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2008.3.28 [金] まだまだベビーブラッサム

通勤途中の保育園の桜はこんな感じでした。
この2,3日ちょっと寒さが戻ってきているので
来週末でも花見は楽しめそう。

さて、ちりとてちん。
ほんとに最後ですねえ。

我家も高校生まで母が作ってくれる
お弁当は、ほとんど茶色でした。
当時みんなもっていたアルミの長方形弁当箱を開けると
そこにはまったく愛想のないおかず軍団、
しかも昨晩の残りもん。
思わず蓋をしめて「パン買ってこよ…」
と思ったこともあったなあ。

まあ、親の心、子知らずです。
毎日ありがとうございました。

そして本屋でこんな本を見つけた。
初心者にはおもしろいかも。

2008.3.25 [火] のんびり休日

満開の桜はまだまだだけど、
ほんとに先駆けともいえる花見弁当を近所の王子公園で。
最近ちょっとお弁当づくりが楽しくて
(といってもご飯がメインで後はありあわせを詰めるだけ)
本日も一応手作り。
おにぎりに卵焼き、トマトとモッツァレラチーズのサラダ、後は出来合いの筍のキムチ(これはうまかった!)とむふふ、いかなごの釘煮。
まあ、これでも満足なのだからお手軽なものだ。
とにかく弁当箱に詰めて、家以外で食べてる気分がいいだけなので。

日なたの日差しは暑いぐらいで、
お弁当にワインを飲んでいる間にもむくむく
桜が膨らんでくるような暖かさ。

その後六甲アイランドのファッション美術館へ。お目当てはこちらの展示だったのだけど
いやあ、ここの常設はなかなかいい!
服飾を歴史として捉えて、カタチ、素材、色彩などの観点からいろいろ見せてくれる。
ある意味民俗学的かも。
期待してなかっただけに、おもしろかった。

昔子供の頃、家にあった平凡社・百科事典の服飾史のところを
繰り返し読んでいた(いや、眺めていた)のを思い出してしまった。

企画展は全体の1/4ほどのスペース。
銘仙のポップさは着るには無理だけど
グラフィック的には楽しめる。

美術館とフロアを変えて、併設の図書館もあり
こちらもファッションをテーマにした映像コーナーなどがあって、
小さいながらも小奇麗で充実。
雨の日など、一日遊べる場所としておすすめ。
残念ながら貸し出しはできないそう。

*** *
椿の小紋にこの間の更紗帯。
柄的に相性はどうか、と思ったけどまあまあでした。
毎度おなじみ夕陽シリーズ。
暮れなずむ空をバックに六甲ライナー。

2008.3.19 [水] 春の味

といえば、やっぱり「いかなごの釘煮」。
もともとは明石の魚やさんが賄い用に作り出しのが始まりだとか。

簡単に言うと、いわゆるジャコをしょうゆ・みりん・お酒・砂糖などで煮込んだ佃煮です。
明石から神戸にかけての家庭ではこの季節になると
各家ごとのレシピで大なべいっぱいに炊きこみます。
お家ごとに微妙に味がちがって、
友達の家でいただいたりすると
「へえ、こんなかんじのいかなごもあるんだ」と新発見。

ぴりりとしょうがをきかし気味にしたり、
上品に柚を入れたりすることもあるようだけど
わが屋の味はまったくごはんのお供で
甘みが少し強めだったなあ。

実家でも今では全く作らなくなったし、
自分でもつくることはないけど、
(生のいかなごを使うので漁があったときしか
手に入らず、サラリーマン生活では出会うことがなむずかしい。)
季節になればスーパーや惣菜屋さんで
買ってくるのです。

もちろんお酒のアテにもぴったり。
そして季節が進むにつれてどんどん大きくなるいかなごは
さっとあぶって酢醤油にしていただくのもなかなかです。

京阪神ではさすがにほとんどの地域で見られるようになったいかなご。
神戸を離れて東京で暮らす叔母や兄貴は
懐かしがっているようです。

2008.3.16 [日] アジアの布

キ—ワードで見つけてまあ、楽しそう! 
でも東京かあ…と一瞬あきらめたもののラッキーにも出張スケジュールと合ったので駆け込んだジャワ更紗の帯 榛葉和子展

着物にはまる前からアジアの布は大好きで
ショールやインテリアファブリックスに、
と自分なりに身の回りにおいて使っていた。
そんなアジアの布が、実は昔から
しっかり着物の世界にも根付いていると知って
ああ、そんな自由な世界があったんだ、
と一気に着物が近いものになった。

