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2007.12.24 [月] Merry

Christmas!



本日から一週間で仕事納め。
持ち越しのないように。

2007.12.22 [土] 雨の休日

朝からあいにくの雨模様。
少しだけクリスマス仕様でおでかけ。

*** *
ランチにいただいたモリーゼ州のワイン。
ラベルの赤い波模様が可愛いなあ。
(写真でわかるかな)
でも、どこのワインですかって聞いて
「シチリア島から少し横にいったぐらいの地域です。」って、
まあ、間違いではないけどちょっと飛びすぎやん。
まあ、おいしかったから許そう。

2007.12.17 [月] 漆のうつわ

ようやく漆のうつわを決めました。
少し大きめの椀もの。
具だくさんの汁物をふうふういって食べたいなあ、って。
木目がほんのり見える木地呂塗り。

岩手の作家玉山保男さんのもの。
ギャラリーには朱塗りしかなかったので
ぜいたくにオーダーです。
(2客だけだけど)
約1ヶ月ほどしてできあがるらしい。

この方の根来塗りもなかなかダイナミックでよいです。

2007.12.13 [木] 12月の神戸といえば

「ルミナリエ」。
何年か前に「今年で終わり」と噂されていた時の尋常ではない人ごみに懲りて近づいていなかった。
平日なら少しはましかな、と久しぶりに行ってみたら
会場につくまで延々歩かされるコースに。

会場自体も少し小さくなっていたようだし、
期間も去年までに比べると短くなっている。
そろそろこのイベントも変わり目なのか。

いろいろあるけどきれいなことは確かです。
きらきら光るものは、ろうそくが原点なのか、
なんとなく癒されて、心が温かくなります。
皆様どうぞ、ちいちゃな写真ですが癒されてください。

*** *
高架下の髭鬚張魯肉飯(ひげちょうるうろうはん)の焼小龍包。ぱくっと一口したら、じゅーっ、てお汁が飛んでびっくり。
(食べものも癒される。)

2007.12.12 [水] 香菜

香菜(シャンツァイ)ってお好きですか?
ベトナム料理で開眼して以来、香菜フリーク。
でもあの独特の香りは好き嫌いが分かれるのですよね。
嫌いな人と一緒になるとこれ幸いと、香菜担当者としてむしゃむしゃ食べちゃううけど、中にはちょこんと飾られているだけで「くさい」という人もいるので、そういう時は我慢せざるを得ません。

確かに強烈な香りのために、ほとんどどんな食材にも勝ってしまい、鼻に付く人には絶えられないかも。

東京にこんなお店ができたとか。
行ってみたいなあ… 香菜づくし。

久しぶりにベトナム料理食べに行こうかな。

*** *
会社の帰り、例の襦袢直しをお願いしに阪急へ。
ちょうど催事をやっておられるので都合いいや、と。
実は〜、って差し出すと、「普通はお尻の部分が破れるんですけどねえ、縫い糸が弱かったか、よっぽどがんがん歩いたかですかね。」
少しはおしとかやかに歩かねば。

栗山工房の小紋。初めはペンギンかと思ったらふくろうでした。
セミにも見えたりして。
可愛かったので思わず羽織らせてもらいました。

2007.12.11 [火] 単純

誉められると舞いあがります。
インドはベンガル地方の「カンタ刺繍」でございます。
(きものは先週のとは違いますが)
もともとはお嫁入り道具として女性が
一針ずつ刺繍していくサリーの布だとか。
帯にするにはちょっと繊細かな〜っていう布ですが
手仕事のもつ魅力に負けてしまいました。
軽くて結びやすいです。

ところで今週末から始まる展示会。
やっぱりタイトルには「さよなら」とあり、「閉められる」とも書いてありましたよ。
なんか複雑。

さて、先日お題をいただいた「コルク」。
こんなネタはご存知でしょうか。
同じコルクでもカーペットとワインコルクでは求めるクオリティが違うのかも。

2007.12.10 [月] 解体新書

先週東京に着ていった長襦袢の脇裾部分が見事にほつれていた。というより解体。
前シーズンの終わりに中心部分の裾が同じようになっていたので、この間いつもの仕立て屋さんでサービスで直してもらったとこだったのに…
帰り際に「びりっ」と嫌な音がしたので気にはなっていたのだが、案の定。

最初の仕立てが悪いのか、自分の歩き方が悪いのか、
どっちにしてもこういうとき自分で、ちゃっ、ちゃっと直せればいいのにねえ。

2007.12.6 [木] 中目黒&銀座

東京出張前に休みだー!
ということで前日入り。

日帰りではあんまり行かないので中目黒あたりをうろうろ。
渋谷で乗り換えるときに、
ふと「そうだ、バスで行ってみよ」と珍しくバスに乗ってみた。
ほんの15分ほどだけど、バスっていろいろ街並みが見えて中々楽しいです。

あちこちインテリアショップを巡る。
この間照明を買ったばかりなのに、つい可愛い照明にまた目が釘付け。
いいかげんにしなさい。どんだげ部屋があんねん。

ひと通り回った後、古い共同住宅を改装した「上目六さくらショッピングセンター」でお茶飲んで、中の一軒でパンも買う。
小さなお店だけどかなり人気のよう。素朴な味で確かにおいしかった。買ったのは「あかさん」ていうレーズンの入ったパン。ネーミングがどれもこれもユニーク。原宿にもあるようです。

そして気になる酒屋さんも発見。店内のお酒を持ち込み料払って立ち飲みができるそう。
お店の名前が「でぐちや」で立ち飲みの名前が「BAR EXIT」。
飲んべは酒屋アンテナがはるのだ。

そして、夜の部は「ねのね」分科会。
ランブルスコから始まって堪能したイタリアづくし。
おいしかったです。
ワインはまた選びましょう。

*** *
「温故知新」の店頭。おもちゃ箱のようで楽しいお店です。
中2階は床が抜けそうで怖かったけど。
この日も日中は羽織いらずの温かさ。
ほとんど、羽織もショールもくるくるたたんでバッグに入れたまま。
朝晩の気温が違いすぎると一日外出の時は困るなあ。

2007.12.2 [日] とりあえず

ちゅう!

帯留めはあいかわらず見つからず。
かざりや鐐に伺うと、
オーダーならできるという。
とにかくお見積もりをお願いする。
お誂えかあ…

*** *
清課堂ではねずみたちがいっぱい。誘惑に負けて根付け購入。

2007.11.30 [金] 紅葉のあとのお楽しみ

午後は市内に移動してあちこち。
とりあえずコーヒーでも、と思って木屋町を歩いていたら
なにやら怪しげというか、楽しげというか、おもしろいお店を発見。入ってみると古い電灯がいっぱい。古いものは江戸時代のものから昭和の平たいシンプルな傘の電灯まで。ちゃんとコードをつけているのですぐに使えるものばかり。
全然買う気なんてなかったのに、気がつけば「これがいいなあ」ってことになっていた。
実はリビングの天井に、目星をつけていた照明があったのに、味のある時代もんにはかないまへん。ころっと寝返ってしまった。

むふふ、日曜には届くのです。
少しだけアールデコ風のモダンレトロタイプのあかり。
ちなみに結構有名みたいです。
タチバナ商会。ぜひ一見の価値ありです。

*** *
出る前にみた「ちりとてちん」の影響か、なんやらPOPな装いになってしまった。

2007.11.29 [木] 紅葉休暇

2年越しで待望の光明寺へ行ってきた。
総門から広々とした階段を左へ右へ移動しながら表参道をあがる。そして御影堂・信楽庭をめぐってハイライトのもみじ参道へ。
まさに赤に染まる感じの見事な彩り。

光明寺を出て、少し遅いお昼。
ちょっと歩いたところにある公園でのんびりお弁当を広げる。だあれもいない。
ひんやりとした空気の中、境内だけでなく回りの山々も錦色になって洛西の晩秋の景色を堪能した一日。

2007.11.28 [水] TOKYO難民

先日の3連休。
どこもかしこもすごい人出だったようですね。
東京駅もすごかったですよ。
特に手荷物預かり。
改装中の駅構内でやっと探したと思ったらな、な、んと長蛇の列。優に100人は超えていた。
もちろんロッカーもほとんどすべて使用中。
ぐるぐる東京駅中探したけどムダでした。

というわけで大荷物をもって移動していたわけです。
ちなみに関西に戻った社内スタッフも京都駅の人の多さにたまげていた。
日本全国行楽人出だったんだなあ。

それにしても駅のインフォメーションのおねえさん、おのぼりさん相手にするには不親切すぎる道案内だよ。
それでもサービス業かっ。
ハードだけでなく、ソフトも充実せんかい!

2007.11.26 [月] 収穫

ビッグサイト。隣の棟で開催していた展示会でみつけた「小倉織」。
なかなか男前の木綿でした。
木綿なのに糸が細くて艶があってまるで絹織物のよう。まだまだ日本にはいろいろな織物が潜んでいるのですね。
キーワードにしようか検討中。

ウェブショップもあるのはこちら。小倉織を復活させ広められている築城則子さんのサイトはこちら

あ、そうそう同じ企画展の中に有松絞りの素敵なランプシェードもありました。
こちらもなかなかよかった。
白生地に絞り、というシンプルさ。
灯りを通して浮かび上がる立体的なテクスチャーを楽しむ。また着尺とは違う趣きです。

*** *
ビッグサイトからの夕景。

2007.11.25 [日] ようやく

展示会終了。
それにしても4日間まさに秋晴れの連続でした。
去年より足の疲れが少ないのは床の素材のせいか。

とにかく本日はのんびり東京休日。
よろしくお願いします。



お初の下駄です。
軽〜くて履きやすい、いい音だし。

いやあ、押しが弱くて良かった、良かった。
いいかげんにしなさい、と自分でつっこんでも止められません。
魅力的な布がいっぱいあって、短時間でしたがすっかり堪能いたしました。
次行ったらあぶない?

