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2007.12.30 [日] 6:14 pm

注連縄作り、うちの村でも氏神様に皆が集まっての、毎年の行事となっています。

それとは別に、毎年趣味で作っているご近所さんがいます。
注連縄には、普通の(つまり稲が実るまでたんぼにおいておいたもの)ではなくて、青いうちに専用に刈っておいたものを使います(確認したら、単に青いだけでなくて、出穂前でもあるそう)。
加えて、昨今はコンバイン(藁は収穫時に粉砕される)主流なので、藁を入手すること自体がかなり大変。
ということで、うちの田圃からいくらか藁を差し上げたんですが、数ヶ月前のことなので、そんなことすっかり忘れていました。
そしたら、先日、お返しにと立派な注連縄をいくつもいただきました。
これで安心して新年が迎えられます。

2007.12.30 [日] 5:06 pm

うちのあたりでは、昔から12月30日はもちつきの日。
うちも昔はやっていたが、今は家族構成的に無理(あれはかなりの体力と技術を要するのです)。
一方、同じ村内の母の実家では今も毎年、古い釜で湯を沸かし(しかも薪で)てもち米を蒸し、杵&石臼で餅つきをしている。
今年もするというので、もちつき見学(およびつきたての餅を食)すべく参加。
餅のつき手は、従姉の夫(50代)とその高校生の息子。体力のある男性でないと、なかなかできないらしい。
従姉の息子曰く「力もいるけど、リーチもないと、杵を振り上げた時バランスが・・・」と、一人前のコメント。でも、自分でもできるようになったという自覚があるのは、この一、二年だとか。
12、3年後にうちの息子に餅つきの指南してくれるように頼んでおく。
餅つきの出来る若人って、なかなかいいと思う。

2007.12.29 [土] 6:06 pm

フィギュア・スケート日本選手権、楽しかった〜。
めったにテレビを見ないのに、これは釘付けでした。
我が家(というか見ているのは母と私)で応援しているのは鈴木明子選手、武田奈也選手、澤田亜紀選手。技術とか皆目わからないけど、なんだか、がんばれ〜、と声援を送ってしまう。
そして昨夜のエキシビジョンで水津瑠美選手も応援したくなってしまった。インド風の選曲も衣装もプログラム構成もすてき。天女の舞のようでした。
(ところで曲名が「ナディア」となっていたのは、ナジマ(NAJIMA)という歌手名の間違いではないかと思うのですが…)

2007.12.28 [金] 11:14 am

ところで24日に着ようと思っていたもの。
(結局、かぜが長引いていて、着付けをする元気もなく、洋服で行ってしまったけれど)

今年の初め、タカシマヤのセールでキヨブタした千總の小紋(何をトチ狂ったか、十二支の柄で赤系統の地色…何回着られるというのでしょうか?)
若松華瑶の白地の唐織の帯。
そう、クリスマスコーディネートにしたかったのに・・・

会場には、いつもにまして着物の方が多かったようです。
中でもツボだったのが、琉球絣らしき地でつくった道中着のおばあちゃま。見とれてしまいました。

2007.12.28 [金] 11:01 am

24日は乱能を見に、名古屋能楽堂へ。

乱能はプロの能楽師がふだんと役を変えて行うもの。
プロは、自分の役以外の稽古もしているので、こういうことができる。
でも、自分の役以外の稽古をしているからといって、それが上手とは限らない(爆)
能楽協会名古屋支部長・梅田邦久師(狂言・末広狩の果報者に扮しつつ)の挨拶。
「アマチュアよりもずっと下手、という場合もある」
「そんなものをどうして有料にするのか、というご意見もある」
「これは名古屋城本丸御殿再建のためのチャリティとして、収益は寄付します」
ということだそうです。

でも、うまい人はほんとうにうまかった。
感動的にうまかったのが、石井流大鼓方の河村総一郎師と眞之介師。二人とも能でシテを舞っていたのだけれど、とても上手。
眞之介師の「海士」前シテなんて、ぐっときて、泣けそうになるくらい(海士のシテは、子どもの出世のために自分の命を捨てる母)。
総一郎師は、他の地区の乱能では三番叟を踏んだこともあるそうで、すごすぎ。

2007.12.28 [金] 10:49 am

昨日仕事納め。
当分町に出ないので、その足でお正月用品(といっても、たいした事しないけど)そろえに行く。
今年もよくがんばった自分へのご褒美は、成城石井のキムチ(笑)。お酒はお歳暮(だけでなくお中元)でいただいたものがたんとあるので、買い控え。
帰宅後、いろいろ片付けて、フィギュアスケートを見ながらキムチさかなに晩酌。
あ〜、幸せ(なんて安上がりなんだ!でもここのキムチはかなり美味しかった)

最近のフィギュアを見て思うこと。
コスチュームの素材も進化してるんだなあ。伸縮性あって、丈夫で薄い布でないと、あんな衣装はつくれないだろう。
また、三回転、四回転が可能になっている背景には、もちろん個人の才能は努力があるはずだけど、それだけでなく、解剖学や指導法、靴などの進歩も貢献してるんだろう。
そういう面について、昔と比較しながら説明してくれる特集番組とかないかしら。

2007.12.16 [日] 11:47 am

三越で竺仙の江戸小紋と紅型特集を覗く。
ちりめんの染め帯が充実していて、こころときめく。松竹梅や三番叟、鶴などなどの、お正月向きの柄に、うっとり。お値段も十万円代の初め〜半ばあたりで、わりと現実的なお値段・・・いやいや、お財布の紐は締めてますけど。

つづいて名鉄百貨店へ。
10階の紬・博多織コーナーが、エレベーター脇で特別セール中。ちょっとB反から正規品までいろいろ。
「むら田」でもセール。川島の唐織の名古屋帯にかなりぐぐっとくる。ああかわいい・・・
ここでも江戸小紋を見る。千筋がセールで5万円代。
七緒に、その価格帯でシルクスクリーンのものが載っていた。が、私が見たのは型染めで、作家ものではないので、そのお値段ということだった。

2007.12.16 [日] 11:44 am

映画「やじきた道中 てれすこ」をやっと見る。
面白かった〜。
プロの仕事です。
もう一度みたい!

やじきた道中 てれすこ公式サイト
http://www.telesco-movie.com/

2007.12.13 [木] 5:23 pm

和泉流狂言師の野村又三郎師が亡くなられた。

戦争に行き、シベリアにも抑留され、その間に師匠であるお父上は亡くなり、貴重な装束や狂言面は戦火に遭ったという。
帰還後、東京での活動を経て、名古屋に移り、活動されていた。

又三郎師の舞台は、飄々として、おもしろく、そこはかとない色気やかわいらしさもあり、上品で、大好きだった。
数年前の国立能楽堂の開場二十周年記念での三番叟では、80歳を過ぎていたのに、すごい跳躍だった。月並みな言い方だが、何かが降りてきたようだった。

休演が続いていて、心配しつつも、きっとまた舞台を見られると信じていた。
とても残念だ。

ご冥福をお祈りします。

2007.12.9 [日] 10:50 am

息子(二歳九か月)が七五三に着たきものを片付ける。
(オットの実家方面で着て、そこから宅急便で送ってもらったのが、週末に届いたので)
「お正月にも、も一度着て、おかあちゃんとお出かけするか?」
と息子に尋ねると、
「ばんじゃーい、ばんじゃーい」
着物が着たいわけではなくて、お出かけが嬉しいんだろうな(苦笑)

ところで、腰揚げしても、着丈がちょっと長く(女の子なら大丈夫だったろうけど)、袴を穿くとき苦労した。
男の子のきものの揚げをするとき(特に袴を穿くとき)は短めにしないとな、と思った。

2007.12.8 [土] DMいろいろ

【竺仙・江戸小紋と知念貞夫琉球紅型展】
名古屋三越八階きものサロン
12月11日(火)〜24日(月)

【むら田・年末謝恩奉仕の会】
名鉄百貨店本店10階
12月12日(水)〜18日(火)

【栄メルサ市(大改装前の売り尽くし)】
12月13日(木)〜12月31日(月)

【栄メルサ市(最終売りつくしメルサ市スペシャル)】
1月2日(水)〜14(祝・月)
※栄メルサは1月15日〜3月5日改装休業です。

2007.12.8 [土] 9:45 am

探しに探して、「談志絶倒 昭和落語家伝」(立川談志著)をやっと入手。
2,600円と少々値がはりますが、買ってよかった。
いい写真、いい文、いい本です。

Mさん、独演会!うらやましいです。

2007.12.8 [土] 9:15 am

「ちりとてちん」
一週間に一度しか見られませんが、いいですよね。

主人公が大阪にやってくる展開を見ていると、尊敬する、とある先輩を思い出します(噺家じゃないけど)。人は好意や善意でつながることも出来ると思わせてくれた人。

「ちりとてちん」でもう一つ思い出しました。
先週、おばあちゃんがスペインに旅立つ前に、大阪にやってきて「寝床」で踊ったりして、草若師匠が「久しぶりに本物の芸妓さんの芸を見た気がしますわ」とか言ってました。
それで思い出しました。
米朝師匠と竹内駒香さん(唄・上方唄演奏家。北新地芸妓。大正2年生)の対談です。
なんだかよくわからなくなっていく部分もある対談ですが、とろとろ〜、とした雰囲気が伝わってきて、好きです。

桂米朝×竹内駒香
http://www.log-osaka.jp/...

2007.12.8 [土] 8:44 am

地下鉄で、娘さん方が振袖着用時の防寒について話していた。
「やっぱりあの白いふわふわかな」
「普通のショールで」
などなど。

池田重子さんの本で「振袖羽織」なるものの存在を知る。
林真理子さんの本にも「振袖用コート」について書いてあった。
実際に着ている人を、私は見たことがないけれど、確かにすてきだろうと思う。

ところで、私が今、若かったら、一枚ほしいな、と思うのが洗える振袖。
自分の過去を振り返ると、振袖を着るのは披露宴に招かれた時が大部分だった。
で、直前に空模様を見て洋服に変えたこともあった。
でも、洗える着物だったら、そのまま着物で出席できただろう。

2007.11.30 [金] 2:16 pm

12月2日(日)のTBS「情熱大陸」
石田節子さんの「密着60日」だそうです。
見なくちゃ。

11月30日には、石田さん著「美人のしぐさ51のルール」、11月20日には「着物Bigin」(男性向けきもの本)も発売だそうです。

2007.11.30 [金] 2:15 pm

阿波屋名古屋店
12月3日から26日、年末決算につき、全商品30パーセントオフです。

2007.11.25 [日] 9:24 am

豊田の能楽堂まつりに行ってきました。
各種体験と、市民能楽大会二日目(素人の方の発表会)。
師匠の会も発表だったのですが、大先輩の仕舞を見ているうちに息子、観客席から唐突に地謡に参加。しかも歌詞は「どんぐりころころ〜」(そう聞こえたんだろうな・・・)
あわてて口を抑えたものの、あせりました。

2007.11.24 [土] 8:12 am

若松華瑶の帯を見に、タカシマヤへ。
そうそう買えないんだけど、毎回食い入るように見ているので、顔を覚えられる(笑)
袋帯がすてきなのはもちろんだけれど、いいなー、と思ってみているのが、名古屋帯。
古典的でありながら、毎回少しずつデザインがリニューアルされている。お太鼓の裏まで織柄が続いていて、20万円以下。お茶席にも、ちょっとしたお出かけにも、華やかな席にもいけそうで、応用範囲が広くて、いい。

今回見せてもらって、おうっ!と思ったのが能装束の「壷折」のようなコート。
広幅の布(能装束や行司装束に使うような)を用いて、ちょっと特殊な縫製をするので高価だけれど、着易そう。


若松華瑶の帯は、タカシマヤの他、むら田でも扱っていました。

2007.11.22 [木] 6:32 am

火曜日、TBS「ぴったんこカンカン」を見る。
テレビはあまり見ないのだけれど、これは大好きな小朝師匠がゲストというので。
番組中で紹介されていたのが、青山八木。現在、小朝師匠の高座着はすべて八木に頼んでいるそうだ。
小朝師匠いわく「男性がちょっと着ないような、かわいい感じのものを選んでいる」ということで、この日出来上がってきたのは、町娘風の格子。
そういえば、以前見た高座では、志ま○の小紋じゃなかろうか、というきものだったこともあり、なるほど、そういうセレクトなんだ、と納得。

2007.11.21 [水] ストレッチ

先日来思うこと。
あー、姿勢が悪いと、着姿もきまらんなあ。

昔は風呂上り30分のストレッチをしていたというのに、出産後にそれができなくなって、早三年近く。身体にゆがみが出ているなあと自覚している。
で、なんかきものもびしっとしない。
「きものであそぼ」Textにもあったけど、姿勢がいいとやはりきものは映える。あ、洋服もか。

2007.11.18 [日] 3:59 pm

「のだめ」「後宮」「万祝」、新刊ラッシュの先週でした。
「万祝」ではおじいちゃんのフナコへ愛情と、あまりにかっこいいカトーにしびれ。
「後宮」では後深草院と二条の別れに涙し。

「後宮」(海野つなみ・講談社コミックスkiss、全5巻)は「とはずがたり」(鎌倉時代の女性が書いたもの)を原作にしているのですが、ほんとうにいい!
校閲もものすごくしっかりしていて、かつ、それが自然に作品に生かされている。
歴史好きの方、オススメです!

