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2008.12.31 [水] 大晦日

ひざしが暖かです。
ついに2008年も最終日。
今年はほんとにいろいろありました。
過ぎてしまえば楽しかったことだけが記憶に残っているような…

来年もいろいろあるんだろうけど
小さな幸せが感じられる年でありますように。

*** *
年末のこっそり告白。
えーっと一部のメンバーで話題になっていた例の「帯」。
実はあれからご縁がありまして、我が家にお越しになられました。
へへ。

2008.12.30 [火] 年末です

昨日は無事仕事納め。
今年の納会でのはやりことば。
「百年に一度に出くわすなんて、めったないで〜」
どこまでも脳天気なナニワ商人です。

30日、本日は家の大掃除。
といってもやるのはいつもいい加減。
誰が見てるわけでもないので自己満足でいいのです。
とりあえずレンジ廻りを絶対すべし、と言い聞かせ
なんとか昼過ぎに完了。
まあ、そのほかにも台所の棚、洗面・トイレも磨いてすっきり。
これで許してもらおう。

そしてこれから大学の友人たちとごはん会。
なんとなく着物は着る気分でないので
買出しの服装です。
今年もあと一日と少し、皆様もばたばたとして
怪我などないように。

*** *
生田の森のご神木(だと思う)。
先日の日曜日、年始の飾りつけに忙しい生田神社に
ひと足先にお参りしてきました。
年末にお参りも確かにいいですね。

2008.12.21 [日] そして、きもののこと

昨日は今シーズンお初の羽織登場。
ということは今年は暖かかったっていうことかな。
帯は裂織半幅に瓢箪の帯留め。
裂き織だけに柔らかくて楽なのはいいんだが
帯にするにはちょっとくたくたすぎ。
兵児帯のようになってしまうのが難点。
なのでこの日は帯板はいつものメッシュをやめて厚めのものに。

さて、実はお買い物も、もうひとつの目的だった昨日。
帯がきれいに決まるとお勧めのゑり正の帯枕
お店では年末のセールをやっていたので、つい半襟と下着も買ってしまった。
さて、これで帯姿、ちょっとは変わるでしょうか。

きものを着だして5年。
着付け道具はほとんど母のものか、買ってくれたものを何も考えず使っていたのだけど
そろそろこういったところにも少しずつ
自分なりのものを揃えていこうかという余裕がようやく出てきた。

2008.12.20 [土] 師走のひだまり

つい油断をして風邪を引いたのと
忘年会疲れであんまり体調は良くなかったのだけど
せっかく行こうと予定していたので京都へ。

うろうろするのはどうかな、と心配したけれど
思いのほか暖かく日向を歩いている分には
まったく寒さを感じないありがたい一日。
2年ほど前に来たときに閉門間近で見られなかった東福寺方丈へ。
冬のお寺巡りは冷たい廊下がつらいのだけれど
この日ばかりはまったくそんなこともなく、
南庭に面した階段でひなたぼっこ。
お腹が暖められて弱っていた体が生き返るよう。
まあ、世知辛い最近の生活で
こんなひと時がすごせることに感謝です。

すっかり体も温まったので(何しに行ったんだ?)
東福寺から歩いてJRを超えて養源院へ。
(途中鉄男君たちのスポットもあり)

先日の書道家の方のお話を確かめたくて
ほの暗い中の牡丹の襖絵を拝見。
ふむふむ確かに金色の威力はすごいものです。
こちらはこの狩野山楽の襖絵以外にも
宗達の襖杉戸に描かれた像や獅子・麒麟の絵、そして有名な血天井、
と小さいながら盛りだくさんのスポットがあってなかなかのお寺でした。

*** *
北斗七星が広がる東庭の小宇宙。
有名な市松模様の北庭はイサムノグチ曰く
「モンドリアン風の新しい角度の庭」らしい。
日向ぼっこする人が多いと見受けられる
つるつるで丸くなった南庭に面した階段。

2008.12.11 [木] 奥座敷

平日休み。
今年初めてで(たぶん最後の)紅葉狩に。
JRの廃線跡を歩くハイキングコース。
武庫川渓谷を横目に川沿いをてくてく。
廃線といっても昭和60年ぐらいまで使っていたそうなので
枕木もまだまだ残っていて気分は線路を歩いている感じ。
残念ながら紅葉はほぼ終わりだったのだけど
雨上がりのしっとりとした空気と
森の香りに包まれてすっかり森林浴を堪能。

トンネルや鉄橋を通り、最後は武田尾温泉で一風呂あびて帰宅。
しかし、こんなんでやっていけるのかと心配するぐらいの
がらがらだった温泉宿。
大阪から小一時間でいける奥座敷とは言っているものの
ちょっと魅力不足なのかも。

そのおかげでお風呂は貸切でしたが。

*** *
途中のトンネルは本当に真っ暗。
懐中電灯必携なのです。

2008.12.7 [日] きもの好きが集まると

さて、土曜日はほんとはこちらへ伺うつもりだったのだが、
ばたばたして結局かなわず。
その代わり、表参道のぎゃらりい朱さんでお出会いが。

土曜日だったこともあり、小さなお店には入れ替わり立ち代りお馴染みの方が来られていた。
当然初めて同士なのだけど、きもの好きだけに
あれこれ引っ張り出しては、ああだ、こうだ、
これは似合うよ、あれはここが素敵など
あれこれきもの談義が弾むこと、弾むこと。

中でも話題になったのは、
少し古いもののようで状態はイマイチだけど
全体に更紗がこれでもって感じで染められている一品。
更紗らしい柄もあるけれど、地球儀、茶壷などそれこそごちゃごちゃ、おもちゃ箱のよう。
八掛けもたぶん別染めの多色のぼかし、そして振りは赤絹。
まあー、誰が着るのよ、って思うけど案外はおってみると
そんなちんどん屋にはならないところが不思議。
そしてもう一枚は黒地に六角模様でいろんなおめでたい模様が鮮やかに描かれた小紋。
袖の丸みも可愛らしく、丈も長いのでたぶん10代の女の子が着てたのかな。
「着れないけど、見てるのは楽しいのよねえ」
って言いながら自分以外の人に勧めてみたり。

特にお一人、浦野さんの縞の着物に無地帯、
そして黄色地に型染めでいろいろな楽しげな模様を挿した道中着を
お召しの方のお話が楽しく。
なんとなく好みのものが近いなあ、ということもあり
思いのほか長居をしてしまった。

そして帯とのお出会いもあり、ひとつ無地帯をいただくいことに。
3割引きというのも魅力的です。
12月いっぱいはセール期間中ということです。

*** *
青山路地裏の猫。
ずいぶん年寄りのようでしたがのんびりお昼飯中。

2008.12.6 [土] 東から西へ

東京は真冬並みといいながら、コートを着て歩くと
首もとに巻いたストールが邪魔なぐらい。
新神戸に降り立ったとたん、
「さっぶ〜」。
いや半端じゃありませんでした。
その分空気が澄んでいて少し山手から見る街の灯りも、夜空に輝く半月もくっきり美しい。

*** *
ちょうど夕暮れ時の新幹線。
富士山を過ぎるころにはほとんど日も暮れかかっていたのだけど
茜色をバッグにシルエットの富士山に感動でした。
四季それぞれ、一日の時間の中でもいろんな姿が
美しいのですね。

2008.11.30 [日] おでかけ着物づく?

ねのねのねオフ会で盛装の楽しさを再発見していたら
なんとお正月の二日に大学時代の友人が結婚式をあげると連絡があった。

まあまあ、「こいつは春から縁起が〜」じゃないの。
と、せっかくならということで母からもらった訪問着を着ることに。
身丈、裄・袖丈ともに直さないとつんつるてんなので
いつもの仕立て屋さんへ今年中にお願いします、と持ち込む。
むふふ、楽しみです。

2008.11.29 [土] 黄金色

このシーズンは未だ紅葉を楽しむことができず
この日もお天気がいまひとつだったので
近くの山をぷらぷらと。

歩いて30分ほど、新神戸駅の裏手にある熊内八幡宮。
こじんまりとした境内に何本かあるもみじはどれも真っ赤。
振り向いた布引の山もきれいな黄金色。
お気軽紅葉狩で晩秋をしみじみ感じた日。

*** *
こってり更紗模様の小紋。
あわせる帯がむずかしいのが困りもの。
この日は八寸のオフホワイト地のあっさり柄にしてみました。
うーんもう少しあったかい色のほうがいいかも。
いちょうの吹き寄せ。本当にきれいな黄金色。

2008.11.26 [水] 初体験

いろんな方にもお世話になりました。
やっぱりすっきりしまらない関西巻き。
おかげさまで綺麗に豪華に模様を出していただきました。
ふわあ、いいではないですか。
これからはお太鼓を作ってから結ぶ方法を覚えて、
もっと活用します。

そしてはじめての銀座仕様の結髪。
どうでしょう。
地味な顔なもんでちょっとアンバランス?とも思いましたが。
トイレに入って鏡見て一番びっくりしたのは自分でした…

みにさん、花梨さん、ありがとうございました。
*** *
後姿は他人だねえ。
(しょうさんアルバムより拝借)

2008.11.23 [日] 記念日

子供のころからちょっと斜に構えたところがあったので
記念日、とかいってもシニカルな態度でいることが多かった。
でもこの年になって、
こんな素敵な時間を過ごす事ができたことに、感謝です。

それぞれの装い。
時間をかけて用意したあれこれ。
おいしい料理と素敵な空間。
気がつけばお開きの時間となっていました。
本当に皆様ありがとうございました。

*** *
この記念の時に纏ったのは母が見立ててくれた訪問着と綴れの袋帯。
まさにおでかけの訪問着の一式です。
20数年を経てようやくお披露目ができました。
見せることはできなかったけど、ありがとう、お母さん。
似合わないけどパールの指輪もしましたよ。