2007.11.19 [月] 明日から

東京出張です。
今回は最後に楽しみがあるので、それをエサに頑張ります。
しかし、寒そうですね。
去年はずっと暖かでその前の年は結構寒かった。この季節は年によって寒さがまちまちで着ていくものに困ってしまう。

まあ、着いてみてあまり寒いようなら現地調達。
とにかく乗り切るべし!

2007.11.18 [日] 届き物

この秋に求めたゑびすやさんの津軽塗りの下駄が届きました。
よい感じであります。
塗りがかもし出す微妙な表情に見惚れてしまう。
あじろの鼻緒に前つぼ暗めの赤。渋格好いい系でしょうか。軽いのも良いです。
そしてかかとの特徴ある形は、たぶん同じ。兄弟です。

早速来週履くのだ〜

こちらはゆずりはさんで求めましたが
関西には百貨店催事で来られたりしないのかなあ。

2007.11.15 [木] 京都ぐるぐる

いざっ、レンタサイクルで久しぶりに手づくり市へ。
ちょっとスタートは遅れて10時半に自転車をピックアップ。
一路鴨川沿いを北へ。
自転車を走らせるのにはちょうどいい季節。
知らぬ間に鼻歌がでてしまう感じ。
しかし、手づくり市の人出にはびっくり。
この間の東寺のも負けないほど。

結局椿の鉢植え(前回もなぜか植木買ってしまった人)と
黒柿の帯びとめ、和更紗を購入。本当はお堂の階段でお昼しようかと思っていたのに、立ち入り禁止。方針が変わったのでしょうか。しようがないので鴨川沿いでカスクート&ビールでのんびりランチ。

その後、西陣、寺町、烏丸、とあちこちうろついて7時ぎりぎりに自転車返却。
8時までにしてほしいなあ、と伝えると、結構要望が多いそうだ。その内延長してくれるかなあ。

あー、目的のひとつだった帯留はやはりなかった。

*** *
伊藤組紐店では紺と生成りの四分紐を普通の帯締めサイズで頂きました。お誂え帯締めをしばし妄想。いつかは実現したいなあ。
そして最後に寄った「Koha*の世界展」が開催されている椿labo-KYOTO。おてんばな小紋がいっぱいです。

2007.11.11 [日] 浜でピクニック

シーズン最後かな、と六甲アイランドの南端でお気楽ピクニック。
スパークリングと各種お惣菜にパンを途中で買ってベンチでだらだら。
人工の島の人口の浜なので情緒はないけど、広々として海が見渡せて結構来るところ。夕暮れ近くになるとジョギングする人や犬の散歩をする人がちらほらいて、ご近所な雰囲気が良いのかな。

息抜きしました。

*** *
日暮れ時にはきれいな夕焼けが。

2007.11.9 [金] 虎ノ門からバスで東京駅

月一出張の後の恒例の呉服屋めぐり。
今回は虎ノ門にあるこちらに

ときどききもの雑誌にも載っていたのだが、こちらのオリジナルというつぼ折れコートが見たくてお邪魔した。
できれば着尺ではなく、自分の好きなウール生地でできますか、と聞いたところ、お受けすることはできますよ、とのこと。ただし季節的には今からがシーズンなので仕立てに時間がかかるとか。来シーズンの楽しみに今から生地選びをしておこう。

あせらずじっくり自分の好きなものを揃えていく時間もいいものだ。

*** *
店の前からバスが出てるというので、珍しくバスを利用。
途中の日比谷公会堂前で降りていかれた訪問着におしゃれバッグの女性。パーティでしょうかね。
丸の内側から東京駅の夜景。

2007.11.3 [土] きもので神戸

さすがに晴れの特異日。
爽やかなお天気のもと、ちょっと変わった神戸巡り+伊兵衛。
地元に住んでいてもなかなか行く機会がないとこに行けて楽しかったです。
のんびりしすぎて、予定とおりのところには行けずでしたが、また行く楽しみが伸びたといういことで。

しかし、実は地元のギャラリーでずっと開催されていたとは知りませんでした。わざわざ遠くまで行っていたとは。
どんどん年数を経るにしたがって変わっていくらしいこのきもの。どんな風になるのか楽しみ。そして、自分もいっしょに育っていきたいものです。

*** *
久しぶりにラオスの帯を。

2007.10.21 [日] ひさしぶりに東寺

日曜日の東寺なんて、すごいだろうなあと思いながら例の帯留めを探しに頑張っていってきました。

しかしながら肝心のモノはまったくなく、ただし、他にいろいろ収穫があったので良しとしよう。
だいたい北門から入って南へと移動してくるっと北へ戻ってくるのですが、さすがに人の多さにいったん外にでて北門へ戻りました。やっぱりナメテはいけない。日曜の人ごみ。

お昼はコロッケとビールを近くの公園でほおばり、次の目的の北欧モダン展へ。この日までだったのでやっぱりかなりの人出。椅子がメインの展示だったのですが、何点かちゃんと灯りがついた照明が飾られていて、こちらが個人的には気になりました。でも、ほとんど上を見上げている人はいなかったなあ。

きもので散策には一番よい季節。お天気もまさに秋晴れで気持ち良かったです。

*** *
市立美術館のもう一方の展示のポスター。
まあ、おんなじじゃん、今日の装いと。しかしポスターはきっと少女ですな。

2007.10.20 [土] マイファースト伊兵衛

を着て野口さんのきものを拝見しに上方銀花へ。
合わせた帯は少々古めの帯。
なんと野口の社長さんまでいて、一瞬あせりましたが、お上手はあったにせよ、この帯皆さんに中々評判良かったです。

野口といえば、個性的な染め、という感じだったのですが、刺繍も多い。作品のインスピレーションはいろいろなところからあるらしいのですが、古いものを甦らせているインパクトのある帯が素晴らしい。
ギャラリーのスタッフのオリジナル刺繍干支帯にも感化されて、お誂え帯に思いが膨らんでしまった。

いっぱい目の正月をさせていただいて、結局襦袢を取り寄せて見せてもらるようにお願いしてきた。

ふーっ、それぞれに個性があるんですね。

2007.10.10 [水] さて

スキャナーをもらいました。
最近パソコンを買い換えた人が多くて
あちこちから「いらん?」ていわれるのです。
なんでやろ、と聞くと最近のOSでは古い周辺機種は対応しないんですね。
捨てるのはもったいないので、ということらしい。

はいはい、ウチはまだまだWIN98SEですよ。
ということで頂いたスキャナー。
へへ、昔とった35mmスライドでしばし遊べそうだ。

*** *
初夏のイスキアの夕暮れ。
といっても時間はすでに9時でした。
あわいラベンダー色の空がくらくらしそうなほど素敵だったなあ。8年ほど前の写真。

2007.10.5 [金] ほんまかいな

本日の繊維ニュースから。

2006年のサラリーマン年間平均給与は435万円。
9年連続の前年割れ。
300万円以下は全体の38.8%。

業種別では繊維工業の平均は340万円。
100〜200万の層が最も多く、
農林水産・鉱業についで下から2番目。
ちなみに1位は当然金融保険・不動産業で563万円。

景気の回復なんていわないでほしいなあ。
厳しい現実。 

2007.10.2 [火] 気になる

上方銀花:京・工芸着物「野口」の世界」 10/15(月)〜10/25(金)
住吉倶楽部:伊兵衛織展 11/2(金)〜6(火)

ですって。

*** *
定期券と一緒になくしてしまった伊兵衛織のカード入れ。正絹のためすべりが良くてコンパクトで使いやすくて気に入っていたので定期券紛失以上に大ショックだった。
先日の東京出張の際に出くわして思わずふたつ購入したもの。
小物になってもなかなか良いです。

2007.9.28 [金] “エコ”バッグ

このタイプ、梅田のイルムズでもみかけました。
こちらの大きいほうを、とある展示会でいただいて使用中。
携帯するときは少しかさばるけれど、荷物が多いので肩かけできるタイプが使い易いのです。
ワインもらくらく2本は入ります。(通販ではなく、店頭チェック購入派なので)

でも、最近本来の意味のエコバッグから、はずれるようなバッグも増えてきているような気がしますが…

2007.9.26 [水] 秋です

今朝はこの秋はじめて、「ひやっ」として目が覚めた。
ようやく秋本番。
今年の9月はなかなか暑さが続いてしんどかったが、これでやれやれです。
季節の移ろいとは肌で感じるもののようで、チャリ通勤の最中も一気に日なたが恋しくなって、道を選んだりして。

そして、昨夜に引き続き今晩もくっきりと夜空には美しいお月さまが。
十六夜の月を少しは風情深く味わおうと電気を消してろうそくの灯りを。
この間のキャンドルスタンドに七尾の和蝋燭を点けてみた。
本当は小さなキャンドルを入れて、もっとほわ〜っとした灯りを楽しむのだけど、あえて燭台風にノッポなこちらを。
和蝋燭の芯って自分で切らないとダメなのですね。初めて知った。
今週の美の壷は「和蝋燭」のようです。



なんと、もう襦袢が仕上がったと連絡が。
10月からにと急いでくれたのか。それにしてもわずか1週間ほどなんて、ちょいとびっくり。
これで安心して袷の季節を迎えられます。(なあんて、まだまだ手抜きの半襦袢着用。)

