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2009.9.30 [水] 京都展へ

「夢みるように眠りたい」、好きです。
You Tubeに予告編が。 

 ※

松井今朝子さんの『非道、行ずべからず』を読み始める。
やっぱりおもしろーい。読みだすと止まりません。
書き込まれた細部も面白いのだけれど、出てくる人々の姿にものすごい説得力が。
亀の話も出てきます。

 ※

御なじみ名古屋タカシマヤの京の老舗名品展に寄る。
まずは呉服サロンの方で花園ゆかりさんの着物を見せてもらう。
ラブリーな天使やクマさんに加え、大人っぽいもの、古典的なものも増えていた。
襦袢にも新柄が。刺繍の帯も(クマさんがぷっくり表現されていてかわいい)。

京都展の会場では呉服店は「むら田」「ゑり善」「に志田」が出展。どのお店も、それぞれの個性が際立って、うっとり。
中でも、に志田オリジナルの、とある帯にぐぐっとくる。
この帯、消費者の側に立った工夫もされていて、そういう姿勢もすてき。

また、祇園小石の方の着物姿がとても素敵で、なんども振り返ってしまった。

2009.9.29 [火] ばたばた

インフルエンザの影響で、ばったばたです。

 ※

『やゝ』七五三コーディネートを見て、男子の地味なアンサンブルに帽子、ってのもいいなー、と思う。
知人から貰った、絣のアンサンブルがあるのです。
帽子はやはり、ハンチングかな。
「定吉や」って感じになりそうだけど(笑)。

でも、なかなか子供用のいかした帽子って見当たらない(あっても高い…)
心当たりのある方、教えてください〜

 ※

自分の準備をしなくては、と箪笥を除く。
息子のリクエストの「ピンク」のきものは却下して、数年前、「花ぐるま」@デパートの催事で入手した、未使用江戸小紋をひっぱりだしてみる。
「いやー、どうせ私の寸法じゃ、リサイクルのきものは無理だし」
「それが、あるのよー、おっきいの!」(←ストレートな…)
と、見せてもらったら、ほんとぴったりサイズだったもの。

でも、なかなか着る機会がなくて箪笥の肥やしだったのだけれど、今回、やっと仕付け糸をとりましたよ。
関東で仕立てられたものゆえか、しつけ糸のつけかたが違っていて、面白い。

が、長じゅばんと袖が合わない!
私の長じゅばんより、びみょーに袖丈が長いのです。
換え袖つける?
半端にに残っている襦袢地もあるし。

いや、でも、自分で作れる気がしない…
どうしたものか…

2009.9.28 [月] 訃報

懐かしい方からの封書が郵便受けに。

もう一人の、懐かしい、私にはきものの先生といってもよい方が亡くなったとのお知らせだった。

今日、箪笥の整理をしながら、その方に教えてもらったあれこれを思い出していたところだった。

ご冥福をお祈りするばかり。

2009.9.28 [月] 休日

今日は休み。

久しぶりにきものを着るぞ!と思ったら、なんだかすごい空模様です。
天気予報ではいつ雷雨が始まるかわからないというし。
なので、箪笥の整理をしてみました(湿気が多いのに危険?)

 ※

幸田文『きもの帖』を読む。
分相応、という言葉に出会い、思い出すこといろいろ。

二十代半ばのある日、祖母に「訪問着か付け下げをつくってあげるから、下見してこい」と言われた。
祖母が年をとってきていたこともあったが、「そろそろ自分できものを選べるようにならないと」という思惑もあったらしい。

とはいえ、当時の私は、着物にそれほど興味もなく。
適当にあちこち廻り、とある呉服店で、まずまず好きかも、という付け下げを見つけた。

すると、店員さんがもう一枚、訪問着を見せてくれた。黄色ベースの遠山霞のきれいなきもの。やや予算オーバー。
でも始めのよりも、もっと好みの。

翌日、祖母を連れてその店に行った。
けれど、私が欲しい、と思ったきものを見た瞬間、祖母は
「これはだめ」
と却下した。
分不相応だ。
値段の問題ではない。
今のお前には格が高すぎる。
将来、結婚して環境が変わるか、出世して環境が変わるかして、それに合う身になったら、作ってもいい。
でも、今はおとなしい一枚にすべきだ。