2008.11.22 [土] 東京日記・着物編

設営の初日。
とりあえず会場に入るまでに時間があったので
日曜日の半襟を調達に銀座へ。
どこで買おうかな、とあちこち廻って、くのやさんへ。
たまたま年に一度のセールということで半襟以外にあれこれ買い物。
口の上手なおじさんに乗せられてお誂え足袋しちゃいました。
いや、できあがるのが楽しみです。
麻の夏用とネルの冬用も混ぜてもらいました。

さて、この日に購入した半襟は結局前日の土曜日夜に
よいしょ、こらしょ、と付けました。

2008.11.21 [金] 東京日記・仕事編

長期展示会出張。
初日の設営から始まって4日間の会期。
年とともにつらくなってきましたが、
今回は大イベントがお楽しみについてくるので
行く前からわくわく。

これでもか、というほどのお天気に恵まれたものの
来場者は目標には届かず。
でも、おかげさまで我がブースはなかなか良い評価をいただきました。
これをバネに何とかがんばりたいもの。

そして今回展示会で実は密かに楽しみにしていたのは
着物姿の女性がいたブース。
初日に薄いクリーム色の訪問着を着ていたので
「まあ、初日のお祝いだからかな」と思っていたのだが
2日目にも紫の無地着物姿で立っていたのを見て
これはずーっと着物姿かも、と俄然楽しみに。
いったい後半はどんなかな、と考えていたら
3日目は朱がかった赤に黒の帯、そして4日目は黒のつけ下げに金色の帯。
しかも髪は金髪なのですよ。
いやあ、参りました。

でも日ごろ、「展示会に着物で立ったらどうなのかなあ」と思っていたので、
これが他のブースにも波及すればいいのに、と願ったりして。

*** *
いつもながらのビッグサイトからの夕景。
しょうさん、ご来場ありがとう。
なんか仕事に関係のない人が来てくれるのはうれしいですね。

2008.11.16 [日] 自主錬

2週間ぶり(うわぁい!)に掃除して洗濯して
後は長期出張と着物の荷造り。
初めての着物、そして関西巻き、とにかく一度着ておこう、
と一式とりだしてみたら。
あれまあ、盛装用の半襟なんてない。
まあ、これは当日までに調達して宿で半襟付けするか…

着付け教室以来の伊達襟をつけ、補正をして訪問着。
まあ、なんとかなるじゃん。
しかし。
やっぱり帯があかん。
仮紐なしの巻き方に挑戦したのだが、どうしてもできないよお。
奮闘したけどそのうち肩が痛くなってきたので
やっぱりいつもの結び方に変更。

あー疲れました。

2008.11.12 [水] 思い煩い

日曜日、社員販売のヘルプが終わって
ちょっと早い目の時間だったので阪神のむら田さんへ。
奥のコーナーには美しい織りの袋帯が。
吸い寄せられるように、店内へ。
まるで先日見た正倉院の宝物のよう。
汚いジーンズ姿でお近づきになるのもはばかれる。
でも当然お値段も自分的には国宝級。
(年収1800万の人には違うでしょうが)

お店の方とあれこれ話をしている内に
非常に好みの帯を出していただく。
!!!(さすがにむら田さんのセンスです)
いやあ、困った。
ひと目ぼれです。
でも先ほどの国宝級ではないにしろ、かなりのお値段。
穴があくほど見つめ、そっとさわり、あててみたり。
去りがたく時間を過ごす内に閉店時間に。

いつものくどき文句「お出会い」を言われ、
とにかくまた来ます、と頭を冷やすこととした。
そして昨日、またお出会いしにいって参りました。
身分違いの恋に思い煩っております。

2008.11.4 [火] 老いる、ということ

昨晩、偶然長門裕之・南田洋子さんご夫婦の番組を見る。
すこし状況は違うけど我が家のこととダブり
ちょっと胸がきゅっ、となってしまった。

年をとるのはあたりまえ、だけどどのように年齢を重ねていくかはむずかしいものです。
先日亡くなられたの緒方拳さんのことばを思い出す。
「老いとは闘うものではなく、なかよく連れそうもの」

2008.10.31 [金] 天平の宝

平日振り替え休を利用して正倉院展へ。
せっかく関西にいるのにおよそ半世紀生きてきて
実ははじめての訪問。

1200年の時間を経てきたなりの姿のものもあれば、
まるで今作られたかのようなものもあり。
きらきらと輝くガラスのきらめき。
木の素材を生かし、そして加えられた細かい技。
庶民のものではないにしろ、これはまさに日本の宝物です。

葛で作られた箱なんてすばらしい保存状態でした。
それにしても宝相華文。
いろいろと使われていましたが素敵です。
更紗好きとしてはひとつこのモチーフのものがほしい!

*** *
60回を数えるとうい正倉院展。
会場を出たテントに昔のポスターが。
ここ数年のポスターはCGを利用してそれはそれで
格好いいけれど、当時のものも素朴でよいです。

2008.10.26 [日] 夜景の魅力

さて、昨晩の夜景。
夜景ナビゲーターの方いわく「80点」らしい。
一年の中では今頃の季節が一番きれいに見えるとも。

子供のころは100万ドルだったのが、
いつの間にか1000万ドルに格上げしたいた。

人工美ではありますが、確かに美しいには違いない。

2008.10.25 [土] 芸術の秋

先日偶然見て気になった福井江太郎氏の絵。
この週末にそごう神戸でライブペインティングが行われるというので伺う。
日本画出身とはいえ、かなり多方面に活躍されているだけに、
そのお姿もかなり今風。
初期のだちょうをモチーフにした絵に惹かれていたのだが
フラワーシリーズもなかなか。
特にご自身の絵を使って江戸時代の光の中での金色や顔料の映し出す趣を
上手に説明されていたのには納得。
あんまりキンキラは好きじゃなかったのだけど
鈍い金色の中に浮かび上がるラピスラズリの鮮やかな青色が
幽玄の世界になることに改めて気づかされた。

でもダチョウが一枚ほしい。

なんとなく気持ちまで優雅になった後は場所をがらりと変え、六甲山へ。
「六甲まやモダニズム&アートプロムナード」
というイベントのひとつに参加。
日本最古の神戸ゴルフ倶楽部で
ヴァイオリンコンサートを、その後は夜景を鑑賞。
クラブハウスで行われたヴァイオリンコンサートはサロン風で、
絹のような艶やかな音色を贅沢に楽しむ。

絵画と音楽。
どちらもライブの贅沢を楽しんだ半日でした。

*** *
手を使って豪快に描いた絵は、周りの黒い布をめくると
そのまま掛け軸に。
すばらしい!
夜のクラブハウス。
山上はすでに12度ぐらいだったらしい。

2008.10.19 [日] 初袷

暑そうだったのでどうしようかなあ、
と思いながら今季初めての袷。
でも下着はまだ夏仕様で参りました。

さすがに来ている方で着物姿は0。
どちらかというとハイキング姿がほとんど。
だって久しぶりに着たかったんだもんね。

帰路は宝塚から阪急で西宮へ。
どんどん新しくなる街にびっくりしながら
可愛いイタリアンへ。
ひとりで作っているようだけどなかなか
おいしいお料理でした。
西宮価格、なかなかリーズナブルです。

*** *
マイファーストお仕立ての朱色ぼかしの紬に
しゃれ袋帯。
お茶目な明るい感じが最近のお気に入り。

2008.10.18 [土] 焼き物の里

篠山で行われている陶器まつりへ。
神戸からJRを使って約1時間。
丹波の里は暑いくらいのお天気でした。
目的は「天空窯」だったのだが
せっかくなのであちこちの窯へ。
登り窯というだけあっていずれも坂の上にあり
下駄にはなかなかつらい道のり。

紅葉にはまだ早い季節だったけど
あちこちに詰まれた薪の山とレンガが
焼き物の里ならではのモチーフとして印象的だった。

*** *
お昼はおにぎりとコロッケとビール。
会場の中心を流れる四斗谷川沿いで楽しむ。
青い空に紅葉一歩手前の山々の稜線が映えます。

2008.10.14 [火] メンテナンス

昨日、ようやく夏きものを洗いました。
たらいでざぶざぶ洗って軽く脱水。
部屋の中で干すこと約1時間。
ほとんど乾いていたので、後はたたんでシーツにくるんで
座布団を上に載せて置いとく。

やれやれ、やっときれいさっぱり。

今週末はようやく袷が着れそうです。

*** *
キャノンの一眼レフカメラ(一番安モン機種ですが)。
愛用すること7,8年でシャッターがおかしく。
梅田のお客様センターとかいうとこに持っていくと
生産から10年ほどで部品は調達できなくなるとか。
それってメーカーの勝手じゃないの?
カメラってもう、そんな程度のおもちゃなのか、
それとも会社の姿勢なのか?