2007.11.17 [土] 若松華瑶 唐織帯地展

【若松華瑶 唐織帯地展】
JR名古屋タカシマヤ
呉服サロン
11月21日(水)〜27日(火)

こちらの帯はとても使いやすいです。

2007.11.17 [土] 胡蝶庵コレクション

名都美術館で開催中の胡蝶庵コレクションを見てきた。
櫛・簪の名品がたくさん展示されている。
あわせて、松園、清方、深水の美人画や、春信、歌麿、国貞などの浮世絵も展示されていた。

感想・・・あんまりすごすぎて、まだ消化できてませんが、会期は明日までです。
ああ行ってよかった。
Kさんありがとー!
もし行くのを迷っている方がいらしたら、ぜひお出かけください!http://www.meito.hayatele.co.jp/...

2007.11.10 [土] 豊田市能楽堂「能楽堂まつり」

豊田市能楽堂で、毎年恒例の「能楽堂まつり」が行われます。
入場無料です。
能楽堂のあちこちを覗いたり、装束や小道具の解説、能・狂言・能楽器体験、狂言・舞囃子鑑賞、能装束を着てみよう・能面ペーパークラフト作り・能楽堂ぬりえ・スタンプラリー…などなどのイベントです。
イベントガイドでは子供向けに分類されていましたが、大人も楽しいと思います。
ご興味のある方、ぜひ♪

豊田市能楽堂「能楽堂まつり」
●11月23日〜25日 各日とも10時〜 
●入場無料
●問い合わせ・豊田市能楽堂 0565-35-8200

☆11月23日(祝)
「狂言のセリフ、動きを体験しよう!」
狂言鑑賞 「棒縛」「清水」他 講師:井上菊次郎
☆11月24日(土) 
「能楽器を鳴らしてみよう!」
舞囃子鑑賞 「八島」「船弁慶」他 講師:筧鉱一
☆11月25日(日) 
「能楽師による展示物解説ツアー」 講師:長田驍

なお、三日間とも、舞台では「市民能楽大会」(愛好家の発表の場)を開催しています。
観覧自由・無料です。
あわせてお楽しみください。

2007.11.10 [土] 乱能

名古屋能楽堂会館十周年記念の「乱能」が、12月24日に行われます。

乱能とは、能楽師が、ふだんと違う役柄で行う能。
たとえばシテ方が狂言や囃子をやったり。
囃子方が舞ったり、狂言やったり。
上手だったり、いまいちだったり・・・

ちょっと内輪ウケな点はいなめないので、初めて能を見る方にはオススメとはいえませんが、なかなか楽しいものでもあります。
特に名古屋では十年ぶりと、珍しいかと。
ご興味の有る方、ぜひ。

名古屋能楽堂会館十周年記念「乱能」
とき:平成十九年十二月二十四日(月・振替休日)午前10:30分開場 午前11時開演(終了予定 午後4時30分頃)
ところ:名古屋能楽堂
入場料:全席自由 一般:3,500円 学生2,000円 当日券各500円増し
取り扱い:出演能楽師 名古屋能楽堂 ナディアパーク・プレイガイド
主催:(社)能楽協会名古屋支部/(財)名古屋市文化振興事業団(名古屋能楽堂)/名古屋市
詳細は拙ブログに載せてあります。
http://takeni-umaruru.cocolog-nifty.com/...

2007.11.10 [土] 3:19 pm

職場のパソコンで皆さんの日記を読みながら、心中でいろいろ反応しておりました。

ぼたんさん日記の映画「エディット・ピアフ〜愛の讃歌」。えっ、「愛の賛歌」は日本語の歌詞と違うんですか!

実はワタクシ、シャンソン教室に通っていたことが(笑)
すぐやめちゃいましたが。
で、その最初で最後の教材が日本語版「愛の賛歌」でした。
熱烈な歌詞に、かなり照れてしまった記憶があります。

2007.11.10 [土] よみがえる御殿能

思い出し・さかのぼり日記

11月1日(木)
名古屋能楽堂にて、「よみがえる御殿能・『砧』」を見る。
シテ:片山九郎右衛門
ワキ:宝生閑
笛:藤田六郎兵衛
小鼓:大倉源次郎
大鼓:河村大
地頭:片山清司

美しく、ちょっと気の強い女が思いつめている感じだった。
でも、いくら思っても、相手には届かない。

『砧』は、夫と侍女が男女の仲になっている、という説もあり、そういう雰囲気の舞台もあるのだけど、今回はそういうことは微塵も思われなかった。

使用された面は、片山家所蔵の名品だったそう。後でお会いした能評家の方に教えていただく。
(解説リーフレットによると、前:深井 後:痩女 ともに是閑作、江戸初期)

ところで、なぜ「よみがえる御殿能」かというと、徳川美術館所蔵の笛、小鼓、大鼓を使っているから。
解説によると、小鼓、大鼓とも、百年単位で音を出していないものだったそう。
また、会場には、やはり徳川美術館所蔵の江戸期の装束と面が展示されていた。
装束はとっても小さくて、江戸時代の人ってこんなに小さかったんだと驚く。
(解説リーフレットが出てきた。それによると、当日展示室のケースの中にあったのは、徳川美術館所蔵「鼠・茶段籬に萩・石竹文唐織」。18世紀、丈148,5センチ、総裄148,5センチ。ちっちゃい!でも舞台で使った装束も江戸後期のもので、やはりちっちゃかったと思う)

2007.11.10 [土] 3:02 pm

パソコンが壊れ、このところ、ネットと縁遠くなってました(お昼休みに職場でちょっと覗くくらい)。
ネットにかなり頼っている生活を改めて自覚。
何より困ったのが、通販で購入しているオムツが買えなかったこと(トイザラスのオンラインショップオリジナルの紙おむつはいいですよ)。

さて、今は、パソコンが直ったかというと、そうではなく、古いものを接続して使っている。
なんとか使える・・・けど、使いにくい・・・
人間って、便利なことになれるのって早いんだなあ。

2007.10.27 [土] 5:25 pm

小沢健二。
フリッパーズギターの頃からの、かなり熱烈なファンでした。

みにひつじさん、ありがとうございます。
「子どもと昔話」、読んでみます。
http://www.ozawa-folktale.com/...

2007.10.27 [土] 浮世絵名品展

松坂屋美術館で開催中の「浮世絵名品展」へ行ってきました。http://www.matsuzakaya.co.jp/...

楽しかった〜!

が、膨大な数に疲れました。
途中休憩しながらじゃないと、かなりキツイです。

ところで、おいらん道中を描いた絵で、疑問。
かむろ二人は足袋を履いているのに、おいらんは素足なんですよ。
これはなぜ?

2007.10.27 [土] 11:32 am

耳に虫が入ったら…
掛りつけのお医者さんが、対策を教えてくれました。

1 光
2 タバコの煙
3 水

別にムカデじゃなくても、蚊が入った時なんかにも有効だそうです。

2007.10.20 [土] 耳からにょろり

午後、畑仕事をしていた母の耳に、虫が入る。
カメムシみたいなのらしく、中で暴れて痛い、という。
懐中電灯で照らしたら出てくるんじゃないか?とか、いろいろやったけど無駄で、父と市立病院の救急窓口へ。

折しも耳鼻科の先生が当直にいて、診てもらう。
入っていたのは、カメムシではなく、実はミニムカデ。
こういうケースはよくあって、重症になると、皮膚を食い破られ(ムカデも好きでそんなところに入ったのではなくて、必死で出口を探しているわけだから)耳の軟骨が出ちゃうとか、耳の聞こえが悪くなったりするそうだ。
母の場合は、ちょっと痛かった、で済んだけど。

ガーデニングする方、耳にもお気をつけください。

2007.10.20 [土] 

えりりんさん日記経由で、セヴァン・スズキちゃんのスピーチを視聴した。
ちょっと迷っていたことがあったのだが、決心がつく。
たいしたことではないけど、できることから…

一体何のことかというと、厄年が近いわけです、私。
で、うちのあたりでは、42歳厄年とか還暦厄年とかになると同年者が集まり、厄払いとして地元(神社、保育園、幼稚園、小学校、公民館などなど)に寄付をするわけです。
更に同年者で小旅行に出かけたり、宴会はったり。

うちは子供も小さいので、会合も宴会も旅行もパスして、とりあえず寄付の仲間にだけなっているのですが、一度集まりに顔を出してみようかな。
そして、地元だけでなく「世界への寄付」というのもあるよ、と言ってみようかな。
旅行を欠席するとお土産をくれるんだけど、お土産はいいから、その分をどこか困っている人に届くような機関に寄付してもらおうかな。

2007.10.20 [土] 花園ゆかりさんの個展

花園ゆかりさんの個展のDMをいただきました。
いつもながらかわいい〜
でも、大人の味もあり・・・

雑誌で初めて見たとき、クマやシンデレラ、バレリーナ・・・かわいい!
けど、私にはどうかな・・・と思ったのでした。
でも、実物を見たら、写真やウェブの数倍きれいで、落ち着いていて、大人になってもずーっと着られそう。
いつか一枚・・・と願ってます(しかし、いつか、って、いつ?ああ、宝くじ買おうかな・・・)

JR名古屋タカシマヤ
10月31日(水)〜11月6日(火)
10階きものサロン

大阪高島屋でも、個展開催中
10月17日(水)〜10月23日(火)

花園ゆかりさんのホームページ
http://www.hanazono-yukari.com/...

2007.10.17 [水] 四代目龍村平蔵襲名記念展

タカシマヤの京都展の帰りに、同じフロアの呉服サロンを覗いたところ、「四代目龍村平蔵襲名記念展」開催中でした。
龍村の帯が、新作・旧作とりまぜて展示されていました。
ほわああ・・・やっぱり迫力あり。いいですねえ・・・

2007.10.17 [水] くらくら

JR名古屋タカシマヤ
「京の老舗名品展」10月17日(水)〜22日(月)

行ってきました。
あちこちで目の保養をさせていただきました。
初出店「に志田」の方の親切な説明や着姿にうっとり。きものや帯にもうっとり。
(私も御所解の帯にヤラレマシタよ〜。に志田の止め機だという生地の帯もすてきだった)

そして、ひとまず落ち着こうと入ったお茶席で、ぼたんさんにお目にかかりました。
どなたかいらしてるかなー、と期待していましたが、本当にお会いできて嬉しかったです♪

2007.10.17 [水] にょろにょろ

へびの話。

うちにも、抜け殻あります。
完全体(?)のは珍しいというので、一体何時のものだかわからないくらい古いへびの抜け殻が、神棚にあがってました(何でもかんでも神棚に上げちゃダメ、という説もあり、今は別にしましたが、保存してあります)。
完全体でなくても、抜け殻の一部をお財布に入れておくと、金運アップ、とか聞きます。

でも、噛まれたら、速攻で病院でしょう。
ハブはいないけれど、田舎在住なので、マムシに噛まれる事故はよく発生するのです(直接の知り合いで3人噛まれました)。
もしもの場合のことを、掛りつけの医師に尋ねたら、血清のある病院を教えてくれました。
ぐずぐずしてると、助かるものも・・・ということになります。
幸い、私の知り合いは皆助かってますが。

2007.10.14 [日] 渡文・岩上ホールで

渡文では、片山家伝来の能装束復元を手がけているそうです。
その復元装束15領が一挙公開されます。

日時/ 平成19年10月16日(火)〜11月18日(日) AM10:00 〜 PM4:00
会場/ 渡文岩神ホール(京都・西陣大黒町)
入場料/500円(織成館の入場料も含む)
なお、京都きものパスポートを使うと、300円になるそうです。

詳しくは、渡文ホームページの「渡文からのお知らせ」をごらんください。
http://www.watabun.co.jp/...

2007.10.13 [土] 10:21 am

JR名古屋タカシマヤ
「京の老舗名品展」10月17日(水)〜22日(月)

ぼたんさん日記を見て、そうそう〜!と。
「に志田」さん、私、初めて生で拝見です。楽しみです♪
毎年出展していた「むら田」さんの名前が今回なくて、ちょっとさびしいですが(名古屋店もありますが、老舗展ではちょっと傾向の違うものも見られて、それも楽しみだったのです)。
祇園小石のパフェも楽しみ!