そして、最初に目をつけていた、おとなしい、出ず入らずの付け下げを作ってくれた。

今日、その時のきものを改めて見て、いろいろ思った。
当時はきものを見る目も、買い方も知らなかったんだなー、とか。
今なら、同じ額の現金があれば、同じくらいの格で、もう少しいいものを買う場所も方法もわかるのに、とか(笑)

それと同時に、なるほどこういうことを祖母は言っていたのか、と思う。
その着物は、友人の披露宴に、稽古ごとの発表会に、御宮参りに、幾度となく着た。この先も、卒園式でも入学式でも卒業式でも、何度でも着られそうだ。
対して、欲しかったあの訪問着を手に入れていても、私には、あの時も、今も、着ていくべき場所がない。

でも、あの時見た黄色の着物は、今も忘れられないけど。

2009.9.27 [日] 七五三準備その後

近くを通りかかったので、「蝉丸」に久しぶりに寄る。
以前、こちらで素晴らしい男子七五三衣装(長着・羽織・袴のセット)を見せてもらった。一からあつらえたんだろうなあ、と思わせる逸品。
あれが忘れられず、せめてもう一目…と思ったのだけれど、やはり売れてしまっていた(どういうわけか、袴だけ残っていた…)

他にも見せてもらったところ、長着・羽織・袴(おそろいであつらえられた)一式、初着から直したらしきもの、大人の色無地から作ったらしい羽織、着物など、男児用もかなりあった。

ところで、息子用の帯、三歳のときには私が古い帯を崩して作った。
しかし、それが現在行方不明(あったところで、たぶんもはや寸足らず)。
なので、帯をなんとかしなくては、と思っていたのだけれど…ありましたよ、子供用の帯が。
渋くてかっこいい錦の帯と、博多献上の帯。
錦の帯は素敵で超好みだったけれど、予算はるかにオーバー。一方献上の帯は1,000円。そら、こっちでしょう(笑)

さらに、子供足袋が500円で見つかる。
ソックス型と、こはぜ式があった。こはぜ式はなかなか見つけられないので、そちらをいただく。

一応、準備が進んできました。

 ※

羽化した蚕ボーイズ3羽。
今朝、見たら、羽先にいまだ繭の殻をつけたままの一匹を除いて行方不明ではありませんか!
飛んでった…?

2009.9.26 [土] 自転車

修理してもらったついでに、空気をぱんぱんに入れてもらった私の自転車。
いやー、今日乗ったら、早い早い!
空気が入っていると、大変早く進めます。

これから冬に向けて、自転車通勤、どうしよう?
一応、SOU*SOUのセールで購入したサイクリングジャケットなどもあるのだけれど、真冬には寒い?
ポンチョとかどうだろう?きものにも使えるし…邪魔かな?
それから、耳あてもいる?手袋は?
どうしたものだろう。

 ※

夏にすれ違ったインドの方々。
紅一点の彼女は、サリーで自転車に乗っていた。
一瞬のことで、どうやって乗っていたのかを確認できなかったけど、スムースに乗ってたなー。
どうやっていたんだろう?

 ※

古本屋の軒先に並んでいた文庫本『マークスの山』上下(高村薫)を読む。
重い、重いよう…上巻途中でかなりつらくなる。
でもやめられない。

この小説、崔洋一監督が映画化していた。
地上波でちらっと見たら、やたらこわかった記憶が…
一度見直してみよう。

2009.9.25 [金] 覚書

朝、駐輪場で違和感…自転車の後輪がパンクしてました!
少しでも早く出勤する必要があったため、やむなくタクシーを拾うことに。
すると、運転手のおじいちゃん、世の中にいろいろ不満がある方で…おもしろいんだけど、話に興がのりすぎたりも(^^;)

さて、自転車を修理する必要があるのだけれど、どうしようか…
検索したところ、出張自転車修理なるサービスを発見。
早速夕方の時間を予約し、駐輪場で待ち合わせ。
出張自転車屋さんは、ぴったりの時間に軽のワゴン車で到着。ちゃっちゃっと後輪その他部品を外し、チューブを丈夫なものに換えてくれました。
所要時間20分弱。
出張費600円(地区により変動)を含んで3,800円でした(チューブを換えない、単なるパンク修理は1200円〜)。