とにかくそれからはこちらのメーカーの機種は
買わないことにした。

2008.10.11 [土] 水の都

世間では三連休の週末
仕事帰りに久しぶりに難波へ行ったら道頓堀界隈が
すっかり変わっていてびっくり。
戎橋あたりから相合橋までの堀沿いに遊歩道が。
まだまだ水はきれいとはいいがたいけど
人がなごむ、そして大阪らしい街並みが
少しずつでもできるとよいなあ、と。

とんぼりリバーウォーク
大阪は水の都といわれる所以は堀に囲まれているから。
今でこそほとんど埋め立てられてしまっているけど、
会社の前の長堀通も40年ほど前の写真には堀がまだ残っていた。
水辺の景色はぜひ残してほしい。
道頓堀以外にも、e-よこ会
とかも頑張っているみたいだし、
こんなクルーズもあります。

*** *
おなじみグリコです。(水面に映る逆さ絵)
そして御堂筋・大江橋から四ツ橋の渡辺橋方面を望む、
西梅田の夕景。

2008.10.9 [木] 焦るこのごろ。そして想い出。

昨日・今日と絵に描いたような青空。
爽やかでありがたいのだが、
あー、私の衣替えのチャンスが〜
と片方で泣いている自分がいる。
麻きものはもちろん、夏服及びサンダルなんてのも仕舞われてない。
次の日曜も仕事だし。

衣替え休、とか洗濯休、あるいは布団干し休なんて
作ってくれないかなあ。



我が家でも遠い昔、一度だけ犬を飼ったことがある。
当時のはやりだったスピッツでした。
親から聞いた話によると自分が生まれた時とほぼ同時に
貰われてきたそうで、
「まあ、一緒に育ったようなもんだ〜」とよく言われた。
そのせいかどうか、とりあえず、こちらは仲間と思ってつきあっていたような。
年齢からして、世話をやく、とこまではできていなかったみたい。

ごはんを食べているときにも、何にも考えずにかまったもんだから、
かぷっとやられたこともあるそう。
本人は全然覚えていないのだけど。
果たして彼はこのチビをどう思っていたのか。

小さい頃の不確かな記憶をたどると、
ごはんは当然家族の残り物、ごはんにぶっかけおかず。
散歩なんてほとんど行かずに庭を走り廻らせていただけ。
今のペットブームなんて全然関係のない飼い方でした。

ちなみに名前は「ボン」といいました。
関西でいうところのぼんぼんではなく、
フランス語のbonですよ。

*** *
アルバムに残っていたのは2枚だけ。
着ているものからして、どこかにお出かけの前に写したのだろうけど、
なんかもの思いにふけっとりますな。

2008.10.7 [火] すずめ

夜帰宅してリビングの電気をつけると
ぱたぱたぱたぱたぁ、と羽ばたく音。

な、ななんだぁ、
と音のしたほうをみるとすずめ!
なんで、部屋の中にすずめがいるんだ?
と思いつつ、とにかく部屋の外へ出すべく、それから追いかけっこ。
でも昼間じゃないので、暗い外にはなかなか出ない。
狭いリビングを四方八方飛び回るちゅん介を追いかけまわすこと約15分。
飛び回って疲れたところを何とか捕獲。
ようやく外へ。

ぜぇぜぇ、おばさんも疲れたぜ…

休みの日は結構窓は開けっ放しだけど
一応出かけるときは窓は閉めている。
どうも、換気させるための小さな窓から忍びこんだ模様。
いやはや。
勝手に人の部屋に入るのはやめてや。

2008.9.28 [日] 初秋のおでかけ、あちこち

お昼に神戸のギャラリーで真木テキスタイル展をのぞき
午後からは京都へ。

真木さんの作品は秋冬シーズンを迎えて、
ということもあったのか
ウールが混じった作品が多数並んでいた。
手ざわりもほっこりして大判のストールなんて、
ちょっとしたコート代わりにもなりそうな感じ。
うーん、たまりません。欲しいなあ。
でも一番気になったのはクッションカバーや
座布団として展示されていた布たち。
割と太い畝のような織りでいろいろ表情をだしていて
座布団にしちゃうのはもったいない。
これで帯にしたら格好いいのに、とまたもや妄想。

あまり長居をすると危ないので、
小一時間でギャラリーを出て手土産を買い京都へ。
長い間休職をしていた京都在住の元同僚が、この8月に正式に退職したため
時間をとって個人的送別会というか食事会を。

せっかくだから観光らしきものも、と上賀茂神社へ。
手づくり市をたまたまやっていたので結構な人出。
確か小学生の遠足に来たはずなのだけど全然覚えていない。
上賀茂のアイドル(といわれているらしい)、神馬ちゃん
へー、知らなかった。
この時はなんかご機嫌ナナメなようで落ち着きがなかった。
後で尻尾をふりふり機嫌よく厩舎に帰るところを見て、
「ああ、早くお家に帰りたかったんだ」と納得。

その後は早い目の晩御飯でこちらへ連れて行ってもらう。
加茂なす、万願寺とうがらし、水菜など京野菜をたくさん頂いて
昔話や業界話、これからのことと延々おしゃべり。
ほんと、何はともあれ健康が第一ですね。
お酒は飲めない人なので今回は食を中心に、飲んだのは2杯だけ。
白味噌仕立ての豆乳がおいしかったです。

*** *
なんと9月初めてで最後の着物でした。
片貝木綿に洒落袋。
はて、この組み合わせはどんなもんかい、と思ったけど
まあ、柄ゆきからして許されるでしょう。

2008.9.20 [土] 奥琵琶湖秋の一日

秋の始まりに、なんとなくむずむずして琵琶湖へ。
神戸から京都経由で湖西線へ。
右にきらきら光る湖、左に緑濃い山々を見ながら北にずんずん進む。
湖西線のほとんど一番奥、
永原の駅で降りて目指したのは山門湿原。
地元のかたがたがボランティアで維持されているそうで
湿原をかこむように山を歩くコースが作られている。
健脚コースは無理だからと散策コースにしたのだけれど、これが騙された!
日ごろ歩き慣れていない者にとってはかなりのハードコース。
森を堪能したのはいいけれど、一周回ってすっかりへろへろ。
情けなし。

そして午後の部はサイクリング。
桜で有名な海津大崎をぐるっと回ってマキノへ。
このコースは本当に湖に沿うように作られた道なので
途中、湖へ降りるところがたくさん。
もちろん本格的なロードレーサーやライダーもいっぱい。
適当なところでランチタイムの後は、久しぶりに水切りなどして遊ぶ。
湖面にはサギに追われて魚がいっぱい跳ねている。

その後はマキノの街をくるっとひと回り。
秋も始まったばかりだと思っていたのだが
広がる田園地帯はもうすでに稲刈りが終わっていた。
最後は温泉に入って疲れたからだをほぐして一日が終了。
なかなか長期旅行は行けなくなったけれど日帰り旅行でも
良いですね。

*** *
永原の大浦港からの景色。
マキノの並木道。

2008.9.16 [火] 野良キジですが

たまりませんなあ、猫好きには。
あんな写真を見たらへなへなですう。

で。実は本日は朝からキジ猫親子に遭遇。
「なんだよう」って感じで嫌われてるのに
へばりついて。
仕事始めの週明け。
なごませてもらいました。

2008.9.8 [月] 米朝一門

昨晩、近畿地方ローカル番組で米朝一門の特集が放映されていた。

今年82歳になられる米朝師匠。
久しぶりにお姿を見て、正直な感想は「うわあ…、老けはったなあ。」
番組では息子であり弟子である小米朝の米團治襲名をひとつの節目として、上方落語とともに歩んだ道のりを紹介。

60年という長い落語との関わりの中で特に大きな事件であり痛手となったのが、
継承者と言われた枝雀と吉朝に先立たれたこと。
このお二人は相反する芸風で米朝一門を支えていたようで、
もはや弟子というよりライバルとして認めておられたようだ。
(吉朝師匠はちりとての吉弥さんのお師匠さんで、なんと50歳の若さで胃がんでなくなられたそうです。)
ラジカルな芸風で新しい世界を作った枝雀とはんなり上方落語の王道を進んだ吉朝。
きっと大きな翼をなくした気分だったのでしょうね。
吉朝がなくなった後はめっきり高座にあがることも少なくなり、
しかも、高齢のためいわゆる“ボケ”の症状がでてきたと自身認めている。
そんな中、弟子達の動きで実現した“米團治襲名”。
自分の師匠でもある名前を息子に継がせることに対する
師匠としての大きな責任と嬉しさ。
たとえ高座で話をかけなくても上方落語の中での米朝の存在は
落語に関わっている人だけでなく、たくさんのファンにとってかけがえのない存在なのだ。

米朝はん、まだまだ楽しませてね。

*** *
この春に読んだ枝雀さんの本。写真も素敵です。芸の裏に隠されたひとりの人間としての姿が描かれています。おすすめ。

2008.8.31 [日] ようやく

昨日はようやく丹波布鼻緒下駄をおろしました。
よく見てみると、まあ、この着物とめっちゃおそろい。

そしてこの夏高松で見つけたこちらの雑誌。
黒田さんほか、保田織や讃岐かがりてまりなど高松ならではの手作り品がいろいろ紹介されていてお勧めです。

2008.8.30 [土] 夏休み最後の週末

8月はやたらに雨が多かったせいか、思いもかけないすごしやすい気温で、ありがたいことには違いないのだが、なんとなく寂しい気もする。(勝手なもんだ。)
そして気がつけば来週からはすでに9月。
8月は一回も着物きてへんやん! 
とのことで雨が降りそうな怪しい天気ながら、なんとか麻着物に着替えてご飯食べに。

行ったのは六甲道にあるベトナム料理。
最近は予約をしないとほとんど入れない超人気店。
7時までならいいですよ、とのことで、ぱくぱく食べて満足して出てまいりました。
純粋なベトナム料理というより少し中華よりなので
食べやすいのかも。

*** *
こちらはパテ。(ベトナム料理らしくないけど)
ワインにあいます。
そのほかは揚げ春巻き、茄子とチンゲン菜の炒め物、鶏肉のフォー、を。
ミル貝の前菜もおすすめです。

2008.8.24 [日] 祭典終わる

終わっちゃいましたね、オリンピック。
ずーっと見てた訳じゃないので公平じゃないけど
マイベストスリーは柔道の塚田選手の決勝戦と
水泳と陸上のリレー。

リレーはなかなかむずかしい競技です。
高校時代落ちこぼれ陸上部員だったのですが、
はじめてリレーの練習をしたとき
あの独特のバトン渡しの練習には面食らった。
へえ〜、これってひとつのテクニックじゃ。
普段は個人で競っているメンバーがチームを組むので、結構個々の性格もでるしねえ。
そのときはダントツに速い子がいて、彼女なんか
「私は速いんだから、あんたたちはあんたたちでやっておいて」みたいな。
四人で1チームだけどいざという時のために
補欠も常に一緒の練習をしておかないといけなかったり。