2007.10.13 [土] 

残業後、閉店まで一時間ほどの名古屋タカシマヤへ。
で、「昔きものとリサイクルきものバザール」をちょっと覗いてみるだけのつもりが、やっちまいました。
「やゝ」にて、散財。
あ〜、お小遣いがなくなったよ〜、と、溜息つきつつも、長年憧れていたものにごくごく近いものを見つけられたので、これもご縁かと。
それにしてもいいものがたくさんで、悩みに悩んだんですが、スタッフの方がゆっくり悩ませて下さったので、いい買い物ができました。
「かまくら花ぐるま」でも、おかあさんに、たくさんの逸品を見せてもらう。
こちらもまたすばらしい品がたくさん。
でも素寒貧になった後では…次回に備えて貯蓄しておきます。

2007.10.10 [水] 8:07 pm

10数年来のスピッツのファンです。
あたらしいアルバム「さざなみCD」出ました。
40歳で「恋のフシギ」と歌うのもいいじゃない?
なーんて思いながら聴いてます。

2007.10.9 [火] 美しいきもの姿のために

美しいきもの姿のために
村林益子 筑摩書房 1890円

某所で知り、早速アマゾンに注文。
帰宅したら届いていた。
ぱらっとめくっただけだけど、いい本(のような気がする)

2007.10.6 [土] 催事情報

全国リサイクルきものショップフェスティバル@名鉄百貨店本店
10月10日〜16日
本館7階
出店=大阪 心斎橋マックス ほか全国有名リサイクルきものショップ6社協賛

だそうです。

2007.10.6 [土] 9:19 pm

今日・明日と、5年に一度のはんだ山車まつりです。
「はんだ山車まつり公式ホームページ」 http://www.dashimatsuri.jp/

会場で、看板(祭りの法被)の下に着物を着た熟年男性を複数目撃。
ウールもあり、黒紋付(袷)もあり。
長着もいれば、尻はしょりをして、膝下あたりまで白い襦袢(裾よけ?)の見えている人もいる。
足もとは白い地下足袋。
亀崎地区の組(祭りのね)役員らしい。
衿に、金コマ刺繍で「元締」とある法被を着ている人もいたし。
みんなそれぞれ貫禄があって、なんかいいものを見た。

2007.10.3 [水] 8:52 pm

池田重子コレクション 日本のおしゃれ展へ行ってきました。
圧巻。
冗談ではなく、鼻血でそうでした・・・

それにしても、触っちゃいかんよ〜
どうして展示品を触ろうとするのか!

2007.10.3 [水] 8:50 pm

JR名古屋タカシマヤ
10/10〜15
「昔きものとリサイクルきものバザール」
●昔きもの
やゝ、一笑、母家、かまくら花ぐるま
●和装小物
胡蝶履、花きょうび、さんび、美装流
●リサイクル
きも乃たき川、最旦館ケイコ、布ギャラリー美々

2007.10.3 [水] 8:48 pm

阿波屋名古屋店・開店二周年セール
10/5〜20
全商品20パーセントOFF
月、水、金、土11時〜5時(水曜日午後1時〜)
来店前に要連絡
カード不可、ギフト券商品券可

名古屋市西区上名古屋2-22-9エイトビル3F
��052-1746-0507

以前名古屋駅メルサにあったお店が移転・再開して二年たちました。

2007.10.1 [月] 7:19 pm

JR名古屋タカシマヤの催事

「昔きものとリサイクルきものバザール」
10月10日(水)〜15日(月)
どちらのお店がくるのかな?どきどきわくわく。

「京の老舗名品展」
10月17日(水)→22日(月)

2007.9.30 [日] 組踊

沖縄の伝統舞踊、「組踊」の公演を見る。

能の影響をつよく感じさせる動きがあるかと思えば、独自の価値観が見られ、おもしろい。
たとえば「執心鐘入」はいわゆる道成寺もの。
でも、女の恋慕を振り切って逃げてきた若者に対して、僧侶が言うのは「女の恋心を粗末に扱うな」。

2007.9.28 [金] 11:25 pm

舩橋永恵(ふなはしひさえ)さんという方の個展を、二年ほど前にJR名古屋タカシマヤで見た。
おもしろかった!
この秋、東京と名古屋で個展開催です(それぞれ違った趣になるそうです)

10月4日(木)〜9日(火) 「姉妹展」 東京、表参道ヒルズ ギャラリーコーワ(12時〜19時 最終日17時まで)
11月7日〜13日 JR名古屋タカシマヤ 呉服サロン

「舩橋永恵の日本の玉手箱」
http://www.geocities.jp/...

MOMO et Miyuu
http://www.momo-miyuu.net/

2007.9.28 [金] 「日本のおしゃれ展」@金沢

数年ぶりに買ってみた「美しいキモノ」(別冊付録の木村孝さん特集に魅かれて…)をめくっていたら、小さく書かれていました。
「日本のおしゃれ展」が金沢でも予定されているそうです。

「日本のおしゃれ展」@金沢
開催会場:めいてつエムザ8階
開催期間:平成19年12月29日(土)〜20年1月10日(木)

2007.9.27 [木] 美術館所蔵の装束で

とある講演会できいた話。
以前、美術館所蔵の装束を使用した演能があり、糸で留めようとしたところ(装束をつけるときには、あちこちを撚った糸で留める)、学芸員の方が「やめてください!」、じゃあ別のところを留めようとしても、「そこもやめてください!」
学芸員さんの立場、気持ちもわかるけど、でもそれでは装束がつけられない・・・という話だった。

2007.9.27 [木] 苅田の鼓と笛・蝉折

名古屋徳川美術館所蔵の苅田の鼓と笛・蝉折を使用した舞台があります。
シテは人間国宝・片山九郎右衛門師。
笛は藤田六郎兵衛師、小鼓・大倉源次郎師です。

■よみがえる御殿能  〜初代義直愛用の苅田の鼓と笛・蝉折の音色〜
一調一管 『班女』(はんじょ)観世清和、藤田六郎兵衛、大倉源次郎
能 『砧』(きぬた)梓之出 片山九郎右衛門、宝生閑
日時 : 11月1日(木)18:30〜
料金 : SS席15,000円,S席13,000円,A席11,000円〈全指定席〉
http://www.bunka758.or.jp/...

2007.9.27 [木] 小唄体験

名古屋文化振興事業団主催の小唄体験の無料講座に参加。
講師は稲舟派二代目家元・稲舟妙寿先生と、助手の方三人。
まず三味線(二人に一竿)で「うさぎうさぎ」。爪弾きって難しい。
ついで唄。先生の歌を聞いた後「梅は咲いたか」「よりかかりし」と練習。
おもしろかった!

稲舟妙寿先生のホームページ
http://www.inafune.com/

2007.9.26 [水] 7:03 am

祖母の娘の頃のほぼ手付かずの長襦袢(モスリン&人絹?)と大叔母にもらった錦紗長襦袢を仕立て直して使おうと思って数年。
錦紗はともかく、人絹やモスリンって洗い張りする(できる)のだろうか?

2007.9.25 [火] 8:35 pm

名鉄百貨店呉服売り場を久々に覗く。
シルックがちょっと増えたみたい。御所解き風の模様の反物などが目に付きました。
あと、おもちゃ柄の襦袢などにも心ひかれ…

2007.9.22 [土] 銀座で小さな和稽古@伊勢由

【銀座で小さな和稽古】
伊勢由で始まる、一回ずつの気軽な講座です。
1コース(6回分)48,000円(1回ごと8,000円) 
6回前払い:43,000円

講師も多彩。
西浦喜八郎先生(骨董について)
稀音家六公郎先生(長唄三味線、歌舞伎など邦楽の楽しみ方)
鳥山直也先生(能楽 観世流小鼓方)
堀川翠扇先生(書道)
園基大先生(華道青山御流)
金春安明先生(能楽金春流第八十世宗家、能を見に行くときの楽しみ方の話)

詳しくは、伊勢由ホームページ
http://www.ginza-iseyoshi.co.jp/...

2007.9.22 [土] 銀座でお稽古@らくや

銀座で和風&気軽なお稽古の場を見つけました。

らくやカルチャースクール
各講座、3回きっかり。15,750円。
作陶、落語、能、フラワーアレンジメントなど、いろんな講座がるそうです。
きものまとめ髪講座なんてのもあり。
http://www.rakuyaculture.com/...

2007.9.22 [土] 6:59 am

イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
愛知県高浜市でも開催されます。

高浜市やきものの里かわら美術館
http://www.kawara-museum.takahama.aichi.jp/
10月6日(土)〜11月4日(日)

2007.9.22 [土] 6:45 am

【日本能楽会 新会員披露記念会(入場無料)】
情報をいただきました。
突然決まったもののようです。
火曜日ではありますが、こんなに豪華なプログラムで、入場無料!

●2007年10月2日(火)13:30〜
●場所:観世能楽堂(東京都渋谷区松涛1-16-4)
http://www.kanzekai.com/...
●入場無料

●番組
★舞囃子「高砂」岡田麗史、寺井義明、後藤嘉津幸、白坂保行、徳田宗久
★仕舞「経正 キリ」森本哲郎、「東北 キリ」梅若雅一、「鞍馬天狗」梅若基徳
★小舞「名取川」遠藤博義
★独調「天鼓」辻井八郎、幸正昭
★舞囃子「草子洗」山内祟生、一噌庸二、住駒匡彦、柿原弘和
★独吟「蝉」小笠原匡
★仕舞「柏崎 道行」森壽子、「杜若 キリ」梅若善久、「松虫 クセ」梅若猶義、「山姥 キリ」梅若紀長
★仕舞「八島」高林呻二
★舞囃子「船弁慶」豊嶋幸洋、一噌隆之、幸信吾、安福光雄、中田弘美
<特別出演>
★独吟「雪山」野村万作
★一調「小塩」野村四郎、金春惣右衛門
★語「隅田川」宝生閑
★仕舞「井筒」観世清和、「笠之段」金剛永謹

2007.9.21 [金] さいしょはぐー

じゃんけんの時の「最初はぐー」。
志村けんがやりだしたそうです。
テレビ番組で本人が話しているのを見ました。

2007.9.20 [木] 猿猴庵

山本祐子さん(名古屋市博物館学芸員)による中日新聞夕刊の連載「江戸のルポライター 猿猴庵のなごや風俗絵巻」が最終回を迎えた。
毎回楽しみにしていたので、さびしい。

猿猴庵は江戸時代の尾張藩士で、本名・高力種信。おびただしい「日記」「記録絵本」を残し、庶民の風俗を記録している。
山本祐子さんは猿猴庵の作品を研究していて、その研究成果から復曲能(江戸時代の名古屋広小路で人気を博したという辻能「龍之口」)も生まれた。

ところで名古屋市博物館の週末からの特別展は「大賑わい城下町名古屋」。
猿猴庵の作品も展示される。
http://www.museum.city.nagoya.jp/

中日新聞関連記事
http://www.chunichi.co.jp/...

2007.9.19 [水] 京都展

松坂屋本店にて、今日から京都老舗展(〜24日)。
ちらっとみて、松坂屋美術館へいくつもりが、ついつい長居をしてしまう。美術館は次回に。
現在の松坂屋美術館は「美人画の三巨匠 清方・深水・紫明展」
http://www.matsuzakaya.co.jp/...

2007.9.17 [月] 綴織り

帰路、タカシマヤ呉服売り場を覗いたら、つづれの実演が行われていた。
話には聞いていたが、こうやって織るんだ…高いはず、と、納得。

2007.9.17 [月] 半衿つけたのに

三連休、初日と最終日に着ようとセットしておいたのに…

初日。
楊柳の上に、アナ・スイの刺繍絽縮緬の半衿をつけておく。いざ着て出かける段になり、車のミラーに写った色合いがどうも浮いている。
イヤになって脱ぎ、絽縮緬の衿をとって、楊柳の半衿で着てみる。オッケー!
が、その時点で満足したというか、ぐったりしたというか…けっきょくまた脱いで、家事と仕事。

最終日。
今度こそは、と、着る気まんまん。
でも、寝違えて、腕が上がらず、挫折。

2007.9.16 [日] 七五三

私の七五三セットにもおおきなリボンが入ってました。
鹿の子の「ちんころ」と交互につけてました。

七五三のあれこれを書いた本があったらいいのにな。
「私たちの着物術」七五三版みたいな。


画像は伯父。
祭礼の神子に出たときのもの。
私の七五三写真を探していたらこれが出てきて、こっちの方が私の写真よりかわいかったので(爆)

2007.9.16 [日] 紬というと

数年前のこと。
結納返しに大島を、と、叔父に相談した。
叔父は問屋街で働いていた人。
「まかしとけ!」と、叔父の友人(いわゆる担ぎの呉服屋さん)に頼んで、紬に関しては近県一という問屋へ連れて行ってもらった。
高齢のご主人は、予算、用途、着る人の年齢、雰囲気や職業を伝えると、迷うことなく品物(裏や羽裏まで)を出してくれた。所要時間約10分。
山と詰まれた中から的確に品物が出てきて、商売とは言いながら、すごかった。

2007.9.16 [日] 結城(?)の仕立て直し

新規には私には難しいかな、という結城。
アンティークショップ経由の、多分結城(笑)はある。
そろそろ自分の寸法に直そうと思うものの、どこに頼むべきか、悩みどころ。
下手な洗い張りをすると、台無しになるんだろうか…?

2007.9.12 [水] 9:10 pm

息子を保育園に送っていったら。
何?あれは?