 ※

帰宅したら、きれいなDMが3通届いていました。

工芸ギャラリー 手児奈
石田瞳 染織展
10月1日(木)〜10月9日(金)
石田瞳さんは名古屋在住の染織家。
DMにはモノトーンの美しい絣の写真が。
麻の絣・帯、マフラー、ストール、テーブルマットが見られるようです。

月日荘
ジャワ更紗とラオスシルク
10月10日(土)〜20日(火)
深い紫の紬(ラオスの草木染め・手織りシルク)にブルー系の更紗…ぞくぞくっ。
天野ミサさんの新作も見られるよう。
また、期間中には半襟つけ教室もあるそうです。

花園ゆかりきものコレクション
9月30日(水)〜10月6日(火)
JR名古屋タカシマヤ
(大阪、新宿、日本橋のタカシマヤでも順次開催)

2009.9.24 [木] 足音

職場にインフルエンザの足音が
ひたひた・・・
ではなく、
ずかずか、ずんずん。
こわいです。
ひたすら手洗い、うがいにマスク着用。

2009.9.23 [水] アニメ三昧

出かけようにも、インフルエンザが怖くてこもり気味。
家でDVD見たり、本を読んだり、ごろごろしたり。
DVDと言っても、結局、息子も見られるものになりますが。

連休に見たもの。
ポケモンDVD(おやくそく)

『カンフーパンダ』
予告編で見ていたよりも、ずっとしっかりしたストーリーだった。
カンフーシーンも(アニメなので当然なんだけど)すごくて、満足。劇場で見たかった。

『あらしのよるに』
おおかみとやぎの友情?愛情?物語。家族で楽しく見ました。
でも、映画よりも「てれび絵本」で中村獅童が朗読していたのの方が好きかも…つくりこめばつくりこむほど、不自然さが目立つ気がしました。

『王と鳥』
「こわい〜、やだ〜、ポケモン見たい〜」と泣きわめく息子を無理やり抑え込んで最後まで見ました(でもヤツもすぐに喜んで見てましたが)。
薄気味悪く、意地悪で、美しい映画です。
あー、おもしろかった!
フランス語のセリフ、字幕も漢字だらけ、でもセリフ自体が少なくてきれいな音楽がたくさんなので、子供でも理解できたようです。

 ※

じいさんが息子と寺詣りに行った隙に、『カムイ外伝』を見に行く。
おもしろかったです。
カムイも忍者たちも、肉体を持つ人間だと感じさせてくれるところがたくさんあったり。
ふんどし姿の男性がぞろぞろ出てきて、南の海の雰囲気があったり(ああ、でも、毎日漁に出てるにしては筋肉が…という人もいたけど)
細かいところでは洗い張りした板が出てきたり。
CG技術もすごくて、ずいぶん長いこと実際に舟を海に出して撮影したんだと思いこんでました。
ちょっとよくわからないところもいくつかあったけど、1800円分は十分楽しめました。

伊藤英明というと、私の中では『陰陽師』に出てた印象が強いのだけど、今回見たら、大人になったというか、たくましくなったというか。

2009.9.23 [水] 博多帯

先日のこと。
名○百貨店で博多帯をいろいろ見せてもらいました。

手元の数本の博多帯は、半幅も、なごや帯も、こちらで購入したものばかり(しかも間道柄の一本以外は、すべてB反のびっくり価格で購入。さらに自分でかがって安くあげました)。

で、正直なところ、私にはそれで十分、と思っていたのです。
が!
その認識をぐらぐら揺さぶられるものに出会ってしまいました。
手織り・草木染めの博多献上。
軟らかく、しなやかで、とてもきれい。