個人種目はいまいちだった陸上各種目。
リレーでメダルを取れたのはほんとにうれしいだろうなあ。

*** *
昨晩は兵庫駅前まで少し遠征して立ち飲み屋に。
立ち飲みといいつつ中2階は座席もあってのんびりできます。
ワインをボトルで頼むとデキャンタージュしてくれてびっくり。
ローストポークが良くあっておいしかった。

2008.8.19 [火] ひとくぎり

この日曜夕方から月曜日朝方にかけては
びっくりするほど涼しく「さすがにお盆をすぎると…」とほっとしたのもつかの間。
やっぱりまだまだ暑い。

さて、この盆休みはいろいろと大変でしたが
何とかすべきことを終え、気持ち的にも一段落。
それにしても地震以来、仮住まいも含めて5回の引っ越し。
しかもどんどん小さくなるところへの住まい変え。
長い人生のなか、ゴールに向かうにつれ、身の回りは整理していかないと、
と思うことしきり。

といいながら着物一式に加え、なんだかんだと荷物を背負い込みすっかり手狭になった我が家。
住み始めて10年を過ぎたことだし、涼しくなったらぼちぼち棚卸しが必要です。

2008.8.13 [水] 夏の美術館

浜の美術館へ横尾忠則展を見に行く。
暑くて暑くて、着物は着られず。
近いことをいいことにお手軽な格好で出かけた。
ところが館内の寒いこと、寒いこと。
見初めたときから寒くて、半分ぐらい見た頃には冷え切ってとてもじゃないけどゆっくり鑑賞している余裕なんてない。

さすがにこのときだけは外の暑さがありがたかった。
氷が溶けるようで、ほっと一息。
あー、これなら着物きればよかった。

肝心の展示は昔の版下、指定原稿がいっぱいで
結構おもしろかった。
実はこういった原稿はリアルで体験している世代なので懐かしいなあ。
今のように簡単に色指定を画面上で好きに変えることができない時代。
だからこそ想像力や色に対する表現力が身についていったのかもしれない。
便利なマシンも片方からみればどんどん人の能力を衰えさせている一因なのだ。
と、言ってる旧世代な自分。

*** *
7月の末に行ったモディリアーニ展では着物きました。
対馬麻の帯をお初に。

2008.8.11 [月] オリンピック

有言実行、不言実行。
どちらもすごいけど
宣言してる分だけ前者の方がプレッシャーは高いだろうな。

昔のスポーツ選手はどちらかというと後者のタイプが多かったような。
近頃はちょっとうるさすぎる程語る人もいて、「どうなの〜」と思うことも多いけど。
4年に一度しか来ない晴れの舞台でやってのける人はやっぱりすごい。

2008.8.9 [土] 陶器市

いつもウィークデイなので行くことができなかった五条坂の陶器市。
今年は4日間のうち後半2日が土日というカレンダー。
ほんとは日曜にゆっくり行こうかと思っていたのだが
最近の猛暑に恐れをなして土曜の夜、会社帰りに行くことに。

京阪の五条駅から東大路まで延々と続く露天。
何はともあれビールを買ってちびちび飲みながらあちこち冷やかす。
途中、大雨に降られたこともあって、ずいぶん過ごし易い。

さて、本日の目的は焼き〆の急須。
でも、なかなか置いているとこは少ない。
それもそのはず皿や椀に比べて、急須は作り手にとってはとてもむずかしいアイテムだそうだ。
全体の重さ、取っ手の位置やふたの大きさ、茶漉しの穴の形状、そして大事なキレのよさ。
デザインだけではない、使う道具としての細かなことをクリアしなければいけない。
だから賞を狙うような作品に急須はほとんど選ばれないとか。

てな訳で残念ながら今回はお出会いはなし。
まあ、気長に探そう。

こちらの急須が好みなのですが、
すでに丸いのは売れてしまってました。

2008.8.2 [土] 宴の前の

今年は営業日だったので速攻ダッシュで会社を退出。
阪神でとりあえずのつまみを買ってビールは近場で冷えているのを。

いつもながら海のそばの美術館階段で花火をまつひととき。
薄暮れ時。
暗くなる前の青空から紫色に変わる空に、
夕焼けを映しこんで筆ではいたような雲。
きれいだあ。

花火にはない魅力。夏の夕空。

2008.7.30 [水] 自分だけの住みかづくり

住まい、しつらい、インテリア…
装うこととは違う、こだわり、工夫、アイデア、表現がありますよね。
日本人はなかなかに住まいに自己表現をするところまでは行き着かないけれど
自分なりの『住みか』を創れたら素敵です。
ぜひ工程も楽しんで。

私もお話聞きたかったなあ。
そしてこんな事務所もありましたよ。

2008.7.28 [月] 自然の前には

2時半ごろ、ふと窓を見ると真っ暗。
そしてあっという間に豪雨と雷。
築40年以上は経とうか、という社屋では
天井から雨漏りで大変なさわぎ。
2時間あまり吹き荒れて夕方帰るころには
まるで何事もなかったかのよう。

せっかくの夏休み。
楽しい水遊びだったのにね。

*** *
嵐の後の夕焼け。
恐いです、自然の力は。

2008.7.27 [日] 免許

ようやく免許更新。
ぜったい次の更新は着物で!
と思って念願の更新年度だったのだが、悲しいかな誕生月が夏まっさかりということを忘れていた。
突き刺すような日差しの中、免許更新センターへ。
おかげさまで優良ドライバーなので近くの警察ですむものの、
5分もあるけば汗がどーっ。
5年も使うのに汗だらけの顔はあるまい、とバス&地下鉄を乗り継ぎ、
なるべく汗をかかないようになんとかたどりついて写真撮影。

でもできあがってちょっとがっかり。
バストアップどころか、首元ぐらいしか入らないので、ほとんど着物きてるなんてわかんない。

2008.7.24 [木] チェック!

明日夜8時から「ちりとてちん外伝 まいご3兄弟」。
関西地方の方、お忘れなく!
全国放映は8月10日だそうです。
ひと足早く楽しむのだ。

2008.7.22 [火] そしておみやげ

塩江温泉の道の駅。
地元の方が作られた野菜や果物、加工品がいっぱい。
物産好きとしてははずせない場所。

車じゃないのであまり重いものは持ち帰られず。
いんげんとトマトをいただきました。
〆て170円!

いんげんは近頃のなよなよしたものとは違ってひとつずつがたくましく太い。
塩茹でしてドレッシングをかけてたっぷりサラダでいただき。
たまりません。

2008.7.20 [日] 讃岐二日目

午前中、塩江でのんびり散歩してお昼前に市内へ。
レンタカーを返して今度はレンタサイクル。
高松市内は乗り捨てOKのレンタサイクルスペースが何箇所かあって結構便利です。
まずは瓦町あたりのイタリアンでワインとともに食事を楽しむ。
ナポリピザで有名なこのお店。おいしいのだけれど量もかなりあるので種類をたくさん食べれないのが残念。

その後、行ったことがなかったので初めて栗林公園へ。
普通に回ると2時間はかかるという広大な庭園。
自然を借景に100年をかけて創りこまれた庭園は
贅をつくしてはいるのだけれど、上手に和みの空間も置かれてのんびり散歩するにはいい空間だ。
35度を超すかと思われるこんな日でも木陰に入るとさわさわと風が抜けて心地よい。
その昔、藩主が夏に囲碁を楽しんだという場所で
缶ビールを飲みながらうたた寝をする幸せに浸りました。

*** *
栗林公園では蓮が見ごろ。残念ながらすでに夕方近く開いているのはわずかでしたが。
山沿いの塩江ではまだまだあじさいが満開。
でもそばの幹ではアブラゼミが。

2008.7.19 [土] 暑い〜

讃岐の夏休みでした。

一日目はレンタカーを借りてうどん巡り。
ところが中年の我々には3軒が限界。
でも同じように見えても微妙に麺のコシ、出汁の味、天麩羅の種類、注文のシステムが違うのですよね。

腹ごなしでその後は市内をうろうろ。
軽く夕ご飯を食べてから今晩の宿、市内から小一時間ほどの塩江温泉へ。
ところがここでは合宿とかいう小学生の一団とぶつかり
えらーい騒ぎ。
せっかくの温泉があんまりだあ。
ぶつぶつ言いながらたどり着いた一番奥の民宿。
今晩は我々一組だけ。
二間続きの広ーい部屋でちょっとご機嫌に。(現金なり)
本日ようやく味わうアルコールであっという間にぐうぐう。

朝方、うるさいほどのカジカ蛙に時折響く鶯の鳴き声。
日本の田舎の夏を今年も楽しませていただきました。

*** *
冷たいのもいいですが、ほっと一息つくのは実は暖かい“かけ”だったりして。
高松港の夏空。

2008.7.10 [木] 初蝉

通勤途中、靱公園のケヤキ並木の片隅で鳴いてた。
気象庁が何といおうと、個人的にはこれで梅雨明けなのだ。

夏・夏・夏の始まりです。
今年はどんな思い出ができるのかな。

今週末の葉山も、きっと楽しいでしょうね。
みなさんが弾けてる姿のお写真を待ってます。



皆さんの下駄・草履コレクション、素敵です。
ああ、ほんとに、
足が何本もあればいろいろ楽しめるのに…
って、そりゃ怖い。

そういえば、昨日の日経MJに黒田商店さんの三越での催事の記事が出ていた。
三越のリリースでしょうか?