2007.9.24 [月] 帯留め探し

ちょっと欲しいモチーフの帯び留を探しに京都へ。
まずは春先に伺ったときに目に留めていたものを探そうと、てっさい堂へ。すぐに見つかったのだけど、彫金の細かい細工が美しい江戸から明治のものだそうで、お値段が思いのほか。少し考えさせてもらうことにした。
それにしても貴重なお宝が何げなく引出しやかごの中に積まれていて、ほんと、「ざく、ざく」探す感覚はたまりません。

その後何軒かのお店を見たのだが、結局どこにもなし。
うーん次は骨董市巡りか? オークション? それともお誂え?
気分的にはいわゆるかわいい系は嫌だし、あんまりリアルなのも怖いし… もうしばらく探すべし。

お店をぶらついている途中から結構な雨降りに。
しようがないので無印良品で折畳みを購入。ランチ時に祝日のためフラれた先斗町のイタリアンに行って満足して帰宅。といっても一品の量が多いし、ホームメイドのパンも籠いっぱいだし、で、お料理は2品頼んだだけ。もう若者のようにはがっつり食べられない年頃を実感。
家のあたりもまだ、しとしとしていて、傘購入は正解でした。

*** *
雨の先斗町もしっとりとして良いですなあ。
無印の傘はイケてませんけど。
この季節初めての片貝に科布型染め。雨には強い組合せでよかった。

2007.9.18 [火] それにしても

暑いっ… です。
先週の始めに少しマシになってきたかと思ったのもつかの間。その後はまた夏に逆戻り。
迷いもなく、しっかり夏物をきて先週はおでかけしました。
それでもあつ〜、って感じでしたね。
秋はいずこに?

でも用意だけはしとおこうと襦袢の仕立てとお直しを3点、いつもの仕立て屋さんに頼んできた。
きものを着だして約4年。その間、リサイクルショップやオークション、骨董市などでちょっと寸法が合わないけどまあ無理したら着れる範囲で買ってしまったもの。ずーっつと直したいなあ、と思いながらそこまで手がまわらなかった。
今回ようやく思い立ってお願いしてみた。ものによっては裄が少し足りないものもありそうだが、ほとんどマイサイズにできそうで、あがってくるのが楽しみ。
ついでに去年のシーズン終わりにほつれた襦袢の裾もサービスで直してもらうことに(これぐらい自分で直せないとダメなんだろうけど)。



その時にご主人と話していて屋久島の話題が。
2泊3日で奥様と一緒に行かれたそうで、現地でガイドを頼み、約8時間かけて縄文杉まで往復。その興奮がさめやらず、ことあるごとに人に勧めているらしい。

周りを海に隔たれてた島ならではの特異な自然は目のあたりにしてこそ感動が大きいのだろうか。
ただし、もののけ姫以来登山客がずいぶん増えて、縄文杉の根がずいぶん痛められるているらしい。今では回りを柵が囲っているため、たどり着いても直に触れることはもうできないという。人が、自然を守り育てるのはむずかしい。

2007.9.13 [木] ボローニャ

へ行ってきました。
もちろん、絵本原画展です。

西宮の大谷美術館は長年この絵本展をやっていて、
昔は毎年通っていた。
ほんとに久しぶりに行ってみたら
すっかり館が改装されていてびっくり。
地震の影響かな、と心配したのだけれどそれ以前平成3年に大改装をしたそうで、何のことはない、10年以上も御無沙汰したいただけだった。

元々資産家のお家を使った美術館だけに裏にひろがるお庭(こちらは無料で見学可)も見ごたえがあり、館の大きさといいのんびり休日を過ごすにはもってこいのところ。

さて、肝心の絵本展。時代ですねえ。昔ながらの技法に加えてCGを使ったものが結構入選している。でも個人的にはやっぱり、手仕事の匂いがする筆使いが好き。変わったとろではチェコの作家だったか、ものすごく細かい切り絵作品があった。
もちろん作品の絵本も並べられていて購入することもできるのだが、いかに印刷技術が発達したとはいえ、原画での瑞々しさはなかなか表現するのはむずかしい。

あまり詳しくはないけれど美術館のHP→西宮市大谷美術館
ちなみに各地での巡回情報やボローニャ絵本展については板橋区立美術館に詳しくのっている。同じ内容でも各館によってポスターやチケットのデザインが違うのがおもしろい。

*** *
西宮でのチケット売り場案内とチケット。入り口には「ここで記念撮影してね」とちゃんとスペースが創られていた。

2007.9.13 [木] 記念写真

着物でとった記念すべき写真はここまで遡る。
七五三でのひとこま。

場所は神戸ならここ、由緒正しき生田神社。
兄貴が二つ違いなので一緒にお祝いをしていたようだ。
時代は昭和30年代。もちろん白黒写真ですわ。
今はとっくに処分された着物の柄は、まったく覚えていないけど、なんでかチビの頃は「おでかけ」、というと頭にこのおっきなリボンをつけていたことは良く覚えている。
当時のはやりだったのか…

2007.9.11 [火] 映画の秋

9月に入ってから立て続けに3本の映画を見た。
マニアでは全然ないのだけど、ちょっといい映画は見ておきたいなあ、と時間があると映画館情報はチェックしている。(忙しくなるとほったらかし)

最近はやりのシネコンはほとんど行ったことがなく、昔からやっている2本立ての名画座か、独立系のミニシアターがほとんど。別に格好をつけているわけではないのだが、大手配給系のロードショー映画はテレビでいいかな、と思ってる。
関西でもいい映画をやっていたミニシアターや名画座が数軒、この数年の間に潰れてしまってさびしい限り。なかなか営業的には大変なんでしょうね。
でもなんとか今営業されているところは頑張ってほしいなあ、微力ながらも応援します。

で、少し遠いけどこんなところにも行ってみようかな。
なかなか素敵な企画のよう。

シネ・ピピア
『煌く日本映画の女優たち』
表紙を飾る原節子さん、大島の装いですよね。着物がまだ日常着だった頃の懐かしい時代。

2007.9.10 [月] おや?

昨日までのムシムシが嘘のような今日のお天気。
湿度もそんなに感じられなくてすっかり秋の入り口のような様子。快適、幸せ。
でもひとつ問題。
今週最後にしようと思っていた麻(まだ着る!)着物、この気候ではちょっと季節はずれ? 困った。困った。いくら自分が良くてもどうなのかなあ。

2007.9.9 [日] 街のひとこま

暑い中みつけたちょっと楽しくなる風景。
いずれもポール・スミスのショップで。
上は窓ガラスに貼ったカッティングシートが陽射しを受けてロールカーテンに影絵のように浮かんでいる。
暑い陽射しもこんな風に使われるとまあ、よしとするかあ、と思っちゃう。
下は3匹(ウサギは羽?だっけ)のカラーウサギが庇の上に並んでお出迎え。

*** *
街の中で遊ぶのもこれぐらいなら大歓迎です。町並みを考えてするべし。

2007.9.8 [土] あちこちで

市場調査と称して二子玉川と表参道・青山あたりをうろうろ。
日帰り出張じゃなかなか行けない二子玉川。初めて行きましたが、関西に置き換えると芦屋あたりのイメージでしょうか。(芦屋は新興住宅地ではないけれど)こぎれいでちょっとハイソな感じで。

二子玉川でチェックしたのはリネンのお店。ここなかなかお勧めです。インテリアファブリックスを中心にしたリネンでここまで揃っているのはあまり見たことがない。インポートが中心らしいので少しお値段がはるのが気になるけど。贅沢にリネンのカーテンなんてあこがれだなあ。

そして偶然見つけたお店で重たーいお持ち帰りをしてしまった。でもなんてこったい、ちゃんとウェブショップが。SimplicitySuperStudioと鈴木盛久工房のコラボ商品だったらしい。秋の夜長を楽しくしてくれそうなキャンドルスタンドです。

*** *
にしても暑い一日でした。
まるで夏空のような青をバッグにゆらゆらと動くオブジェ。二子玉川の屋上庭園にて。

2007.9.7 [金] やれやれ

台風直撃かあ…
と思いつつ飛行機はダメだろうし、新幹線も遅れそうだし、夜行バスで行こうかなあ、と思ったらすでに運行中止だって。
結局新幹線、一時間半遅れで到着。振り回された一日でした。

*** *
台風一過。恵比寿の夕空。

2007.9.3 [月] あら、

もう9月になってしまいましたね。関西はまだまだ、暑さが続いていますが。
なんとなく8月は気分がのっぺりして日記を書く気がしなかった。(変な表現ですが…)

さっきチャンネルをたまたま回したらおしゃれ工房で大島紬の話題を放送していた。わかりやすい軽いノリの番組内容だったけど、「ほんとはずーっと織っていたいけど孫の面倒もみないとね」というおばちゃんの言葉を聞いて、こんなにも大変な糸づくり、織りに携わっているのは“好き”、なことがどこかにあるのかなあ、って。もちろんそんなに理想的で夢みたいな世界ばかりではないんだろうけど、つらいばかりではないってこともあるかなって。

今たまたま自分の手元にある大島。一枚は母が作ってくれたもの。一枚は自分で気に入って手に入れたもの。どちらも大事に長く大切に着ようって、じわっ〜って思っちゃいました。

さて、今週末はたまたま東京です。
そうかあ、きっと伊兵衛はお邪魔してそうです。

2007.8.5 [日] 夏のおひる

昨日行った尼崎は阪神間では親しみをもって「あま」と良くいわれます。イメージはあくまでも庶民的な街。
せっかくなのでなんか「あま」らしいものはないかなあ、と商店街をぶらぶら。入り口にあるパチンコ屋の嵐には参ったけどだんだん地元の商店街らしく食品関係が増えてきて、かなり安いスーパーとか、蒲鉾やさんも。その中に70年以上営業されているという有名なお漬物やさんがあり、漬物好きにはたまらん品揃えでしたが、厳選して、今が旬の水茄子とお店お奨めのかぶらの浅漬けを購入。