…駐車場の脇を、メス・オスの雉と、その子らしき雉が隊列を作って歩いていた。
総勢8羽。
カメラを持っていなかったことが悔やまれる。

2007.9.12 [水] 雅楽の演奏会

雅楽の演奏会です。
無料で楽しめます。


「舞楽と管絃の会」公演
●日時:10月10日(水) 午後6時30分〜8時30分 
●会場:名古屋市芸術創造センター(地下鉄東山線「新栄町」下車 �@出口から北へ3分)
●入場:無料
●曲目:管絃「迦陵頻」 舞楽「狛桙」「春庭花」「右方還城楽」
●主催:中部日本雅楽連盟

2007.9.12 [水] ゑり善

DMをいただきました。

双美展−秋の新作きもの発表会−
同時開催「七五三の祝着」「ゑり善好みの初着展」

9月20日(木)〜22日(土)
ゑり善 名古屋店
http://www.erizen.co.jp/

2007.9.10 [月] 籠目紋

祖母は背守りについての知識はなかったようですが、私のネルの一つ身の背中に、赤い糸でミツウロコの家紋を縫い取ってくれました。

籠目紋と聞くと思い出すのが荒俣宏「帝都物語」。
確か後半の方に、かなり詳細に籠目紋、かごめかごめ、麻の葉模様について書かれていたはず。

2007.9.10 [月] ファブリック三昧

仕事帰りにちょっとだけ寄り道。

栄地下街かどやで結城紬を見せてもらう。
「買えません!が、後学のために、見せてください!」とお願いしたところ、快く見せてくれた。
感服眼福。

そのままラシックへ。
4Fにオープンしたマリメッコ、ソレイアード、キャス・キッドソンのお店を覗く。

ソレイアードは布は少しで、洋服・小物が主。

マリメッコは想像以上に広く、品揃えも豊富。

キャス・キッドソン…こちらの布は初めて見た。
かわいい!こういう花柄、自分に似合わないことはわかっているが、大好きだ。
愛らしくて理性がぶっとんだが、値段(1メートル6千円近く)を見た瞬間冷静になる(笑)
若いお嬢さんたちが、「かわいいー、でも高いよー」「バイト代が入ったら絶対また来るー」と口々に言っていて、私と同じことを考えてる、と、ちょっと嬉しくなった。
http://www.lachic.jp/...

あれ?だけどラシックにあった菱屋が見当たらない…?

2007.9.8 [土] きものでわくわく

図書館で大橋歩「きものでわくわく」を借りてくる。
10年前の本だし、以前も読んだはずなんだけど、新鮮に感じる。いいなあ。
こういうコーディネートを気負わずできるようになりたい。

2007.9.6 [木] はまづと

友人からお菓子をいただく。
京都・亀屋則克「浜土産」(はまづと)。
ちょっと感動的なお菓子でした。

画像はこちら、JR東海の京都ページに。
http://kyoto.jr-central.co.jp/...

食べた後の殻は当然息子のおもちゃに。

2007.9.5 [水] 辻村寿三郎展@名古屋タカシマヤ

寿三郎展へ行ってきました。
平日午後というのに、かなりの混雑。
うっかり人とぶつかって、弾みに人形を倒さないか心配したくらいでした…

ああ、いいなあ、寿三郎氏の人形。
八犬伝の玉梓、大好き!
物販コーナーには、八犬士中、犬塚信乃のフィギュア(水晶玉付き 12,000円くらい)もあり、思わず購入を考えてしまいました。他の犬士のもあるのかな?

会場には上演8分の人形劇(?)、上演60分の「新八犬伝」劇場版のコーナーがありました。
人形劇の方は見ることができたけど、「新八犬伝」は時間切れで断念…見たかった。
これからの方、時間に余裕をもって行かれることをオススメします。

2007.9.5 [水] 名古屋栄地下街 かどや

DMより。
【本場結城紬逸品会】
9月8日(土)〜9月28日(金)

DMには、絣くくりをしている和服のおじいちゃんの写真が載っていた。

かどやさんは、覗きやすく、おもしろくて、好きなお店。先日KOされかけた染め帯も、こちらで見た。
結城はとても買えないけど、覗きに行こうかな…

2007.9.4 [火] 染め帯

染め帯が好き。大好き。
いい帯を見ると、夢に出てくる。特に逃したものは一生覚えているかも(笑)
以前セールで見た帯…白地に刀の鍔の模様。鍔は虎や雷の柄になっている。買わなかったけど、今でも思い出す。

昨日、通りすがりに見た帯。
やはり白地に、縁起物がちょこんちょこんと描かれて、かわいい。理性がふっとんだ。
でも、まずは落ち着こう、と、松坂屋のサドゥーでかき氷を食べてみた。美味。そのうち帯のことは忘れて帰宅してしまった・・・物欲より食欲?

2007.9.3 [月] り庵

銀座百店を読んでいたら、銀座くのやが新ブランドを立ち上げるという記事が目に付いた。
こちら、銀座経済新聞にも載ってました。
どんななんでしょう、興味津々。
http://ginza.keizai.biz/...

2007.9.2 [日] 初秋能

名古屋能楽堂定例公演(初秋能)、午前の部(「頼政」「千切木」「紅葉狩」)へ。でも息子を預けた都合で狂言が済んでからダッシュで帰ることに。
「紅葉狩」を見逃したこともだけど、せっかくお目にかかれた方とも慌しくお別れしたりして、それも申し訳なく…

「頼政」。
丹波哲郎が大河ドラマ「義経」で演じていたのが強烈で、以後、「源三位頼政」と聞くと、丹波哲郎を思い出さずにいられない。

紗の色無地と麻の帯。今年はもう着納めかな。

2007.9.1 [土] 笛のCD

石巻山と初生衣神社を教えてくれた人から、笛奏者・雲龍氏のことも教えてもらう。
http://www.shana-records.com/
出雲、伊勢、熊野など、聖地といわれる場で笛を吹いてきた人だそうだ。その笛も、竹の横笛、土の笛、石笛、ガラスの笛、木の実の笛とさまざまという。
CDを聴いてみた。これは不思議な世界。
CDに文を寄せていた立川志の輔さんのアドバイスは、時間のあるときに聴いたほうがいい、運転中は避けた方がいい、ということだったけど、本当だ!

愛聴している笛のCDがもう一枚。
篠笛奏者・小野さゆりさんの「竹笛草紙」。
試聴できます。笛についてのあれこれも。
http://www.shinobue.net/...

2007.9.1 [土] 石巻山

豊橋の山です。
おもしろいところだよ〜、と教えてもらう。
太古には海底だったんだそうだ。
でいだらぼっちの伝説もある。http://www.tees.ne.jp/...

2007.9.1 [土] 花よりも花の如く

新刊でましたね!
作者・成田美名子さん30周年記念イベントも今日から。サイン会に当選した方、うらやましいです。
原画展はその他の人も入れるはず。
http://www.hakusensha.co.jp/...

今発売中の雑誌「メロディ」10月号には、「花よりも〜」の特製ブックカバーついてます。

2007.8.30 [木] 献糸会

お伊勢さんのための絹、で思い出したのですが…
うちの村には「献糸会」というシステムが残っています。
もとは家々で作った絹糸を集め、神宮に奉納していたようです。
やがて、糸の代わりにお金でもよいようになり、今も続いています。

2007.8.30 [木] 初生衣神社

初生衣神社(うぶぎぬじんじゃ、浜松市三ケ日)の存在を、ひょんなことから知る。
古来、伊勢神宮に御衣を納めていたのだそうだ。
今、その復元プロジェクトが進んでいるのだそう。

静岡新聞オンライン版に記事が。
http://www.shizuokaonline.com/...

2007.8.29 [水] 狂言無料イベント@名古屋博物館

名古屋博物館開館30周年記念イベントとして、狂言教室、公演が行われます。

【開館30周年記念特別企画 はくぶつかんのたんじょうび・狂言でござる】http://www.museum.city.nagoya.jp/...

●日時:平成19年10月8日(月・祝) 午後2時から
●出演:狂言共同社
●会場:名古屋市博物館講堂
●定員:238名
●参加費:無料(事前申し込みが必要)
●申込方法:往復葉書に氏名・年齢・郵便番号・住所・電話番号を記入のうえ、「狂言でござる」係宛てに申込。名古屋市電子申請サービスでも申込み可。申込多数の場合は抽選(申込期間9月1日〜9月20日 当日消印有効)

『狂言教室』
●おはなし:井上菊次郎
●狂言「盆山(ぼんさん)」(解説つき)盗人:佐藤融 解説:井上菊次郎
※観客参加のワークショップを交え、狂言について解説。

『狂言公演』
●狂言「清水(しみず)」太郎冠者:佐藤融 主人:井上靖浩
後見:井上菊次郎

2007.8.29 [水] 7:08 am

ブルーベリージャム、私も好物です。
うちの畑のはまだそれほど実をつけないけれど、従姉からたくさんもらって、生食、冷凍、ジャムとしました。

母及び従姉(プロ)によると、大きな粒がつくようにするなら手入れもいろいろあるけれど、そうでないなら、水さえよくやっておけば、ブルーベリーは育つそうです。

2007.8.28 [火] らくや移転

らくやが、西麻布から銀座に移転するそうで、只今移転セール中です。
http://www.rakuya.co.jp/

昨日届いたDMによると、新店舗は東銀座駅の近く、足袋のむさしやさん隣らしい。

2007.8.27 [月] 七五三準備

男子だけど、三歳でも祝おうかということになる。

着物は、お宮参りに作ってもらった黒紋付(大人になっても使えるように本裁ちで作ってもらった)をちょっと直す予定。
袴は、師匠のところで子供用仕舞袴を貸してもらう。
懐剣はなくても、白扇でOKでしょう。
角帯は、祖母が昔デパートの催事で買ってきた名古屋帯を崩して作ってみた。
早速息子に締めてみると…ちょっと関取風味?

2007.8.26 [日] 「ひょうげもの」5

モーニング連載の「へうげもの」5巻(あ、5服か)出ました。http://e-morning.jp/...

古田織部主人公のこの漫画。
おもしろいです。

5服で気にいった言葉。
いい味の出た古い茶釜を見ての一言。
「俺も使い込みたい」

2007.8.26 [日] 花火見物

昨日、今日と、常滑焼き物祭り。
夕べはそれにあわせた花火大会があった。
山中にある親戚所有の休耕田が花火見物スポットだというので、伯父伯母一家と声をかけあって行き、宴会がてら見物。
敷いたブルーシートの下から、野鼠は走り出すわ、カエルは飛び出すわ、蝙蝠は飛び交うわ・・・

花火を打ち上げる場所は、中部国際空港の傍なので、離発着する飛行機もよく見えた。
飛行機から見ると、花火ってどんなだろう。

ところで花火が始まると、他の人も集まってきて、一帯は路上駐車でびっちり。
夕べは多少涼しく、うちわがあれば充分の気温だった。
なのに……近くに座っている他の団体もいたというのに……小一時間アイドリングを続けた車がいた。クーラーかけていたかったんだろうか。でもホント、涼しい夜だったのになあ。
環境にやさしくなく、他人にもやさしくない上、せっかくの花火をガラス越しに見ることもなかろうに。

2007.8.24 [金] 新作能と地酒試飲会@長野

長野で新作能(蝋燭能の形式で行われます)と狂言の会があります。

新作能 風林火山『川中島』

原作は十年以上前に作られたもので、偶然にも大河ドラマと上演が重なったのだとか。

上演会では、長野の極上地酒の試飲もできます。
「川中島」というお酒も飲めるそう。
また、和蝋燭の灯かりで演じられます。


【新作能『風林火山 川中島』 狂言『蝸牛』】

新作能『風林火山 川中島』
(原作 松林無碍、節附 長田驍 シテ 長田驍)

狂言『蝸牛』(井上靖浩、佐藤 融、佐藤友彦)

日時:2007年9月28日(金)  
試飲会:18時〜19時(日本酒の試飲会がございます)
上演:19:00〜(20:40終了予定)

場所:長野県民文化会館 026-226-0008
入場:3,000円(全自由席) 全席自由 未就学児童の入場はお断りします
主催:NPO法人せんす 047-424-2929
後援:外務省、国土交通省、国際交流基金、国際観光振興機構、ビジット・ジャパン・キャンペーン実施本部、長野県、長野市、長野市教育委員会、長野商工会議所、(社)信州・長野県観光協会
協力:長野県酒造組合、長野県松代高等学校同窓会
協賛:(株)酒千蔵野、(株)田中屋酒造店、天領誉株式会社、(株)西飯田酒造店

お問合わせ
NPO法人せんす
http://www.sense-nohgaku.com/...

2007.8.24 [金] 豊橋で

豊橋市美術博物館で、豊橋魚町が保存管理している面、装束の展覧会があります。

【豊橋魚町「能狂言面と装束展」】
●期間:9月11日(火)〜10月21日(日)
●開館時間:午前9時〜午後5時
●入場無料
●場所:豊橋市美術博物館http://www.toyohaku.gr.jp/...

関連事業
【能『羽衣』、狂言『清水』】
●日時:9月29日(土)
●上演時間:13時〜15時(開場12時)
●入場無料(要申し込み)
●場所:豊橋市公会堂
●出演者:『羽衣』粟谷明生、『清水』山本則重
●申し込み方法:往復はがきに代表者の住所・氏名・電話番号参加人数(1通2人まで)ならびに返信用宛先を明記して豊橋市美術博物館「能狂言観覧募集係」へお送り下さい。
●申し込み締め切り:8月31日必着 
●定員600名(応募多数の場合抽選)

その他、関連の講演会もあるようです。

こちらにチラシが(PDFファイルです)http://www.toyohaku.gr.jp/...