2008.7.9 [水] きものまわりのこと

先週末の東京。
実はこっそりきものまわりも見てました。

仕事が思いのほか早く終わった木曜日。
黒田さんでいただいた胡麻竹の下駄。
もっている下駄の台は濃色が多いので
いつかは欲しいなあ、と思っていたあこがれの胡麻竹。

さてさて、どの鼻緒を選ぼうかと悩むことしきり。
で、選んだのはさわやかな色合いの格子が夏らしいもの。
へへへ、黒田さんも超お気に入りらしい丹波布であります。
ご予算的にはだいぶがんばりました。
この夏の楽しみがまたひとつ。

2008.7.5 [土] 東京日記

出張のおかげで(ありがとうございます会社様)楽しい週末。
スパイラルでの目の保養に、おいしいご飯&お酒&おしゃべり
そして建物探訪&街散策…

雨降りを心配していたお天気が嘘のようで
逆に暑さが堪えた週末でしたが
楽しかったので、それも良しとしよう!
お世話になった皆様、本当にありがとうございました。
早い目の夏休みをいただいた気分です。



弥生美術館。
少女漫画の源流ともいえるウルウル瞳の乙女たち。
遠い記憶が蘇るなあ。
こんな私も昔はフリルの服を着ていたのだ。
そして新たな発見は竹久夢二の挿絵。
憂い顔の女性ばかりを描いていたと思っていたら
ノンキナトウサンみたいな絵も描いていたとは。
ちょっと見直しちゃいましたよ。
巌谷小波著「お伽草紙 動物之巻」 なんて復刻版があったら欲しいぐらい。
結構マザーグースの日本語版も本にしていたみたいで
新しい魅力発見。

*** *
初めての東大。
ひろーい構内は緑がいっぱいで散歩するには絶好のロケーションです。
こんなところで学生生活を送れる人がうらやましい。

2008.6.21 [土] この夏のお初!

梅雨の合間を縫って弘法さんへ。
いつもは10時がせいぜいなのに、がんばって8時半に到着。
ところが!
雨の予報で出てない店が2、3割ほど。
がっくし。

でも、その後のだいやすで念願のものを入手。
やっぱり早起きは三文の得かも。

*** *
松煙染め。結構匂いがするのですねえ。

2008.6.18 [水] しあわせのおすそ分け

ここのところ頻繁に通っている会社近くの小さな花屋さん。
この間はスズランをサービスにいただいた。
花嫁のブーケにとリクエストされた残りだとか。

スズランを送るとしあわせが訪れるといわれているらしい。
君影草ともいわれるひそやかな姿のイメージとはうらはらに本当に芳しい香りが印象的です。

ちょっとだけしあわせがもらえるとうれしいなあ。

2008.5.6 [火] ふたたび奈良にて布三昧

連休最終日。
アジアの布を見にならまちへ。
訪れたのは「サマサマ」というアジア雑貨のお店。
もともとご実家があったという築200年という町屋。

実は先週うろうろした中にこのお店があったのだけど
奥のコーナーが禁断の布コーナー。
ビンハウスの更紗やマキテキスタイルの布など
こんなところに(失礼ながら)という珠玉の布がいっぱい。
どうもオーナーが布好なようで、冷やかしで見ているにもかかわらず
ショーケースの中にある布を出しては、広げ、羽織り、とお話がはずんでいく。

通常のジャワ更紗の半分ぐらいの幅のものを
最近は入れているそうでこれがまた着物にはぴったり。
何枚も羽織らせてもらって帰り際に
「3日から6日まで更紗展するのでよかったらどうぞ」
という甘いお誘い。
えー、参りますとも、で再訪となった訳。

2階の小さな和室二間に架けられた繊細な更紗布。
残念ながら先日のオーナーはいらっしゃらなかったが
じっくりいろいろ見せていただき、もちろんまたまた
いっぱい羽織らせていただき、満足満足。
更紗文様のバリエーションだけでなく、地紋もいろいろ、
さらに絞りを組み合わせたものや、絡み織りのような透け感が強いものなど
昔ながらの技法だけでなく最近のものも多彩に展示されていた。

なかでも一番印象的だったのは亀甲模様の地紋に
品の良い赤を地色に置き、その上に伸びやかな花模様が描かれた更紗。
ふわふわと空気を含んだ感触でありながら
しっとりとした流麗なドレープを作る南国生まれの布。
日の光を受けたエキゾチックな赤色がすごく魅力的。
一度は身につけてみたいものです。

*** *
餌をやらない観光客は無視、無視。
あくまでも草をむさぼる鹿君です。

2008.5.5 [月] 山荘の緑

わーい、終わっちゃうじゃないか。
ということで行ってきた大山崎山荘の柚木沙弥郎展。
きっとあったかい人だよなあ、と思わせてしまう
シンプルで鮮やかな色使いとモチーフ。
山荘自体が作品を惹きたてていて、ぴったり。
できればもう少し多くの作品を見たかったです。

前回来館した時より、パンフレットやビデオが充実して
丁寧に山荘の由縁や細かい造りが説明されていた。
しかし、ウィンザー城をお手本にしたとは
かなりな豪胆ですな。
当時のお金持ちは今とは違ってお金もいい使い方をされる。

*** *
睡蓮の季節も良いですよね。

2008.5.4 [日] 森林浴三昧

神戸の街はちょっと山の手の住宅街を登るとすぐに
六甲山への登山道に続いている、というところが数多くある。
この休日は改めて六甲山体験ということで
新神戸駅の裏手から布引〜市ヶ原〜修法ヶ原〜諏訪山という小学生コース。 
青空をバックにした山々は、まさに緑の色見本のような状態。
そしてあちこちに咲く山つつじや野草の花。
くんくんと土の匂いと緑と花の香りを楽しみながら
ゆっくりと一巡り。

途中の川原で野生のクレソンを少々失礼。
くだり坂になって少し足が疲れてきたへたれですが
その疲れも心地よく、あー、心の洗濯。

*** *
さびれていく茶屋が多い中、布引・市ヶ原のあたりの茶屋はまだまだ健在。

2008.4.27 [日] そして奈良

京都に引き続いては奈良へ。
よくよく数えると20年ぶり!
今回の目的はKimonoGallery晏さんの展示会。

近鉄奈良駅からもちいど通りを南へずーっと行ったところにある
風の栖というギャラリー。
途切れずに着物姿の方が入れ替わり立ち代わり訪れていた。
さすが木綿着物ではおなじみのお店。
最近登場したちりめん木綿が気になっていたのだが
思っていたような色柄がなく、
手洗いもできないというので残念ながらこちらはパス。
その替わりに、横に架けてあった綿麻紅梅に松煙染めの反物が気になる。
そしてもうひとつは白地に細縞の伊勢木綿。
伊勢木綿でも薄手で、本当にしなやかな手触りが心地よく
今着るならぴったりだなあ…とか。
ほかにもいろいろたくさん見せていただいて
結局、松煙染めをいただくことに。
今の季節に夏ものを見るのはアブナイ、
とわかっていても、ついフラフラと行ってしまう。
だって夏素材って見てるだけでわくわくして、好きなのです。
とにかく、この夏の楽しみがまたひとつ。

ギャラリーを出た後はせっかくだから、とブラブラ。
いわゆる奈良町あたりと歩いて
猿沢池のほとりでちょい休憩。
それにしても、あんなにカフェがいっぱいあるとは。
びっくり。変わったものですよねえ。
*** *
無理やり昨日のセットを持たせて、この日は片貝木綿に半幅。
毎度おなじみ夕景シリーズ。興福寺南円堂越しの夕空。

2008.4.26 [土] 自然と人の力

緑が輝き始めるこの季節に
自然からいただく至福のごちそう。
ありがたいことです。
旬のものがいつまでもいただけますように。

この春は雨が多く、いつもにもまして
味が濃く、柔らかな筍だったような。

午後からは昨年に引き続いての工房見学。
職人さんの手はまさに神様のようにすいすいと動く。
そのすばらしい技を何倍にも輝かせることのできる人たち。
いつ見てもため息が出てしまう。

*** *
玄関までのお庭も行き届いています。
こんな愛嬌のある狸がいなたんて、
ぜんぜん気がつかなかった。

2008.4.19 [土] 仕立て直し

先日購入したジャワ更紗の帯。
3月の末に嬉しくて早速締めてみたのだが
どう頑張っても柄がお太鼓に出てこない。
いくらなんでももったいないので購入したギャラリーに電話。

案ずるより、で快く仕立て直しを引き受けてくれた。
「何�pぐらい移動すればいいですか」と言われたので
「うーん、長さはこれ以上いらないんですよね。
うまく柄が出るように継ぎ直しをしていただきたいのですが」
と言ったところ、
「同じ柄の生地がまだあるので新しく仕立てます」とのこと。
よかったあ、と思っていたら、今度は作家さん自らお電話をいただき
「残っている布だとタテヨコの向きが逆になってしまうので
やっぱり今の帯を仕立て直したいのですが…」とのこと。
こちらの意図は充分伝わっているようだったのでお願いした。

電話でやりとりをして数日、
先日仕立て直しの帯が届いた。
すばやい対応に感謝です。
さて、今度はうまく締められるかな。
筍で再デビューの予定です。
どきどき。

*** *
唐草文様だけになっていた先日の帯姿。
唐草はきらいじゃないんだけどね。



麦茶。
夏になると、わが家では懐かしい金色のやかんに
朝晩たっぷり作っていた。
基本的には何もいれない家だったなあ。
両親ともに兵庫県出身、神戸市民です。
小学校のときに遊びに行った友達の家では
砂糖入りもあったような…
ちなみにわが家ではトマトもスイカも何もかけなかった。
あんまり調味料は使わない方針だったのか母は。

夏の飲み物としてちょっと贅沢はリボンシトロンか
ファンタ、バヤリースオレンジ。

2008.4.17 [木] 給食

なつかしい写真に思わず記憶がフラッシュバック。
学校給食風景
確かに柄杓みたいなので、すくってたよなあ。
これってほんと飼料扱い?
パンを給食に取り入れたのも実はアメリカの小麦輸出政策だったという話を聞いたことがある。

でも東京の都会だからといって牛乳に早くから変わったわけじゃないんだ。
今から考えると貧しい食料事情だったはずだけど
自分なりの『ごちそう』はそれなりにあって、それはそれで幸せな時代。

2008.4.16 [水] えーっと

なんか同世代ネタで盛り上がっているようなのでひとつ思っていることを。
脱脂粉乳ってみなさん記憶にあるのでしょうか?
実はねのねのねの・35年の自分は保育園に入ったころは出ていたのです。
子供心に、まっず〜、と思ったのを覚えてます。
地域によっても違うのでしょうけど
脱脂粉乳記憶っていくつまであるのかなあ。