今日のお昼は、この水茄子に黒ビール「TOKYO BLACK」。うまいです。甘いけど水分の多いさっぱりした水茄子とこってり目の黒ビール。おすすめです。缶のデザインもなかなかいいし。
ちなみにこちらの会社のつくる「よなよなエール」もおいしいです。

2007.8.4 [土] 花火見物

東京で見るのを我慢していた「大正シック展」を、尼崎でみました。いわゆる有名な作家を集めたわけではないのでそんなに人はいないと思っていたけど、いいのかい、と思うほどの人の入り。ほとんど貸切状態。市の文化センターみたいなところなので庭園美術館のような雰囲気はないけど、じっくりひとつずつ鑑賞できたよかったです。
美術の世界での評価も時代を経るごとにどんどん変わっていくので、今回の大正時代の日本画のような日本文化と西洋文化がミックスした頃のものはあまり価値は認められていなかったよう。絵としての価値はわからないけれど、着物をテーマに見るとその当時の風俗がとても興味深く、楽しめる展示会です。
しかし入江たか子さん、お美しいです。

ちょっと早い目に腹ごしらえをして、花火をいつもの場所でのんびり見物。神戸と大阪で花火大会が同じ日であるなんて珍しい。もちろん浴衣女子がいっぱい。

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別名リバーシブル麻帯。腹とお太鼓の柄のイメージが全然違う不思議なやつ。前面はハワイアントロピカル、お太鼓はアフリカンアートみたいなとんでもない柄ですが結構何にでも合わせられる帯なのです。

2007.7.31 [火] 北船場ウォールアートプロジェクト

先日の北浜の工事現場。
このサイトに詳しく載ってました。

2007.7.30 [月] 組み合わせ・ふたつめ

土曜日の装い。
小千谷の染め帯を選んでみました。少し古いもので幅も細い目、長さも短め。裏地がところどころ破れているのでそんなに頻繁には着れないのだけど、こちらも大のお気に入り。

ちなみに教室の時間に遅刻しそうになって地下鉄からがんがん歩いていたところを同じ教室に参加されていた方に目撃されたいた。あやや、恥ずかし… きものを着た時ぐらいは時間も余裕を持ってですね。

2007.7.28 [土] 北浜あたり

篆刻教室2回目体験。
といってもこの間とは違う先生の教室
今度は苗字の一字を、と思っていたらなんと国字なので辞書にない! がっくし。
しようがないので名前に挑戦。この間よりはんこ面が大きい石にしたので少し彫りやすいかな。
たった2回しか体験していないけど、あの小さなスペースに文字を自分なりに如何にデザインして配置して彫るか。むずかしいよなあ… ちなみにこちらの教室は京都・東京もあるそうです。

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北浜の元三越あたりは再開発真っ最中。工事現場の壁面がなかなか楽しい。テーマは「せんばことば」。ほんのちょっとしたユーモアで殺風景な風景も少しは楽しく。

2007.7.21 [土] お初

約一週間遅れでお誕生日の御馳走をいただきに外出。着ていったのは草木染めの上布です。お仕立てあがりの初ものです。
大好きな色合いなのですが、結構絣が効いていて帯合わせがむずかしいことに気がついた。でも合わせやすい白地の帯じゃいかにもな感じで嫌なのだ。←手持ちも少ない初心者のクセにひとひねりしたい天邪鬼。

悩んだ末、この日は格子の麻帯に落ちついた。ちょっと組み合わせは考えなくちゃ。
もちろん着心地はよい感じでした。
まだまだ着る日はいっぱいある。いい関係をつくろうっと。

2007.7.19 [木] ようやく

本格的な夏到来。
たとえ気象庁が梅雨明け宣言していなくても個人的に「夏」だ! と認識する印しがセミの声。今年はいつもにもまして変な気候のせいか、今までに2、3回セミが鳴いているのを耳にした。さすがに自然に寄り添う生命体も異常気象に振り回されたのかな。

九州南部は梅雨明けとか。関西地方でも今朝から待ちかねたようにセミしぐれが響く。
さあ、夏だぞ。と言わんばかり。
猛暑も堪えるけど、暑いときは暑くなくっちゃ。

2007.7.16 [月] いろりの家

に今回は泊まりました。去年は茅葺の家。体験型農村リゾートというテーマで岡山県では力を入れているらしい。築100年を越える家を個人で維持していくのは大変だし、かといって取り壊すのも忍びない。こうやって生かしていく道を選んだのだろうけど、キャンプ場のバンガローのようになってしまって、ちょっとかわいそうな感じも… 本当は人が住んで手入れをして、一緒に年を重ねていく姿が一番素敵なんだろうなあ。

便利・快適に慣れた街の人間にとやかく言う資格はないけれど、世界遺産レベルにならないと遺していくのは厳しいのだね。

2007.7.15 [日] 田舎の休日

去年に引き続き、今年も岡山の山あいにある田舎へ。
絵に描いたような日本の伝統的な田園地帯がひろがる。地元の人が「よう、神戸からこんなとこ来んさったね。」(すいません、いい加減な記憶です。こんな雰囲気の言葉だったと。)というぐらいほとんど観光らしいものはないところ。
台風の影響が心配されたけれど、一日目は拍子抜けするぐらいの青空。ところが二日目はまた雨がしとしと。
今回のメインは鍾乳洞&滝めぐり。中国地方のこのあたりはカルスト地形が多いそうで、至るところに鍾乳洞が点在している。それまでの雨がしみこんでるせいか天井からの水滴がすごい、すごい。ちょっとした洞窟探検。
滝のほうも普段はお目にかかれないほどのすごい水量。迫力に圧倒されつつ、ちょっと間違えば大災害になりかねない怖さにちょっとびびる。自然の前ではほんと人間なんて無力。

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ミニミニかたつむり。
この日はいい天気だったのに翌日はまた雨模様。お目当ての滝はしぶきが凄すぎて撮影不可能。
写真はお天気ならば穏やかな水流だろうと思われる小川。

2007.7.7 [土] 七夕の夜に

まぐろだー。
大正の高架下にあるちょっと有名なまぐろ専門店。
大正の街は初めて。沖縄料理店が集まっていることぐらいしか知らなかったのだが、いかにも下町な感じでなかなか素敵な街だ。お目当てのまぐろはもちろん、うに&いくらてんこ盛りにも感激っす。

自転車で行けば会社から15分。また行くよ。

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同じ高架下のお店前。
「オイラたちも入れてよ〜。」君達、焼肉より魚ちゃうん?

2007.7.1 [日] 新旧街なみいろいろ

翌日は宿の廻りの本郷あたりをうろうろ。
このあたりは菊坂・梨木坂と坂が多い。きものでうろうろするのはちょっと大変。しかもカメラ片手に。2日目は着替えるべきだったか… 
そして誤算。日曜なので住宅街・学生街のこのあたりのお店はほとんど閉まっている。せっかくおいしいコーヒーでも飲もうと思ったのに。

ゆるい時間が流れる街をあとに表参道と銀座へ。表参道ヒルズは端っこのほんの少しに同潤会アパートの面影を残しているんですね。道をわたってギャラリー朱もちょっと覗く。せっかくだからとコムデギャルソンでギャルソンデザインのスピードの水着を購入(ここしか置いてないっていうので)。しかし、きものでギャルソンに入って水着買う人もいないだろうな。

最後は銀座でざざんざを拝見。確かに伊兵衛との違いはわからないなあ。

空港でビールを買って一息。あー、やっぱり少し疲れました。

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さすがに東大前。むずかしい専門書のお店がたくさん。
中身はともかく装丁が気になった2冊。

2007.6.30 [土] あっという間に

出るときは神戸はいいお天気で日傘をさしていたのに
東京はあやしい空模様。
日傘と雨傘持参なんて、なんてこった。
宿の近くのレトロな喫茶店で遅い目の昼食をとって、ブレッソン展へ。かなりのボリュームの作品に満足。あんなに世界中をいろいろ訪れていたとは思わなかった。しかもほとんどの国で年月をおいて再訪しており、これがブレッソンのひとつのスタイルらしい。
20世紀前半と後半という戦争をはさんでのふたつの時代だけど不思議なことに伝わってくる空気が同じなのはなぜだろう。

さてさて、ミュージアムショップも覗いて、閉館までたのしんだあとはお待ちかね。会場へといそいそ。
ほんとにこんなにも豊かなきものの世界を見せてもらえることなんてめったにない。あっという間の楽しいひとときでした。
夏の宵のパーティもいいですね。

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昭和の初めからあるらしい喫茶店。

2007.6.23 [土] すでに夏模様

「現代の染織—暮らしの美を求めて」を見に大阪日本民芸館へ。どちらかというと雨を心配していたのだが、なんのことはない、かんかんのお天気。
すでに薄物かなあ、でも今年はこの生紬一回も着てないし、と考えたあげく、やっぱり最後の単衣にしてお出かけ。しかし、これが後悔するほどの暑さの一日。やっぱり先取りすべきだった…

はじめて訪れた民芸館。展示そのものもなかなか楽しかったけど、木目が印象的な作品が飾ってあるどっしりとした棚や座面の網目が美しいベンチなどに目がいく。回廊の窓に吊られているアフリカの香りのするカーテンもオリジナルかなあ。