2007.8.24 [金] 【辻村寿三郎新作人形展】

【辻村寿三郎新作人形展】
平成アールデコ「Japonica」など新作発表
場所:JR名古屋タカシマヤ
期間:8月29日(水)→9月10日(月)

☆辻村寿三郎サイン会
9月1日(土)、2日(日)
午前11時〜、午後1時〜
今展覧会の図録お買い上げの方にサイン

☆親子で作る人形教室
辻村寿三郎氏による、手軽にできるスポンジ人形の和0区ショップ
9月1日(土)午後3時〜(約二時間)
先着20名(小学生のお子様に限る 必ず保護者同伴)
参加費1,500円(税込み、材料費、テキスト代込み)
予約受付中(JR名古屋タカシマヤ販促部へ)

くっ…息子(2才)じゃ参加できん…

2007.8.21 [火] プロヴァンスの布

ソレイアードを初めて見たのは二十年くらい前だったか。
以来、大好きになった。

さて、松坂屋本店に「レゾリヴァート」というお店がある。 http://www.lesolivades.jp/
以前から気になっていたんだけど、今日、布を少々購入。店員さんに尋ねたところ、大昔(300年ほど前)はソレイアードと同じ会社だったんだそうだ。

2007.8.20 [月] 蓮生法師八百回忌法楽能

京都長岡京市での公演情報を入手しました。
西山浄土宗の光明寺で行われる、開基蓮生法師八百回忌の法楽能だそうです。

蓮生法師は俗名・熊谷次郎直実。
彼の登場する平家物語「敦盛最期」は能、歌舞伎などに演劇化され、有名です。
今回の法楽能では、その「敦盛」が演じられます。
シテ(主演)は味方玄師。とてもお上手な方です。
狂言は茂山千五郎師です。

入場無料(往復はがきにて要申し込み 定員400名 定員に成り次第締め切り)です。
詳しくは光明寺HP  http://www.komyo-ji.or.jp/

光明寺は自然が美しく、紅葉の時期は格別です。10月12日だと、ちょっと色づいているでしょうか。

2007.8.19 [日] 6:23 am

先日の生平で、息子の帽子を作る。
大塚屋のサイトで無料配布されている型紙を使って54センチ(息子はデカ頭)で作ったはずが…ちいさい。
生後数ヶ月のベビーサイズの帽子になってしまった。
なぜ?どこで間違ったのか??

2007.8.17 [金] 伊勢門水と赤福氷

名古屋能楽堂展示室(入場無料)では、現在「伊勢門水」の作品が展示されている。

伊勢門水は名古屋の和泉流・狂言共同社の明治時代の同人。
狂言画をよくし、前田青邨も「ゼニを出して買いたいと思うのは門水の画だ」と言ったとか。
生き生きとして楽しい絵だった。
古い狂言装束を使ったらしい表装もあり、おもしろい。

遠方からの友人と、この展示室で待ち合わせ、ランチ。その後、名古屋駅へ送って行く。
時間があったのと、友人が赤福氷を食べたことがないというので、せっかくだからとデパ地下の赤福茶屋へ。
今年初の赤福氷でした。おいしゅうございました。


そういえば今年はまだ常滑の「大蔵餅」のかき氷も、栄の「雀踊り」のも、名古屋駅の「養老軒」のも食べてない。なんてこった!行かねば。

2007.8.16 [木] 3:40 pm

「死者の書」上映のイベントについて書きました。
が、会場の文京シビックセンターのHPを見ると、すでに締め切りになっていました…
でも、「死者の書」HPのと、シビックセンターのとでは申し込み方法が違うみたい?別口なの?うーん…

2007.8.14 [火] 6:46 am

帰省してきた友人とお昼ごはん。
紺屋海道「うさぎ屋」へ行き、「うさぎ屋弁当」1,260円を頂く。この値段でこの味とボリュームはオトク。

地元で三十余年をすごした友人だけど、紺屋海道は初めてだそう。実家家族も「自動車は入っていけるのか?」「自転車で行ったほうがいい」「歩きじゃないと無理だ」とのたまったとか。というように、地元民にもあまり知られていない場所です。
実はマイクロバスも通れます。でも、そんな心配もわかる気もするような道でもあります。

着たのは三橋工房の綿紅梅。今年、月日荘でお願いしたもの。
これで水に入って息子を拾った話をしたら、友人も似た経験があるそう(着衣+携帯持ったまま、大人プールにはまった息子を救助)。

2007.8.13 [月] 源氏物語特集

【千年の時を越えて「源氏物語」・真夏の夜の夢トークスペシャル】
というのをNHKラジオでやっているらしい。
あっ、第一夜を聞き逃してしまった・・・
http://cgi4.nhk.or.jp/...

2007.8.12 [日] 竹内浩三

昨夜、ふと目が覚めて、テレビをつけたら、NHKで竹内浩三という人についての番組を放送していた。

映画監督を志し、芸術を愛したユーモラスな青年が戦争に行くことになる。
それまでの、それからの詩や思い出を、姉や同級生の思い出話、再現ドラマを交えてつくった番組だった。

初めて知った名前だけれど、ひきつけられ、最後まで番組も見てしまった。

岩波現代文庫から『戦死やあわれ』 、中央公論から評伝『ぼくもいくさに征くのだけれど—竹内浩三の詩と死』(著者:稲泉連)などが出ているらしい。

2007.8.11 [土] 尾張の殿様が観た能

今年度の名古屋能楽堂定例公演は「尾張の殿様が観た能」というテーマで構成されています。

9月公演は、「三代・綱誠の見た能」です。
午前の部、午後の部に別れ、それぞれ低料金で能二番と狂言、仕舞、イヤホンガイドつき(日本語/英語)です。

名古屋能楽堂HPに簡単な曲解説があります。
http://www.bunka758.or.jp/...

【名古屋能楽堂定例公演 〜尾張の殿様が観た能 三代・徳川綱誠〜】
●日時:2007年9月2日(日)
●第一部(午前) 開場:午前9時30分 開演:午前10時  午後1時15分終了予定
●第二部(午後) 開場:午後1時30分 開演:午後2時  午後5時終了予定
●入場:前売り 3,500円(全自由席) 学生 2,000円  当日 各500円増し (各部ごとに一枚ずつチケットが要ります)
●チケットは名古屋能楽堂、各プレイガイド、出演能楽師
●全席自由
●主催:(財)名古屋市文化振興事業団(名古屋能楽堂) (社)能楽協会名古屋支部
●第一部(午前) 仕舞『高砂』(金春流・前田登)/能『頼政』(喜多流・長田驍)/狂言『千切木』(和泉流・佐藤融)/能『紅葉狩』鬼揃(観世流・清沢一政)
●第二部(午前) 舞囃子『田村』(金剛流・鈴村昌美)/能『楊貴妃』玉簾(宝生流・衣斐正宜)/狂言『飛越』(和泉流・野村又三郎)/能『土蜘蛛』入違之伝(観世流・松山幸親)

2007.8.9 [木] 「組踊」@常滑市

「組踊」(クミドゥイ)は沖縄の国指定重要無形文化財で、通常「国立劇場おきなわ」のみでの上演となるそうです。

この公演が常滑市であります。
しかも無料(要整理券)。
私が今日行ったときには、まだ券はあったようです。

【国指定重要無形文化財「組踊」特別鑑賞会】
●平成19年9月29日(土) 午後2時開演(午後1時30分開場)
●会場 常滑市民文化会館ホール
●入場料 無料(要整理券・全席自由)
●内容 第1部:沖縄伝統舞踊
    第2部:組踊「執心鐘入」
詳しくはこちら常滑市文化会館HP
http://www.city.tokoname.aichi.jp/...

2007.8.9 [木] 知多の晒問屋

常滑市に用があり、出かけたところ、途中に古い建物と「木綿の店」なる看板を発見。

古い連子窓は、いかにも由緒ありげです。
お邪魔してみると、そこは明治に建てられた木綿問屋の店舗でした。
近年、木綿を扱うお店&喫茶展になったそうです。
お店の方も親切で、昔の台所や金庫、座敷なども見られ、嬉しかったです。

常滑市栄町交差点近く、瀧田医院斜め向かいです。

2007.8.7 [火] 名フィルの日

8月19日、名古屋フィルハーモニー交響楽団の室内楽コンサートがあります。
お値段も手ごろ、各種体験コーナーもあり。

あっ、未就学児童はホワイエまでしか入れないらしい…。
でも、子供も楽しめそうな会です。
無料ワイン&ソフトドリンク付きの懇親会もあるそうです。
http://www.nagoya-phil.or.jp/...

2007.8.7 [火] 麻二疋

Kさん日記を読んで。
生平、熱い湯で洗うとやわらかくなるんですね。試してみよう。

実は、某ショッピングモールの和小物屋で、暖簾か帯に適していそうな麻を購入してしまった。
しかも二疋。
3万円→5,250円(長期保存によるB反のため)だったのと、暑さに頭をやられていたので、ついつい…
でも、そんなに同じ素材で帯は要らないし。
きものにしようかと思ったけど、硬いし。
お店の人は「家族分の服できるね」と言っていたが…私の腕前では貫頭衣がせいぜいだし??

自己責任で、試してみます。

2007.8.6 [月] 名古屋青雲会

8月10日(金)、入場無料の能の会があります。
宝生流の若手の方の舞台です。
友人のお師匠様が出演なので、見に行こうかな。

【第三回 名古屋青雲会】
●日時:平成19年8月10日(金) 午後2時始
●場所:名古屋能楽堂
●入場無料
●主催:名古屋青雲会
●後援:(社)宝生会 名古屋宝生会
●番組
舞囃子『放下僧』和久荘太郎
舞囃子『絃上』衣斐愛
能『胡蝶』内藤飛能
他、仕舞あり。

2007.8.5 [日] 帯に

息子に、クレヨンで落書きされた。
水色の帯にグレーのクレヨン・・・
赤とかオレンジとかでなくてよかったと思うことにしよう。

2007.8.5 [日] 雅楽の演奏会

名古屋雅楽会から演奏会の案内が届きました。

名古屋雅楽会は名古屋近郊の寺社で雅楽奉仕をしている団体です。
熱田神宮のお祭りなどでもご奉仕しています。

こちらでは、楽器はもちろん、舞も稽古できます。
友人は、始めて一年目に浦安の舞をご奉仕、数年目にして女房装束で五節の舞姫をご奉仕していました。
十二単姿、うらやましかった!

見学なども受け付けているはずです。


【第六回合同雅楽演奏会 名古屋雅楽会・若竹雅楽会】
日時:平成19年8月25日(土)
開場:13時00分
開演:13時30分
場所:名古屋市東文化小劇場
   名古屋市東区大幸南1−1−10
   TEL:052−719−0430
入場料:無料
演奏:名古屋雅楽会、若竹雅楽会 

※曲目、お問い合わせ先などは、名古屋雅楽会HPをご覧ください。
http://www9.plala.or.jp/...

2007.8.5 [日] 胡豆昆&浴衣DE紺屋海道

「ごずこん」と読むそうです。

友人2人とたまに、ちょっと贅沢ランチをします。
今回は、岐阜長良川沿いの中華「ル・シノワ」へ行くつもりだったのですが、予約電話をしたところ、
「長良川花火大会につき、ランチはお休み」。
がーん。

その後、友人が探し出してくれたのがこの「胡豆昆」。
胡麻・豆・昆布をメインにした自然派のごちそうで、おいしかったです。
場所も名古屋の丸の内のコメダの隣で、わかりやすく便利。

胡豆昆
http://www.gozukon.com/...


夕方には、息子と半田の「紺屋海道」へ。
浴衣DE紺屋海道という、地元の人手作りのイベントをのぞいてきました。
遠くからわざわざ行くと、ちょっとがっくり来るかも???
でもご近所から、夕涼みがてら行くにはいいかも。
かき氷と焼き団子で息子もご機嫌。
浴衣のちっちゃな子もたくさんいました。

2007.8.3 [金] びり

仕事から直行した場所で、足袋に履きかえることになった。
玄関ではいて、ぐい、とひっぱったら、びり。
踵のあたりが裂けた。
替えも持っておらず、呆然。

2007.8.3 [金] 麻

以前、狂言のワークショップで。

狂言の袴が透けていて、はいている人の脚が見えてしまうくらいのことがある。
どーしてですか?
夏用とか??
講師に来ていた若手の狂言師に質問してみた。

別に季節で替えるわけではない。
狂言の袴は麻でできていて、気をつけているんだけれど、透けてしまうことがある。
古い装束だとそうでもないけれど、新しい麻で、濃い色だと、なかなか避けられない。
・・・というお返事だった。

古い絹がいい、今の絹より丈夫だ、と聞いたことはあったけど、麻にもそういうことがおきているんだと知り、驚いた。

2007.7.28 [土] 能楽堂でダイビング

ブログにも書いたのだけれど、息子を追ううち、とうとうきもので水に飛び込む羽目になった。

KWにもさせてもらった名古屋能楽堂の伝統芸能上演会でのこと。
絽の色無地を初下ろししようかと迷った末、結局息子も連れて行くことを思い合わせて(しゃぶられたり汗まみれで抱きつかれたりを想定して)、三橋工房の綿紅梅を着物風に(この会は気楽なものなので、ドレスコード不問だった)。
見終わってから、息子が外にある水遊びもできる池に入るというので、行かせたところ、ちょっと深いところに(といっても40センチ未満)はまる。慌てて私も飛びこんで拾い上げることになった。

その他にも抱き上げれば帯がずれて帯揚が飛び出すわ、衿元ひっぱられるわ。
息子とのきものでの外出は、だんだんサバイバル度が増している。

息子の着ているのは自作甚平。
呉服屋のワゴンで500円で入手した一丈もの。

2007.7.24 [火] 見るだけ!