なんて、今の45歳以下は歴史でしか知らないんだよねえ。

ちょっとつぶやいてみました。

しかし!
桃太郎のおとも・申酉戌の由縁がそんなとこにあったなんて知りませんでした。

2008.4.14 [月] ともさかりえさん

あれれ、ひらがなばかりは読みにくい。

実は「篤姫」出演者の中で一番気になる着姿が、
お近さん役のこの方。
尚五郎を婿に迎え、早くにご主人を亡くした後も、小松家を守っていく、
というなかなかしっかり者の役。
このお近さんが着ているのがほとんど格子に無地の帯。
しかも結構きれいな色の着物が多い。
お武家さんの家なら当然小紋のような晴れ着系の着物が多い中、
家の格によって違うってことをあらわしてるのか、
それとも役柄を表現しているのか…
でも、あれって土地柄やっぱり大島なのでしょうか。

そして今月のNHKの食彩浪漫という番組のテキストの表紙にもチャーミングな着姿発見。
黄八丈のような色合いの着物に、なんだろう、
イカットみたいにいろんな色が織り込まれた帯。
そして帯締めも可愛い感じのを嫌味なく。
ただし、ふりふり系の白いエプロンはちょっとね。
それになんでキャベツ抱えてんのかは不明。
まあ、可愛いから許そう。
ご自身のブログにも後ろ姿の写真がのってました。

それぞれの人の個性にあった着物姿はきている人も幸せだろうけど、見ている側も心なごみます。
自分ってどう? たまには考えよう。

2008.4.11 [金] 意味はありませんが

黒猫が結構好きです。
不吉だからと嫌う人もいるけれど
黒猫が横切るといいことがある、ともいう。
こいつは、この間道端で見つけたヤツです。
めずらしく逃げずにじっとしてくれてたので
後ろ姿を激写してみた。

やっぱり動物を見ると寄っていってしまうなあ…

*** *
「ヒマやねえ、おばはん。」
って思ってんのか、
「イケてるやろ、バックシャンやねん。」
って思ってんのか。

2008.4.8 [火] あっという間に

昨日は結構な大雨、そして今日はすごい風。
春の嵐が吹き抜けて桜もすっかり舞い散っている。
なんとか今週いっぱいぐらいもってくれると嬉しいのだけど。

昨晩は家族のことで、ちょっとばたばた。
帰宅してご飯を食べてテレビを見ながら、うっかりソファ寝をしてしまった。
てな訳で5時台に目が覚めてテレビをつけたらこんな番組をやっていた。
歌舞伎、能・狂言、文楽と順番に3ヶ月クールで
年間通してリピート放送するようだ。
自分のような入門者にはぴったりの番組かも。テキスト買おうかな。

2008.4.6 [日] さくら満開

絶好の花見デイ!
まずは徒歩5分の王子公園でシャンパンを
飲みながら軽くアペリティフ花見。
その後、大倉山にある水の科学博物館へ移って
ワイン+弁当でランチ。
さすがにこの日がお花見のピークだけあって
ほとんどのベンチはいっぱい。
もちろんあちこちでシートを広げたグループも。

ここはこじんまりとしているけれど
ベンチや広場があって花見をするにはぴったりの場所。
三ノ宮からだとバスに乗らないと行けない不便さか
そんなに人出も多くないのがお気に入り。
通常は100円の入場料がいるのだが
桜の季節は無料開放されている。

それにしてもほんとに真っ盛りの様子でした。

*** *
お買い得値段につい、東京で入手してしまった八寸帯。
なかなか手軽に締められて良いです。

2008.4.5 [土] 東京観光

いつもの常宿がとれなくて日本橋のホテル。
せっかくだから人形町あたりまでぶらぶら行ってみることに。
もちろん着物ネタとして、ころもやさんと紬の橋爪さんにもよってみようと思ったのだが橋爪さんは土曜日だったためかお休みでした。
がっくし。

気をとりなおして水天宮まで足を伸ばし
あちこちの桜並木を楽しんで兄貴の家へ。
甥っ子が大学入学したのでそのお祝いをと思っていたのだが
「別にほしいもんはない」
って。
まあー愛想のないこと。
いまどきの男の子ならもう少し物欲があってもいいだろうに。
たまった本が読めればいい、なあんて。
お前は何者じゃ!

とりあえず図書券でもあげとこうか。
ホントは広辞苑をあげようと思っていたのだが
いまどきの学生は紙の辞書なんて使わないのですよねえ。
びっくりしましたが、学校でも推薦版電子辞書があるらしい。
もちろん大学の手続きもほとんどパソコンでするみたいで
四半世紀前の学生はびっくりよお。

*** *
水天宮の紋は椿。
椿好きとしては思わず撮っちゃいます。

2008.4.4 [金] 東京のさくら

またもや出張をだしにしました。
待ち合わせの銀座日々でひと足はやい夏を堪能した後、
お蕎麦やへ。

ちょっとお店にたどりつくのに迷いはしたものの
なんと、以前から一度入ってみようかなーと思っていたお店。
偶然だなあ。

こじんまりとしたお店で、男前の女性が切り盛りしておられる。
酒肴もおいしく、〆のお蕎麦もボリュームたっぷり。
大食いとしてはうれしい限りでした。

それにしても、しゃべりたいのにしゃべれない辛さ。
本調子じゃないのに連れ出してごめんねー。

お土産のパンおいしかったです。
ほんのり甘みがある生地は好みです。
桜のはなびらつきあんぱんは季節ものかな。

*** *
会議のあったビルの裏手のさくら。
ちょっと盛りは過ぎているけどまだまだ見ごろです。

2008.4.2 [水] 春うらら

この一週間ほどずーっと肌寒い日が続いていたが
今日は少し暖かな日差しが戻ってきた。
お昼ごはんを食べた後公園を通ると
7分咲きほどの桜の花をしきりにスズメがついばんでいる、
と思ったらなんとメジロ。
しかも十数羽も。
公園の桜を行きつ戻りつ、枝をゆらしながら飛び回っている。
いやあ、びっくり。
こんな大阪の街中で群れているのを見かけるなんて。

最近は街に野鳥が増えているという話も聞いていたけど
メジロもあんなにいっぱいいると優雅さがなくなる気も…
でも春を目で感じるひとときでした。

*** *
そして帰り道。
週末の夜桜通り抜けのスタンバイで
電飾いっぱいの王子公園。
一昔前のチープな感じもそれなりによかんべ。

2008.3.28 [金] まだまだベビーブラッサム

通勤途中の保育園の桜はこんな感じでした。
この2,3日ちょっと寒さが戻ってきているので
来週末でも花見は楽しめそう。

さて、ちりとてちん。
ほんとに最後ですねえ。

我家も高校生まで母が作ってくれる
お弁当は、ほとんど茶色でした。
当時みんなもっていたアルミの長方形弁当箱を開けると
そこにはまったく愛想のないおかず軍団、
しかも昨晩の残りもん。
思わず蓋をしめて「パン買ってこよ…」
と思ったこともあったなあ。

まあ、親の心、子知らずです。
毎日ありがとうございました。

そして本屋でこんな本を見つけた。
初心者にはおもしろいかも。

2008.3.25 [火] のんびり休日

満開の桜はまだまだだけど、
ほんとに先駆けともいえる花見弁当を近所の王子公園で。
最近ちょっとお弁当づくりが楽しくて
(といってもご飯がメインで後はありあわせを詰めるだけ)
本日も一応手作り。
おにぎりに卵焼き、トマトとモッツァレラチーズのサラダ、後は出来合いの筍のキムチ(これはうまかった!)とむふふ、いかなごの釘煮。
まあ、これでも満足なのだからお手軽なものだ。
とにかく弁当箱に詰めて、家以外で食べてる気分がいいだけなので。

日なたの日差しは暑いぐらいで、
お弁当にワインを飲んでいる間にもむくむく
桜が膨らんでくるような暖かさ。

その後六甲アイランドのファッション美術館へ。お目当てはこちらの展示だったのだけど
いやあ、ここの常設はなかなかいい!
服飾を歴史として捉えて、カタチ、素材、色彩などの観点からいろいろ見せてくれる。
ある意味民俗学的かも。
期待してなかっただけに、おもしろかった。

昔子供の頃、家にあった平凡社・百科事典の服飾史のところを
繰り返し読んでいた(いや、眺めていた)のを思い出してしまった。

企画展は全体の1/4ほどのスペース。
銘仙のポップさは着るには無理だけど
グラフィック的には楽しめる。

美術館とフロアを変えて、併設の図書館もあり
こちらもファッションをテーマにした映像コーナーなどがあって、
小さいながらも小奇麗で充実。
雨の日など、一日遊べる場所としておすすめ。
残念ながら貸し出しはできないそう。

*** *
椿の小紋にこの間の更紗帯。
柄的に相性はどうか、と思ったけどまあまあでした。
毎度おなじみ夕陽シリーズ。
暮れなずむ空をバックに六甲ライナー。

2008.3.19 [水] 春の味

といえば、やっぱり「いかなごの釘煮」。
もともとは明石の魚やさんが賄い用に作り出しのが始まりだとか。

簡単に言うと、いわゆるジャコをしょうゆ・みりん・お酒・砂糖などで煮込んだ佃煮です。
明石から神戸にかけての家庭ではこの季節になると
各家ごとのレシピで大なべいっぱいに炊きこみます。
お家ごとに微妙に味がちがって、
友達の家でいただいたりすると
「へえ、こんなかんじのいかなごもあるんだ」と新発見。

ぴりりとしょうがをきかし気味にしたり、
上品に柚を入れたりすることもあるようだけど
わが屋の味はまったくごはんのお供で
甘みが少し強めだったなあ。

実家でも今では全く作らなくなったし、
自分でもつくることはないけど、
(生のいかなごを使うので漁があったときしか
手に入らず、サラリーマン生活では出会うことがなむずかしい。)
季節になればスーパーや惣菜屋さんで
買ってくるのです。