奥が深いなあ。

2009.9.22 [火] でんちこ2

後ろ側です。

ボケボケ画像…スミマセン。
最近携帯を変えた(突如壊れて、閉店間際のショップで一番安いのを購入した)ので、まだ扱いに慣れてないのです…

 ※

亜細亜紀行「凛」
JR名古屋タカシマヤ10階呉服売場にて09.9.30〜10.13期間限定ショップ開店予定です。

2009.9.22 [火] でんちこ

さがしていた「でんちこ」が出てきました〜

以前、知人にいただいたものです。
とはいえ、我が家に来た時には、息子がでかすぎて着られなかったのですが(苦笑)
その後、しまいこんでいたら、どこにしまったか忘れてしまっていたという…

2009.9.21 [月] 七五三準備 & かいじゅうたちのいるところ

そろそろしなくては…
ということで、息子の着物を出しました。

息子の祝い着(掛け着)は、本断ちで作ってもらった黒紋付(なので、通常掛け着にはないはずの背縫いがある)。
これを、三才の時に、肩あげ、腰揚げ、ひもの付け替えをして、着られるようにしてもらってありました。
男子七五三は5歳だけれども、せっかくなので、3歳でも着せてみたのです。

けれど、その時は撃沈…
足袋を嫌がって履かないし。
袴を履かせようと抱きあげれば、ふざけて足をすくめてけたけた笑っているし。
やっとの思いで袴の紐を結んでも、キューピー体型ゆえすぐ脱げるし。
写真を撮る(写真館でなくて、素人写真)のがやっとでした。

さて、今日、揚げの具合を見るために着せようとすると、息子逃亡。
「じゃあ、七五三しなくていいんだね!」
「七五三って何!?」
うーむ、そうきたか。
「おかあちゃんと二人で着物着て、お宮さんにお参りして、写真撮って、おいしいものを食べること!」
「別にしなくていいよー」
「お前が欲しがっていた、あの長い飴もつくよ!てか、七五三しないともらえないよ!」
「じゃあやる!」
千歳飴の威力ってすごい(笑)

なんとか着せてみると、やはりつんつるてん。
大きく大きく作ったために、ダブルになっていた肩揚げと腰揚げを解き、適当に縫いなおし、所要時間30分で完成。
着せてみると、うむ、まずまず。

ただ、ちょっと困ったのが、
「おかあちゃん、七五三の時はピンクの着物きて。ぜーったいピンク。ピンク、かわいいもん!」
という息子のリクエスト。
ピンクの着物持ってないよ。いや娘時代のが一枚あったか。しかしその着物は今ではいろんな意味で着られないよ…
「でも絶対ピンクー!」

 ※

絵本『かいじゅうたちのいるところ』が映画化されると聞いたときには驚いた。
えーっ、どうやって?どんなふうに?

予告編を見てみたら、かいじゅうたちも主人公マックス君も、原作のにおいを濃く残しているようで、ひとまずほっ。

アメリカ版予告編日本版予告編が微妙に違うところが面白い。
(あらためて見直したら、そういうわけではなかった。アメリカ版では複数の予告編が、日本版ではひとつの予告編だけが見られるということだった。アメリカ版には作者らのインタビュー動画もあり)

ところで『かいじゅうたちのいるところ』。
昔昔には、三島由紀夫やハル・ライシャワーが関わった版もあったとか(『いるいるおばけがすんでいる』というタイトルらしい)。
一度見てみたい。

2009.9.21 [月] いろいろ

熱田神宮 本殿遷座祭 奉祝奉納行事(PDFファイルです)の予定表が熱田神宮HPに載っています。
10月11日〜18日、賑やかな日が続きそうです。

 ※

佐藤亜紀「外人術」を読む。
サブタイトルは「大蟻食の生活と意見〜欧州指南編〜」
「外人術」とは、自分が「外人」になる術。
つまり、海外でどうするか、という本なわけです。
ただ本文にもことわりがあるように、初めて出たのは10年以上前なので、情報は古(いらしい。私にはわからないけど)く、実用書向きではない。
また、独特のスタンスに違和感感じる人もいるだろう。
でも、内容はともかく、この人の文がなんとなく肌に合うので、おもしろく読めました。

ただ、食事のシーンを読んでいると、とてもおなかがすいてきて困ります(笑)

 ※

蚕さん。
最後の一匹も羽化していました。
繭を作ったのは、他の子よりもかなり遅かったのに、羽化は一日違いだなんて、なんだかすごい。
遅れをとってはならん!とおもったのでしょうか。