見るだけ〜!
と、念じて、栄のあちこちを見学。

伊勢由にて。
麻絽に鳥獣戯画の襦袢地を見せてもらう。
いいなあ…
でも、その前に無地の夏の襦袢が要るんだった(絹のものを家で洗って、いきなり縮めて以来、うそつきのお世話になりっぱなし)。

松坂屋本店
「日本の職人展」で大井川葛布の糸作りを見学。
葛布のボディタオル、ふきんなどもあって、驚く。
ボディタオルは1メートル程の長さがあるので、はぎ合わせて半幅帯ができるんじゃないかと誘惑にかられる。
接着芯で裏打ちして半衿にしてもおもしろいですよ、と、ご主人にアイディアを頂く。
いつかやってみたい。

栄地下街「かどや」。
竺仙の江戸小紋が展示されていた。
黒地や、濃い紫の地に、ウロコ、よきこときくなどのキッパリした柄。かなり斬新だわ、と思ったが、店長によると昔からある柄なのだそうだ。

名古屋三越栄本店
呉服売り場に、小宮さんの絽の江戸小紋が展示されていた。煙草入れ、桜鯛、笠に仔犬なんていうかわいい柄がある。
KWにもなっている、伝統工芸士・竹内功氏の江戸刺繍の実演・展示販売も開催中(〜七月三十日)だった。精巧な仕事にほれぼれ。

2007.7.21 [土] 板谷波山展@知多市

魅力的なポスターを最寄り駅で発見。
板谷波山展の案内だった。

会場となる知多市歴史民俗博物館のホームページを見てみたら、来週末には機織体験もできるらしい。

「出光美術館コレクション 板谷波山展」
7月21日(土)〜9月2日(日)
於:知多市歴史民俗博物館
http://www.city.chita.aichi.jp/...

機織体験の案内はこちらのページに
http://www.city.chita.aichi.jp/...

2007.7.21 [土] 「やさしい飾り結び」

「やさしい飾り結び」(橋田正園 NHK出版)を引っ張り出してきて読んでいる。

アジアン・ノットなどの本が出るはるか以前に出版された本だけど、私はこれが好き。
太目の紐で結ぶので、やりやすい。道具も爪楊枝やマチ針だけだし、デザインもいたってシンプル。
でもそこが親しみやすくていいなあと思う。

2007.7.21 [土] ドラゴンズ浴衣

ある日。
職場で若者(男子)が浴衣を広げていた。
CDマークびっしり(ディオールじゃありません)の浴衣にびっくり。
その日、ナゴヤドームは「ドラゴンズ浴衣デー」、浴衣で行くと特典があるとのこと。その若者も観戦するために「中日ドラゴンズオリジナル浴衣」を持参したのだそうだ。

ところで浴衣を広げたものの畳めない若者(私も昔、そうだったわ…)に代わり、畳みながら、
「これ、女物だね〜」
というと、どうしてわかるのか、とか、男物と女物の違いがあるのか、と驚かれる。
そうだよな、私も着物を好きになるまでは知らなかったよ。
説明し、ついでにどちらを上にするか知ってる?とか、洋服の合わせ方とは違うんだよ、という話をしていると、他の若者、娘さんたちにも感心される。
長老になった気分。

2007.7.17 [火] 

台風がひと段落ついたかと思ったら、地震が・・・
被害に遭われた方に、心よりお見舞い申し上げます。

2007.7.15 [日] 「日本伝統絞りの技」

「日本伝統絞りの技」榊原あさ子著 紫紅社(1999刊)という本を読んで(眺めて)いる。

この本は、有松・鳴海に伝わる50の絞りの技を、初心者からでも学べるように紹介したもの。
初歩の初歩から分かるように書かれているし、フルカラー印刷なので見ていて楽しい。

著者・榊原あさ子さんは、有松・鳴海近くで育ち、幼い頃から絞りに慣れ親しんでいた。
40歳過ぎてから、決心をして、絞り技術を改めて学び、綜合伝統工芸士として認定された。
80代の今も、ご自身の創作活動、吉岡幸雄氏との正倉院御物や敦煌で発掘された品の復元、絞り教室での指導など、幅広く活動しているそうだ。

2007.7.14 [土] my 足袋

以前、師匠のよもやま話に「まいたび」という言葉が出てきた。

「“まいたび”は誂える」と言うので、てっきり「my足袋」だと思っていたら、「舞足袋」だった。
地謡や楽屋で働く時の足袋と、舞うときの足袋をわけていて、後者を「舞足袋」と呼んだらしい。
(うちの師匠はそう呼んでいたけれど、他の呼び方もあるかも)
神保町の伊勢屋さんにお願いするという話だった。

「舞足袋」は必要ではないけれど、「my足袋」はいつか誂えてみたいなと思ったり、私には伸びる足袋で充分かと思ったり。

2007.7.11 [水] 日本の職人展@松坂屋本店

日本の職人展(〜17日)に寄り道。
風鈴の絵付け実演、シナ布の糸縒りの説明などを見たり聞いたり。
久留米がすりに、ぐらっときたり。

そうするうち、実演コーナーで作業をする職人さんの中に、むかしお世話になった人を発見。
二十年近く前に、デパートの催事で短期のアルバイトをした。そのとき、隣のブースにいたおじさんだった。
感無量。

2007.7.9 [月] 水うちわ

我が家に来た水うちわ。
家族に内緒で購入したので(笑)、時々こっそり出して、眺めていた。
しかし、暑さが続いたせいでニスが溶けたのか・・・同じ箱に入れてあった説明書が張り付いてしまった。ショック〜

そーっと剥がして事なきを得ましたが、再発を防ぐべく、夏の間は出して飾っておくことにしました。

私の購入したものは、家田紙工のもの。
家田紙工
http://www.iedashikou.com/...

2007.7.8 [日] 神戸岩茶荘名古屋分店

ラシックの神戸岩茶荘名古屋分店に。
中国茶は好きだけど、久しぶり。
今回は、お誕生日サービスのはがきがきていたので、それを持っていく。
「デザートサービス」とあるけど、ちっちゃいプリンくらいかな、と思いきや・・・
プリン&アイスクリーム&メレンゲ菓子という大盤振る舞いにびっくりしてしまいました。
おいしかった。

2007.7.6 [金] 黒田商店の履物

Bさん日記のおかげで、名古屋栄三越に黒田商店さんが来ていることを知る。ありがとうございます。

早速帰りに寄り道。
本などで見ていたものの、生では初めての黒田商店の履物。
オリジナルの鼻緒(江戸時代の和更紗や、大正時代の紗のきものだったもの、男物の羽裏などなど…)目移りがしてしまう。台も色々で、我を忘れる…
女将さんの親切な説明と、旦那さんの調整で、長く愛用できそうな下駄が手に入りました。

名古屋栄三越7Fゆかたガーデンに8日(日)まで。

画像は子供用下駄。
七五三まで履かせたい!との希望を言うと、桐の磨き下駄を勧めてくれました。

2007.7.5 [木] 

名古屋七福神でもある袋町聖天さんの隣の、R&Dストアへ、白木屋中村傅兵衞商店の箒を見に行く。
長箒はわりと大きいのに、軽い。
これは使いやすそう。
が、けっこうなお値段。
箒にこの値段を出すほど掃除好きか、自分…?
それと長箒を担いであちこち寄るのは、ちょっとためらわれます。
そう言うと、居合わせたおばあちゃまは、
「私も今から御園座なの。これを担いで御園座はちょっとね」
ということで、おばあちゃまも私ももう一度考えてから来ることになった。
でもものすごーくかわいい箕とミニ箒はいただいた。

箒展は7月いっぱい。
「ササッと きれいに 江戸箒」展
2007年7月5日(木)〜31日(火)
R&Dストア
http://www.rd-store.com/...

2007.7.4 [水] 9:23 pm

知人のアクセサリー作家さんの三人展があるというので、仕事帰りに寄る。
会場は、きょう屋。http://www.geocities.jp/...
中部国際空港の常滑市にある。

もともと別荘として建てられた、築100年ほどの家が、ギャラリー、喫茶、貸座敷・・・として利用されている。
景気の良かった時代にお金持ちが建てた家らしく、細部に嬉しくなるような細工がある。
近くにこんな場所があったなんて、知らなかった。

2007.7.4 [水] 

Mさん日記の映画「水になった村」。http://web.mac.com/...
見たいです。

徳山村へは行ったことはないんだけれども、他の「水になった村」を吉野に訪ねたことがある。
私が行ったときには、ダムは完成したものの水はまだ入っておらず、一部の場所には立ち入りできる状態だった。
古くからの集落も、縄文時代からの祭祀跡も沈むことになった。
崇敬を集めてきた神社も高みに移転し、古い神殿は取り壊された。境内跡にはご神木や木々の切り株が残っていた。
おみやげ物屋のおばあちゃんが、その村の思い出話をたくさんしてくれた。

村では移転費用の一部で龍の巨大オブジェを作り、ダム湖に設置していた。
その龍は、満水時には見えなくなるが、水が少なくなった時には湖底から現れるという。

2007.7.2 [月] 東京文花座

「東京文花座」という雑誌を友人からもらう。
有料定期購読もできるが、東京の劇場で無料配布されているものらしい。
今までに13号出ていて、今号の特集は「ニッポンの文花な女たち」。
けっこう読みでがある。これで無料なんてすごいな。

2007.7.1 [日] 

息子を連れてお出かけ。
そして悟る。
ヤツを連れての遠出でキモノは当分キビシイと。
獅子舞のごとく私のスカートにもぐり、叱れば逃亡、捕獲すれば上着をしゃぶる。
去年までの、ベビーカーに収まっててくれる時期はよかった…

2007.6.30 [土] うさぎ屋

古い友人と、紺屋海道の「うさぎ屋」でお昼ご飯。
元・造り酒屋の母屋を食事どころに、蔵を喫茶・ギャラリースペースにしてある。
磨きこまれた廊下、欄間、庭、きもちいい。あちこちに「うさぎ」の置物や絵もあって、それもうれしい。
食器は、懐かしい、古いもの。昔、お祝いや法事で親族が集まると、こういう食器を出してきて使ったよなあ。
お料理も質・量ともに大満足でした。

紺屋海道
http://www.city.handa.aichi.jp/...

単最後の日。
単にしようかと思ったものの、暑さに負ける。
浴衣にしようかとも思ったが、久しぶりに会う友達だし、と、小千谷縮みと絽の帯にする。
しかしきものに対する興味0の友人には、夏のキモノ=浴衣、となるらしく「いいね、浴衣!」と連発される。うれしいんだかなんだか。フクザツ(笑)

2007.6.29 [金] 9:56 pm

5周年、おめでとうございます。
皆様本当にありがとうございます。
真楽のおかげで、きものが何倍も楽しくなりました。

夕方、大きな二重の虹を空に見ました。
明日はよいお天気ですね。

2007.6.28 [木] 7:01 am

書店にて。
「クロワッサン」に藤村志保さん発見。
藤村さん、大好きだ!
薄い濃い紫のむら染めの着物に、紫陽花の帯。ちらりとと見える輪出しの帯揚の赤が利いて、色っぽい。ぞくぞくする。

「おしゃれ工房」テキスト。
長谷川晴彦さん・石田節子さんご夫婦のお宅紹介。
溜息が出てしまう、すてきなお住まい。
能楽師である長谷川さんの稽古舞台は、老松の絵をかくべきところをガラス張りにしてある。で、そこには生の松が植えられている。

同じ号に、弓岡勝美さんの浴衣指南。
有松の張正さんの雪花絞りかと思われる浴衣が載っていた。

2007.6.28 [木] 6:50 am

Kさん日記で、男物に関して読みながら、ふむふむ…と。
うちも男物の身丈で失敗したことがあります。

古い男物大島を、オット用に仕立て直してもらった時のこと。
袴着用時用に、わざと丈を短く指定した。
なのに、できてきたら、ものすごーく長い。
おはしょりどころか、腰揚げしようかというくらい、長い。

仕立てた人か、仲介のお店が、指定した寸法を見て
「いくらなんでもこんなに短いわけはない」
「何かの間違いだろう」
と誤解、「直して」くれたらしい。
裄・身幅から着丈を割り出したのだと思うのだが、オットは裄・幅のみビッグサイズという体型…
まずはこちらに確認して欲しかった…

2007.6.24 [日] 

雨は思いがけず本降りになった。
熱田神宮で友人達と待ち合わせる。

境内で、結婚式の行列を見かける。
こちらでは、拝殿まで、赤い傘をさして新郎新婦や参列者が行列するというコースがあるのだが、こんな雨の日になってしまうと大変そう。
でも雨の森の中の白無垢の花嫁と赤い傘は、趣きがあって、すてきでもあった。
お宮参りの家族も何組もみかけた。
みなさんお幸せに。

友人たちと落ち合い、ひつまぶしを目指して蓬莱軒本店へ(「ひつまぶし」は蓬莱軒の商標登録)。しかし門前の支店の前にかなりの行列を目撃する。支店がこれでは本店は…?
急遽、神宮駅前の「弁天」に変更する。こちらもかなりの繁盛振りだったが、なんとか席を確保。
おいしゅうございました。

今日着たもの。
フライングで小千谷縮とポリ疑惑名古屋帯。さすが麻、涼しい。レインコートを着ても汗だくにまでならなかった。

2007.6.24 [日] 6:27 am

Sさん日記にあった「狂言とコンメディア・デッラルテ」。
http://homepage2.nifty.com/...

他県の友人たちが見にくる。
時間帯の都合で私は見られないけれど、公演前に彼らに名古屋を案内する予定。
どこへ行こうかな…
ひつまぶし?味噌カツ?台湾ラーメン?