今回の展示会ではアンティークのものから現代のものまで
様々な地方のジャワ更紗がずらりと帯になって
並べられている様子は見ているだけで楽しいものでした。
描かれた文様も鳥、魚、虫といろいろ、
大胆に一面にデザインされたものや
細かな更紗模様が多彩な色合いで施されたものまで
「せっかくの展示会なので片寄らないようにいろいろ揃えるんです」
とおっしゃる通りの帯帯帯…

しかも手とたれを逆にしたり、
リバーシブルにしたりと
いろいろ楽しめるようにと工夫された仕立て。
ジャワ更紗を大事にして楽しんでほしい、
という思いが伝わってくるようで
しっかり目の保養をさせてもらいました。

関西にはなんと住吉倶楽部さんで扱うことがあるとか。
またお目にかかれるのは嬉しいけど、物欲おさえようね。
*** *
離れがたく我が家のものになった帯。
濃紺に茶色でぐるぐるうずまきと大きな花が
どーんと印象的。
裏にも惹かれちゃったのよねえ。
あ、これとは別に今回魅力を発見したのは白地のバティック。
帯にすると粋でモダンです。

2008.3.1 [土] 春のはじまりの色

寝坊してお昼前に京都へ。
晴れているのにしぐれている、怪しいお天気。
うちくい展に行く前に三条あたりで軽くごはん。
ついでに寄ったみすや針では小さな庭でメジロが
枝にさしたミカンを、さかんについばんでいる。
兄弟なのか、つがいなのか、いつも二羽で来てますなあ、
こうやって来てくれるから、飽きませんのや、
と目を細めるお店の方。
春だなあ…

そして、今日の目的のうちくい展
小さな空間に、ぎっしりと詰まった宝物のような織物。
悠々さんがいらしていろいろ説明していただいた。

ひとつずつの作品がもっている糸や染め、織りの物語。
それらが紡ぎあって魅力的な布に仕上げているんだなあ、と思う。
個人的に惹かれたのは西川さんの半幅と角帯。
ネパールの糸と琉球藍。言い古されたことばだけど“味”があって、
“おおらか”という感じが素敵。
たまたま西川さんが持たれていたバッグもカンタ刺繍、
締めていた帯もカンタ刺繍、と偶然の一致にちょっと嬉しくなったり。
角帯だったけどざっくりとした風合いで珍しい臙脂系の帯も魅力的。

そしてもうひとつはフクギで染めた柔らかいクリーム色の着尺。
そう、吉田さんのものでした。
どちらかというとしゃきり、緻密な夏素材が多い今回の展示会の中では
ふっくらとして、やわらかで、珍しい作品かも。
糸の由来もいろいろ書かれていました。
使われたフクギ。
これを沖縄の水で染めるともっと違う色、
こんなやわらかな色ではなく、もっと鮮やかな色になるという。
自然のものはその土地の気候にあった色になるのだろうか。
それも見てみたい気がするけれど、このやわらかな色の着尺も
春三月・弥生の始まりにふさわしい色。
あたたかみがあって、
そして糸に対する丁寧な姿勢が見えてきそうな織りでした。

ご本人はいらっしゃらなかったのでお話することはできなかったけど、
また機会があるだろう。

*** *
なんとなく地図で場所はわかっていたつもりだったのに
路地を曲がり損ねて結局大和大路、四条、花見小路と一周してしまった。
こんな目立つ藍染めの幟が目印だったのに。
力強い織物たちにぼーっとして、着物の写真を撮るのを忘れた。
一応南の織物ということで
色大島(ようやく裄を直して自分サイズ)にカンタ刺繍の帯の組み合わせ。
そして羽織はいつもの。帯留めには椿を。

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