館を出てからは暑さに負けずあじさいの森へ。万博の後人工的に作られたこの広大な公園は30数年を過ぎてなかなかいい森になってきている。壊すのはあっという間だけど、育てるのは大変。せっかくなら壊す前に気がつきたいものだ。

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色とりどりのあじさい。これでもか、と大ぶりの西洋アジサイより日本古来のかたちを残すガクアジサイの方が好きです。

2007.6.9 [土] 夏のはじまりの香り

いい香りだなあ、と思ったら白いクチナシが咲き誇っていた。身近な街路樹・庭木の中では、秋のキンモクセイ、春のジンチョウゲと並んでうっとりさせてくれる香りの代表。3つの中では一番女っぽい香りだと思う。ただし白い花はすぐに黄色くなってしまって、美しい姿を楽しめるのは短いのが残念。

一重と八重があるが、染料や薬として使う実は一重にしかつかないらしい。

「薄月夜 花くちなしの 匂いけり」 子規



くちなしの香りで調べていたらこんなサイトがありました。和の花の香りを1mlから試せるらしい。ちょっと試してみようかな。

2007.6.1 [金] 初夏の充実一日

初めて訪れた浜松。
風がさわさわと吹き、空にはつばめが鳴いていた。
海に開けた地ならではの開放感が心地いいなあ…

そして、いろいろと楽しみました。
最近脳みそが堅いのでしっかり理解している方に比べれば半分ぐらいしか自分のものにできなかったかもしれないけど。それでもおもしろかったです。織物にはいろいろな工程があってそれぞれ大変だけど、ほんと、糸をつくるのも重要なんだなあ…ってつくづく納得。

テクニックは海外に輸出して真似されるけど、日本人のDNAが沁みこんだ工程は似て異なるものなんだろうな。
たった半日でしたがとても充実した時間を過ごさせていただきましてありがとうございました。

次は白焼重ですわよ!

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木々の葉が光を受けてまぶしい。
木綿度、高かったですね。

2007.5.30 [水] 大阪自転車生活

地下鉄の通勤定期を紛失。
しかも5月から始まったばかりの6ヶ月。どーすんの、と思ったが、それなら、とすんなりあきらめて梅田から会社まで自転車通勤することにした。
自転車1台1万円。6ヶ月定期代5万円。運動にもなるし、不幸中の幸いと思うことにしよう。

実際に使ってみたら快適・快調! 所要時間15分、地下鉄使うのとほとんどいっしょ。もっと暑くなったら大変かもしれないけど、今の季節はほんとサイクリングにはぴったり。普段は通らない裏道や公園、あちこちルートを変えてびゅんびゅん。なんといっても一番のメリットは超人気のパン屋さんに朝一番で行ける事。いつもは長ーい列ができて、とても買えないのにさすがに朝一番だと外にまで並んでいることははない。ここのオリーブパンはおすすめです。三ヶ月型のちょっともちっとした生地にころころしたオリーブがいっぱい。ワインが進みますよ。せっかく運動できるかと思ったのに逆に太るかも。

大阪は上町台地のあたりは少し坂があるけれど基本的にほとんど平地。自転車はぴったりの移動手段、とつくづく実感。いやあ、これなら半年過ぎても続けようかな。

ちなみにパリではこの6月13日から環境のため、交通渋滞緩和のためレンタサイクル3000台を用意するとか。道路の一車線をつぶしてトラムも復活したらしい。そろそろ日本も考えないとね。

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緑あふれる靭公園。特にこの季節はバラがまっさかり。名前はブルーバユーとありました。

2007.5.26 [土] 北野散策

近頃評判の釜焼ピザを食べに。
とりあえず予約を入れたにもかかわらず、30分待ち。なんのための予約っ〜。ちと怒りモード。まあまあ、と連れになだめられ近辺のお店をみたりして時間をつぶして結局食べ始めたのは3時ごろ。確かにナポリ風の生地はもっちりとおいしく、流行るのは判るけどね。

その後ぶらぶらと北野を散策。可愛い布のお店なんてのもあるけど、一時のブームから考えると確実に人出は減ってるよね。アジアからの観光客が増えているのもびっくり。

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ピザ屋のお隣のマンションエントランスで。ブルーと白のタイルがナポリ風やん。
5月はこればかりに手がのびる片貝木綿。帯はカンタ刺繍。木綿の単衣に麻襦袢でも陽射しが暑くてふう。

2007.5.24 [木] つぶやき日記

『幸福のスイッチ』。
確か和歌山の田辺が舞台ですよね。
若い女性監督の作品で出演者も関西出身が多く、その上ネタが街の電気屋、おもしろそう…と思ってました。
でも泣けるのかあ。(ちなみにこの映画のサイトで上野樹里さんが加古川出身って知った。最近加古川もメジャーになってきた?)

沢田研二さん、たしか子年です。
つうことは来年還暦。最近は舞台中心のようで、もう歌わないのかなあ。艶っぽい声で今ならどんな歌を歌うのか、聞いてみたいような気もするし。でも流行の団塊ナツメロ歌謡番組なんてのには出て欲しくないな。

なんとなくつらつら書いちゃいました。

2007.5.20 [日] 浦野ワールドに触れて

30年前の浦野理一の作品を目にすることができた。
無地の縦節紬や鮮やかな型染めのイメージの浦野作品、今回は格子や縞の織りのきものが中心。鎌倉の名家の蔵に長い間眠っていたものだとか。布の表情としては伊兵衛の玉糸と似たようなところもあるけれど、作品によって節のおもしろさが出ているものと、そうでもないものの差が大きい。柄行はぱっきりとしたものが多くて、しっとりというより、おきゃんに着るというイメージ。格子なんてほんとマドラスチェックって雰囲気だったなあ。

めずらしいところでは唐桟や藍の型染めなど綿のものや座布団用に織られたもの。これで名古屋と細帯を作るとなかなかしゃれたものになるとか。

何枚かあててもらったけど、着物で着こなすにはむずかしいかな。昭和53年に発刊された氏の著書による写真集もあったが、だいたい無地の帯を合わせている。
モデルは片岡孝夫、立木義弘(撮影も担当)、司葉子、坪内ミキ子、中井貴恵、みんな若い、若い。

まだ3日目というのに結構お嫁入り先が決まっていて、やっぱり人気高し!なんですね。

2007.5.15 [火] 端境期の装い

五月って人によって着るものに対する感覚が全然違う。
昔ながらにやっぱり袷にこだわる方もいれば、当然単衣でしょう、の方。下に着る襦袢・肌着にいたってはほんといろいろです。
自分自身は他人様から見て「ぎょ〜ッ!」でなければ正式の場でない限りいいんじゃない、と思っております。

ちなみにすでに長襦袢はパス、麻のステテコ・半襦袢愛用です。着物ももちろん単衣。(正式な場など行く機会もないので…)
この季節同様九月中旬から十月初めも毎年悩みどころです。ホントは一番いい季節で着物にはぴったりなのにね。

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日曜の装い。片貝木綿に帯は科布。半衿は一衣舎さんのリネン×タッサーシルク。今の季節、重宝してます。

2007.5.13 [日] ディープ大阪の爽やかな一日

ギメの浮世絵を見に、天王寺公園内にある大阪市立美術館へ。実はここ初めて。ずいぶん立派な建物。しかも美術館裏には緑豊かな日本庭園まである。もともと住友家の敷地にあった本宅と庭園だそうで、美術館設立の時に大阪市へ譲渡したそうだ。建物自体はその後昭和11年に完成。

人気の展覧会の人混みには辟易としているので、まず近くのジャンジャン横丁で串カツ&ビールで遅いめの昼ご飯。3時半頃に入館してもかなりの人。作者ごとに分けられた展示で結構均等に人がたまっていた。お虎様とお龍様はきっちりケースの中に居られましたが、みんなの手垢や息で汚れるんでしょうね、係りの人が定期的にガラスをふいていた。迫力のある龍に比べ、なんとなく虎の顔がユーモラスに見えたのは私だけ?

結局閉館までいて、その後裏のお庭と天王寺公園をぶらぶら。なかなかいいとこです。夏の週末は8時まであいているそうなのでまた来よう。(なぜか6月は5時まで)

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庭園(慶沢園)にいた天王寺の虎ならぬキジ猫、木に登るも降りられんにゃーん。あほやね。

2007.5.11 [金] 出張おこぼれ

時間がない中、こちらのギャラリーへ。

同じ布をテーマにしてもそれぞれの国、人柄によって布に対する姿勢がいろいろでとても楽しく拝見しました。
季節柄、薄く透き通る布が一番映えていたような。

六本木あたりはミッドタウンの影響ですごい人かと思っていたけどそうでもなく、風が強いのを除けば明るい五月晴れの中、思わずぶらぶら散歩したくなる気分。
いやいや、ホントは会議出張なのだあ。つまんない。

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エントランスのインスタレーション。風に舞い、踊る、といった風情。
途中で見つけたスバル360。いい形。

そして帰路、なぜか銀座あたりをうろうろ。阿波屋さんの前で移転セール20%オフって文字を発見!
ごま竹の下駄に惹かれても大足にはちょっと台が小さい。残念。移転先はまだ未定とのことでしたが、基本的には銀座あたり、とおっしゃってました。
電話番号は変わらないとのことです。

2007.5.3 [木] 黄金週間

とはよくいったものです。
気候もよく、ほんとに行楽にはぴったり。
カレンダー通りのわが身には海外など行けませんが、近場でゆっくり楽しんだり、のんびりお家でお掃除や冬物整理など、毎年それなりに重宝しています。