2007.6.23 [土] 「森くみ子の藍」@ギャラリー濫觴

豊橋のギャラリー濫觴へ、JAPAN BLUE SPACE 2007「森くみ子の藍」と題された企画展(7月1日まで)を見に行く。
http://www.ranshow.com/...

灰汁醗酵建ての藍で染められた布が並ぶ。
藍ってこんなに美しかったのか。
森くみ子さんを囲んでのお話(藍について、時空間を縦横無尽に巡るお話)もおもしろかった。

着た物。
単の大島(祖母が嫁入りするときに持ってきたもの。散々着て、すっかり薄くなってしまった)
遊中川の名古屋帯(前に柄がない。が、柄あわせを気にせず済み、私には快適)
かなり暑くなり、帯の下がしっとりしてしまった。

2007.6.22 [金] 9:55 pm

中日劇場で公演中の『獨道中五十三驛』のチケットをいただき、出かける。
仕事がらみだったので、洋服で。数年ぶりに洋服でおしゃれをしようとしたら、仕方が分からなくなっていた(笑)

生で歌舞伎を見るのは久しぶり。
猿之助演出の舞台は初めて。
正直なところ、あまり好みではなかった。でも楽しかった。

帰りに松坂屋本店のSADOUでかき氷を。
ここのは、抹茶パフェにしろかき氷にしろ、抹茶が濃く、甘すぎず、おいしい。

その後、呉服売り場で目の保養をしていたら、ここでも水うちわに出会った。

中日新聞Web版に、水うちわの記事を発見。http://www.chunichi.co.jp/...

2007.6.20 [水] 9:55 pm

ローマングラスビーズの根付を入手。
発掘された古代ローマのガラスの破片をビーズに加工したもので、「銀化」という作用によって虹色の模様が表面にあらわれる。
ガラスの破片がこんなにもきれいになるのは不思議。

2007.6.18 [月] 5:57 am

映画『舞妓Haaaan!!!』を見る。
さほど期待せずに行ったが、おもしろかった。
たとえていうなら『少林サッカー』舞妓版?
こういう、ばかばかしくも、ちょっとほろっとさせられる映画は好き。
和服姿の吉行和子さん、かわいい。
もちろん舞妓さん・芸妓さんはたくさん出てくる。衣装がアップで見られて楽しい。クレジットには「SOU・SOU足袋」の字もあった。

映画公式サイト
http://www.maikohaaaan.com/...

欲を言えば、堤真一がもう少し悪役になっててもよかったんでは。

2007.6.17 [日] 7:21 am

月日荘のサイトを見ていたら、こんな情報が。

なか志まや+キモノスイッチ
「 夏着物・ゆかた大行進 」気っ風市 in 月日荘
2007年6月29日(金)〜7月1日(日)
11:00〜19:00 最終日18:00まで

2007.6.17 [日] 7:11 am

来月、名古屋の問屋街・長者町のR&D STOREで、箒の展覧会があります。
白木屋中村傅兵衞商店の長柄箒・手箒・小箒各種・はたき・柿渋のはりみなどが紹介されるようです。
おかめさんの絵のミ、かわいい!

「ササッと きれいに 江戸箒」展
2007年7月5日(木)〜31日(火)
R&Dストア
http://www.rd-store.com/...

2007.6.15 [金] 6:57 am

「銀座百店」6月号をいただく。
東京へはもう何年も行けないでいるが、この雑誌を見るたびに、いいな、と思う。

まずぱらぱらとカラーページを見る。
銀座の越後屋の、ビル立て替えのための閉店感謝セール(6/21〜24)の広告がある。
昭和6年建築というビルがなくなってしまうのか… http://www.ginza-echigoya.co.jp/

別のページ。
「線香花火 銀座、」という黒と白の線香花火の写真がある。
美しい。
ギンザコマツの「和の扉」の広告。
検索してみたら、吉岡氏プロデュースの、和紙を扱うお店のよう。
http://www.wanotobira.jp/

2007.6.15 [金] 6:41 am

先日見た復刻浮世絵の技法。
色を使わず、輪郭線をへこませて表現する技法=空摺
だそうです。

2007.6.13 [水] 10 pm

丸善名古屋店へ。
復刻浮世絵の展示・販売にひきつけられてしまう。係員の方の説明によると、浮世絵関係の伝統工芸士は現在数名しかおらず、みな高齢。新たに弟子を仕込むとしても最低15年はかかる…
復刻されていた広重の花鳥風月、白鷺の絵がとても美しかった。羽根を色ではなく、型押し(?)だけで表現していて、これは印刷では味わえない。

丸善×かまわぬの、おもしろい絵柄の手ぬぐいがたくさんあり、見てなごむ。


その後、中日ビル内の丹青堂へ寄る。
http://tanseido.jp/
書道・日本画関係の道具、紙製品を多く扱うお店。
ここは店員さんの知識が確かで、的確なアドバイスをくれて、頼もしい。
店内には墨や香の匂いが漂う。
祖母に連れられて子どもの頃から時々行っていたが、そんな30年以上前から雰囲気が変わらない。小洒落たところなんてぜんぜんないが、そこが好き。

で、見つけてしまいました!
ショーウィンドウの中に、水うちわを。
実物は想像よりもまたずっときれい・・・

水うちわ
http://www.iedashikou.com/...

2007.6.12 [火] 10 pm

祖母が持ってたよな、と箪笥をあさる。
あった、有松絞りの浴衣。
でも身幅がちと足りない。仕立てなおすべきか、やせるべきか?
父もあったよな、とこっちの箪笥もあさる。
あった!
でも元超ヘビースモーカーの浴衣だけあって、ちょっと変色してませんか…???
悩みどころ。

※※※

仕事帰りに伊勢虎屋のういろを二本購入。
名古屋近辺では有名になりつつあり、かつあちこちで購入できるこの「虎屋」ういろ。赤坂に本社のある「とらや」とは別のお店です。
この「虎屋」は伊勢が本店。一本300円代からのういろですが、おいしい。
一本は親戚のおばあちゃんのところへ。もう一本はうちへ。
待ちきれない息子が恵方巻きのようにかじろうとするのを何とか阻止して、家族でいただきました。
季節限定「紫陽花」という、紫芋を使ったういろうでした。
伊勢虎屋ういろhttp://www.torayauiro.co.jp/...

2007.6.12 [火] 5:51 am

一時、呉服屋で断りモードに入るときに「うちは息子しかいないから〜」というのを常套句にしていた。
そしたら女性が着ても男性が着ても似合いそうな紬を見せられるようになり、それがまたすてきなものばかりで、困ってしまった(笑)。
特に覚えているのが、男物の大島一疋。
一反は息子に作って、子供のうちに散々着て、大人になったら羽織にすればいい。
もう一反は私が着て、息子が大きくなったら男物に直せばいい。
そんなアイディアを提示されて、かなり心揺さぶられた。
その場では断ってきたけれど、やってみたいな・・・という気持ちもちょっとある。

2007.6.9 [土] 9:15 pm

天候のことを考え、迷っているうちに時間がなくなり、きものをやめて洋服で行くことにする。
家〜能楽堂は薄曇時々晴れ。
途中、きもの姿の方を何人か見かけ、「やっぱり私もきものを着たかった!」と激しく後悔。
しかし演能中、雷鳴が轟く。休憩時間に外を見てみると、滝のような雨と雷。
こんな日はしかたないか…

「八島」奈須与一語。
和泉流狂言共同社・佐藤融さん、やはりすてきだ。
また、流儀、家、地方によってところどころ違い(弓を射る所作の方向とか、馬を走らせる所作の有無とか)、それがまたおもしろかった。
それにしても、長袴を履いて、激しく動きながら、位置も何度も変えながら語るなんて、体力がいりそうだ。

狂言共同社の虫干しを見学したことがある。
真夏の一日、能楽堂の舞台、楽屋の座敷、鏡の間、廊下…あたり一面に装束が広げられていた(そうでもしないと広げられないほどの膨大な枚数)。
舞台に渡された紐にも、たくさん装束が掛けられる。
狂言面もずらりと並び、圧巻だった。
奥では素人弟子の皆さんが、装束のほころびたところ、弱ったところをせっせと繕い、手入れをしていた。わきあいあいとして、楽しそうだった。

2007.6.9 [土] 6:07 am

今日は名古屋能楽堂へ行く予定。
和泉流・佐藤融さんの奈須与一語(萬齋さんが「にほんごであそぼ」でやってたの)、井上靖浩さんら「鎌腹」が楽しみ。名古屋の狂言界もかっこいい若手揃いですよ♪

さて、何を着ようかな。
単の色無地を初下ろししようかな。
慶弔両用に作ったとはいえ、いいことの時に下ろした方がいいし。

しかし名古屋地方気象台発表によると「東海地方の今日は、大気の状態が非常に不安定なため、雨で雷を伴い非常に激しく降る所があるでしょう。」
ひえー…確かにさっき雷鳴ったよ…
どうしよう…

2007.6.8 [金] 10

Kさん日記で楊柳半衿情報入手(ありがとうございます)。ふむふむ。

あ、着物も決めなくちゃ(順序違う…)

2007.6.7 [木] 6:52 am

映画「しゃべれどもしゃべれども」を見る。
おもしろかった。
原作小説が大好きなので、映画を見ながら、ついつい、あそこが違う、ここは…と比べたりつっこんだりしてしまうが、それは措いて。
これはこれでまずまずのいい映画だったと思う。

ロケ地になったあちこちは、学生時代によく行った場所。懐かしい。
きものもたくさんみられて、眼福。
八千草薫さん、年相応ながら可憐でもある着こなし。惚れた〜
映画中ちょこっとだけ映る本物の芸人さんたちの姿も、ものすごくカッコいい!

2007.6.5 [火] 9:37 pm

新聞の書評欄で「水うちわをめぐる旅 − 長良川でつながる地域デザイン」という本の出版を知る。
「水うちわ」って何?
検索して、とても美しいうちわの存在を知りました。

2007.6.5 [火] 6:19 am

楊柳半衿使用期間=単時期一杯説もあるとの情報が(nさんありがとうございます)。
当日の天候を見てあんまり暑くなさそうだったら、使おうっと♪

2007.6.4 [月] 6:00 am

半衿を付け替えようと、半衿を入れてある引き出しを見る。
去年の秋に購入した楊柳の半衿が出てくる。
使用時期は・・・と、えり正HPを見ると、連休明け〜5月下旬、9月中旬〜9月いっぱい、となっている。
あら・・・時期を過ぎてしまった・・・がっくり・・・

2007.6.3 [日] 5:15 pm

職場の先輩(熟年男性)談。
「夏の研修(アメリカ)、機内は作務衣にしようかな」
私「足もとは下駄っすか?」
先輩「いや靴で。下駄の方がいいんだけど」
先輩によると前は下駄OKだったが、最近は硬いものは凶器になるということでダメらしい・・・ほんと?

では、これを、とSOU・SOUの地下足袋推薦しときました。

2007.6.2 [土] 9:38 pm

有松絞り祭りへ行ってきました。

まず、竹田邸へ。
竹田邸は予想以上の広さ。びっくり。
庭にはコーヒーコーナーや、小物のワゴンが出ている。

蔵その1では絹物の絞りのきもの(少々難有)が売られていた。

蔵その2では、SOU・SOUの展示。
浴衣もいいけれど、板締めで作ったチュニックにかなり魅かれる。でも緊縮財政の折から、ぐっと我慢。
KWで見た、伝統的な豆絞り(1050円也)のみ購入して、そのまま懐に入れていく。

竹田邸を更に奥に行き、母屋へ。
こちらにも絞りのきものがずらりと並ぶ。

竹田家御当主は、黒紋付袴に有松絞りの浴衣を着ていらした。
町には他にも色紋付・袴に絞りの浴衣の人がいて、かっこよかった。

その後、町をぶらぶらする。
あちこちで絞り関連のセールをしている。
「難有り品」の浴衣反物も豊富(四千円程〜一万円、二万円のものも)。
ハギレの販売もあちこちで行われていた。

また、絞り体験コーナーも設置されていた。
材料費込み千円。
大人から子供まで、留学生から幼稚園児まで、楽しく挑戦していた。私も参加。いい記念になりました。

2007.6.1 [金] 7:49 am

帰路、再び三越へ。
イートインコーナーにて、梅園のアンミツをいただき、木村屋でアンパンを買う。

高虎を再度のぞく。
蓋の閉まる肩掛け鞄はなかったかしら・・・なかった。でもワキにファスナー付きポケットの付いているのはあった。次回の目標にしとこう。
この日は、若手の職人さんが型紙を彫っているところも見られた。仕事する人の姿っていいですね。

家でアンパンを出したとたん、騒動に。
息子、いきなり二個まとめ食い(ハンバーガーじゃないんだからさ…)。
更に私のアンパンを強奪。じいさんばあさんも参戦して、あっという間に7個のアンパンは消えてしまいました。

2007.6.1 [金] 6:25 am

KWの「噺家の手ぬぐい」、気になる。
手ぬぐいは好きだし、落語も好き。
それに「三匹が斬る」からの小朝師匠ファンだし。
まずは書店へ行ってみてみよう。


小朝師匠のインタビューというと、以前「きものサロン」に載っていたもの、「銀座百店」に掲載されたものなど、印象深いものが多い。
特に「きものサロン」(青木奈緒さんの和文化体験シリーズ)で、小朝師匠が楽屋土産について解説していたことは、ことあるごとに思い出す。

それによると、楽屋土産は、
・なくても来てくれるだけで嬉しいが、あると更にうれしい。
・分けられるものがいい(お酒なんかは師匠が持って帰ってしまって、弟子の口には入らない)
・手が汚れないものがいい(弟子は師匠のきものを畳んだりするので、手が汚れるもの−粉の多いものとか−は食べられない)

これを能の師匠に話したら、大ウケしていた。やはりそうなんだな。

2007.5.30 [水] 9:30 pm

たまたま通りがかったら、名古屋三越栄本店で『大江戸夏祭り』開催中。
あの店もこの店も出店している。
http://nagoya.mitsukoshi.co.jp/...
うれし〜!
でも財布の紐が緩みそうでコワイ〜!
(なら寄らなきゃいいのに、ついつい行ってしまう…)

濱甼高虎にて、合切袋と掛守り購入。
洒落が効いてる。
キセルで一服するガイコツ=「骨休め」だって。
本物の豆絞りの手ぬぐいもあった。へー。いいなあ…
綿絽の半纏を着たお兄さんも爽やか、親切で、きもちよくお買い物できました。

竺仙にて。
おじさんに、江戸小紋のレクチャーを受ける。
使い込んだ型紙は本当にきれい。
いつか、毛万筋を着てみたい。
そしてその後、予定外散財。
えへ。働かなくては。
寸法を覚えていないと言うと、その場で竺仙のおばさんが測ってくれる。その際に、細部まで解説してくれて、目から複数枚ウロコが落ちた。
そうそう、こういう、プロの的確なアドバイスが欲しいのよ!


