜美術館を見ていると、http://fujifilmsquare.jp/...[フジフィルムスクエア「夢の美術館 日本名建築写真展」]の紹介があり、桂離宮が映った。
それを見た息子、
「いいねえ。おうちと取り換えたい」
取り替えてくれませんって(笑)

後で息子に確認すると、桂離宮の市松の襖に特に魅力を感じたらしい。
ま、襖の張り替えならなんとかなるでしょう、ということで、いつかうちの煤けた襖を張り替えるということになりました(笑)

2009.1.10 [土] りらっくご

落語好きな方が落語会を主催されました。
題して「りらっくご」。
聞きに行ってまいりました。

『りらっくご vol.1』
1月10日(土) 15:00開演
安城市文化センター
桂ひろば「子ほめ」
桂紅雀「向こう付け」
桂こごろう「不動坊」
演者3人によるトーク(客の書いた質問にもとづいて)

こじんまりした和室会場に、高座を設けての会(高座は折りたたみ机を重ねて、緋もうせんをかぶせたもの)。
噺家さんが近くて、とてもいい感じでした。

ひろばさん、まくら(落語の楽しみ方、手拭いと扇子の使い方など)がとても面白く(スミマセン、本題よりも面白いくらいだった)。
紅雀さんはまくらの時はどうだろうと思っていたら、本題になったらとても楽しく、すっきりとした愛嬌があって、よかったです。
こごろうさん、面白い。梯子で屋根に上るところとか、実際に上っているようでうまいなあ。
お三方ともまた聞きたいです。

 ※

会場で思いがけずZさんともお会いでき、新年のごあいさつ、その後の後会でもちょっとお話できてそれも楽しかったです。

しかしなかなか着物が着られない!
着ていくつもりのものがあったのに、出勤せねばならなくなり、いつもの仕事着で参加。がっくり。
でも、ま、いい噺が聞けたからいいか。

2009.1.9 [金] 五色百人一首

坊主めくり、うちも(というか、いとこやはとこと集まると)たいていやってました。

百人一首は、なかなかメンバーそろわなくて。

しかも百枚でやると、時間がかかるし。
覚えていないメンバーはノレないし。
覚えてるメンバーはライバルがいなくて不完全燃焼だし。
で、なかなかゲームとして成立しないんですよね。

と、いう悩みを持つ人は多いようで、近年はこんなものがあるんだそうです。
「五色百人一首」
これは、百人一首を20首ずつ5グループにわけたもの。
百首は難しくても、20枚ずつなら覚えやすいし、覚えれば面白いし、ということで、全国の小学校で広まっているそうです。

こんなゲームも。

2009.1.6 [火] 仕事始め

本格的な仕事始めは明日からですが、ひとまず助走というか、出勤してきました。
行きがけに、某お店を覗いたら、新春初売り準備真っ最中。出直そうとしたら福引きだけでも、と勧められてお言葉に甘えたら、当たっちゃいましたよ、かわいい干支が!スミマセン、ありがとうございます、ヲ○マヤさん。職場に飾っておきます。

2009.1.4 [日] 

元旦付の日本農業新聞9面に、「国際天然繊維年」についての記事があった。
ことしは国際天然繊維年なのだそうです。
知らなかった—。

記事では、絹については、国産(栃木産)繭100%の振袖(タカシマヤの「誰が袖好み」。11月までで前年比57%売上アップ)、群馬県の裏絹製造卸・絹小沢、富岡市「富岡シルクブランド」、銀座もとじとプラチナボーイの紹介。

綿では姫路市「わたばたけの会」の紹介があった。
 
 ※

片付けしていて見つけた昨年の『銀座百店』(2008年1月)。
篠田正浩監督と作家の三浦しをんさんの対談が載っていた。
篠田監督は、学生時代箱根駅伝で“花の二区”を走ったそうだ。

篠田監督談。
「正月を選ぶということは、基本的に神事なんですよ。箱根駅伝は、新しい年に精進潔斎した若人が神輿を担ぐように襷をつないで、箱根、つまり富士へ向って走るでしょう。一種の富士講、イニシエーションだと思いませんか。」
「選手たちが神さまの美しい魂というか神聖なものをわれわれの代表として富士山に取りに行き、それを都会へ持ち帰ってきてくれる。」

なるほど、とっても納得のいく説。
見ているとすがすがしくなるものね。

2009.1.3 [土] 8:14 am

東洋大おめでとう!
みんなとってもいい表情でしたね。
すてきでした。

二番目にゴールした早稲田の三戸選手、追いつけなくて、ゴール時にチームへか手を合わせたりしてて、おばちゃんの涙腺ゆるんじゃったよ。
(でもNNさんご紹介のラジオ日本のブログによると、彼は今回個人記録第三位なのですよね。よくがんばったよー) 

途中で調子が悪くなったけど復活したチームも、棄権になってしまったチームもがんばったね。
いいレースをありがとう、と言いたいです。

 ※ 

すごい首位争い!

 ※

箱根駅伝、復路スタートしましたね・
W大の加藤創大選手、愛知出身でもあり、応援してます。昨年もすごかった。

あと学連選抜チームも応援。
このメンバーで走るというのも、またすごいよなあ。

瀬古さんの毎年の、ちょっと天然な解説も楽しみ。

2009.1.2 [金] 

Nさんおすすめの「ペパーミント・キャンディー」(イ・チャンドン監督)、私も好きです〜
同じ監督の「グリーンフィッシュ」もイイです。

2009.1.2 [金] 謹賀新年

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
 
椿大神社のメールマガジンに、底辺というのは出発点でもある、という言葉があり、ああほんとうに、と思ったりしています。
どんな年になるかな?
いろいろあるだろうけれど、トータルで考えたらいい年、ってことにはなりますように。



昨日はサッカー、今日明日は駅伝テレビ鑑賞の寝正月(笑)

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