ふふん。今日はこの間の木綿をおろすのだ。
おいしいと評判のちいさなおばんざいやさんも楽しみ。

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itomiの片貝木綿。薄いベージュに細かい縞模様は春色で今の時期にちょうど。正絹に比べて気になる裾さばきはステテコでクリアかな。

2007.4.30 [月] 連休前半三日目

初木綿が仕立てあがったとのことで西宮へ引き取りに行き、その後は久しぶりに三ノ宮・元町へ。
さすがに連休だけあって夕方になってもまだまだ人が多い。

元町の南側にある海岸通あたりには雑貨系のお店がいっぱい。
木目が特長のあるオリーブのフライパン返し(?なんていううんだっけ?)とボディブラシを購入。行きたいと思っていたミニカー屋さんでは大量のチンクエチェントを発見! 今年は誕生50年とかでいろいろ取り揃えているらしい。よおし、ねらいめだ。ちょっと通おう。
大したコレクションではないのだけど、唯一の収集なのだ。

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暮れ時の街にほんのり浮かぶ灯り。
この可愛さがたまりません。実車はもっていませんが。

2007.4.29 [日] 連休前半二日目

そして快晴の2日目は昨年と同じく近場の川原へハイキング。
というか、バスで最寄場所まで行くので単なるアウトドア飲み。
冷えたシャンパンと乾きもの系でまぶしい青空の下、あーのびのび。心の洗濯だあ。

あちこちの木々には新芽がいっぱい。これからどんどん山はむくむくと緑におおわれる時期だよなあ。おみやげに川辺にある野生のクレソンをたんまり頂いて夜はスープとサラダでごちそうさまでした。

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まだまだ小さな芽。四季を感じるきれいな緑です。

2007.4.28 [土] 連休前半一日目

待ちに待った筍&友禅の会。
ひとつの素材に工夫をこらしたおもてなしの一品一品を堪能。はんなり系の多い姿も目にやさしくゆるゆるのひとときでした。
途中のにわか雨にはびっくりしましたが。

後半の友禅の会では京都職人の誇りをかいま見た感じで、ものづくりの現場のすごさをひしひしと。しかも素晴らしいものまであつかましくも羽織らせていただき、至福の時間をここでも過ごさせてもらいました。

こういった丁寧でこだわりのものづくりを間近に見ると、ほんとうにいいかげんに買ったり、捨てたり、ってできないなあ。4年目入ったきものの世界、もう一度良く考えて揃えないとなあ… といいながらもつい衝動買いに走ったり、清水から飛び降りたりしちゃうんだよなあ。まだまだ悟りはむずかしい。

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瑞々しい筍を食す幸せ。
今回は奥のお座敷でした。お庭を眺めつつゆうるりの時間。

2007.4.27 [金] 待ち遠しい

愛しの筍さま。
明日お会いしましょう。

せっかくだから数少ない染めもんで参ります。
で、せっかくだから美容院で髪をアップにしてもらいます。
家から歩いて3分の美容院。昔からおばちゃんがやってる街の美容院。初めてのことなので出来上がりはやってみないことにはわからない。えらい頭になっていたら笑ってやってくださいな。でもいざという時(いつ?)のために近くの美容院は開発が必要かと。朝は8時半から通常営業というのもすばらしいし。

2007.4.16 [月] さらさ。更紗。

母も昔はきもの好きだった。(訪問着系のいわゆるお出かけきものだったけど)きもの着るから一緒にどう? という誘いにのってこなかったけど。いつかは一緒に着て出かけられるかな。

さて、昨日は細縞の小紋にバティックの帯、古更紗の籠巾着、ハンカチも更紗模様、と更紗づくし。
しかし暑いぐらいのいいお天気でした。


し、新橋芸者って、何するんすか?
子印はもうちょっと腕をあげて仕込みますです。

2007.4.15 [日] あでやかに

京都東山・宮川町の京おどりに。
いつもは友人といっしょに都をどりに行っていたのだけど、今年は初めて母と京おどりを見に。年をとってからすっかり出不精になってしまって、一緒に出かけるのは久しぶり。

お天気も良く絶好の休日。初めて訪れた宮川町の歌舞練場。祇園よりずっとこじんまりしているけど、舞台上には見事な破風造り。小さい分、舞台が近くて、また純粋に踊りを見せるかんじで楽しめました。至近距離でそれぞれの演目ごとに出演されている方の衣装がしっかり見れて堪能! 都をどりの水色地のきものはあまり好きじゃないので、こちらの方がよかったかも。

ちょっと遅い目のお昼は鴨川沿いの中華料理の「菫」へ。帰りに高島屋地下で出町ふたばの豆大福を父におみやげ。プチ親孝行でした。

2007.4.13 [金] 初篆刻

ずーっとやりたかった篆刻の体験教室へ。
先生はこの方

3時間ぐらいで創りたい一文字をデザインして石に彫って印を押すことろまでやったのだが、彫り始めのところで「きゃー」。やってしまった。印からずいっと刃が…
先生に相談すると
�@この線を生かして少し形を変更する。
�Aもう一度やすりをかけてやり直す。
のどちらか。ええい、初志貫徹。やり直しだい。時間を気にしつつなんとか今度は慎重に。ようやく試しに印泥をつけて押してみると、あら、思ったよりいい感じやん。最初につくった形とは違ってやっぱり彫った線は下手でも“味”がある。その後先生の指導のもと微修正をしてなんとか完成。


実は篆刻自体は書より古い歴史をもつものらしい。近頃では篆刻をもっと身近にした遊刻も広まっている。消しゴムはんこもこの一連かな。ぽんぽん押すのって楽しいしね。

実は今回作ったのは「子」。古くからある文字なので書体もいろいろ。完成したものは字というより象形文字みたいだけど。マークみたいでいいや。
「ねのねのね」マーク作成いかがですか?

2007.4.9 [月] 歩き方? 仕立て方?

ふと気がついたら長襦袢の裾あげと後ろ中心部分がほつれていた。えっ、なんでだろ。そんなにがんがん着た記憶はないのに。(だって一ヶ月に2回ぐらいペース)とりあえず自分で繕っとこう。

で花見から帰ってみたら見事に繕ったとこだけ、またほつれていた。
ぎょっ。やっぱり大股で歩いているから?
自分で我流で直してもだめなのかなあ。
とにかく袷が終わるまではなんとか凌ごう。といいかげんなことを考えています。

こんなことってあるのだろうか。何が原因?

2007.4.8 [日] うりゃあ

ハト公害に悩まされている家のマンション。
ほんまに我が物顔で飛びまわる奴らにみんな頭を痛めています。個々のお家でネット張ったり、ハトよけグッズ置いたりしているが根本的に解決していないのでほとんど効き目なし。タマに家に居るときは悔しいから前の棟にいる奴らにガンを飛ばしたり、悪態をついたりしているのだが(そんなことしてもどうにもならないことは判っていながら)、すずしーい顔。

はっちゃん、家のマンションでハト退治してくれえ…

*** *
昨日の装い。赤い帯締め、今の着まわしには使い勝手が良く大活躍色になっています。まあ、もともと赤好きだし。

2007.4.7 [土] せっかくの

今年はこの日を花見に決めていたのに何のことはない、朝からぐずぐずお天気。
お昼からとりあえず出たものの、しとしとは降り止まず。で急遽ご近所のテニスコートへ。ここは屋根のあるベンチがあるので雨の日は重宝する花見席。テニスコート沿いに咲く桜やお隣の王子動物園の借景もあり穴場なのだ。ただし、バーバキューなどは当然できません。大人の花見を楽しむのだ。

肝心の桜は咲き始めてから冬に逆戻り現象だったおかげでまだまだもちそうな感じですね。スズメやヒヨドリ、モズなど鳥たちもさかんに花をついばんでいる。

目にもお腹にもごちそうさんです。


と思ってたら最後にショックなことが。デジカメが壊れたあ… レンズの蓋がしまらない。げっ、なんでや。とあちこち触るも無駄。修理行きです。

*** *
最後にとった桜のシーン。

2007.4.1 [日] ひさしぶりに本屋

本屋にいくとついつい長居をしてしまう。
気がつくと2時間ぐらいあっという間。
最近は購入までいたることは少ないのだけど
あちこちの棚を巡ってほー、へーと立ち読みしまくっている。ごめんなさい、本屋さん。たまには買います。

本日の収穫。
『魂の布 モンスーンアジア12人の女性作家たち』
『日めくり猫句』
きもの関係では
『はじめての和裁DVDつき手習い帖』

2007.3.31 [土] 桜はじめ

ちょっとだけ花見はじめしようと、谷町9丁目にある高津神社へ。きっとちらほらかなと思っていたが、昼間の暖かさで結構咲いている。木によって3〜5分咲きといった眺め。花見客もあちこちにいっぱい。
来週末が見頃の感じなのだがどうも雨が多そうな予報が気になるなあ。

*** *
黒猫の そろそろ出たり 春の宵 
この日は黒猫遭遇多し。しかしすっかり日が長くなりましたねえ。

2007.3.29 [木] さくら

こちらではまだ木に一輪、二輪咲いているだけ。
でもこのところの暖かさできっと今週末にはいっせいにほころび始めそうな雰囲気。
見ごろは来週末でしょうか。今年はどこの桜を楽しもう。

*** *
写真は去年の桜。歩いて5分の王子公園はいつも桜たちの饗宴です。


来期から新人が入ってくる。
部下は上司を選べないけど、その逆もありです。お互いつらいのだ。完全無欠のスーパーマンはいないのだから、いい所を探して「割れ鍋にとじ蓋」になればいいのだけど。