その後、三越の隣のラシックへ。
なんか和もののにおいがするわ・・・と行くと、円頓寺商店街「野田仙 久路里」と 四間道「月のののうさ」の期間限定のコラボレーションイベント「月ニ蝶 」展開催中だった。
ネットでは見たことがあった二つのお店の商品だが、実物ははじめて見た。ほうほう、こんな感じなのか〜
足袋ソックスを一足をいただく。スニーカーソックスに使おう。

『月ニ蝶 』展
〜6/11(月) ラシック5Fクリエイトスクエア

月のののうさhttp://www.geocities.co.jp/...

野田仙 久路里
http://www.nodasen-kujiri.com/...

2007.5.27 [日] シサイのライブ

例によって、息子とお出かけ。
刈谷市美術館の、チェコの絵本とアニメ展へ行く予定が、またしても変更になり、金山駅アスナル(という駅ビルのような施設)でぶらぶらすることに。

折しも南米の豊穣の祭りの再現をしていて、民芸品やインカコーラなどの露店が出ている。
そこでケーナ、サンポーニャ、マラカス三点セットを握って放さなくなった息子と交渉し、マラカスだけ購入。500円なり。
本当は私がサンポーニャに興味があるんだけど、吹けないしな・・・

その後、ステージでは「シサイ」のライブが始まる。
エクアドル出身のネイティブ・アメリカンのグループ。
音楽よし、ルックスよしのお兄さん達でした。
愛知万博でも演奏していたということで、かなりたくさんのファンも集っていました。二歳の息子もノリノリで手拍子打ってはしゃぎまくりでした。

シサイの音楽の視聴ができます。
http://www.latin-america.jp/...

2007.5.26 [土] 6:25 am

金山駅構内にて。
「東海道五十三次名物 有松絞まつり」「十九年六月二日・三日」と、絞りで書かれています。

2007.5.25 [金] 6:46 am

「京都で、きもの」(2007年6月号)を購入。

節約生活をしていたので、この一年半きもの雑誌は立ち読み(スミマセン)だったのだが、久々に購入に踏み切る。

決め手は有松絞りの浴衣の記事。
いわゆる「絞り」は私には向かない(この本にも、絞りの浴衣は「やせている人向け」と解説されてたな・涙)。
でも、紹介されていたSOUSOU×有松鳴海絞りの板締めの浴衣だったら、挑戦できるかも?

同じ本で紹介されていた関美穂子さんの型染めも、いいなー。

2007.5.24 [木] 10 pm

今日まで午前で退勤。
友人を誘って、円頓寺〜四間道へ。

まず、お寺を改造したカフェ、i−cafeで食事。
おいしゅうございました。
落ち着いて、いい場所だし、また行きたい。

i−cafe
http://ecoactionnews.net/...

紹介記事
http://meieki.keizai.biz/...

その後、四間道ガラス館を覗く。
古い民家を改造した、今阪硝子店のアンテナショップ。お手ごろ価格のものも並ぶ。500円未満の一輪挿しや900円未満のグラスも。
単発のカルチャー講座も開いているそうだ。

四間道ガラス館 紹介記事
http://meieki.keizai.biz/...

そして「江戸うさぎ」へ。
数年前に購入した浴衣の反物の仕立てをお願いする。
路地に面した窓を開け、風鈴の下で若旦那が仕立物をしている。
いい風情だねえ。

2007.5.23 [水] 10pm

伝統文化シネマの上映会へ。
名古屋文化振興事業団主催で、市内各区小劇場で不定期に行われている。
入場無料。

上映されるのは、ポーラ伝統文化振興財団の映像記録作成事業でつくられた記録映画で、ポーラはこれを個人・団体に無料で貸し出してくれるという。http://www.polaculture.jp/...
ジャンルは幅広く、民俗芸能、伝統芸能、工芸など。
染織の分野では、
・「芭蕉布を織る女たち」−連帯の手わざ−
・ 筬打ちに生きる「小川善三郎・献上博多織」
・「芹沢金圭介の美の世界」
・「紬に生きる」−宗廣力三−
・ 山田貢の友禅−凪−
・ 彩なす首里の織物-宮平初子-

見たい…


この日上映されたのは「世阿弥の能」「琵琶湖・長浜 曳山祭り」。
面白かった。

ふと隣の席を見ると、大きなケースを持った人がいる。
能楽師みたいな荷物を持ってるなあ、と思ってよく見たら、若手の囃子方の先生だった。あら。

2007.5.22 [火] 10:10 pm

絞りといえば、思い出す風景がある。

近所のおばあちゃんが、内職で絞りをしていた。
内職はたびたび変わって、軍手の整形だったり、造花だったり、絞りだったりした。
どれも面白くて、時間を忘れて見ていた。

鳴海在の友人によれば、有松のダーシェンカはオススメだそうです。
旧絞り問屋さんの蔵や庭を使ったパン屋、オーガニック・カフェだとか。
その他、調査中。
何か出たら、あちらBBSに報告さしあげます。

2007.5.22 [火] 9:23 pm

今週は午前で仕事終わり(というか持ち帰り仕事なんだけど、帰って仕事する気は起きない)。
ここぞとばかり、あっちこっちへ寄り道。

今日は、シネマ歌舞伎「野田版 鼠小僧」を伏見ミリオンに見に行く。
同じシネマ歌舞伎「京鹿子娘二人道成寺」は入場料1,000円だったのに、こちらは1800円。
なぜ?
登場人物が多い→印税の関係?

それは措いて、面白かった〜
大笑いした。
ラストに涙。

勘三郎さん(撮影当時は勘九郎)の体力にもびっくり。
すごい身体能力だ。

終わってから、後ろの席のおばさまたちが
「すばらしかったわね」
「身体を大事にしてがんばっていただきたいわ」
と言っていたが、同感。

御園座脇の山本屋「薄皮饅頭」をおみやげに買って帰る。
久しぶりにいただいたが、やはりおいしい。

2007.5.19 [土] 10 pm

風は強いが、曇ったような、晴れたような土曜日。
こんな日は息子を連れ出して、エネルギーを発散させないと、えらいことになってしまう。

行き先を思案して、ふと海山道稲荷へ行こうと思う。
友人の長唄の師匠がよくお参りしていたと聞いてから、一度は行きたいと思っていた神社だ。
名前の由来は「海でも山でも道を切り開いて開運を運んで下さる」(神社公式HP)ということから。
節分の日の、狐の嫁入り神事も有名。
西行もこちらで歌を詠み、徳川家も崇敬したという。

しかし息子は、おとなしく電車に乗っていられる限界時間30分。
ヤツにより強制的に「神宮前」駅で途中下車させられ、そのまま熱田神宮へ行き先変更。
日柄もよかったのか、境内でこれから挙式する新郎新婦をみかける。花嫁は赤い傘を差しかけられて行進。巫女さんたちもきれい。
お宮参りの一行もたくさんいた。


その後「月日荘」(三橋工房+天野ミサさんのシルバーアクセサリー展)か、それとも、乃りこさんご紹介の「江戸うさぎインターナショナル」に行こうか迷う…

が、月日荘へ行ったら散財必須(笑)。
ということで「江戸うさぎ」へ。

風鈴の音も涼やかな家屋で、女将と若旦那、他のお客さんとお話。
女将・若旦那とも、お話しやすく、居心地の良い空間でした。

江戸うさぎHP
http://www.edousagi.com/

2007.5.16 [水] 10pm

シネマ歌舞伎「京鹿子娘二人道成寺」を伏見ミリオンに見に行った帰り、すぐ傍の松本糸輔に寄ってみる。
何年ぶりだろう。
ウィンドウには華やかな振袖が飾られていた。

祖母が私に用意してくれた何枚かの振袖のうち、二枚は松本糸輔で、結び糸で作ったもの。
十代後半には朱の江戸小紋、成人式には江戸紫の紋付色無地で、祖母が力説するには、
「この方が目立つ」
まーね…
当時は無地の振袖は少なかったので、確かにめだった。

朱の振袖は数回しか着なかったが、無地の方は何度も着て、最後には自分の結婚式で自装し、着納めにした。

本当は、そのうち袖を短くするつもりだったが(片袖はショールに転用予定だった)祖母が亡くなってしまった今になっては、なかなかそれもできないでいる。
かといって、息子しかいないので、将来着せる…というわけにもいかない。
まあ、孫かひ孫に女の子ができるかもしれないので、それまで振袖のまま取っておこう。
(そうでなければ自分の100歳の祝いにでも着よう)

2007.5.7 [月] 9:38 pm

むすび糸がKW化され、とても嬉しい。

祖母が元気だった頃、よく結んでいた。

はじめて挑戦したのは、朝市で糸を見つけたのがきっかけだったそう。
結んだ糸は自分で市内の機屋さんへ持ち込み、織ってもらい、その後染め物やで染め、自分で仕立てた。
ごく普段着という感覚だったらしく、胴裏はポリエステルをつけていた。
これは打ち込みが甘かったようで、縫い目が弱ってきて着られなくなっていたので、私が解いてうそつきの袖を縫った。

名古屋で松本糸輔を知ってからは、かなり熱心に結んだりするようになった。
松本糸輔で頼んだ反物は酷使しても大丈夫。
また、ここの紬を着ていると、よく「しっかりしたいい地だねえ」と他所で(主に、着物にわりと詳しそうな年配の方に)ほめられる。

それにしても、祖母はどうしてそんなに熱中してやっていたのか。

祖母にはその母親が織ったものを着せてくれたそうだ。
「けれど今は機もないから、せめて糸を結んでやる。
これなら、洗い張りや染め替えをしても、おばあちゃんの「手跡」は残るから」
というのが、彼女がむすび糸が好きだった理由らしい。

2007.5.6 [日] 11:01 am

なかなか着物に袖を通せず。
理由1 息子イヤイヤ期真っ最中につき、時に捕獲の必要が発生。そのとき着物だとタイヘン(走って追っかけるくらいならまだしも、格闘技ワザを掛けられることもある)
理由2 農繁期真っ盛りにつき、両親に預かってもらって遊びに行くことは不可能。

うーん、着物着たいよう・・・

2007.5.5 [土] 10:16 pm

愛知県知多半島の豊浜・鯛祭りでの「太鼓打ち」の着物の展示があった。
祭りでは、二人の男の子が選ばれ、男役と女役とに別れ、太鼓を打つ。そのときにの着物は贅を尽くし趣向を凝らしたものだった。

画像は昭和三十年代に着用されたもので「横綱若乃花土俵入り」。太鼓打ち着物には古典的なものもあり、時事ネタもあり、とても面白かった。

現在200枚ほどが残されているのだそう。
解説付き図録とか出ないかな・・・

2007.5.5 [土] 10:11 pm

せっかくなので、こちらも書いてみることにします。

2007.5.2 [水] シサイのライブ

休日。
知立へいこうか(杜若が咲いているはず)、西尾へ行こうか(岩瀬文庫へ行ってみたい)。
しかし、またしても息子により強制途中下車させられ、結局金山駅のイベントスペースへ。

折しも南米の豊穣の祭りを再現する催しが行われており、民芸品や食料品の即売もあった。
そこでマラカス、サンポーニャ、ケーナの三点セットを握って放さない息子。息子と交渉して、マラカスのみお買い上げ。500円なり。かあちゃん的にはサンポーニャに興味があったが、吹けないしな…

その後、ステージで演奏が始まる。
シサイという南米エクアドル出身のネイティブ・アメリカンのグループだった。
こちらにプロフィール、動画による紹介があります。http://www.latin-america.jp/...

愛知万博でも公演していたそうで、会場にはかなりの数の、老若男女のファンがいた。
音楽よし、ルックスよし。
息子もノリノリで手拍子していた。
楽しいステージでした。

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