でも、翅の一部に繭がからまっています。
こいつの繭は毛羽をとってやったのになー。
邪魔にならないように繭をとってやりたいのだけれど、力をいれすぎて翅がとれてもいけないし…

そして、悲しいことに、最後の子もオス。
今、飼育箱には三匹のオスが所在無げにしています。

2009.9.20 [日] いろいろ

以前、友人がチベット支援プロジェクトに関わっていた。
先日彼女に会ったとき、活動の様子を聞いたところ、プロジェクトは終了したという。
(国立公園ができるとかで、住民強制退去となったのだそうだ)

残念…
このプロジェクトが撮影したチベットの映像(暗闇の中で過ごす尼僧たちの映像もあった。その地域の高僧撮影)は本当に感動的だった。

そのプロジェクトは、今、形をかえて活動しているという。
TPC チベタン・チルドレンズ・プロジェクト
スタッフ・ブログでは子供たちの様子になごまされます。



四国の某呉服店のHPをたまに覗く。
催事のDMくらいしか画像はないのだけれど、ちょっとどきどきさせてくれるものが映っていて、好きなのだ。
で、先ほど覗いてみたら、秋の催事のお知らせに何本かの帯の画像が載っていた。

そのうちの一本が、忘れもしない、私が他店の催事で惚れて惚れて惚れて、でも買えなかった帯だったのです。
いや、何の自慢にもなりませんが(笑)
でも、あの店主と同じものに目を付けた、ということだけでもかなりうれしい(笑)

 ※

必要があって、新旧硬軟とりまぜて読書。
「サマータイム」「一瞬の風になれ」(佐藤多佳子)
さわやかすぎて、おばちゃん=私じゃあ、読んでられません。「しゃべれどもしゃべれども」はおもしろかったけど。

「風が強く吹いている」(三浦しをん)
これはおもしろかった。
甘い!そんなに簡単に箱根駅伝には出られないだろう!と突っ込みながらも、でも、もしかしたらできるかも?と思わせてくれる勢いがあった。
昨年の銀座百点一月号に載った篠田正浩監督(箱根駅伝経験者)と三浦しをんの対談もおもしろかった。

「忍ぶ川」「白夜を旅する人々」三浦哲郎
正直いままで侮っていました。というか、文庫本の裏に描かれたあらすじを読んだら怖そうで、短編以外は避けていたというか。
すみません。
読んでいると、しっかりした、まともな、実直な人と向き合っている気分になります。

2009.9.20 [日] 知らぬ間に・・・

蚕さん。
あれ?
知らぬ間に羽化してる!

繭を作って一週間くらい後(中のサナギが安定してから)、繭の毛羽をとったほうがいいとアドバイスをいただいていたた。
毛羽がついていると、成虫が絡んで、出られないんだそうだ。
で、そろそろ毛羽をとってやらないとなー、と思い思い、忘れていたんだけれど…

昨夜覗いてみたところ、からまりもせず自力で出て、「まぶし」代わりの筒の上に待機していました。

下に敷いたティッシュが液体状のもので汚れているのは、フェロモンかな?
(調べてみたら、どうやら繭をとかす酵素らしい)
(酵素ではなくて、おしっこだと教えていただいた。羽化直後におしっこするんだそうだ。人間の赤ん坊でいえば、緑便?)

今朝はもう一匹も羽化して待機。
数日遅れで繭になったくせに、早いなー。

ところで、この二匹、ほとんど動かないところをみると、同性どうし?
(メスのお尻にはオレンジ色の一対の袋がつくと教えてもらう。ということは、羽化済みの二羽ともオス…)
残る一個の繭には、オスがいるのかな、メスがいるのかな?

2009.9.16 [水] 10:27 pm

仕事に鍛えられて、日々、凄みを増してるなー自分、と思う今日この頃。

近所のいぢわるばあさんが息子にした質問。
「おうちで一番怖いのは、だあれ?」
「おかあちゃん!」
息子は元気に答えましたとさ。

2009.9.13 [日] 草ビロード & 江戸友禅

デパートの呉服サロンにて、草ビロード制作の実演がある、と教えてもらった。
現地の方が来日するのかなー、と想像していたのだけれど、来るのは某有名老舗機屋の職人さんだという。
…ん?