2007.3.27 [火] 春の雨

せっかくのお休みだったのにぐずつき気味のお天気。
ざあざあ降ることはないかと暖かさに気持ちも緩んで帯びつきに木綿のショールだけで志村ふくみ展へ。

平日にもかかわらず結構な人。ただしほとんどが中年のおばさん。(自分も含めてね)ちょっとグループが多いのが玉にキズ。ここの美術館は初めて行ったのだけど床がカーペットなのが嬉しい。これなら下駄でもヒールでも音がうるさくないし、長時間立っていても疲れない。結構足が疲れる美術館巡り。もっとカーペット敷いてほしいなあ。

肝心の展示はうーん。ちょっと個人的には趣味が合わないかな。確かに草木染めならではの色は素晴らしく、裂帖なども素敵なのだけど、きものとしての柄のセンスは好みが違うな。どちらかというとハレの紬。特にパッチワーク風の作品は??? でした。
まるで評論家のようになめらかに語っていく会場でのビデオを見てて、創り手の素朴さというイメージは伝わってこなかったなあ。語りや書き手としての才能がきっと高い方なのだろう。

*** *
先日の椿の帯留め。シーズン最後でしょうか。毛氈、帯、中庭の作品のトリプル赤におもわず嬉しく。

2007.3.21 [水] 四天王寺

今年も行ってきました。
ここはどちらかというと東寺や天神さんをもっと庶民的にした感じで、お彼岸ということもあってお墓参りが主の人も多い。ちょっと冷やかしと市の雑多なムードを味わいに行くのがメインかも。
いつもながら長〜い列ができているのは一枚100円のお好み焼き屋さん。今回は2軒見つけました。それと200円の広島焼。みんなよく知ってるなあ。

きもの関係も当然安い!! でも質はちょっと(すんまへん)のものが多い。それでも少し畳紙に入った蔵出しのものもたまに出くわす。最初のぞいたときはおっちゃんが強面だったせいか、誰もいなかったのに、一枚一枚見ていたらあっという間に人だかり。
おっちゃん、「もう、どうせ買わへんのやろ。見るだけやったら人が出してんの見るほうが、しまわんでええから楽やで。」
「そろそろ店じまいしよ思てたのに、こんなに来たらしまわれへんやん。まあ、ええわ、たまにしか拝まれへんねんから見とき。」
久留米絣から、結城の無地や総絣の単衣、薄物のコートや川島の袋帯、上品な色無地、留袖まで少し古いけどいい状態のものがいっぱい。特に無地の結城は淡い藤色で思わず買おうかと。市での価格にしては当然高い設定だったけどリサイクル店なら破格の値段。しばらく悩んだけど思いとどまりました。やっぱり市通いはこれだから止められないのだ。

*** *
ねのねのね。残念ですが了解です。
その日は上方でひとりキックオフやってます。しくしく。

2007.3.20 [火] 卒業式シーズン

成人式ほどではないけど振袖姿もちらほら。
今日は電車の中でめずらしい柄行のきものを見かけた。
紗綾形の黒地紋に鯛や張子の犬などが描かれている。柄名でいうと「なんとかづくし」とかいうのかなあ。帯は青緑系でまとめられた有職文様。帯揚げは薄い水色の絞り、伊達襟は鮮やかな青。ちょうど電車に座っていて後姿しか見えなかったのが残念なり。朝のラッシュ時、さすがに電車降りた後に前まで回って見る勇気はなかったけど、変に洋花が描かれたモダンでもなく、かといっておきまりの古典柄でもなく、って感じでよかったです。

振袖はついに着ることはなかったけど見るだけならいくらでも。

さて、後姿の女子学生殿、学生生活最後の日を楽しんでね。

2007.3.19 [月] いつまでたっても

いつまでもいてくれると思っている親の存在。
きっといなくなると散々後悔するんだろうな。

でも、親の前にでるとつい甘えが出て、やさしくできなくなってしまう。すいません、不出来な娘で。心の中では親孝行してるつもり… なんて、思ってるだけじゃね。

ご冥福をお祈りいたします。

2007.3.18 [日] きもの覚書

雪花織にツバキの帯びとめ。
ちょっとしつこい? 結構大きくて目立つのね。でもそれが好きなのだ。

この組み合わせにしたら、連れが「渋いねえ、女将さん。」と感想を漏らしていた。そうかなあ。酒蔵巡りにはちょうどういい感じの大人の装いだと思ったのだけど。

2007.3.17 [土] 新酒の季節

酒蔵めぐりで灘五郷へ。
西郷、御影郷、魚崎郷、今津郷、西宮郷、と阪神間に連なる酒つくり一帯のことを総称して灘五郷と呼びます。いわゆるナショナルブランドのメーカーだけではなく、個性豊かな小さな酒造メーカーもたくさんあり、中には自社ブランドとして売らずにブレンドのためのお酒を造っているところもあると聞いた。今でこそ有名になってしまったけれど元は日本の他の酒どころと同じように灘の地酒だったのだ。

今回は白鶴と菊正宗しか行かなかったけど個人的におすすめなのは『瀧鯉』の木村酒造。頑固な親父がつくるお酒です。この時期しか飲めない新酒の生酒はきりっとしてついつい杯を重ねてしまう。
白鶴・菊正とも当然蔵出しのお酒が試飲できてお酒好きにはたまらん場所です。

今回はお酒のお土産ではなく、酒粕を購入。春だというのに寒いこのごろ。粕汁がぴったり。

2007.3.13 [火] こんな感じでしたよ

もと旅館だった小さな町屋です。
小さなタイルの敷き詰められた洗面所がいい雰囲気でした。

ちょうどこの時期にはロビーに面した坪庭風のスペースにはハンドメイドのイルミネーション。とにかく手づくりで何でもやっちゃう姿勢のお宿ですね。

2007.3.11 [日] ほっ

先週のつぼみが咲きました。
去年手づくり市で買ったエイザンスミレのほう。スミレの原種に近い品種だそうで、春菊のようなとんがった葉っぱが特長。もう一方のアオイスミレは花が咲くのは、もうちょっと先のような感じです。
そして株で買って、長らく花をつけなかった白のクリスマスローズも。

ここにきて寒の戻りがあるけれど確実に春は近づいている。


昨日は久しぶりに焼き鳥屋に。コートもショールもすっかり煙くさく、ベランダで日干し、日干し! まだきもので焼き鳥・天ぷら屋さんに行ったことないけど、やっぱりニオイがついちゃうのでしょうか。対策法ってあるのかなあ。

同じニオイでも文旦をむいた後で、部屋の中はすっかりいい香り。やっぱり自然の香りが一番です。

2007.3.5 [月] 宝も睡魔には勝てず

昨日のNHK特集。
友禅の下絵でも使われる露草が紫の色に使われているなんて。そりゃあ退色は激しいはず。
それをあんなに美しいままの状態で保存するとは、作品に対する思いが偲ばれる。浮世絵、誕生は日本だけど、今や世界の宝です。
とかいいながら最後まで番組を見られず途中で居眠りしてしまいました。また再放送を見よう。

2007.3.4 [日] 春だなあ

というより初夏のような一日。
我が家の貧相なベランダ花壇にも春の訪れ。スミレや雪柳に小さな芽や葉が出てきている。冬の間ほったらかしだったのに、健気やなあ… ちょっと追肥しないとね。
バイクで走っても風が冷たくなくて、沈丁花のいい香りが漂ってくる。おだやかな日曜日、あー、また一週間頑張らねば。

*** *
季節はずれのあじさいはアンティークアジサイ(正式名称?)。大きな房を一房ずつ分けてくれて150円なり。

2007.2.25 [日] 鮮やかな色彩

この間の新年会の帯づくしを見ていたら締めたくなったこの帯。ネットで初めて買った記念のものだけど、正絹じゃない(いわゆる人絹かな)のでお太鼓がよれってなるし、長さも短い、で、お蔵入りが多い。でもこの筆で書いたような大胆なデザインとぱきっとした色使いの椿柄は捨てがたく大好きなのだ。

椿の御縁か冷やかしに行った神戸骨董市では柘植でできた椿の帯びとめを購入。嬉しいなり。梅柄は1〜3月の期間だけど椿柄は11〜4月まで大丈夫と、先日のきものサロンに書いてあった。この季節あとしばらく楽しめる。
で、きもの関係ではいつも出ている一山どれでも一枚3,000円で売っているお店におもしろいきものを見つけた。生紬に型染めが一面に施された草木染めのきもの。おばちゃん曰く「型染めのこの人たち、韃靼(ダッタン)人やろ、だからお茶会にも着ていける」??お茶しないからわかんらないけど、ホントですか。まあ、とにかく芥子色の地にモンゴル系の人がいーっぱいいて楽しいこと。おもしろいなあ、欲しいなあ、とついこってり柄好きがむくむくと起こってきたけど、値段みたら20万。そりゃないよ。

もう一枚は花嫁が披露宴に着たと思われる訪問着。鶯色の綸子に華やかな模様が友禅と刺繍で描かれて(袖には模様なし)、ほー、きれいねえ。諭吉さん1.5枚でどう? と言われたけど着れないよこの寸法じゃ。

元町に移動して千代で早い目のごはんを食べた後、南京街へ。一週間イベントをしていた春節祭の最終日らしく、龍がお店を巡り、獅子が舞っていた。鳴り物が興奮するなあ。若手が頑張る南京街の手づくりイベント。近くにいながら実は初めて見た。