もちろんお酒のアテにもぴったり。
そして季節が進むにつれてどんどん大きくなるいかなごは
さっとあぶって酢醤油にしていただくのもなかなかです。

京阪神ではさすがにほとんどの地域で見られるようになったいかなご。
神戸を離れて東京で暮らす叔母や兄貴は
懐かしがっているようです。

2008.3.16 [日] アジアの布

キ—ワードで見つけてまあ、楽しそう! 
でも東京かあ…と一瞬あきらめたもののラッキーにも出張スケジュールと合ったので駆け込んだジャワ更紗の帯 榛葉和子展

着物にはまる前からアジアの布は大好きで
ショールやインテリアファブリックスに、
と自分なりに身の回りにおいて使っていた。
そんなアジアの布が、実は昔から
しっかり着物の世界にも根付いていると知って
ああ、そんな自由な世界があったんだ、
と一気に着物が近いものになった。

今回の展示会ではアンティークのものから現代のものまで
様々な地方のジャワ更紗がずらりと帯になって
並べられている様子は見ているだけで楽しいものでした。
描かれた文様も鳥、魚、虫といろいろ、
大胆に一面にデザインされたものや
細かな更紗模様が多彩な色合いで施されたものまで
「せっかくの展示会なので片寄らないようにいろいろ揃えるんです」
とおっしゃる通りの帯帯帯…

しかも手とたれを逆にしたり、
リバーシブルにしたりと
いろいろ楽しめるようにと工夫された仕立て。
ジャワ更紗を大事にして楽しんでほしい、
という思いが伝わってくるようで
しっかり目の保養をさせてもらいました。

関西にはなんと住吉倶楽部さんで扱うことがあるとか。
またお目にかかれるのは嬉しいけど、物欲おさえようね。
*** *
離れがたく我が家のものになった帯。
濃紺に茶色でぐるぐるうずまきと大きな花が
どーんと印象的。
裏にも惹かれちゃったのよねえ。
あ、これとは別に今回魅力を発見したのは白地のバティック。
帯にすると粋でモダンです。

2008.3.1 [土] 春のはじまりの色

寝坊してお昼前に京都へ。
晴れているのにしぐれている、怪しいお天気。
うちくい展に行く前に三条あたりで軽くごはん。
ついでに寄ったみすや針では小さな庭でメジロが
枝にさしたミカンを、さかんについばんでいる。
兄弟なのか、つがいなのか、いつも二羽で来てますなあ、
こうやって来てくれるから、飽きませんのや、
と目を細めるお店の方。
春だなあ…

そして、今日の目的のうちくい展
小さな空間に、ぎっしりと詰まった宝物のような織物。
悠々さんがいらしていろいろ説明していただいた。

ひとつずつの作品がもっている糸や染め、織りの物語。
それらが紡ぎあって魅力的な布に仕上げているんだなあ、と思う。
個人的に惹かれたのは西川さんの半幅と角帯。
ネパールの糸と琉球藍。言い古されたことばだけど“味”があって、
“おおらか”という感じが素敵。
たまたま西川さんが持たれていたバッグもカンタ刺繍、
締めていた帯もカンタ刺繍、と偶然の一致にちょっと嬉しくなったり。
角帯だったけどざっくりとした風合いで珍しい臙脂系の帯も魅力的。

そしてもうひとつはフクギで染めた柔らかいクリーム色の着尺。
そう、吉田さんのものでした。
どちらかというとしゃきり、緻密な夏素材が多い今回の展示会の中では
ふっくらとして、やわらかで、珍しい作品かも。
糸の由来もいろいろ書かれていました。
使われたフクギ。
これを沖縄の水で染めるともっと違う色、
こんなやわらかな色ではなく、もっと鮮やかな色になるという。
自然のものはその土地の気候にあった色になるのだろうか。
それも見てみたい気がするけれど、このやわらかな色の着尺も
春三月・弥生の始まりにふさわしい色。
あたたかみがあって、
そして糸に対する丁寧な姿勢が見えてきそうな織りでした。

ご本人はいらっしゃらなかったのでお話することはできなかったけど、
また機会があるだろう。

*** *
なんとなく地図で場所はわかっていたつもりだったのに
路地を曲がり損ねて結局大和大路、四条、花見小路と一周してしまった。
こんな目立つ藍染めの幟が目印だったのに。
力強い織物たちにぼーっとして、着物の写真を撮るのを忘れた。
一応南の織物ということで
色大島(ようやく裄を直して自分サイズ)にカンタ刺繍の帯の組み合わせ。
そして羽織はいつもの。帯留めには椿を。

2008.2.24 [日] 雪やこんこん

神戸でも今朝からちらちらと小雪が舞っています。
昨日は同じ近畿地方とはいえ、雪の量は半端じゃない美山へ
お誘いいただき、おいしい鳥料理と雪の里の美しい景色を
楽しんできました。

雪ってなんとなく子供に返るところがある。
寒い〜って言いながらも、きゃあ、きゃあ、とはしゃいでしまう。

雪国に暮らす人はその苦労も大変なのだろうけれど
雪景色を楽しめる四季があることに感謝。

*** *
あっという間に白い帽子を被っている屋根。
ポストも重いぞ。
うっすら積もった舗装道路に点々足あと。
そして寒さに凍えた後にはあたたかな部屋で
ぬくぬくと過ごせる幸せ。
薪ストーブいいです。
囲炉裏の火とはまた違う心地よさ。

2008.2.23 [土] 80年代

はい、今やすっかり今どき音楽オンチですが
70年代後半から80年代はそれなりに聞いてました。

先日スマステーションで80年代ベストヒット30なるテーマで特集を組んでいた。
小林克也さんが昔懐かし「ベストヒットUSA」スタイルでやっていて、
ほとんど(というか全てかなあ)全部身近に聞いていた曲ばかり。

ゲストのカールスモ—キー石井氏が言ってたとおり
当時の歌ってメロディラインがきれいというか
覚えやすく、特にサビなんて超わかりやすい。
最近の玄人好みのむずかしい(先が読めない)メロディや
リズム重視の曲も確かに良いのだけど
万人には80年代の曲はほんと馴染みやすかった。

こちらにその時の曲目のってます。

2008.2.21 [木] 美しい日本の住まい

まだまだ続行中の撮影。
本日は和の空間です。

創業数百年の歴史をもつらしい旅館。
もちろん建物としては、そのまま残っているわけではないけれど
あちこちに歴史を感じさせるカタチが残されている。

何より洋の空間にはない独特の空気、
どこか湿り気があるような、しっとりとした感じの
息づかいが自然の素材をいっぱい使った室内に
漂っている。
うーん、日本人のDNAがぴくぴく刺激されてしまう。
日本に住んでいてよかった、と思う瞬間。

*** *
ようやく厳しい寒さが一息ついた日。
まだまだ弱いけど、
確実に春に向っている陽射しを受けてきらめく静かな空間。
あ、お庭は小川治兵衛作らしいです。

2008.2.19 [火] そして海の夕陽

神戸沖に浮かぶ人工島。
すでに4半世紀という時間が流れても
いまひとつ人のあたたかみが感じられない街。

いくら便利にきれいに整備されていても
住みたいとは思わないなあ。
あまりにもすべてが揃うより
どこか欠けているほうが魅力的。

島の北西のあたりに、知らぬ間にできていた大学のキャンパス。
本当に自分たちの学生時代とは全く違う環境に
びっくりするやら、あせるやら。
まるでインテリジェントビルのよう。
そのうちIDカードがなければ入れなくなるんでしょうねえ。
うーん、情報の時代、便利さは必要だけど、それにプラス寺子屋みたいな雰囲気の学校があればよいのに。

*** *
夕陽シリーズ。
比叡の山から神戸の海へ。
まあ、人工島とはいえ、自然の美しさは同じですねえ。

2008.2.18 [月] 猫日

昨日の日曜日。
午前中は寒いけど割りと良いお天気。
おー、今日はベランダに干しても結構乾くなあ、
と一週間分の洗濯をして部屋の掃除をして
一息ついてお昼ご飯。
ところが午後からは午前中のお天気が一変、
雪が降ったりやんだり。

すっかり外出する気が失せて
部屋の中で丸くなっていた。

こんなぐうたら妹に対して
今年もマラソンに出たらしい兄貴。
いやあ、りっぱ、りっぱ。


大山崎山荘で柚木沙弥郎展が今週から開催されるよう。
5月までやっているらしいので
気候が良くなったら出かけてみよう。
これも忘れずに行かねば。
大阪日本民芸館・インド大地の布、3/20〜7/13

早く暖かくなってほしいものだ。

2008.2.16 [土] 鎌倉点描

今さらですが立ち寄ったところなど。

KIBIYA ベーカリー
オープンすぐにいったらまだあまり焼きあがっていなかった。
いくつか予約をして新年会の帰りにピックアップ。
プレーンとレーズンとくるみ、とクロワッサンを。
ドイツパンのような素朴でずっしりとした味わい。
でもクロワッサンもいわゆる軽いノリのものではなく、何層にもなっていてるけど、しっかり、という感じでなかなか他にはない味でうまかったです。

蔵厘
ロータスポンドのお隣。
染めから創ったオリジナルの洋服やバッグ・小物など。
かなり好みをついていました。
着物の上に羽織ることもできるコートもあり
カタチさえ同じなら違う生地で作ってもらうこともできる。
オーナーが着物好きのようで帯留なども置いていることもあるらしい。
やばいやばい、領域でした。

ミルクホール
鎌倉では有名なカフェのようで30年前に学生だった人も
知っていた。
カフェ横の小さなアンティークショップもいい感じです。
寒かったので暖かい白玉ぜんざいをいただいた。