よくよく聞いたら、草ビロードを基に、その機屋で考案された技法による帯制作の実演だった。

実際見学してみると、つづれ織のような感じ。
糸は絹。
ビロード状になるところは、芯になる糸に絹糸を巻きつけて「クリスマスツリーに飾るモールみたいにした糸」(職人さん談)で織るのだそうだ。

元来の草ビロードと、それを模して絹で作った帯(ちょっと遠目には違いがわからない)。

同じ技法で織った(ただし色は草のようでなくて、普通の色)帯。

うーむ。
本来の草ビロードの作り方が分からないし、以前見た「モール帯」とどう違うのかもよくわからない。
これは、モールを使ったつづれ(すくい?)織と考えればいいのか?

でも、そういう細かいことを気にしなければ、美しい布だった。

 ※

『泰三ブログ』に、江戸友禅の展示会予告が載っていた。
10月10日(土)〜18日(日)
江戸友禅・小倉悟作品展

気になって検索してみたら、息子さんのための七五三の羽織とか、たいへんおもしろい。

こんな記事とかこんな記事も。

 ※

「江戸友禅」と聞くと、数年前に中日新聞夕刊で読んだ、ある江戸友禅師と遺作展の紹介、そこに載っていたモノクロ写真を思い出す。
三味線を弾く髑髏の描かれたものだった。

その人の着物を収集していた人は、江戸友禅博物館を作りたいと希望していると記事にはあったはず…

ふと思いついて、検索してみたら、ありました。
江戸友禅館

完全予約制だそうですが、いつか行ってみたいです。

2009.9.10 [木] ゑり善所蔵 半襟展

『ゑり善』の京都本店で、所蔵の半襟展が開催されるそうです。
ネットの画像を見たら、どれもこれも、すてき!

新築一周年記念 ゑり善所蔵 半襟展
日時 9月16日(水)〜10月16日(金)
※定休日:9月28日(月)・10月5日(月)
午前10時〜午後6時
場所 四条本店2階展示場 (四条河原町御旅町)
http://www.erizen.co.jp/...

2009.9.9 [水] 三匹目も

三匹のうちで、一番ちいさかったお蚕さん。
今朝、桑の葉をやろうと見たら、繭を作り始めたところでした。
薄くて、透けている繭の向こうで、せっせと仕事しているのが見えました。

一番先に繭を作った最大の子と比べ、ほんとうにちいさかった最後の子ですが、繭になるまで長いことひとりにされずによかったよかった。

それにしても、ちゃんと繭になるための場所(紙でつくった小さな筒)を用意したのに、見向きもされず…
他の二匹の蚕同様、下にしいたティッシュと桑の葉の陰で繭になっていました。

2009.9.7 [月] 二匹目が

お蚕さん。

今日は息子が保育園に同伴。
ゴマ粒サイズの時から、一度保育園に連れていきたいと言っていたのを、やっと許す。
で、保育園にいるうちに、もう一匹が繭を作り始めたそうです。
絶妙のタイミングだわ。

しかし、うちの蚕三匹は、脱皮のぬけがらを残さないんですが・・・
なので、いつ脱皮したか、何齢か、はっきりしないままでした。
そういうもの??

 ※

覚書

刈谷市の悠遊舎ぎゃらりぃで、グラスマーブル、とんぼ玉、ガラスアクセサリーの展示会があるようです。

デモンストレーションとして、数人の作家さんの制作現場を見られたり、制作体験も。

悠遊舎ぎゃらりぃ
http://www.you-yuusya.com/...
9月11日(金)〜9月30日(水)
期間中休館日:17日(木)、24日(木)