龍を踊る人たちの衣装は黒に赤の帯、赤の垂れ幕に金文字、中国の色彩パワーはすごいね。
こうやって並べるとこの帯も負けてないぞ。

あっ、ちなみに千代は神戸ではよーく知られた広東料理屋さん。

2007.2.19 [月] 夢のあと

のような感じの月曜日。

昨日はほんとに楽しかったです。
もっとゆっくりできればよかったのになあ。すでに現実世界に引き戻されてます。帰りのバスからはほんのり夕焼けが葉山の空に紅を引いていました。今日はいい天気だったのですよね、きっと。また行きたいです。葉山。ゆっくりと。なんとなく海つながりで神戸(特に須磨や舞子あたり)とも似てるからかな。

たくさんの素敵な着姿に興味津々の中、やっぱり振袖姿にうっとりの昨日。でも確かに例え興味があっても、20数年さかのぼっても、自分じゃ無理よね、あの感じは。その頃きものに浸っていたらどんな着姿を選んでいたのか、いやあ、わからん。

*** *
美しい間とかたちと空気が素敵です。長い時間と愛しんできた方々の賜物でしょうか。

2007.2.17 [土] お天気

関西地方は午前中からしとしと。
さて、明日はどうでしょう。

ところで明日は東京マラソンもあるらしい。なんと東京在住の兄貴も参加するとか! 
まずは完走だよね。確かに日ごろ車に占拠されているところを走ることができるのはランナーにとっては楽しいかも。しかし3万人? 信じられん。怪我しないように。そして風邪ひかないように。

2007.2.13 [火] 帯締め

先週末の出張帰り、新幹線の時間まで約1時間半の中、銀座で帯締めを購入。来週も来るのに貧乏性やなあ。まず8丁目のお店をのぞく。オリジナルで色を出ししている冠組みはちょっと細めで撚房、好きな形なのだが欲しい色がない。曰く“都会的でモダンなものを揃えているので”そうですか…。

欲しいのはオーソドックスな赤。深緋とか唐紅とか呼ばれている色。本当ならきものを着初めの頃に揃えるような色に違いないのだが、つい好きな色ばかりに目がいって、実はもっていないのだ。深い臙脂色ならあるのだが合わせてみるとやっぱり違う。

でも帯締めってむずかしい。単品でつい惹かれて買ったのはたいてい実際会わせてみると「ちょっと違うなあ」ということが多い。あの帯に、と考えていてもぴったり、ということは少ない。お店の人は帯をもってきて、と言われるがいつも帯抱えている訳にいかないし。本当にこだわる人は帯ときものの組みあわせごとに帯締め・帯揚げを揃えるらしいが、庶民にそんなこと出きる訳ないやん! それにいろいろ組み合わせを悩んでこそじゃないの。と言い訳したりして。
帯締めの組み合わせに迷わなくなったらもうこれは達人でしょうか。一生なれそうにないわい。迷いっぱなしの帯締め道です。

*** *
で、結局買ったのは大和屋さんのもの。撚房じゃないのがちょっと残念。ちなみに、「くのやさんなら絶対ありますよ」と最初のお店の方に言われたが微妙に違う赤でした。

2007.1.28 [日] ちょいとイメチェン

去年買った少し古めの帯。
紬地に華やかな大輪のお花と鳥が染められていて、ところどころに刺繍が施されている。あまりの可愛さについ年も省みず買ってしまった。少し短いのでいつものように折りあげる締め方だとうまく柄が出そうもなく、いつもとは違う締めかたに挑戦してみました。仮紐を使わないやり方で、お太鼓の枕を置くときにちょっとてこずったもののまあまあ、でしょうか。

買ったときに教えてもらったのだが、この帯、腹部分になるところに小さなポケットがある。古い帯にはたまにあるとか。お金が入っていることもあるらしい。見つけたらラッキー! の気分やね。

2007.1.27 [土] 大阪モダンをたずねる

靱公園のすぐ近くにある安田ビル。何気に入ってみたのだがなんと1936年に建てられた歴史あるビルだった。

入り口の郵便ポストや各テナントのプレートが木製で、いい感じです。最近すっかり増えてきたこの手の古いビル。上手に街の中で生きてほしいなあ。

2007.1.21 [日] 雅なり

1年ぶりに(っていうか1年に1回の行事)お香の会に。
今年の組香は「雪月花」。昨年の源氏香に比べ、3種の香りから同じものを当てるので初心者でもわかりやすい。でも、やっぱり見事にはずれ。悲しいかな、香のセンスはないんだろうな。

みんなの回答を裏でまとめておられる間に、宗主が季節の話題やその日の設えの説明、そしてそのときの組香のいわれなどをお話しされるのだが、今回は部屋の中にも「雪月花」が隠れているとのこと。床に飾られた紅白の梅に和紙に施された月の満ち欠け、そして上用饅頭の雪印。宗主のお話はいかにも京男って感じのまったりしたしゃべり方なのだが、内容はなかなかエスプリが効いていておもしろい。

そして初会ならではのくじ引き。一緒に行った3人のうち2人も当たってました。
普段とはまったく違う時間が流れるお香の世界。一度じっくりと習ってみたいなあ、とは思うもののこんなにセンスがないとねえ…

*** *
鶸色小紋にまいずる袋帯。お香の会はこの帯ばっかですな。皆様のお着物は3、4人の方が訪問着の他はほとんど小紋。色無地の方はお一人ぐらいでした。どういう訳か宗匠が紋付袴ではなく作務衣だったのが「?」

弓弦羽神社。「八咫烏(やたがらす)」がシンボルとしてあちこちに。


控えの間に置かれていたしつらえは花鳥月次(つきなみ)香炉。
1月 柳・鶯
2月 桜・雉
3月 藤・雲雀
4月 卯花・時鳥
5月 橘・水鶏
6月 撫子・鵜
7月 女郎花・鵲
8月 萩・初雁
9月 薄・鶉
10月 残菊・鶴
11月 枇杷・千鳥
12月 早梅・ 水鳥

後鳥羽天王の皇子が決められたという月ごとの花鳥が描かれた香炉。そして、亥の年にちなんで護王神社と建仁寺禅居庵摩利支尊天のお札も。←くじ引きでいただきました。

2007.1.19 [金] 加賀百万石の美味と美技

阪急百貨店では年が明けてから東北、金沢の物産展が続いて開催されている。ついふらふらと立ち寄って東北では相変わらずのお漬物とお弁当、そして昨日は金沢展でおしょうゆと和ろうそくを購入。

和ろうそくは七尾の高澤商店のもの。キャンドルはよく使うけど和ろうそくははじめて。一番シンプルな白の2本セット、買ったのはいいけど、待てよ、普通のキャンドルスタンドじゃ使えない? 南部鉄のこんな燭台がよさそうです。

そして菜の花ろうそくも試してみたい。

2007.1.16 [火] 華麗なる番組

実は昨年の秋ぐらいに、この番組の制作スタッフ会社から商品提供のお願いがあった。
そのときの企画書には「TBS始まって以来の超豪華ドラマ。まだ、キャストはお知らせできませんが。」ふーん、なんでうちの会社になんか商品提供のお願いがある訳? 老舗の京都の会社とかあるやん、と素直に疑問。テレビ番組への商品提供はアパレルを中心に、商売(各番組への提供をお膳立てするブローカーみたいなこと)にまでなっているようで。確かに高額の広告料を払うよりは、メジャーな全国ネットのドラマで「あの〜が使っていたから、着ていたから」で爆発的に売り上げに貢献することも多いらしい。

こちらの番組では特に提供以外コストも発生しないとのことだったけど、納期的に無茶苦茶なことをいわれたのと、“超豪華”とういう言葉に引っ掛かってお断りした。タダだと思うとこういう媒体関係の人って何を言ってくるかわからないのだ。タダより怖いものはない。

で、結局クレジットを見てみるといつもの京都の老舗会社が載っていた。ちなみに女優さんのきものは千總提供のようでしたね。

2007.1.8 [月] 春らしく訪問着

さてこのお正月は母から譲られた訪問着を着てみた。
2回目のお目見え。
やわらかな桃色に梅が咲いているいかにもお正月きもの。
でへへ、たまにははんなりいいもんだ。

2007.1.7 [日] 雪の中…

朝遅い目に起きてカーテンをあけると…
しゃんしゃん降ってる雪。こんなに吹雪いているのはこの冬初めて。でも出かける頃にはなんとなく明るくなってきて、待ち合わせの場所に行くともう一人きもの姿。

学生の頃の友人なのだが、お互いにきものを着て会ったことはなかった。雪にも負けず、絞りの小紋に羽織姿。おばあちゃんやお母さんとあまり背格好がかわらないので、得しているらしい。いいなあ、大女にはうらやましいこと。こちらは蚊絣泥大島に博多。なんかジーパンばっかりはいていた奴らが、おそろいできものを着て歩いているなんて、不思議な感じ。

いろいろ話しをしていると最近和事に関心ひとしきりだとか。ふんふん、一年に一回ぐらいしか会わないのだけど、こうやって茶飲友達感覚でおばあちゃんになるまでお付き合いしたいもんです。

本日の組み合わせ、シンプルな大島と気持ちいいぐらい真っ赤な博多の八寸の組み合わせ。赤い帯なんていくつまで締められるんだ?と母からもらったときは思ったけど、結構気に入っているのです。まだまだ締めるぞ〜。

2007.1.4 [木] しゅわしゅわおめでとうございます。

新年早々お酒の写真です。(がはは、酒好きは今年も変わりまへん)
今年はグリーンポイントのロゼスパークリングでお祝い。あまりの泡の美しさについ写真を撮りましたがどこまで写っているでしょうか。お味は爽やか、もうちょっとコクが欲しいぐらいのすっきり具合でした。

本年も健康に楽しく、そしてボケないためにも皆様の知識欲を少しでも吸収させていただきたく思っております。

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