ギャラリーミンネ
北欧のアンティークが揃っているお店。
いつもは日本の作家の企画展をやっているらしいが
たまたま寄ったときはオーナーのコレクションである
60年代の北欧デザイナーの陶器が並べられていた。
いわゆる日用品としての食器はよく知られているけれど
もう少し個性的な作家たちの作品。
ストールハネという方の器がとても素敵でした。
まるで石のような触感とオーロラのような色合いが印象的。
こんな器でお薄をいただきたいなあ…

観光名所にはほとんど寄らずの鎌倉でした。

2008.2.15 [金] ちりとてちんつながりで落語のこと

「空にはぴーちくぱーちくひばりがさえずり…」
のくだりがこびりついて、
なんとなく落語が聞きたい気分です。

実はいまだに生で見たことがないのだけれど
大阪天満宮側にできた常設の天満天神繁昌亭
↑ちりとてちんで常設小屋の話が出てるのは現実とリンクしているのか?
一度足を運んでみたいなあ、と思っているとこです。
ちゃんとした高座以外にも
会社の近くの蕎麦屋でやっていたりするのですよね。
春分の日には奈良のカフェで春よ来いと銘打った落語があり、愛宕山がかけられるとか。
行きたいけどちょっと遠いかな。

やっぱり地元なので上方落語のほうが
親しみがあります。
あまり詳しくはないけれど
小さい頃にうまいなあーとテレビで見ていたのは
桂枝雀さん。
あのタコ坊主の顔つきが変幻自在、
おもろかったなあ…
英語落語にも挑戦していたし。
古典だけでない進取の気性の方だったのでしょうけど
それだけに既に故人なのが悔やまれる。

うーん、上方支部でもつくりましょうか。

ああ、それと貫地谷しほりさん、
特技が2分で着物をきることとか。
ふぇ〜。
何かやっていたのでしょうかね。

2008.2.14 [木] やばいPC

ここ半年ぐらい、どうも動きがおかしいPC。
カーソルが勝手につつ〜っと、まるでこっくりさんのように画面の端に動いていく。
ここにきて、さらに文字入力があやしくなってきた。
入力しようとすると勝手に変換したり、
突然画面全部の文字を選択したり、
なんや、なんや、どないしたん。
と再起動しても同じ。

しばらく会社のPCから日記書きます。
時間外だから許してね。

2008.2.11 [月] ムンク

混雑具合を聞くと30分まち。
夕方遅めに行ってもまだ入場制限中。

でも会場後半は結構すいていて中々ゆっくり
見ることができた。
やっぱり「叫び」のような誰もが知っている作品が
なく、後半は壁画とかマイナー路線の企画だからか。
どこまでいってもあんこがない大福のような企画かしらん、と思ったり。

でも個人的にはすっかり忘れていたけれど
「マドンナ」を見つけてちょっと感激。
そうかあ、これムンクだったんだ。
なんて、すいません。いい加減なもんです。

2008.2.10 [日] 新年らしく

前日の雨と寒さが嘘のような
おだやかな一日。

きもの好きが集まった歴史ある広間には
なんとも心地よいひとときが流れている。

この空間をいっしょに楽しめる幸せ。
特に新年会は華やかな着姿の方が多く
見ているだけでよいですね。

あでやかなアンティークの色合いに
おめでたい柄ゆきやこだわりの組合せ。
勉強になります。

帯好きなので、知らぬ間にそちらに目がいってしまう。
みにさんの花喰い鳥に、ぼたんさんの刺繍帯、
白地に可愛い菊が一面に並んだあっこちゃんの帯…
どれもこれも素敵でした。

*** *
床の間には大黒さまと恵比寿さま。
バス停からの逗子の海もおだやかでした。

2008.2.9 [土] 前夜祭

レトロホテルの女中部屋であけた朝は寒かった。
ゆっくり着替えて鎌倉の町に出ると
ちらちら雪まで…

朝ごはんも食べてなかったので、
速攻喫茶店に入ってカプチーノとキッシュで
体を温める。

同じビルにあるロータスポンドへ!
と意気込んで上に上がると、なんと買い付けに行かれているということで閉まっている。
今回の目玉だったのに。

気を取り直してあちこち散策の後、
みんなと合流。
夜はおいしいものをしっかりいただいて
鎌倉の楽しい夜はふけていったのでした。
お世話になりました。

*** *
ホテルニューカマクラ。入ったホールから2階への正面階段。
雨にも負けず伊兵衛に雪花織り帯。

2008.2.7 [木] 寒さ真っ最中

仕事で比叡山へ。
今年初めて見る雪景色。

元スキー小僧としては
雪は嫌いじゃないけど
御願いだから次の週末は降らないでね。

*** *
まるで北欧のような比叡山の夕景。
降りてくるときの夜景もきれいでした。

2008.1.27 [日] ハラミ

いや、別に自分のではありません。
去年から鶏肉はこの「ハラミ」部位がお気に入りです。
偶然コープの売り場で見つけたのですが
お値段が安かったし、
その頃気に入っていた「セセリ」にも
似てるかな、と思って試してみることに。

いわゆる内臓系のお肉なのですが
クセはなく、コリコリ感を楽しむときは焼いて、
鍋に入れると柔らかくいただけます。
モモではちょっと重いけど、
ササミやムネではさっぱりしすぎだし、って時にぴったりです。

難点はなかなかお店ではお目にかかれないこと。
最近は見かけたら大目に買って冷凍してます。

あ、そういえば鶏肉って子供の頃は「かしわ」って
呼んでたし、お店でも「かしわ」屋ってのもありましたが
最近は関西でも専門店以外は言わないなあ。

2008.1.20 [日] 初会

いつもの香道初会で弓弦羽神社へ。
今年は友人がお手前をするので一人での参加。
一年に一回では本当に毎回初心者。
お隣のベテランの方に「すいません、初めてなようなもので…」とアドバイスをお願いする。
いやはや、何回やっても緊張するなあ。
香りを聞くのはいいのだけど。

今回は「五行香」というもの。
木火土金水、5つの香りを聞いた後、二種類をあてる。
全部で七つの香りを聞くので結構時間がかかる。
結果的に若宗匠が「えらい、散々な結果でどないしよか思いました。」とコメントされるぐらい、みなさん当たらなかった。

もちろん私めは今年も全滅です。
がっくし。
でも雅な世界に浸れるこの初会、新年らしくて好きです。

*** *
20年前に作った(母が娘にと)訪問着。
ほんと、たまには着てあげないとね。

2008.1.19 [土] 寒い冬にはたまご焼き

神戸から明石にかけては
たこ焼きはおだしにつけて食べる。
名前もたこ焼きじゃなくて「たまご焼き」。

専用の木の台に10個か20個ずつ乗ってきたものを
だしに三つ葉を浮かべて
スープのようにして食べます。
うまいです。
ソースで食べるたこ焼きもおいしいけど
これはこれで違う料理って感じ。

神戸ではここがお気に入りです。
冗談じゃなく何十年と行っている、っていうのも怖い。
蛸の壷。たまご焼だけじゃなくっておいしいアテやお酒もあるのでお勧めです。

*** *
絞りだとあたたかです。
気のせい?

2008.1.15 [火] 椿咲く

去年手づくり市で買った椿が
ようやく一輪咲きました。

絵に描いたような姿。

しかし、椿ってほんとにいろいろ種類が
あるのですよねえ。
これは「隠れ磯」という品種。
あずき色がめずらしい、と言う風に書いてあったけど
紅色に近いかな。

まだつぼみはいっぱい。
花が終わったら植え替えてあげよう。



プロフェッショナルを見ながら出てきたのはなぜか
「one for all,and all for one」。
どんなに才能がある人でもひとりでは何もできないはず。
才能のある人ほど御縁や回りの人を大事にしている。
才能のない人ほど「自分が…」ってエゴ強いよな。

2008.1.14 [月] 初文楽

に行ってきました。
知人からのお誘いで。

思いのほかこじんまりとした館内。
思わず惹きつけられたのは椅子張地。
かっこいい縞なのだ!
なあんて、何に感心してるのか。
素人なので字幕には助かりました。
2年ほど前からだとか。

肝心の舞台の方は二演目までは
ところどころうたたね(失礼!)をしてしまう感じ。

ところが!
3つ目に至ってびっくり。
文楽って人形がまず、って思っていたけれど
そうじゃないんですね。
会場の様子からするとかなりベテラン太夫の様子だったけど
うーん、あんなに語りで舞台の完成度や感激が違うとは知らなかった。
びっくりです。

新年早々良いものを見せていただきました。

さすがに新年の文楽劇場。
実に様々のおきもの姿の方を拝見。
紬、色無地、訪問着、小紋、とらわれないのが一番。

*** *
年末に購入したこのしゃれ袋帯。
袋帯にしてはとても締めやすいのだが
模様が真中にきてしまうのはヤボですなあ。
少し工夫しないと。

2008.1.4 [金] 初詣

今年は神戸の山の手にある
小さな神社をはしご。

5月のだんじりのときには
それぞれの神社からだんじりが出るのです。
最初に詣でた森神社はそれなりの大きさでした
あとの二つはほんとにおらが村の鎮守様って感じ。

でもちょっと気にかかることもあったので
急な坂道にもめげず頑張ってお参りしてきました。

*** *
元旦は寒かったけど気持ちいいほどの青空。
すっくと立つ藍に白文字ののぼりが、気持ちよくはためいていた。
日にちを置いて本日はいつもの八幡神社へ。
ここもこじんまりとしたいい神社です。
ようやく仕立てなおしをした千總の小紋。
つんつるてんの裄が自分サイズでほっ。

2008.1.2 [水] 戊子

あけましておめでとうございます。
2008年は“つちのえね”というそうですね。
きものを着始めてから関心を抱き始めた
いろいろな和の暦。
なのでまったく初心者、まだまだ習うことがいっぱい。

真楽で得ることはいろいろあるけれど
その中のひとつは、ぐうたらな自分に
びし、ばし、と向上心を与えてくれることかもしれません。

とにかく年女です!

本年もよろしくお願いします。

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