2009.9.6 [日] 今日は

熱田神宮でお白石持ちが行われている。
これは改修完了間近の熱田神宮で、本殿敷地内に白玉石を敷き詰めるという行事。
74年ぶりだとか。

うちの爺さんも、今日、お白石を奉納させていただく。
決まった時からけっこうウキウキして、衣装(ドレスコードは白・もしくは白っぽい服)など調えていた。

が!
朝になって、白いハンカチがないことに気付く。
お白石を包んで運ぶために必要なのに。
あわてて家じゅう探したのだけれど、真っ白いハンカチって、無い。
ワンポイントとか花柄とかが入っているものばかり。
見つけたとおもったら、経年黄変したものとか…

この際、白くてきれいならいいんじゃないだろうか、と、箪笥をあさる。
半襟(未使用)、留袖用帯揚げ(未使用)を見つける。
でも、半襟は幅が狭い。帯揚げは大きすぎる。
最終的にはコンビニに走って、なんとかなりました。
ふー。

 ※

奉納を済ませて帰宅した爺さんに、改修なった本殿の様子を聞いてみた。
「とても大きかった」
…もうすこし、何かコメントは?

今後、県内外のいろいろな団体が、舞踊や流鏑馬、舞楽などを奉祝奉納するそうです。

 ※

うちのおかいこさん。

元気に育ってます。、
塩野屋さんからいただいた無農薬の桑の葉はなくなってしまったけれど、田んぼの畦の桑の葉(もらったのと種類が違って、葉の形が違う)をばりばり食べて、大きくなりました。

それにしても、いったい、いつ繭を作るんだろう?
繭を作るころは、餌をあまり食べずに、動きが鈍くなるそうです。
でも、我が家の三匹は活発だし大食…

と、思っていたら、今朝、一匹が突如として繭を作っていました。
桑の葉と、下に敷いたティッシュの間で繭づくり…
まだ作り始めたばかりらしく、中でもぞもぞしている様子が透けて見えています。

2009.9.5 [土] いろいろ

覚書。
【トルコ草木染・キリム・絨毯展】
工芸ギャラリー手児奈
9月7日(日)・14日(月)
11時・18時(土日、最終日17時)
草木染、古い技法の遊牧民の手仕事によるものが見られるそうです。



トンボ玉展を見に行く。
7人の作家によるグループ展だが、7人7様。
それぞれ技法も傾向も違い、おもしろかった。
また、それぞれの作品も、たくさん。
在廊中の作家・林裕子さんによると、各作家が通常のグループ展よりも、たくさんの作品を出しているそうだ。
好きな作家が出展していたら、よりどりみどり…
いえ、よりどりみどりすぎるのも困りますが(笑)

で、川北友果さんのものにも自制心を揺さぶられたのだけれど、こちらは春に入手したのでがまん。
今回は、念願の田上惠美子さんの作品をいただいてきました。
抽象的なライン、不思議な色…
本やネットで写真を見た時から、ずっとあこがれていたんです。
ペンダントにもできるサイズなので、これから大事に、でもがんがん使います。

【とんぼ玉・ランプワーク展 −小さなガラスの広がる世界−】
日時:2009年9月3日(木)〜9日(水)
会場: 丸善・名古屋栄店・4階ギャラリー
時間: AM9:50〜 PM8:00(最終日は PM4:00閉場)
出展作家: 川北友果 小暮紀一 高田範子 高橋若奈・珠美  田上恵美子  林裕子

2009.9.5 [土] ひたひたと

というよりも、ずんずんと?迫ってきました、インフルエンザ。
職場でも続出。
無理して出てきて、高熱で帰るという例も。
無理するな!しないでくれ!!

ワクチンの優先順位…「11人いる!」を連想してしまいます。
母親が子供にスプーンでワクチンを飲ませているシーンがあったはず(未確認)。
それにしてもまさか、そういうことがリアルに起こるとは。

 ※

そんなに怖い映画なら見てみたいですー。

自分にとっての忘れられないこわい映画…なんだろう?
大昔の日曜午後のテレビの映画枠で見た『ローズマリーの赤ちゃん』や、『怪談牡丹灯籠』(東千代之介の出てたの)かな。
子どものころで、意味もわからず、でもひたすら怖かった。牡丹灯籠の方はきれいさも印象に残ってます。

あと、怪談ではないけど、夜中にテレビで見た『ダントン』。フランス革命を舞台にしていて、ラストがギロチンを連想させるシーン…真夜中に見るにはキツかったです。

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